JP2016131562A - 平面立て式植物養生基盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】土地、道路、建設構造物等の施工現場で簡易に耐荷性のある面をつくりだし、ミズゴケあるいは緑化植物体の定着・養生に適した植生基盤を提供する。【解決手段】平面状の部材を1単位とし、2単位以上の部材を立て、独立あるいは交差させてなる平面立て構造体上に生長ミズゴケ11を置床し被覆網状体9−1で被覆し、水溜め体7の底部にある水を網状体9−1まで移動させる浸潤体10を設置し、植物を置床した領域がミズゴケ及びその他植物養生のための養生床網12となる植生基盤。【選択図】図5

Description

本発明は、植生基盤、具体的にはコケ植物全般、草本性植物全般、低木性の木本植物全般、および木本性植物の苗の養生を行うことを主要な目的とする植生基盤、及びその使用方法に関する発明である。
近年、ミズゴケ栽培増殖に関する研究により、絶滅危惧植物である本種を含めその他希少種が安定かつ容易に大量栽培することが可能になった。この発明は、現在、屋上緑化、ダムや湖水でのフロー栽培ならびに自然環境に生息する環境修復など屋外条件下を前提としたフィールドにおける大量栽培に大きく貢献している。このミズゴケを栽培可能とした発明は、2004年から2005年にかけての発明当初にあたる製品はおもに水面や水平面に限定されていたが、2006年以降、特に壁面基盤に特化した開発が進められ、薄層でも水の供給に偏りをもたない壁面ミズゴケ栽培が実現した。これら基盤は同一の基盤を複数作製し(このとき作製する最小単位の同一基盤を以下「ユニット」または「ユニット基盤」という)、壁や斜面に取り付けるものである。この実現によりミズゴケ以外のコケ植物、シダ植物を含めた維管束植物を生育させることの可能な壁面緑化基盤が製品化された。
上記基盤には、柔軟性のあるユニット基盤と基盤内部に骨格構造体をもつユニット基盤の2つの型に大別される。いずれの基盤もユニットから構成されており、このユニットの内部に水を溜めることを前提に植物を基盤に定植させることを特徴としている。しかしながら、ユニット基盤は、内部構造ならびにユニットを連結するシステムに特殊性があり、現場施工前にこのユニットをあらかじめ作製しておく必要がある点において、多くの時間とコストと労力を要するという問題点をもっている。このためユニットの作製をすることなく、現場で簡易に植生基盤を施工可能な技術の提供が待たれている。
本発明者はこの課題の解決に向けて鋭意検討を重ねた。その結果、平面状の部材を1単位とし、2単位以上の部材を立て、独立あるいは交差させてなる立体構造物を特徴とする植生基盤を提供することで、ユニット構造体をもたせず、また乾燥ミズゴケを使用することなく生長ミズゴケを養生させることに成功した。これを植生基盤として提供することにより、上記の課題を解決できる本発明を完成した。
すなわち本発明は、平面状の部材(以下、平面体あるいは平面部材という)を設置面に対して垂直方向に複数固定した、立体構造物の前面に、特にオオミズゴケ系統である「パレストーレミーノ(商願2014−042620)」の生長ミズゴケを一部あるいは全部を定着させ、さらに水に接触させた浸潤体を介して生長ミズゴケを湿潤状態とさせることで、生きたミズゴケまたはその他植物の安定的な養生を行うことを特徴とする植生基盤の使用方法を提供する発明である。
(1)ミズゴケ
ミズゴケの植物体は、茎部、葉部及び枝部(以下、当該葉部及び枝部を「頭部」として総称する)からなるが、これらのミズゴケ植物体の個別部分は、各々の部分毎に再生能力を有することが知られている[PCT/JP03/16882号:WO2004/060049A1(2004年7月22日国際公開)]。
なお、「ミズゴケ」とは、特に断らない限り、野生に生えた状態と実質的に同一の状態の生長可能なミズゴケである。ここで記述する「生長ミズゴケ」とは生命活動が維持されているミズゴケのことであり、これに該当するミズゴケはミズゴケ科全種である。また、「乾燥ミズゴケ」とは、生命活動維持されていないミズゴケ科全種を意味する。乾燥ミズゴケは生長可能なミズゴケに加熱滅菌処理等を施したミズゴケのことで(市販品も可)、さらに、前記の生長ミズゴケを自然乾燥させて得られるミズゴケのも意味する。いずれにしても、「乾燥ミズゴケ」とは、主に、殺菌死滅処理を加えたミズゴケ(市販品も可)を意味するものであるが、生長ミズゴケを単純に乾燥したものも含むものとし、その製造工程のことを特定する用語であり、それが水を含んでいるか否か、あるいは湿潤であるか否かは問題とならない。
特に本発明は、浸潤状態の乾燥ミズゴケの植物体の集合物の横架前面に生長ミズゴケの植物体を定着させてなる、いわゆる「ミズゴケ複合体」(以下、本ミズゴケ複合体ともいう)を用いることなく、特に「パレストーレミーノ(商願2014−042620)」系統の一部または全ての生長ミズゴケを使用することにより、ミズゴケ栽培を可能にし得るものである。すなわち、当該系統を一部または全てを含んだ、単一種あるいは複数種(あるいは系統)のミズゴケの集合体をミズゴケ集合体とする。つまり、「生長ミズゴケ集合体」(以下、本ミズゴケ集合体ともいう)とは、ミズゴケの1植物体を1単位として、2単位以上が互いのミズゴケの植物体と接触させたものを集合体とする。
本発明に係るミズゴケは、横架した部材に懸垂されている、浸潤状態の乾燥ミズゴケの植物体の集合物の横架前面に生長ミズゴケの植物体を定着させてなる、ミズゴケ集合体を提供することにより、上記の課題を解決し得ることを見出した。
尚、本発明が適用され得るミズゴケは、コケ植物蘚類 ミズゴケ科 ミズゴケ属(Sphagnum L.)に属する全てを意味し、例えば、日本国原産のものであれば、オオミズゴケ(Sphagnum palustre L.)、イボミズゴケ(Sphagnum papillosum Lindb.)、ムラサキミズゴケ(Sphagnum magellanicum Brid.)、キレハミズゴケ(Sphagnum aongstroemii C.Hartm)、キダチミズゴケ(Sphagnum compactum DC.)、コアナミズゴケ(Sphagnum microporum Warnst.ex Card)、コバノミズゴケ(Sphagnum calymmatophyllum Warnest.& Card.)、ユガミミズゴケ(Sphagnum subsecundum Nees ex Sturm)、ホソバミズゴケ(Sphagnum girgensohnii Russow)、チャミズゴケ(Sphagnum fuscum(Schimp.)H.Klinggr.)、ヒメミズゴケ(Sphagnum fimbriatum Wilson ex Wilson & Hook.f.)、スギハミズゴケ(Sphagnum capillifolium(Ehrh.)Hedw.)、ホソベリミズゴケ(Sphagnum junghuhnianum Dozy & Molk.Subsp.Pseudomolle(Warnest.)H.Suzuki)、ワタミズゴケ(Sphagnum tenellum Hoffm.)、ハリミズゴケ(Sphagnum cuspidatum Hoffm.)、アオモリミズゴケ(Sphagnum recurvum P.Beauv.)、ウロコミズゴケ(Sphagnum squarrosum Crome)等を挙げることができる。また、日本国以外の地域原産のミズゴケを、本発明に適用することも可能であることは勿論である。
(2)本基盤で養成される対象生物
本基盤において養生されるコケ植物は特に限定されず、自然界に自生しているコケ植物をそのまま用いることも可能であり、栽培法で得たコケ植物を用いることも可能である。また、いわゆる培養法〔例えば、「植物バイオテクノロジーII」,東京化学同人:現代化学・増刊20の第39頁「蘚苔類の培養」(小野著)等参照のこと〕を用いた「培養ゴケ」を用いることも可能であるが、通常は、栽培法で得たコケ植物を用いることが好ましい。
この栽培されたコケ植物は、通常の栽培法で得たコケ植物を用いることができるが、特に、本発明においては、以下の方法で得られる、コケ植物断片群を用いることが好ましい。
すなわち、生長したコケ植物の群落の頂部近傍を切断し、切断したコケ植物断片を収穫物として用い、切断されたコケ植物の群落の養生を継続して行い、かつ、この養生と収穫のサイクルを繰りかえし行う、コケ植物の栽培方法において得られる、上記コケ植物の断片群を、本発明において用いることができる。
ここで、生長したコケ植物の群落は、天然のコケ植物の群落であっても、通常のパレット栽培で得られるコケ植物の群落であっても、コケ植物を固定した人工基盤を養生して得られるコケ植物の群落であってもよい。コケ植物の群落は、平置きの状態で養生したものであっても、壁面や法面等において養生したものであってもよい。頂部付近の切断を行う時期は、上記の生長したコケ植物におけるコケ植物が、概ね2〜3cm程度に達した時点が好適である。コケ植物の群落の頂部近傍の切断は、コケ植物の群落の上部(緑が多い部分)を、種々の切断器具、たとえば、ハサミ、バリカン、サンダー等を用いて行うことができる。また、ほうきや刷毛等で、コケ植物の群落の上部をなでつけることによっても、コケ植物の頂部近傍は容易に切断され、所望するコケ植物の断片を得ることができる。
上述した切断工程の後、切断して得たコケ植物の断片は、「収穫物」として、本栽培基において載置されるコケ植物として用いることができる。また、切断された後のコケ植物の群落は、養生を継続して行いコケ植物を再び生長させることができる。この再生長させたコケ植物の群落に対して、再び切断工程を行うことで、コケ植物の断片群を再度得ることができる。この養生と収穫のサイクルを繰りかえし行うことにより、効率的にコケ植物を「収穫物」として得ることができる。
ミズゴケ以外のコケ植物では、蘚苔類に属する全てを意味し、例えば、ハリガネゴケ(Bryum capillare Hedw.)、ヤノネゴケ(Bryhnia novae−angliae(Sull.& Lesq.)Grout)、
Figure 2016131562
キミズゼニゴケ)(Pellia endiviaefolia Mitt.)、カマサワゴケ(Philonotis falcata(Hook.)Mitt.)、オオシッポゴケ(Dicranum nipponense Besch.)、アオシノブゴケ(Thuidium
Figure 2016131562
Molk.)Dozy & Molk.)、オオハリガネゴケ(Bryum pseudotriquetrum(Hedw.)Gaertn.)、ヒロハツヤゴケ(Entodon challengeri(Paris)Card.)、カガミゴケ(Brotherella henonii(Duby)M.Fleisch.)、クサゴケ(Callicladium haldanianum(Grev.)H.A.Crum)、コツボゴケ(Plagiomnium acutum(Lidb.)T.J.Kop.)、コバノチョウチンゴケ(Trachycystis microphylla(Dozy & Molk.)Lindb.)、トヤマシノブゴケ(Thuidium kanedae Sakurai)、キブリツボミゴケ(Jungermannia virgata(Mitt.)Steph.)、オオミズゴケ(Sphagnum palustre L.)、ジャゴケ(Conocephalum conicum(L.))、コウヤノマンネングサ(Climacium
Figure 2016131562
アカゴケ(Ceratodon purpureus(Hedw.)Brid.)、ギンゴケ(Bryum argenteum Hedw.)、ミヤマサナダゴケ(Plagiothecium nemorale(Mitt.)A.Jaeger)、ケゼニゴケ(Dumortiera hirsuta(Sw.)Nees)、ハイゴケ(Hypnum plumaeforme Wilson)、ウマスギゴケ(Polytrichum commune Hedw.)、オオスギゴケ(Polytrichum formosum Hedw.)、フロウソウ(Climacium dendroides(Hedw.)F.Weber & Mohr)、オオシラガゴケ(Leucobryum scabrum Sande Lac.)、
Figure 2016131562
polymorpha L.)、ネズミノオゴケ(Myuroclada maximowiczii(Borcz.)Steere & W.B.Schofield)、フデゴケ(Campylopus unbellatus(Arn.)Paris)、エダツヤゴケ(Entodon flavescens(Hook.)A.Jaeger)、オオウロコゴケ(Heteroscyphus coalitus(Hook.)Schiffn.)、ヒノキゴケ(Pyrrhobryum dozyanum(Sande Lac.)Manuel)およびこれら近縁種を特に挙げることができる。
さらに、Atrichum undulatum(Hedw.)、P.Beauv(Namigata−Tachigoke)等のAtrichum P.Beauv.(Tachigoke−zoku);Pogonatum inflexum(Lindb.)Lac.(Kosugigoke)等のPogonatum P.Beauv(Niwa−sugigoke−zoku);Polytrichastrum formosum(Hedw.)G.L.Smith等のPolytrichastrum G.L.Smith(Miyama−sugigoke−zoku);Polytrichum commune Hedw.(Uma−sugigoke)等のPolytrichum Hedw.(Sugigoke−zoku);Ceratodon purpureus(Hedw.)Bird.(Yanoueno−akagoke)等のCeratodon Bird.(Yanouenoaka−goke−zoku);Dicranum japonicum Mitt.(Shippogoke)、Dicranum nipponense Besch(O−shippogoke)、Dicranum scoparium Hedw.(Kamojigoke)、Dicranum polysetum Sw.(Nami−shippogke)等のDicranum Hedw.(Shippogoke−zoku);Leucobryum scabrum Lac.(O−shiragagoke)、Leucobryum juniperoideum(Brid.)C.Mull.(Hosoba−okinagoke)等のLeucobryum Hampe(Shiragagoke−zoku);Bryum argenteum Hedw.(Gingoke)等のBryum Hedw.(Hariganegoke−zoku);Rhodobryum giganteum(schwaegr.)Par.(O−kasagoke)等のRhodobryum(Schimp.)Hampe(Kasagoke−zoku);Plagiomniumacutum(Lindb.)T.Kop.(Kotsubogoke)等のPlagiomnium T.Kop.(Tsuru−chochingoke−zoku);Trachycystis microphylla(Dozy et Molk.)Lindb.(Kobano−chochingoke)等のTrachycystis Lindb.(Kobano−chochingoke−zoku);Pyrrhobryum dozyanum(Lac.)Manuel(Hinokigoke)等のPyrrhobryum Mitt.(Hinokigoke−zoku);Bartramia pomifomis Hedw.(O−tamagoke)等のBartramia Hedw.(tamagoke−zoku);Climacium dendroides(Hedw.)Web.et Mohr(Furoso)、Climacium japonicium Lindb.(Koyano−mannengusa)等のClimacium Web.et Mohr(Koyano−mannengusa−zoku);Racomitrium ericoides(Web.et Brid)Brid(Hai−sunagoke)、Racomitrium japonicium Dozy et Molk.(Ezo−sunagoke)、Racomitrium canescens(Hedw.)Brid.ssp.latifolium(Sunagoke)、Racomitrium barbuloides Card.(Kobanosunagoke)等のRacomitrium Brid.(Shimofurigoke−zoku);Hypnum plumaeforme Wils.(Haigoke)等のHypnum Hedw.,nom.cons.(Haigoke−zoku);Thuidium Kanedae Sak.(Toyama−shinobugoke)等のThuidium Bruch et Schimp.in B.S.G.(Shinobugoke−zoku)、Sphagnum L.等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
これらのコケ植物は、単独種類のコケ植物を用いることは勿論のこと、2種以上を組み合わせて用いることも可能である。特に、強い日照を好むコケ植物(例えば、スナゴケ、ツノゴケ等)と、日陰を好むコケ植物(例えば、ハイゴケ、シッポゴケ、ヒノキゴケ、カサゴケ、トヤマシノブゴケ、チョウチンゴケ類等)を組み合わせて用いることにより、本栽培体が用いられる日照環境に依存せずに、コケ植物の生育を維持することが可能となる。
コケ以外の「他の植物」も栽培可能であり、シダ類を含めた維管束植物全般の養成が可能である。特に発芽した実生を利用する植物であるもやし、スプラウト類である、ダイズ、緑豆、レタス、ゴマの種子および実生等を挙げることができる。また、ハーブ類などの植物としてアーティチョーク、アイスランドポピー、アガスタケ、アグリモニー、アチェトサ、アニス、アルカネット、アルニカ、アルファルファ、アンゼリカ、イエローフロスフラワー、イタリアンパセリ、インジェローニ・ミラノ、ウェルド・ダイヤース、ウォーター・クレス、ウォード、ウッドセージ、ウッドラフ、エキナセア、エルバガット、エルバステラ、エレカンペイン、エンダイブ、オーナメンタル・グラス、オールド・マンズ・ビヤード、オネスティー、オレガノ、オレチ、クレソン、カイヤール、ケシ(食用・観賞用)、コリアンダー、香菜、コウサイ、サットン、サフォークハーブ、シソ、セージ、セイボリー・ウインター、セロリ、ソーレル・ブルーキャットニップ、キャットミント、ナスターチューム・ドワーフシングルフェンネル・スイート(スイートフェンネル)、フレンチ、チャービル、ティル、バジル、パセリ、ヒソップ、フランキ、マロウコモン・ラージフラワー、マロウブルー、ペッパー、ペパーミント、ペニーロイヤルミント、カラミントなどのミント類、ポピー、ミントペニーロイヤル、ルッコラ、レモンバーム、レモングラス、ロイヤルフルール、ロケット、ローズマリー、ヤロウ、ワームウッドなどが例示できる。また、蔬菜類や野菜類の食用となる植物として、イチゴ、トマト、ナス、キュウリ、メロン、オクラ、トマト、ピーマン、パプリカ、ハバネロ、カボチャ、ズッキーニ、ニガウリ、スイカ、チシャ、アブラナ、キャベツ、レタス、ハクサイ、ホウレンソウ、ネギ、ニラ、ブロッコリー、カリフラワー、カイワレ、カイワレダイコン、トウガラシなどが挙げられる。花、花卉類、観賞植物、緑化植物として、パンジー、ビオラなどのスミレ類、コスモス、ヒマワリ、アスターなどの菊類、ユリ類、コチョウランやデンドロビウムなどのラン類、シバ類(日本シバ、オニシバ、キャッツグラス、リジェネラジオン、ケンタッキブルーグラス、ジェイターフツー、バミューダグラス、ベントグラス)、トルコギキョウなどのキキョウ類、キンレンカ、キンセンカ、ジニア(百日草)、アグロステンマ、ナデシコ、アゲラタム、アサガオ、アジサイ、アスクレピアス、アナキクルス、アネモネ、アマランテ、アブラナ、アビラス、アリッサム、アンセミス、アンドロサセ、イベリスケイトウ、インスタンツ、インパチェンス、ヴァレリアン、エーデルワイス、エキナセア、エキノプス、オーブリエチア、オエノテラ、オキシペタラム、おじぎ草、オシロイバナ、オステオスペルマム、オダマキ、オックスリップ、オミナエシ、カタバミ、キキョウ、サルタン、ディジー、ハゴロモルコウソウ、ヒビスカス、バラ、マーガレット、マリーゴールド、ヤグルマギク、ワレモコウ等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。また湿原植物や水生植物(水中〜水周辺を中心に生活する植物の総称)一般を挙げることができる。具体的には、シュロガヤツリ、地性ラン(アツモリソウ、クマガイソウ、ミズトンボ、シュンラン、トキソウ、カキラン、サギソウ、パフィオペディルム属、フラグミペディウム属、コチョウラン等)、ユキノシタ科に属する植物、アヤメ科に属する植物、モウセンゴケ科に属する植物(モウセンゴケ、コモウセンゴケ、ドロセラファルコネリー、ドロセラペティオラリス、ドロセラアデラエ、アフリカナガバノモウセンゴケ、ドロセラピグミー、イトバモウセンゴケ、ナガバノモウセンゴケ、イシモチソウ、ハエトリソウ、ドロソフィラムルシタニカム、ムジナモ等)、ムシトリスミレ属に属する植物、ビブリス属に属する植物、ウツボカズラ属に属する植物、セファロータス属に属する植物、サラセニア属に属する植物、ダーリングトニア属に属する植物、ホソバノセイタカギク等を例示できる。
(3)平面体の部材及びその固定
平面体(平面部材)とは、特に断らない限り、厚みをもった面上構造を形づくる全ての素材で、表面の凹凸や、湾曲、1平面体における厚みの違いがあっても、平面に穴や切れ込みがあってもよい。平面体の素材としては、木材、ポリプレート、化学合成系のプラスチック素材、発泡樹脂、アルミやステンレスを含む金属、石、セラミック、陶器、瓦、グリーンビズ、モルタル、コンクリート二次製品、レンガ、タイル、コンクリート、ガラスなど、その種類は特に限定されるものではない。平面体の厚さは特に限定されないが、0.1mm〜100mm程度、通常は2mm〜50mmが好適である。また、その素材は、上記に挙げたとおり特に限定されないが、折り曲げが容易で、かつ、経時的な耐久性に優れた素材であることが好適である。このような点から、ポリプレート、ビニール、プラスチック等の耐錆性に優れたものが好適な素材として例示される。
図1は、平面体1を施工表面に垂直方向にして、組み合わせして固定した構造体(以下平面立て構造体という)の1例である。平面体を組み合わせて植生基盤を作製する場合には、特に格子状(以下格子体という)が好適である。ただし、平面体の固定角度は、通常は5度〜175度程度、通常は、45度から135度が好適であり、必ずしも垂直(90度)に限定されるものではない。また、平面体のサイズは特に限定されないが、施工面に対し縦(高さ)2mm〜500mm、横(幅または長さ)10mm〜10000mm程度、通常は縦20mm〜200mm、横100mm〜1000mmが好適である。平面体どうしの配置は、図1のように格子状の集合物(以下、格子体という)が好適であるが、単独、平行あるいは不定配置など、施工表面に固定できればよく、必ずしも配置や配勾を限定するものではない。
尚、施工表面とは、例えば建築物の屋上の平面、斜面、壁面、道路、宅地、農地などの表面を示し、その面が平面でも斜面でもよく、平面体を固定することが可能な面であれば特に限定されない。
施工表面に接地する平面体の部位を「底部(または施工表面部)」とし、その反対側に位置する平面体の部位を「上部(または養生部)」とし、本平面体の両部位の間には、別の層が入っていてもよく、直接、施工面または養生部に平面体が接触する必要はない。
図2は、平面立て構造体にする際の平面体の拡大姿図である。平面体に切れ込みの溝を入れた溝入平板2の上部プレートを下部プレートである溝入平板2−1のそれぞれの溝、すなわち上部溝部3を下部溝部4に差し込み、格子体を形成させる。尚、溝の切れ込みは1mm〜500mm程度、通常は20mm〜200mmが好適である。
固定部材6
図3は、平面立て構造体を、固定部材6で水を溜める構造体である水溜め体7に固定配置した構成図である。固定部材6は、平面立て構造体を水溜め体7に固定できるものであればよく、例えば、くぎ、留めネジ、ホッチキス針などで固定できるが、特にタッカー針が好適である。また、当該部材の素材も、木質、鉄やステンレスなどの金属など特に限定されない。水溜め体7の部材としては、厚さは特に限定されないが、0.1mm〜100mm程度、通常は2mm〜50mmが好適である。また、その素材は、プラスチック、木材、ビニール、樹脂、ゴム、コンクリート、石材、金属等、特に限定されないが、折り曲げが容易で、かつ、経時的な耐久性に優れた素材であることが好適である。このような点から、ビニール、プラスチック(防水ゴム)等の耐錆性に優れたものが、好適な素材として例示される。水溜め体7の形状については、箱型、円筒型、円錐型、円柱型、楕円形、ドーム型、コンベックス(蒲鉾状)およびこれ以外の形あるいは不定形でもよく、水を溜めることが可能な形状であれば特に限定されるものではない。また水溜め体7を複数の素材から構成してもよく、例えば、底部を木や防水樹脂にしたり、シリコンを接着するなどして、水溜めができる状態にしてもよい。水溜め体7は施工面との間に安定層8を設けてもよい。安定層8の厚さは特に限定されないが、0.1mm〜1000mm程度、通常は2mm〜300mmが好適である。安定層8の素材は、木材、ビニール、樹脂、ゴム、コンクリート、石材材、金属、砂、砂利、プラスチック、発泡スチロールやウレタンなどの発泡性の素材、あるいは発泡性セラミック・陶磁、グリーンビズ、モルタル、コンクリート二次製品、レンガ、タイル、およびミズゴケ、ピートモス、お茶の葉(使用済みのものを含む)、腐葉土などの生物素材およびこれを微細化したもの、土壌全般(黒土や畑土、肥料含有土、パーライトやバーミキュライトなどの人工発泡石、粘土、シルトおよびこの乾燥粉末)等、特に限定されるものではない。また、その材質およびその組み合わせは特に限定されるものではない。
図4は養生植物定着用の被覆網状体9の姿図である。被覆網状体9の素材は、プラスチック、木材、ビニール、樹脂、ゴム、コンクリート、石材材、金属等、特に限定されないが、折り曲げが容易で、かつ、経時的な耐久性に優れた素材であることが好適である。このような点から、ビニール、プラスチック(防水ゴム)等の耐錆性に優れたもの、特にバードネット等が好適な素材として例示される。被覆網状体9のネットの厚みは0.1mm〜50mm程度、通常は2mm〜50mmが好適である。またメッシュのサイズは1mm〜100mm程度、通常は2mm〜50mmが好適である。本被覆網状体9は平面立て構造体の上部に設けなくてもよいが、植物を定着後に被覆網状体9で被覆するのが好適である。
図5は水溜め体7の下に安定層8上を配置し、水溜め体7に設けた平面立て構造体上に、被覆網状体9−1を設置した基盤で、植物を養生した姿図である。平面立て構造体の上部に網状体9−1を設け、平面立て構造体には、水溜め体の底部にある水を網状体9−1まで移動させる浸潤体10を設置する。生長ミズゴケ11は置床した後に被覆網状体9−1で被覆する。なお、被覆網状体9−1の被覆の有無に限定されることなく、植物を置床した領域がミズゴケ及びその他植物養生のための養生床網12となる。浸潤体10は機能的には揚水体と同等であり、その素材は、毛細管現象による水の移動を含め、紙、布、綿、パルプなどの天然の植物性繊維素材、およびスポンジなどの化学合成系のプラスチック素材、発泡性のセラミック・陶磁、グリーンビズ、モルタル、コンクリート二次製品、レンガ、タイル、など、養生液を水位よりも上部に引き上げることが可能な構造体であればよく、その材質およびその組み合わせは特に限定されるものではない。なお、パルプの形状は「おがくず」のようなものをキキサーで粒子化や微小化してもよい。またミズゴケ、ピートモス、お茶の葉(使用済みのものを含む)および植物全般の葉およびこれを微細化したもの、土壌全般(黒土や畑土、肥料含有土、パーライトやバーミキュライトなどの人工発泡石、粘土、シルトおよびこの乾燥粉末)、砂岩・泥岩などの砕屑性、凝灰岩などの火砕性、氷河堆積岩などの破砕性といった堆積岩、溶岩・火山噴出物・マグマなどから形成される火成岩、あるいは生物の堆積物でできる石灰岩、人工的につくられるコンクリート材や、これら粉砕物を単独あるいは複合して形状化したものも揚水体の範疇に含める。例えば、薄層揚水体表面加工として、粒形を一律にした砂や溶岩の粉末粒子を接着剤等で固着するものなどである。接着剤は、塩ゴム系、ウレタン系、アクリル系などを使用する。
生長ミズゴケ集合体は、単一種(または単一系統)あるいは複数種(あるいは複数系統)のミズゴケの集合体であってもよい。ミズゴケ栽培において、生長ミズゴケ集合体に、オオミズゴケ系統である「パレストーレミーノ(商願2014−042620)」が、0.1%〜100%程度、通常90%〜100%含まれていることが好適である。
(4)生長ミズゴケの定着化
生長ミズゴケ植物体および生長ミズゴケ集合体の定着方法は特に限定されないが、好適には、生長ミズゴケの植物体の茎部を、本ミズゴケ複合体における個々の生長ミズゴケ植物体の長手方向が、縦方向に揃えられた生長ミズゴケ集合体を度方向に定着させる。生長ミズゴケ植物体の長さは、は0.5mm〜500mm程度、通常は30mm〜200mmが好適である。定着するミズゴケ植物体の頭状体の有無は特に限定されないが、頭状体をもつ植物体を使用することが望ましい。生長ミズゴケ植物体の載置(置床または静置)を行った生長ミズゴケ集合物は、好適には上側表面全面に、シャワーノズルから噴出された緩水流を流しかけて、当該乾燥ミズゴケ集合物全体の引き締め処理を行うことで定着工程は完了して、生長ミズゴケ植物体の養生床網を形成させる。また、生長ミズゴケ植物体あるいは生長ミズゴケ集合体どうしが接触することにより、ミズゴケ間で水が移動して湿潤する。本定着化の行程を行うことで当該ミズゴケ植物体は養生され、生長し、当該養生床網表面より新たなミズゴケ植物体が増殖する。
図6は植物を養生する植生基盤の断面図である。平面体1−1は被覆網状体9−2の下部に位置し、平面体1−1に浸潤体10−1を設け、生長ミズゴケ11−1と接触させる。底部接着部13はシリコンで充填して防水加工を施し、また留め部材14によって、平面体1−1および被覆網状体9−2を留め固定する。排水部15は、平面体1−1上部より下方に設けることで、植物に水溜めされた水が直接、植物に接触あるいは水没することを避けることができる。留め部材14は、平面立て構造体に、平面体1−1で被覆網状体9−2、平面体上部上網状体(植物養成下部網状体ともいう)16または植物を挟み込んだ両網状体(養生床網)を固定できるものであればよく、例えば、くぎ、留めネジ、ホッチキス針などで固定できるが、特にタッカー針が好適である。また、当該部材の素材も、木質、鉄やステンレスなどの金属など特に限定されない。ゆえに、排水部15は水位17よりも同等か高い位置に設けられることになり、被覆網状体9−2、平面体上部上網状体16および植物を挟み込んだ両網状体(養生床網)がある高さよりも常に下位に水位17を維持することができる。浸潤体10−1の下部は水位17よりも低い位置に常にあることで、水が常時植物体に移動し生長ミズゴケ11−1が湿潤される。接着部18の接着部の接着剤は、塩ゴム系、ウレタン系、アクリル系などを使用するが、シリコンでの接着が好適である。
上記(1)〜(4)により、本ミズゴケ複合体における生長ミズゴケの養生を行うことができる。
本発明により、ユニット基盤を作製することなく施工を実施することが可能になる。また、乾燥ミズゴケを使用しない養生基盤を提供できる。これは、現在生物保全上、深刻な問題となっている、また海外から輸入される乾燥ミズゴケ(外来種のミズゴケ)およびその中に混在している他外来植物種の種子の進入を防ぐことができる。さらに、単なる栽培生産としてだけでなく、日本国内のミズゴケは全て絶滅の危機に瀕していることからも、大規模自然再生にむけた、国産野生ミズゴケのex situ保全用の養成基盤として利用することも多いに期待できる。
図7は、広範囲施工用の平面立て構造体を用いた植物養生基盤の構造図である。広範囲施工では、広域施工平面体1−2は、小面積施工平面体1−3によって平面立て構造体のブロックを作製し、このブロックを、ブロックの縁にあたる平面体の端どうしを平行方向19にして連結することで形成される。連結したブロックどうしは固定しても固定しなくてもよいが、固定する場合、その固定部材は、平面体と平面体を連結固定できるものであればよく、例えば、くぎ、留めネジ、ホッチキス針などで固定できるが、特にタッカー針が好適である。また、当該部材の素材も、木質、鉄やステンレスなどの金属など特に限定されない。平面体の提供は、施工現場で当該ブロックを組み立てるための開発ではあるがが、平面体を作製する現場等、あらかじめ施工現場とは異なる別の場所で作製してもよい。完成広域施工平面体1−4は広域水張り体20に設置されこれを枠21で固定する。広域水張り体20は水溜め体と同等の機能をもち、部材としては、厚さは特に限定されないが、0.1mm〜100mm程度、通常は2mm〜50mmが好適である。また、その素材は、プラスチック、木材、ビニール、樹脂、ゴム、コンクリート、石材、金属等、特に限定されないが、折り曲げが容易で、かつ、経時的な耐久性に優れた素材であることが好適である。このような点から、ビニール、プラスチック(防水ゴム)等の耐錆性に優れたものが、好適な素材として例示される。広域水張り体20の形状については、箱型、円筒型、円錐型、円柱型、楕円形、ドーム型、コンベックス(蒲鉾状)およびこれ以外の形あるいは不定形でもよく、水を溜めることが可能な形状であれば特に限定されるものではない。また広域水張り体20を複数の素材から構成してもよく、例えば、底部を木や防水樹脂にしたり、シリコンを接着するなどして、水溜めができる状態にしてもよい。広域水張り体20は施工面との間に層を設けてもよい。層の厚さは特に限定されないが、0.1mm〜1000mm程度、通常は2mm〜300mmが好適である。安定層8の素材は、木材、ビニール、樹脂、ゴム、コンクリート、石材材、金属、砂、砂利、プラスチック、発泡スチロールやウレタンなどの発泡性の素材、あるいは発泡性セラミック・陶磁、グリーンビズ、モルタル、コンクリート二次製品、レンガ、タイル、およびミズゴケ、ピートモス、お茶の葉(使用済みのものを含む)、腐葉土などの生物素材およびこれを微細化したもの、土壌全般(黒土や畑土、肥料含有土、パーライトやバーミキュライトなどの人工発泡石、粘土、シルトおよびこの乾燥粉末)等、特に限定されるものではない。また、その材質およびその組み合わせは特に限定されるものではない。広域施工平面体1−4の広さの上限は特に限定されるものではないが、その範囲は1m〜100000000m程度、通常は10m〜1000000mが好適である。このとき、少数からなるブロックを組み合わせた小規模あるいは中規模の当該基盤を作製し、これを連結あるいは隣接させてもよい。枠21の厚さは特に限定されないが、0.1mm〜100mm程度、通常は2mm〜50mmが好適である。また、枠21素材は、木材、ポリプレート、化学合成系のプラスチック素材、発泡樹脂、アルミやステンレスを含む金属、石、セラミック、陶器、瓦、グリーンビズ、モルタル、コンクリート二次製品、レンガ、タイル、コンクリート、ガラスなど、その種類は特に限定されるものではないが、木材、コンクリートなどが好適である。また施工面の土を素材として盛って枠21にすることも可能である。
図8は、浸潤体を設置した広域施工植物養生基盤の姿図である。
図9は、上枠22とにオーバーフロー排出口23を設け、この上枠22で連続ネット24を施した広域施工植物養生基盤の構造図である。上枠22の厚さは特に限定されないが、0.1mm〜100mm程度、通常は2mm〜50mmが好適である。また、枠21素材は、木材、ポリプレート、化学合成系のプラスチック素材、発泡樹脂、アルミやステンレスを含む金属、石、セラミック、陶器、瓦、グリーンビズ、モルタル、コンクリート二次製品、レンガ、タイル、コンクリート、ガラスなど、その種類は特に限定されるものではないが、ポリプレート、ビニール、プラスチック等が好適である。連続ネット24は被覆網状体および平面体上部上網状体と同等の機能をもち、素材としては、プラスチック、木材、ビニール、樹脂、ゴム、コンクリート、石材材、金属等、特に限定されないが、折り曲げが容易で、かつ、経時的な耐久性に優れた素材であることが好適である。このような点から、ビニール、プラスチック(防水ゴム)等の耐錆性に優れたもの、特にバードネット等が好適な素材として例示される。連続ネット24の厚みは0.1mm〜50mm程度、通常は2mm〜50mmが好適である。またメッシュのサイズは1mm〜100mm程度、通常は2mm〜50mmが好適である。本連続ネット24は、複数層から構成されてもよい、その範囲は1層〜10層、通常は1層ないし2層が好適である。
図10は、柱部材25を広域施工植物養生基盤上または周囲に組み、この柱部材25に遮光ネット26を設けた姿図である。柱部材25の素材は、木材、ポリプレート、化学合成系のプラスチック素材、発泡樹脂、アルミやステンレスを含む金属、石、セラミック、陶器、瓦、グリーンビズ、モルタル、コンクリート二次製品、レンガ、タイル、コンクリート、ガラスなど、その種類は特に限定されるものではないが、コンクリート、木材、ステンレス等の金属パイプ等が好適であり、中でも単管パイプが最も好適である。柱部材25の施工する際、施工面からの高さは、特に限定されないが、100mm〜10000mm程度、通常は200mm〜5000mmが好適である。種苗生長ミズゴケ27は種苗として広域施工植物養生基盤上に定着27−1させる。広域施工植物養生基盤には給水管28より水を給水する。遮光ネット26は素材としては、光が遮断または減光できるものなら特に限定されないが、プラスチック、木材、ビニール、樹脂、ゴム、コンクリート、石材材、金属等でもよい。折り曲げが容易で、かつ、経時的な耐久性に優れた素材であることが好適である。このような点から、ビニール、プラスチック(防水ゴム)等の耐錆性に優れたもの、特に遮光ネットが好適であり、バードネットなども代替として利用可能である。遮光ネット26の厚みは0.1mm〜50mm程度、通常は2mm〜50mmが好適である。またメッシュのサイズは1mm〜100mm程度、通常は2mm〜50mmが好適である。本遮光ネット26は、複数層から構成されてもよい、その範囲は1層〜10層、通常は1層ないし2層が好適である。遮光は1%〜99%の範囲で、通常は10%〜90%が好適である。
図11は、広域施工植物養生基盤にソーラーパネル(太陽光発電パネル)29を設置した姿図である。ソーラーパネルの下位に樋30を設けてもよい。また樋30より樋排水管31を設けて排水させ、これを基盤に流し入れ、水を植物養生基盤に給水させることも可能である。また、広域施工植物養生基盤上に懸垂させるパネル平行方向遮光ネット32やパネル垂直方向遮光ネット33を設けてもよい。これら懸垂式遮光ネットは遮光ネット留め部材34で固定する。遮光ネット留め部材34は、遮光ネットを懸垂させるものであれば、テープ、プラスチック性や金属性のバンド・クリップ・キャップ等、特にその素材や大きさは限定されないが、市販の留めキャップ等が好適である。
図12は、広域施工植物養生基盤に設置するソーラーパネル下部35の背面姿図である。施工面26より、ソーラーパネル架台37によってソーラーパネルを上部固定する。ソーラーパネル架台37の素材は、木材、ポリプレート、化学合成系のプラスチック素材、発泡樹脂、アルミやステンレスを含む金属、石、セラミック、陶器、瓦、グリーンビズ、モルタル、コンクリート二次製品、レンガ、タイル、コンクリート、ガラスなど、その種類は特に限定されるものではないが、コンクリート、木材、ステンレス等の金属パイプ等が好適である。ソーラーパネル架台37またはソーラーパネルの施工面からの高さは、特に限定されないが、100mm〜10000mm程度、通常は200mm〜5000mmが好適である。
図13は、ソーラーパネル設置下の施工面に広域施工植物養生基盤を設置した姿図である。これにより、ソーラーパネルが広域施工植物養生基盤で養生する生長ミズゴケおよびその他植物から太陽光を遮光線38位置の範囲内で広域施工植物養生基盤からなる広域植物養生施設39を遮光することができる。
図14は、ソーラーパネルの背面にある広域施工植物養生基盤に生長ミズゴケを置床させ、栽培ミズゴケ41として栽培する態様を示した姿図である。
図15は、ソーラーパネル設置下の施工面に広域施工植物養生基盤を置くための下棚40を設けた姿図である。下棚40を設けて生長ミズゴケおよびその他植物を養生させることも可能である。下棚40の高さは特に限定されないが、10mm〜10000mm程度、通常は50mm〜3000mmが好適である。下棚40の素材は、木材、石質、ビニール、樹脂、ゴム、コンクリート、石材材、金属、砂、砂利、プラスチック、発泡スチロールやウレタンなどの発泡性の素材、あるいは発泡性セラミック・陶磁、グリーンビズ、モルタル、コンクリート二次製品、レンガ、タイル、土壌全般等、特に限定されるものではない。また、その材質およびその組み合わせは特に限定されるものではない。
図16は、ソーラーパネルの下部にあたる施工面に、パネル並列方向と同一方向に連続施工42した図(左図)、および傾斜設置ソーラーパネル43の下部にあたる施工面に不連続施工(隣接施工)44した広域施工植物養生基盤を設けた姿図である。なお、当該広域施工植物養生基盤はスライド式にして、容易に出し入れすることも可能である。また、上部パネルにより、太陽光発電したエネルギーで、水のくみ上げなどを含めた水の移動およおび管理を行うようにすることも可能である。
図17は、ソーラーパネル設置下の施工面に給水システムを組み込んだ広域施工植物養生基盤の姿図である。パネル用樋45はソーラーパネル下部に取り付け、またパネル裏に直流電流線46を取り付けてもよい。雨水等の液体はパネル用樋45よりパネル用樋配水管47を通じて排水できる。施工面にくみ上げポンプ48を設置し、ポンプ作動用電線48−1を通じて水溜め水槽水位49を調整する。水溜め水槽50から広域施工植物養生基盤に水を供給する際は、ポンプ作動用電線48−1を介して、インバーター51および分電盤52をもって水位制御をはかり、給水管53を通じて給水されることで広域施工植物養生基盤内の水量を常に保てるようにする。非常時には自動水位計電線55がつながっている分電盤52から余分電流線54から余剰電流を流す。また、広域施工植物養生基盤には自動水位計55−1およびのポンプ給水管56が設置される。
図18は、固定枠で固定した平面立て構造体ブロックの姿図である。本図は格子状の平面立て構造体をブロック枠57で固定した図である。ブロック枠の部材の厚さは特に限定されないが、0.1mm〜100mm程度、通常は2mm〜50mmが好適である。また、その素材は特に限定されないが、折り曲げが容易で、かつ、経時的な耐久性に優れた素材であることが好適である。このような点から、ポリプレート、ビニール、プラスチック等の耐錆性に優れたものが好適な素材として例示される。
図19は、固定枠で固定した平面立て構造体ブロックの拡大姿図である。吸水体58は交差させた箇所とその隣接する交差箇所との間の平面上部から、平面体底部に架橋させる状態で設置する。
図20は、固定枠で固定した平面立て構造体ブロックに吸水体設置59の態様を示した姿図である。
図21は、栽培用平面立て構造体ブロックに栽培ネットを設置した姿図である。栽培ネット60を栽培ネット留め部材61で固定する。このブロックで生長ミズゴケを栽培させる。栽培ネット60は被覆網状体9および植物養成下部網状体と同等の機能を有するものであり、その素材材は、プラスチック、木材、ビニール、樹脂、ゴム、コンクリート、石材材、金属等、特に限定されないが、折り曲げが容易で、かつ、経時的な耐久性に優れた素材であることが好適である。このような点から、ビニール、プラスチック(防水ゴム)等の耐錆性に優れたもの、特にバードネット等が好適な素材として例示される。栽培ネット60のネットの厚みは0.1mm〜50mm程度、通常は2mm〜50mmが好適である。またメッシュのサイズは1mm〜100mm程度、通常は2mm〜50mmが好適である。本栽培ネット60は平面立て構造体の上部に設けなくてもよい。留め部材14は、栽培用平面立て構造体ブロックに、栽培ネット60または植物を挟み込んだ両網状体(養生床網)を固定できるものであればよく、例えば、くぎ、留めネジ、ホッチキス針などで固定できるが、特にタッカー針が好適である。また、当該部材の素材も、木質、鉄やステンレスなどの金属など特に限定されない。
図22は、栽培用平面立て構造体ブロックに栽培ネットを栽培ブロック用枠62で固定した姿図である。栽培ブロック用枠62の厚さは特に限定されないが、0.1mm〜100mm程度、通常は2mm〜50mmが好適である。また栽培ブロック用枠62の素材は、木材、ポリプレート、化学合成系のプラスチック素材、発泡樹脂、アルミやステンレスを含む金属、石、セラミック、陶器、瓦、グリーンビズ、モルタル、コンクリート二次製品、レンガ、タイル、コンクリート、ガラスなど、その種類は特に限定されるものではない。
図23は、網を固定した平面立て構造体ブロックに生長ミズゴケを置床・栽培する態様を示した姿図である。栽培ミズゴケ種苗63は、生長ミズゴケあるいはその集合体である。これは単一種(または単一系統)あるいは複数種(あるいは複数系統)のミズゴケの集合体であってもよい。ミズゴケ栽培において、生長ミズゴケ集合体に、オオミズゴケ系統である「パレストーレミーノ(商願2014−042620)」が、0.1%〜100%程度、通常90%〜100%含まれていることが好適である。水溜めの構造にはなっていないため、このブロックには水は溜まることはない。施工場で直接ミズゴケを配置するのではなく、ブロック作製元座など、異なる場所などでミズゴケをこの基盤に配置し、これを積み重ねて養生施工されている場所に移動させ、配置することもできる。
図24は、平面立て構造体ブロックで栽培した生長ミズゴケを収穫する態様を示した姿図である。栽培ミズゴケ頭部64はブロックの上面にくるように配置する。収穫適性ミズゴケ65にまで生長した際に収穫を行う。本栽培は、水槽水位66を調整することの可能な水槽枠67で栽培する。
図25は、生長ミズゴケを収穫した平面立て構造体ブロックで生長ミズゴケを再設置する態様を示した姿図である。収穫適性ミズゴケ65にまで生長した生長ミズゴケは、植物体上部を収穫後、収穫後ブロック68を再び底部に常時水がある場所で栽培し、頭状体をもつミズゴケとして再生させ、養生させることができる。
図26は、本基盤での生長ミズゴケの回収・再生システム構想図である。収穫後ブロック68−1は頭部付ミズゴケブロック69から分離した状態のものである。分離した上部ミズゴケ集合体70は上部収穫ミズゴケ利用部80として利用される。一方、ミズゴケ下部再生栽培基盤90を用いて収穫後下部ミズゴケ種苗91を下部収穫ミズゴケ利用部92として養生する。また、上部ミズゴケ集合体70はミズゴケ上部栽培基盤93に設置することで上部栽培ミズゴケ集合体94として栽培し、ミズゴケ養生から下部に得られる泥炭の作出と、これを利用し、ガス化して、エネルギー転換させたり、土壌改良材をつくりだすことにつながる。さらには、本システムを用いて、湿原の再生にも応用できる。
平面体を格子状に組み合わせた平面立て構造体の姿図である。 平面立て構造体にする際の平面体の拡大姿図である。 平面立て構造体を水溜め体に配置した構成図である。 養生植物の被覆網状体の姿図である。 安定層上の水溜め体に配置した平面立て構造体上に植物を定着させ被覆網状体を被覆した姿図である。 植物を養生する植生基盤の断面図である。 広範囲施工用の平面立て構造体を用いた植物養生基盤の構造図である。 浸潤体を設置した広域施工植物養生基盤の姿図である。 上枠と連続ネットを施した広域施工植物養生基盤の構造図である。 広域施工植物養生基盤に遮光ネットを設けた姿図である。 広域施工植物養生基盤にソーラーパネル(太陽光発電パネル)を設置した姿図である。 広域施工植物養生基盤に設置するソーラーパネルの背面姿図である。 ソーラーパネル設置下の施工面に広域施工植物養生基盤を設置した姿図である。 ソーラーパネルの背面にある広域施工植物養生基盤に定着させた栽培ミズゴケの態様を示した姿図である。 ソーラーパネル設置下の施工面に広域施工植物養生基盤を置くための下棚を設けた姿図である。 ソーラーパネル設置下の施工面に、パネル並列方向と同一方向に連続施工および不連続施工(隣接施工)した広域施工植物養生基盤を設けた姿図である。 ソーラーパネル設置下の施工面に給水システムを組み込んだ広域施工植物養生基盤の姿図である。 固定枠で固定した平面立て構造体ブロックの姿図である。 固定枠で固定した平面立て構造体ブロックの拡大姿図である。 固定枠で固定した平面立て構造体ブロックに吸水体をとりつけた姿図である。 栽培用平面立て構造体ブロックに栽培ネットを設置した姿図である。 栽培用平面立て構造体ブロックに栽培ネットを栽培ブロック用枠62で固定した姿図である。 網を固定した平面立て構造体ブロックに生長ミズゴケを置床・栽培する態様を示した姿図である。 平面立て構造体ブロックで栽培した生長ミズゴケを収穫する態様を示した姿図である。 生長ミズゴケを収穫した平面立て構造体ブロックで生長ミズゴケを再設置する態様を示した姿図である。 本基盤での生長ミズゴケの回収・再生システム構想図である。

Claims (8)

  1. 平面状の部材を1単位とし、2単位以上の部材を立て、独立あるいは交差させてなる植生基盤。
  2. 請求項1記載の基盤の前面に、水を移動させる浸潤体を介してミズゴケを湿潤させる植生基盤。
  3. 前記記載の植生基盤において、特定の生長ミズゴケとして、オオミズゴケ系統「パレストーレミーノ(商願2014−042620)」を一部または全部を資材とする植生基盤。
  4. 前記記載の植生基盤において、湿潤性移動のための素材が、生物資源素材に限定されないことを特徴とする、請求項1記載の植生基盤。
  5. 前記記載の基盤の底部に水溜め体にある溶液が一定以上の水位を超えると流れ出る構造が設けられていることを特徴とする植生基盤。
  6. 前記記載の植生基盤において、水溜め場の溶液、植生基盤を構成する非生物資材またはこれを介した植物体から水分の蒸発あるいは気化により、当該基盤を設置した上部および下部を含む周囲空間の空中温度および空間湿度の調整を行うことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の植生基盤の使用方法。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の植生基盤において、上方向空間に設置した太陽光発電パネルおよび同等の構造物への空中温度調整効果によって、発電効果に影響を与える請求項6記載の植生基盤の使用方法。
  8. 請求項1〜5のいずれかに記載の植生基盤を、土地、道路、建設構造物等に設置し、直下面および下部方向にある周辺の面および面下の屋内空間に対して、温度あるいは湿度の調整を行うことを特徴とする、請求項6記載の植生基盤の使用方法。
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