JP2016128169A - 異物除去用具及び柔軟性部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】清掃対象物の表面を傷つけにくく、効果的に付着物を除去することができる異物除去用具を提供する。【解決手段】部材に付着した異物を除去する異物除去用具1は、複数の多角形の凸部11と、隣接する凸部11の間に形成された溝部12とを有する柔軟性部材10と、柔軟性部材10における凸部11が形成された面と反対側の面に接合され、柔軟性部材10を固定する固定用部材20と、を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、部材に付着した異物を除去する異物除去用具、及び異物除去用具に用いられる柔軟性部材に関する。
自動車や自転車等のように、屋外に置かれた物の表面には、埃、砂粒及びその他の微粒子が付着する。このような付着物を除去するための清掃用具として、特許文献1には、ゴム、樹脂及び研磨剤を含む素材から構成された混合体が開示されている。また、特許文献2には、凹凸が形成された清掃用シートが開示されている。
屋外に置かれた自動車には、硬質でエッジを有する付着物が付着することが多い。従来の清掃用具を用いてこのような付着物を除去しようとすると、付着物のエッジが自動車の表面を傷つけてしまうという問題があった。そこで、付着物のエッジが自動車の表面に接触しにくくするために、自動車の表面を液体で濡らした状態にして清掃することも考えられる。ところが、付着物と清掃用具との間に液体が入り込むことにより、付着物を削ぎ落とす力が弱くなってしまい、付着物を除去しづらくなるという問題が生じてしまう。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、清掃対象物の表面を傷つけにくく、効果的に付着物を除去することができる異物除去用具を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、部材に付着した異物を除去する異物除去用具であって、複数の多角形の凸部と、隣接する前記凸部の間に形成された溝部とを有する柔軟性部材と、前記柔軟性部材における前記凸部が形成された面と反対側の面に接合され、前記柔軟性部材を固定する固定用部材と、を有する異物除去用具を提供する。
前記凸部の内側には、凹部が形成されていてもよい。この場合、凹部の深さが、前記溝部の深さよりも小さくてもよい。
また、複数の多角形の凸部は、例えば、隣接する2つの前記凸部の多角形の辺が平行になる位置に形成されている。前記凸部は、例えば六角形である。
本発明の第2の態様においては、部材に付着した異物を除去する異物除去用具に用いられ、複数の多角形の凸部と、隣接する2つの前記凸部の間に形成された溝部とを有する柔軟性部材を提供する。
本発明によれば、清掃対象物の表面を傷つけにくく、効果的に付着物を除去する異物除去用具を提供することができるという効果を奏する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る異物除去パッド1の構成を示す図である。図1(a)は、異物除去パッド1の平面図であり、図1(b)は、A−A断面図である。異物除去パッド1は、自動車のボディ等の部材に付着した異物を除去する機能を有する柔軟性部材10と、固定用部材20とを備える。
図1は、第1の実施形態に係る異物除去パッド1の構成を示す図である。図1(a)は、異物除去パッド1の平面図であり、図1(b)は、A−A断面図である。異物除去パッド1は、自動車のボディ等の部材に付着した異物を除去する機能を有する柔軟性部材10と、固定用部材20とを備える。
柔軟性部材10は、複数の多角形の凸部11と、隣接する複数の凸部11の間に形成された溝部12とを有する。凸部11の中央付近には、凸部11の表面に対して凹んだ凹部13が形成されている。凸部11の形状は任意であり、例えば三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、又は八角形である。図1(a)の例においては、六角形の凸部11が等間隔で配置されており、柔軟性部材10にはハニカム構造が形成されている。なお、複数の凸部11は、複数の種類の多角形を組み合わせることにより構成されていてもよい。
凸部11の形状が、三角形、四角形又は六角形である場合には、凸部11を等間隔に配置できるので、好適である。さらに、凸部11の形状が六角形である場合には、付着物を削ぎ落とす力を加えることができる辺の数が、三角形又は四角形の場合よりも多いので、さらに好適である。
溝部12は、隣接する複数の凸部11の辺に沿って形成されている。溝部12には、清掃時に使用する水、又は界面活性剤を含む洗剤等の液体が入り込む。溝部12に液体が入り込むことにより、異物を除去する対象となる部材の表面と凸部11との間の液体の量が調整される。溝部12の幅は、大気圧下における水滴の直径に基づいて、例えば1mm以上2mm未満とされている。このようにすることで、液体が溝部12に入りやすくしつつ、凸部11の面積を十分に確保することが可能になる。
固定用部材20は、柔軟性部材10における凸部11が形成された面と反対側の面に接合され、柔軟性部材10を固定する。固定用部材20の形成素材は任意である。固定用部材20は、例えば、柔軟性部材10よりも柔軟性が小さい発泡性樹脂により形成されており、異物を除去する際に柔軟性部材10が過度に変形することを防ぐ。
図2は、凸部11、溝部12及び凹部13の拡大図である。図2(a)は、凸部11の平面図であり、図2(b)は、B−B断面図である。図2(b)が示すように、凹部13の深さは溝部12の深さよりも小さい。
図3は、異物除去パッド1を用いて清掃する場合の断面を模式的に示した図である。面30は、例えば自動車の塗装面である。面30には、斜線の長方形及び三角形で示された付着物D(付着物D1、付着物D2)が付着している。例えば鉄粉は、図3の付着物D2のように塗装面に刺さっており、水を流して洗浄するだけでは除去できない。図3には、付着物Dを液体Lが覆っており、液体Lが、溝部12及び凹部13に入り込んでいる様子が示されている。
隣接する複数の凸部11の間には溝部12が形成されているので、清掃作業時に水、又は界面活性剤入りの専用液体等を用いる場合に、図3に示すように、液体Lが溝部12に入り込む。したがって、異物除去パッド1を動かして清掃する際に、凸部11の周囲と清掃対象の部材の面30との間に液体Lがなくなり、乾燥した状態で凸部11が面30に接触してしまうことを防止できる。乾燥した状態で凸部11が面30に接触すると、面30に傷が生じてしまうので、異物除去パッド1が溝部12を有することで、自動車の塗装面に傷をつけることなく清掃をすることが可能になる。また、異物除去パッド1が溝部12を有することで、余分な液体Lが溝部12に入るので、異物除去パッド1を移動させることにより液体Lが飛散することを抑制できる。
特に、凸部11における対向する頂点間の長さに比べて溝部12の幅を小さくすることにより、凸部11の面積を十分に確保できる。例えば、凸部11の対向する頂点間の長さが8mm、溝部12の幅が1mmである場合のように、凸部11の対向する頂点間の長さが溝部12の幅の5倍以上であることにより、異物除去パッド1の面積の80%以上を凸部11が占めることになる。したがって、付着物を削ぎ落とすための十分な力を確保できる。また、凸部11が十分に大きい面積を有することにより、柔軟性が高い素材を用いた場合であっても凸部11が過度に変形しないので、付着物を削ぎ落とすための十分な力を確保できる。
さらに、複数の凸部11が、細い溝部12を挟んで密に配置されているので、異物除去パッド1には、さまざまな方向の凸部11の辺が多数形成されている。凸部11の辺の位置においては、溝部12の壁面と、当該壁面と直交する凸部11の表面とが交わるので、90°のエッジが生じる。当該エッジが付着物に接触することで、付着物の除去力が高まる。
凸部11の形状が多角形である場合、このようなエッジが、さまざまな方向に存在するので、ユーザが、異物除去パッド1をどのような向きに移動させて清掃しても、エッジのうちの少なくともいずれかが、付着物Dを剥がす力が加わりやすい向きから付着物Dを押すことができる。したがって、ユーザは、凸部11を用いて効率良く付着物を除去することができる。
また、凸部11に凹部13が形成されていることにより、過剰な量の液体Lが凸部11の表面と面30との間に残ることをさらに抑制できる。凹部13の形状は任意であるが、多角形であることが好ましく、図2における凹部13の形状は六角形である。凹部13の対向する頂点間の長さは、凸部11の対向する頂点間の長さの例えば1/4であり、凹部13の対向する頂点間の長さが8mmの場合に、凸部11の対向する頂点間の長さは2mmである。このように、凸部11に凹部13が形成されていることにより、付着物Dを除去する力を加えることができる辺の数が増えるので、付着物の除去力がさらに高まる。
なお、図2(b)に示すように、凹部13の深さは溝部12の深さよりも小さい。例えば、溝部12の深さが1mmである場合に、凹部13の深さは0.5mmである。このように、凹部13の深さを溝部12の深さよりも小さくすることで、ユーザが異物除去パッド1を移動させる際に凸部11が過度に変形して、付着物Dを剥がす力が弱まることを防止できる。
柔軟性部材10の形成素材は、ゴムと、樹脂と、コロイド材とを含んで構成されている。柔軟性部材10は、研磨剤をさらに含んでもよい。柔軟性部材10は、例えば、5〜10重量%のゴム、25〜35重量%のコロイド材、20〜30重量%の樹脂、8〜20重量% の粉末状研磨剤、少量の安定剤及び少量の繊維を含む。柔軟性部材10がこのような構成を有することにより、柔軟性部材10が伸縮性を持つので、面30に傷がつくことを防止できる。
(変形例1)
図4は、凸部11と凹部13との関係の他の例を示す図である。図2において、凸部11の辺と平行に凹部13の辺が形成されていたが、図4においては、凹部13の辺が凸部11の辺と平行にならないように凹部13が形成されている。このようにすることで、付着物Dを剥がす力を加えることができる辺の方向がさらに増えるので、付着物Dを効率的に剥がすことができる方向の自由度がさらに大きくなる。
図4は、凸部11と凹部13との関係の他の例を示す図である。図2において、凸部11の辺と平行に凹部13の辺が形成されていたが、図4においては、凹部13の辺が凸部11の辺と平行にならないように凹部13が形成されている。このようにすることで、付着物Dを剥がす力を加えることができる辺の方向がさらに増えるので、付着物Dを効率的に剥がすことができる方向の自由度がさらに大きくなる。
(変形例2)
図5は、異物除去パッド1の他の例を示す図である。図5に示す異物除去パッド1においては、凸部11の内部に凹部13が形成されていない点で、図1に示した異物除去パッド1と異なる。このように、凸部11の内部に凹部13が形成されていない場合であっても、異物除去パッド1は、複数の凸部11の間に溝部12が形成されていることにより、付着物Dを効率的に剥がすことができる。
図5は、異物除去パッド1の他の例を示す図である。図5に示す異物除去パッド1においては、凸部11の内部に凹部13が形成されていない点で、図1に示した異物除去パッド1と異なる。このように、凸部11の内部に凹部13が形成されていない場合であっても、異物除去パッド1は、複数の凸部11の間に溝部12が形成されていることにより、付着物Dを効率的に剥がすことができる。
<実施例>
以下の手順により、本実施形態に係る異物除去パッド1による異物除去の効果を確認した。本実施例における異物除去パッド1の凸部11は、対向する頂点間の距離が8mmの六角形である。溝部12は、幅が1mm、深さが1mmである。また、凸部11の中央に、対向する頂点間の距離が2mmの六角形の凹部13が形成されている。
以下の手順により、本実施形態に係る異物除去パッド1による異物除去の効果を確認した。本実施例における異物除去パッド1の凸部11は、対向する頂点間の距離が8mmの六角形である。溝部12は、幅が1mm、深さが1mmである。また、凸部11の中央に、対向する頂点間の距離が2mmの六角形の凹部13が形成されている。
まず、ペンキを霧状にして付着させた塗装済の1m角の鉄板Tを用意した。ペンキが付着した塗装面に界面活性剤を含む洗剤を噴霧し、異物除去パッド1をダブルアクションの電動ポリッシャーに装着して移動させた。具体的には、図6に示すように、1m角の塗装面上で、異物除去パッド1を直線的に移動させながら徐々にスライドして、塗装面全体を清掃した。その結果、3分22秒で全体の異物を除去することができた。
<比較例1>
多角形の凸部11を有しない平坦な面を有する異物除去パッドC1を用いて、同等の条件で異物を除去した。異物除去パッドC1を用いた場合、全ての異物を除去するまでに、4分41秒の作業時間を要した。また、鉄板Tの塗装面を観察すると、異物除去パッド1を用いた実施例と比較して、塗装面上に非常に多くの傷が発生していた。
多角形の凸部11を有しない平坦な面を有する異物除去パッドC1を用いて、同等の条件で異物を除去した。異物除去パッドC1を用いた場合、全ての異物を除去するまでに、4分41秒の作業時間を要した。また、鉄板Tの塗装面を観察すると、異物除去パッド1を用いた実施例と比較して、塗装面上に非常に多くの傷が発生していた。
<比較例2>
異物除去パッド1と同一の外形で研磨剤が多く含まれる異物除去パッドC2を用いて、実施例と同等の条件で異物を除去した。異物除去パッドC2を用いた場合、全ての異物を除去するまでに3分14秒の作業時間を要した。また、鉄板Tの塗装面を観察すると、異物除去パッド1を用いた実施例と比較して、塗装面上に非常に多くの傷が発生していた。
異物除去パッド1と同一の外形で研磨剤が多く含まれる異物除去パッドC2を用いて、実施例と同等の条件で異物を除去した。異物除去パッドC2を用いた場合、全ての異物を除去するまでに3分14秒の作業時間を要した。また、鉄板Tの塗装面を観察すると、異物除去パッド1を用いた実施例と比較して、塗装面上に非常に多くの傷が発生していた。
<比較例3>
異物除去パッド1と同一の外形で、凸部11が円形で、その中心部に凹部13が無い形状の異物除去パッドC3を用いて、同等の条件で異物を除去した。異物除去パッドC3を用いた場合、全ての異物を除去するまでに5分18秒の作業時間を要した。また、鉄板Tの塗装面を観察すると異物除去パッド1を用いた実施例と比較して、塗装面上に若干多くの傷が発生していた。
異物除去パッド1と同一の外形で、凸部11が円形で、その中心部に凹部13が無い形状の異物除去パッドC3を用いて、同等の条件で異物を除去した。異物除去パッドC3を用いた場合、全ての異物を除去するまでに5分18秒の作業時間を要した。また、鉄板Tの塗装面を観察すると異物除去パッド1を用いた実施例と比較して、塗装面上に若干多くの傷が発生していた。
<比較例4>
異物除去パッド1と同一の外形で、凸部11が正三角形で、その中心部に円形の凹部13を有する形状の異物除去パッドC4を用いて、同等の条件で異物を除去した。異物除去パッドC4を用いた場合、全ての異物を除去するまでに、4分30秒の作業時間を要した。
異物除去パッド1と同一の外形で、凸部11が正三角形で、その中心部に円形の凹部13を有する形状の異物除去パッドC4を用いて、同等の条件で異物を除去した。異物除去パッドC4を用いた場合、全ての異物を除去するまでに、4分30秒の作業時間を要した。
[本実施形態における効果]
本実施形態に係る異物除去パッド1は、複数の多角形の凸部11と、隣接する凸部11の間に形成された溝部12とを有する柔軟性部材10により構成されている。異物除去パッド1が複数の多角形の凸部11を有することにより、ユーザが異物除去パッド1をどの方向に移動させても、清掃対象物の表面に、異物を除去する力を効果的に加えることができるので、上記の実施例及び比較例に示すように、清掃作業の時間を短縮することができる。
本実施形態に係る異物除去パッド1は、複数の多角形の凸部11と、隣接する凸部11の間に形成された溝部12とを有する柔軟性部材10により構成されている。異物除去パッド1が複数の多角形の凸部11を有することにより、ユーザが異物除去パッド1をどの方向に移動させても、清掃対象物の表面に、異物を除去する力を効果的に加えることができるので、上記の実施例及び比較例に示すように、清掃作業の時間を短縮することができる。
また、上記の実施例及び比較例に示すように、異物除去パッド1が隣接する凸部11の間に溝部12を有することにより、乾燥した状態で凸部11が清掃対象物の表面に接触してしまうことで傷をつけてしまうことを防止できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、上記の実施形態における異物除去パッド1は円盤形状であったが、異物除去パッド1の形状は任意であり、四角形状、長円形状等の他の形状であってもよい。また、異物除去パッド1が手袋形状であり、柔軟性部材10と固定用部材20との間にユーザが手を入れることができるように形成されていてもよい。
1 異物除去パッド
10 柔軟性部材
11 凸部
12 溝部
13 凹部
20 固定用部材
10 柔軟性部材
11 凸部
12 溝部
13 凹部
20 固定用部材
Claims (6)
- 部材に付着した異物を除去する異物除去用具であって、
複数の多角形の凸部と、隣接する2つの前記凸部の間に形成された溝部とを有する柔軟性部材と、
前記柔軟性部材における前記凸部が形成された面と反対側の面に接合され、前記柔軟性部材を固定する固定用部材と、
を有する異物除去用具。 - 前記凸部の内側に、凹部が形成されている、
請求項1に記載の異物除去用具。 - 前記凹部の深さが、前記溝部の深さよりも小さい、
請求項2に記載の異物除去用具。 - 前記複数の多角形の凸部は、隣接する2つの前記凸部の多角形の辺が平行になる位置に形成されている、
請求項1から3のいずれか1項に記載の異物除去用具。 - 前記凸部が六角形である、
請求項4に記載の異物除去用具。 - 部材に付着した異物を除去する異物除去用具に用いられ、複数の多角形の凸部と、隣接する2つの前記凸部の間に形成された溝部とを有する柔軟性部材。
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