JP2016136311A - 入力装置、画像形成装置、表示方法、及びプログラム - Google Patents

入力装置、画像形成装置、表示方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】入力装置、画像形成装置、表示方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】タッチ位置の検出機能を有する検出部と、前記検出部により第一の時点で検出される第一のタッチ位置が始点となるジェスチャ操作であって、所定の処理と関連付けられたジェスチャ操作、を案内する操作ガイドを表示する表示部と、を備え、前記操作ガイドは、前記第一のタッチ位置に所定ベクトルを加算して得られる位置を基点にして配置される、入力装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力装置、画像形成装置、表示方法、及びプログラムに関する。
タッチパネルは、ユーザが指などの物体を利用してアプリケーションを操作できるため、直感的で使いやすいユーザインタフェースを提供することができる。タッチパネルは、例えば銀行のATM、デジタル複合機(画像形成装置)、携帯電話機やゲーム機器などに用いられている。
例えば、特許文献1には、デジタル複合機に搭載されたタッチパネルにおいて、特定のジェスチャ操作が行われることで、印刷原稿の集約や分割の設定を制御するデジタル複合機が開示されている。
特開2013−250957号公報
しかし、特許文献1に記載の技術においては、ジェスチャ操作を覚えていないユーザは当該ジェスチャ操作を行うことができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ジェスチャ操作を覚えていないユーザでもジェスチャ操作することが可能な、新規かつ改良された入力装置、画像形成装置、表示方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、タッチ位置の検出機能を有する検出部と、前記検出部により第一の時点で検出される第一のタッチ位置が始点となるジェスチャ操作であって、所定の処理と関連付けられたジェスチャ操作、を案内する操作ガイドを表示する表示部と、を備え、前記操作ガイドは、前記第一のタッチ位置に所定ベクトルを加算して得られる位置を基点にして配置される、入力装置が提供される。
前記操作ガイドは、前記ジェスチャ操作において前記タッチ位置が移動されるべき方向を示す方向情報を含んでもよい。
前記方向情報は、少なくとも一つ以上の方向指示要素を含み、前記方向指示要素は、前記基点から前記移動されるべき方向に配置されてもよい。
前記操作ガイドは、前記所定の処理の処理内容を示す処理情報を含んでもよい。
前記処理情報は、少なくとも一以上のアイコン要素を含んでもよい。
前記表示部は、前記第一のタッチ位置が第一の領域内である場合に、第一の処理と関連付けられたジェスチャ操作を案内する操作ガイドを表示し、前記第一のタッチ位置が第二の領域内である場合に、第二の処理と関連付けられたジェスチャ操作を案内する操作ガイドを表示してもよい。
前記検出部は、複数のタッチ位置を検出し、前記表示部は、前記タッチ位置の数に応じた前記所定処理と関連付けられたジェスチャ操作を案内する操作ガイドを表示してもよい。
前記ジェスチャ操作が行われたか否かを判定する操作判定部をさらに備えてもよい。
前記第一の時点より後の時点で検出される第二のタッチ位置に前記所定ベクトルを加算して得られる位置が、前記処理情報の表示範囲内であるか否かを判定することで、前記ジェスチャ操作が行われたか否かを判定する操作判定部を、さらに備えてもよい。
前記表示部は、前記第二のタッチ位置に前記所定ベクトルを加算して得られる位置にマークを表示してもよい。
前記ジェスチャ操作が行われたと判定された場合に、前記ジェスチャ操作と関連付けられた前記所定の処理を実行する処理実行部を、さらに備えてもよい。
前記所定の処理は、短辺綴じの両面印刷を行う設定、長辺綴じの両面印刷を行う設定、原稿向きを変更して印刷する設定、複数頁の原稿を単一頁に集約して印刷する設定、の少なくとも一つの設定を行う処理であってもよい。
前記表示部に対して、表示指示を与える表示指示部、をさらに備え、前記表示部は、前記表示指示を受け取った場合に前記操作ガイドを表示してもよい。
前記表示指示部は、前記タッチ位置が、所定時間維持された場合に、前記表示部に対して、前記表示指示を与えてもよい。
前記所定ベクトルはゼロベクトルであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、前記入力装置を備える、画像形成装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、タッチ位置を検出することと、第一の時点で検出される第一のタッチ位置が始点となるジェスチャ操作であって、所定の処理と関連付けられたジェスチャ操作、を案内する操作ガイドを表示することと、を含み、前記操作ガイドは、前記第一のタッチ位置に所定ベクトルを加算して得られる位置を基点にして配置される、表示方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに、タッチ位置を検出する処理と、第一の時点で検出される第一のタッチ位置が始点となるジェスチャ操作であって、所定の処理と関連付けられたジェスチャ操作、を案内する操作ガイドを追加表示する処理と、前記操作ガイドを、前記第一のタッチ位置に所定ベクトルを加算して得られる位置を基点にして配置する処理と、を行わせるための、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、ジェスチャ操作を覚えていないユーザでもジェスチャ操作することが可能である
本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の構成を示す説明図である。 同実施形態にかかる画面インタフェースの例を示す説明図である。 同実施形態にかかる操作ガイドの例を示す説明図である。 同実施形態にかかる画像形成装置の動作を示す説明図である。 同実施形態にかかる両面設定の所定ジェスチャ操作を示す説明図である。 同実施形態にかかる両面設定の操作ガイドを示す説明図である。 同実施形態にかかる両面設定の取消または変更の操作ガイドを示す説明図である。 同実施形態にかかる原稿向き設定の所定ジェスチャ操作を示す説明図である。 同実施形態にかかる原稿向き設定の操作ガイドを示す説明図である。 同実施形態にかかる集約設定の所定ジェスチャ操作を示す説明図である。 同実施形態にかかる集約設定の操作ガイドを示す説明図である。 同実施形態にかかる集約設定の変更の所定ジェスチャ操作を示す説明図である。 同実施形態にかかる集約設定の変更の操作ガイドを示す説明図である。 本発明の第一の変形例にかかる画像形成装置の動作を示す説明図である。 同変形例にかかる操作ガイドの例を示す説明図である。 同変形例にかかる両面設定の操作ガイドを示す説明図である。 同変形例にかかる操作ガイドの他の例を示す説明図である。 本発明の第二の変形例にかかる操作ガイドの例を示す説明図である。 本発明の第三の変形例にかかる画面インタフェースの例を示す説明図である。 本発明の第四の変形例にかかる画面インタフェースの例を示す説明図である。 画像形成装置のハードウェア構成を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<<1.構成>>
<1−1.画像形成装置の構成>
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の構成を説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1の構成を示す説明図である。図1に示したように、本実施形態による画像形成装置1は、入力装置10、スキャナ部12、プリンタ部14を備える情報機器である。本実施形態による画像形成装置1は、少なくともコピー機能を有し、また、例えばスキャナ機能、ファクシミリ機能、及びインターネットファクシミリ機能、ネットワークプリンタ機能などを有してもよい。
入力装置10は、ユーザからの入力を受け付け、スキャナ部12、及びプリンタ部14の動作にかかる設定の設定処理(所定の処理)を実行する。スキャナ部12は、入力装置10による設定に基づいて、原稿から画像情報を読み取る。プリンタ部14は、入力装置10による設定に基づいて、画像情報を用紙に印刷(出力)する。
<1−2.入力装置の構成>
以下、入力装置10の構成について説明する。図1に示したように、入力装置10は、タッチパネル102と、表示制御部104と、判定部106と、設定部108を備える。
(タッチパネル)
タッチパネル102は、表示部としての表示機能と、検出部としてのタッチ位置の検出機能を有する。タッチパネル102は、表示部として画像形成装置1の各種機能を操作するための画面インタフェースを表示する。図2は、タッチパネル102が表示するコピー機能を操作するための画面インタフェースの例を示す説明図である。
図2に示すように、当該画面インタフェースは、印刷対象となる原稿画像を表すプレビューアイコン(U102、U104)と、印刷結果となる出力画像を表すプレビューアイコン(U106、U108)を含む。なお、プレビューアイコンU102は原稿画像の1枚目を表し、プレビューアイコンU104は原稿画像の2枚目を表し、プレビューアイコンU106は出力画像の1枚目を表し、プレビューアイコンU108は出力画像の2枚目を表す。
また、タッチパネル102は、表示部として、後述する表示制御部104から操作ガイドの表示指示を受け取った場合に、ジェスチャ操作を案内する操作ガイドを追加表示する。なお、操作ガイドについては後述する。
また、タッチパネル102は、検出部として、複数のタッチ位置を検出し、検出したタッチ位置を、後述する表示制御部104、及び判定部106に提供する。
(表示制御部)
表示制御部104は、タッチパネル102から検出されたタッチ位置を受け取り、タッチパネル102の表示を制御する。特に、本実施形態による表示制御部104は、タッチパネル102により第一の時点で検出された第一のタッチ位置が始点となるジェスチャ操作であって、設定処理と関連付けられたジェスチャ操作を案内する操作ガイドをタッチパネル102に追加表示させる。本実施形態において、第一の時点は、後述する判定部106により、タッチ位置が所定時間維持されたと判定された時点である。表示制御部104は、判定部106により、タッチ位置が所定時間維持されたと判定された場合に、表示指示部としての機能を発揮し、タッチパネル102に対して、操作ガイドの表示指示を与える。また、操作ガイドは、第一のタッチ位置を基点として配置される。
図3は、表示制御部104がタッチパネル102に追加表示させる操作ガイドの例を示す説明図である。図3には、第一のタッチ位置をタッチした状態で、両面印刷設定のためのジェスチャ操作を案内する操作ガイドがタッチパネル102に追加表示された画面インタフェースの例を示した。本実施形態にかかる操作ガイドは、ジェスチャ操作においてタッチ位置が移動されるべき方向を示す方向情報と、設定処理の処理内容を示す処理情報を含む。図3に示したように、操作ガイドは、方向情報を表す方向指示要素(U110、U112)と、処理情報を表すアイコン要素(U114、U116)からなり、図2を参照して説明した画面インタフェースに追加的に表示(追加表示)される。
方向指示要素は、基点(本実施形態においては第一のタッチ位置)から、当該方向指示要素が示す移動方向に配置される。図3を参照して説明すれば、左方向を示す方向指示要素U110は、基点の左方向に配置され、上方向を示す方向指示要素U112は、基点の上方向に配置される。本実施形態においては第一のタッチ位置が基点であるため、ユーザは方向指示要素に沿ってタッチ位置を移動させることで、ジェスチャ操作を覚えていない場合であっても、直感的にジェスチャ操作を行うことが可能である。なお、方向指示要素、及び方向指示要素が示す方向は直線形状に限定されず、曲線形状であってもよい。
また、方向指示要素は、本実施形態における<2−2.動作例>にて後述される両面設定の動作例、両面設定の取消または変更の動作例、原稿向き設定の動作例、集約設定の動作例及び集約設定の変更の動作例の全ての動作例において、基点(本実施形態においては第一のタッチ位置)から、当該方向指示要素が示す移動方向に配置される。
アイコン(アイコン要素)は、基点(本実施形態においては第一のタッチ位置)に対して、当該アイコンが示す設定処理の処理情報と関連付けられたジェスチャ操作においてタッチ位置が移動されるべき方向に配置される。ジェスチャ操作の始点は第一のタッチ位置であるため、第一のタッチ位置を始点として当該アイコンが配置されている方向にタッチ位置を移動させることで、当該アイコンが示す設定処理の処理情報と関連付けられたジェスチャ操作を行うことが可能である。
図3を参照して説明すれば、ユーザが第一のタッチ位置を始点として左方向にタッチ位置を移動させることで、アイコンU114が示す長編綴じの両面印刷設定処理が実行される。また、ユーザが第一のタッチ位置を始点として左方向にタッチ位置を移動させることで、アイコンU116が示す短編綴じの両面印刷設定処理が実行される。本実施形態においてはジェスチャ操作の始点と基点が同一であるため、第一のタッチ位置を始点として、アイコンに向けてタッチ位置を移動させることで、当該アイコンが示す処理が実行される。かかる構成によれば、ユーザは操作ガイドに従ってジェスチャ操作した場合に実行される処理を理解した上でジェスチャ操作を行うことが可能である。なお、図3に示したように、方向指示要素が示す方向の先に、当該方向への移動によるジェスチャ操作と関連付けられた設定処理を示すアイコンが配置されてもよい。
本実施形態における表示制御部104は、第一のタッチ位置が原稿を表すプレビューアイコンの領域内(第一の領域内)であった場合に、後述する第一の処理と関連付けられたジェスチャ操作を案内する操作ガイドを追加表示させる。また、本実施形態における表示制御部104は、第一のタッチ位置が出力を表すプレビューアイコンの領域内(第二の領域内)であった場合に、複数頁の原稿を単一頁に集約して印刷する設定を行う処理(第二の処理)と関連付けられたジェスチャ操作を案内する操作ガイドを追加表示させる。本実施形態において、上記第一の処理は、短辺綴じの両面印刷を行う設定、長辺綴じの両面印刷を行う設定、原稿向きを変更して印刷する設定、の少なくとも1つの設定を行う処理である。
また、表示制御部104は、タッチ位置の数に応じた処理と関連付けられたジェスチャ操作を案内する操作ガイドを、タッチパネル102に追加表示させてもよい。例えば、上記第一の処理は、第一の時点で検出されたタッチ位置の数が1であった場合には、短辺綴じの両面印刷を行う設定、及び長辺綴じの両面印刷を行う設定の設定処理であってもよい。また、例えば、上記第一の処理は、第一の時点で検出されたタッチ位置の数が2であった場合には、原稿向きを変更して印刷する設定の設定処理であってもよい。
(判定部)
判定部106は、タッチパネル102から検出されたタッチ位置を受け取り、ジェスチャ操作が行われたか否かを判定する操作判定部としての機能を有する。判定部106は、ジェスチャ操作行われたと判定した場合に、後述する設定部108にジェスチャ操作が行われたことと、当該ジェスチャ操作の種別を提供する。
判定部106は、操作ガイドの表示有無に関わらず、所定のタッチ位置を始点として所定のジェスチャ操作が行われた場合に、ジェスチャ操作が行われたと判定する。また、判定部106は、タッチパネル102に操作ガイドが表示されている場合、第一の時点より後の時点で検出された第二のタッチ位置が処理情報を示すアイコンの表示範囲内であるか否かを判定することで、ジェスチャ操作が行われたか否かを判定する。
また、判定部106は、タッチパネル102から検出されたタッチ位置を受け取り、表示制御部104がタッチパネル102に操作ガイドを表示させる表示指示を行うべきか否かを判定する。判定部106が、上記表示指示を行うべきと判定した時点で、表示制御部104はタッチパネル102に操作ガイドを表示させる表示指示を行う。
本実施形態において、判定部106は、タッチ位置が所定時間以上維持された場合に、上記の表示指示を行うべきであると判定するが、本発明はこれに限定されない。例えば、判定部106は、タッチ位置が未検出の状態の直後にタッチ位置が検出された場合に、上記の表示指示を行うべきであると判定してもよい。なお、タッチ位置が所定時間以上維持された場合に操作ガイドが表示される構成によれば、ジェスチャ操作を覚えている上級ユーザは、操作ガイドが表示される前に所望のジェスチャ操作を完了することが可能となる。
(設定部)
設定部108は、判定部106によりジェスチャ操作が行われたと判定された場合に、当該ジェスチャ操作と関連付けられた設定処理を実行する処理実行部としての機能を有する。本実施形態において設定部108は、短辺綴じの両面印刷を行う設定、長辺綴じの両面印刷を行う設定、原稿向きを変更して印刷する設定、複数頁の原稿を単一頁に集約して印刷する設定、の少なくとも1つの設定を行う処理を実行する。
<<2.画像形成装置の動作>>
以上、本発明の一実施形態による画像形成装置1、及び画像形成装置1に含まれる入力装置10の構成を説明した。続いて、本実施形態による画像形成装置1の動作を説明する。以下では、本実施形態による画像形成装置1の動作概要について、図4のフローチャートを参照して説明した後、具体的な動作例について、図5〜13の画面遷移例を参照して説明する。
<2−1.動作概要>
図4は、本実施形態にかかる画像形成装置1の動作を示す説明図である。まず、タッチパネル102がタッチ位置を検出し(S100)、続いて判定部106が検出されたタッチ位置に基づいて、所定のジェスチャ操作が行われたか否かを判定する(S102)。ここで、所定のジェスチャ操作が行われたと判定された場合、(S102においてYES)、設定部108は、行われたジェスチャ操作と関連付けられた所定の設定処理をスキャナ部12、プリンタ部14に対して行う。
また、判定部106は、所定のジェスチャ操作が行われない場合に(S102においてNO)、所定時間タッチ位置が維持されたか否かの判定を行う(S106)。ここで、所定時間タッチ位置が維持された場合(S106においてYES)、表示制御部104は当該タッチ位置が始点となるジェスチャ操作を案内する操作ガイドをタッチパネル102に追加表示させる(S108)。また、所定時間タッチ位置が維持されなかった場合(S106においてNO)、操作ガイドは表示されずに動作は終了する。
続いて、操作ガイドのアイコン領域内にタッチ位置が移動したと判定部106判定したが場合(S110においてYES、かつS112においてYES)、表示制御部104は、当該アイコンを強調表示させる(S114)。なお、アイコンの強調表示は、例えば、アイコンの枠を太くする、アイコンの色を変える、アイコンを大きくするなどの方法によりなされてもよい。タッチ位置がアイコン領域内において解放された場合(S116においてYES)、表示制御部104はタッチパネル102に表示されていた操作ガイドを消去し(S118)、設定部108はアイコンが示す所定の設定処理を行う(S104)。アイコン領域内でタッチ位置が解放されない場合(S116においてNO)には、タッチ位置の移動判定(S110)に戻る。
また、操作ガイドのアイコン領域内にタッチ位置が移動せず(S110においてNO、またはS112においてNO)、所定のジェスチャ操作が行われたと判定部106によって判定された場合(S120においてYES)においても、同様にアイコンが強調表示される(S122)。ここで強調表示されるアイコンは、当該ジェスチャ操作と関連付けられた処理を示すアイコンである。また、その後は、上記で説明したタッチ位置がアイコン領域内において解放された場合(S116においてYES)と同様に、ステップS118、ステップS104の順で処理が行われる。
操作ガイドが表示された状態で、アイコン領域内にタッチ位置が移動せず、所定操作も行われず(S120においてNO)、タッチ位置が解放された場合(S124においてYES)、表示制御部104は操作ガイドを消去し(S126)、動作は終了する。ここでタッチ位置が解放されない場合(S124においてNO)には、タッチ位置の移動判定(S110)に戻る。
<2−2.動作例>
以上、本実施形態にかかる画像形成装置1の動作の概要を説明した。続いて、上記で説明したステップS102の所定のジェスチャ操作と、ステップS106〜S122の操作ガイド表示時のジェスチャ操作について、具体的な印刷設定の動作を例に詳細に説明する。以下では、両面設定の動作例、両面設定の取消または変更の動作例、原稿向き設定の動作例、集約設定の動作例、集約設定の取消の動作例について順次説明する。
(両面設定の動作例)
まず、両面印刷の設定を行うための所定ジェスチャ操作、及び操作ガイド表示時のジェスチャ操作について説明する。両面設定に関する値には、両面設定がオフである「片面印刷」、長辺を綴じて両面印刷を行う「両面長辺綴じ」、及び短辺を綴じて両面印刷を行う「両面短辺綴じ」、があり、設定部108は、当該値を、ジェスチャ操作に応じて上記のいずれかに設定する。以下では、両面設定に関する値が「片面印刷」である状態から、ジェスチャ操作によって「両面長辺綴じ」、または「両面短辺綴じ」に変更される場合について説明する。
図5は両面設定の所定ジェスチャ操作の例を示す説明図である。図5上段は、図2を参照して説明した画面インタフェースにおいて、ユーザが原稿画像の1枚目(U102)をタッチした状態を示している。ここで、ユーザが所定時間内に図5中段左のように左方向にフリックした場合、長辺綴じの両面設定を行うためのジェスチャ操作が行われたと判定される。なお、フリックとは、タッチ位置が所定時間内に所定方向に移動して解放されるジェスチャ操作を指す。図5下段左は、上記ジェスチャ操作の結果、両面設定に関する値が「両面長辺綴じ」に設定されると同時に、原稿画像(U102、U104)が「当該値に応じた画像に変更された状態を示している。
ユーザが所定時間内に図5中段右のように上方向にフリックした場合は、判定部106により、短編綴じの両面設定を行うためのジェスチャ操作が行われたと判定される。図5下段右は、上記ジェスチャ操作の結果、両面設定に関する値が「両面短辺綴じ」に設定されると同時に、原稿画像(U102、U104)が当該値に応じた画像に変更された状態を示している。
図6は、両面設定に関連付けられた操作ガイドと、当該操作ガイド表示時のジェスチャ操作の例を示す説明図である。上記で説明した図5上段のようにユーザが原稿画像の1枚目(U102)をタッチした状態において、所定時間タッチ位置が維持された場合、図6上段のように両面設定のためのジェスチャ操作を案内する操作ガイド(U110〜116)が表示される。図6上段において、アイコンU114は長編綴じの両面印刷設定処理を示し、また、アイコンU116は短編綴じの両面印刷設定処理を示している。
図6上段の状態から、ユーザが図6中段左のように方向指示要素U110に沿ってタッチ位置をアイコンU114領域内に移動させると、アイコンU114が強調表示される。当該状態でタッチ位置が解放されると、図6下段のように両面設定に関する値が「両面長辺綴じ」に設定されると同時に、原稿画像(U102、U104)が当該値に応じた画像に変更される。
また、図6上段の状態から、ユーザが左方向にフリックした場合も同様に、図6中段右のようにアイコンU114が強調表示される。なお、図6中段右において、二点鎖線の指は、指が表示されている位置まで移動し、タッチ位置が当該位置で解放されたことを示している。アイコンU114が強調表示された後、図6下段のように両面設定に関する値が「両面長辺綴じ」に設定されると同時に、原稿画像(U102、U104)が当該値に応じた画像に変更される。
上記では、両面設定に関連付けられた操作ガイド表示時に、「両面長辺綴じ」に設定するためのジェスチャ操作について説明したが、「両面短辺綴じ」の場合も同様である。すなわち、ユーザがタッチ位置をアイコンU116領域内に移動させるか、タッチ位置を上方向にフリックすると、アイコンU116が強調表示される。
(両面設定の取消または変更の動作例)
続いて、両面設定の取消または変更の動作例について説明する。操作ガイドが表示されない場合の所定ジェスチャ操作については、図5を参照して説明した両面設定の所定ジェスチャ操作と同様のため、以下では、操作ガイド表示時のジェスチャ操作について説明する。両面設定の取消または変更の設定は、既に両面設定に関する値が「両面長辺綴じ」または「両面短辺綴じ」に設定された状態において、両面設定を取消す、または綴じる辺を変更するために行われる。以下では、既に「両面長辺綴じ」の設定が完了した状態において、両面設定を取消す(当該値を「片面印刷」に変更する)、または当該値を「両面短辺綴じ」に変更する場合の例について説明する。
図7は、両面設定の取消または変更に関連付けられた操作ガイドと、当該操作ガイド表示時のジェスチャ操作の例を示す説明図である。図6下段の状態において、ユーザが原稿画像の1枚目(U102)をタッチ、所定時間タッチ位置が維持された場合、図7上段のように、両面設定の取消または変更のためのジェスチャ操作を案内する操作ガイド(U118〜124)が表示される。図7上段において、アイコンU122は片面印刷設定処理を示し、また、アイコンU124は短編綴じの両面印刷設定処理を示している。
図7上段の状態から、ユーザが図7中段左のように方向指示要素U118に沿ってタッチ位置をアイコンU122領域内に移動させると、アイコンU122が強調表示される。当該状態でタッチ位置が解放されると、図7下段左のように両面設定に関する値が「片面印刷」に設定される(すなわち、両面設定がオフに設定される)と同時に、原稿画像(U102、U104)が当該値に応じた画像に変更される。
なお、図示しないが、図7上段の状態から、ユーザが右方向にフリックした場合も同様に、アイコンU122が強調表示され、両面設定に関する値が「片面印刷」に設定される。
また、図7上段の状態から、ユーザが図7中段右のように方向指示要素U120に沿ってタッチ位置をアイコンU124領域内に移動させると、アイコンU124が強調表示される。当該状態でタッチ位置が解放されると、図7下段右のように両面設定に関する値が「両面短辺綴じ」に設定されると同時に、原稿画像(U102、U104)が当該値に応じた画像に変更される。
なお、図示しないが、図7上段の状態から、ユーザが右方向にフリックした場合も同様に、アイコンU124が強調表示され、両面設定に関する値が「両面短辺綴じ」に設定される。
(原稿向き設定の動作例)
続いて、原稿向き設定を行うための所定ジェスチャ操作、及び操作ガイド表示時のジェスチャ操作について説明する。原稿向き設定に関する値には、横向きで印刷する「横」、及び縦向きで印刷する「縦」があり、設定部108は、原稿向き設定に関する値を、ジェスチャ操作に応じて上記のいずれかに設定する。以下では、原稿向き設定に関する値が「縦」である状態から、ジェスチャ操作によって「横」に変更される場合について説明する。
図8は、原稿向き設定の所定ジェスチャ操作の例を示す説明図である。図8上段は、図2を参照して説明した画面インタフェースにおいて、ユーザが原稿画像の1枚目(U102)を二本の指でタッチした状態を示している。ここで、ユーザが所定時間内に図8中段のように回転方向にフリックした場合、原稿向き設定の変更を行うためのジェスチャ操作が行われたと判定される。図8下段は、上記ジェスチャ操作の結果、原稿向き設定に関する値が「横」に設定されると同時に、原稿画像(U102、U104)と出力画像(U106、U108)が当該値に応じた画像に変更された状態を示している。
なお、図8下段の状態から、再度同様のジェスチャ操作が行われると、原稿向き設定が「縦」に設定され、原稿画像と出力画像が当該値に応じた画像に変更される。
図9は、原稿向き設定に関連付けられた操作ガイドと、当該操作ガイド表示時のジェスチャ操作の例を示す説明図である。上記で説明した図8上段のようにユーザが原稿画像の1枚目(U102)を二本の指でタッチした状態において、所定時間二つのタッチ位置が維持された場合、図9上段のように原稿向き設定のためのジェスチャ操作を案内する操作ガイド(U126〜132)が表示される。図9上段において、アイコンU130、U132は横方向の原稿向き設定処理を示している。
図9上段の状態から、ユーザが図9中段左のように方向指示要素U126、U128に沿って二つのタッチ位置をアイコンU130とアイコンU132の領域内に移動させると、アイコンU130とアイコンU132が強調表示される。当該状態で二つのタッチ位置が解放されると、図9下段のように原稿向き設定に関する値が「横」に設定されると同時に、原稿画像(U102、U104)と出力画像(U106、U108)が当該値に応じた画像に変更される。
また、図9上段の状態から、ユーザが図9中段右のように回転方向にフリックした場合も同様に、アイコンU130とアイコンU132が強調表示される。アイコンU130とアイコンU132が強調表示された後、図9下段のように原稿向き設定に関する値が「横」に設定されると同時に、原稿画像(U102、U104)と出力画像(U106、U108)が当該値に応じた画像に変更される。
なお、図9下段の状態から、再度ユーザが原稿画像の1枚目を二本の指でタッチした状態において、所定時間二つのタッチ位置が維持された場合、縦方向の原稿向き設定処理を示すアイコンを含む、同様の操作ガイドが表示される。また、当該状態で上記と同様のジェスチャ操作が行われると、原稿向き設定が「縦」に設定され、原稿画像と出力画像が当該値に応じた画像に変更される。
(集約設定の動作例)
続いて、集約設定を行うための所定ジェスチャ操作、及び操作ガイド表示時のジェスチャ操作について説明する。集約設定に関する値には、一枚の印刷用紙(出力)の一面に一枚の原稿を印刷する「オフ」、一枚の印刷用紙の一面を二分割し、各領域に一枚の原稿を印刷する「2in1」、及び一枚の印刷用紙の一面を四分割し、各領域に一枚の原稿を印刷する「4in1」があり、設定部108は、原稿向き設定に関する値を、ジェスチャ操作に応じて上記のいずれかに設定する。なお、集約設定に関する値の種類は上記に限られず、例えば一枚の印刷用紙の一面を六分割し、各領域に一枚の原稿を印刷する「6in1」という値があってもよい。以下では、集約設定に関する値が「オフ」である状態から、ジェスチャ操作によって、「2in1」、または「4in1」に変更される場合について説明する。
図10は、集約設定の所定ジェスチャ操作の例を示す説明図である。図10上段は、図2を参照して説明した画面インタフェースにおいて、ユーザが出力画像の2枚目(U108)をタッチした状態を示している。ここで、ユーザが所定時間内にタッチ点を移動させた場合、集約設定の変更を行うためのジェスチャ操作が開始されたと判定され、図10中段左のように出力画像の2枚目(U108)がタッチ位置に追従して移動する。当該状態において、タッチ位置が出力画像の1枚目(U108)の領域内に移動した場合は、図10中段右のように出力画像の1枚目(U108)が強調表示される。さらに当該状態でタッチ点が解放されると、集約設定の変更を行うためのジェスチャ操作が完了したと判定される。図10下段右は、上記ジェスチャ操作の結果、集約設定に関する値が「2in1」に設定されると同時に、出力画像(U106、U108)が当該値に応じた画像に変更された状態を示している。また、図10下段右の状態からさらに上記と同様のジェスチャ操作が行われると、集約設定に関する値「4in1」に設定され、出力画像(U106、U108)が当該値に応じた画像に変更される(図10下段左)。
図11は、集約設定に関連付けられた操作ガイドと、当該操作ガイド表示時のジェスチャ操作の例を示す説明図である。上記で説明した図10上段のようにユーザが出力画像の2枚目(U108)をタッチした状態において、所定時間タッチ位置が維持された場合、図11上段のように原稿向き設定のためのジェスチャ操作を案内する操作ガイド(U134、U136)が表示される。図11上段において、アイコンU136は2in1の集約設定処理を示している。
図11上段の状態から、ユーザが図11中段左のように方向指示要素U134に沿ってタッチ位置をアイコンU136の領域内に移動させると、アイコンU136が強調表示される。当該状態でタッチ位置が解放されると、図11下段のように集約設定に関する値が「2in1」に設定されると同時に、出力画像(U106、U108)が当該値に応じた画像に変更される。
また、図11上段の状態から、ユーザが図11中段右のようにアイコンU136に向かって(すなわち方向指示要素U134の方向に)フリックした場合も同様に、アイコンU136が強調表示される。アイコンU136が強調表示された後、図11下段のように集約設定に関する値が「2in1」に設定されると同時に、出力画像(U106、U108)が当該値に応じた画像に変更される。
(集約設定の変更の動作例)
続いて、集約設定の変更を行うための所定ジェスチャ操作、及び操作ガイド表示時のジェスチャ操作について説明する。以下では、集約設定に関する値が「4in1」である状態から、ジェスチャ操作によって、「2in1」に変更される場合を例に説明する。
図12は集約設定の変更を行うための所定ジェスチャ操作の例を示す説明図である。図12上段は、図10下段左の状態において、ユーザが出力画像の1枚目(U106)をタッチした状態を示している。ここで、ユーザが所定時間内にタッチ位置を移動させた場合、図12中段のように出力画像の1枚目の頁半分の画像(U138)がタッチ位置に追従して移動する。当該状態において、タッチ位置が解放された場合、図12下段のように、集約設定に関する値が「2in1」に設定されると同時に、出力画像(U106、U108)が当該値に応じた画像に変更される。
図13は、集約設定の変更に関連付けられた操作ガイドと、当該操作ガイド表示時のジェスチャ操作の例を示す説明図である。上記で説明した図12上段のようにユーザが出力画像の1枚目(U106)をタッチした状態において、所定時間タッチ位置が維持された場合、図13上段のように集約設定の変更のためのジェスチャ操作を案内する操作ガイド(U138〜142)が表示される。図13上段において、アイコンU142は2in1の集約設定処理を示している。
図13上段の状態から、ユーザが図13中段左のように方向指示要素U140に沿ってタッチ位置をアイコンU142領域内に移動させると、アイコンU142が強調表示される。当該状態でタッチ位置が解放されると、図13下段のよう集約設定に関する値が「2in1」に設定されると同時に、出力画像(U106、U108)が当該値に応じた画像に変更される。
また、図13上段の状態から、ユーザが図13中段右のようにアイコンU142に向かって(すなわち方向指示要素U140の方向に)フリックした場合も同様に、アイコンU142が強調表示される。アイコンU142が強調表示された後、図13下段のように集約設定に関する値が「2in1」に設定されると同時に、出力画像(U106、U108)が当該値に応じた画像に変更される。
<<3.効果>>
以上説明したように、本実施形態においては、タッチ位置が所定時間維持された場合に、当該タッチ位置を基点とした操作ガイドが表示される。操作ガイドに従ってジェスチャ操作を行うことで、ジェスチャ操作を覚えていないユーザでも、ジェスチャ操作することが可能である。当該タッチ位置を基点として操作ガイドが表示されることで、操作ガイドがユーザのタッチに対応して表示されたものであることが理解しやすく、ユーザが操作ガイドの意図に気づきやすい。
また、操作ガイドは、当該タッチ位置が始点となるジェスチャ操作の方向指示要素を含むため、当該方向指示要素に従ってタッチ位置を移動させればジェスチャ操作が可能であることが直感的に理解しやすいという効果がある。さらに、操作ガイドは、当該ジェスチャ操作に関連付けられた処理を示すアイコンをさらに含むため、ユーザは当該ジェスチャ操作によって実行される処理を理解した上で、ジェスチャ操作を行うことが可能である。加えて、操作ガイドが表示された状態で適切なジェスチャ操作が行われると、当該ジェスチャに対応付けられた処理を示すアイコンが強調表示されるというフィードバックがあるため、適切なジェスチャ操作をユーザに学習させるための効果が高い。
また、操作ガイドはユーザによるタッチ操作の際に表示されるため、タッチ操作前はプレビューアイコンが見やすく、当該時点の設定状況を把握しやすい。さらに、操作ガイドは、タッチ位置が所定時間維持された場合に表示されるため、ジェスチャ操作を覚えているユーザは、操作ガイドの表示を待つことなく、ジェスチャ操作を行うことも可能である。
<<4.本発明の変形例>>
以上、本発明の一実施形態を説明した。以下では、本実施形態の幾つかの変形例を説明する。なお、以下に説明する各変形例は、単独で本実施形態に適用されてもよいし、組み合わせで本実施形態に適用されてもよい。また、各変形例は、本実施形態で説明した構成に代えて適用されてもよいし、本実施形態で説明した構成に対して追加的に適用されてもよい。
<4−1.第1の変形例>
上記では、操作ガイドが配置される基点は、第一のタッチ位置(所定時間維持されたタッチ位置)とした例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、第一のタッチ位置に所定ベクトルを加算して得られる位置を操作ガイドが配置される基点としてもよい。本変形例にかかる画像形成装置の構成は図1を参照して説明した画像形成装置1の構成と同様である。ただし、本変形例において、判定部106は、タッチパネル102に表示されるナビ要素が、処理情報を示すアイコン要素の表示範囲内であるか否かを判定することで、ジェスチャ操作が行われたか否かを判定する操作判定部としての機能をさらに有している。なお、ナビ要素については、後述する。以下では本変形例にかかる画像形成装置の動作について説明する。
(動作概要)
図14は、第一のタッチ位置に所定ベクトルを加算して得られる位置を操作ガイドが配置される基点とした場合の画像形成装置の動作を示す説明図である。本変形例による画像形成装置の動作は、ステップS208〜S214、以外のステップは、図4を参照して説明した動作と同様であるため、以下では適宜省略しながら説明を行う。
ステップS208において、表示制御部104は第一のタッチ位置に所定ベクトルを加算して得られる位置を基点とした操作ガイドをタッチパネル102に追加表示させる。図15は、本変形例における操作ガイドの例を示す説明図である。図15上段は、タッチ位置が所定時間維持されて、操作ガイドが表示された状態を示している。図15に示したように、本変形例における操作ガイドは、第一のタッチ位置に所定ベクトルを加算して得られる位置を基点として表示されるため、操作ガイドがユーザの手や指によって隠れ難く、視認性に優れるという効果がある。
図15に示したように、本変形例における操作ガイドは、既に説明した方向指示要素(U110、U112)と、アイコン要素(U114、U116)に加え、ナビ要素(マーク)U202を有する。上記ナビ要素(マーク)は、第一の時点より後の時点(現時点)で検出された第二のタッチ位置に応じた位置に表示される。例えば、ナビ要素は、タッチ位置の移動に応じて上記の方向指示要素上を移動するように表示されてもよい。
操作ガイドが表示された状態において、タッチ位置が移動した場合(S210においてYES)、表示制御部104は、ナビ要素をタッチ位置の移動に応じて方向指示要素上で移動させる(S212)。図15中段は、タッチ位置が第一のタッチ位置から左方向に移動した場合に、タッチ位置の移動に応じてナビ要素U202が方向指示要素U110上を移動した例を示している。また、図15下段は、当該状態からタッチ位置が第一のタッチ位置から斜め右上方向に移動した場合に、タッチ位置の移動に応じてナビ要素U202が方向指示要素U110、及びU112に沿って移動した例を示している。
タッチ位置の移動に応じてナビ要素がアイコン領域内に移動したと判定部106が判定した場合(S214においてYES)、表示制御部104は、当該アイコンを強調表示させる(S216)。これ以降のステップは図4を参照して説明した動作と同様であるため、説明を省略する。
(両面設定の動作例)
以上、本変形例にかかる画像形成装置の動作概要について説明した。本変形例においても、上記の動作概要に従い、両面設定、原稿向き設定、集約設定などの動作を実現することが可能である。以下、例として両面設定処理に関連付けられた操作ガイド表示時のジェスチャ操作について説明する。
図16は、本変形例において両面設定に関連付けられた操作ガイドと、当該操作ガイド表示時のジェスチャ操作の例を示す説明図である。ユーザが原稿画像の1枚目(U102)をタッチした状態において、所定時間タッチ位置が維持された場合、図16上段のように両面設定のためのジェスチャ操作を案内する操作ガイド(U110〜116、U202)が表示される。アイコンU114、U116は図6を参照して説明したアイコンと同様であり、ナビ要素(マーク)U202は、図15を参照して説明したナビ要素と同様である。
図16上段の状態から、ユーザがタッチ位置を移動させることで、方向指示要素U110上をナビ要素が移動し、図16中段左のようにナビ要素がアイコンU114領域内に移動した場合、アイコンU114が強調表示される。当該状態でタッチ位置が解放されると、図16下段のように両面設定に関する値が「両面長辺綴じ」に設定されると同時に、原稿画像(U102、U104)が当該値に応じた画像に変更される。
また、図16上段の状態から、ユーザが左方向にフリックした場合、図16中段右のように、ナビ要素がアイコンU114領域内に移動し、アイコンU114が強調表示される。アイコンU114が強調表示された後、図16下段のように両面設定に関する値が「両面長辺綴じ」に設定されると同時に、原稿画像(U102、U104)が当該値に応じた画像に変更される。
(効果)
以上、操作ガイドは、第一のタッチ位置に所定ベクトルを加算して得られる位置を基点として表示される場合の変形例について説明した。本変形例によれば、操作ガイドが、第一のタッチ位置から所定ベクトル離れた位置を基点として表示されるため、操作ガイドがユーザの手や指によって隠れ難く、視認性に優れるという効果がある。
(補足)
なお、図15、16では、操作ガイドが第一のタッチ位置から上方向に離れた位置を基点として表示される例を示したが、本変形例はかかる例に限定されない。図17は、本変形例にかかる操作ガイドの他の例を示す説明図である。図17に示したように、操作ガイドは、例えば、第一のタッチ位置から左方向に離れた位置を基点として表示されてもよい。また、第一のタッチ位置によっては、第一のタッチ位置から上方向に離れた位置を基点として操作ガイドを表示しようとすると、操作ガイドがタッチパネル102の画面内に収まらない場合がある。このような場合にも、図17に示したように、第一のタッチ位置から左方向に離れた位置を基点として操作ガイドが表示されてもよい。
また、上記では、ナビ要素(マーク)は方向指示要素上を移動するとしたが、本変形例はかかる例に限定されない。例えば、ナビ要素(マーク)は第一の時点より後の時点で検出された第二のタッチ位置に所定ベクトルを加算して得られる位置に表示されてもよい。また、その場合、判定部106は、第一の時点より後の時点で検出された第二のタッチ位置に所定ベクトルを加算して得られる位置が、処理情報を示すアイコン要素の表示範囲内であるか否かを判定することで、ジェスチャ操作が行われたか否かを判定する操作判定部としての機能を有してもよい。
なお、上記で説明した第一のタッチ位置を基点として操作ガイドが表示される例は、本変形例において所定ベクトルがゼロベクトルであり、ナビ要素が表示されない場合として実現されてもよい。
<4−2.第2の変形例>
上記では、所定時間タッチ位置が維持された場合に、当該タッチ位置を始点として操作可能なジェスチャ操作を案内する操作ガイドが表示される例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、ユーザがタッチパネルにタッチしていない状態において、操作可能なジェスチャ操作が存在する位置に当該ジェスチャ操作を示す操作ガイドが表示されてもよい。
図18は、操作可能なジェスチャ操作が存在する位置に当該ジェスチャ操作を示す操作ガイドが表示された画面インタフェースの例を示す説明図である。図18に示したように、原稿画像の1枚目(U102)上に、左右方向のフリックによるジェスチャ操作を示す操作ガイドU162が表示されてもよい。また、図18に示したように、原稿画像の1枚目(U102)上に、回転方向のフリックによるジェスチャ操作を示す操作ガイドU164が表示されてもよい。また、図18に示したように、出力画像の2枚目(U102)上に、出力画像の1枚目に向かう方向(斜め左上方向)のフリックによるジェスチャ操作を示す操作ガイドU166が表示されてもよい。なお、これらの操作ガイドは、例えば、ユーザがタッチパネルにタッチしていない状態において常に表示されてもよいし、ユーザがタッチパネルにタッチした場合に当該タッチ位置を始点とするジェスチャ操作が存在しない場合に表示されてもよい。
かかる構成によれば、ジェスチャ操作が可能であることを知らないユーザであっても、表示されている画面インタフェースにおいてジェスチャ操作が可能であることを予見することが可能である。また、操作可能なジェスチャ操作が存在する位置に上記の操作ガイドが表示されるため、画面インタフェース上のどこをタッチすればジェスチャ操作が可能であるかを予見することも可能である。
<4−3.第3の変形例>
上記では、印刷に関する設定状況は原稿画像と出力画像を示すプレビューアイコンによって示される例を説明したが、さらに他の方法で示されてもよい。例えば、印刷に関する設定状況は、プレビューアイコンに加え、文字情報を用いて示されてもよい。
図19は、文字情報を用いて印刷に関する設定状況を示す設定項目ボタンを備えた画面インタフェース例を示す説明図である。図19上段では、図11中段左と同様に、集約設定処理に関連付けられたジェスチャ操作を案内する操作ガイドが表示され、タッチ位置がアイコンU136に移動してアイコンU136が強調表示されている。ここで、設定項目ボタン群U150内の集約設定ボタンU1502は、集約設定に関する値が「オフ」であることを示している。当該状態でタッチ点が解放されると、図19下段のように集約設定に関する値が「2in1」に設定されると同時に、出力画像(U106、U108)が当該値に応じた画像に変更される。ここで、設定項目ボタン群U150内の集約設定ボタンU1502は、集約設定に関する値が「2in1」であることを示している。
かかる構成によれば、ユーザは、プレビューアイコンに加え、文字情報により、より正確に現在の設定状況を把握することが可能である。
<4−4.第4の変形例>
上記では、本発明を画像形成装置に適用した例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、本発明を金融機関における役席者が、承認などを行う際に用いる役席端末に適用してもよい。
図20は、本発明を役席端末に適用した場合の画面インタフェースの例を示す説明図である。例えば、当該役席端末において、図20上段における承認依頼項目U152領域内をタッチして、左にフリックした場合には却下処理が行われ、右にフリックした場合には承認処理が行われてもよい。ここで、承認依頼項目U152領域内でタッチ位置が所定時間維持された場合、図20下段のように、当該タッチ位置を始点として操作可能なジェスチャ操作を案内する操作ガイドが表示されてもよい。操作ガイドは上記で説明した例と同様に、方向指示要素U154、U156と、アイコン要素U158、U160を含む。アイコン要素U158は却下処理を示し、アイコン要素U160は承認処理を示す。なお、操作ガイドが表示された以降の動作は上記で説明した例と同様であるため、説明を省略する。
<<5.ハードウェア構成>>
以上、本発明の一実施形態と各変形例を説明した。上述した操作ガイドの表示制御などの情報処理は、ソフトウェアと、以下に説明する画像形成装置1のハードウェアとの協働により実現される。
図21は、画像形成装置1のハードウェア構成を示す説明図である。図21に示したように、画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)121と、ROM(Read Only Memory)122と、RAM(Random Access Memory)123と、入出力装置124と、ストレージ装置125と、スキャナ装置126と、プリンタ装置127と、通信装置128とを備える。
CPU121は、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従って画像形成装置1内の動作全般を制御する。また、CPU121は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM122は、CPU121が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。RAM123は、CPU121の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバスにより相互に接続されている。主に、CPU121、ROM122及びRAM123とソフトウェアとの協働により、表示制御部104、判定部106、設定部108の機能が実現される。
入出力装置124は、タッチパネルなどユーザが情報を入力するための入力手段と、撮像された画像や生成された画像などを表示する表示手段を含む。入力手段は、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU121に出力する入力制御回路などから構成されている。入力手段は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチ及びレバーなどを含んでもよい。画像形成装置1のユーザは、該入出力装置124を操作することにより、画像形成装置1に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。また、出力手段はスピーカ及びヘッドホンなどの音声出力装置を含み、音声出力装置は、音声データなどを音声に変換して出力する。入出力装置124は、図1を参照して説明したタッチパネル102に対応する。
ストレージ装置125は、データ格納用の装置である。ストレージ装置125は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置及び記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置125は、CPU121が実行するプログラムや各種データを格納する。
スキャナ装置126は、ADF(Auto Document Feeder)と原稿台を備え、原稿用紙から画像情報を読み取る。スキャナ装置126は、図1を参照して説明したスキャナ部12に対応する。プリンタ装置127は、画像データに従って用紙に印刷する。プリンタ装置127は、図1を参照して説明したプリンタ部14に対応する。
通信装置128は、例えば、伝送路に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インタフェースである。また、通信装置128は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置、有線による通信を行うワイヤー通信装置、またはブルートゥース通信装置を含んでもよい。
<<6.むすび>>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、タッチ位置が所定時間維持された場合に、当該タッチ位置を始点として操作可能なジェスチャ操作を案内する操作ガイドが表示される。操作ガイドに従ってジェスチャ操作を行うことで、ジェスチャ操作を覚えていないユーザでも、ジェスチャ操作することが可能である。
また、操作ガイドは、ジェスチャ操作の方向指示要素を含むため、当該方向指示要素に従ってタッチ位置を移動させればジェスチャ操作が可能であることが直感的に理解しやすいという効果がある。さらに、操作ガイドは、当該ジェスチャ操作に関連付けられた処理を示すアイコンをさらに含むため、ユーザは当該ジェスチャ操作によって実行される処理を理解した上で、ジェスチャ操作を行うことが可能である。加えて、操作ガイドが表示された状態で適切なジェスチャ操作が行われると、当該ジェスチャに対応付けられた処理を示すアイコンが強調表示されるというフィードバックがあるため、適切なジェスチャ操作をユーザに学習させるための効果が高い。
また、操作ガイドはユーザによるタッチ操作の際に表示されるため、タッチ操作前はプレビューアイコンが見やすく、当該時点の設定状況を把握しやすい。さらに、操作ガイドは、タッチ位置が所定時間維持された場合に表示されるため、ジェスチャ操作を覚えているユーザは、操作ガイドの表示を待つことなく、ジェスチャ操作を行うことも可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、所定時間タッチ位置が維持された場合に操作ガイドが表示される例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、ユーザがユーザIDなどで識別され、ユーザごとに操作回数や操作速度などの操作履歴が記録され、当該操作履歴に基づいてジェスチャ操作に慣れているか否か(ジェスチャ操作を覚えているか否か)が判定され、操作ガイドの表示制御が行われてもよい。例えば、ユーザが初めて行うジェスチャ操作の場合や、ユーザが当該ジェスチャ操作に慣れていないと判定された場合に、操作ガイドが表示されてもよい。
また、画像形成装置1に内蔵されるCPU121、ROM122およびRAM123などのハードウェアに、上述した画像形成装置1の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
本発明は、タッチパネルにおけるジェスチャ操作に適用可能であり、特に画像形成装置が備えるタッチパネルにおけるジェスチャ操作に適用可能である。
1 画像形成装置
10 入力装置
12 スキャナ部
14 プリンタ部
102 タッチパネル
104 表示制御部
106 判定部
108 設定部

Claims (18)

  1. タッチ位置の検出機能を有する検出部と、
    前記検出部により第一の時点で検出される第一のタッチ位置が始点となるジェスチャ操作であって、所定の処理と関連付けられたジェスチャ操作、を案内する操作ガイドを表示する表示部と、
    を備え、
    前記操作ガイドは、前記第一のタッチ位置に所定ベクトルを加算して得られる位置を基点にして配置される、入力装置。
  2. 前記操作ガイドは、前記ジェスチャ操作において前記タッチ位置が移動されるべき方向を示す方向情報を含む、請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記方向情報は、少なくとも一つ以上の方向指示要素を含み、
    前記方向指示要素は、前記基点から前記移動されるべき方向に配置される、請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記操作ガイドは、前記所定の処理の処理内容を示す処理情報を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の入力装置。
  5. 前記処理情報は、少なくとも一以上のアイコン要素を含む、請求項4に記載の入力装置。
  6. 前記表示部は、前記第一のタッチ位置が第一の領域内である場合に、第一の処理と関連付けられたジェスチャ操作を案内する操作ガイドを表示し、前記第一のタッチ位置が第二の領域内である場合に、第二の処理と関連付けられたジェスチャ操作を案内する操作ガイドを表示する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の入力装置。
  7. 前記検出部は、複数のタッチ位置を検出し、
    前記表示部は、前記タッチ位置の数に応じた前記所定の処理と関連付けられたジェスチャ操作を案内する操作ガイドを表示する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の入力装置。
  8. 前記ジェスチャ操作が行われたか否かを判定する操作判定部をさらに備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の入力装置。
  9. 前記第一の時点より後の時点で検出される第二のタッチ位置に前記所定ベクトルを加算して得られる位置が、前記処理情報の表示範囲内であるか否かを判定することで、前記ジェスチャ操作が行われたか否かを判定する操作判定部を、さらに備える、請求項4または5に記載の入力装置。
  10. 前記表示部は、前記第二のタッチ位置に前記所定ベクトルを加算して得られる位置にマークを表示する、請求項9に記載の入力装置。
  11. 前記ジェスチャ操作が行われたと判定された場合に、前記ジェスチャ操作と関連付けられた前記所定の処理を実行する処理実行部を、さらに備える、請求項1〜10のいずれか一項に記載の入力装置。
  12. 前記所定の処理は、短辺綴じの両面印刷を行う設定、長辺綴じの両面印刷を行う設定、原稿向きを変更して印刷する設定、複数頁の原稿を単一頁に集約して印刷する設定、の少なくとも一つの設定を行う処理である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の入力装置。
  13. 前記表示部に対して、表示指示を与える表示指示部、をさらに備え、
    前記表示部は、前記表示指示を受け取った場合に前記操作ガイドを表示する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の入力装置。
  14. 前記表示指示部は、前記タッチ位置が、所定時間維持された場合に、前記表示部に対して、前記表示指示を与える、請求項13に記載の入力装置。
  15. 前記所定ベクトルはゼロベクトルである、請求項1〜14のいずれか一項に記載の入力装置。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載の入力装置を備える、画像形成装置。
  17. タッチ位置を検出することと、
    第一の時点で検出される第一のタッチ位置が始点となるジェスチャ操作であって、所定の処理と関連付けられたジェスチャ操作、を案内する操作ガイドを表示することと、
    を含み、
    前記操作ガイドは、前記第一のタッチ位置に所定ベクトルを加算して得られる位置を基点にして配置される、表示方法。
  18. コンピュータに、
    タッチ位置を検出する処理と、
    第一の時点で検出される第一のタッチ位置が始点となるジェスチャ操作であって、所定の処理と関連付けられたジェスチャ操作、を案内する操作ガイドを追加表示する処理と、
    前記操作ガイドを、前記第一のタッチ位置に所定ベクトルを加算して得られる位置を基点にして配置する処理と、
    を行わせるための、プログラム。
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