JP2008311302A - ウェハ方向検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】観察窓の大きさを大きくしても、ウェハの周縁形状を正確に測定できるウェハ方向検出装置を提供する。
【解決手段】ウェハ10を支持して回転駆動するウェハ回転手段30と、ウェハの周縁形状を検出するウェハ周縁検出手段40と、略箱形状で光線を遮断する素材で構成された遮光手段50を備えるウェハ方向検出装置20において、ウェハ周縁検出手段は、互いに向かい合いかつ互いの間にウェハの周縁が存するように配置される投光部41および受光部43、ウェハと受光部の間に介在される受光フィルタ42、テーブル駆動部と投光部を制御する制御部44を有し、受光フィルタは、投光部が投光する検出光線の波長の範囲の少なくとも一部の範囲を含む第1の範囲の波長の光線のみを透過し、遮光手段は、第1の範囲の波長の光線は遮断するが可視光線の少なくとも一部の範囲を透過する観察窓51を有し、受光部は、受光フィルタが透過した光線のみを受光する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ウェハの周縁に形成したノッチなどの形状を測定することによりウェハの方向を検出するウェハ方向検出装置に関する。
従来から、ウェハの方向を検出するために、ウェハの周縁には切り欠きやノッチが形成されている。そして切り欠き等のウェハの周縁形状を検出する測定装置の一つに、以下のような手順で周縁形状を検出するものがある。
まず、周縁にノッチが形成されているウェハを、測定装置のテーブルの回転中心にウェハの中心が一致するようにセットして、テーブルにウェハを真空吸着手段等で保持する。そしてウェハの周縁を挟むように発光ダイオード等の光源を含む投光部とフォトダイオード等の光電変換素子を含む受光部が配設される。このとき投光部と受光部の位置は、投光部からの平行光束がウェハの円形部分にあるときに、投光部からの平行光束がわずかに受光部に入射し、両者の間にノッチがくると受光部への入射光量が増えるように定められている。
そして投光部の発光ダイオードから光線を投光しながらウェハを回転させ、ウェハの回転角位置を検出しながら、受光部のフォトダイオードから送信される光電変換信号を検出する。この回転角位置と光電変換信号を演算することにより、ウェハのノッチの形状を求める(例えば、特許文献1から特許文献3参照)。
このウェハ方向検出装置の作業環境では、蛍光灯などの照明や照明を反射する壁面などの外乱光の影響を防ぐために、ウェハ方向検出装置の周囲を光線を通さない材料からなるカバーなどで覆い、遮光する。
一方、ウェハの製造工程の途中でウェハの状態を目視により観察して、異常が無いかを確認する必要がある。このため前述したカバーの一部分に、目視観察に必要な、ガラスや樹脂製の観察窓を設ける。ただし観察窓を設けても、受光部から送信される光電変換信号のノイズ増加を抑えてウェハ方向を正確に検出できるように、観察窓の大きさを最小限にしたり、投光部の素子の光強度を高くしてウェハの周縁形状を測定している。
特開平10−70173号公報 特開平7−260432号公報 特開平8−8328号公報
しかしながら、光電変換信号のノイズを低減させるために、観察窓の大きさを小さくすると、ウェハの状態の視認性が悪くなる問題があり、またノイズ低減のため投光部の光強度を高くすると、投光部の素子の寿命が短くなるという不具合も生じている。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、観察窓の大きさを大きくしたうえに、投光部の光強度を低くして投光部の素子の寿命を長く保っても、ウェハの周縁形状を正確に測定できるウェハ方向検出装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明のウェハ方向検出装置は、ウェハを支持して回転駆動するウェハ回転手段と、該ウェハの周縁形状を検出するウェハ周縁検出手段と、略箱形状で光線を遮断する素材で構成された遮光手段を備えるウェハ方向検出装置において、前記ウェハ回転手段は、前記ウェハを支持するテーブル、該テーブルを回転させるテーブル駆動部を有し、前記ウェハ周縁検出手段は、互いに向かい合いかつ互いの間に前記ウェハの周縁が存するように配置される投光部および受光部、前記ウェハと該受光部の間に介在される受光フィルタ、前記テーブル駆動部と前記投光部を制御する制御部を有し、前記受光フィルタは、前記投光部が投光する検出光線の波長の範囲の少なくとも一部の範囲を含む第1の範囲の波長の光線のみを透過し、前記遮光手段は、内部に前記テーブルおよび前記ウェハ周縁検出手段を配置し、前記第1の範囲の波長の光線は遮断するが可視光線の少なくとも一部の範囲を透過する観察窓を有し、前記受光部は、前記受光フィルタが透過した光線のみを受光して、前記ウェハの周縁形状に応じたウェハ周縁検出信号を前記制御部へ送信し、該制御部は、受信した該ウェハ周縁検出信号からウェハ方向を演算することを特徴としている。
この発明に係るウェハ方向検出装置によれば、受光フィルタで透過される光線と同じ波長の光線が観察窓から遮光手段内部に入ってくることはない。
このため、観察窓から遮光手段内部に入ってくる光線は受光部では受光されないので光電変換信号のノイズが増加せず、観察窓の大きさを大きくすることができる。
また投光部の光強度を低くして投光部の素子の寿命を長く保っても、ウェハの周縁形状の検出信号である光電変換信号のノイズが増加しないので、ウェハの周縁形状を正確に測定してウェハの方向を検出できる。
請求項2に係る発明のウェハ方向検出装置は、請求項1に記載のウェハ方向検出装置において、前記投光部が投光する前記検出光線は、赤外線であることがより好ましいとされている。
この発明に係るウェハ方向検出装置によれば、請求項1に記載のウェハ方向検出装置において、観察窓から遮光手段内を可視光線の広範囲の波長で照らすことができるので、ウェハの視認性が向上する。
請求項3に係る発明のウェハ方向検出装置は、請求項1に記載のウェハ方向検出装置において、前記投光部が投光する前記検出光線は、紫外線であることがより好ましいとされている。
この発明に係るウェハ方向検出装置によれば、請求項1に記載のウェハ方向検出装置において、観察窓から遮光手段内を可視光線の広範囲の波長で照らすことができるので、ウェハの視認性が向上する。
請求項4に係る発明のウェハ方向検出装置は、請求項1に記載のウェハ方向検出装置において、前記投光部が投光する前記検出光線は、可視光線のうちの一部の範囲の波長の光線であることがより好ましいとされている。
この発明に係るウェハ方向検出装置によれば、請求項1に記載のウェハ方向検出装置において、投光部による検出光線に自然光を用いることができるので、投光される光線の視認性が向上する。
本発明に係るウェハ方向検出装置によれば、観察窓の大きさを大きくしたうえに、投光部の光強度を低くして投光部の素子の寿命を長く保ち、低消費電力駆動としても、ウェハの周縁形状を正確に測定できるウェハ方向検出装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に説明する。図1はウェハの一例を示す正面図であり、図2は本発明の第1実施形態のウェハ方向検出装置の構成を示す断面図である。
図1に示すように、略円盤状のウェハ10の周縁にはノッチ11が形成され、ウェハ10のノッチ11部以外の周縁は円形部12となっている。
一方図2に示すように、ウェハ方向検出装置20は、ウェハ10を支持して回転させるウェハ回転手段30と、ウェハ10の周縁形状を検出するウェハ周縁検出手段40と、略箱形状で黒く塗装した板金や樹脂などの光線を遮断する素材で構成された遮光手段である遮光カバー50とを備えている。
遮光カバー50は、ウェハ方向検出装置20が設置される周囲にある蛍光灯などの照明や、照明を反射する壁面などの外乱光を防ぐために用いられている。
ウェハ10、後述するテーブル31およびウェハ周縁検出手段40は、遮光カバー50内に配置されている。遮光カバー50は、天面にウェハ10の状態を目視で観察するための観察窓51を備えている。また観察窓51は、照明光71のうち一定の波長の光線しか透過しないフィルタの役割も兼ねている。
ここで図3に、波長に対するフィルタ透過率とCCD受光感度の光学特性を示す。図3の横軸は波長を示し、実線101は左側の縦軸の観察窓51に関するフィルタ透過率に対応し、点線102は左側の縦軸の後述する受光フィルタ42に関するフィルタ透過率に対応する。また、二点鎖線103は右側の縦軸の後述するリニアCCD43aのCCD受光感度に対応している。
図3の実線101に示すように、観察窓51は波長300nm〜680nmの光線を透過する。可視光線の波長の範囲がほぼ380nm〜780nmなので、観察窓51は可視光線の内の広範囲の波長の光線を透過している。
一方ウェハ10は、テーブル31上にウェハ10の中心とテーブル31の中心とがほぼ一致するように配置され、テーブル31上に真空吸着する図示しない固定手段により固定される。さらにテーブル31は、テーブル駆動部32で回転数を制御されて回転し、テーブル駆動部32は、制御部44から送信される、駆動開始あるいは駆動終了を指示する駆動信号T1を受信して運転あるいは停止する。
このようにウェハ回転手段30は、テーブル31とテーブル駆動部32とで構成されている。
ウェハ10の周縁には、下方に投光部41が上方に受光部43が互いに向かい合い、かつ互いの間にウェハ10の周縁が存するように配置される。
投光部41は、近赤外線の一部である波長780nm〜1000nmの範囲の光を投光する発光ダイオード41aを光源として含む。また投光部41は、制御部44から送信される投光信号T2を受信して、上方のウェハ10の周縁に向けて検出光線45を投光する。投光された検出光線45の一部はウェハ10の周縁に当たって反射される。一方ウェハ10の周縁に当たらなかった残りの検出光線45は、ウェハ10と受光部43の間に介在される受光フィルタ42に当たる。
ここで図3の点線102で示すように、受光フィルタ42は、投光部41から投光される波長780nm〜1000nmの範囲を全て含む、波長720nm以上の範囲である第1の範囲の波長の光線のみを透過する。
この第1実施形態では上記のような波長のフィルタやCCDを選定するので、観察窓51は、波長720nm以上の範囲である第1の範囲の波長の光線は遮断するが、観察窓51が透過する波長300nm〜680nmの範囲の照明光71のうち、波長380nm〜680nmの範囲の照明光71は可視光線なので、一部の範囲の可視光線を透過していることになる。
また受光フィルタ42では、観察窓51が透過する波長300nm〜680nmの範囲の照明光71は全て遮断され、投光部41から投光された検出光線45は全て透過されて、リニアCCD43aを含む受光部43に入射する。
ただしリニアCCD43aには、受光フィルタ42を透過した光線しか入射しないように構成されている。さらに投光部41から投光される検出光線45がウェハ10の外縁の円形部12に当たるときは、リニアCCD43aは検出光線45をわずかな光量だけ受光し、ウェハ10のノッチ11の切り欠きが深くなるにつれてリニアCCD43aが受光する検出光線45の光量が増えるように設定されている。
また図3の二点鎖線103は、リニアCCD43aのCCD受光感度であるが、リニアCCD43aは波長300nm〜1000nmの広範囲の光線を検知する仕様になっている。
ただし本第1実施形態でリニアCCD43aに入射する光線は、受光フィルタ42で透過された波長720nm以上の範囲の第1の範囲の波長の光線のみである。
そしてリニアCCD43aは、ウェハ10の周縁形状に応じたウェハ周縁検出信号である光電変換信号T3を送信する。
このようにウェハ周縁検出手段40は、投光部41と、受光フィルタ42と、受光部43と、制御部44と検出光線45で構成されている。
リニアCCD43aから送信される光電変換信号T3は制御部44に送信され、制御部44はウェハ10の方向や偏心(ウェハと回転中心のずれ)を演算する。
このように構成されたウェハ方向検出装置20により、ウェハ10の方向を検出する手順について、図4のウェハ方向検出装置の動作を示すフローチャートを参照して説明する。
まずステップS10において、制御部44はテーブル駆動部32に駆動開始を指示する駆動信号T1を送信し、テーブル駆動部32にウェハ10を一定回転速度で回転させ、ステップS20に移行する。
ステップS20では、制御部44は投光部41に投光開始を指示する投光信号T2を送信し、発光ダイオード41aに赤外線である検出光線45を投光させ、ステップS30に移行する。投光された検出光線45の一部はウェハ10の周縁に当たって反射され、ウェハ10の周縁に当たらなかった残りの光45は、受光フィルタ42に当たる。
ステップS30では、受光フィルタ42は、観察窓51を透過した照明光71を全て遮断し、投光部41から投光されウェハ10の周縁に当たらなかった検出光線45は全て透過し、ステップS40に移行する。
ステップS40では、受光部43のリニアCCD43aは、受光フィルタ42を透過した検出光線45を受光する。そしてウェハ10の周縁形状に応じた光電変換信号T3を制御部44に送信し、ステップS50に移行する。
そして最後のステップS50では、制御部44は、受信した光電変換信号T3からウェハ10の方向を演算する。
最後に制御部44は、テーブル駆動部32に駆動終了を指示する駆動信号T1を送信してウェハ10の回転を停止させ、投光部41に投光信号T2を送信して発光ダイオード41aの投光を停止させ、一連の処理を終了する。
こうして本発明の第1実施形態に係るウェハ方向検出装置20は、受光フィルタ42で透過される光線と同じ波長の光線が観察窓51から遮光カバー50の内部に入ってくることはないので、観察窓51の大きさを大きくすることができる。
また投光部41の光強度を低くしても、ウェハ10の周縁形状の検出信号である光電変換信号T3のノイズが増加しないので、投光部41の素子の寿命を長く保つことができる。
さらに、観察窓51から遮光カバー50内を可視光線の広範囲の波長で照らすことができるので、ウェハ10の視認性が向上する。
なお上記第1実施形態では波長が300nm〜1000nmの範囲の光線を検知するリニアCCD43aを用いたが、替わりに赤外用リニアCCDを用いてもよい。これにより光電変換信号T3の更なるノイズ低減が図れる。
以上、本発明の第1実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上記第1実施形態において、以下のような設計変更が可能である。
上記第1実施形態では近赤外線の一部である波長780nm〜1000nmの範囲の検出光線45を投光する発光ダイオード41aを光源として含む投光部41と、図3のような光学特性を持つ観察窓51、受光フィルタ42およびリニアCCD43aを用いて説明したが、これらの装置の光学特性はこれに限られるものではない。
投光部41が投光する検出光線45として波長の範囲がほぼ780nm〜1mmである赤外線が用いられ、受光フィルタ42は赤外線の波長の範囲の少なくとも一部の範囲を含む第1の範囲の波長の光線のみを透過し、リニアCCD43aは投光部41から投光され受光フィルタ42で透過される検出光線45を受光し、観察窓51は第1の範囲の波長の光線は遮断するが可視光線の少なくとも一部の範囲を透過するものであればよい。
また投光部41が投光する検出光線45は、赤外線の替わりに、波長の範囲がほぼ1nm〜380nmである紫外線を用いてもよい。このとき、受光フィルタ42は紫外線の波長の範囲の少なくとも一部の範囲を含む第1の範囲の波長の光線のみを透過し、リニアCCD43aは投光部41から投光され受光フィルタ42で透過される検出光線45を受光し、観察窓51は第1の範囲の波長の光線は遮断するが可視光線の少なくとも一部の範囲を透過するものであればよい。
この場合は、例えば観察窓51には波長が500nm〜800nmの範囲の光線を透過するフィルタを、投光部41には波長が300nm〜380nmの範囲の近紫外線を発光するダイオードを、受光フィルタ42には波長が250nm〜380nmの範囲の光線のみを透過するフィルタを、そして受光部43には上記実施例と同じ波長が300nm〜1000nmの範囲の光線を検知するリニアCCD43aを組にして用いる。
なおこの構成による効果は、上記実施形態による効果と同様になる。
また投光部41が投光する検出光線45は、赤外線でなく、可視光線のうちの一部の範囲の波長を用いてもよい。
このとき例えば投光部41がほぼ青色の可視光線を発光するダイオードであれば、観察窓51にはほぼ赤光の可視光線のみを透過するフィルタを、受光フィルタ42には青色の可視光線のみ透過させるフィルタを、そして受光部43には上記実施例と同じ波長が300nm〜1000nmの範囲の光を検知するリニアCCD43aを組にして用いる。
波長の範囲を示すと、投光部41には波長が460nm〜470nmの範囲のほぼ青色の可視光線を発光するダイオードを、観察窓51には波長が640nm〜660nmの範囲のほぼ赤光の可視光線のみを透過するフィルタを、受光フィルタ42には波長が400nm〜500nmの範囲のほぼ紫、藍および青色の光線のみを透過するフィルタを用いる。
この構成によると、投光部41による光線に自然光を用いることができるので、投光される光線の視認性が向上するという効果がある。
また投光部41が投光する検出光線45は、赤外線でなく、赤外線から可視光線の一部の範囲まで及ぶ光線、もしくは紫外線から可視光線の一部の範囲まで及ぶ光線を用いてもよい。このとき、受光フィルタ42で透過して受光部43で受光する光線を、投光部41が投光する検出光線45の波長の範囲の少なくとも一部の範囲を含む第1の範囲の波長の光線とし、観察窓51には第1の範囲の波長の光線は遮断するが可視光線の少なくとも一部の範囲を透過するものであればよい。
この構成によると、検出光線45として比較的波長の範囲が広い光線を用いることができる。
また本第1実施形態により投光部41の光強度を低くして発光ダイオード41aの素子の寿命を長く保ってもウェハ10の周縁形状を正確に測定できる場合には、観察窓51を大きくしてもよい。
ウェハの一例を示す正面図である。 本発明の第1実施形態のウェハ方向検出装置の構成を示す断面図である。 波長に対するフィルタ透過率とCCD受光感度の光学特性である。 ウェハ方向検出装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ウェハ
20 ウェハ方向検出装置
30 ウェハ回転手段
31 テーブル
32 テーブル駆動部
40 ウェハ周縁検出手段
41 投光部
42 受光フィルタ
43 受光部
44 制御部
45 検出光線
50 遮光カバー(遮光手段)
51 観察窓
T3 光電変換信号(ウェハ周縁検出信号)

Claims (4)

  1. ウェハを支持して回転駆動するウェハ回転手段と、該ウェハの周縁形状を検出するウェハ周縁検出手段と、略箱形状で光線を遮断する素材で構成された遮光手段を備えるウェハ方向検出装置において、
    前記ウェハ回転手段は、前記ウェハを支持するテーブル、該テーブルを回転させるテーブル駆動部を有し、
    前記ウェハ周縁検出手段は、互いに向かい合いかつ互いの間に前記ウェハの周縁が存するように配置される投光部および受光部、前記ウェハと該受光部の間に介在される受光フィルタ、前記テーブル駆動部と前記投光部を制御する制御部を有し、
    前記受光フィルタは、前記投光部が投光する検出光線の波長の範囲の少なくとも一部の範囲を含む第1の範囲の波長の光線のみを透過し、
    前記遮光手段は、内部に前記テーブルおよび前記ウェハ周縁検出手段を配置し、前記第1の範囲の波長の光線は遮断するが可視光線の少なくとも一部の範囲を透過する観察窓を有し、
    前記受光部は、前記受光フィルタが透過した光線のみを受光して、前記ウェハの周縁形状に応じたウェハ周縁検出信号を前記制御部へ送信し、
    該制御部は、受信した該ウェハ周縁検出信号からウェハ方向を演算することを特徴とするウェハ方向検出装置。
  2. 請求項1に記載のウェハ方向検出装置において、
    前記投光部が投光する前記検出光線は、赤外線であることを特徴とするウェハ方向検出装置。
  3. 請求項1に記載のウェハ方向検出装置において、
    前記投光部が投光する前記検出光線は、紫外線であることを特徴とするウェハ方向検出装置。
  4. 請求項1に記載のウェハ方向検出装置において、
    前記投光部が投光する前記検出光線は、可視光線のうちの一部の範囲の波長の光線であることを特徴とするウェハ方向検出装置。
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