JP2016142971A - 焦点検出装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置 - Google Patents

焦点検出装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】合焦すべき被写体に正確にピントを合わせる。【解決手段】システム制御部115はスキャン動作により得られた焦点評価値に応じてフォーカスレンズ104の合焦位置を検出し、当該合焦位置が検出された際のフォーカスレンズのスキャン間隔が所定の間隔以上であると、予め定められたスキャン間隔で再度、スキャン動作させる再スキャン動作を行う。そして、システム制御部は再スキャン動作の際、フォーカスレンズの位置が再スキャン動作の前に検出された合焦位置に達するまでスキャン動作を継続させる。【選択図】図3

Description

焦点検出装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置に関し、特に、電子スチルカメラなどの撮像装置で用いられる焦点検出装置に関する。
一般に、電子スチルカメラ又はビデオカメラなどの撮像装置において、オートフォーカス(以下AFという)制御を行う場合には、CCD(電荷結合素子)などの撮像素子で得られる輝度信号の高周波成分が最大となる位置を合焦位置とする手法が用いられている。例えば、測距範囲の全域に亘ってフォーカスレンズを駆動しつつ撮像素子で得られる輝度信号の高域の周波数成分に応じた評価値(以下焦点評価値という)を記憶する。そして、これら焦点評価値のうちの最大値に対応するフォーカスレンズの位置を合焦位置とする。この手法はスキャン方式と呼ばれている。
さらに、合焦位置を精度よく検出するため、フォーカスレンズを駆動制御する際、所定の時間において焦点評価値の変化量とフォーカスレンズ位置の変化量との比を評価値変化率として算出するようにしたものがある。そして、当該評価値変化率が増加状態又は減少状態にあるかに応じてフォーカスレンズ位置の変更速度を可変とする(特許文献1を参照)。
特許文献1に記載の手法では、フォーカスレンズを制御する際のタイムラグおよび焦点評価値を結んだ曲線(評価値曲線)形状の相違に起因して、フォーカスレンズの加減速制御が良好に行えないことがある。このような場合には、評価値曲線の山(ピーク)付近におけるスキャンが粗なってしまい、合焦位置検出が低下してしまうことになる。
このような問題に対処するため、例えば、通常のスキャンに比べて、スキャン間隔を密とするとともに、所定のスキャン間隔で合焦位置の付近を再度スキャンして合焦位置検出(ピント検出ともいう)の精度を向上するようにしたものがある(特許文献2を参照)。
特開平7−7650号公報 特開2013−130818号公報
前述のように、特許文献2に記載の手法では、スキャン間隔を密として合焦位置の付近で再度のスキャンを行うことによって、ピント精度を向上させるようにしている。しかしながら、スキャンによって得られた焦点評価値のバラつきが大きいと、再度のスキャンを行うことが困難となる。その結果、正確にピントを合わせることが難しくなってしまう。
そこで、本発明の目的は、合焦すべき被写体に正確にピントを合わせることのできる焦点検出装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の技術的特徴として、フォーカスレンズを移動させて画像から焦点評価値を順次取得するスキャン動作を行い、該焦点評価値に基づいて前記フォーカスレンズの合焦位置を求める焦点検出装置の制御方法であって、前記スキャン動作における前記焦点評価値に対応する前記フォーカスレンズの位置の間隔が所定の間隔以上である場合、当該間隔よりも狭い間隔で再度、前記スキャン動作させる制御ステップを有し、前記制御ステップでは、再度、前記スキャン動作をさせる際、前記フォーカスレンズの位置が前回のスキャン動作により取得された合焦位置に達するまでスキャン動作を継続させることを特徴とする。
本発明によれば、再スキャン動作の際、合焦すべき被写体に正確にピントを合わせることができる。
本発明の実施の形態による焦点検出装置を備える撮像装置の一例を示すブロック図である。 図1に示すカメラにおける撮影動作の一例を説明するためのフローチャートである。 図2に示すAFスキャン処理を説明するためのフローチャートである。 図2に示す撮影処理を説明するためのフローチャートである。 図4に示す本露光処理を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態による焦点検出装置の一例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態による焦点検出装置を備える撮像装置の一例を示すブロック図である。
図示の撮像装置は、例えば、電子スチルカメラ(以下単にカメラと呼ぶ)であり、撮影レンズユニット(以下単に撮影レンズと呼ぶ)101を有している。そして、撮影レンズ101にはズーム機構が備えられている。
撮影レンズ101の後段には、絞り及びシャッター102が配置されており、絞り及びシャッター102は撮影レンズ101を通過した光の光量を制御する。さらに、絞り及びシャッター102の後段にはフォーカスレンズ104が配置されている。
フォーカスレンズ104は、撮影レンズ101の光軸に沿って移動可能であり、撮影レンズ101を通過した光学像を撮像素子108に結像させる。つまり、フォーカスレンズ104は撮像素子108上に焦点を合わせることになる。なお、撮影レンズ101、絞りおよびシャッター102、およびフォーカスレンズ104によって撮像光学系が構成される。
AE処理部103は、システム制御部115の制御下で絞り及びシャッター102を駆動制御する。AF処理部105は、システム制御部115の制御下でフォーカスレンズ104を駆動制御する。なお、図示のカメラにはストロボ106が備えられており、EF処理部107は、システム制御部115の制御下でストロボ106を発行制御する。
撮像素子108は、フォーカスレンズ104によって結像した光学像に応じた電気信号(アナログ信号)を出力する。A/D変換部109は、撮像素子108の出力であるアナログ信号を受けて、A/D変換を行ってデジタル信号を出力する。なお、A/D変換部109にはアナログ信号のノイズを除去するためのCDS回路およびA/D変換前に増幅処理を行う非線形増幅回路を有している。
画像処理部110はA/D変換部109の出力であるデジタル信号に対して所定の画像処理を行って画像データを生成する。この際、WB処理部111は画像データに対してホワイトバランス(WB)処理を行う。
フォーマット変換部112は、画像データを予め定められたフォーマットに変換して、DRAM113などの高速内蔵メモリに記録する。そして、DRAM113に記録された画像データは画像記録部114に記録される。なお、画像記録部114はメモリーカードなどの記録媒体とそのインターフェースとを有している。
システム制御部(以下CPUと呼ぶ)115はカメラ全体の制御を司り、例えば、撮影動作の際の撮影シーケンスを制御する。DRAM113に記録された画像データは、CPU115の制御下で画像表示用メモリ(VRAM)116に送られ、表示用画像データとされる。そして、操作表示部117には表示用画像データに応じた画像が表示される。
操作表示部117には画像が表示される他、操作補助のための表示、カメラ状態の表示、および撮影の際の撮影画面と測距領域とが表示される。なお、図示のカメラにはカメラを外部から操作するための操作部118が備えられている。
撮影モードスイッチ(SW)119は顔検出モードをオン又はオフに設定するためのスイッチである。メインSW120はカメラの電源をオンするためのスイッチであり、撮影スタンバイスイッチ(SW1)121はAFおよびAEなどの撮影スタンバイ動作を行うためのスイッチである。さらに、撮影スイッチ(SW2)122はSW1が操作された後、撮影を行う際に操作されるスイッチ(撮影スイッチ)である。
顔検出モジュール123は画像処理部110の出力である画像データから特定の領域である顔領域を検出する。そして、顔検出モジュール123は検出した顔領域に関する顔情報(例えば、画像における位置、大きさ、およびその信頼度)をCPU115に送る。なお、顔領域の検出手法については、既知であるのでここでは説明を省略する。
角速度センサ部124はカメラ自体の動き(方向および速度)を検出してカメラ動き情報としてCPU115に送る。カメラ動き情報に応じて、CPU115はカメラが所謂縦位置の状態で構えられているのか、それとも横位置の状態で構えられているのかを検出することかができる。
ところで、上述のDRAM113は一時的な画像記憶部である高速バッファとして用いられるとともに、画像を圧縮伸張処理する際の作業用メモリとしても用いられる。さらに、操作部118として、カメラによる撮影および画像再生の際の設定などの各種設定を行うメニュースイッチ、撮影レンズのズーム動作を指示するズームレバー、撮影モードと再生モードとを切り替える動作モード切換えスイッチがある。
図2は、図1に示すカメラにおける撮影動作の一例を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、CPU115の制御下で行われる。
撮影動作が開始されると、CPU115は撮影準備を指示するSW1の状態がONであるか否かを判定する(ステップS200)。SW1がOFF/であると(ステップS200において、NO)、CPU115は待機する。
一方、SW1がONであると(ステップS200において、YES)、CPU115は、合焦位置検出フラグをFALSE(偽:オフ)に設定する(ステップS201)。そして、CPU115は、AF処理部105を制御して、後述するAFスキャン処理を行って、AFスキャン結果を得る(ステップS202)。
続いて、CPU115はAFスキャン処理によって合焦位置検出定フラグがTRUE(真:オン)となったか否かを判定する(ステップS203)。合焦位置検出定フラグがTRUEとなると(ステップS203において、YES)、CPU115は再スキャン処理(再スキャン動作ともいう)を行うか否かを決定するため再スキャン判定を行う(ステップS204)。
ステップS204の処理においては、例えば、CPU115は、フォーカスレンズ104の合焦位置を検出した場合のAFスキャンの間隔(つまり、焦点評価値に対応するフォーカスレンズ104の位置の間隔)が所定の間隔以上であると、再スキャン処理を行うと判定する。一方、既に再スキャン処理を行っている場合には、AFスキャンの間隔が所定の間隔以上であっても、CPU115は再スキャン処理を行わないと判定する。
続いて、CPU115は、ステップS204の処理による再スキャン判定結果に応じて再スキャン処理を行うか否かを判定する(ステップS205)。再スキャン処理を行うと判定すると(ステップS205において、YES)、CPU115は再スキャンフラグをTRUEに設定する(ステップS206)。そして、ステップS202で行ったAFスキャン処理で得られた合焦位置を内蔵メモリ(図示せず)記録する(ステップS207)。そして、CPU115はステップS202の処理に戻る。
再スキャン処理を行わないと判定すると(ステップS205において、NO)、CPU115は後述する撮影処理を行って(ステップS208)、撮影動作を終了する。
合焦位置検出フラグがTRUEでないと、つまり、FALSEであると(ステップS203において、NO)、CPU115は操作表示部117に非合焦である旨を示す非合焦表示を行う(ステップS209)。つまり、CPU115は非合焦である旨を報知する。
そして、CPU115は撮影動作を終了する。
なお、図2に示す例では、撮影動作の際に行われるAFスキャン処理について説明したが、撮影動作の際には、CPU115はAE処理部103を制御して絞り及びシャッター102を駆動して操作表示部117に表示される画面の明るさを適切するAE動作を行う。
図3は、図2に示すAFスキャン処理を説明するためのフローチャートである。
AFスキャン処理を開始すると、CPU115はAF処理部105によってフォーカスレンズ104を所定のスキャン開始位置に移動させる(ステップS301)。続いて、撮像素子108から読み出されたアナログ信号がA/D変換部109でデジタル信号に変換される。そして、CPU115の制御下で画像処理部110は画像データから輝度信号を抽出し、CPU115は当該輝度信号を焦点評価値として内蔵メモリに記憶する(ステップS302)。
次に、CPU115はAF処理部105からフォーカスレンズ104の現在位置を得て内蔵メモリに当該現在位置を記憶する(ステップS303)。そして、CPU115は順次取得された焦点評価値に基づいて合焦判定を行う(ステップS304)。なお、合焦判定の手法として、種々の手法が知られており、ここでは詳細な説明を省略するが、焦点評価値に基づき、所定の条件を満たした際に合焦と判定する。
続いて、CPU115は焦点評価値に対する合焦位置を算出し内蔵メモリに当該合焦位置を記憶する(ステップS305)。なお、合焦位置を示す数値はフォーカスレンズ104の位置を表す数値であり、合焦位置を示す数値は、フォーカスレンズ駆動用モータにステッピングモータを用いた際にはパルス数に相当し、数値が小さい側を至近側とする。
次に、CPU115は合焦位置を特定できたか否かを判定する(ステップS306)。合焦位置が特定できないと(ステップS306において、NO)、CPU115はフォーカスレンズ104の現在位置がスキャン終了位置であるか否かを判定する(ステップS307)。そして、フォーカスレンズ104の現在位置がスキャン終了位置であると(ステップS307において、YES)、CPU115はAFスキャン処理を終了して、図2に示すステップS203の処理に進む。
一方、フォーカスレンズ104の現在位置がスキャン終了位置でないと(ステップS307において、NO)、CPU115は、ステップS302で得た焦点評価値に基づいて算出される合焦度に応じてフォーカスレンズ104の駆動速度を求める(ステップS308)。なお、合焦度とは、撮像素子108から読み出されたアナログ信号(つまり、画像)がどの程度ピントが合っているかを示すものであり、例えば、AF枠における焦点評価値の最大値を、AF枠における焦点評価値の最大値−最小値のピーク値で除算したものである。
続いて、CPU115はAF処理部105によってフォーカスレンズ104をAFスキャンの終了方向に向かって所定移動量だけ移動させる(ステップS309)。そして、CPU115はステップS302の処理に戻る。合焦位置が特定できると(ステップS306において、YES)、CPU115は再スキャンフラグがTRUEであるか否かを判定する(ステップS310)。再スキャンフラグがTRUEであると(ステップS310において、YES)、CPU115は、図2に示すステップS207で記録した合焦位置とフォーカスレンズ104の現在位置とを比較する。そして、CPU115はフォーカスレンズ104の現在位置が合焦位置を越えたか否かを判定する(ステップS311)。
フォーカスレンズ104の現在位置が合焦位置を越えていないと(ステップS311において、NO)、CPU115はステップS307の処理に進む。一方、フォーカスレンズ104の現在位置が合焦位置を越えると(ステップS311において、YES)、CPU115は合焦位置検出フラグをTRUEとする(ステップS312)。そして、CPU115は図2に示すステップS203の処理に進む。
また、上記のAFスキャンにおける各ステップは、S309のレンズ所定量移動の完了を待つ必要はなく、レンズを移動させながら焦点評価値の取得(ステップS302)や、レンズ位置の取得(ステップS303)などの一連の動作を行ってもよい。
このように、再度、前記スキャン動作をさせる際、前記フォーカスレンズの位置が前回のスキャン動作により取得された合焦位置に達するまでスキャン動作を継続させることで、偽山による合焦を回避できるなど、合焦位置の検出精度を高めることができる。
図4は、図2に示す撮影処理を説明するためのフローチャートである。
撮影処理を開始すると、CPU115はAE処理部103によって本露光用のAE処理を行う(ステップS401)。そして、CPU115は撮影スイッチSW2がONであるか否かを判定する(ステップS402)。撮影スイッチSW2がONであると(ステップS402において、YES)、CPU115は、後述するようにして本露光処理を行って(ステップS403)、撮影処理を終了する。
撮影スイッチSW2がOFFであると(ステップS402において、NO)、CPU115は、撮影スタンバイスイッチSW1がONであるか否かを判定する(ステップS404)。撮影スタンバイスイッチSW1がONであると(ステップS404において、YES)、CPU115はステップS402の処理に戻る。一方、撮影スタンバイスイッチSW1がOFFであると(ステップS404において、NO)、CPU115は撮影処理を終了する。
図5は、図4に示す本露光処理を説明するためのフローチャートである。
本露光処理が開始されると、CPU115の制御下で撮像素子108の露光が行われる(ステップS501)。その後、CPU115の制御下で撮像素子108に蓄積された電荷が読み出される(ステップS502)。そして、A/D変換部109は撮像素子108から読み出されたアナログ信号をデジタル信号に変換する(ステップS503)。続いて、画像処理部110は、A/D変換部109の出力であるデジタル信号に所定の画像処理を施して、画像データを生成する(ステップS504)。
次に、CPU115の制御下で、フォーマット変換部112は画像データをJPEGなどの所定のフォーマットに応じて圧縮して圧縮画像データとする(ステップS505)。そして、この圧縮画像データは一旦DRAM113に記録される。続いて、CPU115はDRAM113に記録された画像記録部114は圧縮画像データを画像記録部114に送って記録媒体に記録する(ステップS506)。そして、CPU115は本露光処理を終了する。
このように、本発明の実施の形態では、フォーカスレンズをスキャン動作させて画像データから焦点評価値を得て、当該焦点評価値に応じて合焦位置を判定する焦点検出を行う。この際、合焦位置を検出した際のフォーカスレンズのスキャン間隔が予め定められたスキャン間隔以上であると、所定の移動速度で再度のスキャン動作を行う。そして、再度のスキャン動作を開始する前に得た合焦位置に達するまでは合焦判定を行わない。これによって、合焦すべき被写体に正確にピントを合わせることができる。
上述の説明から明らかなように、図1に示す例では、画像処理部110、CPU115、およびAF処理部105が制御手段として機能する。また、撮影レンズ101、絞りおよびシャッター102、フォーカスレンズ104、撮像素子108、およびA/D変換部109が撮像手段として機能する。なお、少なくとも画像処理部110、CPU115、およびAF処理部105が焦点検出装置を構成する。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を焦点検出装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを焦点検出装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
103 AE処理部
104 フォーカスレンズ
105 AF処理部
108 撮像素子
110 画像処理部
115 システム制御部(CPU)
119 撮影モードスイッチ
120 メインスイッチ
121 撮影スタンバイスイッチ
122 撮影スイッチ

Claims (6)

  1. フォーカスレンズを移動させて画像から焦点評価値を順次取得するスキャン動作を行い、該焦点評価値に基づいて前記フォーカスレンズの合焦位置を求める焦点検出装置であって、
    前記スキャン動作における前記焦点評価値に対応する前記フォーカスレンズの位置の間隔が所定の間隔以上である場合、当該間隔よりも狭い間隔で再度、前記スキャン動作させる制御手段を有し、
    前記制御手段は、再度、前記スキャン動作をさせる際、前記フォーカスレンズの位置が前回のスキャン動作により取得された合焦位置に達するまでスキャン動作を継続させることを特徴とする焦点検出装置。
  2. 前記制御手段は、再度、前記スキャン動作をさせる際、前記フォーカスレンズの位置が前回のスキャン動作により取得された合焦位置に達した後に、前記焦点評価値に基づき、所定の条件を満たした際に合焦と判定した場合、又は予め定められたスキャン終了位置に達した場合に、前記スキャン動作を終了することを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  3. 前記制御手段は、再度、前記スキャン動作をさせる際、前記フォーカスレンズの位置が前回のスキャン動作により取得された合焦位置に達した後の前記スキャン動作によって合焦位置の検出ができなかった場合であって、前記フォーカスレンズの位置が前回のスキャン動作により取得された合焦位置に達する前に合焦位置の検出ができていた場合に、前記フォーカスレンズの位置が前回のスキャン動作により取得された合焦位置に達する前に検出された合焦位置を、再度の前記スキャン動作の合焦位置とすることを特徴とする請求項2に記載の焦点検出装置。
  4. 前記フォーカスレンズを備える撮像光学系を介して被写体を撮像して画像を得る撮像手段と、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の焦点検出装置と、
    前記焦点検出装置によって検出された合焦位置における画像を記録する記録手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  5. フォーカスレンズを移動させて画像から焦点評価値を順次取得するスキャン動作を行い、該焦点評価値に基づいて前記フォーカスレンズの合焦位置を求める焦点検出装置の制御方法であって、
    前記スキャン動作における前記焦点評価値に対応する前記フォーカスレンズの位置の間隔が所定の間隔以上である場合、当該間隔よりも狭い間隔で再度、前記スキャン動作させる制御ステップを有し、
    前記制御ステップでは、再度、前記スキャン動作をさせる際、前記フォーカスレンズの位置が前回のスキャン動作により取得された合焦位置に達するまでスキャン動作を継続させることを特徴とする制御方法。
  6. フォーカスレンズを移動させて画像から焦点評価値を順次取得するスキャン動作を行い、該焦点評価値に基づいて前記フォーカスレンズの合焦位置を求める焦点検出装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記焦点検出装置が備えるコンピュータに、
    前記スキャン動作における前記焦点評価値に対応する前記フォーカスレンズの位置の間隔が所定の間隔以上である場合、当該間隔よりも狭い間隔で再度、前記スキャン動作させる制御ステップを実行させ、
    前記制御ステップでは、再度、前記スキャン動作をさせる際、前記フォーカスレンズの位置が前回のスキャン動作により取得された合焦位置に達するまでスキャン動作を継続させることを特徴とする制御プログラム。
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