JP2016135577A - インクジェット印刷方法およびインクジェットプリンター - Google Patents
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Abstract
【課題】 印刷済みの媒体に皺やカールが発生することを抑えることができるインクジェット印刷方法およびインクジェットプリンターを提供する。
【解決手段】 インクジェット印刷方法は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)のインクと、イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて表現可能な特定の色(R、G、B、K)のインクとを媒体に着弾させることが可能であるインクジェットプリンターによって、イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて媒体に着弾させる代わりに、インクジェットプリンターによって特定の色のインクを媒体に着弾させることによって、媒体の特定の面積に対する媒体上のインク中の特定の溶媒の量を、媒体が特定の溶媒を吸収することによって媒体に皺およびカールの少なくとも1つが発生する量未満の特定の量以下に維持することを特徴とする。
【選択図】 図5
【解決手段】 インクジェット印刷方法は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)のインクと、イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて表現可能な特定の色(R、G、B、K)のインクとを媒体に着弾させることが可能であるインクジェットプリンターによって、イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて媒体に着弾させる代わりに、インクジェットプリンターによって特定の色のインクを媒体に着弾させることによって、媒体の特定の面積に対する媒体上のインク中の特定の溶媒の量を、媒体が特定の溶媒を吸収することによって媒体に皺およびカールの少なくとも1つが発生する量未満の特定の量以下に維持することを特徴とする。
【選択図】 図5
Description
本発明は、媒体にインクを着弾させることによって印刷を実行するインクジェット印刷方法およびインクジェットプリンターに関する。
従来、媒体にインクを着弾させることによって印刷を実行するインクジェットプリンターが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、従来のインクジェットプリンターにおいては、インク中の特定の溶媒を媒体が吸収することによって、媒体に皺やカールが発生するという問題がある。
そこで、本発明は、印刷済みの媒体に皺やカールが発生することを抑えることができるインクジェット印刷方法およびインクジェットプリンターを提供することを目的とする。
本発明のインクジェット印刷方法は、イエロー、マゼンタおよびシアンのインクと、イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて表現可能な特定の色のインクとを媒体に着弾させることが可能であるインクジェットプリンターによって、イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる代わりに、2色以上のインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる場合のインクの量より少ない前記特定の色のインクを前記インクジェットプリンターによって前記媒体に着弾させることによって、前記媒体の特定の面積に対する前記媒体上のインク中の特定の溶媒の量を、前記媒体が前記特定の溶媒を吸収することによって前記媒体に皺およびカールの少なくとも1つが発生する量未満の特定の量以下に維持することを特徴とする。
この構成により、本発明のインクジェット印刷方法は、イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて媒体に着弾させる代わりに、特定の色のインクを媒体に着弾させることによって、媒体の特定の面積に対する媒体上のインクの量を低減するので、媒体の特定の面積に対する媒体上のインク中の特定の溶媒の量を低減することができる。したがって、本発明のインクジェット印刷方法は、媒体の特定の面積に対する媒体上のインク中の特定の溶媒を媒体が吸収することによって発生する、印刷済みの媒体における皺やカールを抑えることができる。
また、本発明のインクジェット印刷方法は、前記インクジェットプリンターによってイエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる代わりに、前記インクジェットプリンターによって前記特定の色のインクを前記媒体に着弾させる場合に、互いに時間間隔が空いた複数回に分けて前記インクジェットプリンターによって前記特定の面積に対してインクを着弾させることによって、前記特定の面積に対する前記媒体上のインク中の前記特定の溶媒の量を前記特定の量以下に維持しても良い。
この構成により、本発明のインクジェット印刷方法は、互いに時間間隔が空いた複数回に分けて媒体の特定の面積に対してインクを着弾させることによって、複数回の着弾の間毎に媒体上のインク中の特定の溶媒の少なくとも一部が乾燥するので、媒体の特定の面積に対する媒体上のインク中の特定の溶媒の量を低減することができる。したがって、本発明のインクジェット印刷方法は、媒体の特定の面積に対する媒体上のインク中の特定の溶媒を媒体が吸収することによって発生する、印刷済みの媒体における皺やカールを抑えることができる。
また、本発明のインクジェット印刷方法は、前記インクジェットプリンターによってイエローのインクおよびマゼンタのインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる代わりに、前記インクジェットプリンターによって前記特定の色としてレッドのインクを前記媒体に着弾させ、前記インクジェットプリンターによってイエローのインクおよびシアンのインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる代わりに、前記インクジェットプリンターによって前記特定の色としてグリーンのインクを前記媒体に着弾させ、前記インクジェットプリンターによってマゼンタのインクおよびシアンのインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる代わりに、前記インクジェットプリンターによって前記特定の色としてブルーのインクを前記媒体に着弾させても良い。
この構成により、本発明のインクジェット印刷方法は、媒体の特定の面積に対する媒体上のインクの量を効率的に低減することができるので、媒体の特定の面積に対する媒体上のインク中の特定の溶媒の量を効率的に低減することができる。
本発明のインクジェット印刷方法は、互いに時間間隔が空いた複数回に分けてインクジェットプリンターによって媒体の特定の面積に対してインクを着弾させることによって、前記特定の面積に対する前記媒体上のインク中の特定の溶媒の量を、前記媒体が前記特定の溶媒を吸収することによって前記媒体に皺およびカールの少なくとも1つが発生する量未満の特定の量以下に維持することを特徴とする。
この構成により、本発明のインクジェット印刷方法は、互いに時間間隔が空いた複数回に分けて媒体の特定の面積に対してインクを着弾させることによって、複数回の着弾の間毎に媒体上のインク中の特定の溶媒の少なくとも一部が乾燥するので、媒体の特定の面積に対する媒体上のインク中の特定の溶媒の量を低減することができる。したがって、本発明のインクジェット印刷方法は、媒体の特定の面積に対する媒体上のインク中の特定の溶媒を媒体が吸収することによって発生する、印刷済みの媒体における皺やカールを抑えることができる。
本発明のインクジェットプリンターは、イエロー、マゼンタおよびシアンのインクと、イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて表現可能な特定の色のインクとを媒体に着弾させることが可能であり、イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる代わりに、2色以上のインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる場合のインクの量より少ない前記特定の色のインクを前記媒体に着弾させることによって、前記媒体の特定の面積に対する前記媒体上のインク中の特定の溶媒の量を、前記媒体が前記特定の溶媒を吸収することによって前記媒体に皺およびカールの少なくとも1つが発生する量未満の特定の量以下に維持することを特徴とする。
この構成により、本発明のインクジェットプリンターは、イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて媒体に着弾させる代わりに、特定の色のインクを媒体に着弾させることによって、媒体の特定の面積に対する媒体上のインクの量を低減するので、媒体の特定の面積に対する媒体上のインク中の特定の溶媒の量を低減することができる。したがって、本発明のインクジェットプリンターは、媒体の特定の面積に対する媒体上のインク中の特定の溶媒を媒体が吸収することによって発生する、印刷済みの媒体における皺やカールを抑えることができる。
本発明のインクジェットプリンターは、互いに時間間隔が空いた複数回に分けて媒体の特定の面積に対してインクを着弾させることによって、前記特定の面積に対する前記媒体上のインク中の特定の溶媒の量を、前記媒体が前記特定の溶媒を吸収することによって前記媒体に皺およびカールの少なくとも1つが発生する量未満の特定の量以下に維持することを特徴とする。
この構成により、本発明のインクジェットプリンターは、互いに時間間隔が空いた複数回に分けて媒体の特定の面積に対してインクを着弾させることによって、複数回の着弾の間毎に媒体上のインク中の特定の溶媒の少なくとも一部が乾燥するので、媒体の特定の面積に対する媒体上のインク中の特定の溶媒の量を低減することができる。したがって、本発明のインクジェットプリンターは、媒体の特定の面積に対する媒体上のインク中の特定の溶媒を媒体が吸収することによって発生する、印刷済みの媒体における皺やカールを抑えることができる。
本発明のインクジェット印刷方法およびインクジェットプリンターは、印刷済みの媒体に皺やカールが発生することを抑えることができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係るインクジェットプリンターの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るインクジェットプリンター10の斜視図である。
図1に示すように、インクジェットプリンター10は、矢印10aで示す主走査方向と直交する矢印10bで示す副走査方向に用紙、シール、ラベルなどの媒体90を搬送する媒体搬送装置11と、主走査方向に延在しているガイドレール12と、主走査方向に移動可能にガイドレール12に支持されているキャリッジ13と、キャリッジ13に搭載されていてインクを吐出するインクジェットヘッド21〜27と、インクジェットヘッド21〜27のそれぞれに供給されるインクを貯留する図示していない複数のインクタンクとを備えている。
図2は、キャリッジ13の底面図である。
図2に示すように、インクジェットヘッド21〜27は、矢印10aで示す主走査方向に並んで配置されており、吐出するインクの色が互いに異なっている。具体的には、インクジェットヘッド21、22、23、24、25、26、27は、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、レッド、グリーン、ブルーのインクを吐出する。
インクジェットヘッド21は、複数のノズル21aが矢印10bで示す副走査方向に並んで構成されたノズル列が形成されている。インクジェットヘッド22〜27についても同様である。
図3は、インクジェットプリンター10の一部の側面図である。
図3に示すように、インクジェットプリンター10は、インクジェットヘッド21〜27(図3においては、インクジェットヘッド21のみが現れている。)によって媒体90に着弾させられたインク中の特定の溶媒を乾燥させるためのプリントヒーター14を、インクジェットヘッド21〜27に対して、インクジェットヘッド21〜27によるインクの吐出方向に備えている。
図4は、インクジェットプリンター10のブロック図である。
図4に示すように、インクジェットプリンター10は、上述の媒体搬送装置11およびプリントヒーター14と、上述のインクジェットヘッド21〜27と、矢印10a(図1参照。)で示す主走査方向にキャリッジ13(図1参照。)を移動させるキャリッジ駆動装置31と、外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部32と、各種のデータを記憶するEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶デバイスである記憶部33と、インクジェットプリンター10全体を制御する制御部34とを備えている。
制御部34は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを予め記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部33に記憶されているプログラムを実行するようになっている。
次に、インクジェットプリンター10の動作について説明する。
制御部34は、図示していないPC(Personal Computer)などのコンピューターから印刷データが送信されてくると、送信されてきた印刷データに基づいた画像を媒体90に印刷する。具体的には、制御部34は、媒体90に対してキャリッジ13を矢印10aで示す主走査方向にキャリッジ駆動装置31によって移動させながら、インクジェットヘッド21〜27によって媒体90にインクを吐出させる。以下、矢印10aで示す主走査方向における媒体90に対するキャリッジ13の1回の移動を、「1パスの移動」と言う。また、1パスの移動の間におけるインクジェットヘッドによる印刷を、「1パスの印刷」と言う。制御部34は、インクジェットヘッド21〜27による1パスの印刷が終了する度に、キャリッジ13に対して媒体90を矢印10bで示す副走査方向に媒体搬送装置11によって移動させる。
制御部34は、印刷済みの媒体90に皺やカールが発生しないように、媒体90の特定の面積に対する媒体90上のインク中の特定の溶媒の量(以下「特定面積特定溶媒量」と言う。)を、特定の量(以下「皺防止溶媒量」と言う。)以下に維持するように印刷を実行する。皺防止溶媒量は、媒体90が特定の溶媒を吸収することによって媒体90に皺およびカールの少なくとも1つが発生する量未満の量である。
例えば、皺防止溶媒量は、印刷の解像度に対応した媒体90上における各ドットがインクジェットヘッド21〜27の何れかのノズルから吐出されたインクの滴の1つずつによって構成される場合のインクの量(以下「インク量100%」と言う。)の1.5倍の量(以下「インク量150%」と言う。)のインクが媒体90に付着させられたときの、特定面積特定溶媒量である。
ここで、インクジェットヘッド21〜27による印刷の解像度が600dpiであって、インクジェットヘッド21〜27のノズルから吐出されるインクの滴の容量が25plである場合を考える。
600インチは、次の計算式の通り、4.33×10−3cmである。
25.4÷600=0.0433mm=4.33×10-3cm
このインクの比重を1とすると、25plは、25×10−9gである。
そのため、インクジェットヘッド21〜27による印刷の解像度が600dpiであって、インクジェットヘッド21〜27のノズルから吐出されるインクの滴の容量が25plである場合には、インク量100%のとき、1cm2に対する媒体90上のインクの量は、次の計算式で表される。
(25×10-9g)/(4.33×10-3cm)2
したがって、インク量150%のときの1cm2に対する媒体90上のインクの量は、次の計算式の通り、約2.0×10−3g/cm2である。
1.5×(25×10-9g)/(4.33×10-3cm)2≒2.0×10-3g/cm2
そのため、インク中の特定の溶媒の量がインクの量の80%である場合、皺防止溶媒量は、1.6×10-3g/cm2である。
600インチは、次の計算式の通り、4.33×10−3cmである。
25.4÷600=0.0433mm=4.33×10-3cm
このインクの比重を1とすると、25plは、25×10−9gである。
そのため、インクジェットヘッド21〜27による印刷の解像度が600dpiであって、インクジェットヘッド21〜27のノズルから吐出されるインクの滴の容量が25plである場合には、インク量100%のとき、1cm2に対する媒体90上のインクの量は、次の計算式で表される。
(25×10-9g)/(4.33×10-3cm)2
したがって、インク量150%のときの1cm2に対する媒体90上のインクの量は、次の計算式の通り、約2.0×10−3g/cm2である。
1.5×(25×10-9g)/(4.33×10-3cm)2≒2.0×10-3g/cm2
そのため、インク中の特定の溶媒の量がインクの量の80%である場合、皺防止溶媒量は、1.6×10-3g/cm2である。
次に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、レッド、グリーン、ブルーの7色のインクで印刷を実行する7色分版方式でのインクジェット印刷方法について説明する。
イエローのインクと、マゼンタのインクとを組み合わせるとレッドを表現可能である。イエローのインクと、シアンのインクとを組み合わせるとグリーンを表現可能である。マゼンタのインクと、シアンのインクとを組み合わせるとブルーを表現可能である。イエローのインクと、マゼンタのインクと、シアンのインクとを組み合わせるとブラックを表現可能である。
したがって、制御部34は、イエローのインクと、マゼンタのインクとを組み合わせて媒体90に着弾させる代わりに、レッドのインクを媒体90に着弾させることができる。また、制御部34は、イエローのインクと、シアンのインクとを組み合わせて媒体90に着弾させる代わりに、グリーンのインクを媒体90に着弾させることができる。また、制御部34は、マゼンタのインクと、シアンのインクとを組み合わせて媒体90に着弾させる代わりに、ブルーのインクを媒体90に着弾させることができる。また、制御部34は、イエローのインクと、マゼンタのインクと、シアンのインクとを組み合わせて媒体90に着弾させる代わりに、ブラックのインクを媒体90に着弾させることができる。
また、制御部34は、イエロー、マゼンタ、シアンの3色のインクで印刷を実行する3色分版方式に代えて、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、レッド、グリーン、ブルーの7色のインクで印刷を実行する7色分版方式を採用する場合、7色分版方式における3色以下のインクで印刷を実行することができる。
3色分版方式におけるイエロー、マゼンタ、シアンのそれぞれのインクの量をY´、M´、C´とし、7色分版方式におけるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、レッド、グリーン、ブルーのそれぞれのインクの量をC、M、Y、K、R、G、Bとすると、7色分版方式におけるインクの量は、次の(1)〜(6)の何れかで表される。ここで、Y´、M´、C´は、それぞれ、0以上100以下の値を取ることができる。
(1)Y´≧M´≧C´の場合
Y=Y´−M´
R=M´−C´
K=C´
(2)Y´≧C´≧M´の場合
Y=Y´−C´
G=C´−M´
K=M´
(3)M´≧Y´≧C´の場合
M=M´−Y´
R=Y´−C´
K=C´
(4)M´≧C´≧Y´の場合
M=M´−C´
B=C´−Y´
K=Y´
(5)C´≧Y´≧M´の場合
C=C´−Y´
G=Y´−M´
K=M´
(6)C´≧M´≧Y´の場合
C=C´−M´
B=M´−Y´
K=Y´
(1)Y´≧M´≧C´の場合
Y=Y´−M´
R=M´−C´
K=C´
(2)Y´≧C´≧M´の場合
Y=Y´−C´
G=C´−M´
K=M´
(3)M´≧Y´≧C´の場合
M=M´−Y´
R=Y´−C´
K=C´
(4)M´≧C´≧Y´の場合
M=M´−C´
B=C´−Y´
K=Y´
(5)C´≧Y´≧M´の場合
C=C´−Y´
G=Y´−M´
K=M´
(6)C´≧M´≧Y´の場合
C=C´−M´
B=M´−Y´
K=Y´
上記(1)〜(6)の何れの場合も、3色分版方式を7色分版方式に代えた後の3色のインクの量の合計は、3色分版方式においてインクの量が最大となる色のインクの量と等しい。すなわち、3色分版方式を7色分版方式に代えた後の3色のインクの量の合計は、100以下である。
図5は、インクジェットプリンター10による印刷方式を3色分版方式から7色分版方式に代えた場合のインクの量の例を示す図である。
図5(a)〜(c)のそれぞれにおいて、左側の図は、3色分版方式でのインクの量を示す図であり、右側の図は、7色分版方式でのインクの量を示す図である。図5においては、インク量100%を100%として表している。
図5(a)に示す例によれば、イエロー、マゼンタ、シアンのインクの量がそれぞれ100%、60%、40%であって、インクの全量が200%である3色分版方式による印刷は、イエロー、レッド、ブラックのインクの量がそれぞれ40%、20%、40%であって、インクの全量が100%である7色分版方式による印刷に代えることが可能である。
図5(b)に示す例によれば、イエロー、マゼンタ、シアンのインクの量がそれぞれ40%、20%、100%であって、インクの全量が160%である3色分版方式による印刷は、シアン、グリーン、ブラックのインクの量がそれぞれ60%、20%、20%であって、インクの全量が100%である7色分版方式による印刷に代えることが可能である。
図5(c)に示す例によれば、イエロー、マゼンタ、シアンのインクの量がそれぞれ40%、80%、60%であって、インクの全量が180%である3色分版方式による印刷は、マゼンタ、ブルー、ブラックのインクの量がそれぞれ20%、20%、40%であって、インクの全量が80%である7色分版方式による印刷に代えることが可能である。
インク量150%のインクが媒体90に吐出されたときの特定面積特定溶媒量が皺防止溶媒量である場合、インクの全量が150%を超すと、特定面積特定溶媒量が皺防止溶媒量を超すことになる。したがって、図5(a)〜(c)に示す例は、何れも3色分版方式の場合に特定面積特定溶媒量が皺防止溶媒量を超している。しかしながら、図5(a)〜(c)に示す例は、何れも7色分版方式の場合に特定面積特定溶媒量が皺防止溶媒量を超していない。
なお、図5に示すように、3色分版方式を7色分版方式に代えた場合、インクの全量を平均で半分程度に低減することができる。
以上に説明したように、インクジェットプリンター10は、イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて媒体90に着弾させる代わりに、特定の色のインクを媒体90に着弾させることによって、媒体90の特定の面積に対する媒体90上のインクの量を低減するので、特定面積特定溶媒量を低減することができる。したがって、インクジェットプリンター10は、媒体90の特定の面積に対する媒体90上のインク中の特定の溶媒を媒体90が吸収することによって発生する、印刷済みの媒体90における皺やカールを抑えることができる。また、インクジェットプリンター10は、特定面積特定溶媒量を低減することができので、媒体90上のインク中の特定の溶媒を媒体90が吸収することによって発生するインクの滲みを抑えることもできる。また、インクジェットプリンター10は、媒体90上のインクの量を低減するので、媒体90上のインク中の特定の溶媒の乾燥時間を低減することができ、印刷全体の速度を向上することができる。
特に、インクジェットプリンター10は、イエローのインクと、マゼンタのインクとを組み合わせて媒体90に着弾させる代わりにレッドのインクを媒体90に着弾させ、イエローのインクと、シアンのインクとを組み合わせて媒体90に着弾させる代わりにグリーンのインクを媒体90に着弾させ、マゼンタのインクと、シアンのインクとを組み合わせて媒体90に着弾させる代わりにブルーのインクを媒体90に着弾させるので、媒体90の特定の面積に対する媒体90上のインクの量を効率的に低減することができる。したがって、インクジェットプリンター10は、特定面積特定溶媒量を効率的に低減することができる。
次に、時間間隔を空けて各色のインクを複数パスで印刷するインクジェット印刷方法(以下「時間差複数パス印刷方法」と言う。)について説明する。
図6は、インクジェットプリンター10による色順次方式での時間経過に対するインク中の特定の溶媒の量の例を示す図である。
図6においては、インク量100%のインク中の特定の溶媒の量を100%で表している。また、図6におけるインク中の特定の溶媒の乾燥速度は、時間差複数パス印刷方法に対する理解を容易にするために、定率乾燥速度でモデル化している。
例えば、制御部34は、図6に示すように、時間t1毎にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順番で順次印刷する。すなわち、制御部34は、1パス目の印刷をイエローで実行し(S41)、1パス目の印刷の開始時から時間t1後に2パス目の印刷をマゼンタで実行し(S42)、2パス目の印刷の開始時から時間t1後に3パス目の印刷をシアンで実行し(S43)、3パス目の印刷の開始時から時間t1後に4パス目の印刷をブラックで実行する(S44)。
図6においては、各パスでの印刷のインクの量は、インク量100%である。ここで、インク量150%のインクが媒体90に吐出されたときの特定面積特定溶媒量が皺防止溶媒量である場合には、インク中の特定の溶媒の量が150%を超すと、特定面積特定溶媒量が皺防止溶媒量を超すことになる。したがって、図6に示す4パス分の印刷を仮に1パスで印刷した場合には、インク中の特定の溶媒の量が一時的に400%となり、特定面積特定溶媒量が皺防止溶媒量を超すことになる。
しかしながら、制御部34は、図6に示すように4パスで印刷することによって、1パス目に印刷されたイエローのインク中の特定の溶媒が1パス目の印刷後に徐々に乾燥させられて2パス目の印刷時には10%になるので、2パス目の印刷後であってもインク中の特定の溶媒の量が110%にしかならない。また、2パス目の印刷後のインク中の特定の溶媒が2パス目の印刷後に徐々に乾燥させられて3パス目の印刷時には20%になるので、3パス目の印刷後であってもインク中の特定の溶媒の量が120%にしかならない。また、3パス目の印刷後のインク中の特定の溶媒が3パス目の印刷後に徐々に乾燥させられて4パス目の印刷時には30%になるので、4パス目の印刷後であってもインク中の特定の溶媒の量が130%にしかならない。すなわち、制御部34は、図6に示すように4パスで印刷することによって、特定面積特定溶媒量が皺防止溶媒量を超すことを防止することができる。
なお、媒体90上のインク中の特定の溶媒の乾燥は、自然乾燥でも良いし、プリントヒーター14などの乾燥機構によって強制的に行われて良い。
インクジェットプリンター10は、図6に示すようなイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックによる色順次方式での印刷を実行する場合、図2に示すようなインクジェットヘッド21〜27の配置に代えて、図7に示すようなインクジェットヘッドの配置であっても良い。
図7は、キャリッジ13の底面図であって、図2に示す例とは異なる例を示す図である。
図7に示すように、インクジェットプリンター10は、イエローのインクジェットヘッド21と、マゼンタのインクジェットヘッド22と、シアンのインクジェットヘッド23と、ブラックのインクジェットヘッド24との4色のインクのインクジェットヘッドのみを備えている。インクジェットヘッド21〜24は、効率的に複数パスで印刷を実行するために矢印10bで示す副走査方向に並んで配置されている。
以上に説明したように、時間差複数パス印刷方法によれば、インクジェットプリンター10は、互いに時間間隔が空いた複数回に分けて媒体90の特定の面積に対してインクを着弾させることによって、複数回の着弾の間毎に媒体90上のインク中の特定の溶媒の少なくとも一部が乾燥するので、特定面積特定溶媒量を低減することができる。したがって、インクジェットプリンター10は、媒体90の特定の面積に対する媒体90上のインク中の特定の溶媒を媒体90が吸収することによって発生する、印刷済みの媒体90における皺やカールを抑えることができる。また、インクジェットプリンター10は、特定面積特定溶媒量を低減することができので、媒体90上のインク中の特定の溶媒を媒体90が吸収することによって発生するインクの滲みを抑えることもできる。
なお、制御部34は、媒体90上のインク中の特定の溶媒の乾燥をプリントヒーター14によって強制的に行う場合、プリントヒーター14による乾燥の速度を向上させることによって、パス毎の時間間隔を短縮することができる。例えば、図6に示す印刷は、プリントヒーター14による乾燥の速度を向上させることによって、図8に示すように、パス毎の時間間隔を、時間t1より短い時間t2とすることができ、印刷全体の速度を向上することができる。
制御部34は、複数パスで印刷を実行する場合、以上の例においては色順次方式を採用している。しかしながら、制御部34は、複数パスで印刷を実行する場合に、同一のパスの印刷において複数の色のインクによって印刷を実行しても良い。また、制御部34は、複数パスで印刷を実行する場合に、1つの色の印刷を1つのパスのみで実現するのではなく、複数のパスで実現しても良い。
インクジェットプリンター10は、以上において説明した7色分版方式でのインクジェット印刷方法と、複数パスで印刷を実行するインクジェット印刷方法とを組み合わせて実行することによって、印刷済みの媒体90における皺やカールを更に抑えることができる。
インクジェットプリンター10は、7色分版方式でのインクジェット印刷方法と、複数パスで印刷を実行するインクジェット印刷方法とを組み合わせて実行する場合、図9に示すようなインクジェットヘッドの配置を採用しても良い。
図9は、キャリッジ13の底面図であって、図2および図7に示す例とは異なる例を示す図である。
図9(a)に示す配置は、効率的に複数パスで印刷を実行するためにインクジェットヘッド21〜27が矢印10bで示す副走査方向に並んで配置されている。
図9(b)に示す配置は、効率的に複数パスで印刷を実行するためにインクジェットヘッド21〜27が矢印10bで示す副走査方向に並んで配置されている。また、インクジェットヘッド21〜27は、それぞれ、矢印10aで示す主走査方向に並んで複数備えられている。
図9(c)〜(e)に示す配置は、効率的に複数パスで印刷を実行するためにインクジェットヘッド21〜27の少なくとも一部が矢印10bで示す副走査方向に並んで配置されている。また、インクジェットヘッド21〜27の少なくとも一部は、互いに、矢印10aで示す主走査方向に並んで配置されている。また、インクジェットヘッド21〜27は、それぞれ、主走査方向に並んで複数備えられている。
なお、7色分版方式でのインクジェット印刷方法と、複数パスで印刷を実行するインクジェット印刷方法との何れのインクジェット印刷方法においても、インク中の特定の溶媒の量を低減することによって、特定面積特定溶媒量を低減することができるので、印刷済みの媒体90における皺やカールを抑えるという効果を高めることができる。例えば、媒体90が紙である場合、印刷済みの媒体90における皺やカールの主な原因は水分であるので、特定の溶媒として水分に着目すれば良い。例えば、ラテックスインクなどの水性インクの場合、インクにおいて水分以外の溶媒の比率を増やすなどして、インク中の水分の比率を、総成分の60重量%以下としても良い。これによって、特定面積特定溶媒量を40%以上低減することができる。
以上においては、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、レッド、グリーン、ブルーの7色のインクで印刷を実行する7色分版方式について説明している。しかしながら、イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて媒体90に着弾させる代わりに、特定の色のインクを媒体90に着弾させる方式であれば良い。例えば、イエロー、マゼンタ、シアンの3色のインクと、ブラック、レッド、グリーン、ブルーの4色のインクのうち3色以下のインクとで印刷を実行する方式であっても良い。また、特定の色として、ブラック、レッド、グリーン、ブルー以外の色が採用されても良い。
インクジェットプリンター10は、矢印10bで示す副走査方向に媒体90を移動させることによってインクジェットヘッドに対して媒体90を副走査方向に相対的に移動させているが、副走査方向にインクジェットヘッドを移動させることによって媒体90に対してインクジェットヘッドを副走査方向に相対的に移動させても良い。
10 インクジェットプリンター
90 媒体
90 媒体
Claims (6)
- イエロー、マゼンタおよびシアンのインクと、
イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて表現可能な特定の色のインクとを媒体に着弾させることが可能であるインクジェットプリンターによって、
イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる代わりに、
2色以上のインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる場合のインクの量より少ない前記特定の色のインクを前記インクジェットプリンターによって前記媒体に着弾させることによって、
前記媒体の特定の面積に対する前記媒体上のインク中の特定の溶媒の量を、前記媒体が前記特定の溶媒を吸収することによって前記媒体に皺およびカールの少なくとも1つが発生する量未満の特定の量以下に維持することを特徴とするインクジェット印刷方法。 - 前記インクジェットプリンターによってイエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる代わりに、前記インクジェットプリンターによって前記特定の色のインクを前記媒体に着弾させる場合に、
互いに時間間隔が空いた複数回に分けて前記インクジェットプリンターによって前記特定の面積に対してインクを着弾させることによって、
前記特定の面積に対する前記媒体上のインク中の前記特定の溶媒の量を前記特定の量以下に維持することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット印刷方法。 - 前記インクジェットプリンターによってイエローのインクおよびマゼンタのインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる代わりに、前記インクジェットプリンターによって前記特定の色としてレッドのインクを前記媒体に着弾させ、
前記インクジェットプリンターによってイエローのインクおよびシアンのインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる代わりに、前記インクジェットプリンターによって前記特定の色としてグリーンのインクを前記媒体に着弾させ、
前記インクジェットプリンターによってマゼンタのインクおよびシアンのインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる代わりに、前記インクジェットプリンターによって前記特定の色としてブルーのインクを前記媒体に着弾させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェット印刷方法。 - 互いに時間間隔が空いた複数回に分けてインクジェットプリンターによって媒体の特定の面積に対してインクを着弾させることによって、前記特定の面積に対する前記媒体上のインク中の特定の溶媒の量を、前記媒体が前記特定の溶媒を吸収することによって前記媒体に皺およびカールの少なくとも1つが発生する量未満の特定の量以下に維持することを特徴とするインクジェット印刷方法。
- イエロー、マゼンタおよびシアンのインクと、
イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて表現可能な特定の色のインクとを媒体に着弾させることが可能であり、
イエロー、マゼンタおよびシアンのインクのうち2色以上のインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる代わりに、2色以上のインクを組み合わせて前記媒体に着弾させる場合のインクの量より少ない前記特定の色のインクを前記媒体に着弾させることによって、前記媒体の特定の面積に対する前記媒体上のインク中の特定の溶媒の量を、前記媒体が前記特定の溶媒を吸収することによって前記媒体に皺およびカールの少なくとも1つが発生する量未満の特定の量以下に維持することを特徴とするインクジェットプリンター。 - 互いに時間間隔が空いた複数回に分けて媒体の特定の面積に対してインクを着弾させることによって、前記特定の面積に対する前記媒体上のインク中の特定の溶媒の量を、前記媒体が前記特定の溶媒を吸収することによって前記媒体に皺およびカールの少なくとも1つが発生する量未満の特定の量以下に維持することを特徴とするインクジェットプリンター。
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