JP2016134973A - 交流モータ用のロータ組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベアリングに作用する軸電圧を低減することで、ベアリング電食を抑制できる交流モータ用のロータ組立体の提供【解決手段】交流モータ用のロータ組立体は、軸方向に延在するシャフトと、前記シャフトまわりに固定されるロータコアと、前記シャフトに設けられるベアリングと、軸方向の前記ロータコアの延在範囲に少なくとも一部が含まれる態様で、軸方向に延在する導体部材と、前記導体部材の第1位置と、前記シャフトの第3位置とを電気的に接続する第1導体と、前記第1位置よりも軸方向で第1の側にある前記導体部材の第2位置と、前記シャフトの第4位置とを電気的に接続する第2導体とを備え、前記第3位置は、軸方向で前記第4位置よりも前記第1の側にある。【選択図】図1

Description

本開示は、交流モータ用のロータ組立体に関する。
EDM電流(Electrostatic discharge machining bearing currents)に起因したベアリング電食を抑制するための技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2011‐72113号公報 特開2014‐187754号公報
従来の方法は、ベアリングの転動体を絶縁性のセラミックで形成し又は絶縁コーティングすることで、転動体自体に電流を流さないようにするアプローチや、軸電流の経路中に絶縁材料を配置して軸電流を遮断するアプローチを取る。
本開示は、ベアリングに作用する軸電圧を低減することで、ベアリング電食を抑制できる交流モータ用のロータ組立体の提供を目的とする。
本開示の一局面によれば、軸方向に延在するシャフト(42)と、
シャフト(42)まわりに固定されるロータコア(40)と、
シャフト(42)に設けられるベアリング(50)と、
軸方向のロータコア(40)の延在範囲に少なくとも一部が含まれる態様で、軸方向に延在する導体部材(62)と、
導体部材(62)の第1位置(P1)と、シャフト(42)の第3位置(P3)とを電気的に接続する第1導体(64)と、
第1位置(P1)よりも軸方向で第1の側にある導体部材(62)の第2位置(P2)と、シャフト(42)の第4位置(P4)とを電気的に接続する第2導体(66)とを備え、
第3位置(P3)は、軸方向で第4位置(P4)よりも軸方向で第1の側にある、交流モータ(1)用のロータ組立体(4)が提供される。
本開示によれば、ベアリングに作用する軸電圧を低減することで、ベアリング電食を抑制できる交流モータ用のロータ組立体が得られる。
一実施例によるモータ1を概略的に示す断面図である。 軸電圧低減部品60の単品状態の斜視図である。 軸電圧低減部品60の構成要素のそれぞれの単品状態を示す斜視図である。 ロータ組立体4に生じうる軸電圧の説明図である。 モータ1に形成される等価回路を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、一実施例によるモータ1を概略的に示す断面図である。図1には、モータ1の回転軸Iを通る切断面による断面図が示されている。以下では、周方向、径方向及び軸方向は、特に言及しない限り、モータ1の回転軸Iを基準とする。また、以下では、一例として、モータ1は、モータ1の回転軸Iが水平になる向きで搭載されているものとし、図1に示すような左右方向を定義する。但し、実際のモータ1の搭載の向きは任意である。
モータ1は、ハイブリッド車又は電気自動車で使用される走行用モータであってよい。モータ1のタイプは、直流電圧をインバータにより交流に変換し駆動されるブラシレス交流モータを含む。モータ1は、例えば3相交流ブラシレスモータである。駆動方式は、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)方式であってよい。
モータ1は、ステータ2と、ロータ組立体4とを含む。
ステータ2は、ステータコア20と、コイル(図示せず)とを含む。ステータコア20は、例えば積層鋼板から形成される。コイルは、ステータコアのスロット(図示せず)に設けられる。コイルは、円形断面のコイル線により形成されてもよいし、カセットコイルのような平角断面のコイル線により形成されてもよい。
ロータ組立体4は、ロータコア40と、シャフト42と、ベアリング50と、軸電圧低減部品60とを含む。
ロータコア40は、シャフト42まわりに固定される。ロータコア40は、モータ1の回転軸Iまわりに設けられる。図1には、軸方向のロータコア40の延在範囲が参照符号90で示されている。以下では、軸方向のロータコア40の延在範囲を、単に「ロータコア延在範囲90」とも称する。
ロータコア40は、回転軸Iと同心の円筒形であり、ステータコア20の内径側に配置される。ロータコア40は、例えば積層鋼板から形成される。ロータコア40は、永久磁石(図示せず)を外径側の表面又は内部に備える。
シャフト42は、軸方向に延在し、モータ1の回転軸Iを画成する。シャフト42は、少なくともロータコア延在範囲90の全体にわたって、軸方向に延在する。図示の例では、シャフト42は、ロータコア延在範囲90の両側でベアリング50により支持される。シャフト42には、軸電圧低減部品60が設けられる。図示の例では、シャフト42は、中空部材であり、内部空間に軸電圧低減部品60が設けられる。
ベアリング50は、シャフト42に設けられる。例えば、ベアリング50は、シャフト42をモータケース(図示せず)に、モータケース(図示せず)に対して回転可能に支持する。ベアリング50は、図1に示すように、ボールベアリングであってよい。ベアリング50は、図1に示すように、ロータコア延在範囲90の両側にそれぞれ設けられてよい。
軸電圧低減部品60は、ロータコア延在範囲90内に少なくとも一部が含まれる態様で設けられる。図示の例では、図1に示すように、軸電圧低減部品60は、回転軸Iと同心の円筒形であり、ロータコア延在範囲90の全体にわたって、軸方向に延在する。
軸電圧低減部品60は、ロータコア延在範囲90においてシャフト42に発生する軸電圧の影響(ベアリング50への影響)を低減する機能を有する。軸電圧は、モータ1を駆動する際に生じるモータ1の軸まわり(回転方向)の磁束の変動に起因して発生する。ベアリング50に作用する軸電圧の大きさが、ベアリング50のグリスの油膜の絶縁破壊電圧を超えるとベアリング電流(放電電流)、即ちEDM電流が流れる。EDM電流は、シャフト42、ベアリング50及びモータケース(図示せず)を介して循環する。このEDM電流は、ベアリング50の金属表面に損傷を与え、ベアリング50の電食を引き起こす。本実施例では、軸電圧低減部品60を設けることで、シャフト42に発生する軸電圧のベアリング50への影響を低減し、ベアリング50の電食を抑制する。軸電圧低減部品60の機能及び構成については後述する。
次に、図1乃至図3を参照して、軸電圧低減部品60の構成について説明する。
図2は、軸電圧低減部品60の単品状態の斜視図である。図3は、軸電圧低減部品60の構成要素のそれぞれの単品状態を示す斜視図であり、(A)は、導体部材62を示し、(B)は、第1導体64及び第2導体66をそれぞれの単品状態で示し、(C)は、絶縁部材68を示す。
軸電圧低減部品60は、導体部材62と、第1導体64と、第2導体66と、絶縁部材68とを含む。
導体部材62は、ロータコア延在範囲90内に少なくとも一部が含まれる態様で、軸方向に延在する。図示の例では、導体部材62は、軸電圧低減部品60に対応した円筒形であり、ロータコア延在範囲90の全体にわたって、軸方向に延在する。導体部材62は、金属のような導体により形成される。導体部材62は、第1導体64及び第2導体66を介してシャフト42に電気的に接続される。
第1導体64は、図1に示すように、軸方向に延在し、導体部材62の第1位置P1と、シャフト42の第3位置P3とを電気的に接続する。図示の例では、シャフト42の第3位置P3は、導体部材62の第1位置P1に対して軸方向で右側に離間する。第1導体64は、図3(B)に示すように、軸方向の両端に端子部641を有し、各端子部641が導体部材62及びシャフト42にそれぞれ第1位置P1及び第3位置P3にて接合される。
第2導体66は、図1に示すように、軸方向に延在し、導体部材62の第2位置P2と、シャフト42の第4位置P4とを電気的に接続する。図示の例では、シャフト42の第4位置P4は、導体部材62の第2位置P2に対して軸方向で左側に離間する。第2導体66は、図3(B)に示すように、軸方向の両端に端子部661を有し、各端子部661が導体部材62及びシャフト42にそれぞれ第2位置P2及び第4位置P4にて接合される。
第2位置P2は、第1位置P1よりも軸方向で第1の側(図示の例では右側)にある。また、第3位置P3は、第4位置P4よりも軸方向で第1の側(図示の例では右側)にある。図示の例では、第1位置P1及び第2位置P2は、軸方向でロータコア延在範囲90の両端に対応するように設定される。また、第3位置P3及び第4位置P4は、軸方向でロータコア延在範囲90の両端に対応するように設定される。第1位置P1は、第4位置P4と略同一の軸方向の位置であり、第2位置P2は、第3位置P3と略同一の軸方向の位置である。
絶縁部材68は、導体部材62とシャフト42との間の直接的な導通(即ち第1導体64及び第2導体66を介した間接的な導通を除く導通)を防止するために設けられる。具体的には、図1に示すように、絶縁部材68は、円筒形であり、径方向でシャフト42と導体部材62との間に設けられる。即ち、絶縁部材68は、導体部材62の外周面を形成する態様で、シャフト42の内周面に接合される。これにより、導体部材62がシャフト42に対して支持される。
図示の例では、第1導体64及び第2導体66は、絶縁部材68の内部に設けられる。即ち、第1導体64及び第2導体66は、それぞれの端子部641及び端子部661以外の部分が絶縁部材68内に配置される。端子部641及び端子部661は、絶縁部材68から露出し、それぞれ、シャフト42及び導体部材62に接合される。尚、第1導体64及び第2導体66は、それぞれ、互いに絶縁されている限り、任意の周方向の位置に設けられてよい。
次に、図4乃至図5を参照して、軸電圧低減部品60の機能について説明する。
図4は、ロータ組立体4に生じうる軸電圧の説明図である。図5は、ロータ組立体4に生じうる軸電圧に関連した等価回路を示す図である。尚、図5において、R1は、第3位置P3から第4位置P4までの軸方向の区間(以下、P3‐P4区間)におけるシャフト42の抵抗成分であり、R2は、P3‐P4区間における軸電圧低減部品60(導体部材62、第1導体64及び第2導体66)の抵抗成分である。また、R3は、軸電圧V1に起因した電流が流れる経路におけるP3‐P4区間以外の経路部分の抵抗成分である。図5において、R1及びR3により形成される回路部分は、シャフト42、ベアリング50及びモータケース(図示せず)により形成される。従って、ベアリング50に流れる電流は、図5の電流I3に対応する。
上述の如く、軸電圧は、モータ1を駆動する際に生じるモータ1の軸まわり(回転方向)の磁束の変動に起因して発生する。尚、モータ1の軸まわりの磁束の変動は、主に、軸方向でロータコア延在範囲90内で生じる。モータ1の軸まわりの磁束の変動は、シャフト42のみならず、ロータコア延在範囲90内にある導体部材62にも影響するため、軸電圧は、シャフト42のみならず、導体部材62にも生じる。図4には、モータ1の軸まわりの磁束が方向Mに発生したときに発生するシャフト42及び導体部材62における軸電圧が参照符号V1、V2によりそれぞれ模式的に示されている。尚、モータ1の軸まわりの磁束の変動はシャフト42及び導体部材62に対して同様に作用するため、図4に示すように、軸電圧V1、V2は、互いに同一の方向に発生する。以下では、図4に示す方向の軸電圧V1、V2が発生した状態(右側が高電位側となる状態)について、説明する。尚、モータ1の軸まわりの磁束が逆方向になると、それに応じて逆方向に軸電圧V1、V2が発生する。
ここで、本実施例では、上述の如く、導体部材62は、第1導体64及び第2導体66を介してシャフト42に電気的に接続される。この際、導体部材62においては、第2位置P2は、第1位置P1に対して軸方向で右側にあるのに対して、シャフト42においては、第4位置P4は、第3位置P3に対して軸方向で左側にある。即ち、導体部材62の高電位側(右側)は、シャフト42の低電位側(P4参照)に電気的に接続され、導体部材62の低電位側(左側)は、シャフト42の高電位側(P3参照)に電気的に接続される。従って、電気回路としては、図5に示すように、軸電圧V1、V2が互いに相殺する方向となり、P3‐P4区間の電位差が低減される。これにより、ベアリング50に作用する軸電圧が低減され、ベアリング50の電食を抑制できる。
また、図5に示すように、ベアリング50に流れる電流I3は、シャフト42のP3‐P4区間に流れる電流I1から、軸電圧低減部品60に流れる電流I2を差し引いた値となる。即ち、I3=I1−I2である。従って、ベアリング50のグリスの油膜の絶縁破壊電圧を超えないように、例えば抵抗成分R1,R2を調整することで、理論上、ベアリング50に流れる電流I3を無くすことができる。例えば、I1=I2、即ち、V1/R1=V2/R2とすることで、理論上、ベアリング50に流れる電流I3を無くすことができる。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例では、導体部材62は、円筒形(リング状)であるが、形状は任意である。導体部材62は、ロータコア延在範囲90内に少なくとも一部が含まれることでシャフト42と同一の方向に軸電圧が発生する構成であればよい。例えば、導体部材62は、中実の円柱状の形態(例えば棒状の部材)であってもよい。
また、上述した実施例では、第1位置P1乃至第4位置P4は、ロータコア延在範囲90の両端に対応して設定されている。これにより、軸電圧の発生要因となる磁束変動が生じる軸方向範囲(ロータコア延在範囲90)の全体に係る軸電圧V1の影響を低減できる。しかしながら、軸電圧V1、V2が互いに相殺する方向となる関係を保つ限り、第1位置P1乃至第4位置P4の任意のいずれか又は全てが、図1に示す位置から、軸方向にずれてもよい。
また、上述した実施例では、軸電圧低減部品60は、図2に示すように一体的に形成されているが、一体化されずにシャフト42に対して設けられてもよい。また、軸電圧低減部品60は、多層基板により形成されてもよい。この場合、導体部材62は、例えば銅のベタパターンにより形成されてもよい。
なお、以上の実施例に関し、さらに以下を開示する。
(1)
軸方向に延在するシャフト(42)と、
シャフト(42)まわりに固定されるロータコア(40)と、
シャフト(42)に設けられるベアリング(50)と、
軸方向のロータコア(40)の延在範囲に少なくとも一部が含まれる態様で、軸方向に延在する導体部材(62)と、
導体部材(62)の第1位置(P1)と、シャフト(42)の第3位置(P3)とを電気的に接続する第1導体(64)と、
第1位置(P1)よりも軸方向で第1の側にある導体部材(62)の第2位置(P2)と、シャフト(42)の第4位置(P4)とを電気的に接続する第2導体(66)とを備え、
第3位置(P3)は、軸方向で第4位置(P4)よりも軸方向で第1の側にある、交流モータ(1)用のロータ組立体(4)。
(1)に記載の構成によれば、シャフト(42)及び導体部材(62)に軸電圧が発生したとき、導体部材(62)の高電位側は、シャフト(42)の低電位側に電気的に接続され、導体部材(62)の低電位側は、シャフト(42)の高電位側に電気的に接続される。これにより、シャフト(42)及び導体部材(62)は、シャフト(42)に発生する軸電圧と導体部材(62)に発生する軸電圧とが打ち消し合う方向で電気的に接続されるので、ベアリング(50)に作用する軸電圧が低減され、ベアリング(50)の電食を抑制できる。
(2)
導体部材(62)は、軸方向のロータコア(40)の延在範囲の全体にわたって軸方向に延在する、(1)に記載の交流モータ(1)用のロータ組立体(4)。
(2)に記載の構成によれば、軸電圧の発生要因となる磁束変動が生じる軸方向範囲である軸方向のロータコア(40)の延在範囲の全体にわたってシャフト(42)に発生する軸電圧に対して、導体部材(62)に発生する軸電圧を逆方向に印加できる。これにより、軸電圧の発生要因となる磁束変動が生じる軸方向範囲の全体にわたってシャフト(42)に発生する軸電圧の、ベアリング(50)への影響を低減できる。
(3)
第1位置(P1)及び第2位置(P2)は、軸方向のロータコア(40)の延在範囲の両端に対応するように設定され、
第3位置(P3)及び第4位置(P4)は、軸方向のロータコア(40)の延在範囲の両端に対応するように設定される、(2)に記載の交流モータ(1)用のロータ組立体(4)。
(3)に記載の構成によれば、軸電圧の発生要因となる磁束変動が生じる軸方向範囲である軸方向のロータコア(40)の延在範囲の全体にわたってシャフト(42)に発生する軸電圧に対して、導体部材(62)に発生する軸電圧を最大限に逆方向に印加できる。これにより、軸電圧の発生要因となる磁束変動が生じる軸方向範囲の全体にわたってシャフト(42)に発生する軸電圧の、ベアリング(50)への影響を効率的に低減できる。
(4)
導体部材(62)は、円筒状の形態であり、シャフト(42)の中空内部に設けられる、(1)〜(3)のうちのいずれか1項に記載の交流モータ(1)用のロータ組立体(4)。
(4)に記載の構成によれば、導体部材(62)を、シャフト(42)の中空内部を利用して実装できる。
1 モータ
2 ステータ
4 ロータ組立体
20 ステータコア
40 ロータコア
42 シャフト
50 ベアリング
60 軸電圧低減部品
62 導体部材
64 第1導体
66 第2導体
68 絶縁部材
90 ロータコア延在範囲
P1 第1位置
P2 第2位置
P3 第3位置
P4 第4位置

Claims (4)

  1. 軸方向に延在するシャフトと、
    前記シャフトまわりに固定されるロータコアと、
    前記シャフトに設けられるベアリングと、
    軸方向の前記ロータコアの延在範囲に少なくとも一部が含まれる態様で、軸方向に延在する導体部材と、
    前記導体部材の第1位置と、前記シャフトの第3位置とを電気的に接続する第1導体と、
    前記第1位置よりも軸方向で第1の側にある前記導体部材の第2位置と、前記シャフトの第4位置とを電気的に接続する第2導体とを備え、
    前記第3位置は、軸方向で前記第4位置よりも軸方向で前記第1の側にある、交流モータ用のロータ組立体。
  2. 前記導体部材は、軸方向の前記ロータコアの延在範囲の全体にわたって軸方向に延在する、請求項1に記載の交流モータ用のロータ組立体。
  3. 前記第1位置及び前記第2位置は、軸方向の前記ロータコアの延在範囲の両端に対応するように設定され、
    前記第3位置及び前記第4位置は、軸方向の前記ロータコアの延在範囲の両端に対応するように設定される、請求項2に記載の交流モータ用のロータ組立体。
  4. 前記導体部材は、円筒状の形態であり、前記シャフトの中空内部に設けられる、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の交流モータ用のロータ組立体。
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