JP2016130502A - 密閉型圧縮機及び密閉型圧縮機を備える冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】潤滑油の冷却システムへの混入を抑制する。
【解決手段】吐出ポートと、吐出連通孔と、を有するバルブプレートと、吐出弁板と、を備え、吐出弁板は、基端部を回動中心として回動し、先端部側で吐出ポートを開閉可能な密閉形圧縮機であって、吐出連通孔は、吐出弁板の基端部側かつ吐出ポートより重力方向の反対側に位置している。
【選択図】図3

Description

本発明は、密閉型圧縮機及び密閉型圧縮機を備える冷蔵庫に関する。
関連する技術として特許文献1がある。
特許文献1は、一方の部屋151に出口孔152を設け、他方の部屋153の凹部140の外周154方向に吹出し口155を設けた構成を開示している(要約)。
バルブプレート113は、吐出リード142の長手方向を重力方向に対して直交する方向に設けられている(段落0042、図2,3)。出口孔152は吐出リード142の長手方向の基端側下方に位置している。特許文献1は、吐出空間を二つの部屋に分けることで、潤滑油を効率的に出口孔152から排出するとしている。
また、特許文献1の背景技術の欄は、吐出リード26の先端側かつ吐出リード26より重力方向上側に出口孔30を設けた構成を開示している(段落0009、図10,11)。
特開2006−138238号公報
冷媒ガスと潤滑油は吐出孔(吐出ポート)から流入して出口孔(吐出連通孔)に排出される。この内、冷媒ガスは出口孔から効率よく排出されることが望まれる。
潤滑油は、圧縮機下部の貯留部からクランクシャフトなどにより汲み揚げられて、ピストンとシリンダ間をはじめとする摺動部に供給される。摺動部を潤滑した潤滑油の多くは再び貯留部に戻るが、潤滑油の一部はシリンダの圧縮室から吐出ポートに流入する。このため、潤滑油が出口孔から排出されて冷凍サイクルを循環すると、潤滑油量が不足するおそれがある。
冷凍サイクルを循環する潤滑油の一部は、吸入サイレンサなどを介してシリンダ圧縮室に到達する。このときピストンとシリンダ間の摺動損失を抑制し得るが、その一方では、冷媒の循環量を減少させたり液圧縮を生じさせたりして、圧縮量の低下やシリンダ損傷の要因になるおそれがある。このため、圧縮性能や信頼性の観点からは、出口孔から排出される潤滑油量を低減することが望ましい。
また、吐出リード(吐出弁板)は基端側を回動軸として回動して吐出孔を開閉する。吐出孔から噴射した冷媒ガスは吐出リードに衝突して先端側に向かい放射状に広がるため、先端側の流体の流れは基端側に比べて強い。このため先端側に出口孔を設けると冷媒の排出効率が低下するおそれがある。また、重力方向側(下方)に出口孔を設けると潤滑油の排出量が増加するおそれがある。
上記課題に鑑みてなされた本発明は、吐出ポートと、吐出連通孔と、を有するバルブプレートと、吐出弁板と、を備え、該吐出弁板は、基端部を回動中心として回動し、先端部側で前記吐出ポートを開閉可能な密閉形圧縮機であって、前記吐出連通孔は、前記吐出弁板の基端部側かつ前記吐出ポートより重力方向の反対側に位置していることを特徴とする。
実施例1の密閉型圧縮機の縦断面図である。 実施例1の吐出弁装置12を含む圧縮要素の分解斜視図である。 実施例1のバルブプレート及び吐出弁板の正面図である。 実施例1の吐出サイレンサの断面図である。 実施例1のバルブプレート、吐出サイレンサを含む圧縮要素の一部断面図である。 実施例2のバルブプレート及び第一ガス連通路の断面図である。 本発明の密閉型圧縮機を搭載した機器の一例である冷蔵庫の縦断面図である。
以下、本発明の実施例を添付の図面を参照しつつ説明する。同様の構成要素には同様の符号を付し、同様の説明は繰り返さない。
本発明の各種の構成要素は、必ずしも同一の部材から形成される必要はなく、例えば、一つの構成要素が複数の部材から構成されること、複数の構成要素が一つの部材から構成されること、或る構成要素の一部が他の構成要素の一部であること、或る構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複すること、を許容する。
<密閉形圧縮機100の概要>
図1は本実施例に係る密閉型圧縮機100の側面断面図である。
密閉型圧縮機100は、圧縮要素1と電動要素2とを密閉容器3内に配置したいわゆるレシプロ式圧縮機である。圧縮要素1及び電動要素2は、密閉容器3内において複数のコイルバネ4を介して弾性的に支持されている。
電動要素2はフレーム5の下方に配置され、ステータ6及びロータ7を含んで構成されている。ステータ6はフレーム5に固定され、ロータ7はクランクシャフト8に固定されている。また、ロータ7は電磁鋼板を積層したロータコア7aからなる構造を有している。フレーム5は、シリンダ5a,ラジアル軸受5bを含んで形成されている。また、フレーム5には、第一の吐出サイレンサ5fと第二の吐出サイレンサ5gが形成されている(図1中不図示。例えば図2参照)。
圧縮要素1は、電動要素2が生ずる回転力によって回転するクランクシャフト8と、フレーム5と、シリンダ5aと、吐出弁装置12と、ヘッドカバー20とを備えている。シリンダ5aは、ピストン10が往復動するシリンダ室5dを有している。クランクシャフト8の下端は潤滑油貯留部に位置している。潤滑油貯留部は密閉容器3内の重力方向側に位置している。
ラジアル軸受5bは、クランクシャフト8が軸支される貫通孔5eを有する筒状に形成され、ベース5cから下方へ突出して形成されている。
クランクシャフト8は貫通孔5eからなるラジアル軸受5bに挿通してフレーム5の下方から上方へ延伸し、クランクピン8aがフレーム5の上方側に位置するように設けられている。クランクピン8aはクランクシャフト8の上端部において、このクランクシャフト8の回転中心から偏芯した位置に設けられている。
また、クランクシャフト8は回転軸に対して直交する方向(水平方向)に延びたフランジ部8bを有している。また、クランクシャフト8の内部には下端から上方に向けて中ぐり穴8cが形成され、中空状の空間となっている。
このように構成されたクランクシャフト8はその下部がロータ7と結合され、電動要素2の動力によりクランクシャフト8が回転するように構成されている。
圧縮要素1はシリンダ室5dを形成するシリンダ5aと、シリンダ室5d内を往復動するピストン10と、このピストン10と連結されるコネクティングロッド11と、シリンダ5a端面に組み立てられる吐出弁装置12と、吐出室空間の一部を形成するヘッドカバー13とを備えている。
ピストン10はコネクティングロッド11のリング部11bを介してクランクピン8aに連結され、クランクピン8aの偏芯回転によりシリンダ室5d内を往復動する。また、コネクティングロッド11の内部には、リング部11bからピストン10に連結されるボール部11aにかけてコネクティングロッド連通孔11cが形成されている。コネクティングロッド連通孔11cの基端部はクランクピン8aに形成された溝(図示せず)と連通している。
クランクシャフト8の先端には給油ピース14が取り付けられており、この給油ピース14は密閉容器3の底部に貯留する潤滑油15内に浸漬されている。クランクシャフト8の外表面にはスパイラル溝9が形成されており、このスパイラル溝9と中ぐり穴8cは下部連通穴8dを介して連通されている。
以上のように構成された密閉型圧縮機100について、以下にその動作を説明する。
ロータ7の回転に伴いクランクシャフト8が回転すると、矢印のように給油ピース14内に流入してきた潤滑油15には遠心力が加わる。そのため、潤滑油15はクランクシャフト8の下端に設けられた中ぐり穴8c内を上昇し、さらに下部連通穴8dへと運ばれる。
下部連通穴8dへと到達した潤滑油15は、スパイラル溝9へと導かれる。このスパイラル溝9の壁面と、ラジアル軸受5bの壁面とで形成される潤滑油通路においては、クランクシャフト8の回転による壁面移動に伴い、潤滑油15が粘性の効果で壁面に引きずられスパイラル溝9内を上昇する。このとき、同時に潤滑油15はラジアル軸受5bを潤滑することになる。
一方、クランクシャフト8の回転によって偏芯回転するクランクピン8aと連結されたコネクティングロッド11は偏芯動作を行う。このコネクティングロッド11の偏芯動作によってピストン10はシリンダ室5d内を往復動して冷媒を圧縮する。冷媒は、吸入弁板17,バルブプレート18,吐出弁板22等(吐出弁装置)を介して密閉容器外に吐出する。
吐出弁装置は、吸入孔18d(例えば、図3参照)からシリンダ室5d(例えば、図1参照)に冷媒を流入させる。冷媒はピストン10によって圧縮され、吐出ポート18bを介して吐出弁装置の吐出構造に流入する。
<吐出弁装置>
図2は吐出弁装置を含む圧縮要素1の分解斜視図である。
シリンダ5aの端面側には、吐出弁装置と、ヘッドカバー20と、吸入サイレンサ21が設けられている。冷媒は、吸入サイレンサ21、ヘッドカバー20、吐出弁装置を介してシリンダ室5dに流入して圧縮された後、吐出弁装置を介して第一の吐出サイレンサ5f及び第二の吐出サイレンサ5gに吐出される。
圧縮要素1は、シリンダ5aの端面から順に、トップパッキン16,吸入弁板17,バルブプレート18,パッキン19を有し、パッキン19に隣接してヘッドカバー20を有している。
吸入弁板17とバルブプレート18は、冷媒のシリンダ室5dへの吸入構造の要素であり、また、バルブプレート18、パッキン19およびヘッドカバー20は冷媒のシリンダ室5dからの吐出構造(吐出室空間)の要素である。吐出構造は、後述する吐出連通孔18cを介して、第一の吐出サイレンサ5f及び第二の吐出サイレンサ5gに連通している。
<吐出構造>
[バルブプレート18]
図3は、バルブプレート18及び吐出弁板22の正面図である。本実施例では、図3中、上から下方向に向かって重力加速度が加わるようにバルブプレート18が設置されているとして説明する。以下、このバルブプレート18の向きを縦向きと呼ぶ。
バルブプレート18は、凹部18a、吐出ポート18b、吐出連通孔18c、吸入孔18dを有する。
凹部18aは、バルブプレート18の反シリンダ側(シリンダ5aと反対側の面)に形成されている。凹部18aには圧縮室5dで圧縮された冷媒が供給される吐出ポート18bが設けられている。吐出ポート18bは、吐出弁板22によって開閉自在である。吐出ポート18bを覆うように、凹部18a内にはシリンダ側から吐出弁板22,制振板23,及びストッパ24が順に配置され、ストッパ24が凹部18aに嵌合することによってこれらは固定される。
凹部18aは吐出ポート18bより下方側(重力方向側)の領域を含んで形成されている。これにより、吐出ポート18bより下方側に潤滑油を多く貯留し、潤滑油が吐出連通孔18cに流入することを抑制できる。なお、吐出弁板22より下方の領域(破線で囲まれた部分)は潤滑油が貯留されやすい領域Bを示している。
吐出弁板22は、基端部22aを中心に回動し、先端部22b側に設けた吐出ポート18bを開閉する。ストッパは凹部18aに嵌合して吐出弁板22及び制振板23の過剰な移動を抑制できる。
[吐出連通孔18cの位置]
吐出連通孔18cは、吐出ポート18bより上方(重力方向に対して反対側)に位置している。これにより、潤滑油が吐出連通孔18cに到達することを抑制できる。
なお、重力加速度が基端部22aから先端部22bに向かう方向に略直交する方向であって、バルブプレート18と略平行な方向に加わるようにバルブプレート18を設けてもよい。このバルブプレート18の設置方向を、横向きと呼ぶことにする。例えば、重力加速度の方向が、図3中、左から右向きであることを許容する。この場合でも吐出連通孔18cは吐出ポート18bより重力方向上流側であるため、潤滑油が到達することを抑制できる。
しかし、発明者らが検討した結果、バルブプレート18を縦向きに設置すると冷媒ガスに含まれる潤滑油の量が横向きに設置する場合の約半分となることを見出した。このため、縦向きに設置することが好ましい。
また、吐出連通孔18cは、先端部22bに比して基端部22a側に位置している。吐出ポート18bの近傍は冷媒の流れが強いため、ここから比較的遠方である基端部22a近傍に設けることで、冷媒を効率よく排出できるようにしている。吐出連通孔18cは基端部22aの横側又は基端部22aより重力加速度の上流側に設けられても良い。
さらに、吐出連通孔18cは、吐出ポート18bを介して吸入孔18dの反対側に位置している。
<吐出サイレンサ>
図4は吐出サイレンサ(第一の吐出サイレンサ5f、第二の吐出サイレンサ5g)の断面図である。
吐出サイレンサはフレーム5に成形されている。第一の吐出サイレンサ5fは内部に第一の空間部25aを有し、第二の吐出サイレンサ5gは内部に第二の空間部25bを有している。以下、第一の空間25aと第二の空間25bをまとめて空間と呼ぶ。
第一の空間25aは第一のガス連通路25cによって吐出連通孔18cに連通しており、また、第二のガス連通路25dによって第二の空間25bに連通している。冷媒は、吐出連通孔18cから流入する。第二の空間25bは、ガス導出管28によって冷媒を排出可能である。
空間の上部には、それぞれキャップ26a,26bを設けている。キャップ26a,26bは、第一と第二の空間25a,25b内に形成された雌ねじ部25e,25fに螺合するボルト27a,27bによって固定されている。第二の空間25b上部のキャップ26bにはガス導出管28が取り付けられている。
図4中、矢印Aは冷媒の流れ方向を表す。第一のガス連通路25cを通って第一の空間25a内に導入された冷媒ガスは膨張する。その後冷媒は、第二のガス連通路25dを通って第二の空間25b内に導入されて膨張する。その後冷媒は、ガス導出管28から冷却システム(図示せず)に吐出される。なお、図示するように、第一のガス連通路25cと第二のガス連通路25dを直線上に並べると、ドリル加工によって容易に両者を形成できるため好ましい。
<バルブプレート18、ガス連通路と吐出サイレンサの位置関係>
図5はバルブプレート18、吐出サイレンサを含む密閉形圧縮機の一部の断面図である。
吐出連通孔18cは、フレーム5に形成された第一のガス連通路25cと繋がっている。第一のガス連通路25cは、例えばシリンダ5aの左右方向側(図1中、紙面裏側)に設けることができる。
第一のガス連通路25cは、バルブプレート18に対して略垂直方向に延在している。すなわち、第一の空間25a及び吐出連通孔18cは、バルブプレート18に対して略垂直な線分で結べる位置に設けられている。これにより、第一のガス連通路25cの流路断面を吐出連通孔18cの開口面に対して略平行に設けることができるため、流路抵抗を低減できる。さらに、バルブプレート18から第一の空間25aまでの道のりを短縮できるため、流路抵抗を低減できる。
本発明の実施例2について説明する。実施例2の構成は、以下の点を実施例1と異なるものにすることができる。
図6は本実施例のバルブプレート18の断面図である。
第一のガス連通路25cの内径をC寸法とする。吐出連通孔18cの内径をD寸法とする。さらに、吐出連通孔18cは第一のガス連通路25cから反対側に向かって広がる外広がり部29aを有している。この外広がり部29aの内径をE寸法とする。
寸法C,Dは、C>Dの関係を有している。そのため、吐出連通孔18c(寸法D)から第一のガス連通路25c(寸法C)に移動する際の流路幅の変化は、吐出連通孔18cに対するバルブプレート18の位置ずれに影響されない。理論上は、同様の効果をC<Dとしても得ることができるが、寸法Dを大きくすることはバルブプレート18のサイズから限界がある。組立精度が向上できるほどに寸法Dを大きくすることは困難であるため、比較的寸法の自由度が大きいCを大きくすることで、組立性を向上することができる。
また、寸法D,EはD<Eの関係を有している。これにより流路抵抗が減少し、冷媒ガスはスムーズに第一の空間部25a内に流れ込むことになる。
[冷蔵庫]
次に、本発明に係る密閉型圧縮機を搭載した機器の一例である冷蔵庫について説明する。
図7は、本発明に係る密閉型圧縮機1000を搭載した冷蔵庫200の縦断面図である。
冷蔵庫200は断熱箱体210を有している。密閉型圧縮機1000は断熱箱体210と仕切部211が囲む領域に配されており、密閉型圧縮機1000、放熱パイプ、キャピラリーチューブ、冷却器260を繋ぐことで、R600a等の冷媒を用いた冷凍サイクルが形成されている。密閉型圧縮機1000は、冷蔵庫200の冷凍サイクル構造の下方側に位置している。なお、密閉型圧縮機1000を冷凍サイクル構造の上方側に配する場合、シリンダピストン間に潤滑油が到達する量が減少することがある。このような場合、潤滑を補助するために吐出弁装置に比較的多量の潤滑油を供給する、すなわち、シリンダ内に比較的多量の潤滑油を供給するよう設計することがある。本実施例では上記のように重力方向下方側に密閉型圧縮機を配しているため、シリンダ内に供給される潤滑油量を抑制するように種々の構成を採用している。
冷蔵庫200は、貯蔵室の一例として冷蔵室220、上段冷凍室230、下段冷凍室240、野菜室250を有しており、これら庫内空間は密閉型圧縮機1000の駆動により冷凍サイクル(図示せず)が動作することで冷却される。
本発明に係る密閉形圧縮機を搭載する機器は冷蔵庫に限られず、冷蔵庫の他、電動ポンプなど種々の用途の機器に適用できる。例えば冷凍空調用途では、エアコンや冷凍冷蔵ショーケース等のシステムに適用することも可能である。
1…圧縮要素
2…電動要素
3…密閉容器
4…コイルバネ
5…フレーム
5a…シリンダ
5b…ラジアル軸受
5c…ベース
5d…シリンダ室
5e…貫通孔
5f…第一の吐出サイレンサ
5g…第二の吐出サイレンサ
8…クランクシャフト
10…ピストン、
11…コネクティングロッド
12…吐出弁装置
15…潤滑油、
16…トップパッキン
17…吸入弁
18…バルブプレート
18a…凹部、
18b…吐出ポート
18c…吐出連通孔、
19…パッキン
20…ヘッドカバー
20a…吸入サイレンサ取り付け孔
21…吸入サイレンサ
22…吐出弁板
23…制御板
24…ストッパ
25a…第一の空間
25b…第二の空間
25c…第一のガス連通路
25d…第二のガス連通路
25e,25f…雌ねじ
26a,26b…キャップ
27a,27b…ボルト
28…ガス導出管
29a…外広がり部
100…密閉型圧縮機
200…冷蔵庫
210…断熱箱体
211…仕切部
220…冷蔵室
230…上段冷凍室
240…下段冷凍室
250…野菜室
1000…密閉型圧縮機
A…冷媒ガス流れ方向
B…潤滑油貯留領域

Claims (9)

  1. 吐出ポートと、吐出連通孔と、を有するバルブプレートと、
    吐出弁板と、を備え、
    該吐出弁板は、基端部を回動中心として回動し、先端部側で前記吐出ポートを開閉可能な密閉形圧縮機であって、
    前記吐出連通孔は、前記吐出弁板の基端部側かつ前記吐出ポートより重力方向の反対側に位置していることを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 前記バルブプレートは、凹部を有し、
    前記凹部は、前記吐出ポートより重力方向側の領域を含んで配されていることを特徴とする請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 重力方向は、前記基端部から前記先端部に向かう方向に略平行であることを特徴とする請求項1又は2に記載の密閉型圧縮機。
  4. 前記バルブプレートは、吸入孔を有し、
    前記吐出連通孔は、前記吐出弁板を介して前記吸入孔と反対側に位置することを特徴とする請求項1乃至3何れか一項に記載の密閉型圧縮機。
  5. 前記吐出連通孔は、第一の吐出サイレンサに繋がる第一のガス連通路の一端であり、
    前記第一のガス連通路は、前記バルブプレートに対して略直交する方向に延在していることを特徴とする請求項1乃至4何れか一項に記載の密閉型圧縮機。
  6. 前記吐出連通孔は、前記第一のガス連通路の内径よりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の密閉型圧縮機。
  7. 前記バルブプレートは、前記吐出連通孔を広げる外広がり部を有することを特徴とする請求項5又は6に記載の密閉型圧縮機。
  8. 前記第一の吐出サイレンサと第二の吐出サイレンサとを繋ぐ第二のガス連通路を有し、
    前記第一のガス連通路と前記第二のガス連通路が一の直線上に略位置することを特徴とする請求項5乃至7何れか一項に記載の密閉型圧縮機。
  9. 請求項1乃至8何れか一項に記載の密閉型圧縮機を備える冷蔵庫であって、
    該密閉型圧縮機は、当該冷蔵庫が有する冷凍サイクル構造のうち、重力方向下方側に位置することを特徴とする冷蔵庫。
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