JP2016125867A - 穀粒品位判別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、移送部に供給される穀粒等の接触により基準板に傷や汚れが発生することがなく、また、基準板が破損した場合でも移送部に供給される穀粒に欠けらが混入することがない穀粒品位判別装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の穀粒品位判別装置は、基準板が、移送部と異なる位置に配設され、
光学ブロックが、穀粒に光を照射し、前記穀粒からの反射光及び/又は透過光を受光する第1の位置と、前記基準板に光を照射し、前記基準板からの反射光及び/又は透過光を受光する第2の位置の間を移動できるように配設されることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、穀粒の品位を判別する穀粒品位判別装置に関する。
従来、穀粒に光を照射し、該穀粒からの反射光及び/又は透過光を受光し、該受光した信号に基づいて前記穀粒の品位を判別する穀粒品位判別装置は周知である(例えば、特許文献1,2を参照。)。
特許文献1,2に記載された穀粒品位判別装置は、回転円盤の外周縁部に複数の凹部を設けてなる穀粒移送部と、穀粒に光を照射する光源及び該光源から照射された光の前記穀粒からの反射光及び/又は透過光を受光するセンサを有する光学検出部と、前記穀粒の品位を判別する品位判別部と、を備える。
前記光学検出部は、前記穀粒移送部における回転円盤の側方位置に配設されており、前記回転円盤上に供給され、該回転円盤の凹部に収容された状態で移送される穀粒に前記光源から光を照射し、前記穀粒からの反射光及び/又は透過光を前記センサで受光して受光信号を取得する。
そして、前記品位判別部は、前記光学検出部で取得される前記受光信号(受光量)に基づいて前記穀粒の品位を判別する。
ところで、上記周知の穀粒品位判別装置は、本体内部の温度変化等の影響により、光学検出部における光源やセンサ等の光学素子の特性が変化する。
そのため、特許文献1,2に記載された穀粒品位判別装置は、前記回転円盤の前記凹部の一部に基準板が装着されており、前記基準板に前記光源から光を照射し、該基準板からの反射光及び/又は透過光を前記センサで受光し、該センサの受光量と予め設定される基準光量との比較に基づいて、前記センサの受光量を補正するための補正係数を求めている。
そして、上記穀粒品位判別装置によれば、毎測定時、前記センサの受光量を補正するための補正係数を求め、該補正係数を用いて前記センサが穀粒から受光する反射光及び/又は透過光の受光量を補正するため、穀粒の品位を精度よく判別することができる。
しかしながら、上記穀粒品位判別装置において、前記基準板は、前記穀粒移送部における回転円盤の凹部に装着されるため、前記回転円盤上に供給される穀粒等が接触して傷や汚れが発生する問題がある。
また、上記穀粒品位判別装置において、前記基準板は、前記穀粒移送部における回転円盤の凹部に装着されるため、該基準板が破損した場合には、前記回転円盤上に供給される穀粒に欠けらが混入する問題がある。
上記穀粒品位判別装置において、基準板に傷や汚れが発生した場合や基準板が破損した場合には、基準板を交換すればよいが、基準板には個体差があり、基準板毎に基準光量が異なるため、その都度、基準光量の設定作業等をやり直す必要があり、穀粒の品位判別精度が安定しない。
特開2006−200945号公報 実開平5−90353号公報
そこで、本発明は、移送部に供給される穀粒等の接触により基準板に傷や汚れが発生することがなく、また、基準板が破損した場合でも移送部に供給される穀粒に欠けらが混入することがない穀粒品位判別装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
穀粒を移送する移送部と、
前記移送部で移送される穀粒に光を照射する光源、前記光源から照射された光の前記穀粒からの反射光及び/又は透過光を受光するセンサ、を有する光学ブロックと、
前記センサの受光量に基づいて前記穀粒の品位を判別する品位判別部と、
前記センサの受光量を補正するための基準板と、
を備える穀粒品位判別装置であって、
前記基準板は、前記移送部と異なる位置に配設され、
前記光学ブロックは、前記光源が前記穀粒に光を照射し、前記センサが前記穀粒からの反射光及び/又は透過光を受光する第1の位置と、前記光源が前記基準板に光を照射し、前記センサが前記基準板からの反射光及び/又は透過光を受光する第2の位置の間を移動できるように配設されることを特徴とする。
本発明は、
前記移送部が、穀粒を移送する回転円盤を有し、
前記基準板が、前記回転円盤と異なる位置に配設されることが好ましい。
本発明は、
前記光学ブロックが、前記回転円盤の回転軸と平行な軸を中心に回動移動可能に配設されることが好ましい。
本発明は、
前記光学ブロックが、前記第1の位置と前記第2の位置に直線移動及び/又は回動移動可能に配設されることが好ましい。
本発明は、
前記光学ブロックが、前記第1の位置における前記光源と前記穀粒との距離と、前記第2の位置における前記光源と前記基準板との距離が等しくなるように配設されることが好ましい。
本発明は、
前記光学ブロックが、前記第1の位置における前記センサと前記穀粒との距離と、前記第2の位置における前記センサと前記基準板との距離が等しくなるように配設されることが好ましい。
本発明は、
前記センサが受光する前記基準板からの反射光及び/又は透過光の受光量と予め設定される基準光量に基づいて、前記センサの受光量を補正する補正係数を赤色光・緑色光及び青色光のそれぞれについて求めることが好ましい。
本発明の穀粒品位判別装置は、
前記基準板が、前記移送部と異なる位置に配設され、
前記光学ブロックが、前記光源が前記穀粒に光を照射し、前記センサが前記穀粒からの反射光及び/又は透過光を受光する第1の位置と、前記光源が前記基準板に光を照射し、前記センサが前記基準板からの反射光及び/又は透過光を受光する第2の位置の間を移動できるように配設されるので、
移送部に供給される穀粒等の接触により基準板に傷や汚れが発生することがなく、基準板が破損した場合でも移送部に供給される穀粒に欠けらが混入することがない。よって、食品である穀粒に前記欠けらが混入することを防ぐことができる。
また、本発明の穀粒品位判別装置は、移送部に供給される穀粒等の接触により基準板に傷や汚れが発生しないので、従来と比較して基準板を交換する頻度が格段に減少し、基準板の交換作業や基準板の交換にともなう基準光量の設定作業等の労力が著しく減少する。
さらに、本発明の穀粒品位判別装置は、基準板を交換する頻度が格段に減少するために、基準板の個体差の影響を受けにくく、穀粒の品位判別精度が安定する。
本発明の穀粒品位判別装置は、
前記移送部が、穀粒を移送する回転円盤を有し、
前記基準板が、前記回転円盤と異なる位置に配設されてなり、
前記光学ブロックが、前記回転円盤の回転軸と平行な軸を中心に回動移動可能に配設されることとすれば、
前記光学ブロックを前記回転円盤の回転面に対し平行に移動させることができるため、前記第1の位置における前記光学ブロックと穀粒及び前記第2の位置における前記光学ブロックと前記基準板の位置関係を容易に同じものとすることができる。よって、穀粒と基準板とで、光学ブロックとの位置に関する測定条件も同一にできるので、補正に必要な適切な受光信号を取得できる。
本発明の穀粒品位判別装置は、
前記光学ブロックが、前記第1の位置と前記第2の位置の間を直線移動及び/又は回動移動可能に配設されることとすれば、前記第1の位置における前記光学ブロックと穀粒及び前記第2の位置における前記光学ブロックと前記基準板の位置関係を同じものとすることができる。
本発明の穀粒品位判別装置は、
前記光学ブロックが、前記第1の位置における前記光源と前記穀粒との距離と、前記第2の位置における前記光源と前記基準板との距離が等しくなるように配設されることとすれば、前記センサの受光量を補正するための補正係数を適切に求めることができる。
また、本発明の穀粒品位判別装置は、
前記光学ブロックが、前記第1の位置における前記センサと前記穀粒との距離と、前記第2の位置における前記センサと前記基準板との距離が等しくなるように配設されることとすれば、前記センサの受光量を補正するための補正係数を適切に求めることができる。
本発明の穀粒品位判別装置は、
前記センサが受光する前記基準板からの反射光及び/又は透過光の受光量と予め設定される基準光量に基づいて、前記センサの受光量を補正する補正係数を赤色光・緑色光及び青色光のそれぞれについて求めることとすれば、穀粒の品位判別精度が向上する。
本発明の実施の形態における穀粒品位判別装置の概略説明図であって、移送部及び光学ブロックの概略平面図。 本発明の実施の形態における穀粒品位判別装置の概略説明図であって、移送部及び光学ブロックの概略右側面図。 本発明の実施の形態における穀粒品位判別装置の概略説明図であって、移送部及び光学ブロックの概略正面図。 本発明の実施の形態における穀粒品位判別装置において、光学ブロックを移動させる場合の説明図。 光学ブロックの説明図であって、図1のC−C断面模式図。 光学ブロックの説明図であって、図1のD−D断面模式図。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図3は、本発明の実施の形態における穀粒品位判別装置の概略説明図であって、図1は移送部及び光学ブロックの概略平面図、図2は図1の移送部及び光学ブロックの概略右側面図、図3は図1の移送部及び光学ブロックの概略正面図を示す。
本発明の実施の形態において、穀粒品位判別装置1は、穀粒を移送する移送部2と、前記穀粒へ光を照射し、前記穀粒からの反射光及び/又は透過光を受光する光学ブロック3と、前記穀粒の品位を判別する品位判別部7を備える。
前記移送部2は、図示しない駆動モータにより回転駆動される円盤21を有する。前記円盤21の周縁位置には多数の凹部22が形成され、該凹部22には透明な底板23が配設されている。
前記光学ブロック3は、穀粒へ光を照射する光源、前記光源から照射された光の前記穀粒からの反射光及び/又は透過光を受光するセンサを有する。該光学ブロック3は、前記移送部2における円盤21の一側方に配設されている。
そして、前記光学ブロック3は、前記円盤21上に供給されて、前記円盤21の回転にともない前記円盤21の凹部22に収容された状態で連続して移送されてくる穀粒に前記光源から光を照射し、前記穀粒からの反射光及び/又は透過光を前記センサで受光して受光信号を取得する。
前記品位判別部7は、前記光学ブロック3で取得される前記受光信号に基づいて前記穀粒の品位を判別する。該品位判別部7については、例えば特開2002−202265号公報等に示されるような構成の他、種々の構成を採用することができる。
本発明の実施の形態において、穀粒品位判別装置1は、さらに、前記光学ブロック3におけるセンサの受光量を補正するための基準板81を備える。
前記基準板81は、前記移送部2における前記円盤21と離れた異なる位置に配設される保持部材82に装着されている。
ここでは、前記基準板81として、例えば白色と乳白色のように濃度等の異なる2枚を用いるが、3枚以上を用いることもできる。
また、前記穀粒品位判別装置1において、前記光学ブロック3は、前記円盤21の回転軸24と平行に配設される軸91を中心に回動する回動部材92に固定されている。前記回動部材92は円弧状の外周縁を有し、該外周縁の周側面には、当該回動部材92に隣接して配設されるモータ95の回転駆動力を伝達する歯車96と噛み合うように歯車93が形成されている。
図4は、本発明の実施の形態における穀粒品位判別装置において、光学ブロックを移動させる場合の説明図を示す。
本発明の実施の形態において、前記光学ブロック3は、前記モータ95の回転駆動により、前記回動部材92を介して、円盤21上の穀粒測定位置Aと、前記円盤21と離れた異なる位置の基準板位置Bの間を移動することができる。
前記穀粒品位判別装置1は、前記基準板位置Bにおいて、前記光学ブロック3の光源から前記基準板81に光を照射し、該基準板81からの反射光及び/又は透過光を前記光学ブロック3のセンサで受光し、該センサの前記反射光及び/又は透過光の受光量と予め設定される基準光量とを比較して、前記センサの受光量を補正するための補正係数を算出する。
また、前記穀粒品位判別装置1は、前記穀粒測定位置Aにおいて、前記光学ブロック3の光源から前記円盤21の凹部22に収容された穀粒に光を照射し、該穀粒からの反射光及び/又は透過光を前記光学ブロック3のセンサで受光し、前記センサの受光量に前記補正係数を乗じることで前記受光量を補正する。
本発明の実施の形態における穀粒品位判別装置は、基準板81が、前記移送部2における円盤21と離れた異なる位置に配設される保持部材82に装着され、光学ブロック3が、円盤21上の穀粒測定位置Aと、前記円盤21と離れた異なる位置の基準板位置Bの間を移動できるように配設されるので、前記円盤21上に供給される穀粒等の接触により前記基準板81に傷や汚れが発生することがなく、前記基準板81が破損した場合でも前記円盤21上に供給される穀粒に欠けらが混入することがない。
また、本発明の実施の形態における穀粒品位判別装置は、円盤21上に供給される穀粒等の接触により基準板81に傷や汚れが発生しないので、従来と比較して基準板を交換する頻度が格段に減少し、基準板の交換作業や基準板の交換にともなう基準光量の設定作業等の労力が著しく減少する。
さらに、本発明の実施の形態における穀粒品位判別装置は、基準板を交換する頻度が格段に減少するために、基準板の個体差の影響を受けにくく、穀粒の品位判別精度が安定する。
本発明の実施の形態における穀粒品位判別装置1において、前記光学ブロック3は、前記円盤21の回転軸24と平行な軸91を中心に回動するので、前記円盤21の回転面に対し平行に移動する。
したがって、本発明の実施の形態における穀粒品位判別装置によれば、前記穀粒測定位置Aにおける前記光学ブロック3と穀粒及び前記基準板位置Bにおける前記光学ブロック3と基準板81の位置関係を容易に同じものとすることができる。
具体的には、前記光学ブロック3は、前記穀粒測定位置Aにおける前記光源と穀粒との距離及び前記基準板位置Bにおける前記光源と前記基準板81との距離を互いに等しい位置関係とし、また、前記穀粒測定位置Aにおける前記センサと穀粒との距離及び前記基準板位置Bにおける前記センサと前記基準板81との距離を互いに等しい位置関係とすることができるので、前記センサの受光量を補正するための補正係数を適切に算出することが可能となる。
なお、本発明の実施の形態における穀粒品位判別装置において、前記補正係数を赤色光・緑色光及び青色光の三原色それぞれについて算出することとすれば、穀粒の品位判別精度がより一層向上する。
図5及び図6は、本発明の実施の形態における穀粒品位判別装置の光学ブロックの一例の説明図であって、図5は図1のC−C断面模式図、図6は図1のD−D断面模式図を示す。
前記光学ブロック3は、光源31〜35、センサ41,42、集光レンズ47及びダイクロイックショートパスフィルタ51を有する。
前記光源は、穀粒Gの表面側に配設される2つの赤色・緑色・青色光源(RGB光源)34,35を含む。
また、前記光源は、穀粒Gの裏面側に配設される青色光源(B光源)31、緑色光源(G光源)32、及び赤色・緑色光源(RG光源)33を含む。前記青色光源31は、穀粒の平面形状を特定するために必要な青色光を照射する。前記各光源には、それぞれ赤色・緑色・青色の各LEDを用いることが好ましいが、その他の照明を用いることもできる。
前記センサは、穀粒Gの表面側であって、前記円盤21の回転面に対し平行、かつ前記穀粒Gの移送方向と直交する方向へ走査可能に配設される第1受光センサ41と、前記穀粒の側面側であって、前記円盤21の回転面に対し直交する方向へ走査可能に配設される第2受光センサ42からなる。
前記第1受光センサ41は、前記青色光源31の光軸上に位置し、前記穀粒Gの表面側からの反射光及び/又は透過光を受光する第1受光領域41aを含む。
また、前記第2受光センサ42は、前記穀粒Gの裏面側からの反射光及び/又は透過光を受光する第2受光領域42a、及び前記穀粒Gの側面側からの反射光及び/又は透過光を受光する第3受光領域42bを含む。
ここで、前記各受光センサにはリニアイメージセンサを用いることが好ましいが、その他の受光センサを用いることもできる。
また、前記第1及び第2受光センサ41,42の各受光領域の手前には、それぞれ集光レンズ47が配設されている。
前記ダイクロイックショートパスフィルタ51は、赤(R)・緑(G)・青(B)の光の三原色の中で青色光を透過し、緑色光及び赤色光を反射する特性を有するものであり、前記穀粒Gの裏面側において、該穀粒Gと前記青色光源31との間に、前記円盤21の回転面及び前記第2受光センサ42に対し45度の傾斜角で配設されている。
前記光学ブロック3において、表面側の光源と裏面側の光源が交互に点灯し、例えば穀粒測定位置Aでは穀粒Gに表面側及び裏面側から交互に光を照射する。
そして、第1受光センサ41の第1受光領域41aは、前記穀粒Gの表面側からの反射光及び/又は透過光を受光する。
また、第2受光センサ42の第2受光領域42aは、前記穀粒Gの裏面側からの反射光及び/又は透過光を受光し、該第2受光センサ42の第3受光領域42bは、前記穀粒G又は基準板81の側面側からの反射光及び/又は透過光を受光する。
なお、図5及び図6に示す例においては、光学ブロック3は、穀粒Gの表面、裏面及び側面からの反射光及び/又は透過光を受光することとしたが、少なくとも穀粒Gの表面、裏面又は側面のいずれかからの反射光及び/又は透過光を受光するものであればよい。
本発明の実施の形態において、穀粒の測定時には、光学ブロック3に対し、穀粒が一定の移送速度で円盤21により移送されている。よって、基準板81の測定時には、光学ブロック3に対し、基準板81を前記移送速度と同じ速度で移送するようにする。移送方法としては、例えば、基準板位置Bにおいて、保持部材82を円盤21のように回転させて、光学ブロック3に対し、基準板81が前記移送速度で移送されるようにすればよい。あるいは、光学ブロック3が移動する際の回転速度を調整して、基準板81が前記移送速度と相対的に同じ速度で移送されるようにすればよい。
本発明の実施の形態において、穀粒品位判別装置1は、図1に示すように1つの光学ブロック3を備えることとしたが、特許文献1,2に記載された穀粒品位判別装置のように、複数の光学ブロックを備えることとすることもできる。
その場合、各光学ブロックをそれぞれ移動可能に配設すればよい。また、基準板は、複数の光学ブロックに対しそれぞれ配設してもよく、複数の光学ブロックに対し共通に配設してもよい。
本発明は、上記実施の形態に限るものでなく、発明の範囲を逸脱しない限りにおいてその構成を適宜変更できることはいうまでもない。
本発明の穀粒品位判別装置は、移送部に供給される穀粒等の接触により基準板に傷や汚れが発生することがなく、また、基準板が破損した場合でも移送部に供給される穀粒に欠けらが混入することがないものであり、極めて有用である。
1 穀粒品位判別装置
2 移送部
21 円盤
22 凹部
23 底板
24 回転軸
3 光学ブロック
31〜35 光源
41,42 センサ(受光センサ)
47 集光レンズ
51 ダイクロイックショートパスフィルタ
61 反射材
7 品位判別部
81 基準板
82 保持部材
91 軸
92 回動部材
93 歯車
95 モータ
96 歯車
A 穀粒測定位置
B 基準板位置
G 穀粒

Claims (7)

  1. 穀粒を移送する移送部と、
    前記移送部で移送される穀粒に光を照射する光源、前記光源から照射された光の前記穀粒からの反射光及び/又は透過光を受光するセンサ、を有する光学ブロックと、
    前記センサの受光量に基づいて前記穀粒の品位を判別する品位判別部と、
    前記センサの受光量を補正するための基準板と、
    を備える穀粒品位判別装置であって、
    前記基準板は、前記移送部と異なる位置に配設され、
    前記光学ブロックは、前記光源が前記穀粒に光を照射し、前記センサが前記穀粒からの反射光及び/又は透過光を受光する第1の位置と、前記光源が前記基準板に光を照射し、前記センサが前記基準板からの反射光及び/又は透過光を受光する第2の位置の間を移動できるように配設されることを特徴とする穀粒品位判別装置。
  2. 前記移送部は、穀粒を移送する回転円盤を有し、
    前記基準板は、前記回転円盤と異なる位置に配設される請求項1記載の穀粒品位判別装置。
  3. 前記光学ブロックは、前記回転円盤の回転軸と平行な軸を中心に回動移動可能に配設される請求項2記載の穀粒品位判別装置。
  4. 前記光学ブロックは、前記第1の位置と前記第2の位置の間を直線移動及び/又は回動移動可能に配設される請求項1又は2記載の穀粒品位判別装置。
  5. 前記光学ブロックは、前記第1の位置における前記光源と前記穀粒との距離と、前記第2の位置における前記光源と前記基準板との距離が等しくなるように配設される請求項1乃至4のいずれかに記載の穀粒品位判別装置。
  6. 前記光学ブロックは、前記第1の位置における前記センサと前記穀粒との距離と、前記第2の位置における前記センサと前記基準板との距離が等しくなるように配設される請求項1乃至5のいずれかに記載の穀粒品位判別装置。
  7. 前記センサが受光する前記基準板からの反射光及び/又は透過光の受光量と予め設定される基準光量に基づいて、前記センサの受光量を補正する補正係数を赤色光・緑色光及び青色光のそれぞれについて求める請求項1乃至6のいずれかに記載の穀粒品位判別装置。
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