JP2016140310A - 作物収穫機 - Google Patents

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Abstract

【課題】作物収穫機において燃料タンクへの燃料の補給が楽に行えるように構成する。
【解決手段】搬送装置13の下側に燃料タンク41を備え、搬送装置13の後部の後側に案内部材26を備える。案内部材26を、搬送装置13の後部から排出された葉部を受け止めて地面に案内する斜め下向きの傾斜姿勢と、横向き姿勢とに姿勢変更自在に機体2に支持する。
【選択図】図7

Description

本発明は、人参収穫機や大根収穫機等の作物収穫機において、燃料タンクの配置及び燃料タンクへの燃料の補給に関する。
作物収穫機の一例である人参収穫機では、特許文献1に開示されているように、機体の前後中央部の高い位置に運転座席(特許文献1の図1及び図2の10)を備え、運転座席の後側に燃料タンク(特許文献1の図1及び図2の11f)を備えたものがある。
特開2006−115859号公報 特開2009−268357号公報
特許文献1では、運転座席を機体の高い位置に備え、燃料タンクを運転座席の後側という機体の高い位置に備えているので、燃料タンクに燃料を補給する場合、作業者は燃料の入った燃料容器(ポリタンク等)を、地面から機体の高い位置である運転座席の位置まで持って上がる必要があり、労力の必要な作業となっている。
さらに、燃料タンクを運転座席の位置まで持って上がった後、燃料容器を置きながら燃料容器から燃料タンクに燃料を補給しようとしても、燃料容器を置いておく場所がないので、作業者は燃料容器を持ちながら燃料容器から燃料タンクに燃料を補給することになって、燃料容器から燃料タンクに燃料を補給する作業も労力の必要な作業となっている。
本発明は、作物収穫機において、燃料タンクへの燃料の補給が楽に行えるように構成することを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、作物収穫機において次のように構成することにある。
地面の作物を収穫する収穫部と、収穫された作物の葉部を切断する切断装置と、切断された葉部を機体の後部に搬送する搬送装置とを備えて、
前記搬送装置の下側に燃料タンクを備え、
前記搬送装置の後部の後側に案内部材を備えて、
前記案内部材を、前記搬送装置の後部から排出された葉部を受け止めて地面に案内する斜め下向きの傾斜姿勢と、横向き姿勢とに姿勢変更自在に機体に支持している。
(作用及び発明の効果)
地面の作物を収穫する収穫部、収穫された作物の葉部を切断する切断装置、切断された葉部を機体の後部に搬送する搬送装置を備えた作物収穫機では、例えば特許文献2に開示されているように、搬送装置の後部から排出された葉部を受け止めて地面に案内する斜め下向きの傾斜姿勢の案内部材(特許文献2の図2及び図4の17)を、搬送装置の後部の後側に備えたものがある。
この場合、本発明の第1特徴によると、燃料タンクが搬送装置の下側に備えられ、案内部材が搬送装置の後部の後側に備えられるので、燃料タンク及び案内部材が比較的低い位置に備えられることになるのであり、燃料タンクと案内部材とが比較的接近した状態となっている。
さらに、本発明の第1特徴によると、案内部材を、搬送装置の後部から排出された葉部を受け止めて地面に案内する斜め下向きの傾斜姿勢と、横向き姿勢とに姿勢変更自在に構成している。
これにより、燃料タンクに燃料を補給する場合、案内部材を横向き姿勢に設定することによって、特許文献1のように、燃料容器を地面から機体の高い位置である運転座席の位置まで持って上がる労力の必要な作業を行わなくても、燃料容器を比較的低い位置の横向き姿勢の案内部材に容易に置くことができる。
次に、燃料容器を横向き姿勢の案内部材に置いた状態において、燃料タンクと燃料容器(案内部材)とが比較的接近した状態となっているので、燃料容器から燃料タンクに燃料を容易に補給することができる。
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の作物収穫機において次のように構成することにある。
前記搬送装置と前記燃料タンクと前記案内部材とを、機体の右又は左側に備え、
前記燃料タンクの給油口を、前記燃料タンクの右又は左の横外側部に備えている。
(作用及び発明の効果)
人参収穫機等の作物収穫機では、例えば特許文献1,2に開示されているように、地面の作物を収穫する収穫部、収穫された作物の葉部を切断する切断装置、切断された葉部を機体の後部に搬送する搬送装置を、機体の右側(左側)に寄せて備えたものが多い。
本発明の第2特徴によると、搬送装置、燃料タンク及び案内部材を機体の右側(左側)に備えた場合、燃料タンクの給油口を燃料タンクの右の横外側部(左の横外側部)に備えているので、燃料タンクの給油口が機体の右の横側部(左の横側部)に位置する状態となる。
これにより、機体の右の横外側部(左の横外側部)に位置する作業者が無理なく燃料タンクの給油口に接近することができるのであり、燃料容器を横向き姿勢の案内部材に置いた状態において、燃料容器から燃料タンクに燃料を容易に補給することができる。
[III]
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第2特徴の作物収穫機において次のように構成することにある。
前記案内部材の横向き姿勢において、前記案内部材が前記燃料タンクの給油口よりも右又は左の横外側に突出するように、前記案内部材の横向き姿勢を設定している。
(作用及び発明の効果)
本発明の第3特徴によると、横向き姿勢の案内部材が燃料タンクの給油口よりも右の横外側(左の横外側)に突出するので、燃料容器が燃料タンクの給油口よりも右の横外側(左の横外側)に位置するように、燃料容器を横向き姿勢の案内部材に置くことができる。
これにより、燃料容器から延出されるホースを、あまり屈曲させずに燃料タンクの給油口に挿入することができるので、燃料容器から燃料タンクへの燃料の補給を行う際に、ホースにおいて燃料の流れが滞ることはなく、燃料容器から燃料タンクに燃料を円滑に補給することができる。
[IV]
(構成)
本発明の第4特徴は、本発明の第1〜第3特徴の作物収穫機のうちのいずれか一つにおいて次のように構成することある。
機体に支持される前記案内部材の前部を支点として、前記案内部材を上下向きの非作業姿勢に変更自在に機体に支持している。
(作用及び発明の効果)
本発明の第4特徴によると、路上での移動や倉庫への格納等において、機体から後方に突出する案内部材を非作業姿勢に設定して、案内部材が機体から後方に突出しないようにすることにより、案内部材を他物に当ててしまうようなことが少なくなる。
人参収穫機の左側面図である(案内部材は傾斜姿勢)。 人参収穫機の平面図である(案内部材は傾斜姿勢) 人参収穫機の右側面図である(案内部材は傾斜姿勢)。 人参収穫機の背面図である(案内部材は傾斜姿勢)。 傾斜姿勢の案内部材の付近の背面図である。 横向き姿勢の案内部材の付近の背面図である。 横向き姿勢の案内部材及び燃料タンクの付近の左側面図である。 傾斜姿勢の案内部材の付近の斜視図である。
本発明の実施形態における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、以下のように記載している。機体の収穫作業時における前進側の進行方向が「前」であり、後進側の進行方向が「後」である。前後方向での前向き姿勢を基準として右側に相当する方向が「右」であり、左側に相当する方向が「左」である。
[1]
人参収穫機において、人参A(作物に相当)の収穫に関する構造について説明する。
図1及び図2に、作物収穫機の一例である人参収穫機が示されており、右側及び左側のクローラ型式の走行装置1に支持された機体2の右側の前部に、運転部3及びエンジン4が支持されている。機体2の左側の前部に、前側に向く引き起こし装置5、左側に向く引き起こし装置6、土ほぐし刃7、左右一対の引き抜きベルト8及び回転刃9が支持されている。
図1及び図2に示すように、機体2の進行に伴って、引き起こし装置5,6により人参Aの葉部A1が上側に引き起こされながら、土中に入り込んだ土ほぐし刃7が振動して人参Aの横側の土が崩される。引き抜きベルト8により人参Aの葉部A1が挟持されて人参Aが引き抜かれ、人参Aの下部の尻尾部分が回転刃9により切断されて、人参Aが引き抜きベルト8により後側の上側に搬送される。
以上のように、引き起こし装置5,6、土ほぐし刃7、引き抜きベルト8及び回転刃9等により、地面の人参Aを収穫する収穫部10が構成されており、収穫部10が機体2の左側の前部に備えられている。
[2]
次に人参収穫機において、収穫された人参Aの回収に関する構造について説明する。
図1及び図2に示すように、機体2の左側において引き抜きベルト8の上部の後側に、左右一対の葉部搬送ベルト11(搬送装置に相当)及び回転刃12(切断装置に相当)が備えられている。機体2の左側において葉部搬送ベルト11及び回転刃12の下側に、引き抜きベルト8の後側から機体2の後部に延出される搬送ベルト13(搬送装置に相当)が備えられている。
これにより、図1及び図2に示すように、引き抜きベルト8により後側の上側に搬送された人参Aの葉部A1が、葉部搬送ベルト11に受け渡されて挟持され、葉部搬送ベルト11により人参Aが後方に搬送されながら、回転刃12により、人参Aと葉部A1との間が切断されて、人参Aが搬送ベルト13に落下する。
図1,2,4に示すように、搬送ベルト13の搬送方向と斜めに交差する固定の案内体14が搬送ベルト13の上側に備えられ、搬送ベルト13の後部から右側に向ってコンベア15が備えられており、機体2の後部に作業者用の椅子24が支持されている。これにより、搬送ベルト13に落下した人参Aは、搬送ベルト13により後側に搬送され、案内体14に当たってコンベア15に送られる。
図2及び図4に示すように、コンベア15の中間部の前後方向の横軸芯P1周りに、コンベア15が折れ曲がるように上下に揺動自在に構成されており、コンベア15を昇降駆動する昇降シリンダ16が備えられている。コンベア15の右側の端部に一対のL字状の支持フレーム17が取り付けられて、支持フレーム17の端部に吊り下げ具18が支持されている。
図2,3,4に示すように、機体2の右側に補助台19が支持されており、補助台19の後部の左右方向の横軸芯P2周りに、支持台20が上下に揺動自在に支持されて、支持台20がコンベア15の右側の端部の下方に位置している。補助台19の右側の前部に支柱21が連結され、支持台20の右側の前部にアーム20aが連結されて、支柱21と支持台20のアーム20aとに亘って伸縮機構22が接続されている。
伸縮機構22は電動モータ23により伸縮駆動されるのであり、伸縮機構22により支持台20を、図3及び図4の実線に示す横向きの水平な作業姿勢、並びに、図3の二点鎖線に示す後下がり状の傾斜姿勢に設定することができる。
[3]
次に人参収穫機において、人参Aの回収の工程について説明する。
図3及び図4に示すように、帆布等の布やポリエチレン等の可撓性シートにより全体が構成された回収袋25が用意されており、回収袋25の紐部25aを吊り下げ具18に取り付けた後、支持台20を横向きの水平な作業姿勢に設定して、回収袋25を支持台20に置き、コンベア15を支持台20の付近まで下降させて、回収袋25を潰した状態としておく。
前述の状態で収穫作業を開始すると、図7に示すように、収穫された人参Aがコンベア15から回収袋25に投入されて回収されるのであり、コンベア15により人参Aが右側に搬送される途中において、椅子24の作業者が不良の人参Aを取り出す。
収穫作業の進行に伴って回収袋25に人参Aが回収されていくと、椅子24の作業者はコンベア15を少し上昇させ停止させて、回収袋25の上部を少し引き上げるのであり、収穫作業の進行に伴って回収袋25に人参Aが回収されていくと、椅子24の作業者はコンベア15を再び少し上昇させ停止させて、回収袋25の上部を少し引き上げる。
回収袋25が人参Aで満杯になり回収袋25の上部を限界まで引き上げると、機体2を停止させて収穫作業を中断する。この状態において、椅子24の作業者は吊り下げ具18から回収袋25の紐部25aを取り外し、図3の二点鎖線に示すように、支持台20を傾斜姿勢に設定して、回収袋25を支持台20から地面に滑り降ろす。
次に空の回収袋25を吊り下げ具18に取り付け、支持台20を横向きの水平な作業姿勢に設定して回収袋25を支持台20に置き、コンベア15を支持台20の付近まで下降させ、最初の状態に戻って収穫作業を再開する。
[4]
次に、人参Aの葉部A1の処理について説明する。
図1,2,4に示すように、葉部搬送ベルト11の後部に、機体2の後側に向いて斜め下向きの案内板43が備えられ、機体2の左側の後部に、機体2の左右中央側に向いた斜め下向きの平板状の案内部材26が支持されている(葉部搬送ベルト11及び搬送ベルトの後部の後側に案内部材26を備えた状態に相当)。
これにより、図1,2,4に示すように、引き抜きベルト8により後側の上側に搬送された人参Aの葉部A1が、葉部搬送ベルト11に受け渡されて挟持され、葉部搬送ベルト11により人参Aが後側に搬送されながら、回転刃9により人参Aと葉部A1との間が切断されて、人参Aが搬送ベルト13に落下する。
図1,2,4に示すように、葉部A1はそのまま葉部搬送ベルト11により後側に搬送され、葉部搬送ベルト11の後部から案内板43を介して搬送ベルト13の後部(案内体14の後側)に落下し、搬送ベルト13により後側に搬送されて、搬送ベルト13の後部から案内部材26に落下し、機体2の後側の地面に落下する。
[5]
次に、案内部材26の支持構造及び傾斜姿勢について説明する。
図1,5,7,8に示すように、機体2の左側の後部において、右側及び左側の縦フレーム27,28、縦フレーム27に連結された断面L字状のブラケット34、ブラケット34及び縦フレーム28に亘って連結された左右方向の横フレーム29,30、ブラケット34及び縦フレーム28の上部に連結された前後方向の横フレーム31,32等により枠状の支持フレーム33が構成されており、支持フレーム33の上部に搬送ベルト13が支持されている。
図5,7,8に示すように、ブラケット35が機体2の左側の後部に連結されている。断面L字状でアングル部材状の支持部材36が備えられて、支持部材36がボルト37,38によりブラケット34,35に連結されており、支持部材36が機体2の左右中央側に向いて斜め下向きの姿勢となっている。
図5及び図7に示すように、案内部材26の下面の前部の右及び左側に取付部26a,26bが連結されており、案内部材26の下面の前部に、断面L字状でアングル部材状のフレーム26cが連結されている。案内部材26の取付部26a,26bと支持部材36の横側部36a,36bとに亘って支点軸39が取り付けられて、案内部材26が支点軸38周りに上下に揺動自在に支持されている。
図5及び図8に示す状態は、案内部材26が機体2の左右中央側に向いた斜め下向きの傾斜姿勢に固定された状態である。
案内部材26の傾斜姿勢において、案内部材26のフレーム26cが支持部材36の上面に当たって、案内部材26が下側に揺動できないように案内部材26の重量が支持されており、案内部材26の取付部26aと支持部材36の横側部36aとに亘ってピン40が挿入されて、案内部材26が上側に揺動しないようになっている。これにより、前項[4]に記載のように、搬送ベルト13の後部から落下した葉部A1が、案内部材26に受け止められて、機体2の後側の地面に案内される。
路上での移動や倉庫への格納等において、図7の二点鎖線に示すように、ピン40を取り外して、案内部材26を支点軸39周りに上側に持ち上げ、再びピン40を案内部材26の取付部26aと支持部材36の横側部36aとに亘って挿入することにより、案内部材26を上下向きの非作業姿勢に固定する。
[6]
次に、案内部材26と燃料タンク41との関係について説明する。
図1,4,7に示すように、燃料タンク41が支持フレーム33の内部に位置するように機体2の取り付けられており、燃料タンク41が葉部搬送ベルト11及び搬送ベルト13の下側に位置し、葉部搬送ベルト11,搬送ベルト13及び燃料タンク41が機体2の左側に位置する状態となっている。
図1,4,7に示すように、燃料タンク41の給油口41aが、燃料タンク41の左の横外側部の後部に備えられて左側の斜め後側に向いており、燃料タンク41の給油口41aが機体2及び支持フレーム33から左の横外側に突出している。
燃料タンク41の後側に案内部材26が位置しており、案内部材26の傾斜姿勢において、案内部材26の端部26dが燃料タンク41の給油口41aの上側に位置し、燃料タンク41の給油口41aよりも左の横外側に突出している(図4参照)。
図5に示すように、横フレーム30の中間部に、ボルト孔状の連結部42が備えられている。図6及び図7に示すように、ボルト38を取り外して、支持部材36及び案内部材26をボルト37周りに上側に持ち上げ、支持部材36をボルト38により連結部42に連結することによって、案内部材26を横向き姿勢に姿勢変更して固定することができる(案内部材26を、搬送装置11,13の後部から排出された葉部A1を受け止めて地面に案内する斜め下向きの傾斜姿勢と、横向き姿勢とに姿勢変更自在に機体2に支持した状態に相当)。
図6及び図7に示すように、案内部材26の横向き姿勢において、案内部材26と燃料タンク41の給油口41aとが略同じ高さ位置しており、案内部材26の端部26dが燃料タンク41の給油口よりも左の横外側に突出している。
図6及び図7に示すように、燃料タンク41に燃料を補給する場合、案内部材26を横向き姿勢に設定することによって、燃料容器(図示せず)を比較的低い位置の横向き姿勢の案内部材26に容易に置くことができる。
燃料容器を横向き姿勢の案内部材26に置いた状態において、燃料タンク41の吸気口41aと燃料容器(案内部材26)とが比較的接近した状態となっているので、燃料容器から燃料タンク41の給油口41aに燃料を容易に補給することができる。
この場合、図6及び図7に示すように、燃料容器が横向き姿勢の案内部材26の端部26dの近くに位置するように、燃料容器を横向き姿勢の案内部材26に置くと、燃料容器を燃料タンク41の給油口41aよりも左の横外側に位置させることができるので、燃料容器から延出されるホース(図示せず)を、あまり屈曲させずに燃料タンク41の給油口41aに挿入することができる。
これにより、燃料容器から燃料タンク41への燃料の補給を行う際に、ホースにおいて燃料の流れが滞ることはなく、燃料容器から燃料タンク41に燃料を円滑に補給することができる。
図6及び図7に示すように、横向き姿勢の案内部材26において、前項[5]の記載と同様に、ピン40を取り外して、案内部材26を支点軸39周りに上側に持ち上げ、再びピン40を案内部材26の取付部26aと支持部材36の横側部36aとに亘って挿入することにより、案内部材26を上下向きの非作業姿勢に固定することができる。
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための形態]において、案内部材26の傾斜姿勢を、機体2の左右中央側に向いた斜め下向きではなく、機体2の後側に向いた斜め下向きに設定してもよく、機体2の左の横外側に向いた斜め下向きに設定してもよい。
[発明の実施の第2別形態]
前述の[発明を実施するための形態]において、収穫部10、葉部搬送ベルト11、回転刃12、搬送ベルト13、案内部材26、支持フレーム33及び燃料タンク41等を機体の右側に備えてもよい。
このように構成すると、案内部材26の傾斜姿勢を、機体2の左右中央側に向いた斜め下向き、又は機体2の後側に向いた斜め下向き、又は機体2の右の横外側に向いた斜め下向きに設定すればよい。
[発明の実施の第3別形態]
前述の[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態][発明の実施の第2別形態]において、ボルト38をブラケット35及び連結部42に連結するのではなく、着脱自在なピンをブラケット35の孔部及び連結部42の孔部に挿入することにより、案内部材26を傾斜姿勢及び横向き姿勢に設定するように構成してもよい。
[発明の実施の第4別形態]
前述の[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第3別形態]において、葉部A1が葉部搬送ベルト11の後部から案内板43を介して搬送ベルト13の後部に落下せずに、案内板43を介して直接に案内部材26に落下するように構成してもよい。このように構成すると、搬送ベルト13は本発明の搬送装置ではなくなる。
[発明の実施の第5別形態]
前述の[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第4別形態]において、人参Aを回収袋25に回収するのではなく、コンベア15から地面に直接に落下させていくように構成してもよい。
本発明は、人参収穫機ばかりではなく、大根収穫機や玉ねぎ収穫機等の作物収穫機にも適用できる。
2 機体
10 収穫部
11,13 搬送装置
12 切断装置
26 案内部材
41 燃料タンク
41a 燃料タンクの給油口
A 作物
A1 葉部

Claims (4)

  1. 地面の作物を収穫する収穫部と、収穫された作物の葉部を切断する切断装置と、切断された葉部を機体の後部に搬送する搬送装置とを備えて、
    前記搬送装置の下側に燃料タンクを備え、
    前記搬送装置の後部の後側に案内部材を備えて、
    前記案内部材を、前記搬送装置の後部から排出された葉部を受け止めて地面に案内する斜め下向きの傾斜姿勢と、横向き姿勢とに姿勢変更自在に機体に支持している作物収穫機。
  2. 前記搬送装置と前記燃料タンクと前記案内部材とを、機体の右又は左側に備え、
    前記燃料タンクの給油口を、前記燃料タンクの右又は左の横外側部に備えている請求項1に記載の作物収穫機。
  3. 前記案内部材の横向き姿勢において、前記案内部材が前記燃料タンクの給油口よりも右又は左の横外側に突出するように、前記案内部材の横向き姿勢を設定している請求項2に記載の作物収穫機。
  4. 機体に支持される前記案内部材の前部を支点として、前記案内部材を上下向きの非作業姿勢に変更自在に機体に支持している請求項1〜3のうちのいずれか一つに記載の作物収穫機。
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