JP2016138934A - 光学プリズム - Google Patents

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Abstract

【課題】光学プリズムが固定される基板に垂直な方向の煽り角を容易に、かつ高い精度で調整し得る光学プリズムを提供する。
【解決手段】基板表面14aに接着して固定され、入射光Aを受け所定方向に出射光B1を出射するための光学プリズム1である。基板表面14aに接着される底面部2が、基板表面14aに対して垂直な方向の煽り角を調整することができるように、基板表面14aに向かって突出する凸状の形状を有することを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信等に用いられる光学プリズムに関するものである。
近年、通信量の増大に伴い、変調器が大型化している。そのため、光信号の伝送における光路長が長くなってきており、光路の方向をより高い精度で調整することが可能な光学プリズムが求められている。
下記の特許文献1には、光学プリズムの一例として、複数個のプリズム構成体を貼り合わせて固着させた光学プリズムが開示されている。
下記の特許文献2には、光学プリズムの保持部材が開示されている。この保持部材は、光学プリズムが設置される設置部と、保持部材を床に固定する固定部と、上記設置部及び固定部を結合する結合部とを有している。結合部は弾性を有し、応力が加えられることにより変位する。保持部材に位置決め用の螺子を取り付け、上記螺子により、結合部に付加する応力を調節する。それによって、光学プリズムを保持している保持部材の位置を調整し、光学プリズムの、床に垂直な方向としての煽り方向を調整している。
特開2009−168940号公報 特開2001−159782号公報
特許文献1に記載の光学プリズムは、方向を調整する手段を有さない。よって、光路の方向の精度を高めることはできなかった。
特許文献2では、光学プリズム自体は方向を調整する手段を有していないが、保持部材により光学プリズムの煽り方向を調整している。しかしながら、光学プリズムを保持部材に設置する位置精度を考慮する必要があったため、作業が複雑であり、光路の方向の精度を充分に高めることができなかった。さらに、光学プリズムの煽り方向の調整は、上記結合部の変位により行われる。よって、光学プリズムの煽り方向が経時変化するおそれがあり、温度変化等により方向がずれることもあった。
本発明の目的は、基板表面に接着して固定される光学プリズムであって、基板表面に垂直な方向の煽り角を、容易にかつ高い精度で調整することができる、光学プリズムを提供することにある。
本発明の光学プリズムは、基板表面に接着して固定され、入射光を受け所定方向に出射光を出射するための光学プリズムであって、基板表面に接着される底面部が、基板表面に対して垂直な方向の光学プリズムの煽り角を調整することができるように、基板表面に向かって突出する凸状の形状を有している。
基板表面に対する光学プリズムの固定角度を変化させることによって、光学プリズムの煽り角が調整されることが好ましい。
凸状の形状は、固定角度を変化させる方向に光学プリズムの傾斜を許容し、固定角度を変化させる方向と垂直な方向に光学プリズムの傾斜を抑制する形状であることが好ましい。この場合、凸状の形状は、底面部が基板表面と線で接触するような形状であることが好ましい。
凸状の形状は、曲面形状であることが好ましい。この場合、曲面形状が、円柱の外周面の曲面形状であることが好ましい。
基板表面に固定された状態において、底面部が基板表面と接触している接触部は、凸状の曲面から構成されていることが好ましい。この場合、凸状の曲面は、円柱の外周面の曲面形状を有することが好ましい。
基板表面に固定された状態において、底面部が基板表面と接触している接触部は、一対の傾斜面を突き合わせて形成される稜線部から構成されていてもよい。
プリズム本体と、底面部を有し、プリズム本体とは別体の底面部本体とから構成されていてもよい。
本発明によれば、光学プリズムが固定される基板に対して垂直な方向の煽り角を、容易にかつ高い精度で調整し得る光学プリズムを提供することができる。
(a)は、本発明の第1の実施形態に係る光学プリズムを基板に固定した状態を示す平面図であり、(b)は、(a)の光学プリズムを、光が入射する方向から見た正面図であり、(c)は、(a)の光学プリズムを、光が出射される方向から見た側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光学プリズムを基板に傾斜させて固定した状態を、光が入射する方向から見た正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光学プリズムを用いた光学モジュールを、光学プリズムに光が入射する方向から見た正面図である。 (a)は、本発明の第1の実施形態の第1の変形例に係る光学プリズムを、光が入射する方向から見た正面図であり、(b)は、(a)の光学プリズムを基板に固定した状態を示す拡大正面図である。 本発明の第1の実施形態の第2の変形例に係る光学プリズムが基板に固定された状態を、光が入射する方向から見た正面図である。 本発明の第1の実施形態の第3の変形例に係る光学プリズムの斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る光学プリズムが基板に固定された状態を、入射光及び出射光に垂直な方向から見た正面図である。 図1〜図3に示す第1の実施形態の光学プリズムをX方向に最大限傾斜させた状態を示す正面図である。
以下、好ましい実施形態について説明する。但し、以下の実施形態は単なる例示であり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照する場合がある。
本発明の光学プリズムは、基板の表面に接着して固定され、入射光を受け所定方向に出射光を出射するための光学プリズムである。本発明の光学プリズムは、基板の表面に接着して固定し、光学モジュールなどを構成する光学素子として用いることができる。
(第1の実施形態)
図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る光学プリズムを基板に固定した状態を示す平面図である。図1(b)は、図1(a)の光学プリズムを、光が入射する方向から見た正面図である。図1(c)は、図1(a)の光学プリズムを、光が出射される方向から見た側面図である。
図1(a)に示すように、本実施形態の光学プリズム1は、光学プリズム1の入射面3aから入射した入射光Aを受け、出射面3bから出射光B1を出射する光学プリズムである。
図1(b)及び図1(c)に示すように、本実施形態の光学プリズム1は、プリズム本体1aと、プリズム本体1aとは別体の底面部本体2とを備えている。本実施形態では、底面部本体2が、光学プリズム1の底面部となる底面部2aを有している。底面部本体2は、接合面2bで、プリズム本体1aと接合されている。底面部本体2とプリズム本体1aとを接合する方法は、特に限定されるものではないが、例えば、紫外線硬化型接着剤や熱硬化型接着剤などの接着剤を用いて接合することができる。また、ガラスフリットを用いて底面部本体2とプリズム本体1aとを接合させてもよい。
本実施形態において、プリズム本体1aは、2個の三角柱状のプリズムが貼り合わされて構成されている。2個の三角柱状のプリズムの間には、誘電体多層膜などからなる波長分離膜または反射膜などが設けられている。
図1(b)に示すように、底面部本体2の底面部2aは、基板14の表面14aに向かって突出する凸状の形状を有する。より具体的には、底面部本体2の底面部2aは、凸状の曲面から構成されており、円柱の外周面の曲面形状を有している。したがって、図1(b)に示すように、Y方向から見た底面部2aは、曲面の形状を有しており、図1(c)に示すように、X方向から見た底面部2aは、曲面の形状を有していない。
図1(b)及び図1(c)に示すように、本実施形態の光学プリズム1の底面部2aは、基板14の表面14aと接触して固定される。具体的には、底面部2aと表面14aの間に、紫外線硬化型接着剤などの接着剤(図示せず)を介在させ、この接着剤により光学プリズム1の底面部2aを基板14の表面14aに接着して固定する。
上述のように、本実施形態の光学プリズム1の底面部2aは、円柱の外周面の曲面形状を有している。すなわち、本実施形態の光学プリズム1の底面部2aは、X方向に曲面の形状を有しており、Y方向に曲面の形状を有していない。したがって、本実施形態の光学プリズム1は、X方向に傾斜させることができるが、Y方向には傾斜が抑制されている。
図2は、本実施形態の光学プリズム1を、X方向に傾斜させて固定する状態を説明するための正面図である。図2において、実線で示す光学プリズム1は、出射面3bの基板表面14aに対する角度がD1である状態を示している。1点鎖線で示す光学プリズム1は、光学プリズム1をX方向に傾斜させ、出射面3bの基板表面14aに対する角度がD2である状態を示している。図2に示すように、光学プリズム1をX方向に傾斜させて、出射面3bの基板14の表面14aに対する角度をD1からD2に変化させることにより、出射光B1を出射光B2に変化させることができる。したがって、出射光の出射角度を、角度C変化させることができる。よって、本実施形態によれば、基板14の表面14aに対して垂直な方向(Z方向)の煽り角を容易にかつ高い精度で調整することができ、出射光の出射角度を容易にかつ高い精度で調整することができる。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る光学プリズムを用いた光学モジュールを、光学プリズムに光が入射する方向から見た正面図である。光学モジュール20は、基板14を有する。基板14の表面14a上には、光学プリズム1が固定されている。さらに、基板14上には、変調器25が設けられている。光学プリズム1から出射した出射光B1は、変調器25に入射する。変調器25から出射した出射光Eは、光ファイバー26に入射する。入射光Aの光源としては、例えば、発光ダイオード(LED)やレーザーダイオード(LD)などの光源を適宜用いることができる。
光学モジュール20では、変調器25を介するため、光学プリズム1から光ファイバー26までの光路長が長くなる。光学プリズムからの距離が長くなると、光学プリズムからの出射光の角度のずれによる出射光の位置のずれは大きくなる。よって、出射光の角度が所望の角度からずれた場合、光学プリズムから光ファイバーまでの光路長が長いほど、出射光の位置のずれは大きくなり、光ファイバーに入射する光量は大きく低減する。
本発明によれば、光学プリズム1は、上述したように、Z方向の煽り角を高い精度で調整することができる。よって、光学モジュール20のように、光学プリズム1から光ファイバー26までの光路長が長い場合において、光ファイバー26に入射する光量の低減を好適に抑制することができる。
Y方向における出射光B1の出射角度の調整は、Z方向の軸を回転軸として光学プリズム1を回転させることにより行うことができる。本実施形態の光学プリズム1の底面部2aは、上述のように、円柱の外周面の曲面形状を有しているので、基板14の表面14aと線で接触する。このため、表面14aと面で接触する従来の場合に比べ、光学プリズム1を容易に回転させることができる。
本発明においては、光学プリズム1の底面部2aの凸状形状を、例えば、球面の曲面形状にし、基板14の表面14aと点で接触させてもよい。この場合、X方向のみならず、Y方向にも、光学プリズム1を傾斜させることができる。このため、Z方向の出射光B1の出射角度の調整のみならず、Y方向における出射光B1の出射角度も、光学プリズム1の傾斜で調整することができる。
しかしながら、Z方向及びY方向について出射角度を同時に調整することは、非常に複雑であり、困難な場合がある。この場合、本実施形態のように、基板表面14aと線で接触させ、X方向にのみ光学プリズムの傾斜を許容し、Y方向に光学プリズムの傾斜を抑制することにより、出射光の出射角度の調整を、容易にかつ高精度にすることができる。例えば、まずZ方向の軸を回転軸として光学プリズム1を回転させて、光ファイバー26に入射する光量が最大になるようにY方向における出射光B1の出射角度を調整する。次に、光学プリズム1をX方向に傾斜させ、光ファイバー26に入射する光量が最大になるようにZ方向における出射光B1の出射角度を調整する。このように、段階的に出射光B1の出射角度を調整することで、より容易にかつ高精度に出射光の出射角度の調整することができる。
図4(a)は、本発明の第1の実施形態の第1の変形例に係る光学プリズムを、光が入射する方向から見た正面図である。図4(b)は、図4(a)の光学プリズムを基板に固定した状態を示す拡大正面図である。光学プリズム41の底面部本体42は、多角柱の外周面の形状の底面部を有している。上記の点以外においては、光学プリズム41は、第1の実施形態の光学プリズム1と同様の構成を有する。
図4(b)に示すように、光学プリズム41の底面部本体42の底面部は、複数の傾斜面42bから構成されている。本変形例では、5つの傾斜面42bから底面部本体42の底面部が構成されている。隣接する一対の傾斜面42bがそれぞれ突き合わされることにより、複数の稜線部42cが形成されている。本変形例では、5つの傾斜面42bから4つの稜線部42cが形成されている。光学プリズム41は、基板表面14aに固定された状態では、稜線部42cにおいて基板表面14aに接触している。したがって、本変形例においても、光学プリズム41の底面部は、基板表面14aに線で接触している。したがって、本変形例においても、図1〜図3に示す第1の実施形態と同様に、光学プリズム41の煽り角を容易にかつ高精度に調整することができ、出射光B1のZ方向における出射角度を容易にかつ高精度に調整することができる。
図5は、本発明の第1の実施形態の第2の変形例に係る光学プリズムが基板に固定された状態を、光が入射する方向から見た正面図である。光学プリズム51の底面部本体52の底面部は、一対の傾斜面52bと、一対の傾斜面52bの双方に連なる曲面52cとを有する。曲面52cは、基板表面14aに向かって突出する凸状の形状を有する。光学プリズム51は、底面部本体52の底面部の形状が第1の実施形態における底面部本体2の底面部2aの形状と異なる以外においては、図1〜図3に示す第1の実施形態の光学プリズム1と同様の構成を有する。このように、底面部本体52の底面部は、曲面状の面及び平面状の面の双方を有していてもよい。本変形例においても、光学プリズム51の底面部は、基板14の表面14aに線で接触している。したがって、本変形例においても、図1〜図3に示す第1の実施形態と同様に、光学プリズム51の煽り角を容易にかつ高精度に調整することができ、出射光B1のZ方向における出射角度を容易にかつ高精度に調整することができる。
図6は、本発明の第1の実施形態の第3の変形例に係る光学プリズムの斜視図である。光学プリズム61は、底面部本体62を有する。底面部本体62の底面部は、プリズム本体1aの底面と平行な平面状の部分を有する。底面部本体62の底面部の一部は、円柱の外周面の形状であり、基板14の表面14aと接触する接触部62cを構成する。光学プリズム61は、底面部本体62の底面部の形状が第1の実施形態における底面部本体2の底面部2aの形状と異なる点以外においては、第1の実施形態の光学プリズム1と同様の構成を有する。
本変形例のように、凸状の形状は必ずしも底面部全体に形成されていなくともよく、基板表面14aと接触する接触部に凸状の形状が形成されていればよい。本変形例においても、光学プリズム61の底面部を、基板表面14aに線で接触させることができる。したがって、本変形例においても、図1〜図3に示す第1の実施形態と同様に、光学プリズム61の煽り角を容易にかつ高精度に調整することができ、出射光B1のZ方向における出射角度を容易にかつ高精度に調整することができる。
以上説明した第1の実施形態の光学プリズムは、プリズム本体と、プリズム本体とは別体の底面部本体とから構成されている。プリズム本体は、従来の光学プリズムと同様にして製造することができる。底面部本体は、プリズム本体と同様に、ガラスから形成することが好ましい。しかしながら、これに限定されるものではなく、ガラス以外の材料から底面部本体を形成してもよい。プリズム本体との熱膨張係数の差を小さくする等の観点からは、プリズム本体と同種のガラスから底面部本体を形成することが好ましい。底面部本体を加工する方法は、特に限定されるものではなく、例えば、モールドプレス、切削研磨加工、エッチング加工、レーザー加工など種々の方法で加工することができる。
第1の実施形態では、プリズム本体と、底面部本体とから光学プリズムを形成しているが、プリズム本体と底面部本体を一体的に形成した光学プリズムであってもよい。例えば、従来の光学プリズムの底面部を、切削研磨加工、エッチング加工、レーザー加工などで凸状の形状となるように加工したものであってもよい。また、光学プリズムを製造する際に、底面部が凸状形状となるように成形してもよい。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態に係る光学プリズムが基板に固定された状態を、入射光及び出射光に垂直な方向から見た正面図である。本実施形態の光学プリズム31は、三角柱状のプリズムである。本実施形態の光学プリズム31の底面部31aは、基板表面14aに向かって突出する凸状の形状を有している。本実施形態において、凸状の形状は、円柱の外周面の曲面形状である。光学プリズム31は、反射面31bを有している。反射面31bは、三角柱状のプリズムの傾斜面に、例えば誘電体多層膜等からなる反射膜を設けることにより形成されている。
図7に示すように、Z方向から入射した入射光Aは、反射面31bで反射され、出射光B3として、X方向に出射される。本実施形態においても、光学プリズム31の底面部31aは、基板表面14aに線で接触している。したがって、第1の実施形態と同様に、光学プリズム31をX方向に傾斜させることができ、光学プリズム31煽り角を容易にかつ高精度に調整することができ、出射光B3のZ方向における出射角度を容易にかつ高精度に調整することができる。
光学プリズム31の底面部31aの凸状形状は、三角柱状のプリズムの底面部を、切削研磨加工、エッチング加工、レーザー加工などで加工することにより形成することができる。また、三角柱状のプリズムを製造する際に、底面部が凸状形状となるように成形してもよい。
図8は、図1〜図3に示す第1の実施形態の光学プリズム1をX方向に最大限傾斜させた状態を示す正面図である。ここで、X方向に最大限傾斜させた状態とは、底面部2aが基板14の表面14aに接した状態で最大限傾斜させた状態をいう。この状態において、プリズム本体1aの端面の下方端部1bの基板表面14aからの高さh1は、プリズム本体1aの端面の下方端部1bから上方端部1cまでの距離(高さ)h2の0.0001〜0.5倍の範囲内であることが好ましい。また、このような範囲内となるように、底面部2aの凸状形状が形成されていることが好ましい。
1…光学プリズム
1a…プリズム本体
1b…下方端部
1c…上方端部
2…底面部本体
2a…底面部
2b…接合面
3a…入射面
3b…出射面
14…基板
14a…表面
20…光学モジュール
25…変調器
26…光ファイバー
31…光学プリズム
31a…底面部
31b…反射面
41…光学プリズム
42…底面部本体
42b…傾斜面
42c…稜線部
51…光学プリズム
52…底面部本体
52b…傾斜面
52c…曲面
61…光学プリズム
62…底面部本体
62c…接触部

Claims (10)

  1. 基板表面に接着して固定され、入射光を受け所定方向に出射光を出射するための光学プリズムであって、
    前記基板表面に接着される底面部が、前記基板表面に対して垂直な方向の前記光学プリズムの煽り角を調整することができるように、前記基板表面に向かって突出する凸状の形状を有している、光学プリズム。
  2. 前記基板表面に対する前記光学プリズムの固定角度を変化させることによって、前記光学プリズムの前記煽り角が調整される、請求項1に記載の光学プリズム。
  3. 前記凸状の形状は、前記固定角度を変化させる方向に前記光学プリズムの傾斜を許容し、前記固定角度を変化させる方向と垂直な方向に前記光学プリズムの傾斜を抑制する形状である、請求項2に記載の光学プリズム。
  4. 前記凸状の形状は、前記底面部が前記基板表面と線で接触するような形状である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学プリズム。
  5. 前記凸状の形状が、曲面形状である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の光学プリズム。
  6. 前記曲面形状が、円柱の外周面の曲面形状である、請求項5に記載の光学プリズム。
  7. 前記基板表面に固定された状態において、前記底面部が前記基板表面と接触している接触部は、凸状の曲面から構成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の光学プリズム。
  8. 前記凸状の曲面は、円柱の外周面の曲面形状を有する、請求項7に記載の光学プリズム。
  9. 前記基板表面に固定された状態において、前記底面部が前記基板表面と接触している接触部は、一対の傾斜面を突き合わせて形成される稜線部から構成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の光学プリズム。
  10. プリズム本体と、前記底面部を有し、前記プリズム本体とは別体の底面部本体とから構成されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の光学プリズム。
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