JP2016141137A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】殺菌力を持たないインクを用いる場合であっても細菌などを増殖させることなく使用を継続することのできる、印刷に使用されなかったインクをインクタンクに戻す方式のインクジェットプリンタが求められている。
【解決手段】インクジェットプリンタ1は、インクKを貯留するインクタンク2と、インクタンク2からのインクKを被印刷物Tの表面に向けて噴射するノズル11を備えるプリントヘッド3と、インクタンク2のインクKをプリントヘッド3に供給する供給管24を備えるインク供給機構4と、プリントヘッド11に供給されたインクKのうち印刷に使用されなかったインクをインクタンク2に戻す戻し管17,20,22を備えるインク戻し機構5と、を有して成り、戻し管22内を流通するインクKに紫外線を照射する紫外線殺菌ユニット6を戻し管22に配備したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷に使用されなかったインクをインクタンクに戻して再使用するインクジェットプリンタに係り、詳しくは、特に食品や薬錠剤などの印刷に供されるインクを殺菌しながら用いるインクジェットプリンタに関するものである。
経口される食品や薬錠剤の表面に直に印字を行なうには、食品衛生法や薬事法に定められた成分のみで調製したインクを使用する必要がある。インクジェットプリンタのインクにおいて一般的なものでは、そもそも生菌が生存できないような溶剤を使用したり、あるいは生菌の増殖防止のために殺菌力のある薬剤(殺菌剤等)や溶媒(アルコール等)を使用したりしている。しかしながら、食品や薬錠剤の印字に使用するインクでは、食品衛生法や薬事法の規制を受けるため、そのような薬剤や溶媒は概ね用いることができない。
一方で、インクジェットプリンタの構成部品の材質によっては、インクの性状に対して耐薬品性や耐溶剤性が不足して用いることができない部品もある。そのため、所望する性状のインクを調製したとしても使用できないことがあった。他方で、食品や薬錠剤などに対する直接印字や表示の必要性が高まり、なおかつそのインクの殺菌状態を保つことも不可欠であるので、前記した条件によるインク自体の殺菌力だけに期待することはできない。
特開2007-105929号公報 登録実用新案第3161546号公報
そこで、インク以外、例えばインクジェットプリンタに殺菌機能を持たせるために、紫外線をインクに照射して殺菌することが考えられる。そのようなものとして、特許文献1では、カビ発生防止を目的とする紫外線照射装置を、インクタンクに設けたものが開示されている。しかしながら、インクは一般に不透明であり、特に紫外線は表面からあまり深く透過できないため、低出力の紫外線照射では充分に殺菌力を及ぼすことができない。そして、実用化するには出力の大きな冷陰極線ランプや水銀ランプなどの大がかりな紫外線照射装置が必要となり、装置の価格や設置スペースが増大化する。また、大出力の紫外線照射装置は発熱量が多く、インク材質やタンク材質の変質や、タンク内に在る空気がオゾン化するなどの弊害を招くおそれがある。
一方、特許文献2では、インクカートリッジに紫外線LEDを取り付けたものが開示されている。しかしながら、一般にインクカートリッジは小容量であって収容インクを使い切る方式であり、少量であるがために殺菌は可能であるが、インクの注ぎ足し補充はできない。
因みに、一般のインクジェットプリンタにおいて、インクは装置内で或る程度の期間滞留し外気にも触れるため、殺菌力を持たないインクでは、使用中に細菌類が増殖する恐れがある。他方で、食品や薬錠剤に直に印字する必要性が増えている。そのために、殺菌力を待たないインクを用いる場合であっても、細菌やカビなどを増殖させることなく継続使用できるインクジェットプリンタが嘱望されている。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、印刷に使用されなかったインクをインクタンクに戻す方式のプリンタにおいて、殺菌力を持たないインクを用いる場合であっても細菌などを増殖させることなく使用を継続することのできるインクジェットプリンタの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るインクジェットプリンタは、インクを貯留するインクタンクと、該インクタンクからのインクを被印刷物の表面に向けて噴射するノズルを備えるプリントヘッドと、前記インクタンクのインクを前記プリントヘッドに供給する供給管を備えるインク供給機構と、前記プリントヘッドに供給されたインクを前記インクタンクに戻す戻し管を備えるインク戻し機構と、を有して成るインクジェットプリンタであって、前記供給管または前記戻し管に、該供給管内または該戻し管内を流通するインクに紫外線を照射する紫外線殺菌ユニットを配備したものである。
また、前記構成において、プリントヘッドが、インクタンクからのインクをインク滴として一定周期で連続的に噴射させる連続アクチュエータと、該連続アクチュエータにより噴射されたインク滴を帯電させる帯電機構と、該帯電機構により帯電されたインク滴の飛行経路を偏向させる偏向機構と、を有して成り、
前記インク戻し機構が、プリントヘッドのノズルから噴射されたインクのうち印刷に使用されないインクを収受するガターと、該ガターとインクタンクとを連結する戻し管と、該戻し管に配備された戻し用ポンプと、を有して成るものである。
そして、前記した各構成において、前記プリントヘッドが、インクタンクからの供給管が連結されたインク貯留室と、該インク貯留室内のインクを印刷の必要に応じて噴射させる適時アクチュエータと、を有して成り、前記インク戻し機構が、前記プリントヘッドのインク貯留室と前記インクタンクとを連結する戻し管を有して成り、前記プリントヘッドから噴射されなかったインクを前記戻し管から前記インクタンクに戻す構成にされているものである。
更に、前記した各構成において、紫外線殺菌ユニットは、片面が開口した凹陥状のインク殺菌室を備えるユニットケーシングと、前記インク殺菌室の片面開口を密閉状に蓋止する紫外線透過自在の蓋部材と、前記インク殺菌室の外方位置で前記蓋部材に対向配備されていて前記蓋部材を透して前記インク殺菌室内のインクに紫外線を照射する紫外線照射器と、から構成されていることを特徴とするものである。
また、前記した各構成において、蓋部材が石英ガラスで構成され、かつ、インク殺菌室における片面開口の開口縁から底面までの深さが0.1mm以上1mm以下にされていることを特徴とするものである。
そして、前記した各構成において、紫外線殺菌ユニットの紫外線照射器が1灯または複数灯用いられるとともに、紫外線照射器が紫外線発光ダイオードを備えているものである。
本発明に係るインクジェットプリンタによれば、インクの供給管または戻し管に、供給管内または戻し管内を流通するインクに紫外線を照射する紫外線殺菌ユニットが配備されているので、例えば殺菌性薬剤やアルコールの濃度が低いインクまたはアルコールを含まず水の含有割合も多いインク、すなわち殺菌力のないインクを使用した場合であっても、インク周回管路内を流通するインクの殺菌が行なえるので、細菌やカビなどを生長増殖させることなく安全な衛生状態を保つことができる。すなわち、インクを循環させながら徐々に、そして次々と殺菌することで、インク全体が殺菌され続け得るのである。
また、ノズルから噴射されたインクのうち印刷に使用されないインクをガターで収受してインクタンクに戻す連続式のインクジェットプリンタ、または、印刷の必要に応じてインクをプリントヘッドから噴射させるとともに噴射されないインクをインクタンクに戻すオンデマンド式のインクジェットプリンタのいずれであっても、インク周回管路内を流通するインクの殺菌が行なえるので、殺菌力のないインクを使用した場合でも、細菌などを増殖させることなく安全な衛生状態を保つことができる。
更に、紫外線殺菌ユニットが、インク殺菌室を備えるユニットケーシングと、紫外線透過自在の蓋部材と、蓋部材を透してインク殺菌室内のインクに紫外線を照射する紫外線照射器と、から構成されているものでは、片面からの紫外線照射によるコンパクトで堅牢な紫外線殺菌ユニットを提供できる。また、蓋部材により蓋止されたインク殺菌室の密閉構造により、インク殺菌室内にはインクだけを充満させることができるから、インクだけに効率よく紫外線を照射して空気をオゾン化することがない。
また、蓋部材が石英ガラスで構成され、かつ、インク殺菌室の深さが0.1mm以上1mm以下にされているものでは、浅く扁平な平面状のインク殺菌室内でインクに紫外線を照射するので、紫外線照射面積を広く確保できるとともに紫外線照射時間を長く確保でき、インク循環量が多くない場合や紫外線が透過しにくいインクを使用している場合でも、インクを効率よく殺菌することができる。尚、インク殺菌室の深さが0.1mmを下回ると、インクに含まれている顔料や染料の凝集や樹脂類の劣化などによりインク殺菌室内で詰まりを生じるおそれがあるので好ましくない。一方、インク殺菌室の深さが1.0mmを上回ると、紫外線が透過しにくいインクを用いる場合に、十分な殺菌効果を得られないおそれがある。また、石英ガラスは、含まれる金属不純物の量が極めて少なくほぼ酸化ケイ素だけから構成されているので、高紫外線透過性、高耐熱性ならびに耐薬品性の優れた蓋部材を提供でき、ひいてはよりいっそう高い殺菌性をもたらすことができる。
そして、紫外線殺菌ユニットの紫外線照射器が1灯または複数灯用いられるとともに、紫外線照射器が紫外線発光ダイオードを備えているものでは、インクの紫外線透過性やインク戻し量に応じて紫外線照射器の設置台数を決定できる。また、殺菌効果が非常に高い270nm付近の波長を含む紫外線を発する紫外線発光ダイオードを使用することで、より小型で高効率な紫外線殺菌ユニットを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタの概略構成図である。 前記インクジェットプリンタに用いられる紫外線殺菌ユニットの外観図である。 前記紫外線殺菌ユニットの正面図である。 前記紫外線殺菌ユニットの紫外線照射部の基台部を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。 前記紫外線殺菌ユニットの紫外線照射部の平面図である。 前記紫外線殺菌ユニットの殺菌室部のユニットケーシングを示す図であって、(a)は側面図、(b)は底面図である。 図2のA−A線矢視に対応した前記紫外線殺菌ユニットの殺菌室部の断面図である。 本発明の別の実施形態に係るインクジェットプリンタの概略構成図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に述べる実施形態は本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものでない。図1は本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタの概略構成図である。
図において、この実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、インクKを貯留するインクタンク2と、インクタンク2からのインクKを被印刷物Tの表面に向けて噴射するノズル11を備えるプリントヘッド3と、インクタンク2のインクKをプリントヘッド3に供給する供給管24を備えるインク供給機構4と、プリントヘッド3に供給されたインクKをインクタンク2に戻す戻し管17,20,22を備えるインク戻し機構5と、から構成されている。
前記のプリントヘッド3は、インク滴Kdを噴き出すノズル11が先端に形成されているヘッドケーシング10と、ヘッドケーシング10内に配備されて一定周期で連続的にインク滴Kdをノズル11から噴射させる連続アクチュエータ12と、ノズル11から噴き出されたインク滴Kdの全てを所定電圧に帯電させる帯電電極などから成る帯電機構13と、帯電機構13の作動により帯電したインク滴Kdのうち被印刷物Tの所定の印刷目標位置に当てるためのインク滴Kdに電荷を与えて飛行経路を変えさせる偏向電極などから成る偏向機構14と、から構成されている。
前記のインク供給機構4は、インクタンク2のインク出側とプリントヘッド3のヘッドケーシング10とを接続する供給管24、供給管24の途中に配備された供給ポンプ25、およびインクフィルタ(符号付け省略)などから構成されている。前記のインク戻し機構5は、プリントヘッド3の偏向機構14の前方位置に配備されたガター15と、このガター15に収受された回収インクKrを一時受けタンク18に移送する移送ポンプ16と、移送ポンプ16の吐出側と一時受けタンク18の入側とを接続する戻し管17と、戻し管17の途中に合流接続されていて一時受けタンク18に流入した回収インクKrの消泡を行なう消泡機構23と、一時受けタンク18の出側と戻し用ポンプ21の入側とを接続する戻し管20と、戻し管20の途中に合流接続されていて回収インクKrを希釈するための溶剤Solを貯留する溶剤タンク19と、戻し用ポンプ21の吐出側とインクタンク2の入側とを接続する戻し管22と、から構成されている。前記の戻し管22には、紫外線殺菌ユニット6が配備されている。この紫外線殺菌ユニット6は、供給管22内を流通するインクKを殺菌するようになっている。ガター15は、プリントヘッド3のノズル11から噴射されたインク滴Kdのうち被印刷物T表面の印刷に使用されないインク滴Kdを収受するものである。
前記の紫外線殺菌ユニット6は、図2および図3に示すように、殺菌室部7と、紫外線照射部8と、から構成されている。殺菌室部7は、片面開口50Aを有して凹陥状に形成されたインク殺菌室50を備える例えばステンレス鋼製のユニットケーシング37と、インク殺菌室50の片面開口50Aを密閉状に蓋止する紫外線透過自在の蓋部材52と、ユニットケーシング37の上面に取り付けられる1対の接続金具40,40と、から構成されている。蓋部材52はユニットケーシング37の下面、すなわち片面開口50Aの周縁部に例えば接着剤51で固着される。そして、紫外線照射部8は、基台部27と、基台部27の上面27Aに設置された紫外線照射器31と、から構成されている。
紫外線照射部8の基台部27は例えばアルミニウム製であり、図4に示すように、平板部27Aと、平板部27Aの両側辺から垂下した脚部と、から側面視逆凹字状に形成されている。平板部27Aの四隅には、ボルト穴28,28,28,28が形成されている。また、平板部27Aには、4つで1組の照射器取付穴29,29,29,29が板長手方向に3組並べて形成されている。これらの3組の照射器取付穴29により、3基の紫外線照射器31を同時に用いることも可能である。但し、本発明は3組の照射器取付穴29に限るものでなく、2組または4組以上設けても構わない。
そして、図5に示すように、平板部27Aの例えば中央部の照射器取付穴29,29,29,29に、紫外線照射器31が設置されビス36,36,36,36の螺止によって固定されている。紫外線照射器31は、平面視矩形状の基板32上の略中央部に紫外線発光ダイオード34が配備されており、紫外線発光ダイオード34の周囲は、衝撃保護用のガード壁33で囲まれている。また、基板32上には、紫外線発光ダイオード34の作動を制御する制御回路35が設けられている。この紫外線照射器31は例えばパナソニックフォトライティング社製の型式UV−EC910ZAであり、紫外線照射器31で用いられる紫外線発光ダイオード34は波長270nmから280nmの紫外線を発するようになっている。基板32の四隅には、ビス36を通すためのビス穴(図示省略)がそれぞれ形成されている。平板部27Aの上面でボルト穴28,28,28,28の周囲には、円筒状のスペーサ30,30,30,30が載置される。
前記の殺菌室部7のユニットケーシング37は、図6に示すように、例えばステンレス鋼製で高さHの矩形厚板状に形成されていて、その下面には片面開口(下面開口)50Aを有して上向きに陥入する凹陥状のインク殺菌室50が形成されている。インク殺菌室50内の長尺方向の両端近傍位置に、上下貫通する連通孔45,45が形成されている。連通孔45,45間の流路間隔Lは、使用するインクKの種類や成分、インク量と紫外線照射器31の長さを勘案して最終的に決定される。そして、インク殺菌室50は、幅Wが連通孔45の内径よりも広い例えば10mm程度の長尺路に形成されている。また、インク殺菌室50の深さDはなるべく浅いほうが殺菌には有利であるが、インクK中の顔料や染料の凝集などによる詰まりが問題になり易いため、0.1mm以上1.0mm以下、より好ましくは0.3mm以上0.7mm以下である。また、各連通孔45の内周壁には、それぞれ雌ネジ部46が形成されている。そして、ユニットケーシング37の四隅部には、内壁が雌ネジ部になっているボルト穴38,38,38,38が上下貫通して形成されている。
このユニットケーシング37は、図6および図7に示すように、インク殺菌室50の片面開口50Aの周縁部を密閉状に蓋止する紫外線透過自在の蓋部材52が、例えば接着剤51などにより固定される。蓋部材52は例えば石英ガラスで構成されている。また、蓋止状態の蓋部材52(すなわち片面開口50Aの開口縁)からインク殺菌室50の底面50B(この例の配置では天井面である)までの深さDは例えば0.5mmに設定されている。但し、前記した固定態様は、接着剤51に替えて、蓋部材52を保持するクランプ枠材、および蓋部材52の周縁部と片面開口50Aの開口縁との間に介装されるシートパッキン(いずれも図示省略)などを用いる固定態様であっても構わない。
因みに、前記のような諸々の寸法設定により、インク殺菌室50の幅W方向に沿う流路断面積は、連通孔45の径方向の流路断面積よりも広くされている。これにより、連通孔45,45間でインク殺菌室50内を流れるインクKの流速を戻し管22内よりも極力遅くして、少しでも紫外線照射時間を稼げるようにしている。
そして、ユニットケーシング37の連通孔45,45に、1組の接続金具40,40が取り付けられる。各接続金具40は、戻し管22がつながれる上端の口金部42と、口金部42の下方に設けられてスパナなどにより回されるナット部43と、ナット部43の下方に設けられた雄ネジ部44と、から一体に構成されている。接続金具40内は上下に連通する通液路41となっている。そして、接続金具40は、シートパッキン47を装着された雄ネジ部44がユニットケーシング37の連通孔45の雌ネジ部46に螺止されて固定される。これら接続金具40,40の口金部42,42は、インクジェットプリンタ1の戻し管22,22に接続される。すなわち、インク殺菌室50は接続金具40,40を介して戻し管22の一部になっている。
上記のように組み立てられた基台部27の下面から、ボトル穴28,28,28,28内およびスペーサ30,30,30,30内を経てボルト39,39,39,39が上向きに挿通される。そして、各ボルト39の雄ネジ部が各ボルト穴38の雌ネジ部に螺止されることにより、図2および図3に示したように全体が固定される。このとき、紫外線照射器31のガード壁33を蓋部材52の下面にできるだけ近づけるように、各スペーサ30の高さが設定されている。すなわち、紫外線照射器31の紫外線発光ダイオード34は、インク殺菌室50の下方位置(外方位置)で蓋部材52に対向配備されていて蓋部材52を透してインク殺菌室50内のインクKに紫外線を照射するようになっている。
上記のように構成されたインクジェットプリンタ1の作用を次に説明する。図1において、インクタンク2のインクKは供給ポンプ25の駆動により供給管24を経てヘッドケーシング10に送られる。ヘッドケーシング10に送られたインクKは、連続アクチュエータ12の周期的作動によりノズル11から一定時間間隔で連続的にインク滴Kdとして噴射され帯電機構13で帯電される。それらのインク滴Kd,Kd,Kd,・・・のうち、印刷に供されるインク滴Kdは、偏向機構14で電荷を受けて直進飛行経路から偏向して被印刷物T表面の印刷目標位置に着弾する。一方、印刷に供されないインク滴Kdは、偏向機構14で電荷を受けることなくそのまま直進してガター15に収容される。ガター15に収容された回収インクKrは移送ポンプ16の駆動により送られ、消泡機構23で処理されながら戻し管17を経て一時受けタンク18に一時的に貯留される。そして、一時受けタンク18の回収インクKrが溶剤タンク19の溶剤Solで希釈されて規定粘度のインクKに調製されながら戻し管20を経て、戻し用ポンプ21から戻し管22へ送り出される。そして、紫外線殺菌ユニット6入側の接続金具40から殺菌室部7のインク殺菌室50に入ったインクKは、紫外線照射部8の紫外線発光ダイオード34から発せられて蓋部材52を透過した紫外線を照射される。その後、出側の接続金具40から出たインクKは戻し管22を経てインクタンク2に戻される。このようにして、印刷に供されなかった回収インクKrは、紫外線殺菌ユニット6で紫外線照射を受けながら周回管路内を循環する。すなわち、インクを循環させながら徐々に、そして次々と殺菌することで、インク全体が殺菌され続ける。
以上のように、このインクジェットプリンタ1によれば、プリンタの作動によりノズル11から噴射されたインクKがガター15から戻し用ポンプ21を経て紫外線殺菌ユニット6の殺菌室部7を通っている間は、紫外線照射器31を作動させてインク殺菌室50中のインクKに紫外線を照射し続けることにより、プリンタ内のインクを順次照射処理して最終的にインク全体の殺菌を行なうことができる。また、深さDが0.5mmと浅く幅広扁平な平面状流路であるインク殺菌室50内でインクKに紫外線を照射するので、紫外線照射面積を広く確保でき、インク循環量が多くない場合や紫外線が透過しにくいインクを使用する場合でも、インクを効率よく殺菌して細菌やカビの生育・増殖を防ぐことができる。
ところで、インクジェットプリンタにおいては、例えば水の割合が多く殺菌薬剤やアルコール濃度が低いインクまたはこれらを含まないインク、すなわち殺菌力を持たないインクを使用する場合でも、この紫外線殺菌ユニット6を使用することで、インクK中に細菌を増殖させることなく安全な衛生状態を保つことができる。すなわち、食品や薬錠剤の表面への印刷に供される元来殺菌力を持っていないインクであっても、うまく殺菌できるのである。
また、蓋部材52により蓋止されたインク殺菌室50内から予め空気を追い出しておけば、インク殺菌室50の密閉構造によりインクKだけに効率よく紫外線を照射できるため、空気をオゾン化して放出させるといった不具合がない。他方で、使用する紫外線としては殺菌効果が高い波長270nmおよびその付近のものが望ましいが、270nmの波長を含む紫外線を発する紫外線発光ダイオード34を紫外線光源として使用したことで、より小型で高効率な紫外線殺菌ユニット6を提供できた。
そして、蓋部材52を構成している石英ガラスは、含まれる金属不純物の量が少なくほぼ酸化ケイ素だけから構成されているので、高紫外線透過性、高耐熱性(低熱伝導率および低熱膨張率)ならびに耐薬品性を有する。石英ガラスは、殺菌性が高いとされる波長260〜280nm(特に波長270nmおよび270nmの近傍)の紫外線の透過率が非常に高いので、本発明での使用に好適である。すなわち、波長270〜280nmの紫外線を発する紫外線発光ダイオード34と、石英ガラス製の蓋部材52との組み合わせは最適である。因みに、ガラスは紫外線の透過を低減化させることを目的とするものが多いので、一般の光学ガラスや板ガラスの場合は、前記の波長領域において紫外線透過率が低下する。但し、これら一般の光学ガラスや板ガラスも、本発明においては使用可能である。
尚、上記の実施形態では、紫外線殺菌ユニット6を連続式のインクジェットプリンタ1に適用した例を示したが、本発明のインクジェットプリンタはそれに限定されるものでなく、例えば図8に示したインクジェットプリンタ1aも、本発明に含まれる。このインクジェットプリンタ1aはインク貯留室内のインクを印刷の必要に応じて噴射させるドット・オン・デマンド式のプリンタであり、ノズル11aの表面でのインク乾燥を防ぐ構造を有している。すなわち、インクジェットプリンタ1aは、インクKを貯留するインクタンク2aと、このインクタンク2aからのインクKを被印刷物Tの表面に向けて噴射するノズル11a,11a,11a,・・・を備えるプリントヘッド3aと、インクタンク2aのインクKをプリントヘッド3aに供給する供給管24を備えるインク供給機構4aと、プリントヘッド3aに供給されたインクKをインクタンク2aに戻す戻し管20,22を備えるインク戻し機構5aと、を有している。
プリントヘッド3aは、例えばステンレス鋼製のヘッドケーシング55と、ヘッドケーシング55内に形成されたインク貯留室56と、ヘッドケーシング55の表面に複数形成されてインク滴Kdを噴射するノズル11a,11a,11a,・・・と、各ノズル11aとインク貯留室56を連通する複数の導液路57,57,57,・・・と、各導液路57内に配備されていて印刷の必要に応じて作動されインク貯留室56内のインクKをそのノズル11aから噴射させる複数の適時アクチュエータ58,58,58,・・・と、インク貯留室56と連通する供給側の接続金具60と、インク貯留室56と連通する戻し側の接続金具61と、から構成されている。インク供給機構4aは、インクタンク2a出側と供給ポンプ25a入側をつなぐとともに供給ポンプ25a出側とプリントヘッド3aの接続金具60をつなぐ供給管24と、前記の供給ポンプ25aと、から構成されている。インク戻し機構5aは、プリントヘッド3aの接続金具61と戻し用ポンプ21a入側をつなぐ戻し管20と、前記の戻し用ポンプ21aと、戻し用ポンプ21a出側とインクタンク2a入側をつなぐ戻し管22と、から構成されている。戻し用ポンプ21aと供給ポンプ25aとはポンプユニット59として一体的に構成されている。前記のインク戻し機構5aにより、プリントヘッド3aから噴射されなかったインクKrをインクタンク2aに戻すように構成されている。戻し管22の途中には、図2,3,5で示した紫外線殺菌ユニット6が配備され、紫外線殺菌ユニット6における殺菌室部7の接続金具40,40が戻し管22,22に接続されている。この紫外線殺菌ユニット6の紫外線発光ダイオード34が、戻し管22からインク殺菌室50内に流入したインクKを殺菌するようになっている。
このオンデマンド式のインクジェットプリンタ1aによれば、プリンタの作動により供給ポンプ25aが駆動してインクタンク2aのインクKを供給管24からプリントヘッド3aのインク貯留室56へ供給する。インク貯留室56内に供給されたインクKのうち、印刷に供されるインクは、所定位置の導液路57を通り当該導液路57内の適時アクチュエータ58の作動によりインク滴Kdとしてノズル11aから噴射される。一方、ノズル11aから噴射されなかったインク貯留室56内のインクKは、回収インクKrとして戻し管20から戻し用ポンプ21aを経て戻し管22に流される。そうして、回収インクKrは戻し管22の途中で紫外線殺菌ユニット6のインク殺菌室50を通ったのちにインクタンク2aに戻されて循環する。
このオンデマンド式のインクジェットプリンタ1aによっても、インクジェットプリンタ1の説明で既述した、紫外線殺菌ユニット6による作用、効果を享受することができる。すなわち、回収インクKrが紫外線殺菌ユニット6の殺菌室部7を通っている間は、紫外線照射器31を作動させてインク殺菌室50中の回収インクKrに紫外線を照射し続けることにより、プリンタ内のインクを順次照射処理して最終的にインク全体の殺菌を行なうことができる。また、浅く幅広扁平な平面状流路であるインク殺菌室50内でインクに紫外線を照射するので、紫外線照射面積を広く確保でき照射深度も浅いから、インク循環量が多くない場合や紫外線が透過しにくいインクを使用する場合でも、インクを効率よく殺菌することができる。
上述したように、紫外線殺菌ユニット6は、オンデマンド式のインクジェットプリンタまたは連続式のインクジェットプリンタのいずれにも組み込んで使用できるが、食品や薬錠剤への印字に用いられるような、殺菌力のないインクを使用するインクジェットプリンタに好適に用い得るのである。
また、上記の各実施形態では、紫外線殺菌ユニット6に1灯の紫外線照射器31を用いた例を示したが、本発明はそれに限られない。すなわち、未使用の照射器取付穴29,29,29,29の組を利用することにより、インクタンク2,2aの内容量やインク循環量に応じて、図5中に2点鎖線で示したように、2灯以上の紫外線照射器31(紫外線発光ダイオード34)を取り付けることも可能である。
そして、上記の各実施形態では、平面視で長尺矩形状のインク殺菌室50を例示したが、本発明に係るインク殺菌室の平面形状は前記の長尺矩形状に限らない。例えば、紫外線光源の設置位置をそれぞれの平面中心とする平面形状、例えば円形状、菱形状または多角形状に形成されたインク殺菌室を用いてもよい。これらの平面形状のインク殺菌室を採用した場合、インク殺菌室内に流入したインクの全体にわたって紫外線光源から放射状に万遍なく紫外線照射を行き渡らせることができる。
そして、上記の各実施形態では、戻し管22に紫外線殺菌ユニット6を配備した例を示したが、例えば、図1のインクジェットプリンタ1ではプリントヘッド3の上流側の供給管24、図8のインクジェットプリンタ1aではプリントヘッド3a上流側の供給管24またはプリントヘッド3a下流側の戻し管20に、紫外線殺菌ユニット6(それぞれ2点鎖線で示す位置)を配備したものも、本発明に含まれる。
また、上記した各実施形態では構成部品の材質を例示しているが、本発明に含まれる構成の範囲内であれば、例示したもの以外の材質を用いることも可能である。なかでも、本発明に係る蓋部材は、既述した石英ガラスに限られるものでない。石英ガラスよりも紫外線透過率や耐薬品性は劣るが、例えば、酸化ケイ素と酸化ナトリウムとから主として成る光学ガラスや板ガラス、あるいは耐候性(耐紫外線性)および良光学特性が高い透明なメタクリル樹脂なども、本発明の蓋部材の原材料として用いることが可能である。
1,1a インクジェットプリンタ
2,2a インクタンク
3,3a プリントヘッド
4,4a インク供給機構
5,5a インク戻し機構
6 紫外線殺菌ユニット
7 殺菌室部
8 紫外線照射部
11,11a ノズル
12 連続アクチュエータ
13 帯電機構
14 偏向機構
15 ガター
17 戻し管
20 戻し管
21,21a 戻し用ポンプ
22 戻し管
24 供給管
25,25a 供給ポンプ
29 照射器取付穴
31 紫外線照射器
34 紫外線発光ダイオード
40 接続金具
50 インク殺菌室
50A 片面開口
50B 底面
51 接着剤
52 蓋部材
56 インク貯留室
58 適時アクチュエータ
D 深さ
K インク
Kd インク滴
Kr 回収インク
T 被印刷物

Claims (6)

  1. インクを貯留するインクタンクと、該インクタンクからのインクを被印刷物の表面に向けて噴射するノズルを備えるプリントヘッドと、前記インクタンクのインクを前記プリントヘッドに供給する供給管を備えるインク供給機構と、前記プリントヘッドに供給されたインクを前記インクタンクに戻す戻し管を備えるインク戻し機構と、を有して成るインクジェットプリンタであって、
    前記供給管または前記戻し管に、該供給管内または該戻し管内を流通するインクに紫外線を照射する紫外線殺菌ユニットを配備したことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記プリントヘッドが、インクタンクからのインクをインク滴として一定周期で連続的に噴射させる連続アクチュエータと、該連続アクチュエータにより噴射されたインク滴を帯電させる帯電機構と、該帯電機構により帯電されたインク滴の飛行経路を偏向させる偏向機構と、を有して成り、
    前記インク戻し機構が、プリントヘッドのノズルから噴射されたインクのうち印刷に使用されないインクを収受するガターと、該ガターとインクタンクとを連結する戻し管と、該戻し管に配備された戻し用ポンプと、を有して成る請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記プリントヘッドが、インクタンクからの供給管が連結されたインク貯留室と、該インク貯留室内のインクを印刷の必要に応じて噴射させる適時アクチュエータと、を有して成り、
    前記インク戻し機構が、前記プリントヘッドのインク貯留室と前記インクタンクとを連結する戻し管を有して成り、前記プリントヘッドから噴射されなかったインクを前記戻し管から前記インクタンクに戻す構成にされている請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 紫外線殺菌ユニットは、片面が開口した凹陥状のインク殺菌室を備えるユニットケーシングと、前記インク殺菌室の片面開口を密閉状に蓋止する紫外線透過自在の蓋部材と、前記インク殺菌室の外方位置で前記蓋部材に対向配備されていて前記蓋部材を透して前記インク殺菌室のインクに紫外線を照射する紫外線照射器と、から構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 蓋部材が石英ガラスで構成され、かつ、インク殺菌室における片面開口の開口縁から底面までの深さが0.1mm以上1mm以下にされていることを特徴とする請求項4に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 紫外線殺菌ユニットの紫外線照射器が1灯または複数灯用いられるとともに、前記紫外線照射器が紫外線発光ダイオードを備えている請求項4または請求項5に記載のインクジェットプリンタ。
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