JP2016143117A - 定電圧装置及び基準電圧生成回路 - Google Patents

定電圧装置及び基準電圧生成回路 Download PDF

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【目的】温度変動に伴う出力電圧の変動を抑制することが可能な定電圧装置、及びこの定電圧装置に含まれる基準電圧生成回路を提供することを目的とする。
【構成】ダイオード接続された基準電圧生成用のトランジスタとして、このトランジスタの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域のソース・ドレイン間電圧の電圧範囲と等しい電圧範囲内の閾値電圧を有するものを用いる。そして、かかる基準電圧生成トランジスタの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域内のソース・ドレイン間電圧値を有する電圧を基準電圧生成トランジスタに印加することにより基準電圧を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電圧値が一定の出力電圧を生成する定電圧装置、及びこの定電圧装置に含まれる基準電圧生成回路に関する。
現在、電源電圧に基づき、電圧値一定の出力電圧を生成することが可能な定電圧回路が提案されている(例えば特許文献1参照)。この定電圧回路には、自身のソース又はドレインを介して出力電圧を出力する電界効果トランジスタが設けられている。当該電界効果トランジスタのソース又はドレインには、第1のダイオード、第1及び第2の抵抗が直列に接続されている第1の回路と、第3の抵抗及び第2のダイオードが直列に接続されている第2の回路とが並列に接続されている。更に、かかる定電圧回路には、第1及び第2の抵抗同士の接続点の電圧と、第3の抵抗及び第2のダイオード同士の接続点の電圧とを大小比較して得られた比較結果信号を電界効果トランジスタのゲートに印加する比較手段が設けられている。
当該定電圧回路では、第2及び第3の抵抗を同一の抵抗値とし、電界効果トランジスタから出力される出力電圧が所望の電圧値と等しくなる場合に第1及び第2の回路に流れる電流が同一となるように第1の抵抗の抵抗値が設定されている。よって、出力電圧が所望の電圧値と一致していない場合には、第1及び第2の回路に夫々流れる電流量が変化し、それに伴い第1及び第2の抵抗同士の接続点の電圧と、第3の抵抗及びダイオード同士の接続点の電圧とに差異が生じる。この際、電界効果トランジスタが第1及び第2の抵抗同士の接続点の電圧と、第3の抵抗及びダイオード同士の接続点の電圧との差異をゼロにするように動作する。これにより、出力電圧が所望の一定電圧値に維持される。
特開平10−171545号公報
しかしながら、上記した構成では、環境温度の変化に伴う出力電圧の変動を抑制することができないという問題があった。
そこで、本発明は、温度変動に伴う出力電圧の変動を抑制することが可能な定電圧装置、及びこの定電圧装置に含まれる基準電圧生成回路を提供することを目的とする。
本発明に係る定電圧装置は、出力電圧を出力ラインを介して出力する定電圧装置であって、電源電圧がソース端及びドレイン端のうちの一端に印加されていると共に前記ソース端及びドレイン端のうちの他端に前記出力ラインが接続されている出力トランジスタと、前記出力ラインの電圧を分圧して分圧電圧を得る分圧回路と、ドレイン端にゲート端が接続されていると共に前記ドレイン端及びソース端のうちの一端に接地電位が印加されている基準電圧生成トランジスタ、及び前記出力ラインの電圧に基づき前記基準電圧生成トランジスタの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域内のソース・ドレイン間電圧値を有する電圧を基準電圧として前記基準電圧生成トランジスタの前記ドレイン端及びソース端のうちの他端に印加する電圧印加部を含む基準電圧生成回路と、前記分圧電圧の電圧値と前記基準電圧の電圧値との差分値に対応したレベルを有する出力電圧制御信号を前記出力トランジスタのゲート端に供給する差動増幅部と、を有し、前記基準電圧生成トランジスタは、前記境界領域のソース・ドレイン間電圧の電圧範囲と等しい電圧範囲内の閾値電圧を有する。
また、本発明に係る基準電圧生成回路は、供給電圧に基づいて基準電圧を生成する基準電圧生成回路であって、ドレイン端にゲート端が接続されていると共に前記ドレイン端及びソース端のうちの一端に接地電位が印加されている基準電圧生成トランジスタと、前記供給電圧に基づき前記基準電圧生成トランジスタの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域内のソース・ドレイン間電圧値を有する電圧を前記基準電圧として前記基準電圧生成トランジスタの前記ドレイン端及びソース端のうちの他端に印加する電圧印加部と、を含み、前記基準電圧生成トランジスタは、前記境界領域のソース・ドレイン間電圧の電圧範囲と等しい電圧範囲内の閾値電圧を有する。
本発明では、ダイオード接続された基準電圧生成用のトランジスタとして、このトランジスタの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域のソース・ドレイン間電圧の電圧範囲と等しい電圧範囲内の閾値電圧を有するものを用いる。そして、かかる基準電圧生成トランジスタの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域内のソース・ドレイン間電圧値を有する電圧を基準電圧生成トランジスタに印加することにより基準電圧を生成する。
よって、基準電圧生成トランジスタは、温度変化が生じても閾値電圧が変動しない電圧、つまりトランジスタの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域のソース・ドレイン間電圧の電圧範囲内の電圧で動作するので、温度依存性を排除した電圧値一定の基準電圧及び出力電圧を得ることが可能となる。
本発明に係る定電圧装置100を示す回路図である。 基準電圧生成トランジスタQRの飽和領域及び非飽和領域を表す電流電圧特性を示す図である。 本発明に係る定電圧装置100の変形例を示す回路図である。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明に係る定電圧装置100の一例を示す回路図である。定電圧装置100は、一定の電圧値CVを有する出力電圧VTを出力するものであり、図1に示すように、出力トランジスタ10、分圧回路11、基準電圧生成回路12、及び差動増幅器13を有する。
出力トランジスタ10は、例えばpチャネルMOS(Metal-Oxide-Semiconductor)型のトランジスタであり、そのソース端には電源電圧VDDが印加されている。出力トランジスタ10のドレイン端には、出力ラインLLを介して分圧回路11及び基準電圧生成回路12が夫々接続されている。出力トランジスタ10のゲート端には、差動増幅器13が出力した出力電圧制御信号CSが供給されている。出力トランジスタ10は、電源電圧VDDに基づいて上記した出力電圧VTを生成し、これを出力ラインLLを介して分圧回路11及び基準電圧生成回路12に夫々供給する。
分圧回路11は、直列に接続された抵抗Ra及びRbからなる。抵抗Raの一端は出力ラインLLに接続されており、その他端は抵抗Rbの一端に接続されている。抵抗Rbの他端には接地電位GNDが印加されている。
かかる構成により、分圧回路11は、出力電圧VTを抵抗Ra及びRbにて分圧して得られた分圧電圧DVを差動増幅器13の反転入力端に供給する。
尚、抵抗Ra及びRb各々の抵抗値は、出力電圧VTの電圧値が電圧値CVと一致する場合に、分圧電圧DVの電圧値が、後述する基準電圧RVの電圧値と一致するような抵抗値に設定されている。
基準電圧生成回路12は、直列に接続された抵抗R1〜R4からなる直列抵抗群RGと、nチャネルMOS型の基準電圧生成トランジスタQRと、nチャネルMOS型の第1〜第3のトランジスタQ1〜Q3とを有する。
直列抵抗群RGの一端、つまり抵抗R1の一端は出力ラインLLに接続されている。抵抗R1の他端は抵抗R2の一端に接続されている。抵抗R2の他端は、抵抗R3の一端に接続されている。抵抗R3の他端は、抵抗R4の一端に接続されている。直列抵抗群RGの他端、つまり抵抗R4の他端には、差動増幅器13の非反転入力端と基準電圧生成トランジスタQRのドレイン端が夫々接続されている。
抵抗R1及びR2同士の接続点には、トランジスタQ1のドレイン端が接続されており、抵抗R2及びR3同士の接続点には、トランジスタQ2のドレイン端が接続されている。抵抗R2及びR3同士の接続点には、トランジスタQ3のドレイン端が接続されている。
第1のトランジスタQ1のドレイン端及びゲート端は互いに接続されており、そのソース端には接地電位GNDが印加されている。第2のトランジスタQ2のドレイン端及びゲート端は互いに接続されており、そのソース端には接地電位GNDが印加されている。第3のトランジスタQ3のドレイン端及びゲート端は互いに接続されており、そのソース端には接地電位GNDが印加されている。
基準電圧生成トランジスタQRのドレイン端及びゲート端は互いに接続されており、そのソース端には接地電位GNDが印加されている。
すなわち、夫々がダイオード接続された基準電圧生成トランジスタQR及びトランジスタQ1〜Q3が、接地電位GNDを供給する接地ライン(図示せぬ)及び直列抵抗群RG間に設けられているのである。
尚、基準電圧生成トランジスタQRとしては、図2に示すように、この基準電圧生成トランジスタQRの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域のドレイン・ソース間電圧Vdsとして取り得る電圧範囲内の閾値電圧Vthを有するものを用いる。つまり、基準電圧生成トランジスタQRは、閾値電圧Vthが、飽和領域及び非飽和領域間の境界領域のドレイン・ソース間電圧として取り得る電圧範囲内の電圧値と等しくなるようにゲート幅又はゲート長が設定されているMOS形トランジスタである。
かかる構成により、基準電圧生成回路12は、上記した抵抗R4と基準電圧生成トランジスタQRとの接続点の電圧を基準電圧RVとして差動増幅器13の非反転入力端に供給する。この際、基準電圧RVは、基準電圧生成トランジスタQRの閾値電圧Vth以上であり、且つ図2に示すように、基準電圧生成トランジスタQRの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域のドレイン・ソース間電圧Vdsとして取り得る電圧範囲内の電圧値を有する。
差動増幅器13は、上記した分圧電圧DVの電圧値と、基準電圧RVの電圧値との差分値を求め、当該差分値に対応したレベルを有する出力電圧制御信号CSを出力トランジスタ10のゲート端に供給する。
以下に、図1に示す構成からなる定電圧装置100の動作について説明する。
先ず、電源電圧VDDの変動に伴い、例えば出力電圧VTの電圧値が電圧値CVよりも高くなった場合には、分圧電圧DVの電圧値が基準電圧RVの電圧値よりも高くなる。これにより、差動増幅器13から出力された出力電圧制御信号CSのレベルが所定レベルよりも高くなり、出力トランジスタ10のゲート電圧が高くなる。よって、この際、出力トランジスタ10のドレイン・ソース間抵抗が高くなり、出力電圧VTの電圧値が低下する。つまり、出力電圧VTの電圧値が電圧値CVに近づくように制御されるのである。
一方、出力電圧VTの電圧値が電圧値CVよりも低くなった場合には、分圧電圧DVの電圧値が基準電圧RVの電圧値よりも低くなる。これにより、差動増幅器13から出力された出力電圧制御信号CSのレベルが所定レベルよりも低くなり、出力トランジスタ10のゲート電圧が低くなる。よって、この際、出力トランジスタ10のドレイン・ソース間抵抗が低くなり、出力電圧VTの電圧値が増加する。つまり、出力電圧VTの電圧値が電圧値CVに近づくように制御されるのである。
上記した動作により、定電圧装置100では、電源電圧VDDの電圧値の変動に拘わらず、出力電圧VTの電圧値が電圧値CV一定に維持される。
以下に、図1に示す定電圧装置100における分圧回路11及び基準電圧生成回路12各々での温度補償動作について説明する。
分圧回路11では、抵抗Ra及びRbの各々は温度変動に伴って抵抗値が変化するが、互いに同一の割合で抵抗値が変化する。したがって、抵抗Ra及びRbによって生成された分圧電圧DVには、温度変動に伴う電圧値の変動が生じない。
一方、基準電圧生成回路12では、出力電圧VTが出力ラインLLに印加されると、トランジスタQ1〜Q3及び基準電圧生成トランジスタQRの各々がオン状態となり、抵抗R1〜R4を介してこれらトランジスタの各々(Q1〜Q3、QR)に電流が流れる。よって、抵抗R1と抵抗R2との接続点の電圧V1は、出力電圧VTよりも低い電圧となり、抵抗R2と抵抗R3との接続点の電圧V2が、電圧V1よりも低い電圧となる。更に、抵抗R3と抵抗R4との接続点の電圧V3は、電圧V2よりもが低い電圧となり、当該電圧V3よりも基準電圧RVが低電圧となる。
すなわち、抵抗R1〜R4及びトランジスタQ1〜Q3からなる電圧印加部は、出力ラインLLの電圧(VT)を低下させることにより、基準電圧生成トランジスタQRの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域のドレイン・ソース間電圧として取り得る電圧範囲内の電圧を生成し、これを基準電圧生成トランジスタQRに印加する。そして、この際、直列抵抗群RGと基準電圧生成トランジスタQRとの接続点に生じた電圧を、基準電圧RVとして得るのである。
ところで、MOS型トランジスタの閾値電圧は、トランジスタの飽和領域では温度が高くなるほど低くなるが、非飽和領域では温度が高くなるほど高くなる。この際、トランジスタの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域では温度変化に伴う閾値電圧の変動は生じない。
そこで、基準電圧生成回路12では、基準電圧生成トランジスタQRとして、自身の閾値電圧Vthの電圧値が、飽和領域及び非飽和領域間の境界領域のドレイン・ソース間電圧として取り得る電圧範囲内の電圧値と等しくなるように構築されたものを採用している。そして、基準電圧生成トランジスタQRを、飽和領域及び非飽和領域間の境界領域のドレイン・ソース間電圧として取り得る電圧範囲内の電圧で動作させることにより、基準電圧RVを得るようにしている。
よって、基準電圧生成トランジスタは、温度変化が生じても閾値電圧が変動しない電圧、つまりトランジスタの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域のソース・ドレイン間電圧の電圧範囲内の電圧で動作するので、温度依存性を排除した電圧値一定の基準電圧及び出力電圧を得ることが可能となる。
従って、図1に示す定電圧装置100によれば、電源電圧の変動のみならず温度変動が生じた場合であっても、一定の電圧値CVを有する出力電圧VTを出力することが可能となる。
尚、上記実施例においては、出力トランジスタ10としてpチャネルMOS型のトランジスタを採用しているが、nチャネルMOS型のトランジスタを採用しても良い。
また、基準電圧生成トランジスタQR及びトランジスタQ1〜Q3においても、nチャネルMOS型のトランジスタに代えて、図3に示すように、pチャネルMOS型のトランジスタを採用しても良い。
この際、基準電圧生成トランジスタQR及びトランジスタQ1〜Q3として、pチャネルMOS型を採用した場合には、図3に示すように、トランジスタ各々(QR、Q1〜Q3)のドレイン端及びゲート端に接地電位を印加すると共に、夫々のソース端を直列抵抗群RGの各抵抗(R1〜R4)同士の接続点に接続する。尚、図3に示す構成では、基準電圧生成トランジスタQR及びトランジスタQ1〜Q3を除く他の構成については図1に示されるものと同一である。
要するに、図1に示す定電圧装置100としては、以下の出力トランジスタ(10)、分圧回路(11)、基準電圧生成回路(12)、差動増幅部(13)を備えたものであれば良いのである。つまり、出力トランジスタのソース端及びドレイン端のうちの一端には電源電圧が印加されており、そのソース端及びドレイン端のうちの他端には出力ライン(LL)が接続されている。分圧回路は、出力ラインの電圧を分圧して分圧電圧(DV)を得る。基準電圧生成回路は、基準電圧生成トランジスタ(QR)及び電圧印加部(R1〜R4、Q1〜Q3)を含む。
基準電圧生成トランジスタのドレイン端及びゲート端は互いに接続されており、ドレイン端及びソース端のうちの一端には接地電位(GND)が印加されている。電圧印加部は、出力ラインの電圧に基づき基準電圧生成トランジスタの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域内のソース・ドレイン間電圧(Vds)を有する電圧を基準電圧(RV)として基準電圧生成トランジスタのドレイン端及びソース端のうちの他端に印加する。差動増幅部は、上記した分圧電圧の電圧値と基準電圧の電圧値との差分値に対応したレベルを有する出力電圧制御信号(CS)を出力トランジスタのゲート端に供給する。
そして、上記した基準電圧生成トランジスタとして、この基準電圧生成トランジスタの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域のソース・ドレイン間電圧の電圧範囲と等しい電圧範囲内の閾値電圧を有するものを採用するのである。
また、上記実施例では、電圧印加部として、直列に接続された4つの抵抗R1〜R4からなる直列抵抗群RGと、3つのトランジスタQ1〜Q3とを用いてその動作を説明した。しかしながら、直列抵抗群RGにおいて直列に接続する抵抗の段数は4段に限定されず、また、これら抵抗同士の接続点に接続されるトランジスタの数も3個に限定されない。
要するに、直列抵抗群としては、第1〜第n(nは2以上の整数)の抵抗が直列に接続されたものであれば良いのである。この際、第1〜第nの抵抗のうちの一端の抵抗には出力ラインが接続、又は供給電圧が印加されており、第1〜第nの抵抗のうちの他端の抵抗には、基準電圧生成トランジスタQRのドレイン端及びソース端のうちの他端が接続されている。更に、電圧印加部には、第1〜第nの抵抗の各接続点に夫々のドレイン端及びソース端のうちの一端が接続されている第1〜第(n−1)のトランジスタが設けられている。この際、第1〜第(n−1)のトランジスタの各々は、ドレイン端及びソース端のうちの他端に接地電位が印加されており、且つ自身のドレイン端と自身のゲート端とが接続されている。
10 出力トランジスタ
11 分圧回路
12 基準電圧生成回路
13 差動増幅器
Q1〜Q3 トランジスタ
Ra、Rb、R1〜R4 抵抗

Claims (4)

  1. 出力電圧を出力ラインを介して出力する定電圧装置であって、
    電源電圧がソース端及びドレイン端のうちの一端に印加されていると共に前記ソース端及びドレイン端のうちの他端に前記出力ラインが接続されている出力トランジスタと、
    前記出力ラインの電圧を分圧して分圧電圧を得る分圧回路と、
    ドレイン端にゲート端が接続されていると共に前記ドレイン端及びソース端のうちの一端に接地電位が印加されている基準電圧生成トランジスタ、及び前記出力ラインの電圧に基づき前記基準電圧生成トランジスタの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域内のソース・ドレイン間電圧値を有する電圧を基準電圧として前記基準電圧生成トランジスタの前記ドレイン端及びソース端のうちの他端に印加する電圧印加部を含む基準電圧生成回路と、
    前記分圧電圧の電圧値と前記基準電圧の電圧値との差分値に対応したレベルを有する出力電圧制御信号を前記出力トランジスタのゲート端に供給する差動増幅部と、を有し、
    前記基準電圧生成トランジスタは、前記境界領域のソース・ドレイン間電圧の電圧範囲と等しい電圧範囲内の閾値電圧を有することを特徴とする定電圧装置。
  2. 前記電圧印加部は、
    第1〜第n(nは2以上の整数)の抵抗が直列に接続されており、前記第1〜第nの抵抗のうちの一端の抵抗には前記出力ラインが接続されていると共に前記第1〜第nの抵抗のうちの他端の抵抗には前記基準電圧生成トランジスタの前記ドレイン端及びソース端のうちの前記他端が接続されている直列抵抗群と、
    前記第1〜第nの抵抗の各接続点に、夫々のドレイン端及びソース端のうちの一端が接続されている第1〜第(n−1)のトランジスタと、を有し、
    前記第1〜第(n−1)のトランジスタの各々は、前記ドレイン端及びソース端のうちの他端に接地電位が印加されており、且つ前記ドレイン端とゲート端とが接続されていることを特徴とする請求項1記載の定電圧装置。
  3. 供給電圧に基づいて基準電圧を生成する基準電圧生成回路であって、
    ドレイン端にゲート端が接続されていると共に前記ドレイン端及びソース端のうちの一端に接地電位が印加されている基準電圧生成トランジスタと、
    前記供給電圧に基づき前記基準電圧生成トランジスタの飽和領域及び非飽和領域間の境界領域内のソース・ドレイン間電圧値を有する電圧を前記基準電圧として前記基準電圧生成トランジスタの前記ドレイン端及びソース端のうちの他端に印加する電圧印加部と、を含み、
    前記基準電圧生成トランジスタは、前記境界領域のソース・ドレイン間電圧の電圧範囲と等しい電圧範囲内の閾値電圧を有することを特徴とする基準電圧生成回路。
  4. 前記電圧印加部は、
    第1〜第n(nは2以上の整数)の抵抗が直列に接続されており、前記第1〜第nの抵抗のうちの一端の抵抗には前記供給電圧が印加されていると共に、前記第1〜第nの抵抗のうちの他端の抵抗には前記基準電圧生成トランジスタの前記ドレイン端及びソース端のうちの前記他端が接続されている直列抵抗群と、
    前記第1〜第nの抵抗の各接続点に、夫々のドレイン端及びソース端のうちの一端が接続されている第1〜第(n−1)のトランジスタと、を有し、
    前記第1〜第(n−1)のトランジスタの各々は、自身のドレイン端及びソース端のうちの他端に接地電位が印加されており、且つ前記ドレイン端とゲート端とが接続されていることを特徴とする請求項3記載の基準電圧生成回路。
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