JP2016126138A - 振れ補正装置、レンズ鏡筒、光学装置 - Google Patents

振れ補正装置、レンズ鏡筒、光学装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光学部材をより適切に駆動できる振れ補正装置を提供する。
【解決手段】振れ補正装置10は、光学部材Lnを支持し、この光学部材Lnの光軸と交差する方向の成分を持つように移動可能な可動部20と、可動部20を光軸と交差する方向の成分を持つように移動可能に支持する支持部30と、可動部20を間に挟んで支持部30と連結された状態で基準部材に固定される固定部60と、を備え、前記光軸と交差する方向において、固定部60に対する支持部30の位置は調整可能であり、固定部60に対する支持部30の位置が調整された状態で、固定部60は基準部材に固定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、振れ補正装置、レンズ鏡筒、光学装置に関する。
従来、撮影光学系の振れ方向に応じて、振れ補正レンズ(光学部材)を撮影光学系の光軸と交差する方向に移動させることにより、被写体光の屈折方向を修正する振れ補正装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−350916号公報
本発明の課題は、光学部材をより適切に駆動できる振れ補正装置、レンズ鏡筒、光学装置を提供することである。
本発明の一実施形態は、光学部材を支持し、前記光学部材の光軸と交差する方向の成分を持つように移動可能な可動部と、前記可動部を前記光軸と交差する方向の成分を持つように移動可能に支持する支持部と、前記可動部を間に挟んで前記支持部と連結された状態で基準部材に固定される固定部と、を備え、前記光軸と交差する方向において、前記固定部に対する前記支持部の位置は調整可能であり、前記固定部に対する前記支持部の位置が調整された状態で、前記固定部は前記基準部材に固定される振れ補正装置である。
また、本発明の一実施形態は、上記振れ補正装置を備えるレンズ鏡筒である。
また、本発明の一実施形態は、上記振れ補正装置を備える光学装置である。
実施形態におけるカメラ1の構成を示す概略図である。 振れ補正装置10の構成を示す分解斜視図である。 固定部60の裏面側を示す概略図である。 固定部60と支持部30との連結部分を示す図である。 支持部30の光軸調整を説明するための模式図である。 振れ補正装置10の取り付けを説明するための斜視図である。
以下、本発明に係る振れ補正装置、レンズ鏡筒、光学装置の実施形態を説明する。
なお、以下に説明する図面には、必要に応じてXYZの交差座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸A0を水平として横長の画像を撮影する場合のカメラ位置において、撮影者から見て左右(水平)方向をX方向とし、上下(垂直)方向をY方向とし、前後(光軸A0)方向をZ方向とする(図中の矢印は、各座標軸のプラス方向を示す)。
また、本実施形態において、光軸A0とは、後述するレンズ群L1〜Lnの中心を通る直線をいう。また、撮影光軸とは、レンズ鏡筒3において、レンズ群L1〜Lnを保持する各部の設計上の中心をいう。従って、レンズ鏡筒3にレンズ群L1〜Lnが組み付けられた状態において、各部の撮影光軸は、光軸A0と一致する。なお、各部の撮影光軸と光軸A0との間において、製造誤差は許容されるものとする。
図1は、本実施形態におけるカメラ1の構成を示す概略図である。図2は、振れ補正装置10の構成を示す分解斜視図である。図3は、固定部60の裏面側を示す概略図である。図4は、固定部60と支持部30との連結部分を示す図である。
カメラ1(光学装置)は、図1に示すように、カメラボディ2と、レンズ鏡筒3と、を備える。カメラ1は、レンズ交換式のデジタル一眼レフカメラである。カメラボディ2は、撮像部(不図示)として、CCD、CMOS等のイメージセンサを備える。レンズ鏡筒3は、焦点距離を連続的に変化させることができるズームレンズであって、円筒状の筐体内に、撮影光学系となるレンズ群L1〜Ln(不図示)と、振れ補正装置10と、を備える。なお、レンズ鏡筒3におけるズーム機構の構成、動作等に関する説明は省略する。
振れ補正装置10は、レンズ鏡筒3に設けられた位置検出部50(後述)の出力に応じて、撮像部に結像される被写体像の像振れを打ち消す方向に振れ補正レンズLm(後述)を移動させることにより、被写体像の像振れを補正する装置である。レンズ鏡筒3に設けられたレンズ群L1〜Lnのうち、レンズ群Lmは、振れ補正装置10の振れ補正レンズ(以下、「振れ補正レンズLm」という)として機能する。レンズ群L1〜Lnは、レンズ群Lmを含み、全体で撮像光学系を構成する。振れ補正レンズLmは、振れ補正装置10において、光軸A0と交差する方向の成分を持つように移動可能に支持されている。振れ補正装置10は、振れ補正レンズLmのほか、レンズ群Ln(図2参照)を備える。レンズ群Lnは、レンズ群L1〜Lnのうち、被写体光の出射側において最も後端のカメラボディ2側に配置されるレンズ群として説明するが、レンズ群Ln、Lmの位置は特に制限されない。レンズ群Lnは、振れ補正装置10の固定部60(後述)において、その光軸A2が光軸A0と一致する位置に固定されている。
振れ補正装置10は、図2に示すように、可動部20と、支持部30と、駆動部40と、位置検出部50と、固定部60と、を備える。なお、図2においては、可動部20、支持部30及び固定部60の撮影光軸が一致している状態と示す。
可動部20は、振れ補正レンズLm(光学部材)を、光軸A0と交差する方向の成分を持つように移動(本実施形態では、XY平面内に移動)可能に支持する部分である。可動部20は、振れ補正レンズLmの外周を保持する平面視円形のレンズ保持部21を備える。
可動部20は、レンズ保持部21の周囲に突起部22、23、24及び25(以下、適宜に符号を省略)を備える。突起部(突起部材)は、規制部を構成する部材の一部である。規制部は、可動部20が光軸A0と交差する方向に許容量以上に移動するのを規制する部分である。規制部を構成する他の部材については後述する。
突起部22及び23は、X方向(第1の方向)に沿って互いに外側に突出する第1突起部材である。また、突起部24及び25は、光軸A0及びX方向と交差するY方向(第2の方向)に沿って互いに外側に突出する第2突起部材である。各突起部の先端は、図2に示すように、レンズ保持部21から規定量分だけ外側に突出している。可動部20が光軸A0と交差する方向に移動したときに、いずれかの突起部の先端と、開口部61(固定部60)の内周に設けられた規制枠62(後述)とが接触することにより、可動部20が光軸A0と交差する方向において、許容量以上に移動することが規制される。
また、突起部自体は、光軸A0方向における位置がレンズ保持部21と異なっている。また、突起部は、光軸A0方向において、後述する支持部30との間で、支持部30に配置された駆動部40を間に介在させるように配置されている。このような配置により、可動部20が突起部と共に光軸A0と交差する方向に移動しても、突起部は支持部30に配置された駆動部40と接触しない。従って、突起部と駆動部40とが接触しないように駆動部40をより外周側に配置する必要がなく、振れ補正装置10の小型化に寄与する。
また、突起部22〜25は、光軸A0と直交する面内において、レンズ保持部21から外側かつ像側に向かって傾斜するように形成されている。そのため、振れ補正レンズLmを通過した光の一部が突起部で反射してゴーストが発生することを抑制できる。
可動部20は、レンズ保持部21の周囲に、3つの第1フック部26を備える。第1フック部26は、コイルバネ27(後述)の一方の端部を係止する部分である。第1フック部26は、光軸A0を中心として、周方向に等間隔(120度)に配置されている。
支持部30は、可動部20を光軸A0と交差する方向の成分を持つように移動(本実施形態では、XY平面内に移動)可能に支持する部分である。支持部30は、中央に開口部31(図5参照)を備える。開口部31は、被写体光が通過する部分である。被写体光は、開口部31を通過して振れ補正レンズLmに導かれる。また、支持部30は、外周部に、3つの第2フック部32を備える。第2フック部32は、コイルバネ27の他方の端部を係止する部分である。第2フック部32は、第1フック部26と同じく、光軸A0を中心として、周方向に等間隔(120度)に配置されている。
可動部20と支持部30との間には、複数のボール28(図5参照)が配置されている。ボール28は、支持部30及び可動部20の少なくとも一方において、それぞれ対向する側の面に設けられた凹部(不図示)の間に保持されている。可動部20と支持部30との間にボール28を配置することにより、可動部20と支持部30との間の距離を一定に維持しつつ、可動部20を支持部30に対して光軸A0と交差するXY平面内において、円滑に移動させることができる。
コイルバネ27は、可動部20を支持部30の方向に付勢する引っ張りバネである。図2に示すように、コイルバネ27は、可動部20と支持部30との間に斜めに架け渡されている。そのため、コイルバネ27の付勢力は、Z(光軸A0)方向及びXY方向にそれぞれ作用する。可動部20と支持部30との間にボールを配置した状態で、可動部20と支持部30との間にコイルバネ27を架け渡すことにより、可動部20が支持部30に支持された状態で、可動部20を光軸A0と交差するXY平面内に移動させることができる。
支持部30は、外周部の3箇所に、それぞれ柱状部材33を備える。柱状部材33は、固定部60(後述)が連結される部分である。柱状部材33は、円柱状に形成されており、固定部60と連結される側の端部に雌ねじ部34が設けられている。柱状部材33は、支持部30上において、長手方向が光軸A0に沿うように設けられている。図2に示すように、固定部60は、柱状部材33を介して支持部30と連結される。
ここで、可動部20及び支持部30に実装されるフレキシブルプリント基板(導電部材)70について説明する。
振れ補正装置10は、駆動部40及び位置検出部50と、レンズ鏡筒3の制御部(不図示)との間を電気的に接続するフレキシブルプリント基板(以下「FPC」という)70を備えている。FPC70は、図2に示すように、可動部20の移動範囲及び振れ補正レンズLmを通過する被写体光の光路を回避するように、可動部20及び支持部30に配置されている。
具体的には、FPC70は、上述の制御部と接続される側の配線パターンが支持部30の裏面側に配置されている。FPC70の中間部分は、支持部30の側面(光軸A0に直交する方向の面であって、被写体側の面)に沿って表面側に引き出されている。支持部30の側面に沿って表面側に引き出されたFPC70は、1つの柱状部材33において、その外周面でかつ柱状部材33の軸線に沿いながら、支持部30の反対側の側面(像側の面)に引き出される。FPC70の中間部分は、柱状部材33の外周面において、さらにT字形に分岐している。分岐したそれぞれの配線パターンは、柱状部材33の周囲を囲むように左右に引き出され、可動部20上を駆動部40及び位置検出部50の位置まで配置されている。
再び、振れ補正装置10の構成について説明する。
駆動部40は、可動部20を光軸A0と交差する方向の成分を持つように移動(本実施形態では、XY平面内に移動)させるアクチュエータである。駆動部40は、ボイスコイルモータ(以下、「VCM」という)等を含む電子回路により構成される。
駆動部40は、VCM41、42(以下、適宜に符号を省略)を備える。VCMは、光軸A0を中心として90度離れた位置に配置されている。VCMは、コイル部及び磁石部(符号省略、一部不図示)により構成される。コイル部は、コイル及びヨーク(鉄心)を備えた磁気回路であり、可動部20側に設けられている。磁石部は、永久磁石及びヨークを備えた磁気回路であり、支持部30側に設けられている。コイル部は、磁石部の発生する磁界中に配置されている。なお、可動部20側に磁石部を設け、支持部30側にコイル部を設けてもよい。
駆動部40(VCM)において、磁界中のコイル部に電流を流すと、コイル部には磁界に垂直な方向に電磁力が発生する。この電磁力により、コイル部は、磁石部に対して光軸A0と交差するXY平面内に駆動される。レンズ鏡筒3の制御部(不図示)は、VCMのコイル部へ流す電流を制御することにより、コイル部の設けられた可動部20(振れ補正レンズLm)を、X方向又はY方向に移動させる。なお、2つのVCMの駆動力を合成することにより、可動部20を斜め方向にも移動させることができる。従って、制御部は、駆動部40を制御することにより、可動部20を光軸A0と交差するXY平面内に移動させることができる。
位置検出部50は、可動部20の移動量を検出する部分である。位置検出部50は、ホール素子(不図示)等を含む電子回路により構成される。
位置検出部50は、センサユニット51、52(以下、適宜に符号を省略)を備える。センサユニットは、振れ補正レンズLmを間に挟んで駆動部40と対向する位置にそれぞれ配置されている。センサユニットは、磁石部及び検出部(いも符号省略)により構成される。磁石部は、永久磁石及びヨークを備えた磁気回路であり、可動部20側に設けられている。検出部は、ホール素子を備えた磁気回路であり、支持部30側に設けられている。検出部は、Z方向において、磁石部と対向する位置に配置されている。なお、可動部20側に検出部を設け、支持部30側に磁石部を設けてもよい。
センサユニットにおいて、磁石部(永久磁石)の位置が変化すると、検出部のホール素子に作用する磁界の強さが変化する。検出部は、この変化をホール素子で検出し、磁石部の位置検出信号としてレンズ鏡筒3の制御部(不図示)に出力する。制御部は、センサユニットの検出部から出力された位置検出信号に基づいて、可動部20の移動方向及び移動量をフィードバック制御する。
固定部60は、支持部30を直進筒90に固定する部分である。固定部60は、可動部20を間に挟んで支持部30と連結される。また、固定部60は、支持部30が連結された状態で、直進筒90に固定される。
固定部60は、中央に円形の開口部61を備える。レンズ群Lnは、開口部61に保持されている。なお、本実施形態では、固定部60の開口部61にレンズ群Lnを備えた例について説明するが、これに限定されず、レンズを省略したり、絞り部材等の他の部材を配置したりしてもよい。固定部60の開口部61は、レンズ群Lmを透過する光束が通過可能であればよい。また、支持部30の開口部31に、レンズ、絞り部材等を設けてもよい。
開口部61は、図3に示すように、可動部20側(裏面側)の内周に8角形の規制枠62を備える。規制枠62は、規制部を構成する部材の一部である。すなわち、規制枠62は、可動部20に設けられた突起部22〜25と共に、可動部20が光軸A0と交差する方向に規定量以上に移動するのを規制する規制部を構成する。
なお、後述するように、光軸調整された振れ補正装置10は、直進筒90(後述)に固定される。この状態において、開口部61を通過する光束の光軸は、撮影に支障のない範囲で、直進筒90(後述)の中心軸と略一致する。
規制枠62は、内周のX方向に当接部63、64を備え、内周のY方向に当接部65、66(以下、適宜に符号を省略)を備える。一対の当接部は、レンズ群Lnを間に挟んで対向する位置に設けられている。可動部20を備えた支持部30を固定部60に固定すると、固定部60の規制枠62及び可動部20の各突起部は、光軸A0と交差する同一平面内に配置された状態となる。この状態において、可動部20の突起部22〜25の先端は、規制枠62の当接部63〜66と対向する。なお、以下の説明においては、「可動部20を備えた支持部30」を適宜に「支持部30」ともいう。
具体的には、図2に示す可動部20の突起部22及び23は、図3に示す規制枠62の当接部63及び64とそれぞれ対向する。同様に、図2に示す可動部20の突起部24及び25は、図3に示す規制枠62の当接部65及び66とそれぞれ対向する。各突起部は、支持部30を固定部60に固定した場合に、固定部60の規制枠62との間に許容量分の距離が保たれるように固定部60に設けられている。すなわち、支持部30を固定部60に固定することにより、固定部60の規制枠62と可動部20の各突起部との間に、許容量分の隙間が形成される。そのため、支持部30を固定部60に固定した状態において、可動部20は、光軸A0と交差するXY平面内を許容量分だけ移動できる。
固定部60は、図2及び図3に示すように、孔部67及び孔部68を備える。
孔部67は、固定部60と支持部30とを連結するねじ80(後述)が挿入される孔である。孔部67は、図3に示すように、規制枠62の周囲において、3箇所設けられている。また、孔部68は、固定部60とレンズ鏡筒3の直進筒90(後述)とを連結するねじ93(図5参照)が挿入される孔である。孔部68は、図3に示すように、固定部60の外周部に3箇所設けられている。各孔部68は、光軸A0から均等な距離で、かつ光軸A0を中心として等間隔に配置されている。3つの孔部68の配置は、3つの孔部67の配置より均等である。
ここで、固定部60と支持部30とを連結する部分の構造について、図4を参照しながら説明する。図4は、固定部60と支持部30とを連結する部分の構造を示す図である。図4(a)は、固定部60と支持部30とを連結する各部を示す平面図である。図4(b)は、固定部60と支持部30との連結状態を示す断面図である。図4(b)に示す断面は、図4(a)のA−A線断面に相当する(ねじ80を除く)。
図4(a)及び(b)は、いずれも固定部60と支持部30とが連結される部分の1つを示している(他の2つも構造は同じ)。可動部20を備えた支持部30は、固定部60に3箇所設けられた孔部67の位置で固定部60に連結される。
図4(a)に示すように、固定部60に設けられた孔部67の内径D1は、支持部30に設けられた柱状部材33の直径D2よりも小さく設定されている。また、固定部60に設けられた孔部67の内径D1は、支持部30の柱状部材33に設けられた雌ねじ部34の直径D3よりも大きく設定されている。そのため、柱状部材33(支持部30)の雌ねじ部34が固定部60の孔部67と重なる範囲内において、支持部30を光軸A0と交差するXY平面内の方向に移動させることができる。なお、固定部60に対する支持部30の光軸調整については後述する。
また、図4(b)に示すように、支持部30を光軸A0と交差するXY平面内に移動させた後、孔部67にねじ80を挿入して、雌ねじ部34にねじ込むことにより、支持部30を固定部60に連結できる。固定部60には、孔部67が3箇所設けられているため、各孔部67の位置において、支持部30を光軸A0と交差するXY平面内に移動させることができる。このように、振れ補正装置10は、光軸A0と交差するXY平面内において、固定部60に対する支持部30の位置が調整可能に構成されている。そして、後述するように、振れ補正装置10は、固定部60に対する支持部30の位置が調整された状態で直進筒90に固定される。
次に、振れ補正装置10の光軸調整について、図5を参照しながら説明する。
図5は、振れ補正装置10の光軸調整を説明するための模式図である。図5(a)は、振れ補正装置10の光軸調整前の状態を示す。図5(b)は、振れ補正装置10の光軸調整後の状態を示す。図5では、先に説明した図2〜図4と同一部分に同一符号を付して説明する。ただし、図5では、図2〜図4と異なり、各部の形状を模式的に示している。また、支持部30を光軸調整する際には、図5に示すように、支持部30及び固定部60の各撮影光軸が重力方向と略一致するように、振れ補正装置10が冶具(不図示)上に配置される。この冶具の中心軸は、重力方向と一致し、かつ支持部30及び固定部60の各撮影光軸と並行な軸である。なお、図5では、説明の都合上、XYZの交差座標系を一例として付しているが、光軸調整時において、X、Yの座標軸は特定されない。
図5(a)に示すように、光軸調整前の振れ補正装置10において、支持部30に支持された可動部20(振れ補正レンズLm)の撮影光軸A1は、3箇所に配置されたそれぞれのコイルバネ27の弾性力のばらつきにより、固定部60の撮影光軸A2からずれが生じる。図5(a)に示す例では、ずれ量Dが生じている。
その状態で、図5(b)に示すように、固定部60の撮影光軸A2と可動部20の撮影光軸A1とが一致するように、固定部60に対して支持部30を図中の水平方向(光軸A0と交差する方向)に移動させる。より具体的には、支持部30を移動させる方向は、光軸A0と交差するXY平面内となる。
そして、固定部60の撮影光軸A2と可動部20の撮影光軸A1とが一致した状態で、固定部60の孔部67にねじ80を挿入して、支持部30の雌ねじ部34にねじ込むことにより、支持部30を固定部60に連結できる(図4参照)。これにより、振れ補正装置10の光軸調整が完了する。
ここで、撮影時に生じる、振れ補正装置1のずれ量Dについて説明する。
図5(a)に示す光軸調整前の振れ補正装置10を、撮影時と同じように、撮影光軸が水平になるように配置すると、コイルバネ27の弾性力のばらつきによるずれ量Dに、振れ補正レンズLmの鉛直方向への自重落下によるずれ量が加わるため、Y(マイナス)方向におけるずれ量Dは、さらに大きくなる。
これを解決するための手法として、コイルバネ27の弾性力を大きくすることが考えられる。コイルバネ27の弾性力を大きくすると、振れ補正レンズLmの自重落下によるずれ量が小さくなるため、自重落下によるずれ量とコイルバネ27の弾性力のばらつきによるずれ量の総和が小さくなるからである。しかし、コイルバネ27の弾性力を大きくすると、弾性力のばらつきの差がより大きくなるうえ、弾性力に反して可動部20を移動させる必要があるため駆動部40(VCM)が大型化する。
また、振れ補正による光学性能の劣化を抑制するため、振れ補正レンズLmを複数のレンズで構成する場合がある。複数のレンズで構成された振れ補正レンズLmは、重量が重くなるため、コイルバネ27の弾性力を大きくする必要が生じる。そのため、駆動部40(VCM)が大型化してしまう。
また、他の手法として、振れ補正装置10にコイルバネ27の弾性力を調整する機構を搭載することが考えられる。このような機構を搭載することにより、コイルバネ27の弾性力のばらつきによるずれ量を小さくできるからである。しかし、振れ補正装置10にコイルバネ27の弾性力を調整する機構を搭載すると、振れ補正装置10の大型化、部品点数の増加を招くだけでなく、コスト増にもつながる。そのため、レンズ鏡筒3の更なる小型化が求められている近年においては、振れ補正装置10がさらに大型化する従来の機構を採用することは難しい。また、さらにほかの手法として、振れ補正装置10の制御機構が、コイルバネ27のばらつきによるずれ量を打ち消すように振れ補正制御することも考えられる。しかしながら、制御が複雑になるという問題がある。
しかし、本実施形態の振れ補正装置10において、コイルバネ27の弾性力のばらつきによるずれ量Dは、図5(b)に示す光軸調整によりゼロとなる。そのため、光軸調整後の振れ補正装置1を、撮影時と同じように、撮影光軸が水平になるように配置した場合、固定部60の撮影光軸A2と可動部20の撮影光軸A1とのずれ量は、振れ補正レンズLmの鉛直方向への自重落下によるずれ量のみとなる。この自重落下によるずれ量は、振れ補正装置1を、撮影光軸回りに回転させた場合に、どの位置においてもほぼ一定となる。
これによれば、撮影者が光軸A0を水平として、横長、縦長又はその中間位置で画像を撮影する場合に、レンズ鏡筒3を光軸A0回りのどの位置に回転させても、振れ補正レンズLmを同じ駆動力で移動させることができる。そのため、振れ補正レンズLmの重量に係らず、振れ補正レンズLmを移動させる駆動部40の駆動力を安定化させることができる。
また、レンズ鏡筒3を光軸A0回りのどの位置に回転させても、振れ補正レンズLmを同じ駆動力で移動させることができるため、ファインダー、モニター画面等における画像の見栄えを、カメラ1を構える位置に係らず、ほぼ一定にできる。
さらに、振れ補正レンズLmの自重落下によるずれ量を小さくするために、コイルバネ27の弾性力を大きくする必要がないため、駆動部40(VCM)を大型化しなくてもよい。固定部60は、間に支持部30を介在させて直進筒90に固定されるので、光軸A0と交差するXY平面内において、固定部60の大きさは、駆動部40(VCM)を支持した支持部30よりも大きくなる。本実施形態の振れ補正装置10によれば、駆動部40(VCM)の大型化が回避できるので、支持部30及び固定部60の小型化も可能である。また、コイルバネ27の弾性力を調整する機構を搭載する場合に比べて、装置の大型化、部品点数の増加を招くことがない。したがって、振れ補正装置10は、従来の振れ補正装置に比べて、コスト増を抑制できる。
次に、振れ補正装置10の直進筒90への取り付けについて説明する。
図6は、振れ補正装置10の取り付けを説明するための斜視図である。図6に示す直進筒90(基準部材)は、レンズ鏡筒3に収容されるレンズ群L1〜Lnのうち、レンズ群Lm及びLnを含む一部のレンズ群を保持する円筒形状の筒である。なお、レンズ鏡筒3は、図6に示す直進筒90の他、カム筒、固定筒等(いずれも不図示)の筒を備える。それぞれ筒は、レンズ群L1〜Lnのうち、所定のレンズ群を保持する。
図6に示すように、振れ補正装置10が固定される直進筒90は、カメラボディ2側の端部に、3箇所の支持部91を備える。支持部91は、振れ補正装置10が連結される部分である。各支持部91は、振れ補正装置10が連結される側の端部に雌ねじ部92が設けられている。各雌ねじ部92は、光軸A0方向において、固定部60(振れ補正装置10)の各孔部68と対応する位置に設けられている。すなわち、各雌ねじ部92は、各孔部68と同じく、撮影光軸から均等な距離で、かつ光軸A0を中心として等間隔に配置されている。図6に示すように、直進筒90の各雌ねじ部92と、振れ補正装置10(固定部60)の各孔部68との位置を合わせ、孔部68にねじ93を挿入して、雌ねじ部92にねじ込むことにより、振れ補正装置10を直進筒90に固定できる。振れ補正装置10の軸線は、直進筒90の軸線と一致しており、振れ補正装置10を直進筒90に固定することにより、振れ補正装置10及び直進筒90の各撮影光軸を、光軸A0と一致させることができる。
光軸調整された振れ補正装置10を備えた直進筒90は、他の筒、部材等と共にレンズ鏡筒3に組み込まれる。
上述した本実施形態の振れ補正装置1によれば、以下のような効果を奏する。
(1)振れ補正装置1は、振れ補正レンズLmの重量に係らず、振れ補正レンズLmを移動させる駆動部40の駆動力を安定化させることができる。したがって、振れ補正装置10は、振れ補正レンズLmをより適切に駆動できる。
(2)振れ補正装置1は、レンズ鏡筒3を光軸A0回りのどの位置に回転させても、振れ補正レンズLmを同じ駆動力で移動させることができる。そのため、振れ補正装置10は、ファインダー、モニター画面等における画像の見栄えを、撮影者がカメラ1を構える位置に係らず、ほぼ一定にできる。
(3)振れ補正装置10は、コイルバネ27の弾性力を大きくする必要がないため、駆動部40を大型化しなくてもよい。また、振れ補正装置10は、コイルバネ27の弾性力を調整する機構を搭載する場合に比べて、装置の大型化、部品点数の増加を招くことがない。したがって、振れ補正装置10は、装置の大型化、コスト増を抑制できる。
(4)振れ補正装置10において、固定部60の開口部61を通過する光束の光軸は、光軸調整された振れ補正装置10が直進筒90に固定された状態で、直進筒90の中心軸と略一致する。そのため、固定部60の開口部61にレンズ群Lnを保持させた場合、光軸調整された振れ補正装置10を直進筒90に固定することにより、レンズ群Lnの撮影光軸を直進筒90の中心軸と略一致させることができる。
(5)振れ補正装置10において、固定部60は、柱状部材33を介して支持部30と連結される。そのため、振れ補正装置10によれば、柱状部材33の高さを適宜に調整することにより、可動部20を配置するスペースを確保できる。したがって、振れ補正装置10は、固定部60に配置された可動部20の動きに影響を与えることなしに、支持部30を連結できる。
(6)振れ補正装置10において、駆動部40及び位置検出部50に接続されたFPC70は、柱状部材33に沿って配置される。これによれば、振れ補正装置10においては、FPC70を支えるための部材を支持部30に設ける必要がないため、支持部30に配置する部品の点数を削減できる。また、FPC70は、柱状部材33において、可動部20とは反対側の側面に沿って配置される。そのため、仮に可動部20が許容量以上に移動したとしても、可動部20は、FPC70と接触することがない。また、FPC70の立ち上がり部分は、柱状部材33より振れ補正レンズLm側への倒れが規制される。そのため、FPC70の立ち上がり部分が振れ補正レンズLm側へ倒れたとしても、FPC70と可動部20と接触することがない。したがって、振れ補正装置10においては、可動部20との接触によるFPC70の導通不良を抑制できる。
(7)振れ補正装置10は、可動部20が光軸と交差する方向において許容量以上に移動するのを規制する規制部を有する。そのため、振れ補正装置10では、外部からの振動等により、可動部20が光軸と交差する方向に許容量以上に移動して、可動部20が破損するのを抑制できる。
(8)振れ補正装置10は、開口部61の内周に設けられた規制枠62に突起部が接触することにより、可動部20の光軸と交差する方向における移動が規制される。そのため、振れ補正装置10では、突起部を外側に突出させる規定量を適宜に設定することにより、可動部20の光軸と交差する方向における移動量を調整できる。
(9)振れ補正装置10において、可動部20は、光軸と交差するX方向と、光軸及びX方向と交差するY方向とに移動可能に構成されている。また、可動部20は、X方向に沿って外側に突出する突起部と、Y方向に沿って外側に突出する突起部とを備える。そのため、振れ補正装置10では、X及びY方向に沿って設けられたそれぞれの突起部により、XY方向における可動部20の移動をより確実に規制できる。
(変形形態)
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態では、固定部60に対して支持部30を図中の水平方向に移動させることにより光軸調整する例について説明した(図5参照)。これに限らず、支持部30に対して固定部60を図中の水平方向に移動させることにより光軸調整してもよい。すなわち、振れ補正装置10において、固定部60及び支持部30は、互いの相対的な位置が調整された状態で、直進筒90に固定される構成であればよい。
(2)本実施形態では、支持部30の3箇所に設けた柱状部材33(図2参照)により、固定部60を連結する例について説明した。これに限らず、柱状部材33は、4箇所以上に設けてもよい。また、本実施形態では、支持部30に柱状部材33を設けた例について説明したが、固定部60に柱状部材を設けてもよい。また、本実施形態では、直進筒90に設けた3箇所の支持部91(図6参照)により、振れ補正装置10を固定する例について説明した。これに限らず、支持部91は4箇所以上に設けてもよい。
(3)本実施形態では、レンズ鏡筒3を、焦点距離を連続的に変化させることができるズームレンズとして説明した。これに限らず、レンズ鏡筒3は、焦点距離の固定された単焦点レンズであってもよい。
(4)本実施形態では、レンズ鏡筒3を備えるカメラ1を、レンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラとして説明した。これに限らず、レンズ交換可能なミラーレス一眼カメラ、レンズ一体式のデジタルカメラ、ビデオカメラ等に適用することもできる。その場合、振れ補正装置10をレンズ鏡筒に設けてもよいし、カメラボディに設けてもよい。
1:カメラ、3:レンズ鏡筒、10:振れ補正装置、20:可動部、22〜25:突起部、30:支持部、33:柱状部材、60:固定部、61:開口部、62:規制枠、63〜66:当接部、90:直進筒、Ln:レンズ群、Lm:振れ補正レンズ

Claims (9)

  1. 光学部材を支持し、前記光学部材の光軸と交差する方向の成分を持つように移動可能な可動部と、
    前記可動部を前記光軸と交差する方向の成分を持つように移動可能に支持する支持部と、
    前記可動部を間に挟んで前記支持部と連結された状態で基準部材に固定される固定部と、
    を備え、
    前記光軸と交差する方向において、前記固定部に対する前記支持部の位置は調整可能であり、
    前記固定部に対する前記支持部の位置が調整された状態で、前記固定部は前記基準部材に固定される振れ補正装置。
  2. 請求項1に記載の振れ補正装置において、
    前記固定部は、前記光学部材を透過する光束が通過可能な開口部を有し、
    前記基準部材は円筒形状であり、
    前記開口部を通過する光束の光軸は、前記基準部材の中心軸と略一致すること、
    を特徴とする振れ補正装置。
  3. 請求項1又は2に記載の振れ補正装置において、
    前記支持部は、前記光軸に沿って設けられた柱状部材を有し、
    前記固定部は、前記柱状部材を介して前記支持部と連結されること、
    を特徴とする振れ補正装置。
  4. 請求項3に記載の振れ補正装置において、
    前記可動部を前記光軸と交差する方向の成分を持つように移動させる駆動部を有し、
    前記駆動部に接続された導電部材が前記柱状部材に沿って配置されていること、
    を特徴とする振れ補正装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の振れ補正装置において、
    前記可動部が前記光軸と交差する方向において許容量以上に移動するのを規制する規制部を有すること、
    を特徴とする振れ補正装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の振れ補正装置において、
    前記固定部は、前記光学部材を透過する光束が通過可能な開口部を有し、
    前記可動部は、前記光学部材の外周を保持する保持部と、前記保持部から規定量分だけ外周側に突出した突起部材を有し、
    前記開口部の内周に前記突起部材が接触することにより、前記可動部の前記光軸と交差する方向における移動が規制されること、
    を特徴とする振れ補正装置。
  7. 請求項6に記載の振れ補正装置において、
    前記可動部は、前記光軸と交差する第1の方向と、前記光軸及び前記第1の方向と交差する第2の方向とに移動可能であり、
    前記突起部材は、前記第1の方向に沿って突出する第1突起部材と、前記第2の方向に沿って突出する第2突起部材と、を備えること、
    を特徴とする振れ補正装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の振れ補正装置を備えるレンズ鏡筒。
  9. 請求項1から7のいずれかに記載の振れ補正装置を備える光学装置。
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