JP2016139120A - 走査光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品数を増やすことなく複数種類の偏向器を共通の光学箱に取り付けることができる走査光学装置を提供する。【解決手段】走査光学装置は、軸121と、軸121に対して回転可能に設けられた多面鏡からなる偏向器117と、軸121が嵌合する穴部132を有し、偏向器117を収容する光学箱113と、を有し、光学箱113には、穴部132よりも内径が大きな凹部133が設けられており、凹部133の中心は、穴部132の中心と一致するように構成される。【選択図】図6

Description

本発明は、シート等の記録媒体に画像を形成する複写機やプリンタやファクシミリ装置などの画像形成装置が有する走査光学装置に関するものである。
電子写真記録方式のレーザプリンタには、感光体を画像情報に応じたレーザ光で走査する走査光学装置が搭載されている。レーザ光を偏向するための偏向器としては、回転多面鏡を用いた構成が最も普及している。
回転多面鏡を回転させるモータ部の構成としては、固定された軸に対してロータが回転する軸固定型(スリーブ回転型)のモータと、回転軸にロータを固定した軸回転型のモータが知られている。回転多面鏡はロータに固定されるので、軸固定型のモータを採用した場合、回転多面鏡は軸に対して回転する。一方、軸回転型のモータを採用した場合、回転多面鏡は軸と共に回転する。一般に、軸固定型のモータは、軸回転型のモータより回転精度が高い。プリンタに求められる性能に応じて、これらのモータのどちらを採用するかが決まることもある。
回転多面鏡を有する偏向器は、走査光学装置の筐体である光学箱に固定される。軸固定型のモータを使った偏向器の場合は、軸を光学箱の穴に嵌合して固定する。軸回転型のモータを使った偏向器の場合は、軸を回転可能に保持する軸受を光学箱の穴に嵌合して固定する。軸の直径と軸受の直径は異なるので、軸固定型のモータを使った偏向器を採用する場合は、小さな嵌合穴を有する光学箱を設計する必要があり、軸回転型のモータを使った偏向器を採用する場合は、大きな嵌合穴を有する光学箱を設計する必要がある。
ところで、プリンタに掛るコストを抑えるために、実質的に同一の走査光学装置を、プリンタAと、プリンタAとは性能が異なるプリンタB、の両方で採用することが考えられる。しかしながら、プリンタAに軸固定型の偏向器を採用する必要があり、プリンタBに軸回転型の偏向器を採用する必要がある場合、プリンタA用とプリンタB用の光学箱を夫々設計する必要があり、コスト抑制効果が低減してしまう。
特許文献1では、光学箱に嵌合可能な接続板に偏向器を取り付けている。偏向器を取り付けた接続板を光学箱に取り付けることで、接続板を介して複数種類の偏向器を一種類の光学箱に取り付けることができる。
しかしながら、特許文献1では、複数種類の偏向器を一種類の光学箱に取り付けるために接続板を必要とするものであり、走査光学装置の部品数が増加し、装置のコスト、及び走査光学装置を組み立てる際の組立工程が増加してしまう。
特開2013−054082号公報
本発明は、走査光学装置の部品数を増やすことなく複数種類の偏向器を共通の光学箱に取り付けることができる走査光学装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、
入射光を偏向する偏向器であって、軸と、前記軸に対して回転可能に設けられた多面鏡とを有する偏向器と、
前記軸が嵌合する穴部を有し、前記偏向器を収容する光学箱と、を有し、
前記光学箱には、前記穴部よりも内径が大きな凹部が設けられており、
前記凹部の中心は、前記穴部の中心と一致していることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明は、
入射光を偏向する偏向器であって、回転軸と、前記回転軸を回転可能に保持する軸受と、前記回転軸と共に回転する多面鏡とを有する偏向器と、
前記偏向器を収容し、前記軸受が嵌合する凹部を有する光学箱と、を有し、
前記光学箱には、前記凹部よりも内径が小さな穴部が設けられており、
前記穴部の中心は、前記凹部の中心と一致していることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明は、
入射光を偏向する偏向器であって、軸と、前記軸に対して回転可能に設けられた多面鏡とを有する偏向器と、
前記偏向器を収容し、前記軸が嵌合する穴部を有する光学箱と、を有し、
前記光学箱には、前記穴部の周囲に環状溝が設けられており、
前記環状溝の中心は、前記穴部の中心と一致していることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明は、
入射光を偏向する偏向器であって、回転軸と、前記回転軸を回転可能に保持する軸受と、前記回転軸と共に回転する多面鏡とを有する偏向器と、
前記偏向器を収容する光学箱と、を有し、
前記軸受には環状の突出部が設けられており、
前記光学箱には、前記突出部が嵌合する環状溝と、前記環状溝よりも前記中心に近い側に設けられた穴部とが設けられ、
前記穴部の中心は、前記環状溝の中心と一致していることを特徴とする。
本発明の走査光学装置は、走査光学装置の部品数を増やすことなく複数種類の偏向器を共通の光学箱に取り付けることができる。
実施例1に係る走査光学装置が装着される画像形成装置の概略図 実施例1に係る走査光学装置を示す斜視図 実施例1に係る走査光学装置に取り付けられる偏向器の断面図 実施例1に係る走査光学装置に取り付けられる偏向器の断面図 実施例1に係る走査光学装置を組み立てる様子を示す斜視図 実施例1に係る光学箱における偏向器の位置決め部について説明する模式図 実施例1において偏向器が光学箱に取り付けられた状態を示す断面図 実施例2に係る光学箱における偏向器の位置決め部について説明する模式図 実施例2において偏向器が光学箱に取り付けられた状態を示す断面図
以下に図面を参照して、本発明の実施例を例示する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法や材質や形状やそれらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施形態に限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1は、実施例1に係る走査光学装置が装着される画像形成装置の概略図である。画像形成装置101は、走査光学装置102と光学台103と給紙部104と給紙ローラ105と転写ローラ106と定着器107とプロセスカートリッジ108とを有している。走査光学装置102は、プロセスカートリッジ108が有する感光体ドラム109(像担持体)における被走査面にレーザを照射(出射)することで、感光体ドラム109に静電潜像を形成する。光学台103は画像形成装置101における筐体の一部であり、走査光学装置102は光学台103に設置されている。
また、給紙部104は、画像が形成される記録媒体P(記録材)を積載している。給紙ローラ105は、給紙部104に積載された記録媒体Pを給紙する。転写ローラ106は、プロセスカートリッジ108が有する感光体ドラム109に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する。定着器107は、記録媒体Pに転写されたトナー像を加熱しながら加圧することでトナー像を記録媒体Pに定着させる。
記録媒体に画像が形成される動作について説明する。画像形成動作が実行される場合、画像情報に基づいて走査光学装置102が感光体ドラム109にレーザを照射することで感光体ドラム109に静電潜像が形成される。感光体ドラム109に形成された静電潜像は、現像装置(不図示)によって現像されることでトナー像となる。感光体ドラム109に形成されたトナー像は、給紙部104から搬送された記録媒体Pに転写ローラ106によって転写される。
トナー像が転写された記録媒体Pは定着器107に搬送され、定着器107によって記録媒体Pが加熱されながら加圧されることで記録媒体Pにトナー像が定着する。トナー像が定着した記録媒体Pは、その後、排紙ローラ110によって画像形成装置101の外部に排紙される。
図2は、実施例1に係る走査光学装置を示す斜視図である。光源装置111から照射された入射光としてのレーザビームL(二点鎖線で示す)は、シリンドリカルレンズ112を通過することで副走査方向のみに集光される。シリンドリカルレンズ112を通過したレーザビームLは、黒色樹脂で形成された光学箱113に配置された光学絞り114によって所定のビーム径に制限され、回転多面鏡115の反射面116に集光される。
回転多面鏡115は、偏向器117の駆動によって回転し、入射したレーザビームLを偏向する。偏向されたレーザビームLがfθレンズ118を通過して感光体ドラム109上に走査されることで、感光体ドラム109上に静電潜像が形成される。また、光学箱113の開口部分は、樹脂や板金などで形成された光学蓋120によって閉塞される。
図3は、実施例1に係る走査光学装置に取り付けられる偏向器の断面図である。偏向器117は、回転多面鏡115と軸121(嵌合部)と軸受122とロータ125と回路基板126とステータ129とを有する。また、偏向器117において、軸121と軸受122とロータ125とステータ129はモータを構成する。偏向器117は軸固定型のモータを使った偏向器である。
回転多面鏡115は、上述したように、入射したレーザビームLを偏向する。また、軸121は、一端が光学箱113(図2を参照)に固定される部分であり、他端が軸受122に嵌め込まれている。ロータ125は、モータにおける回転する部分であり、軸受122にカシメなどで連結されたヨーク123とロータマグネット124とを有している。ヨーク123は、磁石であるロータマグネット124の磁界をモータ内に集める役割を果たしている。また、ステータ129は、モータにおける回転しない部分であって、ステータ
コア127とステータコイル128を有する。ステータコア127は、薄い環状の鉄板を重ね合わせたものであり、ステータコイル128を通すことができる溝が設けられている。ステータコイル128は、ステータコア127に設けられた溝に通されている。
ステータコイル128に電流が流れるとステータ129は磁化される。ロータ125の磁界内でステータ129が磁化されることで、磁気の性質によってロータ125は回転する。軸受122のフランジ部の座面130に回転多面鏡115が固定されており、軸受122とロータ125が連結されているため、ロータ125が回転することで回転多面鏡115が回転する。また、回路基板126におけるロータ125とステータ129とが配置される側の面とは反対側の面から軸121は突き出ている。
図4は、実施例1に係る走査光学装置に取り付けられる偏向器の断面図である。図4に示す偏向器200は、図3に示す偏向器117とは光学箱113への嵌合部の形状が異なる構成の偏向器である。偏向器200は、回転多面鏡201と軸受214(嵌合部)と軸215とロータ218と回路基板219とステータ222とを有する。偏向器117と同様に、偏向器200において、軸受214と軸215とロータ218とステータ222はモータを構成する。偏向器200は、軸回転型のモータを使った偏向器である。
軸受214は、軸215を回転可能に嵌め込むことができ、光学箱113に嵌め込まれる部分を有している。軸215は、軸受214に嵌め込まれており、ロータ218と回転多面鏡201を保持している。なお、回転多面鏡201は、軸215に取り付けられたフランジの座面223に取り付けられている。ロータ218は、ヨーク216とロータマグネット217とを有し、モータ内に磁界を発生させる。また、ステータ222は、ステータコア220とステータコイル221とを有しており、ステータコイル221に電流が流れることで磁気化する。
ステータコイル221に電流が流れると、ロータ218の磁界内でステータ222が磁気化することになるため、磁気の性質によってロータ218が回転する。回転多面鏡201とロータ218は軸215に保持されているため、ロータ218が回転することで回転多面鏡201が回転する。また、回路基板219におけるモータが構成される側の面とは反対側の面から、軸受214における光学箱113に嵌め込まれる部分が突き出している。
図5は、実施例1に係る走査光学装置を組み立てる様子を示す斜視図である。偏向器117または偏向器200は、ビス137aとビス137bとビス137cによって光学箱113に固定される。まず、偏向器117または偏向器200に形成されたビス孔139a(139b、139c)にビス137a(137b、137c)を通す。そして、ビス孔139a(139b、139c)を通るビス137a(137b、137c)を座面138a(138b、138c)に差し込むことで、偏向器117または偏向器200は光学箱113に固定・収容される。なお、ビス137aはビス孔139aを通って座面138aに差し込まれ、ビス137bはビス孔139bを通って座面138bに差し込まれ、ビス137cはビス孔139cを通って座面138cに差し込まれる。
ここで、光学箱113は、樹脂などで形成されており、底面には被嵌合部131が形成されている。被嵌合部131は、偏向器117における軸121と偏向器200における軸受214とを嵌め込むことができる。なお、偏向器117または偏向器200は、ビス137a(137b、137c)以外の部材によって光学箱113に取り付けられてもよい。例えば、偏向器117または偏向器200はネジによって光学箱113に固定されてもよい。
図6は、実施例1に係る光学箱における偏向器の位置決め部について説明する模式図である。また、図7は、実施例1において偏向器が光学箱に取り付けられた状態を示す断面図である。なお、図6において断面部分にはハッチングを施している。走査光学装置102における光学箱113は、偏向器117または偏向器200を位置決めした状態で固定することができる。ここで、偏向器117または偏向器200は、光学箱113に形成された被嵌合部131に嵌合させるための嵌合部の構成がそれぞれ異なる偏向器である。偏向器117における嵌合部は軸121であり、偏向器200における嵌合部は軸受214となっている。そして、光学箱113に形成された被嵌合部131は、偏向器117における軸121と偏向器200における軸受214との双方を嵌合することができる。
偏向器117の軸121における回路基板126から突き出している部分の長さL1は、偏向器200の軸受214における回路基板219から突き出している部分の長さL2よりも長い。また、軸121の直径D1は、軸受214の直径D2よりも小さくなっている。
一方、光学箱に設けられた被嵌合部131は、偏向器117の軸121が嵌る小径部132(穴部)と偏向器200の軸受214が嵌る大径部(凹部)133とを有している。大径部133は、光学箱113の底部に形成されており、軸受214の外径位置決め部214aの外周面に対応した内周面を有する。また、小径部132は、大径部133の底部に形成されており、軸121の外周面に対応した内周面を有する。ここで、大径部133の直径D22は小径部132の直径D11よりも大きくなっており、小径部132の中心軸線と大径部133の中心軸線は同軸線上(同軸上)に位置している。つまり、小径部132の中心と大径部133の中心は一致している。小径部132と大径部133の中心軸線方向に関して、小径部132の方が大径部133よりも偏向器117の回転多面鏡115から離れた位置に配置されている。このように、光学箱113は、小径部(穴部)132と大径部(凹部)133を有する一体成型体である。大径部133の内径D22は小径部の内径D11の2倍〜4倍である(小径部132の内径は大径部の内径の1/2倍〜1/4倍である)。
光学箱113に偏向器117が位置決めされる場合、軸121の軸線方向における回転多面鏡115が配置される側とは反対側の軸121の端部近傍の部分である位置決め部121aが、被嵌合部131における小径部132と嵌合される。また、光学箱113に偏向器200が位置決めされる場合、軸受214の軸線方向における回転多面鏡201が配置される側とは反対側の軸受214の端部近傍の部分である位置決め部214aが大径部133と嵌合される。このような構成により、偏向器117用、偏向器200用にそれぞれ異なる形状の光学箱を用いる必要は無く、同形状の光学箱を用いて偏向器117を有する走査光学装置、偏向器200を有する走査光学装置を提供することができる。同形状の光学箱とは、例えば光学箱が樹脂成形物である場合、実質的に同じ型により樹脂成型されたものを指す。
本実施例によれば、偏向器の種類に合わせて複数種類の光学箱を製造する必要が無く、その分、製造コストを下げることができる。
(実施例2)
実施例2について説明する。実施例2では、偏向器における嵌合部の形状と光学箱における被嵌合部の形状とが実施例1とは異なる。実施例2において、実施例1と同一の機能を有する部分については同一の符号を付してその説明を省略する。図8は、実施例2に係る光学箱における偏向器の位置決め部について説明する模式図である。また、図9は、実施例2において偏向器が光学箱に取り付けられた状態を示す断面図である。なお、図8において断面部分にはハッチングを施している。
実施例2の光学箱213には、軸301(嵌合部)を有する偏向器300(第3偏向器)と、環状の突出部である軸受401(嵌合部)を有する偏向器400(第4偏向器)と、のどちらであっても取り付けることができる。光学箱213には、偏向器300の軸301が嵌る嵌合穴142(穴部)と、偏向器400の軸受401が嵌る環状溝143とが形成されている。
偏向器300の軸301における回路基板126から突き出している部分は、偏向器400の軸受401における回路基板219から突き出している部分と、回路基板126(219)と直交する方向における長さが同程度となっている。また、軸301の外径D3は、軸受401における円筒状の位置決め部401aの内径D4よりも小さくなっている。
また、被嵌合部141は、偏向器300の軸301が嵌る嵌合穴(穴部)142と偏向器400の軸受401が嵌る環状溝143とから構成されている。環状溝143は光学箱213の底部に形成される環状の溝であり、嵌合穴142は環状溝143の内側に形成される凹部である。嵌合穴142は軸301の外周面に対応した内周面を有しており、環状溝143は位置決め部401aの内周面に対応した外周面を有している。環状溝143の中心側の壁の外径D44は嵌合穴142の内径D33よりも大きくなっており、嵌合穴142の中心軸線と環状溝143の中心軸線は同軸線上(同軸上)に位置している。つまり、環状溝143は、嵌合穴142の周囲に同心的に設けられている。環状溝の中心側の壁の外径D44は、嵌合穴142の内径D33の2倍〜4倍である(嵌合穴142の内径D33は、環状溝の中心側の壁の外径D44の1/2倍〜1/4倍である)。
光学箱213に偏向器300が位置決めされる場合、軸301における位置決め部301aが、被嵌合部141における嵌合穴142と嵌合される。ここで、位置決め部301aは、軸301の軸線方向における回転多面鏡115が配置される側とは反対側の軸301の端部近傍の部分である。また、光学箱213に偏向器400が位置決めされる場合、軸受401の軸線方向における回転多面鏡201が配置される側とは反対側の軸受401の端部近傍の部分である位置決め部401aが環状溝143と嵌合される。
以上のように、各実施例において、複数種類の偏向器に対応させた被嵌合部を一つの光学箱に設けることで、複数種類の偏向器を共通の光学箱に取り付けることができる。これにより、走査光学装置の部品数を増やすことなく複数種類の偏向器を共通の光学箱に取り付けることができる。また、走査光学装置の組立工程数を増やすことなく、複数種類の偏向器を共通の光学箱に取り付けることができる。
このような構成により、偏向器300用、偏向器400用にそれぞれ異なる形状の光学箱を用いる必要は無く、同形状の光学箱を用いて偏向器300を有する走査光学装置、偏向器400を有する走査光学装置を提供することができる。同形状の光学箱とは、例えば光学箱が樹脂成形物である場合、実質的に同じ型により樹脂成型されたものを指す。
本実施例によれば、偏向器の種類に合わせて複数種類の光学箱を製造する必要が無く、その分製造コストを下げることができる。
また、実施例2において、光学箱における嵌合穴と環状溝とが、嵌合穴と環状溝の径方向において異なる位置に形成されていることで、嵌合穴と環状溝の深さを同程度にすることができる。これにより、嵌合穴と環状溝の深さを小さくすることができ、光学箱の底面と直交する方向における走査光学装置の高さが低くなり、走査光学装置を小型化することができる。
102…走査光学装置、113…光学箱、115…回転多面鏡、117…偏向器、
121…軸、132…小径部、133…大径部

Claims (8)

  1. 入射光を偏向する偏向器であって、軸と、前記軸に対して回転可能に設けられた多面鏡とを有する偏向器と、
    前記軸が嵌合する穴部を有し、前記偏向器を収容する光学箱と、を有し、
    前記光学箱には、前記穴部よりも内径が大きな凹部が設けられており、
    前記凹部の中心は、前記穴部の中心と一致していることを特徴とする走査光学装置。
  2. 前記凹部の内径は、前記穴部の内径の2倍〜4倍であることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
  3. 入射光を偏向する偏向器であって、回転軸と、前記回転軸を回転可能に保持する軸受と、前記回転軸と共に回転する多面鏡とを有する偏向器と、
    前記偏向器を収容し、前記軸受が嵌合する凹部を有する光学箱と、を有し、
    前記光学箱には、前記凹部よりも内径が小さな穴部が設けられており、
    前記穴部の中心は、前記凹部の中心と一致していることを特徴とする走査光学装置。
  4. 前記穴部の内径は、前記凹部の内径の1/2倍〜1/4倍であることを特徴とする請求項3に記載の走査光学装置。
  5. 入射光を偏向する偏向器であって、軸と、前記軸に対して回転可能に設けられた多面鏡とを有する偏向器と、
    前記偏向器を収容し、前記軸が嵌合する穴部を有する光学箱と、を有し、
    前記光学箱には、前記穴部の周囲に環状溝が設けられており、
    前記環状溝の中心は、前記穴部の中心と一致していることを特徴とする走査光学装置。
  6. 前記環状溝の前記中心の側の壁の外径は、前記穴部の内径の2倍〜4倍であることを特徴とする請求項5に記載の走査光学装置。
  7. 入射光を偏向する偏向器であって、回転軸と、前記回転軸を回転可能に保持する軸受と、前記回転軸と共に回転する多面鏡とを有する偏向器と、
    前記偏向器を収容する光学箱と、を有し、
    前記軸受には環状の突出部が設けられており、
    前記光学箱には、前記突出部が嵌合する環状溝と、前記環状溝よりも前記中心に近い側に設けられた穴部とが設けられ、
    前記穴部の中心は、前記環状溝の中心と一致していることを特徴とする走査光学装置。
  8. 前記穴部の内径は、前記環状溝の前記中心の側の壁の外径の1/2倍〜1/4倍であることを特徴とする請求項7に記載の走査光学装置。
JP2015231762A 2015-01-27 2015-11-27 走査光学装置 Active JP6700746B2 (ja)

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