JP2016132525A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被記録媒体を支持して移動可能な搬送ベルトにおける搬送精度のばらつきを抑制する。
【解決手段】被記録媒体Pを支持して移動可能な搬送ベルト10と、搬送ベルト10を把持して移動する把持部19と、を有する搬送部3と、搬送ベルト10に支持された被記録媒体Pに記録可能な記録部7と、を備えることを特徴とする記録装置1。このような構成の記録装置1とすることにより、被記録媒体Pを支持して移動可能な搬送ベルト10における搬送精度のばらつきを抑制することが可能になる。
【選択図】図1
【解決手段】被記録媒体Pを支持して移動可能な搬送ベルト10と、搬送ベルト10を把持して移動する把持部19と、を有する搬送部3と、搬送ベルト10に支持された被記録媒体Pに記録可能な記録部7と、を備えることを特徴とする記録装置1。このような構成の記録装置1とすることにより、被記録媒体Pを支持して移動可能な搬送ベルト10における搬送精度のばらつきを抑制することが可能になる。
【選択図】図1
Description
本発明は、記録装置に関する。
従来から、被記録媒体を支持して移動可能な搬送ベルトを備え、該搬送ベルトに支持された被記録媒体に記録することが可能な記録装置が使用されている。このような記録装置の搬送ベルトは、例えば搬送ベルトとしての無端ベルトのつなぎ目のように、つなぎ目を有する場合が多い。このため、例えば無端ベルトが架けられたローラー(特に駆動ローラー)においてつなぎ目が滑るなどして、つなぎ目に起因して搬送精度にバラツキが生じる場合がある。
このような搬送精度のバラツキを抑制する技術として、例えば、特許文献1には、駆動ローラーと従動ローラーとに架けられた無端ベルトを搬送ベルトとして備え、ロータリーエンコーダーを複数設け、つなぎ目にかからない方のロータリーエンコーダーの検出結果に基づいて搬送ベルトの移動量を制御する技術が開示されている。
このような搬送精度のバラツキを抑制する技術として、例えば、特許文献1には、駆動ローラーと従動ローラーとに架けられた無端ベルトを搬送ベルトとして備え、ロータリーエンコーダーを複数設け、つなぎ目にかからない方のロータリーエンコーダーの検出結果に基づいて搬送ベルトの移動量を制御する技術が開示されている。
近年の記録装置の解像度は高く、高い搬送精度が要求されている。しかしながら、特許文献1の装置は駆動ローラーにおけるつなぎ目の滑りなどを抑制する構成とはなっておらず、複数のロータリーエンコーダーを用いた搬送ベルトの移動量の制御にすぎないので、要求される搬送精度のバラツキを抑制することに至らない場合があった。
このように、従来の被記録媒体を支持して移動可能な搬送ベルトを備える記録装置においては、搬送精度のばらつきを抑制することが困難であった。
このように、従来の被記録媒体を支持して移動可能な搬送ベルトを備える記録装置においては、搬送精度のばらつきを抑制することが困難であった。
そこで、本発明の目的は、被記録媒体を支持して移動可能な搬送ベルトにおける搬送精度のばらつきを抑制することである。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の記録装置は、被記録媒体を支持して移動可能な搬送ベルトと、前記搬送ベルトを把持して移動する把持部と、を有する搬送部と、前記搬送ベルトに支持された前記被記録媒体に記録可能な記録部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様の記録装置は、前記第1の態様において、前記把持部は、前記搬送ベルトの幅方向における端部を把持して移動可能であることを特徴とする。
本発明の第3の態様の記録装置は、前記第2の態様において、前記搬送部は、前記把持部を前記搬送ベルトの幅方向における両端部に有していることを特徴とする。
本発明の第4の態様の記録装置は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、前記記録部と対向する位置を含む領域に設けられ、前記記録部側とは反対側から前記搬送ベルトを支持する搬送ベルト支持部を備えることを特徴とする。
本発明の第5の態様の記録装置は、前記第4の態様において、前記搬送ベルト支持部は、前記搬送ベルトの吸着機構を有し、前記搬送ベルトの停止時においては前記搬送ベルトを吸着し、前記搬送ベルトの移動時においては前記搬送ベルトの吸着を解除することを特徴とする。
本発明の第6の態様の記録装置は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、前記搬送ベルトは、複数のローラーに架けられた無端ベルトであることを特徴とする。
本発明の第7の態様の記録装置は、前記第6の態様において、前記複数のローラーのうちの少なくとも1つは、前記把持部による前記搬送ベルトの移動を補助する駆動ローラーであることを特徴とする。
本発明の第8の態様の記録装置は、前記第1から第7のいずれか1つの態様において、前記把持部は、前記記録部と対向する位置を把持範囲として有し、前記記録部により前記被記録媒体に記録をする際、前記記録部と対向する把持範囲から退避することを特徴とする。
本発明の第9の態様の記録装置は、前記第1から第8のいずれか1つの態様において、前記把持部の位置を検出可能なエンコーダーと、前記エンコーダーによる検出結果に基づいて前記把持部の移動を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、被記録媒体を支持して移動可能な搬送ベルトにおける搬送精度のばらつきを抑制することができる。
[実施例1](図1〜図5)
以下に、本発明の実施例に係る記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本発明の実施例1に係る記録装置1の概要について説明する。
図1は本実施例の記録装置1の概略側面図である。
以下に、本発明の実施例に係る記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本発明の実施例1に係る記録装置1の概要について説明する。
図1は本実施例の記録装置1の概略側面図である。
本実施例の記録装置1は、記録を行うための被記録媒体PのロールR1を繰り出すことが可能な繰出部2を備えている。また、粘着剤が付着された支持面Fで被記録媒体Pを支持する粘着性ベルト10により被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する搬送部としての搬送機構3を備えている。また、被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する往復移動方向Bに記録部としての記録ヘッド7を往復走査させて記録する記録機構4を備えている。また、粘着性ベルト10の洗浄機構15を備えている。さらに、被記録媒体Pを巻き取る巻取軸17と巻き取られている被記録媒体Pを切断するカッター16とを有する巻取機構18を備えている。
繰出部2は、記録を行うための被記録媒体PのロールR1のセット位置を兼ねる回転軸5を備え、回転軸5にセットされたロールR1から従動ローラー6を介して被記録媒体Pを搬送機構3に繰り出すことが可能な構成となっている。なお、被記録媒体Pを搬送機構3に繰り出す際、回転軸5は回転方向Cに回転する。
搬送機構3は、繰出部2から繰り出された被記録媒体Pを載置して搬送する粘着性ベルト10と、無端ベルトである該粘着性ベルト10を架けるローラー8及び9とを備えている。そして、粘着性ベルト10を把持して方向Dに移動可能な把持部19、把持部19の支持部20、方向Dに延設され支持部20が載置されるレール21(方向Dにおける把持部19の移動可能範囲)を備えている。ここで、支持部20とレール21とでリニアモーターである把持部移動モーター34(図2参照)及びリニアエンコーダー40(図2参照)を構成している。
このような構成により、本実施例の搬送機構3は、粘着性ベルト10を把持部19で把持した状態で方向Dのうちの図中の左側から右側方向に移動することと、把持部19での粘着性ベルト10を把持しない状態で方向Dのうちの図中の右側から左側方向に移動することと、を繰り返すことで、粘着性ベルト10を方向Eに移動させ、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送させることができる。
なお、粘着性ベルト10が架けられたローラー8及び9のうちのローラー9は、駆動動力源と接続されていない従動ローラーである。一方、ローラー8は、搬送補助モーター31(図2参照)と接続されており、駆動ローラーとして、把持部19による粘着性ベルト10の移動及び停止を補助することが可能である。
ここで、被記録媒体Pは加圧ローラー12により粘着性ベルト10の支持面Fに加圧されて貼り付けられて載置される。
なお、本実施例の記録装置1における搬送ベルトは粘着性ベルトであるが、粘着性ベルトに限定されない。例えば、静電吸着式の搬送ベルトを用いてもよい。
なお、粘着性ベルト10が架けられたローラー8及び9のうちのローラー9は、駆動動力源と接続されていない従動ローラーである。一方、ローラー8は、搬送補助モーター31(図2参照)と接続されており、駆動ローラーとして、把持部19による粘着性ベルト10の移動及び停止を補助することが可能である。
ここで、被記録媒体Pは加圧ローラー12により粘着性ベルト10の支持面Fに加圧されて貼り付けられて載置される。
なお、本実施例の記録装置1における搬送ベルトは粘着性ベルトであるが、粘着性ベルトに限定されない。例えば、静電吸着式の搬送ベルトを用いてもよい。
記録機構4は、記録ヘッド7を搭載するキャリッジを往復移動方向Bに往復移動させるキャリッジモーター30(図2参照)を有している。なお、図1において往復移動方向Bは紙面に対して垂直方向である。
記録の際、記録ヘッド7を往復走査させて記録するが、記録走査中(記録ヘッド7の移動中)は、搬送機構3は被記録媒体Pの搬送を停止させる。別の表現をすると、記録の際、記録ヘッド7の往復走査と被記録媒体Pの搬送は交互に行われる。すなわち、記録の際、記録ヘッド7の往復走査に対応して、搬送機構3は被記録媒体Pを間欠搬送させている。
本実施例の記録装置1では、記録ヘッド7を往復走査させて記録する記録機構4を備えているが、このような構成の記録機構に限定されず、搬送方向Aと交差する方向にインクを吐出するノズル列を設けた所謂ラインヘッドを有する記録機構を備えていてもよい。さらには、転写式の記録部を備える記録機構など、インクジェット式の記録ヘッド以外の記録部を備える記録機構を備えていてもよい。
記録の際、記録ヘッド7を往復走査させて記録するが、記録走査中(記録ヘッド7の移動中)は、搬送機構3は被記録媒体Pの搬送を停止させる。別の表現をすると、記録の際、記録ヘッド7の往復走査と被記録媒体Pの搬送は交互に行われる。すなわち、記録の際、記録ヘッド7の往復走査に対応して、搬送機構3は被記録媒体Pを間欠搬送させている。
本実施例の記録装置1では、記録ヘッド7を往復走査させて記録する記録機構4を備えているが、このような構成の記録機構に限定されず、搬送方向Aと交差する方向にインクを吐出するノズル列を設けた所謂ラインヘッドを有する記録機構を備えていてもよい。さらには、転写式の記録部を備える記録機構など、インクジェット式の記録ヘッド以外の記録部を備える記録機構を備えていてもよい。
粘着性ベルト10の洗浄機構15は、複数の洗浄ローラーが回転軸方向に連結されて構成された洗浄ブラシ13と、洗浄ブラシ13を洗浄するための洗浄剤が入ったトレイ14と、を有する。
巻取機構18は、記録がなされ、従動ローラー11を介して搬送機構3から搬送された被記録媒体Pを巻き取る機構であり、巻取軸17に巻き取り用の紙管等をセットしてこれに該被記録媒体Pを巻き付けていくことにより、被記録媒体PのロールR2として巻き取ることができる。
次に、本実施例の記録装置1における電気的な構成について説明する。
図2は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部23には、記録装置1の全体の制御を司るCPU24が設けられている。CPU24は、システムバス25を介して、CPU24が実行する各種制御プログラム等を格納したROM26と、データを一時的に格納可能なRAM27と接続されている。
図2は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部23には、記録装置1の全体の制御を司るCPU24が設けられている。CPU24は、システムバス25を介して、CPU24が実行する各種制御プログラム等を格納したROM26と、データを一時的に格納可能なRAM27と接続されている。
また、CPU24は、システムバス25を介して、記録ヘッド7を駆動するためのヘッド駆動部28と接続されている。
また、CPU24は、システムバス25を介して、キャリッジモーター30、搬送補助モーター31、繰出モーター32、巻取モーター33、把持部移動モーター34及びファンモーター35を駆動させるためのモーター駆動部29と接続されている。
また、CPU24は、システムバス25を介して、キャリッジモーター30、搬送補助モーター31、繰出モーター32、巻取モーター33、把持部移動モーター34及びファンモーター35を駆動させるためのモーター駆動部29と接続されている。
ここで、キャリッジモーター30は、記録ヘッド7を搭載したキャリッジを移動させるためのモーターである。また、搬送補助モーター31は、上記の通り、ローラー8を駆動するためのモーターである。また、繰出モーター32は、回転軸5の回転機構であり、被記録媒体Pを搬送機構3に送り出すために回転軸5を駆動するモーターである。また、巻取モーター33は、巻取軸17を回転させるための駆動モーターである。また、把持部移動モーター34は、上記の通り、支持部20とレール21とで構成される把持部19を方向Dに移動させるためのリニアモーターである。そして、ファンモーター35は、後述するファン39(図4及び図5参照)を駆動するモーターである。
また、CPU24は、システムバス25を介して、被記録媒体Pを切断するようカッター16を駆動させるカッター駆動部36と接続されている。
さらに、CPU24は、システムバス25を介して、入出力部37と接続されており、入出力部37は、支持部20とレール21とで構成されるリニアエンコーダー40、記録データ等を外部装置から入力するPC38と接続されている。
さらに、CPU24は、システムバス25を介して、入出力部37と接続されており、入出力部37は、支持部20とレール21とで構成されるリニアエンコーダー40、記録データ等を外部装置から入力するPC38と接続されている。
次に、本実施例の記録装置1の要部である搬送機構3について説明する。
図3は、本実施例の搬送機構3を表す概略平面図である。このうち、図3(A)は、把持部19の方向Dにおける移動範囲において、搬送方向A(方向E)における一番上流側に把持部19が位置する状態を表している。また、図3(B)は、把持部19の方向Dにおける移動範囲において、搬送方向A(方向E)における一番下流側に把持部19が位置する状態を表している。
また、図4は、本実施例の搬送機構3を表す概略側面図である。このうち、図4(A)は、図3(A)に対応し、把持部19の方向Dにおける移動範囲において、搬送方向A(方向E)における一番上流側に把持部19が位置する状態を表している。また、図4(B)は、図3(B)に対応し、把持部19の方向Dにおける移動範囲において、搬送方向A(方向E)における一番下流側に把持部19が位置する状態を表している。
また、図5は、本実施例の搬送機構3を表す概略正面図である。このうち、図5(A)は、把持部19が粘着性ベルト10を把持している状態(被記録媒体Pを搬送可能な状態)を表している。また、図5(B)は、把持部19が粘着性ベルト10を把持していない状態(被記録媒体Pを搬送できない状態)であって、把持部19が退避している状態を表している。
図3は、本実施例の搬送機構3を表す概略平面図である。このうち、図3(A)は、把持部19の方向Dにおける移動範囲において、搬送方向A(方向E)における一番上流側に把持部19が位置する状態を表している。また、図3(B)は、把持部19の方向Dにおける移動範囲において、搬送方向A(方向E)における一番下流側に把持部19が位置する状態を表している。
また、図4は、本実施例の搬送機構3を表す概略側面図である。このうち、図4(A)は、図3(A)に対応し、把持部19の方向Dにおける移動範囲において、搬送方向A(方向E)における一番上流側に把持部19が位置する状態を表している。また、図4(B)は、図3(B)に対応し、把持部19の方向Dにおける移動範囲において、搬送方向A(方向E)における一番下流側に把持部19が位置する状態を表している。
また、図5は、本実施例の搬送機構3を表す概略正面図である。このうち、図5(A)は、把持部19が粘着性ベルト10を把持している状態(被記録媒体Pを搬送可能な状態)を表している。また、図5(B)は、把持部19が粘着性ベルト10を把持していない状態(被記録媒体Pを搬送できない状態)であって、把持部19が退避している状態を表している。
図3から図5で表されるように、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pを支持して移動可能な粘着性ベルト10を把持して移動する把持部19を有している。このように、把持部19により粘着性ベルト10を移動させる構成であるため、粘着性ベルト10を架ける駆動ローラーで搬送ベルトのつなぎ目が滑るということなどの搬送精度がばらつく要因が取り除かれている。このため、搬送精度のばらつきを抑制できる構成になっている。
なお、図3で表されるように、本実施例の把持部19は、粘着性ベルト10の幅方向(被記録媒体Pの支持面Fに沿う方向であって粘着性ベルト10が移動する方向Eと交差する方向)に相当する往復移動方向Bにおける端部を把持して方向Dに移動可能である。
このため、把持部19は粘着性ベルト10を把持しやすい位置で把持しており、記録装置1の装置構成を簡単にしている。
このため、把持部19は粘着性ベルト10を把持しやすい位置で把持しており、記録装置1の装置構成を簡単にしている。
また、図4及び図5で表されるように、本実施例の記録装置1は、記録ヘッド7が往復走査することにより該記録ヘッド7と対向する位置を含む領域に、記録ヘッド7側(上側)とは反対側(下側)から粘着性ベルト10を支持する搬送ベルト支持部22を備えている。
ここで、「記録ヘッド7と対向する位置」とは、記録ヘッド7の移動範囲における記録ヘッド7と対向し得る少なくとも一部の位置である。
このように、搬送ベルト支持部22で粘着性ベルト10を支持する構成であるため、記録ヘッド7による記録領域における粘着性ベルト10の撓みやばたつき等を抑制でき、記録品質の低下を抑制できる。
ここで、「記録ヘッド7と対向する位置」とは、記録ヘッド7の移動範囲における記録ヘッド7と対向し得る少なくとも一部の位置である。
このように、搬送ベルト支持部22で粘着性ベルト10を支持する構成であるため、記録ヘッド7による記録領域における粘着性ベルト10の撓みやばたつき等を抑制でき、記録品質の低下を抑制できる。
ここで、搬送ベルト支持部22は、粘着性ベルト10の吸着機構としてのファン39を有している。具体的には、搬送ベルト支持部22の粘着性ベルト10に対する接触面(上面)に複数の孔が設けられているとともに搬送ベルト支持部22の下部にファン39が設けられ、ファン39を駆動して搬送ベルト支持部22の内部を負圧にすることで、粘着性ベルト10を該接触面に吸着できる構成になっている。このような構成の吸着機構を制御部23で制御することにより、粘着性ベルト10の停止時においては粘着性ベルト10を吸着し、粘着性ベルト10の移動時においては粘着性ベルト10の吸着を解除することができる。
このため、粘着性ベルト10の停止時においては粘着性ベルト10を吸着させてブレーキをかけることにより粘着性ベルト10の移動を高い精度で停止でき、粘着性ベルト10の移動時においては搬送負荷を低減することができる。
このため、粘着性ベルト10の停止時においては粘着性ベルト10を吸着させてブレーキをかけることにより粘着性ベルト10の移動を高い精度で停止でき、粘着性ベルト10の移動時においては搬送負荷を低減することができる。
また、図3及び図4で表されるように、本実施例の粘着性ベルト10は、複数のローラーであるローラー8及び9に架けられた無端ベルトである。無端ベルトは構成が簡単なため、本実施例の記録装置1は、搬送ベルトを簡単に構成している。
なお、本実施例の粘着性ベルト10は2つのローラーに架けられた無端ベルトであるが、3つ以上のローラーに架けられた無端ベルトとしてもよい。
なお、本実施例の粘着性ベルト10は2つのローラーに架けられた無端ベルトであるが、3つ以上のローラーに架けられた無端ベルトとしてもよい。
ここで、上記のように、複数のローラーであるローラー8及び9のうちのローラー8は、把持部19による粘着性ベルト10の移動を補助する駆動ローラーである。
そして、制御部23の制御により、粘着性ベルト10の停止時においてはローラー8が停止するように駆動力を付加して粘着性ベルト10に負荷をかけてブレーキをかけ、粘着性ベルト10の移動時においてはローラー8が回転方向Cに回転するように駆動力を付加して粘着性ベルト10の移動の補助している。こうして、把持部19の負荷を低減している。
ここで、駆動ローラーであるローラー8に粘着性ベルト10のつなぎ目がかかると粘着性ベルト10が滑り易くなることが考えられるが、ローラー8は把持部19による粘着性ベルト10の移動を補助するにすぎないので、搬送精度のばらつきは抑制できている。
なお、本実施例の記録装置1は、複数のローラーのうちの1つが把持部19による粘着性ベルト10の移動を補助する駆動ローラーであるが、このような構成には限定されない。例えば、複数のローラーのうちの何れもが従動ローラーであってもよい。ただし、複数のローラーのうちの少なくとも1つが把持部19による粘着性ベルト10の移動を補助する駆動ローラーであることが好ましい。
そして、制御部23の制御により、粘着性ベルト10の停止時においてはローラー8が停止するように駆動力を付加して粘着性ベルト10に負荷をかけてブレーキをかけ、粘着性ベルト10の移動時においてはローラー8が回転方向Cに回転するように駆動力を付加して粘着性ベルト10の移動の補助している。こうして、把持部19の負荷を低減している。
ここで、駆動ローラーであるローラー8に粘着性ベルト10のつなぎ目がかかると粘着性ベルト10が滑り易くなることが考えられるが、ローラー8は把持部19による粘着性ベルト10の移動を補助するにすぎないので、搬送精度のばらつきは抑制できている。
なお、本実施例の記録装置1は、複数のローラーのうちの1つが把持部19による粘着性ベルト10の移動を補助する駆動ローラーであるが、このような構成には限定されない。例えば、複数のローラーのうちの何れもが従動ローラーであってもよい。ただし、複数のローラーのうちの少なくとも1つが把持部19による粘着性ベルト10の移動を補助する駆動ローラーであることが好ましい。
また、上記のように、本実施例の支持部20とレール21とで方向Dにおける把持部19の位置を検出可能なリニアエンコーダー40を構成している。そして、制御部23は、リニアエンコーダー40による検出結果に基づいて把持部19の移動を制御することができる。このため、リニアエンコーダー40により高い精度で把持部19の位置を管理して該把持部19を移動させているので、特に高い精度で搬送精度のばらつきを抑制している。
なお、本実施例のエンコーダーはリニアエンコーダーであるが、リニアエンコーダーの代わりにモーターエンコーダーなど他の構成のエンコーダーを使用してもよい。
なお、本実施例のエンコーダーはリニアエンコーダーであるが、リニアエンコーダーの代わりにモーターエンコーダーなど他の構成のエンコーダーを使用してもよい。
また本実施例の記録装置1において、把持部19は、記録ヘッド7と対向する位置を、粘着性ベルト10を把持して方向Dに移動する際の、把持範囲として有している。
ここで、把持部19はレール21に沿って方向Dに移動可能であるほか、支持部20及びレール21と共に、往復移動方向Bに沿う方向及び支持面Fと交差する方向である鉛直方向Gにも移動可能である。
このような構成であるため、図5(B)で表されるように、把持部19は、記録ヘッド7によって被記録媒体Pに記録をする際、例えば、間欠搬送時における停止時において、制御部23の制御により、記録ヘッド7と対向する把持範囲から退避する。
このように、把持部19は、記録ヘッド7と対向する位置を把持範囲として有するため、特に高い精度で被記録媒体Pを搬送することが要求される領域(記録ヘッド7と対向する位置)において搬送精度のばらつきを抑制できる。また、把持部19は、記録をする際、記録ヘッド7と対向する把持範囲から退避するため、把持部19が記録ヘッド7と干渉することを抑制できる。
なお、本実施例の把持部19は、図5(B)で表されるように、往復移動方向Bに沿う方向において粘着性ベルト10の外側であって支持面Fよりも鉛直方向Gにおいて下側に退避可能な構成であるが、退避位置は限定されない。
ここで、把持部19はレール21に沿って方向Dに移動可能であるほか、支持部20及びレール21と共に、往復移動方向Bに沿う方向及び支持面Fと交差する方向である鉛直方向Gにも移動可能である。
このような構成であるため、図5(B)で表されるように、把持部19は、記録ヘッド7によって被記録媒体Pに記録をする際、例えば、間欠搬送時における停止時において、制御部23の制御により、記録ヘッド7と対向する把持範囲から退避する。
このように、把持部19は、記録ヘッド7と対向する位置を把持範囲として有するため、特に高い精度で被記録媒体Pを搬送することが要求される領域(記録ヘッド7と対向する位置)において搬送精度のばらつきを抑制できる。また、把持部19は、記録をする際、記録ヘッド7と対向する把持範囲から退避するため、把持部19が記録ヘッド7と干渉することを抑制できる。
なお、本実施例の把持部19は、図5(B)で表されるように、往復移動方向Bに沿う方向において粘着性ベルト10の外側であって支持面Fよりも鉛直方向Gにおいて下側に退避可能な構成であるが、退避位置は限定されない。
[実施例2](図6)
次に、本発明の実施例2に係る記録装置について説明する。
図6は本発明の実施例2に係る記録装置1の要部である搬送機構3の概略平面図であり、実施例1の搬送機構3を表す図3に対応する図である。なお、上記実施例1と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
本実施例の記録装置1は、搬送機構3の構成のみが実施例1の記録装置1と相違する。
次に、本発明の実施例2に係る記録装置について説明する。
図6は本発明の実施例2に係る記録装置1の要部である搬送機構3の概略平面図であり、実施例1の搬送機構3を表す図3に対応する図である。なお、上記実施例1と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
本実施例の記録装置1は、搬送機構3の構成のみが実施例1の記録装置1と相違する。
実施例1の記録装置1は、1つの把持部19を備え、該把持部19が粘着性ベルト10の幅方向における一方の端部を把持して粘着性ベルト10を方向Eに移動可能な構成であった。
一方、本実施例の記録装置1は、図6(A)及び図6(B)で表されるように、2つの把持部19を備え、該2つの把持部19で粘着性ベルト10の幅方向における両方の端部を把持して粘着性ベルト10を方向Eに移動可能な構成である。
一方、本実施例の記録装置1は、図6(A)及び図6(B)で表されるように、2つの把持部19を備え、該2つの把持部19で粘着性ベルト10の幅方向における両方の端部を把持して粘着性ベルト10を方向Eに移動可能な構成である。
このように、本実施例の搬送機構3は、把持部19を粘着性ベルト10の幅方向における両端部に有している。このため、本実施例の搬送機構3は両端部の把持部19によって粘着性ベルト10を確りと把持でき、被記録媒体Pの搬送を安定させることができ、搬送精度のばらつきを効果的に抑制することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
以上、本発明について具体的な実施例に基づいて詳述した。ここで、本発明について、もう一度まとめて説明する。
以上、本発明について具体的な実施例に基づいて詳述した。ここで、本発明について、もう一度まとめて説明する。
本発明の第1の態様の記録装置1は、被記録媒体Pを支持して移動可能な搬送ベルト10と、搬送ベルト10を把持して移動する把持部19と、を有する搬送部3と、搬送ベルト10に支持された被記録媒体Pに記録可能な記録部7と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体Pを支持して移動可能な搬送ベルト10と、搬送ベルト10を把持して移動する把持部19と、を有する搬送部3を備える。すなわち、把持部19により搬送ベルト10を移動させる。このため、搬送ベルト10の駆動ローラーにおいて搬送ベルト10のつなぎ目が滑るということなどの搬送精度がばらつく要因を取り除くことが可能になり、搬送精度のばらつきを抑制できる。
本発明の第2の態様の記録装置1は、前記第1の態様において、把持部19は、搬送ベルト10の幅方向における端部を把持して移動可能であることを特徴とする。
ここで、「搬送ベルト10の幅方向」とは、搬送ベルト10の被記録媒体Pの支持面Fに沿う方向であって搬送ベルト10が移動する方向Eと交差する方向を意味する。
本態様によれば、把持部19は搬送ベルト10の幅方向における端部を把持して移動可能である。このため、把持部19は搬送ベルト10を把持しやすい位置で把持できることとなり、装置構成を簡単にすることができる。
本態様によれば、把持部19は搬送ベルト10の幅方向における端部を把持して移動可能である。このため、把持部19は搬送ベルト10を把持しやすい位置で把持できることとなり、装置構成を簡単にすることができる。
本発明の第3の態様の記録装置1は、前記第2の態様において、搬送部3は、把持部19を搬送ベルト10の幅方向における両端部に有していることを特徴とする。
本態様によれば、搬送部3は把持部19を搬送ベルト10の幅方向における両端部に有している。このため、搬送部3は両端部の把持部19によって搬送ベルト10を確りと把持でき、被記録媒体Pの搬送が安定し、搬送精度のばらつきを効果的に抑制できる。
本発明の第4の態様の記録装置1は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、記録部7と対向する位置を含む領域に設けられ、記録部7側とは反対側から搬送ベルト10を支持する搬送ベルト支持部22を備えることを特徴とする。
ここで、「記録部7と対向する位置」とは、記録部7が移動可能な構成である場合において、記録部7が該記録部7の移動範囲を移動した場合における記録部7と対向し得る少なくとも一部の位置を含むことを意味する。
本態様によれば、記録部7と対向する位置を含む領域に設けられ、記録部7側とは反対側から搬送ベルト10を支持する搬送ベルト支持部22を備える。このため、記録部7による記録領域における搬送ベルト10の撓みやばたつき等を抑制でき、記録品質の低下を抑制できる。
本態様によれば、記録部7と対向する位置を含む領域に設けられ、記録部7側とは反対側から搬送ベルト10を支持する搬送ベルト支持部22を備える。このため、記録部7による記録領域における搬送ベルト10の撓みやばたつき等を抑制でき、記録品質の低下を抑制できる。
本発明の第5の態様の記録装置1は、前記第4の態様において、搬送ベルト支持部22は、搬送ベルト10の吸着機構39を有し、搬送ベルト10の停止時においては搬送ベルト10を吸着し、搬送ベルト10の移動時においては搬送ベルト10の吸着を解除することを特徴とする。
本態様によれば、搬送ベルト支持部22は、搬送ベルト10の停止時においては搬送ベルト10を吸着し、搬送ベルト10の移動時においては搬送ベルト10の吸着を解除する。このため、搬送ベルト10の停止時においては搬送ベルト10を吸着させてブレーキをかけることにより搬送ベルト10の移動を高い精度で停止でき、搬送ベルト10の移動時においては吸着を解除して搬送負荷を低減することができる。
本発明の第6の態様の記録装置1は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、搬送ベルト10は、複数のローラー8及び9に架けられた無端ベルトであることを特徴とする。
本態様によれば、搬送ベルト10は複数のローラー8及び9に架けられた無端ベルトである。無端ベルトは構成が簡単なため、搬送ベルト10を簡単に構成できる。
本発明の第7の態様の記録装置1は、前記第6の態様において、複数のローラー8及び9のうちの少なくとも1つは、把持部19による搬送ベルト10の移動を補助する駆動ローラー8であることを特徴とする。
本態様によれば、複数のローラー8及び9のうちの少なくとも1つは、把持部19による搬送ベルト10の移動を補助する駆動ローラー8である。このため、搬送ベルト10の停止時においてはローラー8が停止するように駆動力を付加して搬送ベルト10に負荷をかけてブレーキをかけ、搬送ベルト10の移動時においてはローラー8が回転するように駆動力を付加して搬送ベルト10の移動の補助をすることで、把持部19の負荷を低減できる。
なお、駆動ローラー8に搬送ベルト10のつなぎ目がかかると搬送ベルト10が滑り易くなることが考えられるが、駆動ローラー8は把持部19による搬送ベルト10の移動を補助するにすぎないので、搬送精度のばらつきを抑制できる。
なお、駆動ローラー8に搬送ベルト10のつなぎ目がかかると搬送ベルト10が滑り易くなることが考えられるが、駆動ローラー8は把持部19による搬送ベルト10の移動を補助するにすぎないので、搬送精度のばらつきを抑制できる。
本発明の第8の態様の記録装置1は、前記第1から第7のいずれか1つの態様において、把持部19は、記録部7と対向する位置を把持範囲として有し、記録部7により被記録媒体Pに記録をする際、記録部7と対向する把持範囲から退避することを特徴とする。
本態様によれば、把持部19は、記録部7と対向する位置を把持範囲として有するため、特に高い精度で被記録媒体Pを搬送することが要求される領域(記録部7と対向する位置)において搬送精度のばらつきを抑制できる。また、把持部19は、記録をする際、記録部7と対向する把持範囲から退避するため、把持部19が記録部7と干渉することを抑制できる。
本発明の第9の態様の記録装置1は、前記第1から第8のいずれか1つの態様において、把持部19の位置を検出可能なエンコーダー40と、エンコーダー40による検出結果に基づいて把持部19の移動を制御する制御部23と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、把持部19の位置を検出可能なエンコーダー40と、エンコーダー40による検出結果に基づいて把持部19の移動を制御する制御部23と、を備える。このため、高い精度で把持部19の位置を管理して該把持部19を移動させることができ、特に高い精度で搬送精度のばらつきを抑制できる。
1…記録装置、2…繰出部、3…搬送機構(搬送部)、4…記録機構、
5…繰出部2の回転軸、6…従動ローラー、7…記録ヘッド(記録部)、
8…ローラー(駆動ローラー)、9…ローラー、10…粘着性ベルト(搬送ベルト)、
11…従動ローラー、12…加圧ローラー、13…洗浄ブラシ、14…トレイ、
15…洗浄機構、16…カッター、17…巻取軸、18…巻取機構、19…把持部、
20…支持部、21…レール、22…搬送ベルト支持部、23…制御部、
24…CPU、25…システムバス、26…ROM、27…RAM、
28…ヘッド駆動部、29…モーター駆動部、30…キャリッジモーター、
31…搬送補助モーター、32…繰出モーター、33…巻取モーター、
34…把持部移動モーター、35…ファンモーター、36…カッター駆動部、
37…入出力部、38…PC、39…ファン、40…リニアエンコーダー、
F…支持面、P…被記録媒体、R1…被記録媒体Pのロール、
R2…被記録媒体Pのロール
5…繰出部2の回転軸、6…従動ローラー、7…記録ヘッド(記録部)、
8…ローラー(駆動ローラー)、9…ローラー、10…粘着性ベルト(搬送ベルト)、
11…従動ローラー、12…加圧ローラー、13…洗浄ブラシ、14…トレイ、
15…洗浄機構、16…カッター、17…巻取軸、18…巻取機構、19…把持部、
20…支持部、21…レール、22…搬送ベルト支持部、23…制御部、
24…CPU、25…システムバス、26…ROM、27…RAM、
28…ヘッド駆動部、29…モーター駆動部、30…キャリッジモーター、
31…搬送補助モーター、32…繰出モーター、33…巻取モーター、
34…把持部移動モーター、35…ファンモーター、36…カッター駆動部、
37…入出力部、38…PC、39…ファン、40…リニアエンコーダー、
F…支持面、P…被記録媒体、R1…被記録媒体Pのロール、
R2…被記録媒体Pのロール
Claims (9)
- 被記録媒体を支持して移動可能な搬送ベルトと、前記搬送ベルトを把持して移動する把持部と、を有する搬送部と、
前記搬送ベルトに支持された前記被記録媒体に記録可能な記録部と、
を備えることを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置において、
前記把持部は、前記搬送ベルトの幅方向における端部を把持して移動可能であることを特徴とする記録装置。 - 請求項2に記載の記録装置において、
前記搬送部は、前記把持部を前記搬送ベルトの幅方向における両端部に有していることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記記録部と対向する位置を含む領域に設けられ、前記記録部側とは反対側から前記搬送ベルトを支持する搬送ベルト支持部を備えることを特徴とする記録装置。 - 請求項4に記載の記録装置において、
前記搬送ベルト支持部は、
前記搬送ベルトの吸着機構を有し、
前記搬送ベルトの停止時においては前記搬送ベルトを吸着し、前記搬送ベルトの移動時においては前記搬送ベルトの吸着を解除することを特徴とする記録装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記搬送ベルトは、複数のローラーに架けられた無端ベルトであることを特徴とする記録装置。 - 請求項6に記載の記録装置において、
前記複数のローラーのうちの少なくとも1つは、前記把持部による前記搬送ベルトの移動を補助する駆動ローラーであることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記把持部は、
前記記録部と対向する位置を把持範囲として有し、
前記記録部により前記被記録媒体に記録をする際、前記記録部と対向する把持範囲から退避することを特徴とする記録装置。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記把持部の位置を検出可能なエンコーダーと、
前記エンコーダーによる検出結果に基づいて前記把持部の移動を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015007645A JP2016132525A (ja) | 2015-01-19 | 2015-01-19 | 記録装置 |
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JP2015007645A JP2016132525A (ja) | 2015-01-19 | 2015-01-19 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=56425742
Family Applications (1)
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JP2015007645A Pending JP2016132525A (ja) | 2015-01-19 | 2015-01-19 | 記録装置 |
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JP (1) | JP2016132525A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018193199A (ja) * | 2017-05-19 | 2018-12-06 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
JP2020082436A (ja) * | 2018-11-20 | 2020-06-04 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェットプリンター |
CN112549775A (zh) * | 2019-09-26 | 2021-03-26 | 精工爱普生株式会社 | 液体喷出装置及输送带的输送方法 |
-
2015
- 2015-01-19 JP JP2015007645A patent/JP2016132525A/ja active Pending
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CN108946235A (zh) * | 2017-05-19 | 2018-12-07 | 精工爱普生株式会社 | 印刷装置 |
CN108946235B (zh) * | 2017-05-19 | 2021-07-27 | 精工爱普生株式会社 | 印刷装置 |
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CN112549775A (zh) * | 2019-09-26 | 2021-03-26 | 精工爱普生株式会社 | 液体喷出装置及输送带的输送方法 |
CN112549775B (zh) * | 2019-09-26 | 2023-05-16 | 精工爱普生株式会社 | 液体喷出装置及输送带的输送方法 |
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