JP2016134986A - モータ - Google Patents

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【課題】漏れ磁束を抑えることができるモータを提供すること。【解決手段】ブラシレスモータ11は、ヨークハウジング13に支持され、回転磁界を発生するステータ16と、ヨークハウジング13に支持されたボールベアリング23と、ボールベアリング23に回転可能に支持されるシャフト22と該シャフト22に支持される第1及び第2コアベース31a,32aの外周部に等間隔に複数の第1及び第2爪状磁極が延出形成され第1及び第2コアベース31a,32aが対向されつつ第1及び第2爪状磁極が周方向に交互に配置された第1及び第2ロータコア31,32と第1及び第2コアベース31a,32a同士の軸方向の間に配置され軸方向に磁化されることで第1爪状磁極を第1の磁極として機能させ第2爪状磁極を第2の磁極として機能させる円板磁石33とを有するロータ21とを備える。そして、ボールベアリング23は、非磁性体からなる。【選択図】図1

Description

本発明は、モータに関するものである。
モータのロータとしては、コアベースの外周部に複数の爪状磁極をそれぞれ有して組み合わされる2つのロータコアと、それらの軸方向の間に配置され軸方向に磁化された円板磁石とを備え、各爪状磁極を交互に異なる磁極に機能させるいわゆる永久磁石界磁のランデル型構造のロータがある(例えば、特許文献1参照)。そして、このようなロータを備えたモータのステータは、ヨークハウジングに支持され、前記ロータのシャフトは、ヨークハウジングに支持された軸受を介して回転可能に支持される。
特開2013−212036号公報
しかしながら、上記のようなモータでは、各部材を磁性体にて構成すると、ステータからヨークハウジング、軸受、及びシャフトを介してロータコアに磁路が繋がり、同経路で磁束漏れが生じるという虞があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、漏れ磁束を抑えることができるモータを提供することにある。
上記課題を解決するモータは、ヨークハウジングに支持され、回転磁界を発生するステータと、前記ヨークハウジングに支持された軸受と、前記軸受に回転可能に支持されるシャフトと該シャフトに支持されるそれぞれ略円板状のコアベースの外周部に等間隔に複数の爪状磁極が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成され互いのコアベースが対向されつつ爪状磁極が周方向に交互に配置された第1及び第2ロータコアと前記コアベース同士の軸方向の間に配置され前記軸方向に磁化されることで前記第1ロータコアの前記爪状磁極を第1の磁極として機能させ前記第2ロータコアの前記爪状磁極を第2の磁極として機能させる円板磁石とを有するロータとを備えたモータであって、前記軸受における前記ヨークハウジングと前記シャフトとの間の少なくとも一部は、非磁性体からなる。
同構成によれば、軸受における前記ヨークハウジングと前記シャフトとの間の少なくとも一部は、非磁性体からなるため、軸受を介した経路での漏れ磁束を抑えることができる。
上記モータにおいて、前記シャフトは、非磁性体からなることが好ましい。
同構成によれば、シャフトは非磁性体からなるため、より漏れ磁束を抑えることができる。
上記モータにおいて、前記シャフトは、磁性体からなることが好ましい。
同構成によれば、シャフトは磁性体からなるため、例えば、非磁性体(例えばステンレス鋼等)からなるシャフトに比べて、容易に強度を高くすることができる。
上記モータにおいて、前記シャフトと前記円板磁石との間に非磁性体からなるスペーサ部材を備えることが好ましい。
同構成によれば、シャフトと円板磁石との間に非磁性体からなるスペーサ部材を備えるため、円板磁石のがたつきが抑えられ、例えば、駆動時のシャフトの振動によって円板磁石が破損してしまうことを抑えることができる。又、スペーサ部材を磁性体からなるものとした場合に比べて、スペーサ部材を介した経路での漏れ磁束を抑えることができる。
上記モータにおいて、前記円板磁石の内周と前記スペーサ部材の外周とは互いに周方向に係合すべく非円形に形成されることが好ましい。
同構成によれば、円板磁石の内周とスペーサ部材の外周とは互いに周方向に係合すべく非円形に形成されるため、スペーサ部材に対して円板磁石が回転してしまうことを防ぐことができる。よって、例えば円板磁石の破損をより抑えることができる。
本発明のモータでは、漏れ磁束を抑えることができる。
一実施形態におけるブラシレスモータの一部断面図。 一実施形態におけるブラシレスモータの一部断面図。 一実施形態におけるロータの斜視図。 別例における極異方性磁石の斜視図。 別例におけるブラシレスモータの一部断面図。 別例におけるスペーサ部材と円板磁石を説明するための平面図。 (a)〜(d)は別例におけるスペーサ部材と円板磁石を説明するための平面図。 別例におけるブラシレスモータの一部断面図。
以下、モータの一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1に示すように、モータとしてのブラシレスモータ11のケース12は、略有底円筒状に形成されたヨークハウジング13と、このヨークハウジング13の開口部を閉塞する非磁性体であるアルミ合金よりなるエンドハウジング14とを有している。
図1に示すように、ヨークハウジング13の内周面にはステータ16が固定されている。ステータ16は、径方向内側に延びる複数のティース17aを有するステータコア17と、ステータコア17のティース17aにインシュレータ19を介して巻回される巻線20とを備えている。ステータ16は、外部の制御回路Sから巻線20に駆動電流が供給されることで回転磁界を発生する。
図2に示すように、本実施形態のステータコア17は、周方向に12個のティース17aを有している。従って、ティース17a間に形成されるスロット17bの数も12個とされている。
図2に示すように、ティース17aは、巻回部18aと、巻回部18aの径方向内側の端部から周方向両側に突出する突出部18bとを備える。巻回部18aには、U相、V相、W相の巻線20が集中巻にて巻回されている。
図1に示すように、ブラシレスモータ11のロータ21はシャフト22を有し、ステータ16の内側に配置されている。シャフト22は、ヨークハウジング13の底部13aの中央に支持された軸受としてのボールベアリング23とエンドハウジング14の中央に支持されたエンドハウジング側軸受としてのエンドハウジング側ボールベアリング24により軸中心Lで回転可能に支持されている。
図1及び図3に示すように、ロータ21は、前記シャフト22が圧入されることで互いの軸方向の間隔が保持されつつシャフト22に支持(固定)される第1及び第2ロータコア31,32と、第1ロータコア31と第2ロータコア32との軸方向の間に介在される円板磁石(界磁磁石)33とを備える。更に、ロータ21は、背面補助磁石34,35と、極間磁石36,37とを備える。
詳しくは、第1ロータコア31は、略円板状の第1コアベース31aの外周部に、等間隔に複数(本実施形態では4つ)の第1爪状磁極31bが径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出して形成されている。
第2ロータコア32は、第1ロータコア31と同形状であって、略円板状の第2コアベース32aの外周部に、等間隔に複数の第2爪状磁極32bが径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出して形成されている。そして、第1及び第2ロータコア31,32は、その中心孔31c,32cにシャフト22が貫通されるとともに圧入されて該シャフト22に対して固定(支持)される。この際、第2ロータコア32は、各第2爪状磁極32bが周方向に隣り合う第1爪状磁極31b間に配置されるようにして、且つ第1コアベース31aと第2コアベース32aとの対向する軸方向の間に円板磁石33が配置(挟持)されるようにして第1ロータコア31に対して組み付けられている。
円板磁石33は、フェライト磁石やネオジム磁石等の磁石であって、シャフト22が貫通される中心孔33aが形成された円環状に形成され、第1爪状磁極31bを第1の磁極(本実施形態ではN極)として機能させ、第2爪状磁極32bを第2の磁極(本実施形態ではS極)として機能させるように、軸方向に磁化されている。即ち、本実施形態のロータ21は、界磁磁石としての円板磁石33を用いた所謂ランデル型構造のロータである。ロータ21は、N極となる4つの第1爪状磁極31bと、S極となる4つの第2爪状磁極32bとが周方向に交互に配置されており、極数が8極(極対数が4個)となる。すなわち、本実施形態では、ロータ21の極数が「8」に設定され、ステータ16のティース17aの数が「12」に設定されている。
各第1爪状磁極31bの背面(径方向内側の面)と第2コアベース32aの外周面との間には、背面補助磁石34が配置されている。背面補助磁石34は、その軸直交方向断面が略扇形状とされ、第1爪状磁極31bの背面に当接する側が第1爪状磁極31bと同極のN極に、第2コアベース32aの外周面に当接する側が同第2コアベース32aと同極のS極となるように磁化されている。
また、各第2爪状磁極32bの背面(径方向内側の面)と第1コアベース31aの外周面との間には、第1爪状磁極31bと同様に、背面補助磁石35が配置されている。背面補助磁石35は、その軸直交方向断面が扇形状とされ、第2爪状磁極32bの背面に当接する側がS極に、第1コアベース31aの外周面に当接する側がN極となるように磁化されている。
又、図2及び図3に示すように、第1爪状磁極31bと第2爪状磁極32bとの周方向の間には、周方向に磁化された極間磁石36,37が配置されている。
また、図1に示すように、ロータ21には、略円板状のマグネット固定部材41を介してセンサ磁石42が設けられている。詳しくは、マグネット固定部材41は、中央にボス部41aが形成された円板部41bと、この円板部41bの外縁から筒状に延びる筒部41cとを有し、該筒部41cの内周面及び円板部41bの表面に当接するように環状のセンサ磁石42が固着されている。そして、マグネット固定部材41は、第1ロータコア31と対向する側で、そのボス部41aがシャフト22に外嵌されて固定されている。
そして、エンドハウジング14において、センサ磁石42と軸方向に対向する位置には磁気センサとしてのホールIC43が設けられている。ホールIC43は、センサ磁石42に基づくN極とS極の磁界を感知するとそれぞれHレベルの検出信号とLレベルの検出信号とを前記制御回路Sに出力し、該制御回路Sは前記検出信号に基づいて巻線20に駆動電流を供給する。
ここで、本実施形態におけるボールベアリング23は、外輪23aと内輪23bとボール23cとからなるものであり、それら各構成部材が非磁性体であるステンレス鋼からなる。尚、エンドハウジング側ボールベアリング24は各構成部材が磁性体である金属材料からなる。
次に、上記のように構成されたブラシレスモータ11の作用について説明する。
制御回路Sから巻線20に3相の駆動電流が供給されると、ステータ16にて回転磁界が発生され、ロータ21が回転駆動される。この際、ホールIC43と対向するセンサ磁石42が回転することで、ホールIC43から出力される検出信号のレベルがロータ21の回転角度(位置)に応じて切り替わり、その検出信号に基づいて制御回路Sから巻線20に最適なタイミングで切り替わる3相の駆動電流が供給される。これにより、良好に回転磁界が発生され、ロータ21が良好に連続して回転駆動される。
次に、上記実施形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)ボールベアリング23は、非磁性体からなるため、ボールベアリング23を介した経路(ステータ16からヨークハウジング13、ボールベアリング23、及びシャフト22を介して第1及び第2ロータコア31,32に向かう経路)での漏れ磁束を抑えることができる。その結果、有効磁束を増やすことができ、ひいてはブラシレスモータ11の高トルク化を図ることができる。
(2)エンドハウジング14は、非磁性体からなるため、エンドハウジング14及びエンドハウジング側ボールベアリング24を介した経路(ステータ16からエンドハウジング14、エンドハウジング側ボールベアリング24、及びシャフト22を介して第1及び第2ロータコア31,32に向かう経路)での漏れ磁束を抑えることができる。そして、エンドハウジング側ボールベアリング24は一般的な磁性体からなるものとすることで、安価とすることができる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、特に言及していないが、シャフト22においても、例えば、ステンレス鋼等の非磁性体かなるものとしてもよい。このようにすると、より漏れ磁束を抑えることができる。又、シャフト22は、磁性体である金属材料からなるものとしてもよい。このようにすると、例えば、非磁性体(例えばステンレス鋼等)からなるシャフトに比べて、容易に強度を高くすることができる。
・上記実施形態では、ボールベアリング23は、各構成部材(外輪23a、内輪23b、及びボール23c)が非磁性体(ステンレス鋼)からなるとしたが、ヨークハウジング13とシャフト22との間の少なくとも一部が非磁性体からなるものであればよく、構成部材の少なくとも1つが非磁性体からなるものであればよい。例えば、外輪23a、内輪23b、及びボール23cのいずれか1つのみ非磁性体からなるボールベアリング23としてもよく、この場合、非磁性体の部材以外の構成部材を一般的な磁性体からなるものとすることで、安価とすることができる。
・上記実施形態では、エンドハウジング14は非磁性体からなり、エンドハウジング側ボールベアリング24は磁性体からなるとしたが、これに限定されず、例えば、エンドハウジング14を磁性体からなるものとしてエンドハウジング側ボールベアリング24を非磁性体からなるものとしてもよい。
・上記実施形態のボールベアリング23は、ヨークハウジング13とシャフト22との間の少なくとも一部が非磁性体からなる軸受であれば、他の構成の軸受に変更してもよい。
・上記実施形態では、非磁性体であるステンレス鋼からなる軸受(ボールベアリング23)としたが、合成樹脂材等の他の非磁性体からなる軸受としてもよい。
・上記実施形態の背面補助磁石34,35及び極間磁石36,37は、図4に示すように、背面磁石部51と極間磁石部52とが交互に設けられた環状の極異方性磁石53に変更してもよい。極異方性磁石53は、図4中に模式的に矢印で示すように背面磁石部51の外周面から周方向に隣り合う背面磁石部51の外周面に亘って配向されることで背面磁石部51及び極間磁石部52のそれぞれで漏れ磁束を抑えるように磁化されている。
・上記実施形態におけるシャフト22と円板磁石33との間に、図5及び図6に示すように、非磁性体からなるスペーサ部材61を設けてもよい。この例では、図6に示すように、円板磁石33の内周(中心孔)とスペーサ部材61の外周61aとは互いに周方向に係合すべく非円形であって正五角形に形成されている。又、スペーサ部材61の内周(中心孔)は、シャフト22が圧入可能な円形に形成されている。又、スペーサ部材61は、この例では合成樹脂材からなるが、ステンレス鋼やアルミ合金等からなるものとしてもよい。
このようにすると、円板磁石33のがたつきが抑えられ、例えば、駆動時のシャフト22の振動によって円板磁石33が破損してしまうことを抑えることができる。特にこの例では、スペーサ部材61が合成樹脂材からなるため、円板磁石33に衝撃が伝わり難く、円板磁石33が破損してしまうことをより抑えることができる。又、スペーサ部材61を磁性体からなるものとした場合に比べて、スペーサ部材61を介した経路での漏れ磁束を抑えることができる。
又、円板磁石33の内周とスペーサ部材61の外周61aとは互いに周方向に係合すべく非円形に形成されるため、スペーサ部材61に対して円板磁石33が回転してしまうことを防ぐことができる。よって、例えば、円板磁石33の破損をより抑えることができる。
円板磁石33の内周(中心孔)とスペーサ部材61の外周61aとは互いに周方向に係合する他の形状に変更してもよい。例えば、図7(a)に示すように、円板磁石33の内周(中心孔)とスペーサ部材61の外周61bをD字状に形成してもよい。又、例えば、図7(b)に示すように、円板磁石33の内周(中心孔)とスペーサ部材61の外周61cを三角形に形成してもよい。又、例えば、図7(c)に示すように、円板磁石33の内周(中心孔)とスペーサ部材61の外周61dを四角形に形成してもよい。又、例えば、図7(d)に示すように、円板磁石33の内周(中心孔)とスペーサ部材61の外周61eを十角形に形成してもよい。又、円板磁石33の内周(中心孔)とスペーサ部材61の外周は、ロータ21の極数と同じ正多角形(例えば極数が「8」の場合、正八角形)としてもよく、このようにすると、各第1及び第2爪状磁極31b,32bの磁気バランスを良好(均一)とすることができる。
又、円板磁石33の内周(中心孔)とスペーサ部材61の外周とは互いに周方向に係合しない円形としてもよい。又、円板磁石33とスペーサ部材61を一体成形(インサート成形)や圧入によって相対回動しないようにしてもよい。
又、スペーサ部材61は、図8に示すように、第1及び第2ロータコア31,32の内側に配置される位置まで軸方向に延出した軸方向延出部61fを有する形状として、第1及び第2ロータコア31,32の内周(中心孔)を軸方向延出部61fが圧入可能な形状としてもよい。このようにすると、シャフト22と第1及び第2ロータコア31,32との間にもスペーサ部材61の軸方向延出部61fが介在されるため、その部分を介した経路での漏れ磁束を抑えることができる。
・上記実施形態及び別例では、背面補助磁石34,35や極間磁石36,37や極異方性磁石53が設けられた構成としたが、それらが設けられていないロータとしてもよい。
・上記実施形態では、ロータ21の極数が「8」に設定され、ステータ16のティース17aの数が「12」に設定されたブラシレスモータ11に具体化したが、ロータ21の極数やステータ16のティース17aの数は変更してもよい。例えば、ロータ21の極数が「10」に設定され、ステータ16のティース17aの数が「12」に設定されたブラシレスモータに具体化してもよい。
上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項1乃至5のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記ヨークハウジングを閉塞するエンドハウジングと、前記エンドハウジングに支持され前記シャフトを回転可能に支持するエンドハウジング側軸受とを備え、前記エンドハウジングは、非磁性体からなり、前記エンドハウジング側軸受は磁性体からなることを特徴とするモータ。
同構成によれば、エンドハウジングは、非磁性体からなるため、エンドハウジング及びエンドハウジング側軸受を介した経路での漏れ磁束を抑えることができる。そして、エンドハウジング側軸受は一般的な磁性体からなるものとすることで、安価にすることができる。
(ロ)請求項1乃至5、及び上記(イ)のいずれか1つに記載のモータにおいて、前記軸受は、外輪と内輪とボールとからなるボールベアリングであり、前記外輪、前記内輪、及び前記ボールの内のいずれか1つのみ非磁性体からなることを特徴とするモータ。
同構成によれば、軸受は、外輪と内輪とボールとからなるボールベアリングであり、外輪、内輪、及びボールの内のいずれか1つのみ非磁性体からなるため、非磁性体の部材以外の構成部材を一般的な磁性体からなるものとすることで、安価とすることができる。
13…ヨークハウジング、16…ステータ、21…ロータ、22…シャフト、23…ボールベアリング(軸受)、31…第1ロータコア、31a…第1コアベース(コアベース)、31b…第1爪状磁極(爪状磁極)、32…第2ロータコア、32a…第2コアベース(コアベース)、32b…第2爪状磁極(爪状磁極)、33…円板磁石、61…スペーサ部材。

Claims (5)

  1. ヨークハウジングに支持され、回転磁界を発生するステータと、
    前記ヨークハウジングに支持された軸受と、
    前記軸受に回転可能に支持されるシャフトと、該シャフトに支持されるそれぞれ略円板状のコアベースの外周部に、等間隔に複数の爪状磁極が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成され、互いのコアベースが対向されつつ爪状磁極が周方向に交互に配置された第1及び第2ロータコアと、前記コアベース同士の軸方向の間に配置され、前記軸方向に磁化されることで前記第1ロータコアの前記爪状磁極を第1の磁極として機能させ、前記第2ロータコアの前記爪状磁極を第2の磁極として機能させる円板磁石とを有するロータと
    を備えたモータであって、
    前記軸受における前記ヨークハウジングと前記シャフトとの間の少なくとも一部は、非磁性体からなることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記シャフトは、非磁性体からなることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記シャフトは、磁性体からなることを特徴とするモータ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記シャフトと前記円板磁石との間に非磁性体からなるスペーサ部材を備えたことを特徴とするモータ。
  5. 請求項4に記載のモータにおいて、
    前記円板磁石の内周と前記スペーサ部材の外周とは互いに周方向に係合すべく非円形に形成されたことを特徴とするモータ。
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