JP2016139436A - 管理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】移動販売事業者に販売場所を斡旋するサービスを提供する場合に、販売効率の高い情報を分かり易く提供できるようにする。
【解決手段】管理サーバ装置1は、移動販売車による駐車場等の販売場所内での販売時にその移動販売車側に設置されている売上端末装置2から送信される売上データ及びその販売場所の位置データを受信して、その売上データと位置データに基づいて販売場所毎に移動販売による売上データを、エリア分析情報データベースSD5に集計するほか、その集計結果を分析するための分析条件が指定された場合にその分析条件に応じて集計結果を分析し、その分析結果を地図上に展開して出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、売上管理装置及びプログラムに関する。
近年、車両を利用して商品を販売する移動販売は、営業時間や営業場所も自分で自由に決められるのも魅力の一つとなって、若者、女性、シニア層を中心に脚光を浴びてきているが、移動販売の営業には食品衛生法に基づく保健所の営業許可や道路交通法に基づく警察署の道路使用許可が必要となっており、道路での無許可な販売行為は、行政処分や刑事罰の対象になる。また、公園は道路ではないので道路交通法の取締まりから外れるが、都市公園法の規制を受けることになり、出店には自治体の許可が必要で原則として営利目的の使用は認められない。更に、移動販売の拡声器による商業宣伝については、各都道府県に条例によって音量や使用方法の規制が設けられている。
ところで、従来、このような移動販売車に関する技術としては、移動販売車両の販売場所や巡回コース、販売商品や値段を携帯電話やパソコンにより検索して閲覧可能としたり、メール案内を通知したり、事前予約を行ったりする技術などが提案されている(特許文献1参照)。
特開2011−221984号公報
このように従来にあっては、移動販売を利用するユーザに対するサービスとして、販売場所や商品情報を検索可能としたシステムやメール案内通知がほとんどであった。
ところで、駐車場やショッピングモール、空き地などの私有地には移動販売を規制する法律は存在しないが、土地のオーナーや管理者の許可が必要となり、移動販売が社会的に認知されるようになって信頼を得るためには私有地内での合法的な販売方法が必要不可欠となる。このような状況の中で、一部のネットサービスでは、移動販売車(Mobile Catering Car)と商業施設のイベント主とをマッチングさせるサイトは存在しているが、営業日数や見積り競合などの問題により移動販売業者がコンスタントに営業場所を確保することは、大変難しいという問題がある。また、商業施設や駐車場などを移動販売事業者へ貸し出すような場合には、信用と契約手続が必要となり、契約期間も長期間に渡るため、個人経営者や零細事業者が大半の移動販売業者ではその貸出しを受けることは、困難な状況であった。
そこで、本出願人は先に、移動販売車に対してその販売場所を容易に提供できると共に、適切な場所での移動販売であることを容易に確認できるようにした技術を提案した(特願2012−150340)。すなわち、既に全国の市街地で運営されている時間貸し駐車場(私有地)を有効活用するために、移動販売事業者(移動販売車)が必要に応じて何時でも時間単位で利用可能とするサービスを提供する広域通信システムを提案した。このような広域ネットサービスを更に充実発展させるために移動販売事業者に対しては販売効率の高い情報の提供が必要となる。
本発明の課題は、任意の販売場所で移動販売を行う売上端末装置での販売促進を管理できるようにすることである。
請求項1は、任意の販売場所に移動して各種商品を販売する売上端末装置と通信接続される売上管理装置であって、前記売上端末装置が任意の販売場所に移動して販売を行った際は、その販売場所の場所情報とその販売場所での当該売上端末装置における売上情報とを取得し、その取得した場所情報と売上情報とによる販売実績情報を記憶手段に逐次蓄積記憶するよう制御する記憶制御手段と、移動販売場所の候補として予め用意された複数の移動販売場所における前記売上端末装置での販売による販売状況を、前記記憶手段に記憶された販売実績情報に基づいて分析する分析手段と、前記分析手段による前記各移動販売場所における販売状況の分析の結果を、前記複数の移動販売場所の分布を示す分布図において識別出力する出力制御手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項7は、任意の販売場所に移動して各種商品を販売する売上端末装置と通信接続される売上管理装置であって、前記売上端末装置が任意の販売場所に移動して販売を行った際は、その販売場所の場所情報とその販売場所での当該売上端末装置における売上情報とを取得し、その取得した場所情報と売上情報とによる販売実績情報を記憶手段に逐次蓄積記憶するよう制御する記憶制御手段と、前記販売場所における販売に先立ってその販売の開始を知らせる開店通知を前記売上端末装置から受信した際は、その販売を開始する前記売上端末装置が移動した移動先の販売開始場所を取得すると共に、当該売上端末装置の移動販売者に関する販売情報を取得する取得手段と、前記移動先での販売開始を知らせる案内情報を、その案内情報を希望するユーザ宛に送信する送信制御手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、任意の販売場所で移動販売を行う売上端末装置での移動販売の促進を期待することが可能となる。
売上データ処理システムの全体構成の概要を示したブロック図。 管理サーバ装置(売上管理装置)1の基本的な構成要素を示したブロック図。 売上端末装置2の基本的な構成要素を示したブロック図。 管理サーバ装置1側の駐車場情報データベースSD1を説明するための図。 管理サーバ装置1側の販売管理情報データベースSD2を説明するための図。 管理サーバ装置1側の売上管理情報データベースSD3を説明するための図。 管理サーバ装置1側の営業案内情報データベースSD4を説明するための図。 管理サーバ装置1側のエリア分析情報データベースSD5を説明するための図 管理サーバ装置1の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャート。 図9の動作に続くフローチャート。 図10の動作に続くフローチャート。 (1)、(2)は、異なる種類のエリア分析条件入力シートを例示した図。 指定地域の地図上に展開した駐車場別エリア分析の結果(画面データ)を例示した図。 指定地域の地図上に展開した地域メッシュ別エリア分析の結果(画面データ)を例示した図。
以下、図1〜図14を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、売上データ処理システムの全体構成の概要を示したブロック図である。
売上データ処理システムは、既に全国の市街地で運営されている時間貸し駐車場(私有地)を販売場所として有効活用するために、移動販売事業者(移動販売車)が必要に応じて何時でも時間単位で利用可能とするサービスを提供する広域通信システムである。すなわち、駐車場の時間貸し業務を運営している駐車場事業者との契約により、移動販売の許可を受けている駐車エリア(駐車場)を移動販売事業者に対して斡旋するサービスを提供すると共に、その駐車エリアの利用に応じて課金する利用料を移動販売事業者から回収して、駐車場事業者側に対して支払う業務を行う広域ネットサービス(駐車場利用の移動販売サイト)を開設する広域通信システムである。
そして、この売上データ処理システムは、そのシステム全体を管理する管理サーバ装置(売上管理装置)1と、移動販売車側に設置されている売上端末装置2を備え、この管理サーバ装置(売上管理装置)1と売上端末装置2とは公衆通信網(例えば、無線通信網やインターネット)3を介して接続されている。管理サーバ装置1は、駐車場利用の移動販売サイトを運営するサイト運営事業者側に設置されているサーバ装置であり、公衆通信網3を介して移動販売車側の売上端末装置2に接続されているほか、地図情報サーバ装置4にも接続されている。また、管理サーバ装置1は、公衆通信網3を介して駐車場事業者側の端末装置(携帯端末装置やパソコンなど)5に接続されていると共に、一般ユーザ側の端末装置(携帯端末装置やパソコンなど)6に接続されている。
また、管理サーバ装置1側には各種のデータベースとして、駐車場情報データベースSD1、販売管理情報データベースSD2、売上管理情報データベースSD3、営業案内情報データベースSD4、エリア分析情報データベースSD5などが備えられている。駐車場情報データベースSD1は、駐車場の時間貸し業務を運営している駐車場事業者との契約により、移動販売車による駐車場での移動販売の許可を受けている駐車エリア(駐車場)毎にその位置データなどを記憶管理するデータベースである。
売上端末装置2は、その筐体全体が、例えば、A5サイズの携帯型情報端末装置であり、移動販売車内に設置(搭載)されているもので、タッチ入力機能、無線通信機能のほか、一取引毎に売上データを登録処理したり、一取引の登録の終了時に締め処理を実行したりするECR(Electronic Cash Register)機能を備えた売上データ処理装置である。更に、売上端末装置2は、上述の基本的な機能(タッチ入力機能、無線通信機能、ECR機能)のほかに、インターネット接続機能(Webアクセス機能)やGPS(Global Positioning System)機能を備えている。
また、この売上端末装置2には、売上管理情報データベースTDが備えられている。このデータベースTDは、入力された売上データ(商品名、単価、個数、売上金額)と、一取引分の売上データを登録する毎にGPS機能から受信取得した位置データなどを対応付けて記憶する売上ファイル(図示省略)を有している。更に、売上端末装置2には、レシートやジャーナルなどを印刷発行するプリンタ装置7がケーブル接続されている。GPS機能は、GPS衛星8との間での通信により現在の位置データを受信取得する機能である。
このように構成された売上データ処理システムにおいて、管理サーバ装置1は、移動販売車側に設置されている売上端末装置2から移動販売による売上報告として、売上データと共に現在の位置データなどを公衆回線網3を介して受信すると、その位置データに基づいて駐車場情報データベースSD1を検索してその位置データに該当する駐車エリアを特定すると共に、受信した売上データを当該駐車エリア内で販売された売上データとして処理するようにしている。この場合、駐車エリアの利用時間に応じた駐車料と、売上データに応じた売上報酬料を算出して移動販売利用料を求め、この移動販売利用料を駐車場事業者側の端末装置5に送信することにより支払報告を行うようにしている。
図2は、管理サーバ装置(売上管理装置)1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
管理サーバ装置1の中核をなすCPU11は、無停電電源装置(図示省略)を含む電源部12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの管理サーバ装置1の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部13は、各種のプログラムや情報を記憶するもので、本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているほか、管理サーバ装置1が動作するために必要な各種の情報(例えば、計時機能により計時された現在日時、フラグ、タイマなど)を一時的に記憶するワーク領域を有している。なお、記憶部13は、所定の外部サーバ側の記憶領域を含むものであってもよい。
通信部14は、多数同時アクセスが可能なもので、ブロードバンドのインターネットに接続(例えば、光通信接続)され、売上端末装置2との間でデータの送受信を行ったり、地図情報サーバ装置4との間、駐車場事業者側の端末装置5、一般ユーザ側の端末装置6との間でデータの送受信を行ったりする。CPU11は、通信部14を介して受信された外部からの指示に応じた処理を実行することも可能となっている。表示部15は、例えば、オペレータ用の確認画面や作業画面などを表示する。操作部16は、フルキーボードなどを有し、CPU11は、操作部16からの入力信号に応じた処理を実行する。
図3は、売上端末装置2の基本的な構成要素を示したブロック図である。
売上端末装置2の中核をなすCPU21は、記憶部22内の各種のプログラムに応じてこの売上端末装置2の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部22は、各種のプログラムや情報を記憶するもので、図8に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているほか、売上端末装置2が動作するために必要な各種の情報(例えば、計時機能により計時された現在日時、フラグ、タイマなど)を一時的に記憶するワーク領域を有している。CPU21には、その入出力周辺デバイスとして、タッチ入力表示部23、キー操作部24のほか、GPS測位部25、通信部26、外部接続部27などが接続されており、入出力プログラムにしたがってCPU21はそれらの動作を制御する。
タッチ入力表示部23は、表示パネルとタッチパネル(図示省略)を有する構成で、高精細な表示パネルの前面にタッチパネルを配置することによりソフトウェアキー(タッチキー)を割当て配置してその機能名を表示したり、指などによるタッチ操作を感知してそのタッチ操作に応じたデータを入力したりするデバイスである。GPS測位部25は、上述したGPS機能を構成するもので、地上系/衛星系の制御局を利用して現在の位置データ(経緯度データ)を受信取得する。通信部26は、公衆通信網3を介して管理サーバ装置1との間でデータの送受信を行う通信インターフェイスである。外部接続部27は、プリンタ装置7がケーブル接続されるコネクタ部である。
図4は、管理サーバ装置1側の駐車場情報データベースSD1を説明するための図である。
駐車場情報データベースSD1は、販売場所として駐車場を管理する駐車場事業者に関するデータを記憶管理するもので、駐車場ファイルSD1−1を有している。このファイルSD1−1は、駐車場事業者から提出された登録申請書の記載事項を入力することで登録されたデータを記憶するファイルであり、駐車場事業者に関するデータとして「事業者コード」、「事業者名」の各項目と、その事業者が運営する駐車場(駐車エリア)に関するデータとして「駐車場」、「駐車場名」、「住所」、「駐車台数」、「時間単価」、「売上報酬」、「緯度」、「経度」の各項目を有している。「時間単価」は、駐車エリア内での時間貸し料金(例えば、30分200円)を示し、「売上報酬」は移動販売での売上金額に応じた従量制によって課金する報酬率(例えば、売上金額の10%)を示し、「緯度」、「経度」は、駐車場の「住所」に相当する位置データで、地図情報サーバ装置4から受信取得したデータである。
図5は、管理サーバ装置1側の販売管理情報データベースSD2を説明するための図である。
販売管理情報データベースSD2は、移動販売事業者(移動販売車)に関するデータを記憶管理するもので、販売車ファイルSD2−1を有している。このファイルSD2−1は、移動販売事業者から提出された登録申請書の記載事項を入力することで登録されたデータを記憶するファイルであり、移動販売事業者(移動販売車)に関するデータとして「販売車コード」、「販売業者名」、「端末番号」、「ジャンル」、「車種」、「登録番号」の各項目を有している。「端末番号」は、移動販売車に設置されている売上端末装置2の識別データ(例えば、製造番号)であり、「ジャンル」は、販売品の種類(例えば、ラーメン、うどん、など)を示し、「車種」、「登録番号」は、移動販売車を識別するデータである。
図6は、管理サーバ装置1側の売上管理情報データベースSD3を説明するための図である。
売上管理情報データベースSD3は、移動販売車毎の売上データを記憶管理するもので、移動販売の売上ファイルSD3−1を有している。このファイルSD3−1は、売上端末装置2から移動販売による売上報告を受信した場合にその受信内容に応じたデータを記憶するファイルであり、移動販売車毎の売上データとして「販売車コード」、「伝票番号」、「営業日」、「時刻」、「駐車場コード」、「商品名」、「単価」、「数量」、「金額」、「消費税」の各項目と、移動販売に利用した駐車エリアに関するデータとして「緯度」、「経度」の各項目と、売上端末装置2の識別データとして「端末番号」の項目を有している。「伝票番号」は、一取引毎に発行される一連番号であり、「営業日」、「時刻」は、売上られた営業日時であり、「金額」は、一取引分の売上金額で「単価」×「数量」となる。「緯度」、「経度」は、移動販売を行っている駐車エリア内においてGPS機能によって受信取得した位置データ(移動販売を行っている場所を示す位置データ)である。
図7は、管理サーバ装置1側の営業案内情報データベースSD4を説明するための図である。
営業案内情報データベースSD4は、一般の会員ユーザに対して移動販売を行っている場所を案内するサービスを提供するためにその会員ユーザに関するデータや移動販売に関するデータを記憶管理するもので、図7(1)に示すメール通知ファイルSD4−1と、図7(2)に示す営業案内ファイルSD4−2を有している。メール通知ファイルSD4−1は、会員ユーザ宛に移動販売に関するデータを電子メールによって案内通知する際に使用されるファイルで、会員登録申請書の記載事項を入力することで登録されたユーザに関するデータとして「会員番号」、「氏名」、「メールアドレス」、「住所」、「緯度」、「経度」の各項目と、案内希望のジャンルを示す「ラーメン屋」、…、「おでん屋」の各項目を有しいている。「緯度」、「経度」は、会員の「住所」の位置データを示し、地図情報サーバ装置4から受信取得したデータである。
営業案内ファイルSD4−2は、駐車場利用の移動販売サイトを運営するサイト運営事業者側が提供するWeb(World Wide Web)ページに移動販売を案内する際に使用されるファイルで、図7(2)に示すように移動販売の営業に関するデータとして「営業日」、「営業」、「開店時刻」、「閉店時刻」の各項目と、販売車に関するデータとして「販売車コード」、「販売業者名」、「ジャンル」、「登録番号」の各項目と、駐車場に関するデータとして「駐車場コード」、「駐車場名」、「緯度」、「経度」の各項目を有している。「営業」は、開店/閉店を示すデータである。
図8は、管理サーバ装置1側のエリア分析情報データベースSD5を説明するための図である。
エリア分析情報データベースSD5は、移動販売のエリア分析で必要となるデータを記憶管理するもので、時間帯別売上集計ファイルSD5−1を有している。この時間帯別売上集計ファイルSD5−1は、売上端末装置2から移動販売による売上報告を受信した場合に、予めシステム側で設定した営業時間帯別(例えば、1時間毎)に売上データを集計して記憶管理するためのファイルであり、「営業日」、「曜日」、「時間帯」、「駐車場コード」、「駐車場名」、「緯度」、「経度」、「販売車コード」、「販売事業者名」、「ジャンル」、「売上集計金額(税込)」の項目を有している。
「売上集計金額(税込)」は、「営業日」、「曜日」、「時間帯」、「駐車場コード」、「販売車コード」別に売上データを集計した集計金額(税込)であり、営業時間帯別(例えば、1時間毎)の集計結果である。管理サーバ装置1は、売上端末装置2から指定地域(指定エリア)内での移動販売による売上分析(エリア分析)が要求された際に、エリア分析情報データベースSD5内の集計結果を分析して、その分析結果を指定地域の地図上に展開した画面データを生成して要求元の売上端末装置2に送信するようにしている。
次に、本実施形態における売上データ処理システムの動作概念を図9〜図11に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、このフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図9〜図11は、管理サーバ装置1の全体動作のうち、管理サーバ装置1と移動販売業者側の売上端末装置2との間で行われる本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、電源投入に応じて実行開始される。
先ず、売上端末装置2側の動作概要について簡単に説明しておく。売上端末装置2は、移動販売の開始(開店)を指示する開店ボタン(図示省略)が操作されると、自己の「販売車コード」と、移動販売を希望する駐車場の「駐車場コード」を含めた開店通知を管理サーバ装置1に対して行う。
そして、売上端末装置2は、売上データを入力する登録操作が行われると、GPS測位部25から現在の位置データ(移動販売を行っている駐車エリアの位置:販売位置)を受信取得し、売上データと位置データとを対応付けて、売上管理情報データベースTDの売上ファイル(図示省略)に登録する処理を行う。その後、一日の営業が終わり、閉店を指示する閉店ボタンが操作されると、開店から閉店までの各売上データと位置データを上述の売上ファイルから売上報告の内容としてそれぞれ読み出し、自己の販売車コード、利用中の駐車場コードをも含めた閉店通知を管理サーバ装置1に対して送信する処理を行う。また、売上端末装置2は、販売戦略上などのために移動販売のエリア分析を要求する操作が行われると、管理サーバ装置1に対してその分析要求を通知し、それら応答して管理サーバ装置1から分析条件入力用の入力シートが送られると、その入力シートを表示させる。この状態において、売上端末装置2は、その入力シート内の各項目に各種の分析条件が入力設定されると、入力された分析条件を管理サーバ装置1に返信する処理を行う。
管理サーバ装置1は、売上端末装置2から開店通知を受信すると(図9のステップS1でYES)、この開店通知に含まれている販売車コードに基づいて販売管理情報データベースSD2の販売車ファイルSD2−1を検索して、「販売業者名」、「ジャンル」、「登録番号」を読み出し取得(ステップS2)した後、開店通知に含まれている駐車場コードに基づいて駐車場情報データベースSD1の駐車場ファイルSD1−1を検索して、その「駐車場名」、「緯度」、「経度」を読み出し取得する(ステップS3)。そして、現在の日時を営業日、開店時刻として、「販売車コード」、「販売業者名」、「ジャンル」、「登録番号」、駐車場コード」、「駐車場名」、「緯度」、「経度」と共に営業案内レコードを生成し、この生成レコードを情報データベースSD4内の営業案内ファイルSD4−2に追加登録する(ステップS4)。そして、新規開店を知らせるための営業案内を該当する会員ユーザ宛にメール通知する(ステップS5)。その後、上述のステップS1に戻る。
管理サーバ装置1は、売上端末装置2から閉店通知を受信すると(図10のステップS6でYES)、この閉店通知に含まれている売上報告(開店から閉店までの各売上データと位置データを含む)を受信取得する(ステップS7)。そして、開店から閉店までの各位置データを比較して(ステップS8)、それらは同一の位置データであるかを調べ(ステップS9)、同一の位置データでなければ(ステップS9でNO)、その旨を示すエラーメッセージを作成してその売上端末装置2に送信する(ステップS18)。
また、開店から閉店までの各位置データが同一であれば(ステップS9でYES)、その位置データに基づいて駐車場情報データベースSD1の駐車場ファイルSD1−1を検索し(ステップS10)、該当する「駐車場コード」が記憶されているかを調べる(ステップS11)。ここで、該当する「駐車場コード」が記憶されていなければ(ステップS11でNO)、その旨を示すエラーメッセージを作成してその売上端末装置2に送信するが(ステップS18)、該当する「駐車場コード」が記憶されていれば、つまり、駐車場を特定することができたときには(ステップS11でYES)、駐車場ファイルSD1−1からその「駐車場コード」を読み出す(ステップS12)。
次に、管理サーバ装置1は、売上報告(販売者コード、伝票番号、営業日、時間、開店から閉店までの各売上データと位置データを含む)、駐車場コードなどの必要項目のデータを売上管理情報データベースSD3の売上ファイルSD3−1に追加登録する(ステップS13)。そして、営業日と時間から曜日及び時間帯を算出して(ステップS14)、営業日、曜日、時間帯、駐車場コード、販売者コード別に売上金額(税込)を集計する(ステップS15)。そして、営業日、曜日、時間帯、駐車場コード、位置データ、ジャンルなどと共にこの売上金額(税込)をエリア分析情報データベースSD5の時間帯別売上集計ファイルSD5−1に追加登録する(ステップS16)。そして、駐車場コード、販売車コードに基づいて営業案内ファイルSD4−2を検索し、該当レコードの「営業」を“開店”から“閉店”に変更すると共に、「閉店時刻」を書き込む(ステップS17)。その後、図9のステップS1に戻る。
一方、管理サーバ装置1は、売上端末装置2からエリア分析要求を受信すると(図11のステップS19上でYES)、要求された種類のエリア分析条件入力シートを要求元の売上端末装置2に対して送信する(ステップS20)。図12(1)、(2)は、2種類のエリア分析条件入力シートを例示した図であり、エリア分析要求時に売上端末装置2側では、そのいずれかの種類を指定してエリア分析要求を行うようにしているが、このような指定が行われなければ、管理サーバ装置1は、2種類のエリア分析条件入力シートを要求元の売上端末装置2に対して送信するようにしている。
図12(1)は、指定地域(指定エリア)内に存在している各駐車場別の売上分析を要求するための駐車場別エリア分析用の入力シートを示している。この入力シートは、分析条件を入力する項目として、どこの地域の売上分析を要求するのかを指定する「地域名」と、どのような商品の売上分析を要求するのか選択する「ジャンル選択」と、どの期間の売上分析を要求するのかを指定する「集計期間」を有している。なお、「地域名」は住所データを入力する入力項目であり、「ジャンル選択」は、“全選択”、“ラーメン屋”、“うどん屋”、“カレー屋”、“おでん屋”の中から任意に選択する選択項目であり、「集計期間」は、任意に指定された日“営業日”又は“月日〜月日”で指定される期間のいずれかを選択して、その営業日又は期間に対応付けて期間データを入力する入力項目である。
なお、「集計期間」の指定の仕方は、上述の“営業日”、“月日〜月日”の期間に限らず、例えば、17時〜19時などの時間帯を集計期間として指定したり、任意の曜日を集計期間として指定したりしてもよい。更に、例えば、11月〜12月内での金曜日、7月〜8月内での18時〜21時を集計期間として指定したり、第3週目の金曜日を集計期間として指定したりしてもよい。すなわち、少なくとも日付、時間帯、月、曜日、週のいずれかを期間として指定するようにしてもよい。
図12(2)は、指定地域(指定エリア)内をメッシュ状に区分した区画別の売上分析を要求するための地域メッシュ別エリア分析用の入力シートを示し、分析条件を入力する項目として、上述した「地域名」、「ジャンル選択」、「集計期間」のほか、「統計データ比較」の項目を有している。この地域メッシュ別エリア分析は、指定地域を緯度・経度情報に基づいて略正方形の形状に区画してメッシュ状に区分、例えば、約1km四方の基準地域メッシュ又は2分の1地域メッシュ(500mメッシュ)などに区分し、地域メッシュ別に売上データを集計する分析する分析方法である。
「統計データ比較」は、国勢調査地域メッシュ統計データ、つまり、指定地域内をメッシュ状(マトリックス状)に区分した地域メッシュ統計データ(世帯数、単身者数、高齢単身者数)を要求するかを指定する項目であり、区画別の売上データと比較する統計データを選択する選択項目である。この場合、無指定”、“世帯数”、“単身者数”、“高齢単身者数”の中から任意の項目を選択するようにしているが、それらの組合せを任意に選択するようにしてもよい。
図12(1)、(2)に示したエリア分析条件入力シート内には、操作ボタンとして入力を取り消すキャンセルボタンと、入力確定を指示する実行ボタンが備えられている。売上端末装置2側では各分析条件が入力された後に、この実行ボタンが操作されると、その入力シートの入力内容を管理サーバ装置1に送信するようにしている。
管理サーバ装置1は、売上端末装置2から分析条件を受信すると(図11のステップS21)、その分析条件から指定地域を抽出して地図情報サーバ装置4をアクセスし、その指定地域に該当する地図データを取得する(ステップS22)。そして、図12(1)に示した駐車場別エリア分析が要求されたのかを調べ(ステップS23)、駐車場別エリア分析が要求されたときには(ステップS23でYES)、分析条件(指定地域・ジャンル・集計期間)に応じてエリア分析情報データベースSD5の時間帯別売上集計ファイルSD5−1を検索し、その条件に応じた分析を行い(ステップS24)、その分析結果を指定地域の地図上に色分けして展開する(ステップS26)。
図13は、指定地域の地図上に展開した駐車場別エリア分析の結果(画面データ)を例示した図である。
任意に指定された指定地域の地図上には、その指定地域内に存在している各駐車場の位置に対応付けて、駐車場マークPmが配置されている。この駐車場マークPmは、その駐車場での売上高に応じてその着色が異なり、駐車場毎の売上高に応じて複数のランクに分類し、この複数の売上分析ランク毎に色分けされたものである。このように売上分析ランクに応じて色分けされた駐車場マークPmが、地図上の該当する駐車場の位置に識別可能に配置(マッピング)されている。地図の欄外(地図の下側)には、駐車場マークPmの種類を案内するための案内情報PGが配置されている。
丸型(赤色)の案内情報PGは、売上が高い駐車場であることを示し、三角型(青色)の案内情報PGは、売上が低い駐車場であることを示し、四角型(黄色)の案内情報PGは、売上がない駐車場、つまり、移動販売として利用されていない駐車場であることを示している。この場合、駐車場別の売上集計金額の平均値や偏差値、判定金額指定で「売上高い」、「売上低い」に区分判定し、移動販売が無かった駐車場の位置には「利用なし」と判定するようにしている。図示の例では、駅周辺の駐車場での売上が高い場合を示している。
また、図13に示すように地図の欄外(地図の下側)には、指定時間帯を1時間毎に右送り又は左送りするための時間スライドボタン(時間送りボタン)Tbが配置され、図中、右2重矢印の時間スライドボタンTbが右送り用のボタン、左2重矢印の時間スライドボタンTbが左送り用のボタンである。また、地図の欄外(地図の上側)には、営業日(月日)、曜日のほかに、時間軸領域Tmが配置されている。この営業日、曜日、時間軸領域Tmは、何時の売上分析結果であるかを明示するもので、図示の例では、10月12日(金曜日)、19時台の売上分析の結果であることを例示している。この時間軸領域Tmは、0時から23時までを1時間毎に刻んだもので、時間帯を任意に指定可能なもので、図中、塗り潰し領域が指定時間帯を示している。ここで、右2重矢印の時間スライドボタンTbが操作される毎に指定時間帯が図中、右側に1時間毎にシフトされ、左2重矢印の時間スライドボタンTbが操作される毎に指定時間帯が図中、左側にシフトされることにより地図内の分析結果は、指定時間帯対応の分析結果に変更することが可能となっている。
他方、地域メッシュ別エリア分析が要求されたときには(図11のステップS23でNO)、その分析条件から「統計データ比較」を抽出して地図情報サーバ装置4をアクセスして、そのメッシュ別統計データを取得する(ステップS25)。この場合、「統計データ比較」の内容に基づいて少なくとも世帯数、単身者数、高齢単身者数のいずれかを統計データとして取得する。そして、分析条件(指定地域・ジャンル・集計期間)に応じてエリア分析情報データベースSD5の時間帯別売上集計ファイルSD5−1を検索し、その条件に応じた分析を行い(ステップS24)、その分析結果を指定地域の地図上に色分けして展開する(ステップS26)。
図14は、指定地域の地図上に展開した地域メッシュ別エリア分析の結果(画面データ)を例示した図である。
指定地域の地図上には、図13の場合と同様に、その指定地域内に存在している各駐車場の位置に駐車場マークPmが配置され、その駐車場マークPmは、その駐車場での売上高に応じてその着色が異なっている。このように駐車場マークPmが配置(マッピング)された指定地域の地図上には、メッシュ状の区分された区画別の売上分析ランクを色別したメッシュが重ね合わせられている。
すなわち、図示の例では、統計データとして世帯数が指定された場合を示したもので、区画内での売上高と世帯数との組合せを複数のランクに分類、例えば、「売上高い×世帯数多い」、「売上高い×世帯数少い」、「売上低い×世帯数多い」、「売上低い×世帯数少い」のランクに分類し、この複数のランクを明示するために各区画Maの全体をランク別に異なる色によって着色するようにしている。この際、地図の内容や駐車場マークPmが確認可能(目視可能)となるように各区画Maの全体領域を半透過で着色(淡い色で着色)するようにしている。
地図の欄外(地図の下側)には、売上高と統計データとの組合せの種類を案内するための案内情報MGが配置されている。すなわち、「売上高い×世帯数多い」の案内情報MGは、その内部に“売上高×世帯数多”の文字列が配置され、その全体は淡い赤系色によって着色され、「売上高い×世帯数少い」の案内情報MGは、その内部に“売上高×世帯数少”の文字列が配置され、その全体は淡い青系色によって着色されている。更に、「売上低い×世帯数多い」の案内情報MGは、その内部に“売上低×世帯数多”の文字列が配置され、その全体は淡い緑系色によって着色され、「売上低い×世帯数少い」の案内情報GMは、その内部に“売上低×世帯数少”の文字列が配置され、その全体は淡い黄系色によって着色されている。
管理サーバ装置1は、上述のようにして売上端末装置2から要求された分析条件に応じて売上集計を分析した分析結果を地図上に展開することによって生成した画面データをその要求元の売上端末装置2に送信する(ステップS27)。その後、図9のステップS1に戻る。また、管理サーバ装置1は、代行回収業務を指示する操作が行われたことを検出したときには(図11のステップS28でYES)、移動販売業者への請求書作成処理及び駐車場事業者への支払書作成処理(ステップS29)を行った後、図9のステップS1に戻る。以下、管理サーバ装置1は、電源がオフされるまで図9〜図11の動作を行う。
以上のように本実施形態において管理サーバ装置1は、移動販売車による駐車場内での販売時にその移動販売車側に設置されている売上端末装置2から送信される売上データ及びその販売場所としての駐車場の位置データを受信して、その売上データと位置データに基づいて駐車場毎に移動販売による売上データを、エリア分析情報データベースSD5の時間帯別売上集計ファイルSD5−1に集計するほか、その集計結果を分析するための分析条件が指定された場合にその分析条件に応じて集計結果を分析し、その分析結果を地図上に展開して出力するようにしたので、移動販売事業者(移動販売車)にその販売場所として駐車場を斡旋するほか、販売効率の高い情報を分かり易く提供することができ、移動販売の促進と共に販売場所として駐車場の有効活用を期待することが可能となる。
管理サーバ装置1は、売上端末装置2から移動販売による売上報告として、売上データと共に現在の位置データを受信した場合に、その位置データに該当する駐車場を特定し、売上データをその駐車場内で販売された売上データとして集計するようにしたので、管理サーバ装置1にあっては適切な場所での移動販売による売上報告であることを確認した上で売上データを集計することが可能となる。
管理サーバ装置1は、分析条件として移動販売の商品ジャンルを対象とする分析が指示された場合に、その指定ジャンルの駐車場別の集計結果を分析するようにしたので、移動販売事業者にあっては、どのジャンルの商品が、どの場所(駐車場)で売れているかなどの情報を得ることが可能となる。
管理サーバ装置1は、分析条件として指定地域を対象とする分析が指示された場合に、その指定地域内に存在している駐車場を特定して、その駐車場別の集計結果を分析し、その分析結果として駐車場別の売上データを指定地域の地図上に展開するようにしたので、移動販売事業者が希望する地域内でどの場所(駐車場)で売れているかなどの情報を得ることが可能となる。
管理サーバ装置1は、分析条件として指定期間を対象とする分析が指示された場合に、その駐車場毎の指定期間内での集計結果を分析して、駐車場毎の期間別の売上状況を地図上に展開するようにしたので、移動販売事業者にあっては、同じ駐車場であっても、どの期間で売れているかなどの情報を得ることが可能となる。
指定期間として、例えば、任意の月日(日付)で指定される期間、任意に指定された日(営業日)内での集計結果を分析するようにしたので、移動販売事業者にあっては、例えば、一日の営業時間内において時間帯により販売効率の高い営業場所(駐車場)を探して移動販売することが可能となる。
管理サーバ装置1は、分析結果を地図上の該当する駐車場の位置に展開するようにしたので、移動販売事業者にあっては、分析結果と駐車場との対応関係が明確となり、視覚的に分かり易いものとなる。
管理サーバ装置1は、駐車場毎の指定期間内での集計結果を分析する際にその売上高に応じて複数のランクに分類し、この複数のランクを色分けして、地図上の該当する駐車場の位置に識別可能に展開するようにしたので、移動販売事業者にあっては、視覚的に分かり易いものとなる。
地図の欄外に時間帯を任意に指定可能な時間軸表示領域Tmを配置するようにしたので、移動販売事業者にあっては、現在、どの時間帯に関する分析結果なのかが分かり易くなり、かつ、操作性も良くなる。
管理サーバ装置1は、分析条件として指定地域を対象とする分析が指示された場合に、その指定地域に関する統計データを取得した後、指定地域内に存在している駐車場を特定して、その駐車場別の集計結果を分析すると共に、指定地域に関する統計データを分析し、それらの分析結果を指定地域の地図上に展開するようにしたので、移動販売事業者にあっては、指定地域の統計データも合わせて知ることができ、販売戦略上の有効な資料となる。
管理サーバ装置1は、指定地域をメッシュ状に区分した区画毎に売上データ及び統計データを分析し、指定地域の地図をメッシュ状に区分した各区画に、対応する区画の売上データ及び統計データの分析結果を展開するようにしたので、地域メッシュ統計の活用により次のような利点がある。すなわち、地域メッシュは、略同一の大きさ及び形状の区画を単位として区分されているため地域メッシュ相互間の事象の計量的比較が容易となる。また、地域メッシュは、その位置や区画が固定されていることから、市町村などの行政区域の境域変更や地形、地物の変化による調査区の設定変更などの影響を受けることがなく、地域事象の時系列的比較が容易となる。更に、任意の地域について、その地域内の地域メッシュのデータを合算することにより、必要な地域のデータを容易に入手可能となる。
指定地域をメッシュ状に区分した区画毎に、その区画内での売上高と世帯数との組合せを複数のランクに分類し、この複数のランクを明示するために区画全体を半透過で着色するようにしたので、区画別の売上データと地域メッシュ統計データを比較することで様々なエリア分析が可能となる。例えば、地域メッシュ別に売上集計された売上金額が高いか低いかを分類し、更に、統計データからその地域メッシュの世帯数が多いか少いかを分類し、この2つの分析項目で色分けすることで、売上は低いが世帯数が多いエリアが視覚的に分かり、そのエリアで移動販売が可能な駐車場を探し出すことが容易にできるようになる。
なお、上述した実施形態において管理サーバ装置1は、売上端末装置2からエリア分析が要求された場合に、その要求された種類のエリア分析を行って、その分析結果を地図上にマッピングした画面データを生成して要求元の売上端末装置2に送信するようにしたが、売上端末装置2からの要求に限らず、例えば、管理サーバ装置1側で予め各種のエリア分析を行い、このエリア分析結果をWebページ(移動販売サイトを運営するサイト運営事業者側が提供するWebページ)に掲載するようにしてもよい。また、エリア分析結果を移動販売事業者宛て直接メール送信するようにしてもよい。この場合、移動販売事業者のジャンル、販売地域などを考慮してエリア分析結果を送信するようにすればよい。
また、上述した実施形態においては、駐車場別エリア分析を行った場合に、図13に示すように「売上高い」、「売上低い」、「利用なし」の3種類のランクを識別可能としたが、これに限らず、4種類以上に細分したランクを識別可能としてもよい。また、「顧客数多い」、「顧客少い」を基準にランク分けしてもよい。また、売上端末装置2から顧客の属性として性別、年齢層などの情報を受信して記憶管理するようにすれば、顧客の属性に応じた分析結果を得ることも可能となる。
また、上述した実施形態においては、地域メッシュ別エリア分析を行った場合に、図14に示すように駐車場マークPmがマッピングされた指定地域の地図上に、メッシュ状の区画別の売上分析ランクを色別したメッシュを重ね合わせるようにしたが、地図上に売上分析ランクを色別したメッシュのみを展開したものであってもよい。
上述した実施形態においては、駐車場別エリア分析、地域メッシュ別エリア分析でランクを識別する手段として色分けを例示したが、形状、模様、濃度、点滅/点灯などの手段で識別するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、地図上に分析結果を展開した画面データを生成するようにしたが、画面データに限らず、印刷データであってもよい。
また、上述した実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
さらに、上述した実施形態においては、販売場所として駐車場の例を示したが、販売場所としては、駐車場に限らず、大型スーパーマーケットの敷地内や、広場や公園等の公共スペースや、空き地や、路上等であっても良い。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
売上端末装置から通信ネットワーク経由で送信される売上データを管理する売上管理装置であって、
移動販売車による販売場所内での販売時にその移動販売車側に設置されている前記売上端末装置から送信される売上データ及びその販売場所の位置データを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信した売上データと位置データに基づいて販売場所毎に移動販売による売上データを集計する集計手段と、
前記集計手段による集計結果を分析するための分析条件が指定された場合にその分析条件に応じて前記集計手段による集計結果を分析する分析手段と、
前記分析手段による分析結果を地図上に展開出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする売上管理装置である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の売上管理装置において、
販売場所の時間貸し業務を運営している事業者との契約により移動販売車による販売場所での移動販売の許可を受けている販売場所毎にその位置データを記憶管理する販売場所データ記憶手段と、
前記受信手段によって受信した売上データと共に受信した位置データに基づいて前記販売場所データ記憶手段を検索することによりその位置データに該当する販売場所を特定する販売場所データ検索手段と、
を備え、
前記集計手段は、前記販売場所データ検索手段によって販売場所が特定された場合に、前記受信手段によって受信した売上データを当該販売場所内で販売された売上データとして集計する、
ようにしたことを特徴とする売上管理装置である。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の売上管理装置において、
前記分析手段は、分析条件として移動販売の商品ジャンルを対象とする分析が指示された場合に、その指定ジャンルの駐車場別の集計結果を分析する、
ようにしたことを特徴とする売上管理装置である。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の売上管理装置において、
前記分析手段は、分析条件として指定地域を対象とする分析が指示された場合に、その指定地域内に存在している販売場所を特定して、その販売場所別の集計結果を分析し、
前記出力手段は、前記分析手段による分析結果として販売場所別の売上データを前記指定地域の地図上に展開出力する、
ようにしたことを特徴とする売上管理装置である。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の売上管理装置において、
前記受信手段は、売上端末装置から送信される売上データ及び位置データと共に移動販売の営業日時を受信し、
前記集計手段は、前記受信手段によって受信した売上データ、位置データ、移動販売の営業日時に基づいて販売場所毎に移動販売による売上データを営業日時別に集計し、
前記分析手段は、分析条件として指定期間を対象とする分析が指示された場合に、その販売場所毎の指定期間内での集計結果を分析する、
ようにしたことを特徴とする売上管理装置である。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の売上管理装置において、
前記分析手段は、前記指定期間として少なくとも日付、月、週、時間帯、曜日のいずれかを対象とする分析が指示された場合に、その指定期間内での集計結果を分析する、
ようにしたことを特徴とする売上管理装置である。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項5又は請求項6に記載の売上管理装置において、
前記出力手段は、前記分析手段による分析結果を地図上の該当する販売場所の位置に展開する、
ようにしたことを特徴とする売上管理装置である。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の売上管理装置において、
前記分析手段は、前記販売場所毎の指定期間内での集計結果を分析する際にその売上状況に応じて複数のランクに分類し、
前記出力手段は、前記分析手段によって分類された複数のランクを地図上の該当する販売場所の位置に識別可能に展開する、
ようにしたことを特徴とする売上管理装置である。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項5〜請求項7のいずれかに記載の売上管理装置において、
前記出力手段は、前記地図内又は欄外に時間帯を任意に指定可能な時間軸領域を配置する、
ようにしたことを特徴とする売上管理装置である。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の売上管理装置において、
前記分析手段は、分析条件として指定地域を対象とする分析が指示された場合に、その
指定地域に関する統計データを取得する取得手段を更に備え、
前記分析手段は、指定地域内に存在している販売場所を特定して、その販売場所別の集計結果を分析すると共に、前記指定地域に関する統計データを分析し、
前記出力手段は、前記分析手段による分析結果を前記指定地域の地図上に展開出力する、
ようにしたことを特徴とする売上管理装置である。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の売上管理装置において、
前記分析手段は、前記指定地域をメッシュ状に区分した区画毎に売上データ及び統計データを分析し、
前記出力手段は、指定地域の地図をメッシュ状に区分した各区画に、対応する区画の前記売上データ及び統計データの分析結果を展開出力する、
ようにしたことを特徴とする売上管理装置である。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の売上管理装置において、
前記分析手段は、前記指定地域をメッシュ状に区分した区画毎に売上データ及び統計データを分析する際に、その売上データと統計データとの組合せを複数のランクとして分類し、
前記出力手段は、前記分析手段によって分類された複数のランクを、メッシュ状に区画した地図上の該当する区画に識別可能に展開する、
ようにしたことを特徴とする売上管理装置である。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、
コンピュータに対して、
移動販売車による販売場所内での販売時にその移動販売車側に設置されている前記売上端末装置から送信される売上データ及びその販売場所の位置データを通信ネットワーク経由で受信する機能と、
前記受信した売上データと位置データに基づいて販売場所毎に移動販売による売上データを集計する機能と、
前記集計結果を分析するための分析条件に応じて前記集計結果を分析する機能と、
前記分析結果を地図上に展開出力する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
1 管理サーバ装置
2 売上端末装置
3 公衆通信網
4 地図情報サーバ装置
5 駐車場事業者側の端末装置
6 一般ユーザ側の端末装置
7 プリンタ装置
11、21 CPU
13、22 記憶部
14、26 通信部
15 表示部
16 操作部
25 GPS測位部
SD1 駐車場情報データベース
SD2 販売管理情報データベース
SD3 売上管理情報データベース
SD4 営業案内情報データベース
SD5 エリア分析情報データベース
SD5−1 時間帯別売上集計ファイル
本発明は管理装置及びプログラムに関する。
本発明の課題は、任意の販売場所で移動販売を行う移動販売店舗での販売促進を管理できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、任意の販売場所に移動可能な複数の移動販売店舗に対する管理を行う管理装置であって、前記複数の移動販売店舗の内で、任意の移動先場所に移動して販売を行う特定店舗の移動先情報を取得する第1取得手段と、前記複数の移動販売店舗の店舗情報を記憶する第1記憶手段を参照することで、前記特定店舗の店舗情報を取得する第2取得手段と、前記第1取得手段と前記第2取得手段で取得された情報に基づいて、前記店舗情報を有した前記特定店舗が前記移動先で商品の販売することを知らせる案内情報を生成し、その案内情報を、予め登録された複数のユーザのユーザ情報を記憶する第2記憶手段を参照することで、当該各ユーザ宛に送信制御する送信制御手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、任意の販売場所で移動販売を行う移動販売店舗での販売促進を管理することが可能となる。

Claims (13)

  1. 任意の販売場所に移動して各種商品を販売する売上端末装置と通信接続される売上管理装置であって、
    前記売上端末装置が任意の販売場所に移動して販売を行った際は、その販売場所の場所情報とその販売場所での当該売上端末装置における売上情報とを取得し、その取得した場所情報と売上情報とによる販売実績情報を記憶手段に逐次蓄積記憶するよう制御する記憶制御手段と、
    移動販売場所の候補として予め用意された複数の移動販売場所における前記売上端末装置での販売による販売状況を、前記記憶手段に記憶された販売実績情報に基づいて分析する分析手段と、
    前記分析手段による前記各移動販売場所における販売状況の分析の結果を、前記複数の移動販売場所の分布を示す分布図において識別出力する出力制御手段と、
    を具備したことを特徴とする売上管理装置。
  2. 前記分析手段は、前記複数の移動販売場所における売上情報の高低を、前記記憶手段に記憶された販売実績情報に基づいて分析し、
    前記出力制御手段は、前記複数の移動販売場所の分布を示す分布図において、前記売上端末装置での販売による販売状況として、その販売の有無と共に、その販売がある場合にはその移動販売場所での売上の高低を識別出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の売上管理装置。
  3. 前記販売場所における販売に先立って前記売上端末装置からの開店通知を受信した際は、その売上端末装置が移動した前記販売場所を取得すると共に、当該売上端末装置の移動販売者に関する販売情報を取得し、当該売上端末装置での開店を知らせる案内情報を、その案内情報を希望するユーザ宛に送信する送信制御手段と、
    を更に具備したことを特徴とする請求項1又は2に記載の売上管理装置。
  4. 前記記憶制御手段は、前記販売実績情報を、その販売を行った販売時間と共に記憶するよう制御し、
    前記分析手段は、任意に指定された時間帯における前記複数の移動販売場所における前記売上端末装置での販売による販売状況を分析し、
    前記出力制御手段は、前記指定の時間帯における前記複数の移動販売場所での販売状況の分析の結果を識別出力する、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の売上管理装置。
  5. 前記記憶制御手段は、前記売上端末装置での販売種別を複数の販売種別の中から特定して、前記販売実績情報をその特定された販売種別に対応づけて記憶するよう制御し、
    前記分析手段は、任意に指定された販売種別における前記複数の移動販売場所における前記売上端末装置での販売による販売状況を分析し、
    前記出力制御手段は、前記指定の販売種別における前記複数の移動販売場所での販売状況の分析の結果を識別出力する、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の売上管理装置。
  6. 前記分析手段は、前記売上端末装置からの要求が来た際に、前記分析を行い、
    前記出力制御手段は、前記複数の移動販売場所での販売状況の分析の結果が識別される前記分布図を前記売上端末装置に対して送信出力する、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の売上管理装置。
  7. 任意の販売場所に移動して各種商品を販売する売上端末装置と通信接続される売上管理装置であって、
    前記売上端末装置が任意の販売場所に移動して販売を行った際は、その販売場所の場所情報とその販売場所での当該売上端末装置における売上情報とを取得し、その取得した場所情報と売上情報とによる販売実績情報を記憶手段に逐次蓄積記憶するよう制御する記憶制御手段と、
    前記販売場所における販売に先立ってその販売の開始を知らせる開店通知を前記売上端末装置から受信した際は、その販売を開始する前記売上端末装置が移動した移動先の販売開始場所を取得すると共に、当該売上端末装置の移動販売者に関する販売情報を取得する取得手段と、
    前記移動先での販売開始を知らせる案内情報を、その案内情報を希望するユーザ宛に送信する送信制御手段と、
    を具備したことを特徴とする売上管理装置。
  8. 前記取得手段は、前記販売を開始する前記売上端末装置の移動先の販売開始場所が、移動販売場所の候補として予め用意された複数の移動販売場所の内の何処の移動販売場所か特定し、その特定された移動販売場所を前記販売開始場所として取得する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の売上管理装置。
  9. 前記取得手段は、前記売上端末装置の移動販売者名と、その移動販売者が販売する商品の販売種別とを、前記移動販売者に関する情報として取得し、
    前記送信制御手段は、前記取得手段で取得した前記販売開始場所と移動販売者に関する情報とに基づいた案内情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の売上管理装置。
  10. 前記取得手段は、前記売上端末装置から前記開店通知の際に受信した場所コードに基づいて、予め用意された複数の移動販売場所における場所コードとその場所情報と対応付けて記憶する場所記憶手段を参照することで、前記売上端末装置が移動した移動先の前記販売開始場所を取得する、
    ことを特徴とする請求項7〜9の何れかに記載の売上管理装置。
  11. 前記記憶制御手段は、前記売上端末装置が任意の場所に移動して販売を開始した際の販売場所と、当該売上端末装置が販売を終了するまでの販売場所とが同一の場合に、前記販売実績情報を蓄積記憶するよう制御する、
    ことを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の売上管理装置。
  12. 任意の販売場所に移動して各種商品を販売する売上端末装置と通信接続される売上管理装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記売上端末装置が任意の販売場所に移動して販売を行った際は、その販売場所の場所情報とその販売場所での当該売上端末装置における売上情報とを取得し、その取得した場所情報と売上情報とによる販売実績情報を記憶手段に逐次蓄積記憶するよう制御する記憶制御手段、
    移動販売場所の候補として予め用意された複数の移動販売場所における前記売上端末装置での販売による販売状況を、前記記憶手段に記憶された販売実績情報に基づいて分析する分析手段、
    前記分析手段による前記各移動販売場所における販売状況の分析の結果を、前記複数の移動販売場所の分布を示す分布図において識別出力する出力制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  13. 任意の販売場所に移動して各種商品を販売する売上端末装置と通信接続される売上管理装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記売上端末装置が任意の販売場所に移動して販売を行った際は、その販売場所の場所情報とその販売場所での当該売上端末装置における売上情報とを取得し、その取得した場所情報と売上情報とによる販売実績情報を記憶手段に逐次蓄積記憶するよう制御する記憶制御手段、
    前記販売場所における販売に先立ってその販売の開始を知らせる開店通知を前記売上端末装置から受信した際は、その販売を開始する前記売上端末装置が移動した移動先の販売開始場所を取得すると共に、当該売上端末装置の移動販売者に関する販売情報を取得する取得手段、
    前記移動先での販売開始を知らせる案内情報を、その案内情報を希望するユーザ宛に送信する送信制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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