JP2020010830A - 流体殺菌モジュール - Google Patents

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圭吾 竹口
義郎 山羽
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義郎 山羽
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Abstract

【課題】本発明は、流体中に存在する細菌の殺菌効率の向上を図ることができる流体殺菌モジュールを提供することを目的とする。【解決手段】流体殺菌モジュール1は、流体が流通する流通部16と、流通部16の少なくとも一部が形成されている側に設けられて流通部16を流通する流体に紫外線を照射可能な光源14と、光源14と同じ側に設けられて光源14を駆動する駆動回路15とを備えている。【選択図】図7

Description

本発明は、紫外線を照射して液体を殺菌する流体殺菌モジュールに関する。
紫外線を照射して、水に含まれる細菌を殺菌する紫外線照射水処理装置が知られている(例えば特許文献1)。
特開2014−161767号公報
特許文献1に開示されているような紫外線照射水処理装置のように、流体中に存在する細菌を殺菌する技術分野では、殺菌効率の向上が常に求められている。
本発明の目的は、流体中に存在する細菌の殺菌効率の向上を図ることができる流体殺菌モジュールを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様による流体殺菌モジュールは、流体が流通する流通部と、前記流通部の少なくとも一部が形成されている側に設けられて前記流通部を流通する流体に紫外線を照射可能な光源と、前記光源と同じ側に設けられて前記光源を駆動する駆動部とを備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、流体中に存在する細菌の殺菌効率の向上を図ることができる。
本発明の第1実施形態による流体殺菌モジュール1の外観構成を示す図である。 本発明の第1実施形態による流体殺菌モジュール1に備えられた光源取付部品11及び処理槽12の概略構成を示す図である。 本発明の第1実施形態による流体殺菌モジュール1に備えられた処理槽12の概略構成を示す図である。 本発明の第1実施形態による流体殺菌モジュール1に備えられた光源取付部品11の概略構成を示す図であり、図4(a)は光源取付部品11の正面図であり、図4(b)は図4(a)中に示すA−A線で切断した光源取付部品11の部分断面図である。 本発明の第1実施形態による流体殺菌モジュール1に備えられた光源取付部品11の主要部材111の概略構成を示す図であり、主要部材111の正面図である。 本発明の第1実施形態による流体殺菌モジュール1に備えられた基板13の概略構成を示す図である。 本発明の第1実施形態による流体殺菌モジュール1の殺菌作用を説明する図であり、図7(a)は正面から見た流体殺菌モジュール1の断面を模式的に示す図であり、図7(b)は処理漕12の流通部材121で切断した流体殺菌モジュール1の断面を流体殺菌モジュール1の平面側から見た模式図である。 本発明の第1実施形態による流体殺菌モジュール1を水耕栽培に適用した状態示す模式図である。 本発明の第2実施形態による流体殺菌モジュール3の概略構成を示す図であり、図9(a)は、流体殺菌モジュール3の概略構成を示す斜視図であり、図9(b)は、流体殺菌モジュール3に設けられた光源14が配置された箇所を殺菌モジュール3の長手方向に対して直交する方向に切断した断面を模式的に示す図であり、図9(c)は、流体殺菌モジュール3に設けられた駆動回路15が配置された箇所を殺菌モジュール3の長手方向に対して直交する方向に切断した断面を模式的に示す図である。 本発明の第2実施形態による流体殺菌モジュール3の流通部36の形状と光取り込みの関係を模式的に示す図であって、図10(a)は、図9に示す流通部36を長手方向に直交する方向に切断した流通部36の断面を模式的に示す図であり、図10(b)は、流通部36を方形管状に形成した場合の流通部36の長手方向に対して直交する方向に切断した流通部36の断面を模式的に示す図である。 本発明の第2実施形態による流体殺菌モジュール3を水耕栽培に適用した状態示す模式図である。 本発明の第2実施形態による流体殺菌モジュール3の運用を拡張した流体殺菌器について模式的に示す図であって、図12(a)は流体殺菌器の上面の概略図であり、図12(b)は流体殺菌器の正面の概略図である。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態による流体殺菌モジュールについて図1から図8を用いて説明する。まず、本実施形態による流体殺菌モジュール1の概略構成について図1から図3を用いて説明する。流体殺菌モジュール1は、水道水のように無色透明と表現される流体よりも透過率が低い(例えば20%から40%程度)流体を殺菌することができる。このため、流体殺菌モジュール1は、例えば水耕栽培に用いられる養液を殺菌するための殺菌装置として用いることができる。なお、流体殺菌モジュール1は、水道水のように無色透明と表現される流体を殺菌することももちろんできる。
図1に示すように、流体殺菌モジュール1は、円筒形状の処理槽12を備えている。処理槽12は、流体が流通する流通部を構成する流通部材121と、流通部材121から流体が漏れることを防止する蓋部材122とを有している。
蓋部材122には、ほぼ中央部に貫通孔122aが形成されている。貫通孔122aには、流体が流入したり流出したりする第一流入出部17(詳細は後述)が挿入されている。また、蓋部材122には、第二流入出部18が設けられている。本実施例では貫通孔122aの周囲に等間隔に3個設けているが、数や配置はこれに限定されるものではなく、1個であっても良く、また流通部材121側に設けることも可能である。第二流入出部18は、第一流入出部17から処理槽12に流入した流体を流出したり、外部から流入する流体を処理槽12の内部に流出したりするようになっている。第二流入出部18から処理槽12の内部に流入した流体は、第一流入出部17から流出するようになっている。
本実施形態による流体殺菌モジュール1は、第一流入出部17から処理槽12の内部に流体を流入し、処理槽12の内部で殺菌された流体を第二流入出部18から流出するようになっている。図示は省略するが、第一流入出部17及び3個の第二流入出部18には、所定のホースがそれぞれ接続されている。殺菌前の流体は、第一流入出部17に接続されたホース及び第一流入出部17を通って外部から処理槽12の内部に流入される。処理槽12の内部で殺菌された殺菌後の流体は、3個の第二流入出部18及び3個の第二流入出部18にそれぞれ接続されたホースを通って外部に流出される。
図1に示すように、蓋部材122には、貫通孔122aの周囲であって隣り合う第二流入出部18の間に貫通孔122bが形成されている。図1では、1個の貫通孔122bが図示されているが、貫通孔122aは2個形成されている。貫通孔122bには、ケーブル群19が挿入されている。ケーブル群19は、処理槽12の内部に配置される光源14(図1では不図示)及び光源14を駆動するための駆動回路15(図1では不図示)の電源が供給されるケーブル、所定の制御信号が送信されるケーブル及び基準電位となる領域(グランド)に接続されたケーブルなどが束ねられて構成されている。
図1に示すように、蓋部材122には、貫通孔122aの周囲に複数の貫通孔122cが等間隔に形成されている。本実施形態では、貫通孔122cは、例えば6個(図1では3個のみ図示されている)形成されている。複数の貫通孔122cには、後述する光源取付部品11(図1では不図示。図2参照)の第一栓部材112(図1では不図示。図2参照)を蓋部材122に固定するためのボルトB1がそれぞれ挿入されている。
図2に示すように、流体殺菌モジュール1は、蓋部材122に固定された光源取付部品11を備えている。光源取付部品11は、基板13、光源14及び駆動回路15などが取り付けられる主要部材111と、主要部材111の一方の端部に取り付けられる第一栓部材112(図2では不図示)と、主要部材111の他方の端部に取り付けられる第二栓部材113とを有している。また、光源取付部品11は、基板13、光源14及び駆動回路15などが殺菌対象の流体に接触することを防止するカバー部材114と、カバー部材114で囲まれる空間を密閉するためのパッキンPK2とを有している。
主要部材111は、熱伝導性に優れる金属や合金で形成され、例えばアルミニウムで形成されている。主要部材111は、八角柱形状に形成された基板固定部111aを有している。基板固定部111aの8個の側面のそれぞれに基板13が固定される。主要部材111の詳細な構成については後述する。
基板固定部111aに固定される複数(本実施形態では8枚)の基板13は、それぞれ同一の構成を有している。基板13は、光源14などが実装された実装面の裏面の全面で基板固定部111aに密着し、3個のボルトB2によって主要部材111に固定される。詳細は後述するが、光源14や駆動回路15で発生した熱は、基板固定部111aに伝導し、外部に放出される。基板13の一端部には複数のコネクタCN1が設けられている。ケーブル群19を構成する複数のケーブル191のそれぞれは、複数のコネクタCN1と1対1の関係で接続されている。
図2中に示す基板13に必要に応じてパワーメータ21が実装さる。パワーメータ21が検出する光源14の照度情報は、光源14の劣化やカバー部材114の汚れ具合の検知に用いられる。または、温度センサ22が実装される。温度センサ22が検出する温度情報は、光源14の冷却具合の検知や光源14の異常発熱の検知(すなわち過昇温の防止)に用いられる。
本実施形態では、1枚の基板33に1種のセンサを搭載しているが、当該センサの個数や種類は、これに限定されるものではない。
図2に示すように、流通部材121の一端部側の外表面には、ねじ121aが切られている。図示は省略するが、蓋部材122の内側面には、ねじ121aに噛み合うように形成されたねじが切られている。これにより、流通部材121と蓋部材122とが固定される。また、図示は省略するが、貫通孔122a,122b,122c,が形成された蓋部材122の端部平面の内表面には、パッキンが設けられている。このパッキンは、流通部材121と蓋部材122とを固定した場合に、流通部材121の一端部が接触する位置に設けられている。このため、流通部材121と蓋部材122とを固定すると、流通部材121の一端部がこのパッキンに食い込む。これにより、流通部材121と蓋部材122とが密着するので、流体殺菌モジュール1は、流通部材121に流入する流体が流通部材121と蓋部材122との接触部分から処理槽12の外部に漏れ出てしまうことを防止できる。
図3に示すように、流通部材121の内部は、円筒状の空間になっている。流通部材121の内表面には、反射部材123が設けられている。詳細は後述するが、反射部材123は、複数の光源14から照射された紫外線を反射して、流通部材121の内部を流通する液体に紫外線を照射することができる。これにより、流体殺菌モジュール1は、流体の殺菌効率の向上を図ることができる。ただし必ずしも反射部材123を設ける必要はない。
次に、光源取付部品11の具体的な構成について図1及び図2を参照しつつ図4から図5を用いて説明する。図4(a)では、理解を容易にするため、光源取付部品11の基板固定部111aに取り付けられた8枚の基板13のうちの1枚の基板13のみが図示され、かつ基板13に実装された一部の部品のみが図示されている。また、図4(a)では、理解を容易にするため、本来視認できない第一流入出部17の空間171と光源取付部品11の空間116とが破線で図示されている。
図4(a)に示すように、光源取付部品11は、基板13などが取り付けられる主要部材111と、主要部材111の一方の端部に取り付けられる第一栓部材112と、主要部材111の他方の端部に取り付けられる第二栓部材113とを有している。また、光源取付部品11は、基板13などが殺菌対象の流体に接触することを防止するカバー部材114と、カバー部材114で囲まれる空間を密閉するためのパッキンPK1,PK2とを有している。カバー部材114は、光源14が発光した紫外線を透過することができる素材で形成されている。本実施形態では、カバー部材114は、例えば石英で形成されている。
主要部材111は、熱伝導性に優れる金属や合金で形成され、例えばアルミニウムで形成されている。主要部材111は、八角柱形状に形成された基板固定部111a(図4(b)参照)と、基板固定部111aの一方の底面から延在して形成された第一支柱部111bと、基板固定部111aの他方の底面から延在して形成された第二支柱部111cとを有している。
基板固定部111aの8個の側面のそれぞれには、基板13が固定される(図2参照)。図4(b)に示すように、基板固定部111aの側面のそれぞれには、基板13をねじ止めするためのねじ穴SH1が形成されている。図5に示すように、ねじ穴SH1は、基板固定部111aのそれぞれの側面に3個ずつ形成されている。なお、図5では、基板固定部111aの正面側の側面のみにねじ穴SH1が図示されている。
図5に示すように、第一支柱部111b及び第二支柱部111cは、互いに同じ形状の円柱形状を有している。第一被取付部111d及び第二被取付部111eは、互いに同じ長さの直径の円盤形状を有している。第一支柱部111bは、第一支柱部111bの直径及び基板固定部111aの対向辺の間の長さよりも長い直径を有している。第二被取付部111eは、第二支柱部111cの直径及び基板固定部111aの対向辺の間の長さよりも長い直径を有している。これにより、主要部材111にカバー部材114を取り付けた場合、基板固定部111aに固定された基板13と、カバー部材114との間には、所定の間隙が設けられる(図4(a)参照)。
主要部材111は、第二被取付部111eの中央部から突出して形成された円筒部111fを有している。第二栓部材113は、円筒部111fに挿入された状態で第二被取付部111eに固定されるようになっている。
次に、流体殺菌モジュール1に設けられた基板13の概略構成について図2を参照しつつ図6を用いて説明する。
図6に示すように、基板13は、矩形の薄板形状を有している。基板13は、熱伝導性に優れる金属(例えばアルミニウム)または合金で形成された金属基板である。基板13には、3個の光源14が実装されている。光源14は、紫外線を照射する発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)で構成されている。光源14は、表面実装型の電子部品であり、発光部141が基板13の第一面131(詳細は後述)に平行な面内で露出して配置されている。これにより、光源14は、発光部141が有する指向角、すなわち第一面131の法線方向に対して所定の範囲に紫外線を照射できる。
3個の光源14は、等間隔で基板13に実装されている。隣り合う光源14の発光部141が照射する紫外線が不必要に重ならないように、発光部141の指向角に基づいて隣り合う光源14の間隔が設定されている。これにより、3個の光源14が発光する紫外線は、発光むらが防止された状態でカバー部材114に照射される。このため、8枚の基板13に実装された合計24個の光源14によって、カバー部材114の側面のほぼ全面が照射される。カバー部材114の側面に照射された紫外線は、カバー部材114を透過して、流体が流通する流通部(詳細は後述)に均一に照射される。
基板13には、光源14を駆動するための2個の駆動回路15が実装されている。2個の駆動回路15は、2個の光源14の間に配置されている。2個の駆動回路15は並列に接続された冗長構成(詳細は後述)を有している。
基板13には、4個の抵抗素子Rが実装されている。4個の抵抗素子Rは、駆動回路15の入力端子及び出力端子が基板13に形成された電源パターンや基準電位(グランド)パターンに短絡することを防止するために設けられている。
基板13の一方の端部には、4個のコネクタCN1が並列して実装されている。4個のコネクタCN1のうちの両側の一方のコネクタCN1は、光源14及び駆動回路15に供給される電源用のコネクタであり、当該両側の他方のコネクタCN1は、光源14及び駆動回路15の基準電位用のコネクタである。
上述のとおり、基板13には、必要に応じてパワーメータ21又は温度センサ22が実装される。図6では、温度センサ22が実装された状態の基板13が図示されている。4個のコネクタCN1のうちの中央の2個のコネクタCN1の一方は、温度センサ22に供給される電源用のコネクタであり、他方のコネクタCN1は、温度センサ22が検出した温度に基づく検出信号が出力されるコネクタである。温度センサ22の基準電位用の端子は、基板13に形成された配線パターン(不図示)によって光源14及び駆動回路15の基準電位(グランド)に接続されている。
基板13にパワーメータ21が実装されている場合も、4個のコネクタCN1のうちの中央の2個のコネクタCN1の一方が、パワーメータ21に供給される電源用のコネクタとなり、他方のコネクタCN1が、パワーメータ21が検出した照度に基づく検出信号が出力されるコネクタである。パワーメータ21の基準電位用の端子は、基板13に形成された配線パターン(不図示)によって光源14及び駆動回路15の基準電位(グランド)に接続される。なお本実施例では1基板に1種のセンサを搭載しているが数や種類はこれに限定されるものではない。コネクタ数は搭載するセンサ数に応じて増やせばよい。
3個の光源14と、並列接続された2個の駆動回路15は、電源と基準電位との間で直列に接続されている。このため、流体殺菌モジュール1は、2個の駆動回路15のうちの1個が破損しても、3個の光源14に電流を供給し続けられるので、殺菌対象の流体に紫外線を照射し続けられる。このように、流体殺菌モジュール1は、駆動回路15を冗長構成とすることにより、処理槽12における流体の殺菌作用の安定化が図られている。
基板13には、複数(本実施形態では5個)の貫通孔TH10が形成されている。貫通孔TH10は、基板13を基板固定部111aにねじ止めするためのボルトB2を挿入できる大きさに形成されている。複数の貫通孔TH10のうちの所定数の貫通孔TH10は、基板固定部111a(図5参照)に形成された複数のねじ穴SH1と対応する間隔で形成されている。本実施形態では、コネクタCN1が実装された側から、1番目、3番目及び5番目に形成された3個の貫通孔TH10が、3個のねじ穴SH1の間隔と同じ間隔に形成されており、基板13を基板固定部111aにねじ止めするために用いられる。3個のボルトB2(図4参照)は、この3個の貫通孔TH10を通ってねじ穴SH1に固定される。
基板13は、光源14及び駆動回路15などが実装された実装面、すなわち第一面131の裏面である第二面132(詳細は図7を用いて後述する)の全面で、基板固定部111aに密着して固定される。上述のとおり、基板13は、熱が伝導しやすい金属(例えばアルミニウム)で形成されている。これにより、光源14や駆動回路15で発生した熱は、基板13を通って基板固定部111aに伝導して放熱される。
図4に戻って、主要部材111の長手方向の中央部には、流体殺菌モジュール1の殺菌対象であって殺菌前の流体が流通する空間116が形成されている。空間116は、第一被取付部111dから円筒部111fまで形成され、主要部材111の長手方向において主要部材111を貫通して形成されている。また、第一流入出部17の内側には流体が流通する空間171が形成されている。空間171は、第一流入出部17の一端部から他端部まで貫通して形成されている。第一流入出部17は、光源取付部品11と一体に形成されており、空間171と空間116とは一続きに形成されている。このため、空間171及び空間116によって、第一流入出部17の端部から光源取付部品11の円筒部111f側の端部まで貫通する空間が形成される。基板固定部111aは、第一流入出部17から流入し空間116を流通する液体によって冷却される。これにより、光源取付部品11は、基板13で発生する熱の冷却効率の向上を図ることができる。
次に、流体殺菌モジュール1の流体の殺菌作用について図1から図3を参照しつつ図7を用いて説明する。
流通部材121と蓋部材122とが固定された場合、蓋部材122に取り付けられた光源取付部品11は、流通部材121の底部から所定の間隙を設けて流通部材121のほぼ中央に配置される。光源取付部品11が流通部材121の内部に配置されると、円柱形状の流通部材121の内部は、光源取付部品11によって仕切られて、円環筒状の空間が形成される。この空間は、流通部材121に流入した流体が流通する流通部となる。このため、図7に示すように、流体殺菌モジュール1は、流体Fが流通する流通部16を備えている。
また、光源取付部品11が流通部材121の内部に配置されると、基板13に設けられた複数の光源14は、流通部16及び流通部材121の内壁面に向かってそれぞれ配置される。これにより、複数の光源14は、流通部16及び流通部材121の内壁面に設けられた反射部材123に向かって紫外線を照射できる。このように流体殺菌モジュール1は、流通部16の少なくとも一部が形成されている側に設けられて流通部16を流通する流体Fに紫外線を照射可能な光源14を備えている。
基板13は、一方の面を基板固定部111aに接触させた状態でボルトB2によって基板固定部111aの側面に固定されている。このため、光源取付部品11が流通部材121の内部に配置されると、基板13は、光源14などの部品が設けられた面を流通部16に向けて配置される。つまり、基板13は、流通部16の少なくとも一部に向けて配置された第一面131、及び第一面131の裏面である第二面132を有している。光源14及び駆動回路15は、基板13の第一面131に設けられている。基板13の第二面132は、基板固定部111aの側面に接触している。
光源14及び駆動回路15は、流通部16に向けて配置された基板13の第一面131に設けられている。このため、流体殺菌モジュール1は、光源14と同じ側に設けられて光源14を駆動する駆動回路(駆動部の一例)15を備えている。このため、流体殺菌モジュール1は、光源14及び駆動回路15で発生する熱を同一方向(光源14及び駆動回路15が向けられていない方向)に向かって伝導することができる。これにより、流体殺菌モジュール1は、光源で発生した熱の伝導方向に駆動回路が配置されていたり、駆動回路で発生した熱の伝導方向に光源が配置されたりしなくなる。その結果、光源14の発光特性及び駆動回路15の電気的特性が熱によって変動し難くなる。これにより、流体殺菌モジュール1は、光源14を安定して発光でき、流通部16を流通する流体中に存在する細菌の殺菌効率の向上を図ることができる。
また、基板33は、パワーメータ21及び温度センサ22を搭載可能に構成されていてもよい。基板33にパワーメータ21及び温度センサ22が搭載されている場合、光源14や駆動回路15の直近で実際の光量や発熱状況を直接監視できる。これにより、光源14の発光状況並びに光源14及び駆動回路15の発熱状況の少なくとも一方に応じて細かく流体殺菌モジュール1を制御することができる。その結果、流体殺菌モジュール1の省電力化や安全性を高めることが可能になる。さらに、流体殺菌モジュール1の製造においても光源14及び駆動回路15並びにパワーメータ21及び温度センサ22の少なくとも一方を同一の基板33の同一面上に配置することで生産コストの低減が可能である。
上述のとおり、第一流入出部17の空間171と光源取付部品11の空間116とは一続きに連続して形成されている。このため、図7(a)に示すように、第一流入出部17から流入する流体Fは、第一流入出部17の空間171と光源取付部品11の空間116とを通って光源取付部品11の第二栓部材113側の空間116の端部から流通部材121の底部に向かって流出される。
ところで、第一流入出部17の流通部材121側の流入出口172と、第二流入出部18の流通部材121側の流入出口182とは、同一の平面内に設けられている。このため、流通部材121の底部側に流出された流体Fは、3個の第二流入出部18の何れか1つに片寄って向う片流れを生じずに、3個の第二流入出部18に向かってほぼ均一に流通部16を流通する。これにより、流体殺菌モジュール1は、流通部16を流通する流体に対する紫外線の照射むらを低減できる。さらに、3個の第二流入出部18は、第一流入出部17の周りに等間隔に配置されている。このため、流体殺菌モジュール1は、流通部16における流体Fの片流れをより一層抑制して、流通部16を流通する流体に対する紫外線の照射むらを低減できる。
図7(b)に示すように、流通部16の幅をDとし、流通部16を流通する流体の紫外線(波長260〜270nm)透過率をnパーセントとすると、流通部16の幅は、以下の式(1)の関係式を満たすように構成されている。ここで、流通部16の幅は、カバー部材114の外表面と流通部材121の内表面との距離である。
(n/100)>0.01 ・・・(1)
流通部16の幅が式(1)の関係式を満たすように構成されると、流体殺菌モジュール1は、殺菌対象がnパーセントの透過率の流体であっても、光源14で発光された紫外線を流通部材121の内壁面まで到達させることができる。これにより、流体殺菌モジュール1は、殺菌対象の流体の殺菌効率の向上を図ることができる。例えば液体の過率を20%とすると流通部16の幅Dは2.86cm未満であることが好ましい。
次に、本実施形態による流体殺菌モジュール1を水耕栽培に適用した使用例について図8を用いて説明する。
図8に示すように、水槽9に貯留された養液Lを流体殺菌モジュール1の第一流入出部17に流入し、流体殺菌モジュール1において養液Lを殺菌した流体Fを、第二流入出部18から水槽9に流出する。流体殺菌モジュール1は、水槽9に貯留された養液Lに含まれる菌数を徐々に削減することができる。また、流体殺菌モジュール1は、養液Lの透過率n%に対して流通部16(図8では不図示)の幅Dが上述の式(1)を満たすように構成されることにより、養液Lの殺菌効率の向上を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態による流体殺菌モジュール1は、流体が流通する流通部16と、流通部16の少なくとも一部が形成されている側に設けられて流通部16を流通する流体に紫外線を照射可能な光源14と、光源14と同じ側に設けられて光源14を駆動する駆動回路15とを備えている。これにより、流体殺菌モジュール1は、流体中に存在する細菌の殺菌効率の向上を図ることができる。
また、流体殺菌モジュール1は、流通部16の少なくとも一部に向けて配置された第一面131、及び第一面131の裏面である第二面132を有する基板13を備え、光源14及び駆動回路15は、第一面131に設けられている。これにより、基板13の第二面132の全面を基板固定部111aに密着させることができるので、流体殺菌モジュール1は、光源14及び駆動回路15で発生する熱を効率よく放出することができる。
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態による流体殺菌モジュールについて図9及び図10を用いて説明する。本実施形態による流体殺菌モジュール3は、光源14及び駆動回路15が設けられた複数の基板33によって流体が流通する流通部36を囲む構成を有している。
図9(a)に示すように、流体殺菌モジュール3は、流体が流通する流通部36と、流通部36の少なくとも一部が形成されている側に設けられて流通部36を流通する流体に紫外線を照射可能な光源14(図9(b)参照)と、光源14と同じ側に設けられて光源14を駆動する駆動回路(駆動部の一例)15(図9(c)参照)とを備えている。このため、流体殺菌モジュール3は、光源14及び駆動回路15で発生する熱を同一方向(光源14及び駆動回路15が向けられていない方向)に向かって伝導することができる。これにより、流体殺菌モジュール3は、光源で発生した熱の伝導方向に駆動回路が配置されていたり、駆動回路で発生した熱の伝導方向に光源が配置されたりしなくなる。その結果、光源14の発光特性及び駆動回路15の電気的特性が熱によって変動し難くなる。これにより、流体殺菌モジュール3は、光源14を安定して発光でき、流通部36を流通する流体中に存在する細菌の殺菌効率の向上を図ることができる。
図9(b)及び図9(c)に示すように、流体殺菌モジュール3は、複数(本実施形態では4枚)の基板33を備えている。基板33は、上記第1実施形態による流体殺菌モジュール1に備えられた基板13と同様の構成を有しているため、詳細な説明は省略する。基板33は、流通部36を囲んで配置された照射器容器35に取り付けられている。4枚の基板33はそれぞれ、流通部36の少なくとも一部に向けて配置された第一面331、及び第一面331の裏面である第二面332を有している。4枚の基板33は、第二面332を照射器容器35の内壁面に接触して取り付けられるとともに、第一面331を向い合わせて流通部36を囲んで配置されている。このため、図9(b)に示すように、第一面331に設けられた光源14は、流通部36に向けられて配置される。図9(c)に示すように、駆動回路15も同様に、流通部36に向けられて配置されている。基板33を固定する照射器容器35は、基板33の熱を容器周囲の液体に速やかに放熱するために熱伝導率の高い素材を用いて形成されていることが好ましい。照射器容器35は、例えば金属やステンレス等の合金がより好ましいがそれに限定されない。
図9(a)に戻って、流体殺菌モジュール3は、照射器容器35と流通部36とを固定する第一固定部材32を備えている。照射器容器35の一端部側は、流通部36が挿入可能に構成された第一固定部材32に固定されている。さらに、照射器容器35の他端部側は、流通部36が挿入可能に構成された第二固定部材34に固定されている。これにより、照射器容器35と流通部36とで囲まれる空間が密閉状態となる。
流通部36は、円筒形状を有し、光源14で発光された紫外線を透過することができる素材で形成されている。流通部36は、例えば石英で形成されている。これにより、流体殺菌モジュール3は、流通部36の内側の空間361を流通する流体に紫外線を照射して流体を殺菌することができる。
図10(a)に示すように、配置する光源14が4個で、流通部36の断面が円形の場合、流通部36の外表面は、光源14に向かって凸形状となる。このため、入射光の入射角を光源14に対し法線方向を0°とすると紫外線の入射が大きくなり、流通部36の外表面での反射により、流通部36を流通する液体への紫外線の照射量が大きく損なわれる。
この場合、図10(b)に示すように、流通部36を方形管状(四隅は角ではなく、カーブしている)に形成されている場合、4個の光源14は方形の平坦面に対向させて配置される。これにより、光源14から照射される紫外線は、流通部36の外表面での反射が低減され、より効率よく流通部36を流通する溶液(液体)へ紫外線を照射することができる。方形管状の流通部36は既存の円形管と同様に溶融石英材により作製可能である。
図9(b)及び図9(c)に戻って、流体殺菌モジュール3は、照射器容器35の内壁面の一部の領域であって4枚の基板33が配置されていない領域に反射部材37を有していてもよい。本実施形態では、反射部材37は、照射器容器35の内壁面の角部に配置されている。これにより、流体殺菌モジュール3は、光源14から出射され流通部36の外表面で反射した紫外線を反射部材37で反射し、反射部材37で反射させた紫外線を流通部36の内部を流通する流体に照射することができる。その結果、流体殺菌モジュール3は、流体の殺菌力を高めることが可能になる。
図10(a)に示すように、流通部36の長手方向に直交する断面が円環状の場合、流通部36の長手方向における中心軸と流通部36の内壁面との間の距離(すなわち半径)をrとする。また、図10(b)に示すように、流通部36の長手方向に直交する断面が方形の環状の場合、流通部36の当該断面の一辺の長さの2分の1の距離をrとする。これらの場合、流通部36を流通する流体の透過率をnパーセントとすると、流通部36の距離rは、以下の式(2)の関係を満たすように構成されている。
(n/100)>0.01 ・・・(2)
流通部36の距離rが式(2)の関係式を満たすように構成されると、流体殺菌モジュール3は、殺菌対象がnパーセントの透過率の流体であっても、光源14で発光された紫外線を流通部36の中心まで到達させることができる。これにより、流体殺菌モジュール3は、殺菌対象の流体の殺菌効率の向上を図ることができる。
次に、本実施形態による流体殺菌モジュール3を水耕栽培に適用した使用例について図11を用いて説明する。流体殺菌モジュール3は、流体を流通させる領域が流通部36であるため、上記第1実施形態による流体殺菌モジュール1と比較して、流体を流通させる領域が制限されている。
このため、図11に示すように、流体殺菌モジュール3を用いた水耕栽培は、流体殺菌モジュール3によって殺菌済みの流体Fを水槽8に貯留する構成とすることができる。この場合、流体殺菌モジュール3を水没することでモジュールを冷却し、紫外線の外部への漏れを抑制することで外套も不要となる。
次に、流体殺菌モジュール3を水槽から独立した殺菌器として用いる使用例について図12を用いて説明する。
図12に示すように、流体殺菌器の外套7の内部に流体殺菌モジュール3を載置し、第一流入出部77と第二流入出部78を設ける。流体殺菌器の外套7には必要な処理流量や殺菌力に応じて流体殺菌モジュール3を複数本(本例では3本)配置することができる。第一流入出部17及び第二流入出部18のいずれかは流通部36に接続されている。本例では、第一流入出部17が流体殺菌モジュール3に接続されている。流通部36を流通する流体Fは、殺菌されて流体殺菌モジュール3を冷却するか又は逆に流体殺菌モジュール3を冷却したのち、殺菌されて流体殺菌器より流出される。
図12に示す形態の利点として、流体殺菌モジュール3から漏れ出る紫外線の光量を抑制することで、外套7に紫外線に対し耐性の低い種類の樹脂も適用できる点にある。また、水槽の水深が浅い、又は水槽の形状等により、流体殺菌モジュール3を水没させることができない場合もある。その場合、図12に示す形態を取ることで、水槽によらず、流体殺菌モジュール3の使用本数を必要な処理流量や殺菌力に応じて使用することで、水槽とは独立した流体殺菌器とすることができる。
以上説明したように、本実施形態による流体殺菌モジュール3は、流体が流通する流通部36と、流通部36の少なくとも一部が形成されている側に設けられて流通部36を流通する流体に紫外線を照射可能な光源14と、光源14と同じ側に設けられて光源14を駆動する駆動回路15とを備えている。これにより、流体殺菌モジュール3は、流体中に存在する細菌の殺菌効率の向上を図ることができる。
本発明は、上記実施形態に限らず、種々の形態が可能である。
上記第1実施形態による流体殺菌モジュール1では、第一流入出部17から処理槽12に流入した流体を処理槽12の内部で往復させて第二流入出部18から流出するように構成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、流体殺菌モジュール1は、上記第二実施形態による流体殺菌モジュール3のように、流体を一方向に流通させて当該流体を殺菌するように構成されていてもよい。この場合、第一流入出部17は例えば流通部材121の底部に設けられる。これにより、流体殺菌モジュール1は、浮遊物などが処理槽12の内部に残留することを防止できる。
また、この場合、流体殺菌モジュール1は、流体殺菌モジュール1の光源取付部品11に設けられた空間116と外部とを連通する他の流路が設けられ、当該他の流路を通過する流体によって基板13を冷却し、光源14や駆動回路15で発生する熱を放熱するように構成されていてもよい。これにより、流体殺菌モジュール1は、光源14の冷却効率の向上を図ることができる。
上記第1実施形態による流体殺菌モジュール1は、同一の平面内に第一流入出部17の流入出口172と、第二流入出部18の流入出口182とを有しているが、本発明はこれに限られない。第二流入出部18の流入出口182は、第一流入出部17の流入出口172が設けられた平面と平行な面内に設けられていてもよい。
上記第1実施形態による流体殺菌モジュール1は、複数の第二流入出部18を備えているが、本発明はこれに限られない。例えば、第二流入出部18は、処理槽12側には複数の流入出口を有し、第二流入出部18の内部で流通経路がまとめられて外部側には1個の流入出口を有する構成を有していてもよい。
上記第2実施形態による流体殺菌モジュール3は、流通部36の流出口(流体殺菌モジュール3が水槽8に流体を流出する流出口)に所定の間隙を設けて対向配置された障害板を有していてもよい。流通部36が管状を有している場合、流通部36を流通する流体の流速は、流通部36の内壁面の近傍よりも中心軸の近傍の方が速い。流体殺菌モジュール3は、流通部36を流通して水槽8に流出する流体を障害板に衝突させることにより、水槽8に流出する流体の流速を均一にすることができる。この障害板は流入部と流出部双方に設けると、より効果を高めることができる。さらに、流体殺菌モジュール3は、流通部36から漏洩する紫外線を障害板によって抑制することができる。
1,3 流体殺菌モジュール
7 外套
8,9 水槽
11 光源取付部品
12 処理槽
13,33 基板
14 光源
15 駆動回路
16,36 流通部
17,77 第一流入出部
18,78 第二流入出部
19 ケーブル群
21 パワーメータ
22 温度センサ
31 接続部材
32 第一固定部材
34 第二固定部材
35 照射器容器
111 主要部材
111a 基板固定部
111b 第一支柱部
111c 第二支柱部
111d 第一被取付部
111e 第二被取付部
111f 円筒部
112 第一栓部材
113 第二栓部材
114 カバー部材
116,171,361 空間
121 流通部材
122 蓋部材
122a,122b,122c,貫通孔
37,123 反射部材
131 第一面
132 第二面
141 発光部
172,182 流入出口
191 ケーブル
331 第一面
332 第二面
B1,B2, ボルト
CN1 コネクタ
F 流体
L 養液
PK1,PK2 パッキン
R 抵抗素子
SH1,ねじ穴
SH2 ねじ孔

Claims (3)

  1. 流体が流通する流通部と、
    前記流通部の少なくとも一部が形成されている側に設けられて前記流通部を流通する流体に紫外線を照射可能な光源と、
    前記光源と同じ側に設けられて前記光源を駆動する駆動部と
    を備える流体殺菌モジュール。
  2. 前記流通部の少なくとも一部に向けて配置された第一面、及び前記第一面の裏面である第二面を有する基板を備え、
    前記光源及び前記駆動部は、前記第一面に設けられている
    請求項1に記載の流体殺菌モジュール。
  3. 前記流通部の幅をDとし、前記流通部を流通する流体の紫外線透過率をnパーセントとすると、前記流通部の幅は、
    (n/100)>0.01
    の関係式を満たす
    請求項1又は2に記載の流体殺菌モジュール。
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