JP2016128663A - 内燃機関用ピストン - Google Patents

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Abstract

【課題】 スカート付近の重量の増加を抑え、さらにピストンに加わる応力を分散させることにより、ピストンの姿勢を安定させること、ピストンとピストンピンとの摩耗や焼きつきを抑えることができる内燃機関用ピストンを提供する。【解決手段】 燃焼室からの燃焼圧を受ける冠面11を有する冠部と、シリンダボア2aと摺動する摺動面を有するスカート部14Aと、ピストンピンボスを有するピンボス部12と、前記スカート部14Aと前記ピンボス部12とを連結させるサイドウォール15とを備える内燃機関用ピストンであって、前記サイドウォール15の厚さは前記サイドウォール15のスカート部14A側では最も薄くなり、ピンボス部12側では最も厚くなるように変化させて構成したことにある。【選択図】 図3

Description

本発明は、内燃機関のピストンに関する。
従来、内燃機関のピストンの姿勢を安定させる技術として、ピストンスカート部の肉厚をスカート下端部に行くにしたがって徐々に厚くし、剛性を最適化してピストンスラップ衝撃を抑える技術(特許文献1参照)、スカート部の横方向剛性がスカート部下部で大、スカート部上部で小となるようにし、スカート下端部の変形を抑えることでシリンダボアとのクリアランス低減および油膜切れや、オイルリングのシール性低下を抑制できる技術(特許文献2参照)が知られている。
特開平10−159974号公報 特開平4−219570号公報
しかしながら、上述した技術ではスカート付近の重量が増して重量バランスが悪化することにより、ピストンの姿勢が安定せず、ピストンがシリンダボアに接触し、異音が発生したり、キズの原因となるおそれや、ピンボス部で応力集中が発生してピストンピンが摩耗したり焼き付く恐れがある。さらに、上述したピストンを製造する際、鋳造では抜き方向に逆テーパがついてしまうため製造するのが困難である。
このように、先行技術文献の構成ではスカート付近の重量が増加してしまい、ピストンの姿勢が安定しなくなる課題がある。
本発明は、スカート付近の重量の増加を抑え、さらにピストンに加わる応力を分散させることにより、ピストンの姿勢を安定させること、ピストンとピストンピンとの摩耗や焼きつきを抑えることができる内燃機関用ピストンを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、燃焼室からの燃焼圧を受ける冠面を有する冠部と、シリンダボアと摺動する摺動面を有するスカート部と、ピストンピンボスを有するピンボス部と、前記スカート部と前記ピンボス部とを連結させるサイドウォールとを備える内燃機関用ピストンであって、前記サイドウォールの厚さは前記サイドウォールのスカート部側では最も薄くなり、ピンボス部側では最も厚くなるように変化させて構成したことにある。
本発明によるサイドウォールの外壁は、サイドウォールが最も厚くなる最肉厚部でピンボス部の外壁よりも外側方向にせり出したのち、ピンボス部の外壁に接続していることにある。
本発明によるサイドウォールが最も薄くなる最肉薄部の厚さは、サイドウォールとスカート部とが接続する始端部の厚さよりも薄く、サイドウォールが最も厚くなる最肉厚部の厚さは、サイドウォールとピンボス部とが接続する終端部の厚さよりも厚いことにある。
本発明によるサイドウォールはサイドウォールの内壁と外壁とが湾曲形状を有するように連続的に形成され、最肉厚部よりもスカート部側ではサイドウォールの内壁の湾曲方向と、サイドウォールの外壁の湾曲方向とが反対方向であることにある。
本発明による最肉厚部よりもピンボス部側では、サイドウォールの内壁の湾曲方向と、サイドウォールの外壁の湾曲方向とが同方向となることにある。
本発明による最肉厚部よりもスカート部側のサイドウォールの内壁の曲率半径は、最肉厚部よりもスカート部側のサイドウォールの外壁の曲率半径よりも小さいと共に、最肉厚部よりもピンボス部側のサイドウォールの外壁の曲率半径よりも大きいことにある。
本発明によるスカート部はスラスト側スカート部であることにある。
本発明では、シリンダボアからの側圧を受けた場合にサイドウォールの肉薄部で変形しやすくすることにより、スカート部に加わる応力を緩和でき、スカート部の重量を増やすこと無くスカート下端部の変形を抑えることができるため、ピストンの姿勢悪化を抑えることができる。さらにピンボス部側ではサイドウォールを最も厚くして、ピストンピンボスとピストンピンの回転軸に近い部分の重量が増加することにより、回転軸周りに発生する慣性モーメントを効率よく分散させることができるため、ピストンの姿勢悪化を抑えることができる。結果的にピストンの姿勢悪化によってピストンのスカート部がシリンダボアに接触し、異音が発生したり、キズの原因になることを防ぐことができる。
本発明の実施の形態による内燃機関用ピストンを備えた内燃機関の構造を示す概念図である。 本発明の実施の形態による内燃機関用ピストンを示す正面図である。 図2に示された内燃機関用ピストンの底面図である。 図3の部分拡大図である。 (a)は、本発明の実施例のサイドウォールの応力を比較例の内燃機関用ピストンの壁部の応力と比較して示す解析図、(b)は本発明の実施例のサイドウォールの変形量を比較例の内燃機関用ピストンのスカート部の変形量と比較して示す解析図である。 本発明の他の実施の形態による内燃機関用ピストンを示す底面図である。 図5(a)(b)の解析図に示された比較例の内燃機関用ピストンの底面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は内燃機関の一例を示したもので、図2および図3は本発明の実施の形態によるピストン1を示したものである。
図1において、内燃機関等に用いられるピストン1は、シリンダ2内に摺動自在に設けられており、ピストン本体10の上端部10aには燃焼圧Pbを受ける冠面11aを有する冠部11が設けられている。ピストン本体10の冠面11aで受けた燃焼圧Pbは、コンロッド3を介してクランクシャフト4に伝達されるもので、ピストン1には、コンロッド3とピストン本体10を連結するピストンピン5が設けられている。このピストンピン5は、ピストン本体10の下面側に互いに対向して設けられたピストンピンボスを有する一対のピンボス部12の挿通穴13に挿通されて前記コンロッド3を回動自在に支持している。ピストン本体10にはシリンダ2側面から側圧Psが作用する。
ピストン1の構造を図2ないし図4に従って説明する。
ピストン1の下部側周囲には、ピンボス部12を避けてピストン本体10の周縁部に下方向、すなわち鉛直方向に向けて互いに対向するように一対の薄壁部14が設けられている。この薄壁部14は所謂、スカート部と呼ばれており、シリンダ2内面のシリンダボア2aと摺動するものである。スカート部は、スラスト側方向Aのスカート部14Aと反スラスト側方向Bのスカート部14Bで構成され、スラスト側方向Aのスカート部14Aの両側部と一対のピンボス部12は、それぞれサイドウォール15と呼ばれる、外側に円弧を描いて、せり出すように湾曲した壁部でピンボス部外壁12aに連結されている。サイドウォール15は、下方向に延びる壁部で、壁部の外壁面がサイドウォール内壁15aとサイドウォール外壁15bとで構成されている。サイドウォール15の壁部の肉厚15tは、スカート部14A付近で薄い薄肉部15taで、ピンボス部12付近で厚い厚肉部15tbに形成されている。薄肉部15taの位置は、スカート部14Aからピンボス部12中心までの距離の約四分の一の距離が好ましい。
サイドウォール内壁15aの湾曲部15adは、図4に示すように、ピストン本体10の内側に向けて凹面の円弧で湾曲するようにサイドウォール内壁曲率半径15arで湾曲して形成されている。一方、サイドウォール外壁15bは、図4に示すように、スカート部14Aに近い付近の湾曲部15bdではピストン本体10の外側に向けて凹面の円弧で湾曲するようにサイドウォール外壁曲率半径15brで湾曲して形成されている。また、サイドウォール外壁15bは、図4に示すように、ピンボス部12に近い付近の湾曲部15cdではピストン本体10の内側に向けて凹面(曲率方向)で湾曲するようにサイドウォール外壁曲率半径15crで湾曲して形成されている。
サイドウォール内壁曲率半径15arとサイドウォール外壁曲率半径15brは、それぞれ異なる曲率半径で凹面(曲率方向)の円弧を成すように湾曲方向が互いに逆向きに形成されている。サイドウォール15の曲率半径は、サイドウォール外壁曲率半径15br>サイドウォール内壁曲率半径15ar>サイドウォール外壁曲率半径15crに形成されている。
図4では、図示左側のサイドウォール15について説明したが、これと対称に設けられた図3の右側のサイドウォール15についても同様の構成で形成されている。
図2−図4に示した実施の形態では、サイドウォール15は、スラスト側方向Aのスカート部14Aに適用し、反スラスト側方向Bのスカート部14Bでは、薄壁部14から直線的な壁部16でピンボス部12に連結されている。
上記のように、サイドウォール内壁15aの湾曲部15adおよび、サイドウォール外壁15bの湾曲部15bdの湾曲方向、サイドウォール内壁曲率半径15arとサイドウォール外壁曲率半径15brは、サイドウォール内壁15aとサイドウォール外壁15bで異なり、サイドウォール15がピンボス部12よりも外側にせり出してピンボス部外壁12aに連結されるような構造に形成されている。
上記の構成によれば、サイドウォール内壁15aの湾曲部15adおよび、サイドウォール外壁15bの湾曲部15bdの湾曲方向、サイドウォール内壁曲率半径15arとサイドウォール外壁曲率半径15brが異なることで、サイドウォール15の壁部の肉厚15tが急激に変化している。こうして、スカート部14A付近で最も薄い薄肉部15taが形成され、ピンボス部12付近で最も厚い厚肉部15tbが形成されている。
図5(a)(b)は、図3に示した実施例の内燃機関用ピストンのサイドウォール15と、図7に示した比較例の内燃機関用ピストンの壁部とで、応力(図5(a))と変形量(図5(b))を比較したグラフである。図7の内燃機関用ピストンは、図3に示す実施例の内燃機関用ピストンのサイドウォール15と異なり、一定の厚みの壁部150で繋がれている。この壁部150は、ピストンのスカート部14A,14Bとピンボス部12とを繋ぐ壁部で、スカート部14A,14Bの両側からそれぞれ内側に入り込むように壁が伸びてピンボス部12の周囲に結合されている。この比較例の壁部150は、壁の厚みがほぼ一定に形成されてピンボス部12がある内側に入り込むように延びている。
ピストン本体10は、図1の矢印方向の側圧Psを受けたときに最も薄い薄肉部15taの部分で変形しやすくなる。図5(a)に示すようにピンボス部12に近いところで比較例の壁部150の応力が大きいことが示されている。これに対して、実施例ではピンボス部12に近いところで応力が緩和されていることが示されている。
そして、スカート部14A付近に加わる応力が緩和されて図5(b)に示すように本発明の実施例は、比較例に比べてスカート下端部(Z部分)の変形を抑制することができる(Y部分)。また、ピンボス部外壁12aからサイドウォール15を連結した接続部によって図5(a)に示すようにピンボス部12周辺の応力を分散させられ、さらにピンボス部12とピストンピン5の摺動面積が増加するため、摩耗や焼き付きを抑えられる。図5(a)のX部分は、ピンボス部12周辺で、比較例の応力が大きいことが示されており、実施例では比較例に比べて応力集中が抑制されたことを示している。加えてピンボス部12周辺でサイドウォール15の壁部の肉厚15tを変えることで、回転モーメントによる重量バランスの悪化を低減でき、姿勢が安定する。そのうえ、応力集中個所をサイドウォール15のスカート部14A付近の最も薄い薄肉部15taに設けることができるため、サイドウォール15の最も薄い薄肉部15taの変形をより効果的にすることができる。
また、シリンダボア2aからの側圧Psを受けた場合にサイドウォール15の薄肉部15taで変形しやすくすることにより、スカート部14Aに加わる応力を緩和でき、スカート部14Aの重量を増やすこと無くスカート下端部の変形を抑えることができる。そのため、ピストン1の姿勢悪化を抑えることができる。さらにピンボス部12側ではサイドウォール15を最も厚くして、ピストン1のピンボス部12とピストンピン5の回転軸に近い部分の重量を増加することにより、回転軸周りに発生する慣性モーメントを効率よく分散させることができるため、ピストン1の姿勢悪化を抑えることができる。結果的にピストン1の姿勢悪化によってピストン1のスカート部14A,14Bがシリンダボア2aに接触し、異音が発生したり、キズの原因になることを防げる。
サイドウォール15の外壁は、サイドウォール15が最も厚くなる最厚肉部15tbでピンボス部12の外壁12aよりも外側方向にせり出したのち、ピンボス部12の外壁12aに接続している。こうして、ピンボス部12の外壁12aで接続することにより、ピストン1のピンボス部12とピストンピン5との摺動面積を増やすことができる。そのため、ピンボス部12周辺の応力を分散でき、ピンボス部12の摩耗や、ピストンピン5の焼付きを抑えることができる。
サイドウォール15が最も薄くなる最薄肉部15taの厚さは、サイドウォール15とスカート部14Aとが接続する始端部の厚さよりも薄く、サイドウォール15が最も厚くなる最厚肉部15tbの厚さは、サイドウォール15とピンボス部12とが接続する終端部の厚さよりも厚い。これは、サイドウォール15とスカート部14Aとが接続する始端部の厚さが最も薄かったり、サイドウォール15とピンボス部12とが接続する終端部の厚さが最も厚いと、スカート部やピンボス部12に応力が集中し、応力が分散しないおそれがある。そのため、サイドウォール15の接続部分から少しずれた位置に最肉薄部・最肉厚部を設けることにより、効率よく応力を分散できる。
サイドウォール15の最厚肉部15tbよりもスカート部14A側ではサイドウォール15の内壁の湾曲方向と、サイドウォール15の外壁の湾曲とが反対方向である。そのため、効率よく応力を分散でき、例えばピストンを鋳造する場合に抜き方向(ピストン下端に向かう方向)に逆テーパー形状を付ける必要が無いため、製造が容易である。
サイドウォール15の最厚肉部15tbよりもスカート部側14Aのサイドウォール15の内壁15aの曲率半径15arは、最厚肉部15tbよりもスカート部側14Aのサイドウォール15の外壁15bの曲率半径15brよりも小さいと共に、最厚肉部15tbよりもピンボス部12側のサイドウォール15の外壁15bの曲率半径15crよりも大きい。そのため、効率よく応力集中を分散できる。
ピストン1のスカート部14A,14Bがシリンダボア2aに接触することにより異音が発生したり、キズの原因になることは、特にピストン降下時にスラスト側スカート部14Aがシリンダボア2aに接触することにより起こりやすい。そのため、スラスト側スカート部14Aに本発明を適応すると効果的である。
なお、本発明は、上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、上記実施の形態では、サイドウォール内壁15aの湾曲部15adおよび、サイドウォール外壁15bの湾曲部15bdの湾曲方向、サイドウォール内壁曲率半径15arとサイドウォール外壁曲率半径15brが異なる場合について説明したが、サイドウォール内壁15aの湾曲部15adおよび、サイドウォール外壁15bの湾曲部15bdの湾曲方向が同じ方向でも、サイドウォール内壁曲率半径15arとサイドウォール外壁曲率半径15brを大きく変えることで、サイドウォール15の壁部の肉厚15tに薄い肉厚部15taと厚い肉厚部15tbが形成されていれば、スカート下端部の変形を抑制することができる。
また、図6に示すようにサイドウォール内壁15aの湾曲部15adを複数のサイドウォール内壁曲率半径15ar、15arの湾曲面からなるように形成してもよく、さらに、スラスト側方向Aのスカート部14Aと反スラスト側方向Bのスカート部14Bの両方にサイドウォール15を形成してもよい。等、その他、本発明の実施形態を変更しない範囲内で適宜、変更して実施し得ることは言うまでもない。
1 ピストン
2 シリンダ
3 コンロッド
4 シリンダ
5 ピストンピン
10 ピストン本体
11 冠面
12 ピンボス部
13 挿通穴
14 薄壁部
14A,14B スカート部
15 サイドウォール
15a サイドウォール内壁
15b サイドウォール外壁
15ta 最薄肉部
15tb 最厚肉部
15ad、15bd 湾曲部
15ar サイドウォール内壁曲率半径
15br サイドウォール外壁曲率半径
15cr サイドウォール外壁曲率半径

Claims (8)

  1. 燃焼室からの燃焼圧を受ける冠面を有する冠部と、シリンダボアと摺動する摺動面を有するスカート部と、ピストンピンボスを有するピンボス部と、前記スカート部と前記ピンボス部とを連結させるサイドウォールとを備える内燃機関用ピストンであって、前記サイドウォールの厚さは前記サイドウォールのスカート部側では最も薄くなり、ピンボス部側では最も厚くなるように変化させて構成したことを特徴とする内燃機関用ピストン。
  2. 前記サイドウォールの外壁は、前記サイドウォールが最も厚くなる最肉厚部で前記ピンボス部の外壁よりも外側方向にせり出したのち、前記ピンボス部の外壁に接続していることを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関用ピストン。
  3. 前記サイドウォールが最も薄くなる最肉薄部の厚さは、前記サイドウォールと前記スカート部とが接続する始端部の厚さよりも薄く、前記サイドウォールが最も厚くなる最肉厚部の厚さは、前記サイドウォールと前記ピンボス部とが接続する終端部の厚さよりも厚いことを特徴とする、請求項1または2に記載の内燃機関用ピストン。
  4. 前記サイドウォールは前記サイドウォールの内壁と外壁とが湾曲形状を有するように連続的に形成され、前記最肉厚部よりもスカート部側では前記サイドウォールの内壁の湾曲方向と、前記サイドウォールの外壁の湾曲方向とが反対方向であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の内燃機関用ピストン
  5. 前記最肉厚部よりもピンボス部側では、前記サイドウォールの内壁の湾曲方向と、前記サイドウォールの外壁の湾曲方向とが同方向となることを特徴とする、請求項4に記載の内燃機関用ピストン。
  6. 前記最肉厚部よりもスカート部側の前記サイドウォールの内壁の曲率半径は、前記最肉厚部よりもスカート部側の前記サイドウォールの外壁の曲率半径よりも小さいと共に、前記最肉厚部よりもピンボス部側の前記サイドウォールの外壁の曲率半径よりも大きいことを特徴とする、請求項5に記載の内燃機関用ピストン。
  7. 前記スカート部はスラスト側スカート部であることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の内燃機関用ピストン。
  8. 請求項1ないし7のいずれか一項に記載の内燃機関用ピストンを有する内燃機関。
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