JP2016137682A - 合成樹脂部品 - Google Patents

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若林 大輔
Daisuke Wakabayashi
大輔 若林
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Abstract

【課題】第1成形体と第2成形体とに組立誤差や成形寸法誤差が生じても、バリがはみ出す恐れの無い合成樹脂部品を提供する。【解決手段】第1規制突部11の内側面11aには、溶着突部13の接合面9aへの振動溶着によって生じたバリ16が、第1ガイド面12により第1規制突部11の内側面11aに沿って案内されるガイド部17が形成されてなる。【選択図】図3

Description

本発明は、自動車、航空機、船舶、車両などの乗り物或いは屋内で使用される合成樹脂により形成される第1及び第2成形体が相互に振動溶着されてなる合成樹脂部品に関するものである。
従来の合成樹脂部品としては、例えば、第1及び第2成形体が相互に振動溶着されてなるもので、第1成形体には、接合面と、第1規制突部と、第1規制突部の内側面及び前記接合面間を結ぶ第1ガイド面とが設けられ、第2成形体には、前記接合面に先端部を溶着せしめる溶着突部と、該溶着突部の接合面への振動溶着完了時に第1規制突部に近接、対向する第2規制突部と、前記溶着突部の外側面及び第2規制突部の内側面間を結ぶ第2ガイド面とが設けられ、溶着突部の接合面への振動溶着によって生じたバリが、第1ガイド面により第1規制突部の内側面に沿って第2規制突部の内側面側に案内され、さらに第2ガイド面により、溶着突部の外側面側に案内される構造を備えている(先行技術文献1)ものが、従来技術として知られている。
特開2000−177014号公報
しかしながら、かかる従来技術は、第1成形体と第2成形体とが溶着される際に、第1規制突部の内側面の位置が、第2規制突部の内側面の位置より外側にずれると、溶着突部の接合面への振動溶着によって生じたバリが、第1ガイド面により第1規制突部の内側面に沿って案内された後に、第2規制突部の端部にぶつかり、第1規制突部と第2規制突部との間から、第1成形体と第2成形体との外側にはみ出す恐れがある。第1規制突部の内側面の位置が、第2規制突部の内側面の位置より外側にずれるおそれは、第1成形体と第2成形体とが溶着される際の組立誤差のみならず、第1成形体と第2成形体との成形寸法誤差によっても生じる恐れがある。なお、本発明において、振動溶着により合成樹脂面より生じる微細糸状或いはかんなくず状或いは鰹節削り状をなす合成樹脂を「バリ」と総称する。
上記の課題を解決するために、本発明は、第1成形体と第2成形体とに組立誤差や成形寸法誤差が生じても、バリがはみ出す恐れの無い合成樹脂部品を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1記載の合成樹脂部品は、第1成形体及び第2成形体が相互に振動溶着されてなり且つ前記第1成形体は、内面に形成されてなる接合面と、端末に形成されてなる第1規制突部と、該第1規制突部の内側面及び前記接合面間に形成されてなる第1ガイド面とよりなり、前記第2成形体は、内面に前記接合面に先端部を溶着せしめるよう形成されてなる溶着突部と、端末に該溶着突部の接合面への振動溶着完了時に第1規制突部に近接、対向するよう形成されてなる第2規制突部と、前記溶着突部の外側面及び第2規制突部の内側面間に形成されてなる第2ガイド面とよりなり、第1規制突部の内側面には、前記溶着突部の接合面への振動溶着によって生じたバリが、第1ガイド面により第1規制突部の内側面に沿って案内されるガイド部が形成されてなることを特徴とする。
また、本発明の請求項2記載の合成樹脂部品は、請求項1に記載の前記ガイド部は、第2規制突部の内側面より前記第1規制突部の内側面が内側に配されてなることを特徴とする。
また、本発明の請求項3記載の合成樹脂部品は、請求項1に記載の前記ガイド部は、第2規制突部の内側面を覆うよう前記第1規制突部より舌片状に形成されてなることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、第1規制突部の内側面には、前記溶着突部の接合面への振動溶着によって生じたバリが、第1ガイド面により第1規制突部の内側面に沿って案内されるガイド部が形成されてなるため、第1成形体と第2成形体とに組立誤差や成形寸法誤差が生じても、生じたバリが合成樹脂部品の外にはみ出す恐れが無く、効果として見栄えが向上する。
また、請求項2記載の発明によれば、前記ガイド部は、第2規制突部の内側面より前記第1規制突部の内側面が内側に配されてなるため、第1成形体と第2成形体とに組立誤差や成形寸法誤差が生じても、生じたバリが第1規制突部の内側面に沿って第2規制突部の内側面側に導かれて、確実に合成樹脂部品の外にはみ出す恐れが無い、という効果を奏する。
また、請求項3記載の発明によれば、前記ガイド部は、第2規制突部の内側面を覆うよう前記第1規制突部より舌片状に形成されてなるため、第1成形体と第2成形体とに組立誤差や成形寸法誤差が生じても、生じたバリが第1規制突部のガイド部に沿って第2規制突部の内側面側に導かれて、確実に合成樹脂部品の外にはみ出す恐れが無い、という効果を奏する。
本発明の実施例1に係る自動車用計器板に装備された合成樹脂部品の正面図。 図1の要部の斜視図。 図2のSA−SA線に沿う断面図。 本発明の実施例2に係る図3相当断面図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。本発明において、第1成形体と第2成形体とに組立誤差や成形寸法誤差が生じても、バリがはみ出す恐れの無い合成樹脂部品を提供するという目的を、第1成形体及び第2成形体が相互に振動溶着されてなり且つ前記第1成形体は、内面に形成されてなる接合面と、端末に形成されてなる第1規制突部と、該第1規制突部の内側面及び前記接合面間に形成されてなる第1ガイド面とよりなり、前記第2成形体は、内面に前記接合面に先端部を溶着せしめるよう形成されてなる溶着突部と、端末に該溶着突部の接合面への振動溶着完了時に第1規制突部に近接、対向するよう形成されてなる第2規制突部と、前記溶着突部の外側面及び第2規制突部の内側面間に形成されてなる第2ガイド面とよりなり、第1規制突部の内側面には、前記溶着突部の接合面への振動溶着によって生じたバリが、第1ガイド面により第1規制突部の内側面に沿って案内されるガイド部が形成されてなることで、実現した。以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の実施例1に係る構造を、図1〜図3を用いて説明する。一例として自動車のインストルメントパネル1上に配されてなる小物入れ或いは灰皿などの容器2は、収納ボックス6と、該収納ボックス6をヒンジ8、8により開閉自在な「合成樹脂部品」であるリッド7とよりなる。インストルメントパネル1には、容器2を備えたパネル本体3と、グローブボックス4と、メータユニット5とを少なくとも有する。
リッド7は、図2及び図3に示すように、合成樹脂材より成形されてなる第1成形体9及び第2成形体10が相互に振動溶着されることで、シェル状に形成されてなる。第1成形体9は、内面に形成されてなる接合面9aと、端末に形成されてなる第1規制突部11と、該第1規制突部11の内側面11a及び前記接合面9a間に形成されてなる第1ガイド面12とよりなる。第2成形体10は、内面に接合面9aに先端部13aを振動溶着せしめるよう形成されてなる溶着突部13と、端末に該溶着突部13の接合面9aへの振動溶着完了時に第1規制突部11に近接、対向するよう形成されてなる第2規制突部14と、溶着突部13の外側面13b及び第2規制突部14の内側面14a間に形成されてなる第2ガイド面15とよりなる。
第1規制突部11の内側面11aには、溶着突部13の接合面9aへの振動溶着によって生じたバリ16が、第1ガイド面12により第1規制突部11の内側面11aに沿って案内される。つまり、第1規制突部11の内側面11aが、第2規制突部14の内側面14aより内側に配されてなるガイド部17が形成されてなる。
ガイド部17は、第2規制突部14の内側面14aより第1規制突部11の内側面11aが寸法L分内側に配されてなる。図3の符号18は、倒れ防止リブで、溶着突部13の振動溶着時における倒れを未然に防止し、振動溶着を確実に行うことが出来る。
従って、本実施例1によれば、図3の状態、即ち、第1規制突部11の内側面11aには、溶着突部13の接合面9aへの振動溶着によって生じたバリ16が、第1ガイド面12により第1規制突部11の内側面11aに沿って案内されるガイド部17が形成されてなるため、第1成形体9と第2成形体10とに組立誤差や成形寸法誤差が生じても、生じたバリ16が「合成樹脂部品」であるリッド7の外にはみ出す恐れが無く、見栄えが向上するという効果を有する。
また、ガイド部17は、第2規制突部14の内側面14aより第1規制突部11の内側面11aが内側に配されてなるため、第1成形体9と第2成形体10とに組立誤差や成形寸法誤差が生じても、生じたバリ16が第1規制突部11の内側面11aに沿って第2規制突部14の内側面14a側に導かれて、確実に「合成樹脂部品」であるリッド7の外にはみ出す恐れが無い、という効果を奏する。
本発明の実施例2に係る構造を、図4を用いて説明する。一例として自動車のインストルメントパネル1(図1参照)上に配されてなる小物入れ或いは灰皿などの容器2は、収納ボックス6と、該収納ボックス6をヒンジ8、8(図1参照)により開閉自在な「合成樹脂部品」であるリッド19とよりなる。インストルメントパネル1には、容器2を備えたパネル本体3(図1参照)と、グローブボックス4(図1参照)と、メータユニット5(図1参照)とを少なくとも有する。
リッド19は、図4に示すように、合成樹脂材より成形されてなる第1成形体20及び第2成形体21が相互に振動溶着されることで、シェル状に形成されてなる。第1成形体20は、内面に水平方向に突出形成されてなる第1リブ22に形成されてなる接合面22aと、端末に形成されてなる第1規制突部23と、該第1規制突部23の内側面23a及び前記接合面22a間に形成されてなる第1ガイド面24とよりなる。第2成形体21は、内面に接合面22aに先端部25aを振動溶着せしめるよう形成されてなる溶着突部25と、端末に該溶着突部25の接合面22aへの振動溶着完了時に第1規制突部23に近接、対向するよう形成されてなる第2規制突部26と、溶着突部25の外側面25b及び第2規制突部26の内側面26a間に形成されてなる第2ガイド面27とよりなる。符号28は、第1規制突部23より垂設されてなる舌片状のガイド部である。
第1規制突部23の内側面23aには、溶着突部25の接合面22aへの振動溶着によって生じたバリ16が、第1ガイド面24により第1規制突部23の内側面23a及びガイド部28に沿って案内される。
従って、本実施例2によれば、図4の状態、即ち、ガイド部28は、第2規制突部26の内側面26aを覆うよう第1規制突部23より舌片状に形成されてなるため、第1成形体20と第2成形体21とに組立誤差や成形寸法誤差が生じても、生じたバリ16が第1規制突部23のガイド部28に沿って第2規制突部26の内側面26a側に導かれて、確実に「合成樹脂部品」であるリッド19の外にはみ出す恐れが無い、という効果を奏する。
前記実施例1、2では、自動車のインストルメントパネルに配されてなることを例にして説明したが、これに限定せず、飛行機や船舶、車両などの乗り物、或いは日用品や家具等でも良い。
7、19 リッド(合成樹脂部品)
9、20 第1成形体
9a 接合面
10、21 第2成形体
11、23 第1規制突部
11a、23a 内側面
12、24 第1ガイド面
13、25 溶着突部
13a、25a 先端部
13b、25b 外側面
14、26 第2規制突部
14a、26a 内側面
15、27 第2ガイド面
16 バリ
17、28 ガイド部
22a 接合面

Claims (3)

  1. 第1成形体及び第2成形体が相互に振動溶着されてなり且つ前記第1成形体は、内面に形成されてなる接合面と、端末に形成されてなる第1規制突部と、該第1規制突部の内側面及び前記接合面間に形成されてなる第1ガイド面とよりなり、前記第2成形体は、内面に前記接合面に先端部を溶着せしめるよう形成されてなる溶着突部と、端末に該溶着突部の接合面への振動溶着完了時に第1規制突部に近接、対向するよう形成されてなる第2規制突部と、前記溶着突部の外側面及び第2規制突部の内側面間に形成されてなる第2ガイド面とよりなり、
    第1規制突部の内側面には、前記溶着突部の接合面への振動溶着によって生じたバリが、第1ガイド面により第1規制突部の内側面に沿って案内されるガイド部が形成されてなることを特徴とする合成樹脂部品。
  2. 請求項1に記載の合成樹脂部品であって、
    前記ガイド部は、第2規制突部の内側面より前記第1規制突部の内側面が内側に配されてなることを特徴とする合成樹脂部品。
  3. 請求項1に記載の合成樹脂部品であって、
    前記ガイド部は、第2規制突部の内側面を覆うよう前記第1規制突部より舌片状に形成されてなることを特徴とする合成樹脂部品。
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