JP2016132434A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の作業車両においては、被雇用者が自由に正規な作業車両の操作を行うことがしばしばできず、アクセシビリティーがよくないことがあった。【解決手段】 あらかじめ定められたスマートフォン200を認識する短距離通信ユニット112と、短距離通信ユニット112がスマートフォン200を認識しているときには、ユーザーの指示に応じた車体の前後進を行う操作を実行可能にする制御を行う制御装置110と、を備え、制御装置110は、短距離通信ユニット112がスマートフォン200を認識していないときにも、スマートフォン200までの距離が第一所定値を超えていない場合には、車体の前後進を行う操作を実行可能にする制御を行うことを特徴とするトラクター100である。【選択図】 図2

Description

本発明は、トラクターなどの作業車両に関する。
あらかじめ定められた通信端末を認識する作業車両が、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
このような作業車両においては、通信端末が認識されているときには、ユーザーの指示に応じたエンジンの始動を行う操作を実行可能にする制御が行われ、通信端末が認識されていないときには、エンジンの始動を行う操作を実行不可能にする制御が行われる。
そのため、被雇用者が勝手に不正な作業車両の操作を行うことがほとんどできず、高いセキュリティーが実現されている。
特開2014−51194号公報
しかしながら、前述された従来の作業車両においては、被雇用者が自由に正規な作業車両の操作を行うことがしばしばできず、アクセシビリティーがよくないことがあった。
本発明は、前述された従来の課題を考慮し、アクセシビリティーを向上することが可能な作業車両を提供することを目的とする。
第1の本発明は、あらかじめ定められた通信端末を認識する認識部と、
前記認識部が前記通信端末を認識しているときには、ユーザーの指示に応じた所定の操作を実行可能にする制御を行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記認識部が前記通信端末を認識していないときにも、前記通信端末までの距離が第一所定値を超えていない場合には、前記所定の操作を実行可能にする制御を行うことを特徴とする作業車両である。
これにより、認識部が通信端末を認識しているときには、ユーザーの指示に応じた所定の操作を実行可能にする制御を行い、認識部が通信端末を認識していないときにも、通信端末までの距離が第一所定値を超えていない場合には、所定の操作を実行可能にする制御を行うので、アクセシビリティーを向上することが可能である。
第2の本発明は、前記制御部は、前記認識部が前記通信端末を認識しておらず、前記通信端末までの前記距離が前記第一所定値を超えているときにも、前記通信端末までの前記距離が前記第一所定値を超えた時点からの経過時間が第二所定値を超えていない場合には、前記所定の操作を実行可能にする制御を行うことを特徴とする、第1の本発明の作業車両である。
これにより、認識部が通信端末を認識しておらず、通信端末までの距離が第一所定値を超えているときにも、通信端末までの距離が第一所定値を超えた時点からの経過時間が第二所定値を超えていない場合には、所定の操作を実行可能にする制御を行うので、アクセシビリティーをより向上することが可能である。
第3の本発明は、前記通信端末までの前記距離は、GPSを利用して算出されることを特徴とする、第1または第2の本発明の作業車両である。
これにより、通信端末までの距離は、GPSを利用して算出されるので、精密な制御を行うことが可能である。
第4の本発明は、あらかじめ定められた通信端末を認識する認識部と、
前記認識部が前記通信端末を認識しているときには、ユーザーの指示に応じた所定の操作を実行可能にする制御を行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記認識部が前記通信端末を認識していないときにも、前記認識部が前記通信端末を認識しなくなった時点からの経過時間が所定値を超えていない場合には、前記所定の操作を実行可能にする制御を行うことを特徴とする作業車両である。
これにより、認識部が通信端末を認識しているときには、ユーザーの指示に応じた所定の操作を実行可能にする制御を行い、認識部が通信端末を認識していないときにも、認識部が通信端末を認識しなくなった時点からの経過時間が所定値を超えていない場合には、所定の操作を実行可能にする制御を行うので、アクセシビリティーを向上することが可能である。
第5の本発明は、前記所定の操作は、車体の前後進を行う操作であることを特徴とする、第1から第4の何れかの本発明の作業車両である。
これにより、所定の操作は、車体の前後進を行う操作であるので、簡素な装置構成で制御を行うことが可能である。
第6の本発明は、前記所定の操作は、エンジンの始動を行う操作であることを特徴とする、第1から第4の何れかの本発明の作業車両である。
これにより、所定の操作は、エンジンの始動を行う操作であるので、簡素な装置構成で制御を行うことが可能である。
本発明によって、アクセシビリティーを向上することが可能な作業車両を提供することができる。
本発明における実施の形態1のトラクターの左側面図 本発明における実施の形態1のトラクターの動力伝達系および制御系のブロック図 本発明における実施の形態1のトラクターの操作コラムカバー近傍の部分斜視図 本発明における実施の形態1のトラクターの上面図 本発明における実施の形態1のトラクターの制御動作を説明する流れ図(その一) 本発明における実施の形態1のトラクターの制御動作を説明する流れ図(その二) 本発明における実施の形態1のトラクターの制御動作を説明する流れ図(その三) 本発明における実施の形態2のトラクターの動力伝達系および制御系のブロック図 本発明における実施の形態2のトラクターの制御動作を説明する流れ図(その一) 本発明における実施の形態2のトラクターの制御動作を説明する流れ図(その二) 本発明における実施の形態2のトラクターの制御動作を説明する流れ図(その三)
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
はじめに、図1〜4を参照しながら、本実施の形態のトラクター100の構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図1は本発明における実施の形態1のトラクター100の左側面図であり、図2は本発明における実施の形態1のトラクター100の動力伝達系および制御系のブロック図であり、図3は本発明における実施の形態1のトラクター100の操作コラムカバー33近傍の部分斜視図であり、図4は本発明における実施の形態1のトラクター100の上面図である。
なお、図2においては、動力伝達系が実線を利用して図示されるとともに、制御系が点線を利用して図示されている。
車体前部のボンネット1の内部には、エンジン2(図2参照)が搭載されている。
トランスミッションケ−ス20(図2参照)は、ステップフロア40の下側に設けられている。
HST11(図2参照)を収納するHSTケース(図示省略)は、トランスミッションケ−ス20の前側に設けられている。
エンジン2の回転動力は、HST11を介してトランスミッションケ−ス20の内部の変速装置に伝えられる。そして、同変速装置で減速された回転動力は、左右の前輪3Lおよび3R、ならびに左右の後輪4Lおよび4Rに伝えられる。
エンジン2の後方には、前輪3Lおよび3Rを操舵するためのステアリングハンドル32が装備されている。
ステアリングハンドル32の後方には、運転席31が設けられている。
車体後部には、ロータリ耕耘装置などの作業機(図示省略)が3点リンク機構などの機構を利用して装着される。
ホースカバー35は、ステアリングハンドル32に接続されたホースを覆っている。
操作コラムカバー33の左側のステップフロア40には、作業者の踏み込み操作に応じて後輪4Lおよび4Rの制動を行うためのブレーキペダル50Lおよび50R(図3参照)が配置されている。
操作コラムカバー33の右側のステップフロア40には、車両の前進および後進を切替えるための前後進ペダル60が配置されている。
制御装置110は、時計ユニット111、短距離通信ユニット112、基地局通信ユニット113、およびGPS通信ユニット114などから信号を入力し、作業車両としてのトラクター100の制御系における各種の制御を行う制御部としての装置である。より具体的には、制御装置110は、メーターパネルECU、操作パネルECU、走行系ECU、3P系ECU、エンジン制御ECU、作業機制御ECU、各種のツール、およびバッテリーが各種のバスおよびポートを利用して接続されたコントロールシステムなどである。
本実施の形態においては、制御装置110は、車体の前後進を行う操作を許可するまたは制限するためにHST11の制御を行う。もちろん、HST11の制御とは異なる手法、たとえば、前後進ペダル60の操作拘束などが車体の前後進を行う操作を許可するまたは制限するために利用されるような実施の形態も、考えられる。
時計ユニット111は、計時機能を実現するためのユニットである。もちろん、時計ユニット111が短距離通信ユニット112または基地局通信ユニット113に内蔵されているような実施の形態も、考えられる。
短距離通信ユニット112は、あらかじめ定められた通信端末としてのスマートフォン200との短距離通信を実行するための、スマートフォン200を認識する認識部としてのユニットである。より具体的には、短距離通信ユニット112は、Bluetooth(登録商標)に対応した短距離無線通信ユニット、または赤外線通信ユニットなどである。
基地局通信ユニット113は、基地局300との基地局通信を実行するためのユニットである。
短距離通信ユニット112および基地局通信ユニット113は、制御装置110と接続カプラーを介して接続される車載情報端末システムとして実装されてもよい。
GPS通信ユニット114は、GPS衛星400とのGPS通信を実行するためのユニットである。
つぎに、図5を主として参照しながら、本実施の形態のトラクター100の構成および動作についてより具体的に説明する。
ここに、図5は、本発明における実施の形態1のトラクター100の制御動作を説明する流れ図(その一)である。
スマートフォン200が認識されているときには、ユーザーの指示に応じた所定の操作としての車体の前後進を行う操作を実行可能にする制御が行われる。
そして、本実施の形態においては、スマートフォン200が認識されていないときにも、GPSを利用して算出されるスマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えていない場合には、車体の前後進を行う操作を実行可能にする制御が行われる。
第一所定値Aは、たとえば、被雇用者によるトラクター100の盗難が発生した場合において、スマートフォン200を所有する雇用者の現場急行が可能である程度の比較的に小さい距離であって、5〜10kmに設定される。
かくの如き制御動作を実現するための制御ルーチンにおいては、車体前後進許可モード、および車体前後進制限モードが実行される。
そのような制御ルーチンについて詳細に説明すると、つぎの通りである。
制御ルーチンが開始されると、スマートフォン200が認識されているか否かが判断される(ステップS111)。
すなわち、短距離通信ユニット112は、スマートフォン200との短距離通信を実行しようとする。そして、制御装置110は、短距離通信の実行が成功した場合にはスマートフォン200が認識されていると判断し、短距離通信の実行が成功しなかった場合にはスマートフォン200が認識されていないと判断する。
スマートフォン200が認識されているときには、車体前後進許可モードが実行される(ステップS112)。
すなわち、制御装置110は、ユーザーの指示に応じた車体の前後進を行う操作を実行可能にする制御を行う。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
スマートフォン200が認識されていないときには、スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えているか否かが判断される(ステップS113)。
すなわち、スマートフォン200は、GPS衛星400とのGPS通信を実行し、スマートフォン200のGPS位置情報を取得する。そして、スマートフォン200は、基地局300との基地局通信を実行し、基地局300にスマートフォン200のGPS位置情報を送信する。さらに、基地局通信ユニット113は、基地局300との基地局通信を実行し、基地局300に送信されてきたスマートフォン200のGPS位置情報を取得する。
GPS通信ユニット114は、GPS衛星400とのGPS通信を実行し、トラクター100のGPS位置情報を取得する。
制御装置110は、スマートフォン200のGPS位置情報、およびトラクター100のGPS位置情報を利用して、スマートフォン200とトラクター100のとの間の距離dを算出する。そして、制御装置110は、距離dが第一所定値Aを超えている場合にはスマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えていると判断し、距離dが第一所定値Aを超えていない場合にはスマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えていないと判断する。
スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えていない場合には、車体前後進許可モードが実行される(ステップS112)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えている場合には、車体前後進制限モードが実行される(ステップS114)。
すなわち、制御装置110は、ユーザーの指示に応じた車体の前後進を行う操作を実行不可能にする制御を行う。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
なお、図6に示されているように、スマートフォン200が認識されておらず、スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えているときにも、スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えた時点からの経過時間が第二所定値Bを超えていない場合には、車体の前後進を行う操作を実行可能にする制御が行われてもよい。
ここに、図6は、本発明における実施の形態1のトラクター100の制御動作を説明する流れ図(その二)である。
第二所定値Bは、たとえば、後述される所定値Cなどに比べて小さい時間であって、0.5〜1時間に設定される。
そのような制御ルーチンについて詳細に説明すると、つぎの通りである。
制御ルーチンが開始されると、スマートフォン200が認識されているか否かが判断される(ステップS121)。
スマートフォン200が認識されているときには、車体前後進許可モードが実行される(ステップS122)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
スマートフォン200が認識されていないときには、スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えているか否かが判断される(ステップS123)。
スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えていない場合には、車体前後進許可モードが実行される(ステップS122)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えている場合には、スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えた時点からの経過時間が第二所定値Bを超えているか否かが判断される(ステップS124)。
すなわち、制御装置110は、時計ユニット111の計時機能を利用して、距離dが第一所定値Aを超えた時点からの経過時間tを算出する。そして、制御装置110は、経過時間tが第二所定値Bを超えている場合にはスマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えた時点からの経過時間が第二所定値Bを超えていると判断し、経過時間tが第二所定値Bを超えていない場合にはスマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えた時点からの経過時間が第二所定値Bを超えていないと判断する。
いうまでもないことであるが、経過時間tは、距離dが第一所定値Aを超えた時点からカウントアップされていき、距離dが第一所定値Aを超えなくなると、その時点でゼロリセットされる。
スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えた時点からの経過時間が第二所定値Bを超えていない場合には、車体前後進許可モードが実行される(ステップS122)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えた時点からの経過時間が第二所定値Bを超えている場合には、車体前後進制限モードが実行される(ステップS125)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
また、図7に示されているように、スマートフォン200が認識されていないときにも、スマートフォン200が認識されなくなった時点からの経過時間が所定値Cを超えていない場合には、車体の前後進を行う操作を実行可能にする制御が行われてもよい。
ここに、図7は、本発明における実施の形態1のトラクター100の制御動作を説明する流れ図(その三)である。
所定値Cは、たとえば、スマートフォン200を所有する雇用者が一日の初めに圃場に現れた場合において、被雇用者によるトラクター100の操作がその後は終日にわたって可能である程度の一日の最大作業時間にほぼ等しい時間であって、6〜10時間に設定される。もちろん、所定値Cが、たとえば、セキュリティーが重視された比較的に小さい時間であって、0.5〜1時間に設定されるような実施の形態も、考えられる。
そのような制御ルーチンについて詳細に説明すると、つぎの通りである。
制御ルーチンが開始されると、スマートフォン200が認識されているか否かが判断される(ステップS131)。
スマートフォン200が認識されているときには、車体前後進許可モードが実行される(ステップS132)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
スマートフォン200が認識されていないときには、スマートフォン200が認識されなくなった時点からの経過時間が所定値Cを超えているか否かが判断される(ステップS133)。
すなわち、制御装置110は、時計ユニット111の計時機能を利用して、スマートフォン200が認識されなくなった時点からの経過時間τを算出する。そして、制御装置110は、経過時間τが所定値Cを超えている場合にはスマートフォン200が認識されなくなった時点からの経過時間が所定値Cを超えていると判断し、経過時間τが所定値Cを超えていない場合にはスマートフォン200が認識されなくなった時点からの経過時間が所定値Cを超えていないと判断する。
いうまでもないことであるが、経過時間τは、スマートフォン200が認識されなくなった時点からカウントアップされていき、スマートフォン200が認識されるようになると、その時点でゼロリセットされる。
スマートフォン200が認識されなくなった時点からの経過時間が所定値Cを超えていない場合には、車体前後進許可モードが実行される(ステップS132)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
スマートフォン200が認識されなくなった時点からの経過時間が所定値Cを超えている場合には、車体前後進制限モードが実行される(ステップS134)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
もちろん、本実施の形態における車体前後進許可モード(図5〜7参照)は、単純に車体の前後進を行う操作を実行可能にするモードであるにとどまらず、より複雑な内容をもったモードであってもよい。たとえば、車体前後進許可モードは、(1)スマートフォン200が認識されている場合においては、車体の前後進を行う操作を含む全ての操作を実行可能にするが、(2)距離dが第一所定値Aを超えていないにすぎない、または経過時間tが第二所定値Bを超えていないにすぎない場合においては、車体の前後進を行う操作、およびPTO駆動を行う操作などを含むいくつかの操作のみを実行可能にするモードであってもよい。
そして、本実施の形態における車体前後進制限モード(図5〜7参照)は、単純に車体の前後進を行う操作を実行不可能にするモードであるにとどまらず、より複雑な内容をもったモードであってもよい。たとえば、車体前後進制限モードは、車体の前後進を行う操作を含む全ての操作を実行不可能にするモードであってもよいし、車体の前後進を行う操作、およびPTO駆動を行う操作などを含むいくつかの操作のみを実行不可能にするモードであってもよい。
(実施の形態2)
はじめに、図8を参照しながら、本実施の形態のトラクター100の構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図8は、本発明における実施の形態2のトラクター100の動力伝達系および制御系のブロック図である。
なお、図8においては、動力伝達系が実線を利用して図示されるとともに、制御系が点線を利用して図示されている。
前述された実施の形態1においては、制御装置110は、車体の前後進を行う操作を許可するまたは制限するためにHST11の制御を行った。
本実施の形態においては、制御装置110は、エンジン2の始動を行う操作を許可するまたは制限するためにエンジン2の制御を行う。もちろん、エンジン2の制御とは異なる手法がエンジン2の始動を行う操作を許可するまたは制限するために利用されるような実施の形態も、考えられる。
つぎに、図9を主として参照しながら、本実施の形態のトラクター100の構成および動作についてより具体的に説明する。
ここに、図9は、本発明における実施の形態2のトラクター100の制御動作を説明する流れ図(その一)である。
スマートフォン200が認識されているときには、ユーザーの指示に応じた所定の操作としてのエンジン2の始動を行う操作を実行可能にする制御が行われる。
そして、本実施の形態においては、スマートフォン200が認識されていないときにも、GPSを利用して算出されるスマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えていない場合には、エンジン2の始動を行う操作を実行可能にする制御が行われる。
かくの如き制御動作を実現するための制御ルーチンにおいては、エンジン始動許可モード、およびエンジン始動制限モードが実行される。
そのような制御ルーチンについて詳細に説明すると、つぎの通りである。
制御ルーチンが開始されると、スマートフォン200が認識されているか否かが判断される(ステップS211)。
すなわち、短距離通信ユニット112は、スマートフォン200との短距離通信を実行しようとする。そして、制御装置110は、短距離通信の実行が成功した場合にはスマートフォン200が認識されていると判断し、短距離通信の実行が成功しなかった場合にはスマートフォン200が認識されていないと判断する。
スマートフォン200が認識されているときには、エンジン始動許可モードが実行される(ステップS212)。
すなわち、制御装置110は、ユーザーの指示に応じたエンジン2の始動を行う操作を実行可能にする制御を行う。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
スマートフォン200が認識されていないときには、スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えているか否かが判断される(ステップS213)。
すなわち、スマートフォン200は、GPS衛星400とのGPS通信を実行し、スマートフォン200のGPS位置情報を取得する。そして、スマートフォン200は、基地局300との基地局通信を実行し、基地局300にスマートフォン200のGPS位置情報を送信する。さらに、基地局通信ユニット113は、基地局300との基地局通信を実行し、基地局300に送信されてきたスマートフォン200のGPS位置情報を取得する。
GPS通信ユニット114は、GPS衛星400とのGPS通信を実行し、トラクター100のGPS位置情報を取得する。
制御装置110は、スマートフォン200のGPS位置情報、およびトラクター100のGPS位置情報を利用して、スマートフォン200とトラクター100のとの間の距離dを算出する。そして、制御装置110は、距離dが第一所定値Aを超えている場合にはスマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えていると判断し、距離dが第一所定値Aを超えていない場合にはスマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えていないと判断する。
スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えていない場合には、エンジン始動許可モードが実行される(ステップS212)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えている場合には、エンジン始動制限モードが実行される(ステップS214)。
すなわち、制御装置110は、ユーザーの指示に応じたエンジン2の始動を行う操作を実行不可能にする制御を行う。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
なお、図10に示されているように、スマートフォン200が認識されておらず、スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えているときにも、スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えた時点からの経過時間が第二所定値Bを超えていない場合には、エンジン2の始動を行う操作を実行可能にする制御が行われてもよい。
ここに、図10は、本発明における実施の形態2のトラクター100の制御動作を説明する流れ図(その二)である。
そのような制御ルーチンについて詳細に説明すると、つぎの通りである。
制御ルーチンが開始されると、スマートフォン200が認識されているか否かが判断される(ステップS221)。
スマートフォン200が認識されているときには、エンジン始動許可モードが実行される(ステップS222)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
スマートフォン200が認識されていないときには、スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えているか否かが判断される(ステップS223)。
スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えていない場合には、エンジン始動許可モードが実行される(ステップS222)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えている場合には、スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えた時点からの経過時間が第二所定値Bを超えているか否かが判断される(ステップS224)。
すなわち、制御装置110は、時計ユニット111の計時機能を利用して、距離dが第一所定値Aを超えた時点からの経過時間tを算出する。そして、制御装置110は、経過時間tが第二所定値Bを超えている場合にはスマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えた時点からの経過時間が第二所定値Bを超えていると判断し、経過時間tが第二所定値Bを超えていない場合にはスマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えた時点からの経過時間が第二所定値Bを超えていないと判断する。
スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えた時点からの経過時間が第二所定値Bを超えていない場合には、エンジン始動許可モードが実行される(ステップS222)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
スマートフォン200までの距離が第一所定値Aを超えた時点からの経過時間が第二所定値Bを超えている場合には、エンジン始動制限モードが実行される(ステップS225)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
また、図11に示されているように、スマートフォン200が認識されていないときにも、スマートフォン200が認識されなくなった時点からの経過時間が所定値Cを超えていない場合には、エンジン2の始動を行う操作を実行可能にする制御が行われてもよい。
ここに、図11は、本発明における実施の形態2のトラクター100の制御動作を説明する流れ図(その三)である。
そのような制御ルーチンについて詳細に説明すると、つぎの通りである。
制御ルーチンが開始されると、スマートフォン200が認識されているか否かが判断される(ステップS231)。
スマートフォン200が認識されているときには、エンジン始動許可モードが実行される(ステップS232)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
スマートフォン200が認識されていないときには、スマートフォン200が認識されなくなった時点からの経過時間が所定値Cを超えているか否かが判断される(ステップS233)。
すなわち、制御装置110は、時計ユニット111の計時機能を利用して、スマートフォン200が認識されなくなった時点からの経過時間τを算出する。そして、制御装置110は、経過時間τが所定値Cを超えている場合にはスマートフォン200が認識されなくなった時点からの経過時間が所定値Cを超えていると判断し、経過時間τが所定値Cを超えていない場合にはスマートフォン200が認識されなくなった時点からの経過時間が所定値Cを超えていないと判断する。
スマートフォン200が認識されなくなった時点からの経過時間が所定値Cを超えていない場合には、エンジン始動許可モードが実行される(ステップS232)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
スマートフォン200が認識されなくなった時点からの経過時間が所定値Cを超えている場合には、エンジン始動制限モードが実行される(ステップS234)。
そして、制御ルーチンにおけるリターンが、行われる。
もちろん、本実施の形態におけるエンジン始動許可モード(図9〜11参照)は、単純にエンジン2の始動を行う操作を実行可能にするモードであるにとどまらず、より複雑な内容をもったモードであってもよい。たとえば、エンジン始動許可モードは、(1)スマートフォン200が認識されている場合においては、エンジン2の始動を行う操作を含む全ての操作を実行可能にするが、(2)距離dが第一所定値Aを超えていないにすぎない、または経過時間tが第二所定値Bを超えていないにすぎない場合においては、エンジン2の始動を行う操作、およびPTO駆動を行う操作などを含むいくつかの操作のみを実行可能にするモードであってもよい。
そして、本実施の形態におけるエンジン始動制限モード(図9〜11参照)は、単純にエンジン2の始動を行う操作を実行不可能にするモードであるにとどまらず、より複雑な内容をもったモードであってもよい。たとえば、エンジン始動制限モードは、エンジン2の始動を行う操作を含む全ての操作を実行不可能にするモードであってもよいし、エンジン2の始動を行う操作、およびPTO駆動を行う操作などを含むいくつかの操作のみを実行不可能にするモードであってもよい。
本発明における作業車両は、アクセシビリティーを向上することが可能であり、トラクターなどの作業車両に利用する目的に有用である。
1 ボンネット
2 エンジン
3L、3R 前輪
4L、4R 後輪
11 HST
20 トランスミッションケ−ス
31 運転席
32 ステアリングハンドル
33 操作コラムカバー
35 ホースカバー
40 ステップフロア
50L、50R ブレーキペダル
60 前後進ペダル
100 トラクター
110 制御装置
111 時計ユニット
112 短距離通信ユニット
113 基地局通信ユニット
114 GPS通信ユニット
200 スマートフォン
300 基地局
400 GPS衛星

Claims (6)

  1. あらかじめ定められた通信端末を認識する認識部と、
    前記認識部が前記通信端末を認識しているときには、ユーザーの指示に応じた所定の操作を実行可能にする制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記認識部が前記通信端末を認識していないときにも、前記通信端末までの距離が第一所定値を超えていない場合には、前記所定の操作を実行可能にする制御を行うことを特徴とする作業車両。
  2. 前記制御部は、前記認識部が前記通信端末を認識しておらず、前記通信端末までの前記距離が前記第一所定値を超えているときにも、前記通信端末までの前記距離が前記第一所定値を超えた時点からの経過時間が第二所定値を超えていない場合には、前記所定の操作を実行可能にする制御を行うことを特徴とする、請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記通信端末までの前記距離は、GPSを利用して算出されることを特徴とする、請求項1または2に記載の作業車両。
  4. あらかじめ定められた通信端末を認識する認識部と、
    前記認識部が前記通信端末を認識しているときには、ユーザーの指示に応じた所定の操作を実行可能にする制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記認識部が前記通信端末を認識していないときにも、前記認識部が前記通信端末を認識しなくなった時点からの経過時間が所定値を超えていない場合には、前記所定の操作を実行可能にする制御を行うことを特徴とする作業車両。
  5. 前記所定の操作は、車体の前後進を行う操作であることを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の作業車両。
  6. 前記所定の操作は、エンジンの始動を行う操作であることを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の作業車両。
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