JP2016136471A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ランニングコストを抑制しつつ、発電効率を向上させる。【解決手段】燃料電池システム100は、空気中の酸素を吸着する吸着剤130が収容され、吸着剤に吸着した酸素を脱着させて、酸素富化ガスを排出する吸着塔120と、吸着塔から排出された酸素富化ガスが供給され、酸素を還元する還元反応が行われる空気極と、燃料を酸化する酸化反応が行われる燃料極と、燃料極と空気極との間に配され酸化物イオンが通過する電解質とを有する固体酸化物形燃料電池モジュール200と、吸着塔と固体酸化物形燃料電池モジュールとを収容し、吸着塔および固体酸化物形燃料電池モジュールから外部への放熱を抑制する断熱容器190と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、燃料と酸素との電気化学的反応によって発電する燃料電池システムに関する。
近年、燃料を酸化する酸化反応が行われる燃料極(アノード)と、酸素を還元する還元反応が行われる空気極(カソード)と、燃料極と空気極の間に配される電解質とを備え、燃料と酸素との電気化学的反応によって発電する燃料電池が開発されている。燃料電池は、電解質の特性に応じて、固体高分子形燃料電池(PEFC)、リン酸形燃料電池(PAFC)、溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の4種類に大別される。
一般的に、燃料電池の燃料極には燃料が供給され、空気極には空気が供給されているが、発電効率を高めるために空気極に酸素富化ガスを供給する技術が開発されている。例えば、特許文献1には、圧力スイング吸着(PSA:Pressure Swing Adsorption)法を利用した酸素製造装置によって空気から酸素富化ガスを分離し、分離した酸素富化ガスを固体酸化物形燃料電池の空気極に供給する技術が開示されている。
また、PSA法を利用した酸素製造装置に用いられる吸着剤として、ペロブスカイト型酸化物が開発されている(例えば、特許文献2)。
特許第2926259号公報 特開2008−12439号公報
上述した特許文献2に記載されたペロブスカイト型酸化物は、他の吸着剤と比較して酸素の吸着効率と、吸着剤からの酸素の脱着効率が高いため、空気から酸素を効率よく分離する吸着剤として注目されている。したがって、ペロブスカイト型酸化物を用いた酸素製造装置で酸素富化ガスを製造し、この酸素富化ガスを燃料電池に供給することで、他の吸着剤を用いた酸素製造装置と比較して、燃料電池の発電効率を向上できると考えられる。
しかし、ペロブスカイト型酸化物を利用したPSA法では、吸着剤に酸素を吸着させる吸着処理と、酸素を吸着した吸着剤から酸素を脱着させる脱着処理とを250℃〜900℃といった高温下で行う必要がある。このため、吸着剤を加熱したり、250℃〜900℃に維持したりするための熱エネルギーを要することから、ランニングコストが高くなってしまう。
本発明は、このような課題に鑑み、ランニングコストを抑制しつつ、発電効率を向上させることが可能な燃料電池システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の燃料電池システムは、空気中の酸素を吸着する吸着剤が収容され、該吸着剤に吸着した酸素を脱着させて、酸素を含むガスである酸素富化ガスを排出する吸着塔と、前記吸着塔から排出された酸素富化ガスが供給され、酸素を還元する還元反応が行われる空気極と、水素および一酸化炭素のうちいずれか一方または両方を含んで構成される燃料を酸化する酸化反応が行われる燃料極と、該燃料極と該空気極の間に配され酸化物イオンが通過する電解質とを有する固体酸化物形燃料電池モジュールと、前記吸着塔と前記固体酸化物形燃料電池モジュールとを収容し、該吸着塔および該固体酸化物形燃料電池モジュールから外部への放熱を抑制する断熱容器と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の燃料電池システムは、前記吸着塔から排出された酸素富化ガスを前記断熱容器内に供給する酸素供給手段を備え、前記空気極は、前記断熱容器内の雰囲気下に曝されるように配されているとしてもよい。
また、本発明の前記燃料極、前記空気極、および、前記電解質は、筒形状であり、前記燃料極の外方に前記電解質が配され、該電解質の外方に前記空気極が配され、前記燃料極の内側が前記燃料に曝され、前記空気極の外側が前記酸素富化ガスに曝されるとしてもよい。
また、本発明の燃料電池システムは、炭化水素から前記燃料を製造する改質器を備え、前記吸着塔、前記固体酸化物形燃料電池モジュールとともに、前記改質器が前記断熱容器内に収容されるとしてもよい。
本発明によれば、ランニングコストを抑制しつつ、発電効率を向上させることが可能となる。
燃料電池システムを説明するための図である。 固体酸化物形燃料電池モジュールの構成を説明するための図である。 セルスタックの構成を説明するための図である。 燃料電池システムの運転方法の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 定格運転処理における酸素製造装置の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 定格運転処理の各処理におけるバルブの開閉状態を説明するための図である。 第1の吸着処理の流れを説明するためのフローチャートである。 第1の脱着処理の流れを説明するためのフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(燃料電池システム100)
図1は、燃料電池システム100を説明するための図である。図1に示すように、燃料電池システム100は、酸素製造装置110と、断熱容器190と、酸素製造装置110によって分離された酸素富化ガスを用いて発電する固体酸化物形燃料電池モジュール200と、固体酸化物形燃料電池モジュール200で生じた排ガスを燃焼させる燃焼器310と、制御手段320とを含んで構成される。以下、燃料電池システム100を構成する酸素製造装置110、断熱容器190、固体酸化物形燃料電池モジュール200、燃焼器310、制御手段320について詳述する。
(酸素製造装置110)
酸素製造装置110は、筒形状(例えば、円筒形状)の吸着塔120(図1中、120a、120bで示す)を備えている。吸着塔120内には、吸着剤130(図1中、クロスハッチングで示す)が設けられ(充填され)ている。
吸着剤130は、所定の圧力および温度環境下で空気に接触すると、空気に含有される酸素を吸着して、空気から酸素を分離する。吸着剤130は、例えば、構造式A1−x1−y3−zで表されるペロブスカイト型酸化物である。ここで、Aはランタノイド元素またはアルカリ土類金属元素であり、Bはランタノイド元素、アルカリ土類金属元素、アルカリ金属元素の群のうちいずれかの元素ドーパントであり、Cはチタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、亜鉛(Zn)の群から選択される1または複数の元素であり、Dはチタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)の群から選択される1または複数の元素であり、かつ、Cとは異なる元素である。また、x、および、yは、0以上1以下のいずれかの値である。具体的に説明すると、吸着剤130は、例えば、La1−xSrCo1−yFe3−z(La:Sr:Co:Fe=1:9:9:1)である。
ペロブスカイト型酸化物は、所定の吸着温度(例えば、250℃〜900℃)において、酸素を選択的に吸着する(化学吸着)。したがって、吸着剤130として、ペロブスカイト型酸化物を利用することにより、空気から選択的に酸素を吸着することができる。また、ペロブスカイト型酸化物は、250℃〜900℃において、圧力を変化させることにより、酸素の吸着および脱着(吸着していた物質が界面から離れること)を容易に行うことが可能となる。
また、吸着塔120には、空気供給管142を介して空気供給部140が接続されている。空気供給部140は、例えば、ブロワで構成され、吸着塔120内に空気を供給する。また、吸着塔120には、窒素排出管150が接続されており、窒素排出管150を介して吸着塔120内から窒素富化ガス(空気から酸素が取り除かれたガス)が外部に排出される。
さらに、吸着塔120には、酸素排出管162を介して酸素排出部160が接続されている。酸素排出部160は、例えば、真空ポンプで構成され、吸着塔120内を減圧して吸着剤130から酸素を脱着させ、酸素富化ガス(空気より酸素を多く含むガス)を吸着塔120内から排出する。
また、空気供給部140および酸素排出部160は、酸素供給配管170(酸素供給手段)を介して断熱容器190に接続されており、空気供給部140から断熱容器190内へ空気が供給され、また、酸素排出部160から断熱容器190内へ酸素富化ガスが供給されることとなる。
なお、空気供給管142には、バルブ144a、144b、146a、146bが設けられ、窒素排出管150には、バルブ(窒素排出部)154a、154b、156a、156bが設けられ、酸素排出管162には、バルブ164a、164b、166a、166bが設けられ、酸素供給配管170における酸素排出部160との接続箇所の上流側には、バルブ172が設けられている。
蓄熱体180(図1中、180a、180bで示す)は、吸着剤130よりも空気の供給方向の上流側および下流側の双方に配される。換言すれば、吸着剤130は、2つの蓄熱体180で挟まれている。また、空気供給部140や、酸素排出部160が駆動されたり、バルブ144a、144b、146a、146b、154a、154b、156a、156b、164a、164b、166a、166bが開弁されたりすることで、空気、窒素富化ガス、および、酸素富化ガスが、蓄熱体180を流通することとなる。本実施形態において、蓄熱体180は、吸着塔120aとバルブ144a、154a、164aとの間、吸着塔120aとバルブ146a、156a、166aとの間、吸着塔120bとバルブ144b、154b、164bとの間、吸着塔120bとバルブ146b、156b、166bとの間に配される。
蓄熱体180は、蓄熱する機能(熱を保持する機能)を有し、窒素富化ガスおよび酸素富化ガスの熱を蓄熱して、蓄熱した熱を空気に付与(伝熱)する。つまり、窒素富化ガスおよび酸素富化ガスと、空気とは、蓄熱体180によって間接的に熱交換されることとなる。蓄熱体180による熱交換機構(蓄熱機構および伝熱機構)については、後に詳述する。
吸着剤130における流体(空気、窒素富化ガス、酸素富化ガス)の流通方向の両側に蓄熱体180を配することにより、吸着剤130から外部への熱の流出を、例えば、10%未満に低減することができる。
蓄熱体180は、例えば、ライナー間ピッチ2mm程度、平板厚さ0.5mm程度のステンレス製蓄熱材ハニカムを挙げることができる。また、蓄熱体180は、吸着剤130と同一の部材で構成されていてもよい。かかる構成により、蓄熱体180においても酸素を吸着および脱着することが可能となる。さらに、蓄熱体180は、所定の圧力および吸着剤130よりも常温(例えば、5℃〜30℃)に近い温度環境下で空気に接触すると、酸素を吸着する物質(例えば、活性炭(MSC)や、低温で作動する複合酸化物等の吸着剤)で構成されてもよい。これにより、蓄熱体180において、より効率的に酸素を吸着および脱着することが可能となる。
(断熱容器190)
断熱容器190は、内壁に断熱材が配されており、内部から外部への放熱を抑制する容器である。本実施形態において、断熱容器190は、酸素製造装置110の吸着塔120と、固体酸化物形燃料電池モジュール200とを収容する。断熱容器190が吸着塔120および固体酸化物形燃料電池モジュール200を収容することの効果については後に詳述する。
(固体酸化物形燃料電池モジュール200)
図2は、固体酸化物形燃料電池モジュール200の構成を説明するための図である。なお、図2中、ガスの流れを実線の矢印で示し、熱の流れを破線の矢印で示す。図2に示すように、固体酸化物形燃料電池モジュール200は、改質器210を備えている。改質器210には、ガス管212、バルブ214を介して、炭化水素(C、例えば、都市ガス)および水蒸気が供給される。また、改質器210には、炭化水素の水蒸気改質反応を促進するための触媒が配されており、改質器210に炭化水素および水蒸気が供給されると下記反応式(1)および反応式(2)に示す水蒸気改質反応が進行し、炭化水素が水素や一酸化炭素に改質される。
+ nHO → nCO + (m/2+n)H …反応式(1)
CO + HO → CO + H …反応式(2)
このようにして、改質器210では、水素および一酸化炭素のうちいずれか一方または両方(以下、「燃料」と称する)が製造され、燃料分配管220によって、セルスタック230の燃料極254(図3参照)に供給されることとなる。
図3は、セルスタック230の構成を説明するための図である。図3(a)に示すように、セルスタック230は、複数のセル250で構成される。セル250は、筒形状(例えば、円筒形状)であり、セル250の一端側が燃料分配管220に、他端側が排ガス集合管240に接続されている。したがって、燃料分配管220から供給された燃料は、セル250の内部を流通して排ガス集合管240に導かれることとなる。
図3(b)に示すように、セル250は、筒形状であり、内部を燃料が流通する、多孔質体の基管252を備えている。基管252の外周面には、燃料極254、電解質256、空気極258が順に積層された単電池膜260を備えている。つまり、燃料極254、空気極258、および、電解質256は、筒形状であり、燃料極254の外方に電解質256が配され、電解質256の外方に空気極258が配されることとなる。単電池膜260は、基管252の長手方向に沿って複数形成され、隣接する単電池膜260同士は、インターコネクタ262を介して電気的に接続されている。
基管252は、多孔質体であり、かつ、絶縁体であれば、材質に限定はなく、例えば、ニッケルまたはニッケル酸化物と希土類元素の酸化物が固溶したジルコニア、スピネル、フォルステライト、および、ジルコン酸カルシウムの群から選択されるいずれか1または複数を挙げることができる。なお、希土類元素としては、イットリウム(Y)、ランタン(La)、イッテルビウム(Yb)、ツリウム(Tm)、エルビウム(Er)、ホルミウム(Ho)、ジスプロシウム(Dy)、ガドリニウム(Gd)、サマリウム(Sm)、プラセオジム(Pr)等が挙げられ、Yや、酸化イットリウム(Y)が好ましい。
燃料極254は、ニッケル・ジルコニアの多孔質体で構成され、電解質256は、ジルコニア系電解質(例えば、イットリア安定化ジルコニア)の多孔質体で構成され、空気極258は、ランタンマンガナイトの多孔質体で構成される。
上述したようにセル250の内周面、すなわち、基管252の内周面には、燃料が流通し、基管252が多孔質体であることから、基管252に積層された燃料極254の内側が燃料に曝されることとなる。
また、セル250の外周面、すなわち、空気極258は、断熱容器190内の雰囲気に曝されている。上述したように、断熱容器190内には、酸素供給配管170を介して酸素富化ガスが供給されているため、断熱容器190内は酸素富化ガスで満たされている。したがって、空気極258は、酸素富化ガスに曝されることとなる。
このように、燃料極254に燃料が接触することにより、下記反応式(3)に示す酸化反応が進行し、空気極258に酸素(酸素富化ガス)が接触することにより、下記反応式(4)に示す還元反応が進行する。そして、酸化物イオン(O2−)が電解質256を通過することにより、セル250(固体酸化物形燃料電池モジュール200)では、燃料と酸素とによって発電することとなる。
+ O2− → HO + 2e …反応式(3)
1/2O + 2e → O2− …反応式(4)
また、固体酸化物形燃料電池モジュール200では、上記反応式(3)、(4)に示す反応が進行して発電すると、熱が生じ、固体酸化物形燃料電池モジュール200(セルスタック230)は、700℃〜1100℃程度となる。
したがって、固体酸化物形燃料電池モジュール200とともに吸着塔120を断熱容器190内に収容することにより、固体酸化物形燃料電池モジュール200の熱を吸着塔120(吸着剤130)に伝達することができる。固体酸化物形燃料電池モジュール200は、吸着剤130を吸着温度(250℃〜900℃)に加熱することができるため、別途の加熱源を備えずとも吸着剤130を吸着温度に保持することが可能となる。
これにより、酸素製造装置110のランニングコスト(吸着剤130の加熱に要するコスト)を抑制することが可能となる。したがって、燃料電池システム100は、低コストで発電効率を向上させることが可能となる。
さらに、空気極258には、酸素製造装置110で製造された酸素富化ガスが供給されることとなるため、空気が供給される場合と比較して、発電効率を向上させることができる。
また、断熱容器190には、セルスタック230とともに、改質器210が収容されることとなる。改質器210で進行する上記水蒸気改質反応は、吸熱反応であるため、改質器210を700℃〜1100℃程度に加熱する必要がある。そこで、断熱容器190が、セルスタック230と改質器210を収容することにより、セルスタック230の熱を改質器210に伝達することができ、改質器210を加熱するための加熱源を削減することが可能となる。
ただし、固体酸化物形燃料電池モジュール200を駆動する際には、セルスタック230が発熱していないため、固体酸化物形燃料電池モジュール200には、改質器210を一時的に加熱する補助加熱部216が設けられている。
こうして、セルスタック230の燃料極254で消費された燃料(排ガス)は、排ガス集合管240、排ガス管312(図1参照)を介して、燃焼器310に導入されることとなる。また、断熱容器190に供給され、空気極258で消費された酸素富化ガス(排ガス)も、排ガス管314(図1参照)を介して、燃焼器310に導入されることとなる。そして、燃焼器310は、導入された排ガスを燃焼させて、外部に排気する。
制御手段320は、CPU(中央処理装置)を含む半導体集積回路で構成され、ROMからCPU自体を動作させるためのプログラムやパラメータ等を読み出し、ワークエリアとしてのRAMや他の電子回路と協働して燃料電池システム100全体を管理および制御する。本実施形態において、制御手段320は、空気供給部140、酸素排出部160、補助加熱部216を駆動制御するとともに、バルブ144a、144b、146a、146b、154a、154b、156a、156b、164a、164b、166a、166b、172、214を開閉制御する。
(燃料電池システム100の運転方法)
続いて、燃料電池システム100の運転方法について説明する。図4は、燃料電池システム100の運転方法の処理の流れを説明するためのフローチャートである。なお、運転開始前において、バルブ144a、144b、146a、146b、154a、154b、156a、156b、164a、164b、166a、166b、172、214は閉じられている。また、制御手段320は、停止指示が入力された場合には、空気供給部140、酸素排出部160、補助加熱部216を停止し、バルブ144a、144b、146a、146b、154a、154b、156a、156b、164a、164b、166a、166b、172、214を閉じる。
(暖機運転処理:ステップS410)
制御手段320は、まず、空気供給部140、補助加熱部216を駆動し、バルブ172、214を開弁する。そうすると、空気極258に空気が供給され、固体酸化物形燃料電池モジュール200において発電が為される暖機運転処理が実行される。
(ステップS412)
制御手段320は、吸着剤130が吸着温度Tqに到達し、改質器210が上記水蒸気改質反応を遂行できる反応温度Tsに到達するまで(ステップS412におけるNO)、空気供給部140、補助加熱部216の駆動を維持し、バルブ172、214を開状態に維持し、吸着温度Tqに到達し、反応温度Tsに到達したら(ステップS412におけるYES)、ステップS414に処理を移す。
(ステップS414)
制御手段320は、バルブ172を閉弁し、補助加熱部216を停止する。
(定格運転処理:ステップS416)
制御手段320は、バルブ144a、144b、146a、146b、154a、154b、156a、156b、164a、164b、166a、166bを開閉制御することで、酸素製造装置110において連続的に酸素富化ガスを製造して、断熱容器190内に配された固体酸化物形燃料電池モジュール200の空気極258に供給する。
こうして、固体酸化物形燃料電池モジュール200において効率よく発電が為されることとなる。
以下、定格運転処理S416における酸素製造装置110による酸素富化ガスの製造処理について詳述する。
図5は、定格運転処理S416における酸素製造装置110の処理の流れを説明するためのフローチャートであり、図6は、定格運転処理S416の各処理におけるバルブの開閉状態を説明するための図である。なお、図6中、開弁を「○」で示し、閉弁を「×」で示す。
図5に示すように、制御手段320は、バルブ144a、144b、146a、146b、154a、154b、156a、156b、164a、164b、166a、166bを開閉制御して、吸着塔120において、第1の吸着処理S420、第1の脱着処理S430、第2の吸着処理S440、第2の脱着処理S450を実行する。なお、酸素製造装置110では、1の吸着塔120について、第1の吸着処理S420および第1の脱着処理S430を含む処理工程と、第2の吸着処理S440および第2の脱着処理S450を含む処理工程を交互に繰り返す。
また、後述するように、吸着処理では吸着剤130に酸素が吸着されて吸着塔120内から窒素富化ガスが排出され、脱着処理では、吸着塔120内から酸素富化ガスが排出される。そこで、本実施形態では、吸着塔120aと吸着塔120bとで、吸着処理と脱着処理とを排他的に交互に繰り返し、酸素富化ガスを連続的に生成するようにしている。
以下、吸着塔120aを例に挙げて、第1の吸着処理S420から第2の脱着処理S450の処理について詳述し、実質的に処理が等しい吸着塔120bにおける第1の吸着処理S420から第2の脱着処理S450の処理についての説明を省略する。
(第1の吸着処理:ステップS420)
図7は、第1の吸着処理S420の流れを説明するためのフローチャートである。
(空気供給処理:ステップS420−1)
制御手段320は、バルブ144aを開弁する(図6参照)。そうすると、吸着塔120a内へ空気が供給されることとなる。なお、空気供給処理S420−1においては、常温の空気が、蓄熱体180aを流通して吸着剤130に到達することとなる。
(吸着処理:ステップS420−2)
そして、制御手段320は、吸着塔120a内の圧力Pが所定の圧力P1(例えば、100kPa〜200kPa)以上となったか否かを判定する。制御手段320は、吸着塔120a内の圧力Pが所定の圧力P1以上となるまで(S420−2におけるNO)、空気供給処理S420−1を遂行する。制御手段320が空気供給処理を遂行し、吸着塔120a内を所定の圧力P1まで昇圧している間に、空気中の酸素を吸着剤130に吸着させる。一方、吸着塔120a内の圧力Pが所定の圧力P1以上となると(S420−2におけるYES)、後述する窒素富化ガス排出処理S420−3に移る。
(窒素富化ガス排出処理:ステップS420−3)
吸着塔120a内の圧力Pが所定の圧力P1以上となると(S420−2におけるYES)、制御手段320は、バルブ144aを閉弁し、バルブ156aを開弁する(図6参照)。これにより、窒素排出管150を介して、窒素富化ガスが吸着塔120a内から排出されることとなる。
なお、窒素富化ガス排出処理S420−3においては、吸着剤130によって加熱された高温(250℃〜900℃)の窒素富化ガスが、蓄熱体180bを流通することとなる。このため、蓄熱体180bは、流通過程において窒素富化ガスによって加熱されることとなる。そして、吸着塔120a内から排出された窒素富化ガスは、窒素排出管150を介して外部に排気されることとなる。
(窒素富化ガス排出判定処理:ステップS420−4)
制御手段320は、吸着塔120a内の圧力Pが所定の圧力P2(例えば、60kPa)未満となったか否かを判定する。制御手段320は、吸着塔120a内の圧力Pが所定の圧力P2未満となるまで(S420−4におけるNO)、窒素富化ガス排出処理S420−3を遂行する。一方、吸着塔120a内の圧力Pが所定の圧力P2未満となると(S420−4におけるYES)、第1の吸着処理S420が終了したとみなし、後述する第1の脱着処理S430に移る。
(第1の脱着処理:ステップS430)
図8は、第1の脱着処理S430の流れを説明するためのフローチャートである。
(酸素富化ガス排出処理:ステップS430−1)
上述した窒素富化ガス排出判定処理S420−4において、吸着塔120a内の圧力Pが所定の圧力P2未満となると(S420−4におけるYES)、制御手段320は、バルブ156aを閉弁し、バルブ164aを開弁するとともに(図6参照)、酸素排出部160の駆動を開始する。なお、制御手段320は、初回の酸素富化ガス排出処理S430−1でのみ、酸素排出部160の駆動を開始し、以降酸素排出部160の駆動を維持する。これにより、吸着塔120a内が減圧されて吸着剤130に吸着した酸素が吸着剤130から脱着し、吸着塔120a内から酸素富化ガスが排出されることとなる。
なお、酸素富化ガス排出処理S430−1においては、吸着剤130によって加熱された高温(250℃〜900℃)の酸素富化ガスが、蓄熱体180aを流通することとなる。このため、蓄熱体180aは、流通過程において酸素富化ガスによって加熱されることとなる。そして、吸着塔120a内から排出された酸素富化ガスは、酸素供給配管170を介して、断熱容器190内(空気極258)に供給されることとなる。
(酸素富化ガス排出判定処理:ステップS430−2)
制御手段320は、吸着塔120a内の圧力Pが所定の圧力P3(例えば、2kPa〜20kPa)未満となったか否かを判定する。制御手段320は、吸着塔120a内の圧力Pが所定の圧力P3未満となるまで(S430−2におけるNO)、酸素富化ガス排出処理S430−1を遂行する。一方、吸着塔120a内の圧力Pが所定の圧力P3未満となると(S430−2におけるYES)、第1の脱着処理S430が終了したとみなし、制御手段320は、バルブ164aを閉弁して(図6参照)、後述する第2の吸着処理S440に移る。
このように、制御手段320は、第1の吸着処理S420において、吸着塔120の一端側から窒素富化ガスを排出し、第1の脱着処理S430において、吸着塔120の他端側から酸素富化ガスを排出する。これにより、吸着剤130の両側に配された蓄熱体180a、180bを、双方とも加熱することができる。
しかし、1の処理工程(第1の吸着処理S420、および、第1の脱着処理S430)において、蓄熱体180aは、高温の酸素富化ガスによって加熱され、蓄熱体180bは、高温の窒素富化ガスによって加熱される。ただし、空気中における窒素と酸素との割合は、約8:2であるため、蓄熱体180を流通する流体の流量に差(約4倍)が生じる。つまり、蓄熱体180に対する加熱量に差が生じてしまう。
そこで、制御手段320は、後述する第2の吸着処理S440において、前回の処理工程の吸着処理(第1の吸着処理S420)で窒素富化ガスを排出した側と異なる側から窒素富化ガスを排出し、後述する第2の脱着処理S450において、前回の処理工程の脱着処理(第1の脱着処理S430)で酸素富化ガスを排出した側と異なる側から酸素富化ガスを排出する。こうすることで、蓄熱体180a、180bを実質的に均一に加熱することが可能となる。
(第2の吸着処理:ステップS440)
制御手段320は、図7に示す吸着処理を遂行する。なお、ここでは、図7の吸着処理のうち、ステップS420−1およびステップS420−3において、制御手段320が開閉するバルブが異なる点以外は、上記したとおりであるため、制御手段320によるバルブの開閉制御について詳述し、その他の詳細な説明は省略する。
第2の吸着処理S440における空気供給処理S420−1において、制御手段320は、バルブ146aを開弁し、吸着塔120a内へ空気を供給する。そうすると、常温の空気は、蓄熱体180bを流通して吸着剤130へ到達することとなる。
このように、制御手段320は、第2の吸着処理S440において、吸着塔120の一端側および他端側のうち、前回の吸着工程(第1の吸着処理S420)において窒素富化ガスを排出した側から、空気を供給する。換言すれば、制御手段320は、前回高温の窒素富化ガスによって加熱された蓄熱体180bに空気を流通させることにより、流通過程において、蓄熱体180bによって空気を加熱するとともに、蓄熱体180bを、空気によって冷却する。つまり、蓄熱体180bによって、窒素富化ガスと、空気とを間接的に熱交換させる。これにより、別途の加熱装置を要さずとも、吸着剤130に到達する空気を加熱することができ、吸着剤130の加熱量を低減することが可能となる。
また、第2の吸着処理S440における窒素富化ガス排出処理S420−3において、制御手段320は、バルブ146aを閉弁し、バルブ154aを開弁する。これにより、窒素排出管150は、窒素富化ガスを吸着塔120a内から排出する。
そうすると、第2の吸着処理S440の窒素富化ガス排出処理S420−3においては、吸着剤130によって加熱された高温(250℃〜900℃)の窒素富化ガスが、蓄熱体180aを流通することとなる。このため、蓄熱体180aは、流通過程において窒素富化ガスによって加熱されることとなる。そして、吸着塔120a内から排出された窒素富化ガスは、窒素排出管150を介して外部に排気されることとなる。
(第2の脱着処理:ステップS450)
制御手段320は、図8に示す脱着処理を遂行する。なお、ここでは、図8の脱着処理のうち、ステップS430−1において、制御手段320が開閉するバルブが異なる点以外は、上記したとおりであるため、制御手段320によるバルブの開閉制御について詳述し、その他の詳細な説明は省略する。
第2の脱着処理S450における酸素富化ガス排出処理S430−1において、制御手段320は、バルブ154aを閉弁し、バルブ166aを開弁する(図6参照)。これにより、吸着塔120a内が減圧されて吸着剤130に吸着した酸素が吸着剤130から脱着し、吸着塔120aから酸素富化ガスが排出される。
つまり、第2の脱着処理S450においては、吸着剤130によって加熱された酸素富化ガスが、蓄熱体180bを流通することとなる。このため、蓄熱体180bは、流通過程において酸素富化ガスによって加熱されることとなる。
そして、次回の処理工程の第1の吸着処理S420では、前々回の処理工程の第1の脱着処理S430で酸素富化ガスによって、また、前回の処理工程の第2の吸着処理S440で窒素富化ガスによって加熱された蓄熱体180aを通じて常温の空気を吸着剤130に到達させるため、酸素富化ガスおよび窒素富化ガスの熱で常温の空気を加熱することができる。
また、1の蓄熱体180に着目すると、吸着処理において常温の空気(100%)が通過し、次に行われる脱着処理において高温の酸素富化ガス(約20%)が通過し、続いて行われる吸着処理において高温の窒素富化ガス(約80%)が通過するという処理を繰り返す。したがって、1の蓄熱体180において、高温の酸素富化ガスおよび高温の窒素富化ガスが排出されるときに保持した熱と、空気が供給されるときに付与する熱とを実質的に等しくすることが出来るため、1の蓄熱体180において外部から加えられる熱を理論上ゼロとすることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態において、吸着塔120a、120bを2つ備えた酸素製造装置110を例に挙げて説明したため、吸着塔120aと吸着塔120bとが吸着処理と脱着処理とを並行して行う場合について説明した。しかし、吸着塔120と固体酸化物形燃料電池モジュール200とが同一の断熱容器190に収容されていればよく、吸着塔の数に限定はない。つまり、吸着塔の数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。なお、吸着塔の数が1の場合、吸着塔が吸着処理を実行している間は、酸素富化ガスに代えて空気を断熱容器190に供給するとよい。
また、上記実施形態において固体酸化物形燃料電池モジュール200が改質器210を備える構成について説明した。しかし、改質器は、少なくとも固体酸化物形燃料電池モジュールとともに断熱容器190内に収容されていればよく、固体酸化物形燃料電池モジュールと改質器とは別体であってもよい。
本発明は、燃料と酸素との電気化学的反応によって発電する燃料電池システムに利用することができる。
100 燃料電池システム
120 吸着塔
130 吸着剤
170 酸素供給配管(酸素供給手段)
190 断熱容器
200 固体酸化物形燃料電池モジュール
210 改質器
254 燃料極
256 電解質
258 空気極

Claims (4)

  1. 空気中の酸素を吸着する吸着剤が収容され、該吸着剤に吸着した酸素を脱着させて、酸素を含むガスである酸素富化ガスを排出する吸着塔と、
    前記吸着塔から排出された酸素富化ガスが供給され、酸素を還元する還元反応が行われる空気極と、水素および一酸化炭素のうちいずれか一方または両方を含んで構成される燃料を酸化する酸化反応が行われる燃料極と、該燃料極と該空気極の間に配され酸化物イオンが通過する電解質とを有する固体酸化物形燃料電池モジュールと、
    前記吸着塔と前記固体酸化物形燃料電池モジュールとを収容し、該吸着塔および該固体酸化物形燃料電池モジュールから外部への放熱を抑制する断熱容器と、
    を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記吸着塔から排出された酸素富化ガスを前記断熱容器内に供給する酸素供給手段を備え、
    前記空気極は、前記断熱容器内の雰囲気下に曝されるように配されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記燃料極、前記空気極、および、前記電解質は、筒形状であり、
    前記燃料極の外方に前記電解質が配され、該電解質の外方に前記空気極が配され、
    前記燃料極の内側が前記燃料に曝され、前記空気極の外側が前記酸素富化ガスに曝されることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池システム。
  4. 炭化水素から前記燃料を製造する改質器を備え、
    前記吸着塔、前記固体酸化物形燃料電池モジュールとともに、前記改質器が前記断熱容器内に収容されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
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