JP2016133077A - 内燃機関の冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関冷却水循環路とインタクーラ冷却水循環路とが連通されて成る冷却装置に対し、インタクーラの熱歪みを抑制する。
【解決手段】内燃機関冷却水循環路2とインタクーラ冷却水循環路3とを導入路4および還流路5によって連通させ、インタクーラ加熱完了後に、内燃機関冷却水循環路2からインタクーラ冷却水循環路3に流入する冷却水と、電動ウォータポンプ33の作動に伴ってインタクーラ冷却水循環路3を循環する冷却水とを混合してインタクーラ31に流す。この際、電動ウォータポンプ33に要求される冷却水吐出量が所定量未満であって電動ウォータポンプ33のオンオフ切り替え制御が行われている場合に、ポンプオン期間およびポンプオフ期間それぞれを予め設定された限界値以下に制限して電動ウォータポンプ33のオンオフを切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は内燃機関の冷却装置に係る。特に、本発明は、内燃機関冷却水循環路とインタクーラ冷却水循環路とを備え、これら冷却水循環路同士が連通されて成る冷却装置の改良に関する。
従来、特許文献1に開示されているように、内燃機関の冷却装置として、内燃機関冷却水循環路およびインタクーラ冷却水循環路を備え、これら冷却水循環路それぞれにおいて冷却水の循環を可能にしたものが知られている。
また、この特許文献1に開示されている冷却装置は、内燃機関冷却水循環路とインタクーラ冷却水循環路とを連通路によって連通させ、内燃機関冷却水循環路からインタクーラ冷却水循環路に冷却水(内燃機関によって温度上昇された冷却水)を導入することでインタクーラを加熱できるようにしている。例えば、内燃機関の冷間始動時に、冷却水によってインタクーラを加熱することにより、インタクーラの温度をEGRガスの露点よりも高くでき、EGRガス中に含まれる水分のインタクーラ内部での凝縮を抑制できる。このため、内燃機関の始動後、EGRガスの還流動作を早期に開始することが可能になる。また、このようにインタクーラを加熱すれば、外気温度が氷点下となっている場合であってもインタクーラを流れる吸気中の水分の凍結を防止できる。
また、特許文献1には、インタクーラ冷却水循環路に電動ウォータポンプを備えさせ、この電動ウォータポンプの作動に伴って生じるインタクーラ冷却水循環路内の冷却水圧力を利用して、内燃機関冷却水循環路からインタクーラ冷却水循環路に冷却水を導入する状態と冷却水を導入しない状態とを切り替えることが開示されている。
特開2012−219687号公報
前記電動ウォータポンプとしては、一般にブラシレスモータを備えDuty制御によって冷却水吐出量(単位時間当たりの冷却水吐出量)を調整するものが採用されている。この種の電動ウォータポンプは、冷却水吐出量が比較的多くモータ回転速度が高い場合には、その回転位相を正確に検知できてDuty制御が可能である。このDuty制御を行うことで、インタクーラ冷却水循環路での冷却水循環量を調整できる。このため、内燃機関冷却水循環路からインタクーラ冷却水循環路に導入される冷却水とインタクーラ冷却水循環路を循環する冷却水とを混合してインタクーラに導入する場合に、この内燃機関冷却水循環路からインタクーラ冷却水循環路に導入される冷却水(インタクーラに流れ込む高温の冷却水)の流量に対するインタクーラ冷却水循環路を循環する冷却水(インタクーラに流れ込む低温の冷却水)の流量の比率を高い精度で調整することが可能である。その結果、インタクーラに流れ込む冷却水の温度を高い精度で調整することが可能である。
しかしながら、電動ウォータポンプの冷却水吐出量が比較的少なく、モータ回転速度が低い場合には、その回転位相を正確に検知できないためDuty制御を行うことができず、この場合、電動ウォータポンプのオンオフ切り替え制御(電動ウォータポンプのオンとオフとを数secの周期で切り替える制御)が行われることになる。つまり、電動ウォータポンプのオフ期間では、インタクーラ冷却水循環路での冷却水の循環は行われず、内燃機関冷却水循環路からインタクーラ冷却水循環路へ冷却水が導入され、インタクーラには比較的高温度の冷却水が流れ込むことになる。一方、電動ウォータポンプのオン期間では、内燃機関冷却水循環路からインタクーラ冷却水循環路への冷却水の導入は行われないかまたはその導入量は少なくなると共に、インタクーラ冷却水循環路での冷却水の循環が行われ、インタクーラには比較的低温度の冷却水が流れ込むことになる。
これまで、このような電動ウォータポンプのオンオフ切り替え制御が行われる際における電動ウォータポンプのオン期間およびオフ期間それぞれについて具体的に特定した技術は提案されていない。
このため、電動ウォータポンプのオフ期間(インタクーラに比較的高温度の冷却水が流れている期間)が比較的長く継続した状況で電動ウォータポンプがオン状態に切り替わった際(インタクーラに比較的低温度の冷却水が流れ込む状態となった際)、高温になっているインタクーラに低温度の冷却水が流れ込むことでインタクーラに熱歪みが発生してしまう可能性がある。同様に、電動ウォータポンプのオン期間が比較的長く継続した状況で電動ウォータポンプがオフ状態に切り替わった際にあっても、低温になっているインタクーラに高温度の冷却水が流れ込むことでインタクーラに熱歪みが発生してしまう可能性がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、内燃機関冷却水循環路とインタクーラ冷却水循環路とが連通されて成る冷却装置に対し、インタクーラの熱歪みを抑制することが可能な電動ウォータポンプのオンオフ切り替え制御を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の解決手段は、内燃機関本体の冷却水通路およびウォータポンプを備え、このウォータポンプの作動によって冷却水の循環が可能な内燃機関冷却水循環路と、インタクーラおよび電動ウォータポンプを備え、この電動ウォータポンプの作動によって冷却水の循環が可能なインタクーラ冷却水循環路と、前記内燃機関冷却水循環路から前記インタクーラ冷却水循環路へ冷却水を導入する導入路とを備えた内燃機関の冷却装置を前提とする。この内燃機関の冷却装置に対し、前記電動ウォータポンプは、要求される単位時間当たりの冷却水吐出量が所定量以上である際に冷却水吐出量を調整するDuty制御、および、要求される単位時間当たりの冷却水吐出量が所定量未満である際に作動と非作動とが切り替えられるオンオフ切り替え制御を行うものとなっている。そして、前記電動ウォータポンプの前記オンオフ切り替え制御の実行時、ポンプオン期間およびポンプオフ期間それぞれを予め設定された限界値以下に制限して前記電動ウォータポンプの作動と非作動とを切り替える構成としている。
この特定事項により、電動ウォータポンプに要求される単位時間当たりの冷却水吐出量が所定量未満であってオンオフ切り替え制御が行われる際、インタクーラ冷却水循環路に備えられたインタクーラには、高温度の冷却水が流れ込む状態と低温度の冷却水が流れ込む状態とが交互に切り替えられることになる。この際、ポンプオン期間およびポンプオフ期間それぞれを予め設定された限界値以下に制限して電動ウォータポンプの作動と非作動とが切り替えられる。このため、インタクーラに高温度の冷却水が長期間に亘って流れ続けるといった状況を招いたり、インタクーラに低温度の冷却水が長期間に亘って流れ続けるといった状況を招いたりすることはない。その結果、高温度の冷却水が長期間に亘って流れ続けることで高温になったインタクーラに対して低温度の冷却水が流れ込んでインタクーラに熱歪みが発生してしまったり、低温度の冷却水が長期間に亘って流れ続けることで低温になったインタクーラに対して高温度の冷却水が流れ込んでインタクーラに熱歪みが発生してしまったりすることを抑制できる。
本発明では、電動ウォータポンプのオンオフ切り替え制御の実行時、ポンプオン期間およびポンプオフ期間それぞれを予め設定された限界値以下に制限するようにしている。このため、インタクーラに熱歪みが発生することを抑制できる。
実施形態に係る冷却装置の回路構成を示す概略図であって、冷間始動時における冷却水の流れを説明するための図である。 実施形態に係る冷却装置の回路構成を示す概略図であって、インタクーラ加熱完了後における冷却水の流れを説明するための図である。 電動ウォータポンプ制御の手順の一部を示すフローチャート図である。 電動ウォータポンプ制御の手順の他の一部を示すフローチャート図である。 電動ウォータポンプのオフ期間調整制御に使用されるポンプオフ期間設定マップを示す図である。 電動ウォータポンプのオン期間調整制御に使用されるポンプオン期間設定マップを示す図である。 インタクーラに流れ込む冷却水の平均温度の変化の一例を示す図である。 制御Duty比ガードマップを示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、本発明を自動車用内燃機関の冷却装置として適用した場合について説明する。
図1は本実施形態に係る冷却装置1の回路構成を示す概略図である。この図1に示すように、冷却装置1は、内燃機関冷却水循環路2およびインタクーラ冷却水循環路3を備え、これら冷却水循環路2,3同士の間で冷却水の流通が可能に構成されている。以下、具体的に説明する。
−内燃機関冷却水循環路−
内燃機関冷却水循環路2には、内燃機関本体21、ヒータコア22、高温側ラジエータ(HTラジエータ)23、サーモスタット24、機械式ウォータポンプ25が設けられている。
内燃機関本体21の内部に形成されたウォータジャケット(冷却水通路)の下流端に繋がる出口側通路21aの下流側は分岐され、一方がヒータコア通路22aとなり、他方がラジエータ通路23aとなっている。
ヒータコア通路22aには前記ヒータコア22が、ラジエータ通路23aには前記高温側ラジエータ23がそれぞれ設けられている。また、ラジエータ通路23aにおける高温側ラジエータ23の下流側には前記サーモスタット24が設けられている。
前記ヒータコア22は、車室内を暖房するための熱交換器であり、ヒータコア通路22aを流れる冷却水と室内空気との間で熱交換を行う。
高温側ラジエータ23は、内燃機関冷却水循環路2を循環する冷却水を冷却するための熱交換器であり、ラジエータ通路23aを流れる冷却水と大気との間で熱交換を行う。
サーモスタット24は、例えばワックス式サーモスタットであり、冷却水温度が暖機完了温度未満である場合には、サーモワックスが凝固収縮してワックス圧が低くなり、弁体が自動的に閉側になってラジエータ通路23aの冷却水流通量を少なくするように作動する。一方、冷却水温度が前記暖機完了温度以上になると、サーモワックスが溶融膨張してワックス圧が高くなり、弁体が自動的に全開になってラジエータ通路23aの冷却水流通量を多くするように作動する。
ヒータコア通路22aおよびラジエータ通路23aの下流側は合流され、その合流部の下流側が、内燃機関本体21のウォータジャケットに繋がる戻し通路25aとなっている。この戻し通路25aに前記機械式ウォータポンプ25が設けられている。
機械式ウォータポンプ25は、内燃機関本体21の作動時に、その出力軸であるクランクシャフト(図示省略)の回転力を受けて作動する。つまり、この機械式ウォータポンプ25は、内燃機関の回転速度に応じて冷却水吐出量(単位時間当たりの冷却水吐出量)が変化し、内燃機関の回転速度が高いほど冷却水吐出量が多くなるものである。
この機械式ウォータポンプ25が作動した場合、内燃機関冷却水循環路2にあっては、機械式ウォータポンプ25から吐出した冷却水が、内燃機関本体21のウォータジャケットを流れた後、出口側通路21aを経てヒータコア通路22aおよびラジエータ通路23aに分流され、その後、戻し通路25aによって機械式ウォータポンプ25の吸入側に戻されるといった循環を行う。この際、ラジエータ通路23aを流れる冷却水の流量はサーモスタット24によって調整される。つまり、冷却水温度が前記暖機完了温度より低い所定温度未満である場合にはサーモスタット24が全閉状態になり、ラジエータ通路23aには冷却水は流れない。このように高温側ラジエータ23に冷却水を流さないことにより、冷間始動時等において冷却水温度の上昇を促進する。そして、冷却水温度が、この所定温度に達した時点からサーモスタット24が開き始め、ラジエータ通路23aに冷却水が流れ始めることになる。そして、冷却水温度が前記暖機完了温度に達するとサーモスタット24が全開となり、ラジエータ通路23aの冷却水流通量を多くする。これにより、循環する冷却水によって内燃機関本体21の熱を回収し、この冷却水の熱を高温側ラジエータ23により大気に放出する。
−インタクーラ冷却水循環路−
インタクーラ冷却水循環路3には、インタクーラ31、低温側ラジエータ(LTラジエータ)32、電動ウォータポンプ33が設けられている。
インタクーラ31の流入側(図1における上側)と低温側ラジエータ32の流出側(図1における上側)とは第1連通路3aによって連通されている。一方、インタクーラ31の流出側(図1における下側)と低温側ラジエータ32の流入側(図1における下側)とは第2連通路3bによって連通されている。そして、この第2連通路3bに前記電動ウォータポンプ33が設けられている。この電動ウォータポンプ33は、その吸入側がインタクーラ31に、吐出側が低温側ラジエータ32にそれぞれ接続されている。
インタクーラ31は、内燃機関の吸気系に設けられた過給機コンプレッサによって圧縮された吸気を冷却するための熱交換器であり、圧縮吸気と、第1連通路3aを経て流入した冷却水との間で熱交換を行う。
低温側ラジエータ32は、インタクーラ冷却水循環路3を循環する冷却水を冷却するための熱交換器であり、第2連通路3bを経て流入した冷却水と大気との間で熱交換を行う。
なお、このインタクーラ冷却水循環路3を流れる冷却水によって冷却される機器としては、前記インタクーラ31以外に、スロットルバルブや過給機等も挙げられる。
電動ウォータポンプ33は、インタクーラ冷却水循環路3内で冷却水を循環させるものであって、駆動源としてブラシレスモータを備え、ECU(Electronic Control Unit)10から出力されるDuty制御信号によるDuty制御によって冷却水吐出量が調整可能となっている。つまり、Duty制御信号のDuty比によって冷却水吐出量が調整可能となっている。この電動ウォータポンプ33の具体構成は公知であるためここでの説明は省略する。
このインタクーラ冷却水循環路3における基本的な冷却水の循環動作として、電動ウォータポンプ33が作動した場合、この電動ウォータポンプ33から吐出した冷却水が、低温側ラジエータ32に流れた後、第1連通路3aを経てインタクーラ31に流入し、その後、第2連通路3bによって電動ウォータポンプ33の吸入側に戻されるといった循環を行う。これにより、循環する冷却水によって、インタクーラ31を流れる吸気を冷却し、回収した熱を低温側ラジエータ32により大気に放出する。
−導入路および還流路−
前記内燃機関冷却水循環路2とインタクーラ冷却水循環路3とは、導入路4および還流路5によって連通されている。
導入路4は、内燃機関冷却水循環路2からインタクーラ冷却水循環路3へ冷却水を導入するための流路である。この導入路4の上流端は内燃機関冷却水循環路2における出口側通路21aに、下流端はインタクーラ冷却水循環路3における第1連通路3aにそれぞれ接続されている。
また、この導入路4には、チェック弁(逆止弁)41が設けられている。具体的に、このチェック弁41は、インタクーラ冷却水循環路3から内燃機関冷却水循環路2への冷却水の流入(導入路4における冷却水の逆流)を阻止するものとなっている。このチェック弁41の構成としては特に限定されるものではなく、ディスク式のもの、ポペット式のもの、スイング式のもの等、種々の形式のものが適用可能である。
一方、還流路5は、インタクーラ冷却水循環路3から内燃機関冷却水循環路2へ冷却水を戻すための流路である。この還流路5の上流端はインタクーラ冷却水循環路3の第2連通路3bにおける電動ウォータポンプ33の吸入側に、下流端は内燃機関冷却水循環路2の戻し通路25aにおける機械式ウォータポンプ25の吸入側にそれぞれ接続されている。
なお、前記インタクーラ冷却水循環路3における第1連通路3aには、チェック弁(逆止弁)34が設けられている。具体的に、このチェック弁34は、第1連通路3aにおける前記導入路4の接続位置と低温側ラジエータ32との間に設けられており、導入路4から第1連通路3aへ流れた冷却水がインタクーラ31を流れること無しに低温側ラジエータ32へ流入されてしまうことを阻止するものとなっている。このチェック弁34の構成としても特に限定されるものではなく、ディスク式のもの、ポペット式のもの、スイング式のもの等、種々の形式のものが適用可能である。
このように第1連通路3aにチェック弁34が設けられているため、内燃機関冷却水循環路2から導入路4を経て第1連通路3aへ流れた冷却水は、低温側ラジエータ32への流入(インタクーラ31を流れずに低温側ラジエータ32に流入すること)が阻止され、この冷却水の全量がインタクーラ31に流れることになる。
この冷却装置1に充填される冷却水は例えばエチレングリコールの水溶液などが適用されている。
−ECU−
ECU10は、図示しないCPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータと入出力回路とを備えている。ECU10の入力回路には、内燃機関本体21の出力軸(クランクシャフト)が一定角度回転する毎に検出信号(パルス)を出力するクランクポジションセンサ61、第1連通路3aにおいてインタクーラ31の直上流側(第1連通路3aにおける導入路4の接続位置とインタクーラ31との間)の冷却水温度を検出する水温センサ62などが接続されている。また、図示しないが、このECU10の入力回路には、公知のスロットル開度センサ、エアフローメータ、A/Fセンサ、排気温センサ、吸気圧センサ、吸気温センサ等の各種センサも接続されている。
一方、ECU10の出力回路には、上記内燃機関本体21(内燃機関本体21に備えられたインジェクタ、スロットルバルブ、EGRバルブ等)および電動ウォータポンプ33が接続されている。
そして、ECU10は、上記した各種センサからの出力、その出力値を利用する演算式により求められた演算値、または、上記ROMに記憶された各種マップに基づいて、内燃機関(エンジン)の各種制御および後述する電動ウォータポンプ33の制御を実行する。
前記電動ウォータポンプ33は、要求される冷却水吐出量が比較的多くモータ回転速度が高い場合には、その回転位相を正確に検知できて前記Duty制御が可能である。このDuty制御を行うことで、インタクーラ冷却水循環路3での冷却水循環量を調整できる。このため、例えば後述するように内燃機関冷却水循環路2からインタクーラ冷却水循環路3に導入される冷却水とインタクーラ冷却水循環路3を循環する冷却水とを混合してインタクーラ31に導入する際にあっては、このDuty制御を行うことで、内燃機関冷却水循環路2からインタクーラ冷却水循環路3に導入される冷却水(インタクーラ31に流れ込む高温の冷却水)の流量に対するインタクーラ冷却水循環路3を循環する冷却水(インタクーラ31に流れ込む低温の冷却水)の流量の比率を高い精度で調整することが可能である。その結果、インタクーラ31に流れ込む冷却水の温度を高い精度で調整することが可能である。
一方、電動ウォータポンプ33に要求される冷却水吐出量が比較的少なく、モータ回転速度が低い場合には、その回転位相を正確に検知できないためDuty制御を行うことができず、この場合、電動ウォータポンプ33のオンオフ切り替え制御が行われるようになっている。このオンオフ切り替え制御は、電動ウォータポンプ33のオンとオフとを切り替える制御である。つまり、電動ウォータポンプ33のオフ期間では、インタクーラ冷却水循環路3での冷却水の循環は行われず、内燃機関冷却水循環路2からインタクーラ冷却水循環路3へ冷却水が導入される。一方、電動ウォータポンプ33のオン期間では、内燃機関冷却水循環路2からインタクーラ冷却水循環路3への冷却水の導入は行われないかまたはその導入量は少なくなると共に、インタクーラ冷却水循環路3での冷却水の循環が行われることになる。この電動ウォータポンプ33のオンオフ切り替え制御の詳細については後述する。
−冷却水循環動作−
次に、前述した冷却装置1における冷却水の循環動作の概略について説明する。本実施形態に係る冷却装置1における冷却水の循環動作としては、冷間始動時において、内燃機関冷却水循環路2での冷却水温度の上昇促進動作と共に行われる「インタクーラ加熱動作(インタクーラ31を加熱する動作)」、および、このインタクーラ31の加熱が完了した後の「インタクーラ加熱完了後動作」が少なくとも行われる。以下、これら動作における冷却水の流れについて説明する。
(インタクーラ加熱動作)
例えば外気温度が氷点下であって、インタクーラ31を流れる吸気中の水分の凍結が懸念される状況にあっては、内燃機関本体21の始動に伴い、インタクーラ31を加熱するための動作が実施される。この際、ECU10によって電動ウォータポンプ33が停止された状態で内燃機関本体21が始動される。この場合、冷却水温度は前記暖機完了温度より低い所定温度未満となっているためサーモスタット24は全閉状態となっている。
この場合の冷却水の循環動作としては、図1に実線の矢印で示すように、機械式ウォータポンプ25から吐出した冷却水が、内燃機関本体21のウォータジャケットを流れた後、出口側通路21aを経てヒータコア通路22aを流れ、その後、戻し通路25aによって機械式ウォータポンプ25の吸入側に戻されるといった循環を行う。
また、導入路4における内燃機関冷却水循環路2側の圧力とインタクーラ冷却水循環路3側の圧力との差圧によって前記チェック弁41が開放する。これにより、内燃機関本体21のウォータジャケットを流れて出口側通路21aに流出した冷却水(内燃機関本体21の熱を回収していくことで次第に温度上昇していく冷却水)の一部は、導入路4を経て第1連通路3aへ流入する。この第1連通路3aにはチェック弁34が設けられているため、導入路4から第1連通路3aへ流れた冷却水の低温側ラジエータ32への流入は阻止され、この冷却水の全量がインタクーラ31に流れる。これにより、インタクーラ31の加熱が行われる。つまり、インタクーラ冷却水循環路3へ導入された冷却水が、インタクーラ31を加熱すること無しに低温側ラジエータ32によって放熱されてしまうといったことが防止される。このため、インタクーラ冷却水循環路3に導入された冷却水の熱が無駄に放出されてしまうことを防止でき、インタクーラ31を効率良く加熱していくことができる。
このようにしてインタクーラ31を加熱した後の冷却水は、第2連通路3bおよび還流路5を経て、内燃機関冷却水循環路2の戻し通路25aに流入し、内燃機関冷却水循環路2を循環する冷却水と混合された後、機械式ウォータポンプ25の吸入側に戻されることになる。
このような冷却水の循環動作が継続されることで、インタクーラ31の温度が上昇していき、このインタクーラ31の温度をEGRガスの露点よりも高くすることができて、EGRガス中に含まれる水分のインタクーラ31内部での凝縮が抑制されることになる。このため、内燃機関本体21の始動後、EGRガスの還流動作を早期に開始することが可能になる。また、このようにインタクーラ31を加熱すれば、外気温度が氷点下となっている場合であってもインタクーラ31を流れる吸気中の水分の凍結を防止できることになる。
(インタクーラ加熱完了後動作)
前記インタクーラ加熱動作が行われたことでインタクーラ31が十分に加熱された場合には、電動ウォータポンプ33の作動が開始される。この電動ウォータポンプ33の作動を開始するタイミングとしては、前記水温センサ62によって検出されるインタクーラ31の上流側の冷却水温度が所定値(後述する水温T0)に達した時点が挙げられる。
電動ウォータポンプ33の作動が開始され、その吐出圧によってチェック弁34が開放することにより、インタクーラ冷却水循環路3にあっては、図2に実線の矢印で示すように、電動ウォータポンプ33から吐出した冷却水が、低温側ラジエータ32を流れた後、第1連通路3aを経てインタクーラ31に流入し、その後、第2連通路3bによって電動ウォータポンプ33の吸入側に戻されるといった循環を行う。
内燃機関本体21の運転は継続されているので、前述した内燃機関冷却水循環路2での冷却水の循環、および、内燃機関冷却水循環路2から導入路4を経たインタクーラ冷却水循環路3への冷却水の流入は継続されている。このため、インタクーラ加熱完了後においてインタクーラ31に流入する冷却水は、内燃機関冷却水循環路2から導入路4を経てインタクーラ冷却水循環路3に流入した冷却水と、低温側ラジエータ32を流れた後の冷却水とが混合されたものとなる。つまり、内燃機関冷却水循環路2から導入路4を経てインタクーラ冷却水循環路3に流入する比較的高温度の冷却水と、インタクーラ冷却水循環路3を循環する比較的低温度の冷却水とが混合されてインタクーラ31に流入されることになる。このインタクーラ31に流入される冷却水の温度は前記水温センサ62によって検出されている。また、インタクーラ31から流出した冷却水は、第2連通路3bを経て、電動ウォータポンプ33の吸入側と還流路5とに分流されることになる。還流路5に分流された冷却水は、この還流路5を経て、内燃機関冷却水循環路2に向けて流れる。
なお、このインタクーラ加熱完了後において、内燃機関冷却水循環路2を循環する冷却水の温度が暖機完了温度に達している場合にはサーモスタット24は全開となっている。この場合、内燃機関冷却水循環路2にあっては、図2に示すように、機械式ウォータポンプ25から吐出した冷却水が、内燃機関本体21のウォータジャケットを流れた後、出口側通路21aを経てヒータコア通路22aおよびラジエータ通路23aに分流され、その後、戻し通路25aによって機械式ウォータポンプ25の吸入側に戻されるといった循環を行う。これにより、冷却水によって回収した内燃機関本体21の熱を高温側ラジエータ23により大気に放出する。
−電動ウォータポンプの制御−
以下、本実施形態の特徴として、前記インタクーラ加熱完了後の動作における電動ウォータポンプ33の制御について説明する。
前述したように電動ウォータポンプ33は、要求される冷却水吐出量が比較的多くモータ回転速度が高い場合には、その回転位相が正確に検知できることから前記Duty制御が可能である。このDuty制御を行うことで、インタクーラ冷却水循環路3での冷却水循環量を調整でき、内燃機関冷却水循環路2からインタクーラ冷却水循環路3に導入される冷却水(インタクーラ31に流れ込む高温の冷却水)の流量に対するインタクーラ冷却水循環路3を循環する冷却水(インタクーラ31に流れ込む低温の冷却水)の流量の比率を高い精度で調整することが可能である。このため、インタクーラ31に流れ込む冷却水の温度を高い精度で調整することが可能である。例えば、水温センサ62によって検出されている冷却水温度を所定の目標温度に近付けるためのフィードバック制御を前記Duty制御によって行うことで、インタクーラ31に流れ込む冷却水の温度の適正化を図ることが可能である。
これに対し、電動ウォータポンプ33に要求される冷却水吐出量が比較的少なく、モータ回転速度が低い場合には、その回転位相を正確に検知できないためDuty制御を行うことができず、この場合、電動ウォータポンプ33のオンオフ切り替え制御が行われることになる。つまり、電動ウォータポンプ33のオフ期間では、インタクーラ冷却水循環路3での冷却水の循環は行われず、内燃機関冷却水循環路2からインタクーラ冷却水循環路3へ冷却水が導入され、インタクーラ31には比較的高温度の冷却水が流れることでインタクーラ31が加熱されることになる。一方、電動ウォータポンプ33のオン期間では、内燃機関冷却水循環路2からインタクーラ冷却水循環路3への冷却水の導入は行われないかまたはその導入量は少なくなると共に、インタクーラ冷却水循環路3での冷却水の循環が行われ、インタクーラ31には比較的低温度の冷却水が流れ込むことになる。
従来のオンオフ切り替え制御にあっては、電動ウォータポンプ33のオフ期間(インタクーラ31に比較的高温度の冷却水が流れている期間)が比較的長く継続した状況で電動ウォータポンプ33がオン状態に切り替わる場合があり、この際(インタクーラ31に比較的低温度の冷却水が流れ込む状態となった際)、高温になっているインタクーラ31に低温度の冷却水が流れ込むことでインタクーラ31に熱歪みが発生してしまう可能性があった。同様に、電動ウォータポンプ33のオン期間(インタクーラ31に比較的低温度の冷却水が流れている期間)が比較的長く継続した状況で電動ウォータポンプ33がオフ状態に切り替わる場合があり、この際(インタクーラ31に比較的高温度の冷却水が流れ込む状態となった際)にあっても、低温になっているインタクーラ31に高温度の冷却水が流れ込むことでインタクーラ31に熱歪みが発生してしまう可能性があった。
本実施形態は、この点に鑑み、前記電動ウォータポンプ33の前記オンオフ切り替え制御の実行時、電動ウォータポンプ33のオン期間およびオフ期間それぞれを予め設定された限界値以下に制限して前記電動ウォータポンプ33の作動(オン)と非作動(オフ)とを切り替えるようにしている。この電動ウォータポンプ33のオン期間およびオフ期間それぞれの限界値としては、前記熱歪みが大きく発生する温度までインタクーラ31の温度(例えばインタクーラ31内部の配管の温度等)を上昇および下降させない値として予め実験やシミュレーションによって設定されている。具体的には、後述するポンプオン期間設定マップおよびポンプオフ期間設定マップによって設定される。
以下、この電動ウォータポンプ33の制御の具体的な手順について図3および図4のフローチャートに沿って説明する。このフローチャートは、エンジンの始動後、前記ECU10において所定時間毎に実行される。
先ず、ステップST1において、エンジンの始動に伴って電動ウォータポンプ(電動WP)33をオフ状態にする。この状態では、図1を用いて説明した内燃機関冷却水循環路2での冷却水温度の上昇促進動作と共に行われる前記インタクーラ加熱動作での冷却水の循環が行われる。つまり、内燃機関冷却水循環路2を循環する冷却水の一部が導入路4を経てインタクーラ冷却水循環路3に導入され、この冷却水によってインタクーラ31が加熱されていく状態となる。
この冷却水循環状態でステップST2に移り、前記水温センサ62によって検出されている冷却水温度が所定値T0(例えば40℃)以上となっているか否かを判定する。つまり、インタクーラ31に温度T0以上の冷却水が流れ込む状況となっているか否かを判定する。この温度T0は、インタクーラ31が十分に加熱されると判断できる温度であって、インタクーラ31に導入する冷却水の目標温度に対して所定温度だけ低い温度として設定され、且つ、前述したインタクーラ加熱動作からインタクーラ加熱完了後動作に移行するタイミングを規定する温度として設定されている。ここで、前記冷却水の目標温度としては、インタクーラ31内部での水分(吸気中の水分)の凝縮が確実に防止でき、且つ過給機コンプレッサによって圧縮された吸気を十分に冷却できる温度であって、予め実験やシミュレーションによって設定されたものである。
水温センサ62によって検出されている冷却水温度が所定値T0未満であって、ステップST2でNO判定された場合には、ステップST10に移り、エンジンが停止したか否かを判定する。例えば運転者のイグニッションOFF操作によってエンジンが停止したか否かを判定する。
エンジンが停止したことでステップST10でYES判定された場合には、ステップST11に移り、電動ウォータポンプ33を停止させたまま、この電動ウォータポンプ33の制御を終了する。つまり、エンジンが停止したことでインタクーラ冷却水循環路3に冷却水を循環させる必要が無くなるため、また、無駄な電力消費を無くすために電動ウォータポンプ33を起動させずに制御を終了する。なお、このステップST11では、後述するオン期間調整制御フラグが「0」に設定される。
一方、エンジンの運転が継続しており、ステップST10でNO判定された場合には、ステップST2に戻り、前記水温センサ62によって検出されている冷却水温度が所定値T0以上となったか否かの判定を継続する。
水温センサ62によって検出されている冷却水温度が所定値T0以上となり、ステップST2でYES判定された場合には、ステップST3に移り、電動ウォータポンプ33の要求吐出量(要求される冷却水の吐出量)を求める。この電動ウォータポンプ33の要求吐出量は、前記機械式ウォータポンプ25の冷却水吐出量(エンジンの回転速度に応じた冷却水吐出量)に対応して求められる。つまり、機械式ウォータポンプ25の冷却水吐出量が多いほど電動ウォータポンプ33の要求吐出量を多く設定して、インタクーラ31に導入する冷却水温度が目標温度に近付くように要求吐出量が求められる。例えば、機械式ウォータポンプ25の冷却水吐出量(前記クランクポジションセンサ61の出力に基づいて算出されるエンジン回転速度から求められる冷却水吐出量)に応じて電動ウォータポンプ33の要求吐出量を求める要求吐出量マップを上記ROMに記憶させておき、この要求吐出量マップに基づいて、電動ウォータポンプ33の要求吐出量を求める。
このようにして電動ウォータポンプ33の要求吐出量を求めた後、ステップST4に移り、前記電動ウォータポンプ33の要求吐出量を実現するための電動ウォータポンプ33の制御Duty比が、制御可能下限Duty比未満となっているか否かを判定する。前述したように、電動ウォータポンプ33は、冷却水吐出量が比較的少なくモータ回転速度が低い場合には、その回転位相を正確に検知できないためDuty制御を行うことができない。つまりDuty制御を可能にする冷却水吐出量の下限値が存在している。前記制御可能下限Duty比は、このDuty制御を可能にする冷却水吐出量の下限値に対応する電動ウォータポンプ33の制御Duty比となっている。即ち、前記電動ウォータポンプ33の要求吐出量を実現するための電動ウォータポンプ33の制御Duty比が、制御可能下限Duty比以上となっている場合にはDuty制御が可能であるのに対し、前記電動ウォータポンプ33の要求吐出量を実現するための電動ウォータポンプ33の制御Duty比が、制御可能下限Duty比未満となっている場合にはDuty制御が不可能となっている。前述した如く、Duty制御が不可能な状況では、電動ウォータポンプ33のオンオフ切り替え制御が行われることになる。
前記電動ウォータポンプ33の要求吐出量を実現するための電動ウォータポンプ33の制御Duty比が、制御可能下限Duty比未満となっており、ステップST4でYES判定された場合には、ステップST5に移る。このステップST5では、前記ECU10のRAMに予め記憶されているオン期間調整制御フラグが「1」に設定されているか否かを判定する。このオン期間調整制御フラグは、後述する電動ウォータポンプ33のオン期間調整制御が実行されている際に「1」に設定されるフラグであって、エンジンの始動時には「0」となっている。このため、電動ウォータポンプ33のオンオフ切り替え制御が開始された時点ではオン期間調整制御フラグが「0」となっており、ステップST5ではNO判定されて、ステップST6に移る。
ステップST6では、電動ウォータポンプ33のオフ期間調整制御が実行される。この電動ウォータポンプ33のオフ期間調整制御は、前記電動ウォータポンプ33のオンオフ切り替え制御において、電動ウォータポンプ33のオン期間を最短時間(調整可能な時間のうち最短となる時間;例えば1sec)に設定し、オフ期間を調整する(前記オン期間よりも長くする)ことによって、インタクーラ31に高温度の冷却水が流れ込む期間を長く設定する制御である。つまり、現在(冷却水温度が所定値T0に達した時点)では、インタクーラ31に流れ込む冷却水の温度が目標温度よりも低くなっているため、電動ウォータポンプ33のオンオフ切り替え制御を行いながらも、オフ期間を長めに調整することで、インタクーラ31に高温度の冷却水が流れ込む期間を長く設定する制御である。
このオフ期間調整制御における電動ウォータポンプ33のオフ期間は、図5に示したポンプオフ期間設定マップに従って設定される。このポンプオフ期間設定マップは、横軸が、冷却水の目標温度(目標水温)から、水温センサ62によって検出されている冷却水温度(実水温)を減算した値であり、縦軸が電動ウォータポンプ33のオフ期間となっている。ここでいう実水温は、所定期間における冷却水の平均水温(加重平均温度や積分値の平均温度等)である。そして、目標水温から実水温を減算した値が所定値ΔTA以下である場合には、その値が大きいほど電動ウォータポンプ33のオフ期間を長くし、目標水温から実水温を減算した値が所定値ΔTAを超えている場合には電動ウォータポンプ33のオフ期間を一定値(限界値)L1にするものとなっている。つまり、この電動ウォータポンプ33のオフ期間が限界値を超えないようにしながらも(前述したように、熱歪みが大きく発生する温度までインタクーラ31の温度を上昇させないようにしながらも)、実水温が低いほど電動ウォータポンプ33のオフ期間を長くすることによって、インタクーラ31に高温度の冷却水が流れ込む期間を長く設定するようにしている。
また、前記限界値L1の値としては、第1連通路3aにおける導入路4の接続位置からインタクーラ31まで冷却水が流れるのに要する時間よりも短い時間となるように設定してもよい。この場合、限界値L1は、第1連通路3aにおける導入路4の接続位置からインタクーラ31までの長さと、インタクーラ31に向けて流れ込む冷却水の流速とに基づいて決定されることになる。なお、このステップST6では、前記オン期間調整制御フラグが「0」に維持される。
このようなオフ期間調整制御が実行されている状態で、ステップST7に移り、前記水温センサ62によって検出されている冷却水温度の平均値(平均水温)が所定値T2以上になったか否かを判定する。ここでいう冷却水温度の平均値とは、オフ期間調整制御が開始されてから現時点までの期間中に前記水温センサ62によって検出された冷却水温度の積分値の平均温度である。この温度T2は、インタクーラ31に導入する冷却水の目標温度に対して所定温度だけ高い温度として設定されている。
冷却水温度の平均値が未だ所定値T2に達しておらず、ステップST7でNO判定された場合には、ステップST10に移り、エンジンが停止したか否かを判定する。そして、エンジンが停止した場合にはステップST10でYES判定され、ステップST11で電動ウォータポンプ33が停止される。一方、エンジンの運転が継続している場合にはステップST10でNO判定され、ステップST2に戻る。この場合、水温センサ62によって検出されている冷却水温度は既に所定値T0以上となっているので、ステップST2でYES判定され、前述したステップST3(電動ウォータポンプ33の要求吐出量を求める動作)およびステップST4(電動ウォータポンプ33の制御Duty比が、制御可能下限Duty比未満となっているか否かの判定動作)に移る。未だ、電動ウォータポンプ33の制御Duty比が、制御可能下限Duty比未満となっている場合には、ステップST4でYES判定される。この場合、オン期間調整制御フラグは「0」となっているので、ステップST5でNO判定されることにより、オフ期間調整制御が継続される。
冷却水温度の平均値が所定値T2以上となり、ステップST7でYES判定された場合にはステップST8に移る。このステップST8では、電動ウォータポンプ33のオン期間調整制御が実行される。この電動ウォータポンプ33のオン期間調整制御は、前記電動ウォータポンプ33のオンオフ切り替え制御において、電動ウォータポンプ33のオフ期間を最短時間(調整可能な時間のうち最短となる時間;例えば1sec)に設定し、オン期間を調整する(前記オフ期間よりも長くする)ことによって、インタクーラ31に低温度の冷却水が流れ込む期間を長く設定する制御である。つまり、冷却水温度の平均値が所定値T2以上となっており、インタクーラ31に流れ込む冷却水の平均温度が高くなっているため、電動ウォータポンプ33のオンオフ切り替え制御を行いながらも、オン期間を長めに調整することで、インタクーラ31に低温度の冷却水が流れ込む期間を長く設定する制御である。
このオン期間調整制御における電動ウォータポンプ33のオン期間は、図6に示したポンプオン期間設定マップに従って設定される。このポンプオン期間設定マップは、横軸が、水温センサ62によって検出されている冷却水温度(実水温)から冷却水の目標温度(目標水温)を減算した値であり、縦軸が電動ウォータポンプ33のオン期間となっている。ここでいう実水温も、所定期間における冷却水の平均水温(加重平均温度や積分値の平均温度等)である。そして、実水温から目標水温を減算した値が所定値ΔTB以下である場合には、その値が大きいほど電動ウォータポンプ33のオン期間を長くし、実水温から目標水温を減算した値が所定値ΔTBを超えている場合には電動ウォータポンプ33のオン期間を一定値(限界値)L2にするものとなっている。つまり、この電動ウォータポンプ33のオン期間が限界値を超えないようにしながらも(前述したように、熱歪みが大きく発生する温度までインタクーラ31の温度を下降させないようにしながらも)、実水温が高いほど電動ウォータポンプ33のオン期間を長くすることによって、インタクーラ31に低温度の冷却水が流れ込む期間を長く設定するようにしている。
また、前記限界値L2の値としても、前記限界値L1と同様に、第1連通路3aにおける導入路4の接続位置からインタクーラ31まで冷却水が流れるのに要する時間よりも短い時間となるように設定してもよい。この場合、限界値L2も、第1連通路3aにおける導入路4の接続位置からインタクーラ31までの長さと、インタクーラ31に向けて流れ込む冷却水の流速とに基づいて決定されることになる。なお、このステップST8では、オン期間調整制御フラグが「1」に設定される。
このようなオン期間調整制御が実行されている状態で、ステップST9に移り、前記水温センサ62によって検出されている冷却水温度の平均値(平均水温)が所定値T1以下になったか否かを判定する。ここでいう冷却水温度の平均値も、オン期間調整制御が開始されてから現時点までの期間中に前記水温センサ62によって検出された冷却水温度の積分値の平均温度である。この温度T1は、インタクーラ31に導入する冷却水の目標温度に対して所定温度だけ低い温度であって且つ前記温度T0に対して所定温度だけ高い温度として設定されている。
冷却水温度の平均値が未だ所定値T1まで低下しておらず、ステップST9でNO判定された場合には、ステップST10に移り、エンジンが停止したか否かを判定する。そして、エンジンが停止した場合にはステップST10でYES判定され、ステップST11で電動ウォータポンプ33が停止される。また、オン期間調整制御フラグが「0」に設定される。一方、エンジンの運転が継続している場合にはステップST10でNO判定され、ステップST2に戻る。この場合、水温センサ62によって検出されている冷却水温度は既に所定値T0以上となっているので、ステップST2でYES判定され、前述したステップST3およびステップST4に移る。未だ、電動ウォータポンプ33の制御Duty比が、制御可能下限Duty比未満となっている場合には、ステップST4でYES判定される。この場合、オン期間調整制御フラグは「1」となっているので、ステップST5でYES判定されることにより、オン期間調整制御が継続される。
冷却水温度の平均値が所定値T1以下となり、ステップST9でYES判定された場合にはステップST6に移る。つまり、前述した電動ウォータポンプ33のオフ期間調整制御が実行されると共にオン期間調整制御フラグが「0」に設定される。
このように、電動ウォータポンプ33の制御Duty比が、制御可能下限Duty比未満となっている場合、つまり、電動ウォータポンプ33のオンオフ切り替え制御が行われる場合、インタクーラ31に流れ込む冷却水の温度の平均値は、所定値T1と所定値T2との間に制御され、目標温度近傍に維持されることになる。図7は、この場合の冷却水温度の変化(前記冷却水温度の平均値の変化)の一例を示している。この図7に示すように、電動ウォータポンプ33のオフ期間調整制御が実行されることによってインタクーラ31に流れ込む冷却水温度の平均値がT2に達した場合には、電動ウォータポンプ33のオン期間調整制御に切り替えられ、インタクーラ31に流れ込む冷却水の温度を低下させていく。そして、この電動ウォータポンプ33のオン期間調整制御が実行されることによってインタクーラ31に流れ込む冷却水温度の平均値がT1に達した場合には、電動ウォータポンプ33のオフ期間調整制御に切り替えられ、インタクーラ31に流れ込む冷却水の温度を上昇させていく。このような動作が繰り返されることになる。
一方、電動ウォータポンプ33の制御Duty比が、制御可能下限Duty比以上となり、つまり、電動ウォータポンプ33のDuty制御が可能になった場合には、ステップST4でNO判定され、ステップST12(図4)に移る。このステップST12以降の電動ウォータポンプ33のDuty制御では、図8に示した制御Duty比ガードマップに従って、電動ウォータポンプ33の制御Duty比が制御されることになる。この制御Duty比ガードマップは、エンジン回転速度の高回転域で且つ電動ウォータポンプ33の制御Duty比が低い運転域、および、エンジン回転速度の低回転域で且つ電動ウォータポンプ33の制御Duty比が高い運転域において、ガード領域(斜線を付した領域)を設けたマップとなっている。
ステップST12では、現在の電動ウォータポンプ33の制御Duty比が上限ガード領域にあるか否かを判定する。例えば、図8の運転状態Xで示した運転状態から、エンジン回転速度が急速に低下して、図8の運転状態Yで示した運転状態まで変化した場合が想定される。この場合、ステップST12でYES判定され、ステップST13に移って、電動ウォータポンプ33の制御Duty比が図8の運転状態Zで示した適正上限制御Duty比に向けて制御されることになる。つまり、現在のエンジン回転速度において上限ガード領域の最下点となる適正上限制御Duty比に向けて電動ウォータポンプ33の制御Duty比が制御されることになる。
ステップST14では、電動ウォータポンプ33の制御Duty比が適正上限制御Duty比に達したか否かが判定される。電動ウォータポンプ33の制御Duty比が未だ適正上限制御Duty比に達していない場合には、ステップST14でNO判定され、ステップST13に戻って、電動ウォータポンプ33の制御Duty比を適正上限制御Duty比に向けた制御が継続される。
そして、電動ウォータポンプ33の制御Duty比が適正上限制御Duty比に達した場合には、ステップST14でYES判定され、ステップST15に移る。このステップST15では、水温センサ62によって検出されている冷却水温度(水温センシング値)に基づいた電動ウォータポンプ33の制御Duty比のフィードバック制御が実行される。つまり、水温センサ62によって検出されている冷却水温度を前記目標温度に近付けるための目標運転状態(図8を参照)に向けたフィードバック制御を前記Duty制御によって行うことで、インタクーラ31に流れ込む冷却水の温度の適正化を図る。図8に破線で示す矢印F1がこのフィードバック制御による電動ウォータポンプ33の制御Duty比の変化を示している。その後、ステップST10に移る。
一方、現在の電動ウォータポンプ33の制御Duty比が上限ガード領域にない場合には、ステップST12でNO判定され、ステップST16に移る。このステップST16では、現在の電動ウォータポンプ33の制御Duty比が下限ガード領域にあるか否かを判定する。例えば、図8の運転状態X’で示した運転状態から、エンジン回転速度が急速に上昇して、図8の運転状態Y’で示した運転状態まで変化した場合が想定される。この場合、ステップST16でYES判定され、ステップST17に移って、電動ウォータポンプ33の制御Duty比が図8の運転状態Z’で示した適正下限制御Duty比に向けて制御されることになる。つまり、現在のエンジン回転速度において下限ガード領域の最上点となる適正下限制御Duty比に向けて電動ウォータポンプ33の制御Duty比が制御されることになる。
ステップST18では、電動ウォータポンプ33の制御Duty比が適正下限制御Duty比に達したか否かが判定される。電動ウォータポンプ33の制御Duty比が未だ適正下限制御Duty比に達していない場合には、ステップST18でNO判定され、ステップST17に戻って、電動ウォータポンプ33の制御Duty比を適正下限制御Duty比に向けた制御が継続される。
そして、電動ウォータポンプ33の制御Duty比が適正下限制御Duty比に達した場合には、ステップST18でYES判定され、ステップST15に移る。このステップST15では、前述したように、水温センサ62によって検出されている冷却水温度(水温センシング値)に基づいた電動ウォータポンプ33の制御Duty比のフィードバック制御が実行される。つまり、水温センサ62によって検出されている冷却水温度を前記目標温度に近付けるための目標運転状態(図8を参照)に向けたフィードバック制御を前記Duty制御によって行うことで、インタクーラ31に流れ込む冷却水の温度の適正化を図る。図8に破線で示す矢印F2がこのフィードバック制御による電動ウォータポンプ33の制御Duty比の変化を示している。その後、ステップST10に移る。
このようにガード領域を設け、エンジン回転速度の急変に対応して電動ウォータポンプ33の制御Duty比を適正な値(前記適正上限制御Duty比、および、前記適正下限制御Duty比)とするようなフィードフォワード制御を実施することにより、エンジン回転速度の急変に伴う機械式ウォータポンプ25の冷却水吐出量の急変によってインタクーラ31に流れ込む冷却水の温度が急上昇したり急降下したりするといったことを防止できる。これによっても、熱歪みが大きく発生する温度までインタクーラ31の温度を上昇および下降させないようにすることができる。以上の動作が繰り返して実行される。
以上説明したように本実施形態では、電動ウォータポンプ33の前記オンオフ切り替え制御の実行時、電動ウォータポンプ33のオン期間およびオフ期間それぞれを予め設定された限界値以下に制限して前記電動ウォータポンプ33の作動(オン)と非作動(オフ)とを切り替えるようにしている。そして、この電動ウォータポンプ33のオン期間およびオフ期間それぞれを予め設定された限界値としては、前記熱歪みが発生する温度までインタクーラ31の温度を上昇および下降させない値として予め実験やシミュレーションによって設定されている。このため、インタクーラ31に高温度の冷却水が長期間に亘って流れ続けるといった状況を招いたり、インタクーラ31に低温度の冷却水が長期間に亘って流れ続けるといった状況を招いたりすることはない。その結果、高温度の冷却水が長期間に亘って流れ続けることで高温になったインタクーラ31に対して低温度の冷却水が流れ込んでインタクーラ31に熱歪みが発生してしまったり、低温度の冷却水が長期間に亘って流れ続けることで低温になったインタクーラ31に対して高温度の冷却水が流れ込んでインタクーラ31に熱歪みが発生してしまったりすることを抑制できる。
また、本実施形態の構成では、導入路4にチェック弁41を設けることで、内燃機関冷却水循環路2からインタクーラ冷却水循環路3への冷却水の導入状態を調整するようにしているので、特別なロータリタイプの切り替えバルブや電磁弁タイプの切り替えバルブを設ける必要がない。つまり、ロータリタイプの切り替えバルブを設ける場合には、DCモータや開度センサ等が必要となり、コストの高騰を招くことになるが、チェック弁41を設けることでコストの低廉化を図ることができる。また、電磁弁タイプの切り替えバルブを設ける場合には、大型の電磁コイルが必要となり、冷却装置の大型化を招くことになるが、チェック弁41を設けることで冷却装置の小型化を図ることができる。
−他の実施形態−
以上説明した実施形態では、本発明を自動車用内燃機関の冷却装置1として適用した場合について説明した。本発明は、自動車用に限らず、その他の用途に使用される内燃機関の冷却装置にも適用可能である。
また、前記実施形態では、内燃機関冷却水循環路2に備えられるウォータポンプ25を機械式のものとしていた。本発明はこれに限らず、この内燃機関冷却水循環路2に備えられるウォータポンプを電動式のものとしてもよい。
本発明は、過給機を備えた自動車用内燃機関の冷却装置であって、内燃機関冷却水循環路とインタクーラ冷却水循環路とが連通された冷却装置に適用可能である。
1 冷却装置
2 内燃機関冷却水循環路
21 内燃機関本体
25 機械式ウォータポンプ
3 インタクーラ冷却水循環路
31 インタクーラ
33 電動ウォータポンプ
4 導入路
10 ECU

Claims (1)

  1. 内燃機関本体の冷却水通路およびウォータポンプを備え、このウォータポンプの作動によって冷却水の循環が可能な内燃機関冷却水循環路と、インタクーラおよび電動ウォータポンプを備え、この電動ウォータポンプの作動によって冷却水の循環が可能なインタクーラ冷却水循環路と、前記内燃機関冷却水循環路から前記インタクーラ冷却水循環路へ冷却水を導入する導入路とを備えた内燃機関の冷却装置において、
    前記電動ウォータポンプは、要求される単位時間当たりの冷却水吐出量が所定量以上である際に冷却水吐出量を調整するDuty制御、および、要求される単位時間当たりの冷却水吐出量が所定量未満である際に作動と非作動とが切り替えられるオンオフ切り替え制御を行うものとなっており、
    前記電動ウォータポンプの前記オンオフ切り替え制御の実行時、ポンプオン期間およびポンプオフ期間それぞれを予め設定された限界値以下に制限して前記電動ウォータポンプの作動と非作動とを切り替える構成となっていることを特徴とする内燃機関の冷却装置。
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