JP2016143132A - ファームウェア更新システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ファームウェアの更新が失敗したことを適切に判断することができるファームウェア更新システムを提供する。
【解決手段】 ファームウェア更新システムは、画像形成装置のファームウェアの更新を実行した後、画像形成装置のファームウェアの更新の直後の画像形成装置の起動処理中に画像形成装置にシステムエラーが発生した場合に(S151でYES)、画像形成装置の更新が失敗したと判断する(S152)ことを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、デバイスのファームウェアを更新するファームウェア更新システムに関する。
従来、デバイスのファームウェアを更新するシステムとして、ファームウェアの更新の前の起動時ログと、ファームウェアの更新の後の起動時ログとで処理が異なる場合に、デバイスのファームウェアの更新が失敗したと判断するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011−128702号公報
しかしながら、従来のシステムにおいては、ファームウェアの更新の後に、ファームウェアの更新に起因するエラーがデバイスに発生したとしても、ファームウェアの更新が失敗したことを判断することができないので、ファームウェアの更新が失敗したことを適切に判断することができないという問題がある。
そこで、本発明は、ファームウェアの更新が失敗したことを適切に判断することができるファームウェア更新システムを提供することを目的とする。
本発明のファームウェア更新システムは、デバイスのファームウェアの更新を実行するファームウェア更新手段と、前記更新の失敗を判断する更新失敗判断手段とを備え、前記更新失敗判断手段は、前記更新の後に前記デバイスにエラーが特定の態様で発生した場合に、前記更新が失敗したと判断することを特徴とする。
この構成により、本発明のファームウェア更新システムは、ファームウェアの更新の後にデバイスにエラーが特定の態様で発生した場合にファームウェアの更新が失敗したと判断するので、ファームウェアの更新が失敗したことを適切に判断することができる。
また、本発明のファームウェア更新システムにおいて、前記特定の態様は、前記更新の直後の前記デバイスの起動処理中にエラーが発生した態様であっても良い。
この構成により、本発明のファームウェア更新システムは、ファームウェアの更新の直後のデバイスの起動処理中にエラーが発生した場合にファームウェアの更新が失敗したと判断するので、ファームウェアの更新が失敗したことを早期に判断することができる。
また、本発明のファームウェア更新システムにおいて、前記特定の態様は、前記更新の後の特定の期間に前記デバイスに発生したエラーの発生頻度が、前記更新の前に前記デバイスに発生したエラーの発生頻度より特定の程度以上高い態様であっても良い。
この構成により、本発明のファームウェア更新システムは、ファームウェアの更新の後の特定の期間にデバイスに発生したエラーの発生頻度が、ファームウェアの更新の前にデバイスに発生したエラーの発生頻度より特定の程度以上高い場合にファームウェアの更新が失敗したと判断するので、ファームウェアの更新が失敗したことを更に適切に判断することができる。
また、本発明のファームウェア更新システムにおいて、前記ファームウェア更新手段は、前記更新が失敗したと前記更新失敗判断手段によって判断された場合に、前記デバイスのファームウェアを前記更新前のファームウェアに自動で戻しても良い。
この構成により、本発明のファームウェア更新システムは、ファームウェアの更新が失敗したことを判断した場合に、デバイスのファームウェアを更新前のファームウェアに自動で戻すので、ファームウェアの更新に起因するデバイスのダウンタイムを低減することができる。
また、本発明のファームウェア更新システムは、前記デバイスのファームウェアが前記更新前のファームウェアに前記ファームウェア更新手段によって自動で戻された場合に、前記更新が失敗して前記デバイスのファームウェアが前記更新前のファームウェアに自動で戻されたことを通知する更新失敗通知手段を備えても良い。
この構成により、本発明のファームウェア更新システムは、ファームウェアの更新が失敗してデバイスのファームウェアが更新前のファームウェアに自動で戻されたことを通知するので、デバイスのファームウェアが更新されていない状態であることを利用者に認識させることができる。
また、本発明のファームウェア更新システムにおいて、前記更新が失敗したと前記更新失敗判断手段によって判断された場合に前記更新の失敗を通知する更新失敗通知手段を備え、前記ファームウェア更新手段は、前記デバイスのファームウェアを前記更新前のファームウェアに戻すことが指示された場合に、前記デバイスのファームウェアを前記更新前のファームウェアに戻しても良い。
この構成により、本発明のファームウェア更新システムは、ファームウェアの更新が失敗したと判断した場合にファームウェアの更新の失敗を通知した後、指示に応じてデバイスのファームウェアを更新前のファームウェアに戻すので、ファームウェアの更新が失敗したと判断した後、デバイスのファームウェアを更新前のファームウェアに戻すか否かを利用者に判断させることができる。したがって、本発明のファームウェア更新システムは、例えば、ファームウェアの更新の後にデバイスに発生したエラーの程度に応じて、デバイスのファームウェアが更新前のファームウェアに戻されることができる。
本発明のファームウェア更新システムは、ファームウェアの更新が失敗したことを適切に判断することができる。
本発明の一実施の形態に係るファームウェア更新システムのブロック図である。 図1に示すデバイス管理システムのブロック図である。 図2に示すデバイス管理システムによる画像形成装置のファームウェアバージョンの把握のシーケンス図である。 図1に示すコンピューターからの指示に応じた画像形成装置のファームウェアの更新のシーケンス図である。 デバイス管理システムが画像形成装置のファームウェアの更新が失敗したと判断した場合に、図2に示すデバイス管理システムが画像形成装置のファームウェアを更新前のファームウェアに自動で戻すシーケンス図である。 画像形成装置のファームウェアの更新の直後の画像形成装置の起動処理中に画像形成装置にシステムエラーが発生した場合に、画像形成装置のファームウェアの更新が失敗したと判断する場合の図2に示すデバイス管理システムの動作のフローチャートである。 デバイス管理システムが画像形成装置のファームウェアの更新が失敗したと判断した場合に、図2に示すデバイス管理システムが画像形成装置のファームウェアの更新の失敗を通知するシーケンス図である。 更新後エラー発生頻度が更新前エラー発生頻度より特定の程度以上高い場合に、画像形成装置のファームウェアの更新が失敗したと判断する場合の図2に示すデバイス管理システムの動作のフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係るファームウェア更新システムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るファームウェア更新システム10のブロック図である。
図1に示すように、ファームウェア更新システム10は、デバイスとしての画像形成装置20と、画像形成装置20と同様な多数の画像形成装置と、画像形成装置のファームウェアを書き換えるためのPC(Personal Computer)などのコンピューター30と、画像形成装置を管理するデバイス管理システム40と、ファームウェアを管理するファームウェア管理システム50とを備えている。
以下、ファームウェア更新システム10に含まれる全ての画像形成装置を代表して、画像形成装置20について説明する。
画像形成装置20、コンピューター30、デバイス管理システム40およびファームウェア管理システム50は、例えば、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク11を介して互いに接続可能である。
画像形成装置20は、例えば、MFP(Multifunction Peripheral)、プリンター専用機、コピー専用機、FAX専用機、スキャナー専用機などの機器である。画像形成装置20は、例えば、オフィスなど、画像形成装置20の使用者の環境に設置されている。
コンピューター30は、例えば、画像形成装置20の提供業者側のサービスパーソンの環境に設置されている。
デバイス管理システム40は、例えば、PCなどの1台以上のコンピューターによって構成されている。デバイス管理システム40は、例えば、画像形成装置20の提供業者によって管理されている。
同様に、ファームウェア管理システム50は、例えば、PCなどの1台以上のコンピューターによって構成されている。ファームウェア管理システム50は、例えば、画像形成装置20の提供業者によって管理されている。
デバイス管理システム40およびファームウェア管理システム50は、同一のコンピューターによって構成されていても良い。
図2は、デバイス管理システム40のブロック図である。
図2に示すように、デバイス管理システム40は、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を実行する通信デバイスである通信部41と、各種のデータを記憶しているEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶デバイスである記憶部42と、デバイス管理システム40全体を制御する制御部43とを備えている。
制御部43は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部42に記憶されているプログラムを実行する。
制御部43は、ROMまたは記憶部42に記憶されているプログラムを実行することによって、画像形成装置のファームウェアの更新を実行するファームウェア更新手段43a、ファームウェアの更新の失敗を判断する更新失敗判断手段43b、および、ファームウェアの更新の失敗を通知する更新失敗通知手段43cとして機能する。
次に、ファームウェア更新システム10の動作について説明する。
まず、デバイス管理システム40による画像形成装置20のファームウェアのバージョン(以下「ファームウェアバージョン」と言う。)の把握について説明する。
デバイス管理システム40は、画像形成装置20の状況を監視しているが、画像形成装置20の状況を監視する中で、画像形成装置20のファームウェアバージョンも把握している。
図3は、デバイス管理システム40による画像形成装置20のファームウェアバージョンの把握のシーケンス図である。
図3に示すように、画像形成装置20は、画像形成装置20自身のファームウェアバージョンをデバイス管理システム40に送信する(S101)。
そして、デバイス管理システム40は、S101において画像形成装置20から送信されてきたファームウェアバージョンを、画像形成装置20の識別情報に関連付けてファームウェア管理システム50に登録する(S102)。
次に、コンピューター30からの指示に応じた画像形成装置20のファームウェアの更新について説明する。
図4は、コンピューター30からの指示に応じた画像形成装置20のファームウェアの更新のシーケンス図である。
サービスパーソンが画像形成装置20のファームウェアの更新の指示をコンピューター30に入力すると、図4に示すように、コンピューター30は、画像形成装置20のファームウェアの更新をデバイス管理システム40に指示する(S121)。
次いで、デバイス管理システム40のファームウェア更新手段43aは、S121における指示に応じて、ファームウェアの更新を画像形成装置20に指示する(S122)。
次いで、画像形成装置20は、S122における指示に応じて、更新のためのファームウェアをファームウェア管理システム50から取得する(S123)。ここで、S123において取得されるファームウェアは、例えば、画像形成装置20用の最新のファームウェアである。
そして、画像形成装置20は、現在のファームウェアを、S123において取得したファームウェアに更新する(S124)。
なお、図4に示す動作においては、S121における指示に応じて直ちにS122の処理が実行されるようになっている。しかしながら、S121における指示に画像形成装置20のファームウェアの更新の時間の指定が含まれている場合には、S122の処理は、S121における指示において指定されている時間に実行される。
次に、デバイス管理システム40が画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断した場合に画像形成装置20のファームウェアを更新前のファームウェアに自動で戻すときのファームウェア更新システム10の動作について説明する。
サービスパーソンは、デバイス管理システム40が画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断した場合のデバイス管理システム40の動作を、コンピューター30を介してデバイス管理システム40に設定することができる。設定可能な動作としては、デバイス管理システム40が画像形成装置20のファームウェアを更新前のファームウェアに自動で戻す動作と、デバイス管理システム40が画像形成装置20のファームウェアの更新の失敗を通知する動作との何れかである。
デバイス管理システム40が画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断した場合のデバイス管理システム40の動作として、デバイス管理システム40が画像形成装置20のファームウェアを更新前のファームウェアに自動で戻す動作が設定されている場合、ファームウェア更新システム10は、図5に示すように動作する。
図5は、デバイス管理システム40が画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断した場合に、デバイス管理システム40が画像形成装置20のファームウェアを更新前のファームウェアに自動で戻すシーケンス図である。
図5に示すように、画像形成装置20は、ファームウェアの更新の直後の画像形成装置20自身の起動処理中に画像形成装置20自身にシステムエラーが発生した場合(S141)、ファームウェアの更新の直後の起動処理中にシステムエラーが発生したことをデバイス管理システム40に通知する(S142)。
そして、デバイス管理システム40の更新失敗判断手段43bは、S142における通知に基づいて、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したか否かを図6に示す動作によって判断する。
図6は、画像形成装置20のファームウェアの更新の直後の画像形成装置20の起動処理中に画像形成装置20にシステムエラーが発生した場合に、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断する場合のデバイス管理システム40の動作のフローチャートである。
図6に示すように、デバイス管理システム40の更新失敗判断手段43bは、S142における通知に基づいて、画像形成装置20のファームウェアの更新の直後の画像形成装置20の起動処理中に画像形成装置20にシステムエラーが発生したか否かを判断する(S151)。
更新失敗判断手段43bは、画像形成装置20のファームウェアの更新の直後の画像形成装置20の起動処理中に画像形成装置20にシステムエラーが発生したとS151において判断すると、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断して(S152)、図6に示す動作を終了する。
更新失敗判断手段43bは、画像形成装置20のファームウェアの更新の直後の画像形成装置20の起動処理中に画像形成装置20にシステムエラーが発生していないとS151において判断すると、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗しなかったと判断して(S153)、図6に示す動作を終了する。
図5に示すように、デバイス管理システム40のファームウェア更新手段43aは、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと図6に示す動作によって判断された場合に、画像形成装置20の更新前のファームウェアのファームウェアバージョンをファームウェア管理システム50から取得する(S143)。ここで、ファームウェア管理システム50は、図3に示す動作によって画像形成装置20のファームウェアのファームウェアバージョンを把握しているので、画像形成装置20の更新前のファームウェアのファームウェアバージョンも当然に把握している。
次いで、ファームウェア更新手段43aは、S143において取得したファームウェアバージョンのファームウェアへの更新を画像形成装置20に指示する(S144)。
画像形成装置20は、S144における指示を受けると、S144における指示に応じたファームウェアバージョンのファームウェアをファームウェア管理システム50から取得する(S145)。
そして、画像形成装置20は、現在のファームウェアを、S145において取得したファームウェアに更新する(S146)。
そして、画像形成装置20は、S146におけるファームウェアの更新の完了をデバイス管理システム40に通知する(S147)。
デバイス管理システム40の更新失敗通知手段43cは、S147における通知を受けると、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗して画像形成装置20のファームウェアが更新前のファームウェアに自動で戻されたことをコンピューター30に通知する(S148)。したがって、コンピューター30を使用しているサービスパーソンは、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗して画像形成装置20のファームウェアが更新前のファームウェアに自動で戻されたことを認識することができる。
次に、デバイス管理システム40が画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断した場合に画像形成装置20のファームウェアの更新の失敗を通知するときのファームウェア更新システム10の動作について説明する。
デバイス管理システム40が画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断した場合のデバイス管理システム40の動作として、デバイス管理システム40が画像形成装置20のファームウェアの更新の失敗を通知する動作が設定されている場合、ファームウェア更新システム10は、図7に示すように動作する。
図7は、デバイス管理システム40が画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断した場合に、デバイス管理システム40が画像形成装置20のファームウェアの更新の失敗を通知するシーケンス図である。
図7に示すように、画像形成装置20は、ファームウェアの更新の直後の画像形成装置20自身の起動処理中に画像形成装置20自身にシステムエラーが発生した場合(S141)、ファームウェアの更新の直後の起動処理中にシステムエラーが発生したことをデバイス管理システム40に通知する(S142)。
そして、デバイス管理システム40の更新失敗判断手段43bは、S142における通知に基づいて、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したか否かを図6に示す動作によって判断する。
デバイス管理システム40の更新失敗通知手段43cは、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと図6に示す動作によって判断された場合に、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したことをコンピューター30に通知する(S161)。したがって、コンピューター30を使用しているサービスパーソンは、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したことを認識することができる。
そして、サービスパーソンが画像形成装置20のファームウェアを更新前のファームウェアに戻すことの指示、すなわち、ロールバックの指示をコンピューター30に入力すると、コンピューター30は、画像形成装置20のファームウェアのロールバックをデバイス管理システム40に指示する(S162)。
次いで、デバイス管理システム40のファームウェア更新手段43aは、画像形成装置20の更新前のファームウェアのファームウェアバージョンをファームウェア管理システム50から取得する(S143)。ここで、ファームウェア管理システム50は、図3に示す動作によって画像形成装置20のファームウェアのファームウェアバージョンを把握しているので、画像形成装置20の更新前のファームウェアのファームウェアバージョンも当然に把握している。
次いで、ファームウェア更新手段43aは、S143において取得したファームウェアバージョンのファームウェアへの更新を画像形成装置20に指示する(S144)。
画像形成装置20は、S144における指示を受けると、S144における指示に応じたファームウェアバージョンのファームウェアをファームウェア管理システム50から取得する(S145)。
そして、画像形成装置20は、現在のファームウェアを、S145において取得したファームウェアに更新する(S146)。
なお、図5および図7に示す動作においては、S143の処理において画像形成装置20の更新前のファームウェアのファームウェアバージョンをデバイス管理システム40がファームウェア管理システム50から取得するようになっている。しかしながら、S145の処理において画像形成装置20が更新前のファームウェアのファームウェアバージョンを指定せずに更新前のファームウェアをファームウェア管理システム50から取得するようになっていれば、S143の処理は不要である。
図5および図7に示す動作において、デバイス管理システム40の更新失敗判断手段43bは、ファームウェアの更新の直後の起動処理中にシステムエラーが発生したことが画像形成装置20から通知された場合に、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断する。すなわち、更新失敗判断手段43bは、画像形成装置20のファームウェアの更新の直後の画像形成装置20の起動処理中にシステムエラーが発生した場合に、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断する。しかしながら、更新失敗判断手段43bは、画像形成装置20のファームウェアの更新の直後の画像形成装置20の起動処理中にシステムエラーが発生した場合以外であっても、ファームウェアの更新の後に画像形成装置20にシステムエラーが特定の態様で発生した場合に、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断しても良い。例えば、更新失敗判断手段43bは、ファームウェアの更新の後の特定の期間に画像形成装置20に発生したシステムエラーの発生頻度(以下「更新後エラー発生頻度」と言う。)が、ファームウェアの更新の前に画像形成装置20に発生したシステムエラーの発生頻度(以下「更新前エラー発生頻度」と言う。)より特定の程度以上高い場合に、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断しても良い。
図8は、更新後エラー発生頻度が更新前エラー発生頻度より特定の程度以上高い場合に、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断する場合のデバイス管理システム40の動作のフローチャートである。
図8に示すように、デバイス管理システム40の更新失敗判断手段43bは、ファームウェアの更新の後の特定の期間が経過したと判断するまで、ファームウェアの更新の後の特定の期間が経過したか否かを判断する(S181)。
更新失敗判断手段43bは、ファームウェアの更新の後の特定の期間が経過したとS181において判断すると、更新前エラー発生頻度を算出する(S182)。ここで、デバイス管理システム40は、上述したように画像形成装置20の状況を監視しているが、画像形成装置20の状況を監視する中で、画像形成装置20におけるシステムエラーの発生も把握している。したがって、デバイス管理システム40の更新失敗判断手段43bは、更新前エラー発生頻度を算出することができる。なお、更新前エラー発生頻度は、例えば、何日に1回のペースでシステムエラーが発生しているかを示す値である。
次いで、更新失敗判断手段43bは、更新前エラー発生頻度の算出と同様に、更新後エラー発生頻度を算出する(S183)。
そして、更新失敗判断手段43bは、S183において算出した更新後エラー発生頻度が、S182において算出した更新前エラー発生頻度より特定の程度以上高いか否かを判断する(S184)。
更新失敗判断手段43bは、特定の程度以上高いとS184において判断すると、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断して(S185)、図8に示す動作を終了する。
更新失敗判断手段43bは、特定の程度以上高くはないとS184において判断すると、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗しなかったと判断して(S186)、図8に示す動作を終了する。
以上に説明したように、ファームウェア更新システム10は、画像形成装置20のファームウェアの更新の後に画像形成装置20にシステムエラーが特定の態様で発生した場合に(S151でYESまたはS184でYES)、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断する(S152またはS185)ので、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したことを適切に判断することができる。
なお、画像形成装置20の利用環境は、画像形成装置20の利用者によって様々である。そのため、画像形成装置20は、更新前のファームウェアで問題なく稼働していたとしても、ファームウェアの更新によって利用環境との相性が合わず、エラーが発生する可能性がある。このエラーは、ファームウェアと、画像形成装置20の利用環境との相性が原因であるため、たとえ画像形成装置20におけるファームウェアの更新自体が正常に完了したとしても、発生する可能性がある。ファームウェアの更新によってエラーが発生した場合、画像形成装置20の利用者にとっては、ファームウェアの更新前に利用することができていた画像形成装置20を、ファームウェアの更新後に急に利用することができなくなるので、インパクトが大きい。特に、図4に示すように画像形成装置20の遠隔地に存在するコンピューター30からの画像形成装置20のファームウェアの更新の場合、画像形成装置20が設置されている場所にサービスパーソンが居ないので、画像形成装置20を利用することができなくなる影響は非常に大きい。したがって、本発明の有用性は高い。
ファームウェア更新システム10は、画像形成装置20のファームウェアの更新の直後の画像形成装置20の起動処理中に画像形成装置20にシステムエラーが発生した場合に(S151でYES)、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断する(S152)ので、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したことを早期に判断することができる。
ファームウェア更新システム10は、画像形成装置20のファームウェアの更新の後の特定の期間に画像形成装置20に発生したシステムエラーの発生頻度が、画像形成装置20のファームウェアの更新の前に画像形成装置20に発生したシステムエラーの発生頻度より特定の程度以上高い場合に(S184でYES)、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断する(S185)ので、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したことを更に適切に判断することができる。
ファームウェア更新システム10は、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したことを判断した場合に、画像形成装置20のファームウェアを更新前のファームウェアに自動で戻す(図5におけるS143〜S147)ので、画像形成装置20のファームウェアの更新に起因する画像形成装置20のダウンタイムを低減することができる。
また、ファームウェア更新システム10は、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗して画像形成装置20のファームウェアが更新前のファームウェアに自動で戻されたことを通知する(S148)ので、画像形成装置20のファームウェアが更新されていない状態であることを利用者に認識させることができる。
ファームウェア更新システム10は、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断した場合に画像形成装置20のファームウェアの更新の失敗を通知した(S161)後、指示に応じて画像形成装置20のファームウェアを更新前のファームウェアに戻す(図7におけるS162〜S146)ので、画像形成装置20のファームウェアの更新が失敗したと判断した後、画像形成装置20のファームウェアを更新前のファームウェアに戻すか否かを利用者に判断させることができる。したがって、ファームウェア更新システム10は、例えば、画像形成装置20のファームウェアの更新の後に画像形成装置20に発生したエラーの程度に応じて、画像形成装置20のファームウェアが更新前のファームウェアに戻されることができる。
本発明の「デバイス」は、本実施の形態において画像形成装置であるが、PCなど、画像形成装置以外の機器であっても良い。
10 ファームウェア更新システム
20 画像形成装置(デバイス)
43a ファームウェア更新手段
43b 更新失敗判断手段
43c 更新失敗通知手段

Claims (6)

  1. デバイスのファームウェアの更新を実行するファームウェア更新手段と、
    前記更新の失敗を判断する更新失敗判断手段とを備え、
    前記更新失敗判断手段は、前記更新の後に前記デバイスにエラーが特定の態様で発生した場合に、前記更新が失敗したと判断することを特徴とするファームウェア更新システム。
  2. 前記特定の態様は、前記更新の直後の前記デバイスの起動処理中にエラーが発生した態様であることを特徴とする請求項1に記載のファームウェア更新システム。
  3. 前記特定の態様は、前記更新の後の特定の期間に前記デバイスに発生したエラーの発生頻度が、前記更新の前に前記デバイスに発生したエラーの発生頻度より特定の程度以上高い態様であることを特徴とする請求項1に記載のファームウェア更新システム。
  4. 前記ファームウェア更新手段は、前記更新が失敗したと前記更新失敗判断手段によって判断された場合に、前記デバイスのファームウェアを前記更新前のファームウェアに自動で戻すことを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載のファームウェア更新システム。
  5. 前記デバイスのファームウェアが前記更新前のファームウェアに前記ファームウェア更新手段によって自動で戻された場合に、前記更新が失敗して前記デバイスのファームウェアが前記更新前のファームウェアに自動で戻されたことを通知する更新失敗通知手段を備えることを特徴とする請求項4に記載のファームウェア更新システム。
  6. 前記更新が失敗したと前記更新失敗判断手段によって判断された場合に前記更新の失敗を通知する更新失敗通知手段を備え、
    前記ファームウェア更新手段は、前記デバイスのファームウェアを前記更新前のファームウェアに戻すことが指示された場合に、前記デバイスのファームウェアを前記更新前のファームウェアに戻すことを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載のファームウェア更新システム。
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