JP2016128302A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要な冷房又は暖房能力を確保しながら、共振による異常振動を回避する空気調和装置を提供する。
【解決手段】空気調和装置1は、圧縮機2、室外熱交換器3、膨張弁4、及び室内熱交換器5を冷媒配管で接続した冷凍サイクル回路300と、室外熱交換器3に空気を送る室外送風機6と、圧縮機2の回転数及び室外送風機6の回転数を制御する制御装置10と、を備える。制御装置10は、暖房能力又は冷房能力に対応した、圧縮機2の回転数及び室外送風機6の回転数で運転し、圧縮機2の回転数が、圧縮機2の振動により冷媒配管の共振を発生させる共振帯域86の範囲内である場合には、圧縮機2の回転数を共振帯域86の範囲外に変更するとともに、変更後の圧縮機2の回転数に対応して室外送風機6の回転数を変更する。
【選択図】図4

Description

本発明は、空気調和装置に関し、特に圧縮機の振動による共振の回避に関する。
空気調和装置は、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、及び室内熱交換器が冷媒配管により接続された冷凍サイクル回路を有する。空気調和装置の負荷制御は、圧縮機の回転数(単位時間当たりの回転数、回転速度又は回転周波数)制御により行われるものがよく見られるが、インバータ駆動の圧縮機を搭載し、インバータによる回転制御を行っている。インバータにより圧縮機の回転数を変えていくと、ある特定の回転数で圧縮機が機械的に共振を起こすことがある。
このように共振が生じ、圧縮機に異常振動が発生した場合の対策として、圧縮機の共振振動をインバータ電源の脈動電流、または共振音として検出し、共振対象の回転数から脱出させる技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
あるいは、空気調和装置に備えられた振動センサーの出力を基に、圧縮機を制御するインバータへの指令が与えられ、共振点を短時間で通過させる技術が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開平3−183398号公報(第2頁、第3頁) 特開平4−92764号公報(第2頁、第3頁)
しかし、特許文献1及び特許文献2に提案されている技術では、圧縮機の回転数を冷媒配管等の共振点からはずすことになるが、真に必要な冷房(暖房)能力からずれた点で圧縮機を運転することになる。圧縮機の回転数が真に必要とする回転数からずれることにより、室内の温度が設定温度より高くなれば、圧縮機の回転数を共振点を回避した上で低くし、室内の温度が設定温度より低くなれば、圧縮機の回転数を、共振点を回避した上で高くすることになる。従って、室内温度は、空気調和装置に指示された設定温度に対して温度変動が生じるという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、必要な冷房又は暖房能力を維持しながら、共振による異常振動を回避する機能を有する空気調和装置を得ることを目的としたものである。
本発明に係る空気調和装置は、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、及び室内熱交換器を冷媒配管で接続した冷凍サイクル回路と、前記室外熱交換器に空気を送る室外送風機と、前記圧縮機の回転数及び前記室外送風機の回転数を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、暖房能力又は冷房能力に対応した、前記圧縮機の回転数及び前記室外送風機の回転数で運転し、前記圧縮機の回転数が、前記圧縮機の振動により冷媒配管の共振を発生させる共振帯域の範囲内である場合には、前記圧縮機の回転数を前記共振帯域の範囲外に変更するとともに、変更後の前記圧縮機の回転数に対応して前記室外送風機の回転数を変更するものである。
本発明に係る空気調和装置によれば、圧縮機の振動による冷媒配管の共振帯域の範囲外で圧縮機を運転するとともに、変更後の圧縮機の回転数に対応して室外送風機の回転数を変更する制御をすることにより、異常振動を回避し、必要な冷暖房能力を維持しながら空気調和装置を運転をすることができる。
本発明の実施の形態に係る車両用空気調和装置の冷房時の冷凍サイクル回路と周辺の装置等の構成を表した図である。 図1の車両用空気調和装置の暖房時の冷凍サイクル回路と周辺の装置等の構成を表した図である。 図1の車両用空気調和装置の圧縮機周辺の構造概略図である。 図1の車両用空気調和装置の運転状態での圧縮機と室外送風機の回転数の相関関係を示した図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る車両用空気調和装置の冷房時の冷凍サイクル回路と周辺の装置等の構成を表した概略図である。
図1を参照して車両用空気調和装置1について説明する。車両用空気調和装置1は、例えば車両の屋根に搭載される車両用の空気調和装置であって、冷房運転及び暖房運転が可能なヒートポンプ式の空気調和装置からなっている。車両用空気調和装置1は、圧縮機2、室外熱交換器3、膨張弁4、及び室内熱交換器5を冷媒配管で接続した冷凍サイクル回路300を備えている。さらに、車両用空気調和装置1は、室外熱交換器3に送風を行う室外送風機6及び室内熱交換器5に送風を行う室内送風機7を有している。また、車両用空気調和装置1は、制御部200を有し、制御部200には、室外送風機6の回転数を制御する室外送風機インバータ11及び圧縮機2の回転数を制御する圧縮機インバータ12と、室外送風機インバータ11及び圧縮機インバータ12を制御する制御装置10とを有する。車内100には、室内熱交換器5にて熱交換された空気が車内に給気される給気口30と、車内の空気を室内熱交換器5に送るための還気口31とが備えられている。
図1に示される矢印20aは、冷凍サイクル回路300内の冷媒の流れる方向を示すものである。冷凍サイクル回路300を流れる冷媒は、圧縮機2、室外熱交換器3、膨張弁4、室内熱交換器5の順番に循環しており、圧縮機2で圧縮された高温高圧の冷媒ガスを外気との熱交換を行う室外熱交換器3で凝縮し、膨張弁4で膨張することで低温低圧の冷媒とし、それを室内熱交換器5を通過させ室内空気との熱交換により低温低圧の冷媒ガスとする。
図1に示される矢印21は、車両用空気調和装置における空気の流れを示すものである。室外送風機6は、車外の空気(外気)を取り込み、室外熱交換器3に空気を送る。冷房時運転には、室外熱交換器3内を流れる高温高圧の冷媒ガスと空気との間で熱交換が行われ、冷媒ガスが凝縮する。熱交換後の空気は、排気口(図示なし)から車外に放出される。また、冷房運転時においては、室内送風機7により、車内100の空気は、還気口31から風路8を通り、室内熱交換器5を通過し冷媒と熱交換を行い低温の空気となり、給気口30より室内に吹き出される。車内100の温度は、車内温度センサ50により検知される。車内温度センサ50により検知された値は、制御装置10に送られ、車両用空気調和装置1の制御に用いられる。
外気温度や車内の乗車人数により、車両用空気調和装置1に求められる必要な冷房能力が変化するが、その冷房能力制御は、圧縮機2の回転数を制御することによって行う。この車両用空気調和装置1で使用する圧縮機2はインバータ駆動であり、圧縮機インバータ12の周波数を変更することにより回転数を制御する。圧縮機2の回転数が高いと冷凍サイクル回路に多くの冷媒を流すことが出来て冷房能力を高めることが出来る。圧縮機2の回転数が低いと冷房能力を落とすことが出来る。
車両用空気調和装置1の制御は、車内100に設けられた車内温度センサ50を観測し、その測定温度が設定温度より高いと圧縮機2の回転数を増して温度の低い冷房空気を給気し、測定温度が設定温度より低いと圧縮機2の回転数を抑えて温度の高い冷房空気を給気することにより、車内100の温度調整を行う。
図2は、図1で示した車両用空気調和装置1の暖房時の冷凍サイクル回路300とその周辺の装置等の構成を表した図である。図2は、図1に対して圧縮機2の吐出口及び吸入口の接続先が入れ替えられた状態になっている。図2における矢印20bが示すように、冷媒の流れる方向が逆になっている。実際の構成においては四方弁(図示なし)を用いて冷凍サイクル回路内の冷媒の流れを反転させるが、図2においては四方弁は図示せず簡略化してある。
暖房時の運転では、冷凍サイクル回路300を流れる冷媒は、圧縮機2、室内熱交換器5、膨張弁4、室外熱交換器3の順番に循環しており、圧縮機2で圧縮された高温高圧の冷媒ガスを車内の空気との熱交換を行う室内熱交換器5で凝縮し、膨張弁4で膨張することで低温低圧の冷媒とし、それを室外熱交換器3を通過させ外気との熱交換により低温低圧の冷媒ガスとする。
図2の暖房運転時においては、室内送風機7により、室内の空気は、還気口31から風路8を通り、室内熱交換器5を通過し冷媒と熱交換を行い高温の空気となり、給気口30より室内に吹き出す。
暖房時においても、外気温度や車内の乗車人数により、車両用空気調和装置1に求められる必要な暖房能力が変化する。冷房時と同様に、車両用空気調和装置1の圧縮機2の回転数を増減させることにより暖房能力を高めたり低めたりすることができる。つまり、圧縮機2の回転数を高めると暖房能力も高くなり、回転数が低いと暖房能力を落とすことができる。
図3は、図1の車両用空気調和装置1の圧縮機2周辺の構造概略図である。ここで車両用空気調和装置1に発生する共振について図3を使って説明する。図3のように、圧縮機2は防振ゴム13の上に搭載され、圧縮機2の振動が車両用空気調和装置1を構成する筐体(図示なし)に伝達しないようにしている。従って、圧縮機2は自ら発生する加振力のために防振ゴムの上で振動することになる。圧縮機2の吐出口には吐出配管16が接続され、圧縮機2の吸入口には吸入配管17が接続されており、冷媒配管に封入された冷媒は図1及び図2で説明したようなサイクルで循環する。吐出配管16は、筐体に固定された配管止め14に取り付けられ、吸入配管17は筐体に固定されたアキュムレータ15に取り付けられる。すなわち、冷媒配管は、間接的に筐体に固定されることになる。これに対し、圧縮機2は防振ゴム13の上で振動するので、吐出配管16及び吸入配管17は、圧縮機2との取付け点で強制変位を受けることになる。ここで吐出配管16及び吸入配管17のそれぞれの共振周波数と、圧縮機2の回転数とが一致すると、吐出配管16及び吸入配管17は共振を起こすことになり、その結果冷媒配管に亀裂が発生し、冷媒漏れにつながる。
図4は、図1の車両用空気調和装置1の運転状態での圧縮機2と室外送風機6の回転数の相関関係を示した図である。
図4において、(a)図は、横軸が圧縮機2の回転数、縦軸が室外送風機6の回転数で、それぞれ運転可能な回転数の範囲が存在する。等高線80−83は、車両用空気調和装置1の冷房(又は暖房)能力を示し、圧縮機2及び室外送風機6の回転数が、図4の(a)図右上の等高線83上の点をとった時に、車両用空気調和装置の出力は、例えば30kWの冷房能力を持つこととなる。すなわち、等高線は、図4(a)の右上に行くほど冷房(又は暖房)能力が高い。図4に示すように、同じ冷房能力又は暖房能力が要求される場合でも、圧縮機2及び室外送風機6の回転数は唯一に決まるのではなく、等高線80−83の線上に無数に存在することになる。
一般に、圧縮機2も室外送風機6も回転数が可変の場合、車両用空気調和装置1の消費電力量が最小となる、すなわちCOP(成績係数)が最大となるラインにおいて運転することが望ましい。つまり、図4(a)において、COP値最大ライン84(=消費電力最小ライン)と等高線80−83との交点であるポイントA−D点上で圧縮機2及び室外送風機6を運転することにより、各冷房(暖房)能力におけるCOP値が最大(消費電力が最小)となる。制御装置10は、車両用空気調和装置1が要求されている冷房(又は暖房)能力を維持しつつ、COP値が最大となるような圧縮機2及び室外送風機6の回転数を選択するように圧縮機インバータ12及び室外送風機インバータ11を制御する。
図4(b)は圧縮機2の回転数と吐出配管16又は吸入配管17に発生する応力の関係を示している。この図では圧縮機2の運転範囲内に2箇所、圧縮機2の回転による共振振動により配管に発生する応力が許容応力85を超える箇所があることを示している。許容応力85を超える応力の範囲を、運転条件を回避すべき領域である共振帯域86として示している。許容応力85は、車両用空気調和装置1の仕様に合わせて適当な数値を選ぶことができる。
例えば25kWの冷房能力が要求される場合、COP値最大ライン84と冷房能力の等高線82の交点はポイントAであり、車両用空気調和装置1は、ポイントAにおける圧縮機2の回転数及び室外送風機6の回転数で運転される。車両用空気調和装置1が停止状態、又は異なる冷房能力の運転状態からポイントAへ運転状態が変化した場合、このポイントAは共振帯域86の範囲内では無いので安定的に運転される。
次に15kWの冷房能力が要求される場合、COP値最大のラインと冷房能力の等高線80の交点はポイントBである。図4(b)に示すように、配管応力のピーク値がポイントBにおける圧縮機2の回転数の周辺にあり(つまりポイントBは共振帯域86内であり)、ポイントBの状態で車両用空気調和装置1を運転したのでは配管が共振してしまうことになる。ここで仮に圧縮機2のみ回転数が可変であるとすれば、従来の方法であれば、運転ポイントb1や運転ポイントb2に移動することになるのだが、運転ポイントb1及び運転ポイントb2は等高線80上の点ではないため、要求される冷房能力と異なることになり、車内100の温度が本来求めている温度に対し安定しないことになる。ここで室外送風機6の回転数も可変にした場合、要求される冷房能力15kWを満たしたまま、運転ポイントB1あるいは運転ポイントB2に移動することが可能である。運転ポイントB1は圧縮機2の回転数を下げて、室外送風機6の回転数を上げることで実現し、運転ポイントB2は圧縮機2の回転数を上げて、室外送風機6の回転数を下げることで実現する。
ここで、運転ポイントB1あるいは運転ポイントB2のどちらに移動するかについて説明する。運転ポイントB1に移動することは、圧縮機2の回転数を下げて、室外送風機6の回転数を上げることに相当するが、圧縮機2の回転数を下げると圧縮機2の吐出圧力を下げることになり、吐出圧力の上限の制約から遠ざかる方向で運転することになる。しかしながら室外送風機6の回転数を上げるので、室外送風機6の騒音が大きくなる方向となる。次に運転ポイントB2に移動することは、運転ポイントB1の逆となり、圧縮機2は吐出圧力の上限の制約に近づき、室外送風機6の騒音は低くなる方向である。このように、圧縮機2、室外送風機6がとれるインバータによる周波数範囲の他に、圧縮機2の吐出圧力を測定し圧力が上限に達しているか否かを確認し、室外送風機6の回転数と騒音値の関係を予め準備しておけば、圧縮機2の吐出圧力がその上限値に達していなければ運転ポイントB1を選択し、圧縮機2の吐出圧力が上限値に近い場合は運転ポイントB2を選択する、といった制御を適宜判断することができる。
現実には後述の実施の形態2で示すように、圧縮機2の掃引試験にて冷媒配管が共振する範囲を求めておき、車両用空気調和装置1の消費電力等を把握し、実測やシミュレーション等で圧縮機2及び室外送風機6の回転数と冷房(暖房)能力の関係を求め(すなわち図4に表される特性を求め)、さらに圧縮機2の吐出圧力と室外送風機6の騒音特性を考慮することで、圧縮機2及び室外送風機6の回転数の運転条件の移動の方向を決定し、制御することができる。
例えば30kWの冷房能力が要求される場合も同じであって、ポイントCに対して運転ポイントC1やC2に移動することになる。運転ポイントC1やC2への移動は、ポイントBのときの考え方と同様であるが、冷房能力が高い領域であるので、ポイントBよりも、圧縮機2の吐出圧が高く、室外送風機6の回転数も高く騒音が大きくなり、圧縮機2及び室外送風機6の回転数の取りうる範囲が狭くなる可能性がある。
また、車両用空気調和装置1の運転条件がポイントB又はポイントCになった場合、冷媒配管の共振を避け、圧縮機2の吐出圧力の上限以下で運転し、かつ室外送風機6の騒音が規定より大きくならない範囲で運転ポイントを変更するが、その際に運転ポイントがCOP値最大(消費電力最小)ライン84から離れるほど、COP値が低く(消費電力が大きく)なってしまう。また、冷暖房能力の等高線80−83上にある運転ポイントで車両用空気調和装置1を運転することが理想であるが、現実には等高線上からずれた点で運転される場合も想定される。
よって、圧縮機2の回転数を増減して共振帯域を避ける場合は、例えばCOP値が−5%の範囲内(図4(a)に示すライン84a及びライン84bの間)の運転ポイントになるように、圧縮機2及び室外送風機6の回転数の増減させる範囲を決めて制御する。例えば車両用空気調和装置1の運転条件がポイントBになった場合において、圧縮機2の回転数を減らす制御をする場合は、圧縮機2の回転数を領域87aの範囲で変更し、室外送風機6の回転数を領域88aの範囲内で変更する。この際に、変更した圧縮機2の回転数に対応した等高線80上にある点になるように、室外送風機6の回転数を制御するが、例えば目標とすべき回転数の±5%以内であればその回転数を維持する。また、圧縮機2の回転数を増やす制御をする場合は圧縮機2の回転数を領域87bの範囲でとり、室外送風機6の回転数を領域88bの範囲とする。この場合においても、例えば圧縮機2の回転数を減らす制御の場合と同様に行う。上記のような制御は、制御装置10により行う。
なお、上記はCOP値が−5%の範囲内として説明したが、消費電力を指標として制御することも可能である。例えば消費電力+5%の範囲内を指標として制御することも可能である。
以上のように、要求されている冷房(又は暖房)能力に対応した圧縮機2の回転数及び室外送風機6の回転数で運転し、圧縮機2の振動による冷媒配管の共振を発生させる共振帯域の範囲外に圧縮機2の回転数を変更するように制御することにより、圧縮機2の吐出圧力の制限及び室外送風機6の騒音を考慮しつつ、冷房(暖房)能力も車両用空気調和装置1に必要とされる出力を保ちながら運転することができる。
実施の形態2.
本実施の形態は、実施の形態1に示した冷媒配管の共振を回避する制御をするために、圧縮機の振動による冷媒配管の共振が発生する共振帯域を求める構成について説明する。ここでは、図3を用いて説明する。
実施の形態1に示すように、圧縮機2の振動による共振を回避するためには、圧縮機2の振動による冷媒配管の共振点を求める必要がある。共振点を測定により求めるために、例えば冷媒配管にひずみゲージ18を貼り付けておき、圧縮機2の運転時の冷媒配管のひずみを計測する。圧縮機2の運転状態(単位時間あたりの回転数、回転速度)と冷媒配管のひずみとの関係を計測し、冷媒配管のひずみが大きくなった時の圧縮機2の回転数から、冷媒配管の共振を判断すればよい。
車両用空気調和装置に、常設の冷媒配管ひずみゲージ18、及び圧縮機2の回転数と冷媒配管のひずみのデータ処理機能、データ判定機能を搭載することにより、車両用空気調和装置ごとに圧縮機2と冷媒配管との共振特性を求めることができる。しかし、製造された車両用空気調和装置1の全数に冷媒配管ひずみゲージ18等を備えることは、コストの上昇につながる。そこで、予め、圧縮機2と冷媒配管との共振特性を、以下に示す手順に示す測定手順で調べ、共振点を求め、回避すべき周波数(圧縮機2の単位時間当たりの回転数、圧縮機2の回転速度)を制御装置10に記憶させる。これにより、製造された車両用空気調和装置ごとに製造ばらつき等があったとしても、回避すべき運転条件である共振帯域86を、個別に最適設定することができる。
(圧縮機2と冷媒配管との共振特性測定手順)
以下に、車両用空気調和装置1の、圧縮機2と冷媒配管との共振特性測定する手順の一例を示す。一例としてひずみゲージ18による測定について説明するが、冷媒配管の振動を測定できれば、他の方法をとっても良い。例えば、加速度センサーにより冷媒配管の振動の加速度測定や、冷媒配管の振動による変位量を測定する等によっても、共振特性を測定することができる。つまり、図4(b)のグラフの縦軸を冷媒配管の振動の加速度や変位量に置き換えることができる。その場合は、図4(b)の許容応力85は、許容加速度や許容変位量などの適当な指標に置き換える。
[手順(1)]
冷媒配管のうち、圧縮機2に近い部分の冷媒配管でひずみが大きいと予測される箇所にひずみゲージ18を貼り付ける。図3に示すように、本実施の形態では、例えば圧縮機2の吐出口に接続された吐出配管16及び圧縮機2の吸入口に接続された吸入配管17にひずみゲージ18を貼り付けており、例えば振動により応力が集中しやすい各冷媒配管の屈曲部周辺に貼り付ける。
[手順(2)]
インバータの周波数を一定の周波数変化率で変え、圧縮機2の回転数を、運転可能な範囲の下限から上限まで一定の回転数の変化率で運転する。例えば、圧縮機2の回転数の変化率を0.5Hz/sで運転する。この運転は、車両用空気調和装置1内に設けた運転制御手段により行うか、例えば、車両用空気調和装置1の製造ラインに設置された装置などの外部の運転制御手段から指示を与えて車両用空気調和装置1を運転しても良い。
[手順(3)]
圧縮機2の回転数と冷媒配管の応力との関係をグラフ化する。つまり、図4(b)に示す図を作成する。冷媒配管のひずみをグラフ化しても良いし、ひずみを冷媒配管の応力に換算した値として、圧縮機2の回転数と冷媒配管の応力値との関係をグラフ化しても良い。
[手順(4)]
冷媒配管のひずみや冷媒配管の応力の上限値を予め規定しておく。つまり、例えば図4(b)の許容応力85を予め決定しておく。許容応力85を超える圧縮機2の回転数を、共振帯域86として規定する。冷媒配管のひずみや応力の上限値は、冷媒配管の材質、形状及び安全率などを考慮して規定する。
以上の手順により求められた共振帯域86は、制御装置10に記憶され、車両用空気調和装置1の運転時において、圧縮機2の回転数と室外送風機6とを制御する際に用いられる。制御装置10に記憶された共振帯域86に基づき、制御装置10は、圧縮機インバータ12に指示を出し、圧縮機2の回転数を変更するように制御する。これにより、実施の形態1で行った車両用空気調和装置1の制御を実現することができる。
また、本実施の形態に係る手順で共振帯域を求め、予め共振帯域を制御装置に組み込むことにより、冷媒配管の振動を検出する手段、検出したデータを処理する機能及びデータ判定機能を車両用空気調和装置1に常設せずにすむため、コストを増やさずに共振帯域を回避する制御が実現できる。
なお、本実施の形態においては、ひずみゲージ18及びデータ処理機能などは車両用空気調和装置1に搭載していないものとして説明したが、それらを車両用空気調和装置1に常設させて、冷媒配管の振動によるひずみを観測し、そのひずみの値が許容値を超えた場合に圧縮機2及び室外送風機6の回転数を変更する制御をすることも可能である。
また、実施の形態1及び2においては、車両用空気調和装置として説明をしたが、車両用だけでなく居室等に用いられる通常の空気調和装置にも適用することができる。
1 車両用空気調和装置、2 圧縮機、3 室外熱交換器、4 膨張弁、5 室内熱交換器、6 室外送風機、7 室内送風機、8 風路、10 制御装置、11 (室外送風機)インバータ、12 (圧縮機)インバータ、13 防振ゴム、14 配管止め、15 アキュムレータ、16 吐出配管、17 吸入配管、18 ひずみゲージ、30 給気口、31 還気口、50 車内温度センサ、80 (冷暖房能力15kWの)等高線、81 (冷暖房能力20kWの)等高線、82 (冷暖房能力25kWの)等高線、83 (冷暖房能力30kWの)等高線、84 COP値最大(電力最小)ライン、84a (COP値−5%)ライン、84b (COP値−5%)ライン、85 許容応力、86 共振帯域、87a (圧縮機2の回転数)領域、87b (圧縮機2の回転数)領域、88a (室外送風機6の回転数)領域、88b (室外送風機6の回転数)領域、100 車内、200 制御部、300 冷凍サイクル回路、A (冷暖房能力25kW等高線とCOP値最大ラインの交点である)ポイント、B (冷暖房能力15kW等高線とCOP値最大ラインの交点である)ポイント、B1 運転ポイント、B2 運転ポイント、b1 (従来例の)運転ポイント、b2 (従来例の)運転ポイント、C (冷暖房能力30kW等高線とCOP最大ラインの交点である)ポイント、C1 運転ポイント、C2 運転ポイント。

Claims (7)

  1. 圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、及び室内熱交換器を冷媒配管で接続した冷凍サイクル回路と、
    前記室外熱交換器に空気を送る室外送風機と、
    前記圧縮機の回転数及び前記室外送風機の回転数を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    暖房能力又は冷房能力に対応した、前記圧縮機の回転数及び前記室外送風機の回転数で運転し、
    前記圧縮機の回転数が、前記圧縮機の振動により冷媒配管の共振を発生させる共振帯域の範囲内である場合には、前記圧縮機の回転数を前記共振帯域の範囲外に変更するとともに、変更後の前記圧縮機の回転数に対応して前記室外送風機の回転数を変更する、空気調和装置。
  2. 前記制御装置は、
    前記圧縮機の回転数が、前記共振帯域の範囲内である場合には、前記圧縮機の回転数を前記共振帯域の範囲外に上げるとともに前記室外送風機の回転数を下げる、請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記制御装置は、
    前記圧縮機の回転数が、前記共振帯域の範囲内である場合には、前記圧縮機の回転数を前記共振帯域の範囲外に下げるとともに前記室外送風機の回転数を上げる、請求項1に記載の空気調和装置。
  4. 前記制御装置は、
    前記圧縮機の回転数が、前記共振帯域の範囲内である場合には、前記共振帯域外でCOP値が最大となる前記圧縮機の回転数と前記室外送風機の回転数に変更する、請求項1〜3の何れか1項に記載の空気調和装置。
  5. 前記制御装置は、
    前記圧縮機の回転数が、前記共振帯域の範囲内である場合には、前記共振帯域外でCOP値が最大値の−5%の範囲となる前記圧縮機の回転数と前記室外送風機の回転数に変更する、請求項1〜3の何れか1項に記載の空気調和装置。
  6. 前記共振帯域は、
    前記圧縮機の選択可能な回転数の範囲内で前記圧縮機の回転数を変化させて運転し、
    当該運転時において冷媒配管の振動量が規定値以上になったときの前記圧縮機の回転数である、請求項1〜5の何れか1項に記載の空気調和装置。
  7. 前記振動量は、
    前記冷媒配管に貼り付けたひずみゲージにより測定する、請求項6に記載の空気調和装置。
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