JP2016132240A - カーカスプライの貼り付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】カーカスプライの成形ドラムへの貼り付けにおいて、カーカスプライの先端の貼り付け位置にずれが生じないように成形ドラムに貼り付けることができるカーカスプライの貼り付け方法を提供する。
【解決手段】カーカスプライを所定の長さにカットし、搬送手段を用いてセンターリングしながら成形ドラムに向けて送り出す送り出し工程と、送り出されてきたカーカスプライの先端を、予め下降させて成形ドラムと接触させた押えローラーと成形ドラムとの間に通した後、搬送手段と成形ドラムを同期した状態で運転させることにより押えローラーによりカーカスプライを成形ドラムへ押し付けた状態で連続的に送り出して成形ドラムに巻回して貼り付ける貼り付け工程とを備えているカーカスプライの貼り付け方法。
【選択図】図2

Description

本発明は、生タイヤの成形においてカーカスプライを成形ドラムに貼り付けるためのカーカスプライの貼り付け方法に関する。
従来より、空気入りタイヤの製造工程においては、種々のシート状のゴム材料を成形ドラムに巻回して貼り付けることにより生タイヤを成形している(特許文献1)。
具体的に、カーカスプライの貼り付けの場合、定寸にカットされたカーカスプライを、インナーライナが予め巻回された成形ドラムに向けて送り出した後、カーカスプライの先端を成形ドラム上のインナーライナに貼り付ける。
その後、さらにカーカスプライを送り出して、先端をスポンジ製の押えローラーにて押え付けた後、成形ドラムを回転させることにより、成形ドラムにカーカスプライを巻回してインナーライナの上にカーカスプライを貼り付ける。そして、インナーライナ上に貼り付けられたカーカスプライは、先端と後端とを重ね合わせてジョイントされる。
特開2014−113751号公報
しかしながら、上記した従来のカーカスプライの貼り付け方法においては、カーカスプライの先端を成形ドラムに貼り付ける際、先端の貼り付け位置がずれて揃わなくなることがあり、この状態で貼り付けを続けると、一時的なライン停止(いわゆる「チョコ停」)を招くことがあった。
そこで、本発明は、カーカスプライの成形ドラムへの貼り付けにおいて、カーカスプライの先端の貼り付け位置にずれが生じないように成形ドラムに貼り付けることができるカーカスプライの貼り付け方法を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、
カーカスプライを所定の長さにカットし、搬送手段を用いてセンターリングしながら成形ドラムに向けて送り出す送り出し工程と、
送り出されてきた前記カーカスプライの先端を、予め下降させて前記成形ドラムと接触させた押えローラーと前記成形ドラムとの間に通した後、前記搬送手段と前記成形ドラムを同期した状態で運転させることにより、前記押えローラーにより前記カーカスプライを前記成形ドラムへ押し付けた状態で連続的に送り出して、前記成形ドラムに巻回して貼り付ける貼り付け工程と
を備えていることを特徴とするカーカスプライの貼り付け方法である。
請求項2に記載の発明は、
前記送り出し工程において、前記搬送手段の上方に設けられた光電センサーの検出結果に基づいて、カット位置を自動補正して前記カーカスプライを所定の長さにカットすることを特徴とする請求項1に記載のカーカスプライの貼り付け方法である。
請求項3に記載の発明は、
前記貼り付け工程における前記成形ドラムの回転角度を390〜395°に設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカーカスプライの貼り付け方法である。
請求項4に記載の発明は、
前記押えローラーとして、スポンジ製のローラーを用いることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のカーカスプライの貼り付け方法である。
本発明によれば、カーカスプライの成形ドラムへの貼り付けにおいて、カーカスプライの先端の貼り付け位置にずれが生じないように成形ドラムに貼り付けることができるカーカスプライの貼り付け方法を提供することができる。
従来のカーカスプライの貼り付け方法を模式的に示す側面図である。 本発明の実施の形態に係るカーカスプライの貼り付け方法を模式的に示す側面図である。
1.発明に至る経緯
本発明者は、従来のカーカスプライの貼り付け方法において、何故、カーカスプライの先端の貼り付け位置がずれて揃わなくなる不具合が発生するのかについて検討を行った。
以下、図1を用いて具体的に説明する。図1は、従来のカーカスプライの貼り付け方法を模式的に示す側面図であり、(a)から(e)の順に工程が進んでいくことを示している。なお、図1において、21は成形ドラムであり、成形ドラム21上には予めインナーライナILが巻回されて貼り付けられている。
先ず、図1(a)に示すように、定寸にカットされたカーカスプライAを、搬送手段であるエプロンコンベア22により、成形ドラム21の手前まで送り出す(送り出し工程)。このとき、カーカスプライAの幅方向の位置が、成形ドラム21のセンター位置と合うようにセンターリング装置24によりセンターリングしながら、カーカスプライAを送り出す。
次に、図1(b)に示すように、送り出されてきたカーカスプライAの先端を、ガイド23から回転を停止させている成形ドラム21に向けて10mm程度送り出して、成形ドラム21上のインナーライナILに貼り付ける(先端出し工程)。
その後、図1(c)に示すように、スポンジ製の押えローラー25を成形ドラム21の表面まで下降させて、カーカスプライAの先端を成形ドラム21上のインナーライナILに押し付ける。そして、図1(d)に示すように、成形ドラム21とエプロンコンベア22の双方を同期運転させて、押えローラー25を成形ドラム21と同期して回転させることにより、カーカスプライAを成形ドラム21に巻回して貼り付ける(貼り付け工程)。
上記したカーカスプライAの成形ドラム21への貼り付けが完了した後は、図1(e)に示すように、押えローラー25を上昇させ、カーカスプライAの先端と後端とを重ね合わせてジョイントを行う。
しかしながら、この方法の場合、前記したように、先端出し工程において、カーカスプライAの先端の幅方向の位置が揃わない状態で成形ドラム21に貼り付けられることがあり、このような場合には、成形ドラム21とエプロンコンベア22との間におけるカーカスプライAに、幅方向で異なるテンションが掛かる恐れがある。
このように、カーカスプライAの先端の幅方向の位置が揃わない状態で、押えローラー25で先端を押え付けて成形ドラム21への巻き付けを行うと、一時的なライン停止を招く恐れがある。例えば、ジョイントする際に幅方向におけるずれやバラツキが生じ、このずれやバラツキの手直しのために一時的にラインを停止させる必要がある。
そこで、本発明者は、カーカスプライAの先端の幅方向の位置が揃わない状態で成形ドラム21への巻き付けが行われないように、カーカスプライの貼り付けを行う方法について、種々の実験と検討を行い、本発明を完成するに至った。
即ち、本実施の形態においては、カーカスプライをエプロンコンベアにより送り出す一方で、スポンジ製の押えローラーを成形ドラムの表面まで予め下降させ、成形ドラムと押えローラーとを接触させた状態で、この押えローラーと成形ドラムとの間にカーカスプライの先端を直接通す点において、従来と異なっている。
従来のように、先端出し工程においてカーカスプライの先端を成形ドラムへ貼り付けるのではなく、直接、押えローラーと成形ドラムとの間にカーカスプライの先端を通すことにより、押えローラーが均等にカーカスプライを押圧した状態で成形ドラムへ貼り付けることができる。この結果、カーカスプライAの先端が揃わなくなることを防止することができる。
そして、本実施の形態に係るカーカスプライの貼り付け方法を採用した場合には、従来の工程から先端出し工程を省略するため、全体の作業工程を簡略化して、貼り付けのサイクル時間を短くすることができ、生産速度の向上を図ることができる。
2.本実施の形態に係るカーカスプライの貼り付け方法
以下、本実施の形態に係る具体的なカーカスプライの貼り付け方法について、図面を参照しながら説明する。図2は本実施の形態に係るカーカスプライの貼り付け方法を模式的に示す側面図である。
(1)カーカスプライの貼り付け装置
はじめに、本発明の理解を容易にするために、本発明のカーカスプライの貼り付け方法に用いられるカーカスプライの貼り付け装置について説明する。このカーカスプライの貼り付け装置は、それぞれの部材の動作を制御する制御手段におけるシーケンス制御が従来と異なっている点を除いては、基本的に従来の装置と同様の構造を有している。
図2に示すように、このカーカスプライの貼り付け装置は、カーカスプライAが貼り付けられる成形ドラム1と、カーカスプライAを成形ドラム1に向けて搬送する搬送手段としてのエプロンコンベア2と、成形ドラム1に対して昇降可能に設けられており、エプロンコンベア2から搬送されたカーカスプライAを成形ドラム1に押え付ける押えローラー5とを備えている。
(a)成形ドラム
成形ドラム1は、カーカスプライAが巻回して貼り付けられる円筒状のドラム部1bと、このドラム部1bを回転可能に支軸する中心軸1aとを備えている。この成形ドラム1は、駆動源としてサーボモーター(図示省略)を備えており、カーカスプライAを貼り付ける際の回転角度を調整することができる。
(b)エプロンコンベア
エプロンコンベア2は、駆動源としてサーボモーター(図示省略)を備えており、先端にはカーカスプライAの貼り付け角度を調整するためのガイド3が設けられている。また、エプロンコンベア2の裏側には、エプロンコンベア2上のカーカスプライAの幅方向の位置を調整するためのセンターリング装置4が取り付けられている。
また、図示は省略しているが、エプロンコンベア2の上方には、送り出されてきたカーカスプライAの位置を検出するための光電センサーが設けられており、光電センサーの検出結果とTP(ティーチペンダント)上で設定されたカット長さとに基づいて、サーボモーターの位置決めを行ってカット位置を調整することにより、カーカスプライのカット長さを自動で補正することができる。
そして、カーカスプライAの搬送方向の上流側には、エプロンコンベア2上のカーカスプライAを、所定の寸法で切断するための切断装置が設けられている。
(c)押えローラー
押えローラー5は、成形ドラム1に対して昇降可能なように、押え機構部6により支持されたスポンジ製のローラーである。この押えローラー5を下降させることにより押えローラー5と成形ドラム1とを接触させ、この間にカーカスプライAを送り出すことにより、成形ドラム1上のインナーライナILにカーカスプライAを押え付けることができる。また、押え機構部6には、貼り付け後のカーカスプライAのジョイント部を検出するためのジョイント検査変位計7が取り付けられている。
(d)制御手段
カーカスプライの貼り付け装置は、上記した各部材の動作を制御するためのシーケンス制御の内容が記憶された制御手段を備えている。本実施の形態においては、この制御手段に記憶されたシーケンス制御の内容が、以下に記載するカーカスプライの貼り付け方法を実施できるように変更されている点で従来の装置と異なる。
(2)カーカスプライの貼り付け方法
次に、以上の装置を用いた本実施の形態に係るカーカスプライの貼り付け方法について説明する。
本実施の形態に係るカーカスプライの貼り付け方法は、上記したように、カーカスプライの貼り付けを開始する前に予め押えローラー5を成形ドラム1に向けて下降させて接触させた押えローラー5と成形ドラム1との間にカーカスプライAの先端を直接通すことにより、カーカスプライAの貼り付けを開始することを特徴としている。
(a)送り出し工程
本工程は、図2(a)に示すように、切断装置により予め所定の長さにカットされたカーカスプライAを、エプロンコンベア2を用いてセンターリングしながら成形ドラム1に向けて送り出す工程であり、この点においては、従来の送り出し工程と同様である。
しかし、本実施の形態においては、上記のセンターリングを行うと同時に、押えローラー5を下降させるようにシーケンス制御が従来より変更されており、エプロンコンベア2から成形ドラム1にカーカスプライAを送り出す前に、予め押えローラー5と成形ドラム1とを接触させている。
(b)貼り付け工程
本工程は、図2(b)に示すように、送り出されてきたカーカスプライAを、ガイド3によりカーカスプライAの貼り付け角度を調整しながら、押えローラー5と成形ドラム1との間に通すことにより、成形ドラムにカーカスプライAを巻回して貼り付ける工程である。このように、未だ先端部分が成形ドラム1に貼り付けられていない状態で、接触している押えローラー5と成形ドラム1との間にカーカスプライAの先端を直接通す点において従来の方法と異なっている。
そして、エプロンコンベア2と成形ドラム1とを同期した状態で運転させることにより、押えローラー5により押え付けられた状態でカーカスプライAを連続的に成形ドラム1へと送り出して、成形ドラム1に巻回して貼り付ける。
そして、成形ドラム1の外周に亘ってカーカスプライAを貼り付けた後は、図2(c)に示すように、押えローラー5を上昇させ、カーカスプライAの先端と後端とを重ね合わせてジョイントする。
本実施の形態によれば、押えローラー5が予め下降された状態でカーカスプライAの貼り付けが開始されるため、カーカスプライAの先端を押えローラー5により幅方向に均等に押圧しながらインナーライナILに貼り付けることができる。このため、カーカスプライAの先端が揃わなくなることを防止することができる。
この結果、ジョイントする際の幅方向におけるずれやバラツキの発生を防止して、カーカスプライAのジョイント量を安定させることができ、また、ジョイントの手直しによる一時的なライン停止の発生を適切に防止することができる。
そして、本実施の形態によれば、先端出し工程が省略されて、貼り付け工程からカーカスプライAの貼り付けを開始しているため、従来の貼り付け方法の場合のように、成形ドラム1においてドラム部1bと中心軸1aとの間に遊びが発生して、カーカスプライAの貼り付けに影響を及ぼすようなことがない。
即ち、従来の貼り付け方法の場合には、成形ドラム1を回転させて先端出しを行った後、再度成形ドラム1を回転させてカーカスプライAの貼り付けを行っているが、サイクルタイムの短縮のために、先端出しにおける成形ドラムの回転が完了すると、直ちに、カーカスプライAの貼り付けのために成形ドラム1の回転を開始させている。この時、中心軸1aに繋がっているサーボモーターが先端出しのための位置決めを完了していても、ドラム部1bの表面はまだ僅かに動いている(上記した「遊び」の発生)。そして、この状態で、サーボモーターがカーカスプライAの貼り付けのために回転を開始すると、ドラム部1bの表面の状態が不安定となり、先端出しの位置ずれを招いて一時的なライン停止が発生する恐れがあった。しかし、本実施の形態においてはそのような恐れがなく、この面からも一時的なライン停止の発生を適切に防止することができる。
さらに、本実施の形態においては、押えローラー5を予め成形ドラム1と接触させた状態で、押えローラー5と成形ドラム1との間にカーカスプライAを直接通過させるため、従来の貼り付け方法における先端出し工程が省略されている。これにより、カーカスプライの貼り付けに要する工程を従来よりも少なくすることができるため、貼り付けのサイクル時間を短縮することができ、空気入りタイヤの製造工程における生産速度の向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、先端出し工程が省略されて、カーカスプライAの貼り付け開始位置が、従来よりも下流側の押えローラー5と成形ドラム1との間になるため、成形ドラム1の回転角度は従来よりも大きい390〜395°に設定することが好ましく、391〜393°であるとより好ましい。
具体的には、成形ドラム1の径が1200mmの場合、従来よりも20mm程度余分に成形ドラム1を回転させる、即ち、回転角度としては、従来の386°程度から391°程度に変更させる。
また、先端出し工程を省略した場合、押えローラー5と成形ドラム1との間でカーカスプライAが押えられる時間が短くなるため、貼り付け中のカーカスプライAには、従来ほどテンションが掛からない。この結果、貼り付け中のカーカスプライAが伸びにくくなるため、従来よりも2mm程度短くカットすることが好ましい。
1.実施例および比較例
成形ドラム1上に巻回されたインナーライナILへの幅15mm、厚さ310〜520mmのカーカスプライの貼り付けを400回行った。なお、実施例においては、図2に示すような上記の実施の形態に係るカーカスプライの貼り付け方法を用い、比較例においては、図1に示すような従来の貼り付け方法を用いた。
2.評価
(1)貼り付け位置の評価
貼り付け後のカーカスプライの先端部分の幅方向の貼り付け位置を測定し、幅方向におけるずれ(左右差)の平均値と、適正な貼り付け位置に対する標準偏差を算出した。結果を表1に示す。
Figure 2016132240
表1より、実施例においては、先端部分における左右差と、適正な貼り付け位置に対する標準偏差の何れにおいても、比較例よりも小さな値が得られており、本発明に係るカーカスプライの貼り付け方法を採用することにより、カーカスプライの先端の貼り付け位置にずれが生じないようにカーカスプライを成形ドラムに貼り付けることができ、一時的なライン停止の発生の防止が期待できることが確認できた。
(2)サイクル時間の評価
また、カーカスプライの貼り付けに要するサイクルタイムを、1−0サイズのカーカスプライと2−0サイズのカーカスプライ、2種類のカーカスプライについて、従来の方法からどの程度短縮できたかを測定した。
その結果、1−0サイズのカーカスプライでは1秒の短縮、2−0サイズのカーカスプライでは2秒の短縮ができることが分かり、本発明に係るカーカスプライの貼り付け方法を採用することにより、サイクルタイムの短縮ができ、生産効率の向上が期待できることが確認できた。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、上記の実施の形態に対して種々の変更を加えることができる。
1、21 成形ドラム
1a 中心軸
1b ドラム部
2、22 エプロンコンベア
3、23 ガイド
4、24 センターリング装置
5、25 押えローラー
6 押え機構部
7 ジョイント検査変位計
A カーカスプライ
IL インナーライナ

Claims (4)

  1. カーカスプライを所定の長さにカットし、搬送手段を用いてセンターリングしながら成形ドラムに向けて送り出す送り出し工程と、
    送り出されてきた前記カーカスプライの先端を、予め下降させて前記成形ドラムと接触させた押えローラーと前記成形ドラムとの間に通した後、前記搬送手段と前記成形ドラムを同期した状態で運転させることにより、前記押えローラーにより前記カーカスプライを前記成形ドラムへ押し付けた状態で連続的に送り出して、前記成形ドラムに巻回して貼り付ける貼り付け工程と
    を備えていることを特徴とするカーカスプライの貼り付け方法。
  2. 前記送り出し工程において、前記搬送手段の上方に設けられた光電センサーの検出結果に基づいて、カット位置を自動補正して前記カーカスプライを所定の長さにカットすることを特徴とする請求項1に記載のカーカスプライの貼り付け方法。
  3. 前記貼り付け工程における前記成形ドラムの回転角度を390〜395°に設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカーカスプライの貼り付け方法。
  4. 前記押えローラーとして、スポンジ製のローラーを用いることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のカーカスプライの貼り付け方法。
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