JP2016127297A - 車両用ガラスアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】AM用アンテナの近傍に他の周波数帯用のアンテナを近接させても、良好な受信感度が得られる車両用ガラスアンテナを提供する。【解決手段】第1アンテナ導体101と第1給電部102と第2アンテナ導体103と第2給電部104とを有する車両用ガラスアンテナにおいて、第1アンテナ導体101と第2アンテナ導体103とは、互いに異なる周波数帯を受信する。第1アンテナ導体101はAM電波を受信し、第1給電部102に接続され、複数の第1エレメントを備える。複数の第1エレメントは、不連続エレメントと連続エレメントとを備える。不連続エレメントは、第1スリット部によって第1部分エレメントと第2部分エレメントとに区切られる。第2アンテナ導体103は、第2給電部104に接続され、第1部分エレメントと近接し、これに沿う第2エレメントを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ガラスアンテナに関する。
従来、同一ガラス面上に、複数のアンテナ導体が設けられ、それらのアンテナ導体が異なる周波数帯の電波の受信に対応する車両用ガラスアンテナが知られている。
例えば、特許文献1では、車両窓ガラス上に防曇用ヒータとAM用アンテナ導体を設け、防曇用ヒータとAM用アンテナ導体の間に、AM用アンテナ導体に近接させてFM用アンテナを備える車両用ガラスアンテナが開示されている。
一般的に、AM用アンテナ導体の受信感度は、AM用アンテナ導体の占める面積に比例する傾向があり、それが受信感度にとって最も影響の大きな因子である。
そのため、特許文献1のようにAMとは異なる他の周波数帯用のアンテナ導体が近接しても、他の周波数帯用のアンテナ導体が、AM用アンテナ導体の受信感度に悪影響を及ぼすことはほとんどないことが知られている。
特表2003−500870号公報
しかしながら、特許文献1のように、AM用アンテナ導体の近傍に、AMとは異なる他の周波数帯用のアンテナ導体を設けた場合、AM用アンテナ導体が、他の周波数帯用のアンテナ導体の受信感度に悪影響を及ぼすことがある。
そこで本願は、AM用アンテナ導体の近傍に、他の周波数帯用のアンテナ導体を近接させて設けた場合に、良好な受信感度が得られる車両用ガラスアンテナを提供する。
上記の目的を達成するため、本発明は、
第1アンテナ導体と、前記第1アンテナ導体に給電する第1給電部と、第2アンテナ導体と、前記第2アンテナ導体に給電する第2給電部とが、自動車の窓ガラスに設けられた車両用ガラスアンテナにおいて、
前記第1アンテナ導体と第2アンテナ導体とは、互いに異なる周波数帯の電波を受信し、
前記第1アンテナ導体は、AM電波を受信するアンテナであって、第1給電部に接続され、基準方向に並走する複数の第1エレメントを備え、
前記複数の第1エレメントは、第1スリット部によって基準方向に不連続となる不連続エレメントと、基準方向に連続である連続エレメントとを備え、
前記不連続エレメントは、前記第1スリット部によって、第1部分エレメントと第2部分エレメントとに区切られ、
前記第2アンテナ導体は、第2給電部に接続され、前記第1部分エレメントと近接し、前記第1部分エレメントに沿う第2エレメントを有し、
前記第1部分エレメントの導体長は、所定の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλとし、前記窓ガラス板の波長短縮率をkとし、前記窓ガラス板上での波長をλ=λ・kとしたとき、0.18λ以上0.59λ以下である
ことを特徴とする車両用ガラスアンテナ
を提供する。
本発明によれば、AM用アンテナ導体の近傍に、他の周波数帯用のアンテナ導体を近接させて設けた場合に、良好な受信感度が得られる車両用ガラスアンテナを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る車両用ガラスアンテナが設けられたガラス全体図 本発明の第1実施形態に係る車両用ガラスアンテナの主要部の拡大図 空隙部の変形例 空隙部の変形例 第2アンテナ導体の変形例 第2アンテナ導体の変形例 第2アンテナ導体の変形例 本発明の第2実施形態に係る車両用ガラスアンテナが設けられたガラス全体図 本発明の第2実施形態に係る車両用ガラスアンテナの主要部の拡大図 本発明の第3実施形態に係る車両用ガラスアンテナの主要部の拡大図 第1スリット部及び空隙部の有無が受信感度に及ぼす影響を示す図 図7における比較例 第2エレメントの導体長が受信感度に及ぼす影響を示す図 第2エレメントの導体長が120mmの場合の第1部分エレメントの導体長が受信感度に及ぼす影響を示す図 第2エレメントの導体長が135mmの場合の第1部分エレメントの導体長が受信感度に及ぼす影響を示す図 第2エレメントの導体長が150mmの場合の第1部分エレメントの導体長が受信感度に及ぼす影響を示す図 第1スリット部の幅が受信感度に及ぼす影響を示す図 垂直エレメントの導体長が受信感度に及ぼす影響を示す図
以下、図面を用いて、本発明に係る電気接続部材及びそれを用いた積層基板の具体的な実施の形態について説明する。なお、形態を説明するための図面において、方向について特に記載のない場合には図面上での方向をいうものとし、各図面の方向は、記号、数字の方向に対応する。
また「近接」とは、二つの導体が所定間隔離れ、高周波的に導通する位置にあることを指す。
また「端部」とは、端点のことではなく、本発明の効果を損なわない程度のある程度の幅を持った概念である。
また、「基準方向」とは、複数の第1エレメント201が延伸される方向を指し、「垂直方向」とは、基準方向と垂直の方向を指す。
また、平行、直角などの方向は、本発明の効果を損なわない程度のズレを許容するものである。
また、本発明が適用可能な窓ガラスとして、以下の実施形態では車両の後部に取り付けられるリアガラスを例として述べるが、これに限定されない。例えば車両の後部に取り付けられるフロントガラス、車両のサイド部に取り付けられるサイドガラス、車両の天井部に取り付けられるルーフガラスなどが挙げられる。
また、以下の実施形態では、例として、AM/FM帯用の兼用アンテナと、地上デジタル放送(DTV)帯用アンテナを想定して述べるが、これに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両用ガラスアンテナが設けられたガラス全体図を示し、図2は、本発明の第1実施形態に係る車両用ガラスアンテナの主要部の拡大図を示す。
本実施形態では、車両用窓ガラス107に、左右に設けられた一対のバスバー105とその間に配置される複数のヒータ線109とからなる通電加熱式のデフォッガ112と、デフォッガ112の短絡線110と、補助エレメント111と、第1アンテナ導体101と、第1アンテナ導体101に給電する第1給電部102と、第2アンテナ導体103と、第2アンテナ導体に給電する第2給電部104と、が設けられている。
本実施形態においては、第1のアンテナ導体101はAM/FM帯用のアンテナ、第2のアンテナ導体103は、DTV帯用アンテナであり、両者は互いに異なる周波数帯の電波を受信するためのアンテナである。
以下、図1の左上部分の第1アンテナ導体101と第2アンテナ導体103を拡大した図2を用いて、本実施形態の詳細について説明する。なお、図1の右上部分は、これより説明する左上部分と基本的には同じ構成で、寸法のみ異なるため、説明は省略する。
第1アンテナ導体101は、第1給電部102に接続され、基準方向に並走する複数の第1エレメント201を備える。本実施形態では、基準方向の一例として、複数の第1エレメント201は、水平方向に並走して延伸された例を示す。本明細書において複数の第1エレメント201が延伸される方向を基準方向と表現し、垂直方向や斜め方向又はガラス板の外縁に沿うように円周方向に並走していてもよい。なお、以下基準方向を水平方向とした場合を述べる。
複数の第1エレメント201は、第1スリット部S1によって水平方向に不連続となる不連続エレメント212と、水平方向に連続である連続エレメント213とを備える。本実施形態では、複数の第1エレメント201のうち2本が中心側の2本が不連続エレメント212である。
不連続連続導体212は、第1スリット部S1によって、第1部分エレメント212Aと第2部分エレメント212Bとに区切られている。
ここで、第1部分エレメント212Aの導体長aは、第2アンテナ導体103で受信する所定の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλとし、前記窓ガラス板の波長短縮率をkとし、前記窓ガラス板上での波長をλ=λ・kとしたとき、0.18λ以上0.59λ以下であることが好ましく、より好ましくは0.18λ以上0.53λ以下、さらに好ましくは0.2λ以上0.47λ以下とすることが望ましい。
特に、本実施形態における第2アンテナ導体103がDTV帯(473〜713MHz)の周波数帯を受信するためのものである場合、DTV放送波の中心周波数は593MHzである。電波の速さを3.0×10m/sとし、波長短縮率kを0.64とすると、第1部分エレメント201Aの導体長aは、60mm以上190mm以下、より好ましくは60mm以上170mm以下、さらに好ましくは65mm以上150mm以下とすることが望ましい。第1部分エレメント212Aの導体長aをこのような範囲にすることで、第2アンテナ導体103で得られる周波数帯の受信感度を増大することができる。
第2アンテナ導体103は、第2給電部104に接続され、第1部分エレメント212Aと近接し、第1部分エレメント212Aに沿う第2エレメント202を有する。
このような第1アンテナ導体101と第2アンテナ導体103を設けることで、AM用アンテナ導体の近傍に、DTV用アンテナ導体を近接させて設けた場合に、AM帯、DTV帯共に良好なでの受信感度が得られる。
この理由は以下のように考えられる。AM帯の受信感度は、一般にAM用アンテナ導体全体が占める面積に比例する傾向があり、それが受信感度にとって最も影響の大きな因子である。そのため、他の周波数帯用のアンテナ導体がAM用アンテナ導体に近接しても、他の周波数帯用のアンテナ導体が、AM用アンテナ導体の受信感度に悪影響は及ぼしにくい。さらに、第1スリット部S1分程度の面積の減少は、AM帯の受信感度を低下させることはほとんどない。
一方、DTV帯の受信に関しては、第2アンテナ103と、第1スリット部S1で区切られて先述の導体長を有する第1部分エレメント212Aとを近接させて容量結合させることで、第1アンテナ導体101をDTV帯受信に利用でき、その結果、第2アンテナ導体103で得られるDTV帯の受信感度を増大できたと考えられる。
第1エレメント201は、第1給電部102に直接接続されていてもよく、任意の形状の付加エレメントを介して接続されていても良い。
また、本実施形態のように、複数の第1エレメント201は、基準方向に同じ導体長でなくてもよい。例えば、複数の第1エレメント201のうち上部を短くし、全体として第1アンテナ導体101が凸形状もしくは階段状であってもよい。このように凸形状や階段形状にすることで、窓ガラス上に第2アンテナ導体103を配置するスペースを作れる。
また、本実施形態では連続エレメント213のうち、上部側は第1スリット部S1よりも第2部分エレメント212B側のみに設けられているが、これに限定されない。第1スリット部S1の上部及び第1スリット部S1よりも第1部分エレメント212A側に延伸されていてもよい。
また、第1給電部102は、第1アンテナ導体101の上部に形成されているが、これに限定されず、例えば側部など任意の位置に設けてよい。
本実施形態では、第1スリット部S1は、上から2本目、3本目の第1エレメント201に設けられているが、これに限定されない。第1スリット部S1によって形成される第1部分エレメント212Aが、第2エレメント202と近接し、第1部分エレメント212Aと第2エレメント202とが沿うように、第1スリット部S1が設けられればよい。
すなわち、本実施形態でいえば、第2エレメント202と対向する上から2本目の第1エレメント201に第1スリット部S1が設けられていれば、上から3本目には第1スリット部S1は設けられていなくともよい。
また、第1スリット部S1の幅cは特に限定されないが、例えば5mm以上であればよい。このような第1スリット部S1を設けることで、第1アンテナ導体101を第2アンテナ導体103で受信する周波数帯の受信に利用でき、第2アンテナ導体103で得られる受信感度を増大できる。
なお、第2アンテナ導体103は、第1アンテナ導体101の上側でなく、下側に設けられていてもよい。
本実施形態では、第1スリット部S1によって区切られた側(以後、第1スリット部S1側、という)の第1部分エレメント212Aの端部及び第2部分エレメント212Bの端部は、それぞれ第1接続エレメント203、第3接続エレメント204によって、連続エレメント213のうち下部側に接続されている。
また、本実施形態では、第1スリット部S1によって区切られていない側(以後、第1スリット部S1と反対側、という)の第1部分エレメント212Aの端部は第2接続エレメント205を備え、その上部に空隙部Gを備える。
このように、第1部分エレメント212Aの端部を連続エレメント213に接続する接続エレメントを備え、第1接続エレメント203及び第2接続エレメント205のうち、いずれか一方に空隙部Gを設けることで、第2アンテナ導体103で得られる周波数帯の受信感度を増大できる。
空隙部Gの幅は任意の大きさでよく、設ける箇所も第1接続エレメント203又は第2接続エレメント205の上部に限定されない。例えば、空隙部Gの変形例である図3Aや図3Bのような構成でもよく、特に図3Bのように、第1部分エレメント212Aの第1スリット部S1と反対側の端部全体を空隙部Gとしてもよい。本明細書ではこの状態を特に開放端と表現する。
また、第1接続エレメント203、第3接続エレメント204及び第2接続エレメント205が設けられる位置は、第1部分エレメント212Aの端部及び第2部分エレメント212Bの端部でなくてもよい。例えば、第1接続エレメント203は、第1部分エレメント212Aの中央部寄りに設けられていてもよい。
なお、第3接続エレメント204は、任意のエレメントであり設けなくてもよい。
ここで、第2エレメント202の導体長bは、0.33λ以上0.56λ以下であることが好ましく、より好ましくは0.37λ以上0.53λ以下、さらに好ましくは0.4λ以上0.5λ以下とすることが望ましい。
特に、本実施形態における第2アンテナ導体103がDTV帯を受信するためのものである場合、第2エレメント202の導体長bは、110mm以上180mm以下、より好ましくは120mm以上170mm以下、さらに好ましくは130mm以上160mm以下とすることが望ましい。
第2エレメント202の導体長bをこのような範囲にすることで、第2アンテナ導体103で得られる周波数帯の受信感度を増大できるため望ましい。
また、第2アンテナ導体103は第2給電部104から2本の第2エレメント202を備え、さらにループ形成エレメント208でループ状を形成しているが、これに限定されない。例えば、図3C、図3D及び図3Eのような第2アンテナ導体103の変形例であってもよい。具体的には、図3Cで示すような第2エレメント202のみでループを形成させない形状でもよく、図3D、図3Eで示すような第2エレメント202を少なくとも1本備える構成であってもよい。特に、第2アンテナ導体103を2本備える構成及びループ状を形成させる構成であれば、第2アンテナ導体103で得られるDTV帯の受信感度を増大できるため望ましい。
なお、図3C、図3D及び図3Eにおいて、第2アンテナ導体103のホット側エレメント以外の構成は、図2と全く同一とである。
また、第2エレメント202は、第2給電部104に直接接続されていてもよく、任意の形状の付加エレメントを介して接続されていてもよい。
また、第2給電部104は、ホット側給電部104Aとアース側給電部104Bとを備え、第2アンテナ導体103は双極タイプであるが、これに限定されず、単極タイプのアンテナであってもよい。
双極タイプのアンテナとし、アース側給電部104Aから第1アンテナ導体101に近接する垂直エレメント211や調整エレメント209を設けることで、インピーダンスの微調整が可能となり、第2アンテナ導体103で得られる周波数帯の受信感度を増大できるため望ましい。
また、第2アンテナ導体103は、第1アンテナ導体101に近接し、基準方向に対して垂直方向に延びる垂直エレメント211を有する。垂直エレメント211を有することで、第2アンテナ導体103のインピーダンスが調整でき、第2アンテナ導体103で得られる周波数帯の受信感度を増大できるため望ましい。特に、垂直エレメント211の導体長は0.06λ以上、より好ましくは、0.09λ以上であると望ましい。
特に、本実施形態における第2アンテナ導体103がDTV帯を受信するためのものである場合、垂直エレメント211の導体長20mm以上、より好ましくは30mm以上であることが望ましい。
本実施形態では、垂直エレメント211はアース側給電部104Bから垂直方向に延設されているが、これに限定されずホット側給電部104Aから延設されていても良い。
また、第2アンテナ導体103は、アース側給電部104Bから調整エレメント209が設けられているがこれは任意の構成である。調整エレメント209を設けることで、第2アンテナ導体103のインピーダンスが調整できる。
なお、本実施形態では、車両用リアガラスに設けられた場合を例示したため、デフォッガ112を図示したが、例えば車両用サイドガラスなどに設ける場合はデフォッガ112はなくてもよい。
なお、デフォッガ112に設けた短絡線110、補助エレメント111は受信感度の調整のために設けられるものであり、任意の構成である。
また、黒色遮蔽膜108は、車両用窓ガラス107の外縁より所定の幅で設けられており、図1では車両用窓ガラス107の外縁から破線までの領域を指す。黒色遮蔽膜108は、車体金属部との接合部分の接着剤の劣化防止及び美観の観点から設けられている。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係る車両用ガラスアンテナが設けられたガラス全体図を示し、図5は、本発明の第2実施形態に係る車両用ガラスアンテナの主要部の拡大図を示す。
図4、図5に示すように、前述した図1、図2に示した第1実施形態と同様の構成を有する部材については、図1、図2の参照符号と同様の参照符号が使用されている。それら第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
なお、図4の右上部分は、これより図5で説明する左上部分と基本的には同じ構成であるため、説明は省略する。
図4に示す第2実施形態では、第1実施形態に比べ、第1アンテナ導体301の形状、第1給電部302の配置、第2アンテナ導体303の形状、第2給電部304の配置、補助エレメント311の位置が異なっている。
第1アンテナ導体は、第1給電部302に接続され、水平方向に並走する複数の第1エレメント401を備える。
本実施形態では、複数の第1エレメント401の中央の1本が、不連続エレメント412であり、水平方向に不連続となる第1スリット部S1を備える。第1スリット部S1によって、不連続エレメント412は、第1部分エレメント412Aと第2部分エレメント412Bとに区切られている。
ここで、第1部分エレメント412Aの導体長aは、第1実施形態で説明した範囲の長さとすることが望ましい。第1部分エレメント412Aの導体長aをそのような範囲にすることで、第2アンテナ導体303で得られる周波数帯の受信感度を増大することができる。
第2アンテナ導体303は、第2給電部304に接続され、第1部分エレメント401Aと近接し、第1部分エレメント212Aに沿う第2エレメント402を有する。
このような第1アンテナ導体301と第2アンテナ導体303を設けることで、AM用アンテナ導体の近傍に、DTV用アンテナ導体を近接させて設けた場合に、良好な受信感度が得られる。
第2実施形態では、第1スリット部S1は、第1エレメント401のうち、1本のみに設けられている。このような構成でも、第1スリット部S1を設けることで第2アンテナ導体103で得られる周波数帯の受信感度を増大できる。
第2実施形態では、第2接続エレメントを備えず、第1スリット部S1が設けられた第1エレメント401の第1スリット部S1と逆側の端部が、いずれの線とも接続されていない開放端となっている。
空隙部Gはこのような構成でもよく、空隙部Gを設けることで第2アンテナ導体103で得られる周波数帯の受信感度を増大できる。
第2実施形態では、第2アンテナ導体303は、第2エレメント402Aと402Bとがホット側給電部304Aに接続され、垂直方向に延伸された後に基準方向に折れ曲がり、全体としてL字状の構成をしている。第2エレメント402Aの導体長b1と、第2エレメント402Bの導体長b2とは、同一でもよく、異なっていても良い。また、いずれか一方はL字状でなくてもよい。
また、アース側給電部304Bからは導体を延設していない。このような構成でも、第2アンテナ導体103で得られる周波数帯で、充分大きな受信感度を得られる。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態に係る車両用ガラスアンテナの主要部の拡大図を示す
図6に示すように、前述した図1、図2に示した第1実施形態と同様の構成を有する部材については、図1、図2の参照符号と同様の参照符号が使用されている。それら第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第3実施形態では、第1実施形態に比べ、第2アンテナ導体503が第1アンテナ導体501の中央寄り上部に配置された場合を述べる。
第3実施形態では、第1部分エレメント512Aの導体長aを第1実施形態で説明した範囲の長さとするために、第1部分エレメント512Aが水平方向に不連続となる第2スリット部S2をさらに設ける。
この場合、不連続エレメント512のうち、両端が第1スリット部S1と第2スリット部S2にそれぞれ隣接する部分が第1部分エレメント512Aとなり、それ以外の部分が第2部分エレメント512Bとなる。
このような第1アンテナ導体501と第2アンテナ導体503を設けることで、AM用アンテナ導体の近傍に、DTV用アンテナ導体を近接させて設けた場合に、良好な受信感度が得られる。
ここで、第2スリット部S2は、第1スリット部S1と同じ本数の第1エレメント510に設けられていなくともよい。また、第2スリット部S2の幅dは、第1スリット部S1の幅cと同じでもよく、異なっていてもよい。
また、本実施形態では、第2スリット部S2によって区切られた側の第1部分エレメント512Aの端部及び第2部分エレメント512Bの端部は、それぞれ第4接続エレメント516、第5接続エレメント517によって、連続エレメント513に接続されている。しかし、これに限定されず、例えば、第5接続エレメント517は設けなくても良い。
また、本実施形態では、第1接続エレメント203の上部に空隙部Gを設けている。このような空隙部Gを第1接続エレメント203又は第4接続エレメント516のいずれかに設けることで、第2アンテナ導体103で得られる周波数帯の受信感度を増大できる。
図1で示した、本発明の実施形態に係る車両用ガラスアンテナが設けられた自動車用後部窓ガラスを実際の車両に取り付けて、そのアンテナ利得を実測した結果について説明する。
アンテナ利得は、ガラスアンテナ付き車両用後部窓ガラスを、ターンテーブル上の自動車の窓枠に水平面に対して約20°傾けた状態で組みつけて実測した。給電点にはコネクタが取り付けられていて、フィーダ線を介してネットワークアナライザに接続される。水平方向から自動車用後部窓ガラスに対して全方向から電波が照射されるように、ターンテーブルが回転する。
アンテナ利得の測定は、ターンテーブルの中心に、ガラスアンテナ付き自動車用後部窓ガラスを組みつけた自動車の車両中心をセットして、自動車を360°回転させて行われる。アンテナ利得のデータは、各周波数において回転角度3°毎に360°回転させて測定した値を平均する。また、アンテナ利得のデータはDTV帯の周波数範囲において、低周波の領域(473〜575MHz)では6MHz毎に、高周波の領域(575〜713MHz)では18MHz毎に測定される。電波の発信位置とアンテナ導体との仰角は略水平方向(地面と平行な面を仰角=0°、天頂方向を仰角=90°とする場合、仰角=0°の方向)で測定した。アンテナ利得は、アンテナ利得は、半波長ダイポールアンテナを基準とし、半波長ダイポールアンテナのアンテナ利得が0dBとなるように標準化した。
<実施例1(第1スリット部S1、空隙部Gの効果)>
図1及び図2で示した実施形態のガラスアンテナにおいて、第1スリット部S1及び空隙部Gの有無による、第2アンテナ導体103でのDTV帯の受信感度を測定した。結果を図7に示す。
図7を実測したときのガラスアンテナの各部の寸法は、単位をmmとすると、
複数の第1エレメント201の間隔:30
連続エレメント(上部):810
連続エレメント(下部):1080
第1部分エレメント212A(左)の導体長a:130
第1部分エレメント212A(右)の導体長a:120
第2部分エレメント212B:810
第1スリット部S1の幅c:10
空隙部Gの幅:5
第2エレメント202の導体長b:135
第2エレメント202と第1部分エレメント212Aとの距離:15
ループ形成エレメント208:20
調整エレメント209:アース側給電部から5+15+50(全長70)
調整エレメント209と第2エレメント202との距離:5
垂直エレメント211:45
補助エレメント111(垂直部分):20
補助エレメント111(水平部分):70
であった。
ここで、図1の連続エレメントのうち、最上部の連続エレメントを「連続エレメント(上部)」、最下部の連続エレメントを「連続エレメント(下部)」と表現した。また、図1中の二点鎖線で示す車両用窓ガラスの重心を通る中心線をより右側に設けられる第1部分エレメントを「第1部分エレメント212A(右)」、左側に設けられる第1部分エレメントを「第1部分エレメント212A(左)」と表現した。また、図1で示す補助エレメントは垂直部分と水平部分に分けて、各部の寸法を記した。
また、各エレメントの導体幅は0.4mmであり、第1給電部102、第2給電部104は、縦14mm、横20mmの長方形であった。ホット側給電部104Aとアース側給電部104Bとの間隔は、17mmであった。なお、エレメントの導体幅、第1給電部102と第2給電部104の大きさ、ホット側給電部104Aとアース側給電部104Bとの間隔は以下、実施例全てにおいて同様である。
図7において、「実施例1」は第1スリット部S1と空隙部Gの両方を設け、「実施例2」は第1スリット部S1のみを設け、比較例は図8で示すような、第1スリット部S1と空隙部Gの両方を設けないものとした。
図7に示されるように、第1スリット部S1を設けることでDTV帯の受信感度が増大した。さらに、空隙部Gを設けることで得られるDTV帯の受信感度がより増大することが分かった。
<実施例2(空隙部Gの幅の大きさによる効果)>
図2、図3A、図3Bで示した実施形態のガラスアンテナにおいて、空隙部Gの幅の大きさの違いによる、第2アンテナ導体103でのDTV帯の受信感度を測定した。空隙部G以外の構成は実施例1と全く同一とし、全体構成は図1に示すものとした。
Figure 2016127297
表1より、空隙部Gの幅が大きくなるにつれ、DTV帯のうち高周波の領域での最小値が大きくなることが分かった。また、第2接続エレメントを設けずに、第1部分エレメントの端部全体を空隙部Gとすることで、さらに低周波の領域での最小値が大きくなることが分かった。以上より、空隙部Gの幅を大きくすることで得られるDTV帯の受信感度が増大した。
<実施例3(第2アンテナ導体103のアース側給電点104Bの有無による効果)>
図2で示した実施形態のガラスアンテナにおいて、第2アンテナ導体103のアース側給電点104B及びそれに接続するエレメントの有無による第2アンテナ導体103でのDTV帯の受信感度を測定した。アース側給電点104B有無以外の構成は実施例1と全く同一とし、全体構成は図1に示すものとした。
Figure 2016127297
表2より、アース側給電点104Bを設けることで、得られるDTV帯の受信感度が増大した。
<実施例4(第2アンテナ導体103のホット側給電点104Aからのエレメント形状による効果)>
図2、図3C、図3D、図3Eで示した実施例のガラスアンテナにおいて、第2アンテナ導体103のホット側給電部104Aに接続されるエレメント形状による、第2アンテナ導体103でのDTV帯の受信感度を測定した。ホット側給電点104Aに接続されるエレメント形状以外の構成は実施例1と全く同一とし、全体構成は図1に示すものとした。
Figure 2016127297
表3より、図2及び図3Cのように、ループ状もしくは2本の第2エレメント202を備えた構成とすることで、得られるDTV帯の受信感度が増大した。
<実施例5(第2エレメント202の導体長bによる効果)>
図2で示した実施例のガラスアンテナにおいて、第2エレメント202の導体長bを変化させたときの第2アンテナ導体103でのDTV帯の受信感度を測定した。第2エレメント202の導体長b以外の構成は実施例1と全く同一とし、全体構成は図1に示すものとした。
図9に示すように第2エレメント202の導体長bが110mm以上180mm以下、より好ましくは120mm以上170mm以下、さらに好ましくは130mm以上160mm以下とすることで、得られるDTV帯の受信感度が増大した。
<実施例6(第2エレメント202の導体長bと、第1部分エレメント212Aの導体長aによる効果)>
図2で示した実施例のガラスアンテナにおいて、第1部分エレメント212Aの導体長bを変化させたときの第2アンテナ導体103でのDTV帯の受信感度を測定した。本実施例では、第2エレメント202の導体長bが120mm、135mm、150mmの場合それぞれについて、第1部分エレメント212Aの導体長aを変化させた。その結果を図10、図11及び図12にそれぞれ示す。
なお、第1部分エレメント212Aの導体長a、第2エレメント202の導体長b以外の構成は実施例1と全く同一とし、全体構成は図1に示すものとした。
図10、図11及び図12より、第1部分エレメント212Aの導体長aを60mm以上190mm以下、より好ましくは60mm以上170mm以下、さらに好ましくは65mm以上150mm以下とすることで、得られるDTV帯の受信感度が増大した。
<実施例7(第1スリット部Sの幅cによる効果)>
図2で示した実施例のガラスアンテナにおいて、第1スリット部Sの幅cを変化させることによる、第2アンテナ導体103でのDTV帯の受信感度を測定した。第1スリット部Sの幅c以外の構成は実施例1と全く同一とし、全体構成は図1に示すものとした。
図13より、第1スリット部S1の幅を5mm以上とすることで、得られるDTV帯の受信感度が増大した。
<実施例8(垂直エレメント211による効果)>
図2で示した実施例のガラスアンテナにおいて、垂直エレメント211の導体長を変化させることによる、第2アンテナ導体103でのDTV帯の受信感度を測定した。垂直エレメント211の導体長以外の構成は実施例1と全く同一とし、全体構成は図1に示すものとした。
図13より、垂直エレメント211の導体長を20mm以上、より好ましくは30mm以上とすることで、得られるDTV帯の受信感度が増大した。
本発明は、車両に設置されるガラスアンテナに好適に使用できる。
101、301、501 第1アンテナ導体
102、302 第1給電部
103、303、503 第2アンテナ導体
104、304、504 第2給電部
104A、304A、504A ホット側給電部
104B、304B、504B アース側給電部
105 バスバー
107 車両用窓ガラス
108 黒色遮蔽膜
109 ヒータ線
110 短絡線
111、311 補助エレメント
112 デフォッガ
201、401、510 第1エレメント
202、402 第2エレメント
203、403 第1接続エレメント
204、404 第3接続エレメント
205 第2接続エレメント
208 ループ形成エレメント
209 調整エレメント
211 垂直エレメント
212、412、512 不連続エレメント
212A、412A、512A 第1部分エレメント
212B、412B、512B 第2部分エレメント
213、413、513 連続エレメント
516 第4接続エレメント
517 第5接続エレメント
a 第1部分エレメントの導体長
b1 第2エレメント401Aの導体長
b2 第2エレメント402Bの導体長
c 第1スリット部の幅
d 第2スリット部の幅
G 空隙部
S1 第1スリット部
S2 第2スリット部

Claims (11)

  1. 第1アンテナ導体と、前記第1アンテナ導体に給電する第1給電部と、第2アンテナ導体と、前記第2アンテナ導体に給電する第2給電部とが、自動車の窓ガラスに設けられた車両用ガラスアンテナにおいて、
    前記第1アンテナ導体と第2アンテナ導体とは、互いに異なる周波数帯の電波を受信し、
    前記第1アンテナ導体は、AM電波を受信するアンテナであって、第1給電部に接続され、基準方向に並走する複数の第1エレメントを備え、
    前記複数の第1エレメントは、基準方向に不連続となる不連続エレメントと、基準方向に連続である連続エレメントとを備え、
    前記不連続エレメントは、前記第1スリット部によって、第1部分エレメントと第2部分エレメントとに区切られることで基準方向に不連続となり、
    前記第2アンテナ導体は、第2給電部に接続され、前記第1部分エレメントと近接し、前記第1部分エレメントに沿う第2エレメントを有し、
    前記第1部分エレメントの導体長は、所定の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλとし、前記窓ガラス板の波長短縮率をkとし、前記窓ガラス板上での波長をλ=λ・kとしたとき、0.18λ以上0.59λ以下である
    ことを特徴とする車両用ガラスアンテナ。
  2. 前記第1部分エレメントの導体長は、60mm以上190mm以下である請求項1に記載の車両用ガラスアンテナ。
  3. 前記第2エレメントの導体長は、0.33λ以上0.56λ以下である請求項1又は2に記載の車両用ガラスアンテナ
  4. 前記第2エレメントの導体長は、110mm以上180mm以下である請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用ガラスアンテナ。
  5. 前記不連続エレメントは、さらに第2スリット部を有し、
    前記第1部分エレメントは、前記第1スリット部と前記第2スリット部とを端部とする請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用ガラスアンテナ。
  6. 前記第1部分エレメントの前記第1スリット部側の端部又は、前記第1部分エレメントの前記第1スリット部と反対側の端部は、接続エレメントによって、前記連続エレメントに接続されている請求項1から5のいずれか一項に記載の車両用ガラスアンテナ。
  7. 前記接続エレメントは、
    前記第1部分エレメントの前記第1スリット部側の端部を前記連続エレメントに接続する第1接続エレメントと、
    前記第1部分エレメントの前記第1スリット部と反対側の端部を前記連続エレメントに接続する第2接続エレメントと、
    を備え、
    前記第1接続エレメント及び第2接続エレメントのいずれか一方は空隙部を有する請求項1から6のいずれか一項に記載の車両用ガラスアンテナ。
  8. 前記第1スリット部の幅は、5mm以上である請求項1から7のいずれか一項に記載の車両用ガラスアンテナ。
  9. 前記第2給電部は、アース側給電部を備え、
    前記第2アンテナ導体は、前記アース側給電部から延伸され、前記第1アンテナ導体に近接するエレメントを備える請求項1から8のいずれか一項に記載の車両用ガラスアンテナ。
  10. 前記第2アンテナ導体は、前記アース側給電部から延伸され、前記基準方向に対して垂直な垂直エレメントを備える請求項1から9のいずれか一項に記載の車両用ガラスアンテナ。
  11. 前記垂直エレメントの導体長は、0.06λ以上である請求項1から10のいずれか一項に記載の車両用ガラスアンテナ。
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