JP2016124450A - 作業車両 - Google Patents

作業車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2016124450A
JP2016124450A JP2015000863A JP2015000863A JP2016124450A JP 2016124450 A JP2016124450 A JP 2016124450A JP 2015000863 A JP2015000863 A JP 2015000863A JP 2015000863 A JP2015000863 A JP 2015000863A JP 2016124450 A JP2016124450 A JP 2016124450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
release
pedal
brake pedals
brake
release operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015000863A
Other languages
English (en)
Inventor
勇介 佐々木
Yusuke Sasaki
勇介 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Mahindra Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Mahindra Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Mahindra Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Mahindra Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP2015000863A priority Critical patent/JP2016124450A/ja
Publication of JP2016124450A publication Critical patent/JP2016124450A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

【課題】一対のブレーキペダルを連結する連結機構と、該ブレーキペダルの連結を解除する解除操作具を備えた作業車両において、前記解除操作具によるブレーキペダルの解除操作を容易にするとともに、前記解除操作具及び、該解除操作具とブレーキペダルを連係する機構をよりコンパンクトに構成した作業車両を提供する。
【解決手段】左右一対のブレーキペダルと、左右のブレーキペダルを連結する連結機構と、ブレーキペダルの連結を解除する解除操作具19とを備えた作業車両において、前記解除操作具19は、床面側に設けられた縦方向の回動軸46回りに踏込み操作される解除ペダル20であり、該解除ペダル20は、床面下側で水平方向に回動作動する回動アーム47と、該回動アーム47によって操作されるワイヤ41とを介して前記連結機構側と連係するように構成された。
【選択図】図6

Description

本発明は、左右の駆動輪を制動する一対のブレーキペダルを備えた作業車両に関する。
右一対の駆動輪と、対応する駆動輪を制動する左右一対のブレーキペダルと、左右のブレーキペダルが同時に踏込み操作されるように連結する連結機構と、該連結機構による一対のブレーキペダルの連結を解除する解除操作具とを備えた特許文献1に記載の作業車両が従来公知である。
特開平11−105684号公報
上記文献では、解除操作具によって左右のブレーキペダルの連結を解除し、旋回走行時に一方側の駆動輪のみを制動操作することによって小回り旋回できるものであるが、前記
解除操作具がステアリングハンドル下方側に配置された上下方向に揺動操作されるレバー操作具であるため、オペレータの前方側のスペースが狭くなるとともに、旋回操作時に手で複数の操作具を操作する必要があり、旋回操作が煩雑になる。
これに対して、前記解除操作具をペダル式とすることで手による操作はステアリング操作に専念することができるものの、ペダル式の前記解除操作具は、操作性を犠牲にすることなく足元廻りのスペースを圧迫しないようにして配置構成する必要がある。
本発明では、左右一対のブレーキペダルを連結する連結機構と、該ブレーキペダルの連結を解除する解除操作具を備えた作業車両において、前記解除操作具による一対のブレーキペダルの解除操作を容易にするとともに、前記解除操作具及び、該解除操作具とブレーキペダルを連係する機構をよりコンパンクトに構成した作業車両を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明は、第1に、左右一対の駆動輪2,2と、対応する駆動輪2を制動する左右一対のブレーキペダル16,17と、左右のブレーキペダル16,17が同時に踏込み操作されるように連結する連結機構18と、該連結機構18による一対のブレーキペダル16,17の連結を解除する解除操作具19とを備えた作業車両において、前記解除操作具19は、床面11側に設けられた縦方向の回動軸46回りに回動するように踏込み操作される解除ペダル20であり、該解除ペダル20は、床面11下側で水平方向に回動作動する回動アーム47と、該回動アーム47によって操作されるワイヤ41とを介して前記連結機構18側と連係するように構成されたことを特徴としている。
第2に、前記回動軸46は、床面11下側のミッションケースの左右側方側に配置されるとともに、左右方向外側に向けて前記回動アーム47が延設され、該回動アーム47の回動作動を上下方向に進退操作される規制ピン53で規制する規制機構50を設けたことを特徴としている。
前後(水平)方向に踏込み操作される前記解除ペダルは、床面下側に配置された解除ペダルと一体回動する縦方向の回動軸と、水平方向に回動作動する回動アームと、該回動アームに連結されたワイヤとを介してブレーキペダル側の連結機構と連係するよう構成されているため、解除ペダルが設置された床面下側の平面スペースを有効活用し、特に上下方向のスペースを効率的に利用できる。
また、前記回動軸は、床面下側のミッションケースの左右側方側に配置されるとともに、左右方向外側に向けて前記回動アームが延設され、該回動アームの回動作動を上下方向に進退操作される規制ピンで規制する規制機構を設けたものによれば、前記解除ペダルの作動を規制する規制機構を床面下側にスペース効率良く配置することができる。
本発明を適応したトラクタの斜視図である。 操縦部の前方下方側を示した斜視図である。 ペダル操作具の構成を示した要部斜視図である。 (A)及び(B)は、ブレーキ操作ユニットを示す背面斜視図及び正面斜視図である。 解除操作ユニットの配置構成を示した要部斜視図である。 解除操作ユニットの配置構成を示した要部斜視図である。 (A)及び(B)は、解除操作ユニットを示した正面斜視図及び背面斜視図である。 (A)及び(B)は、規制機構の操作レバー側を示した正面斜視図及び背面斜視図である。 (A)乃至(G)は、解除ペダルの他実施例を示した図である。
図1は、本発明を適応したトラクタの斜視図であり、図2は、操縦部の前方下方側を示した斜視図であり、図3は、ペダル操作具の構成を示した要部斜視図である。本トラクタは、左右一対の前輪1,1及び駆動輪となる後輪2,2によって支持される機体フレーム3と、該機体フレーム3の前側に設置されたエンジン(図示しない)の上面側をカバーするボンネット4と、該ボンネット4の後方に配置されてオペレータが操縦等を行う操縦部が設けられたキャビン6とを備えることにより走行機体7が構成されており、該走行機体7の後方には、昇降リンク8を介してロータリ耕耘機等の作業機(図示しない)を昇降可能に連結できる。
前記操縦部は、オペレータが着座する座席(図示しない)と、座席の前方側に配置された操向操作具であるステアリングハンドル(図示しない)と、座席とステアリングハンドルの間に設けられた床面であるフロアステップ11とを備え、ステアリングハンドルの下方側には、座席に着座したオペレータが操作する複数のペダル操作具が設けられている。
図2及び図3に示すように、操縦部の座席前方側には左右方向に延設される軸部材12が配置されており、該軸部材12の左右両端側に軸部材回りに揺動操作されるペダル操作具が設けられている。具体的には、軸部材12の進行方向右(以下、単に右)側に配置されて左右の駆動輪の制動操作をするブレーキ操作ユニット13と、進行方向左(以下、単に左)側に配置されてエンジン側から伝動する動力を断続操作するクラッチペダル14とが設けられている。
前記ブレーキ操作ユニット13は、右側の駆動輪2を制動する右ブレーキペダル16と、左側の駆動輪2をブレーキ操作する左ブレーキペダル17とを備えており、後述する連結機構18により左右のブレーキペダル16,17が同時に踏込み操作されるように連結可能に構成されている。
前記クラッチペダル14は、軸部材12に外装される筒部25から下方に向って延設されるアーム14bと、該アーム14bに取付けられた踏板14aとから構成されており、軸部材12回りに揺動可能に吊下げ支持されている。
前記クラッチペダル14の左右内側には、フロアステップ11側に上記連結機構18により連結された左右のブレーキペダル16,17の連結を解除する解除操作ユニット(解除操作具)19が設けられており、該解除操作ユニット19は、解除ペダル20の踏込み操作により前記連結機構18側と連係するように構成されている(図3参照)。また、該解除操作ユニット19には、解除操作ユニット19の作動を規制する規制機構55が設けられている。
該構成により、オペレータは、一方側(図示する例では左側)の足で前記解除ペダル20を踏込み操作してブレーキペダル16,17の連結を解除しつつ、他方側(図示する例では右側)の足で片方のブレーキペダルの踏込み操作して旋回内側の駆動輪を制動することにより、走行機体の小回り旋回操作を容易に実行できる。以下、上記ブレーキ操作ユニット13と解除操作ユニット19の詳細な構成について説明する。
図4に基づき、前記ブレーキ操作ユニットについて説明する。図4(A)及び(B)は、ブレーキ操作ユニットを示す背面斜視図及び正面斜視図である。
前記ブレーキ操作ユニット13は、右ブレーキペダル16と、左ブレーキペダル17と、左右のブレーキペダル16,17が上下(前後)方向に揺動操作されるように支持する横方向の軸部材12と、ブレーキペダルの踏込み操作の有無を検出する検出センサ22と、左右のブレーキペダル16,17を同時に操作して制動作動させる操作具である駐車ブレーキレバー23と、前記連結機構18とを備えている。
前記左右のブレーキペダル16,17は、オペレータが踏込み操作を行う踏板部16a,17aと、該踏板部16a,17aから前方上側の軸部材12に外装された筒部26,26に向けて上下方向に延設されるアーム16b,17bとを備え、前記筒部26に設けたL字状の取付片27に取付けられた弾性部材(引張りスプリング)28,28により、ブレーキペダル16,17が上方回動する側に付勢されている。
上記筒部26の左右一方側には板状の突設部29が後方側に向けて突設されており、該突設部29の上方側には、前記検出スイッチ22が設けられている。これにより、ブレーキペダル16,17が前記弾性部材28により上方限界位置(初期位置)まで回動した際に、検出スイッチ22が突設部29と接触して押操作(ON操作)される。すなわち、オペレータによりブレーキペダル16,17の踏込み操作が実行されると、筒部26を介して突設部29が下方回動されることにより、突設部29が検出スイッチ22から離れて検出スイッチ22がOFF操作される。
前記駐車ブレーキレバー23は、右ブレーキペダル16側の筒部26後側から左ブレーキペダル17の側方前側に向けて屈曲形成された右側延設部31と、該右側延設部31に取付けられて後端側が左右方向一方側に向けてL字状に屈曲形成された連係部材32とを介して右ブレーキペダル16側に連結されている。また、左ブレーキペダル17側の筒部26から前方下側に向けて左側延設部33が延設されており、駐車ブレーキレバー23を下方揺動操作した際に、左側延設部33が連係部材32と当接することで左ブレーキペダル17が一体的に下方揺動されるように構成されている。
これより、前記駐車ブレーキレバー23を下方揺動操作することにより、左右のブレーキペダル16,17を踏込み操作することなく同時に下方揺動操作することができる。このとき、左ブレーキペダル17側の延設部33側には、駐車ブレーキレバー23の揺動操作位置を多段階で保持する保持機構34が設けられており、駐車ブレーキレバー23の操作位置を任意の位置で保持できる。
前記連結機構18は、左右一方(図示する例では左)側のブレーキペダルのアーム17bの中途部に設けられた受部36と、左右他方(図示する例では右)側のブレーキペダルのアーム16bの中途部に設けられた連結部37とから構成されている。
上記連結部37は、正面視でクランク状に屈曲形成された前記アーム16bの中途部に取付けられた板状の取付部38と、該取付部38に回動自在に取付けられて左右方向に延設されたクランク状の連結片39と、該連結片39を回動操作する操作ワイヤ41と、該連結片39を軸回りに回動するよう付勢する引張りスプリング42とを備えている。
該連結片39の左右外(右)側は、一端側が右ブレーキペダル16の筒部26から上方に向けて形成されたL字状の固定部43に取付けられた前記引張りスプリング42が連結されており、連結片39の左端側が受部36側に回動作動するように付勢されている。また、連結片39の左右内(左)側は、前記解除ペダル20によって操作される操作ワイヤ41が連結されており、該操作ワイヤ41により連結片39が前記引張りスプリング42の付勢力に抗して上方側に引張られることにより、連結片39が受部36から離間する側に回動するように構成されている。
上記受部36は、前記アーム17bの中途部に取付けられた後方側に向かって延設された板状部材であって、該受部36には、前記連結片39が嵌合する凹設部36aが凹設されている。
該構成の連結機構18によれば、前記連結片39が引張りスプリング42の付勢力によって受部36側に向って回動作動し、右ブレーキペダル16側の連結片39が左ブレーキペダル17側の前記凹設部36aに嵌合することによって、左右のブレーキペダル16,17が連結されて一体的に踏込み操作される連結状態となる。
その一方で、前記解除ペダル20を介して、操作ワイヤ41が上方に引張り操作されて、連結片39が上方回動して受部36から離間し、連結片39と凹設部36aとの嵌合が解消されることによって左右のブレーキペダル16,17の連結が解除された非連結状態となる。該非連結状態によれば、左右のブレーキペダル16,17を各別に操作することができる。
図5乃至図8に基づき、前記解除操作ユニット及び規制機構について説明する。図5及び図6は、解除操作ユニットの配置構成を示した要部斜視図であり、図7(A)及び(B)は、解除操作ユニットを示した正面斜視図及び背面斜視図であり、図8(A)及び(B)は、規制機構の操作レバー側を示した正面斜視図及び背面斜視図である。
前記解除操作ユニット19は、フロアステップ11の下方側に設けた上下方向の回動軸46と、フロアステップ11の上方側で回動軸46回りに回動可能に取付けられてオペレータによる踏込み操作がされる前記解除ペダル20と、フロアステップ11の下方側で回動軸回りに回動可能に取付けられた回動アーム47と、該回動アーム47の端部側に連結されて前記連結機構18側と連係する前記操作ワイヤ41とを備え、回動軸46の下端側に設けた固定ブラケット48を介してフロアステップ11下側のミッションケース30側方側に取付支持されている。
前記解除ペダル20は、回動軸46の左右方向内(右)側近傍で前記回動アーム47に設けられてフロアステップ11の上方側に突出される棒状の支持アーム20bと、左右方向内(右)側に屈曲形成された上記支持アーム20bの端部側に設けられたオペレータに踏込み操作される踏板部20aとを備え、該解除ペダル20は、踏板部20aを前後(水平)方向に踏込み操作することにより回動操作されるように構成されている。また、該解除ペダル20は、平面視で一対のブレーキペダル16,17の左右反対(左)側で且つ、前記クラッチペダル14の左右内側後方位置に配置されている。
前記回動アーム47は、前記回動軸46から左右方向外(左)側に延設されており、該回動アーム47の回動端側には、回動アーム47の回動作動によって押引き操作される前記操作ワイヤ41が取付けられている。該構成により、操作ワイヤ41が左右外側に向けて延設された回動アーム47の延設端側に連結されるため、解除操作ユニット19のメンテナンスが比較的容易となる。
該回動アーム47の下方側には、シリンダ45が挿通支持される前後方向に沿って延設され、前後端でコ字状に形成されたブラケット51が配置されており、該回動アーム47は、下面側に設けた係止片50と、回動アーム47の前方側に延設されたブラケット51側との間に設けられた引張りスプリング52によって、解除ペダル20が初期位置となるように平面視時計回り方向に付勢されている。
前記操作ワイヤ41は、一端側が回動アーム47に連結されるとともに、他端側が前記連結機構18の連結片39に連結されて押引き操作されるインナーワイヤ41Aと、該インナーワイヤ41Aを外装するアウターワイヤ41Bとから構成されている。該アウターワイヤ41Bの回動アーム47側の端部は、前記ブラケット51の前端側に取付固定されており、アウターワイヤ41Bの連結片39側の端部は、前記固定部43側に取付固定されている(図4及び図7参照)。
なお、上記ブラケット51の後部側には、回動アーム47(解除ペダル20)の回動を規制する前記規制機構55が設けられている。該規制機構の詳細について以下、説明する。
前記規制機構55は、図7及び図8に示されるように、上下方向に進退操作されることにより前記回動アーム47と当接可能に構成された規制ピン53と、上下揺動操作される規制レバー54と、一端が規制レバー54側に連結されるとともに他端側が規制ピン53側と連結されて規制レバー54の操作に応じて押引き操作される規制操作ワイヤ56とを備えている。
前記規制ピン53は、コ字状の前記ブラケット51の後部側を上下方向に貫通するように配置され、規制ピン53の中途部に形成された円板状のリブ部53aと、該リブ部53aとブラケット51内側下面との間に圧縮スプリング57が外装されている。これにより、規制ピン53は、該圧縮スプリング57の付勢力により軸方向上方側に付勢されており、規制ピン53の上端側がブラケット51の上面を貫通した位置まで進展し、前記回動アーム47側と当接するように構成されている。
前記規制レバー54は、図8に示されるように、該規制レバー54を機体側に支持するベース板61と、規制レバー54の揺動軸となる軸部62と、規制レバー54の揺動操作に伴って前記規制操作ワイヤ56を操作する操作片63と、規制レバー54を解除ペダル20の操作をロックするロック位置と、解除ペダル20の操作を許容するロック解除位置とで位置決めする位置決め機構64とを備えている。
前記規制レバー54は板状部材であって中途部にベース部材61に2箇所形成された突出部66に嵌合するロック孔54aが穿設されており、該ロック孔54aに突出部66が嵌合することで、規制レバー54が上方に揺動操作された前記ロック位置と、下方に揺動操作された前記ロック解除位置とで位置決めされるように構成されている。
前記規制操作ワイヤ56の一方側は、アウターワイヤ56Bの一端側がベース部材61側の取付部67に固定され、インナーワイヤ56Aの一端側が前記操作片62に取付けられている。また、該規制ワイヤ56の他方側は、前記固定ブラケット48に設けたアンクル部材60にアウターワイヤ56Bの他端側が固定され、インナーワイヤ56Aの他端側がブラケット51の下面側に設けた板状の係止部65を介して規制ピン53の下端側と連結されている。
これにより、規制レバー54がロック位置に操作されている場合には、前記規制ピン53が上方側に進展された状態となるため、回動アーム47と規制ピン53とが当接して回動アーム47の回動作動が規制される。このため、解除ペダル20の水平方向の踏込み操作が規制されるロック状態となる。
また、前記規制レバー54をロック位置からロック解除位置へ下方揺動操作することにより、前記規制操作ワイヤ56が該規制ピン53を下方側へ引張り操作するように構成されている。すなわち、前記圧縮スプリング57の付勢力に抗して規制ピン53が下方に引張られることにより、規制ピン53がブラケット51の上面側から退避し、コ字状のブラケット51内に納められるため、解除ペダル20(回動アーム47)の回動作動が許容されたロック解除状態となる。
上述の構成の解除操作ユニット19によれば、前記解除ペダル20は、フロアステップ11側に設けられ、上下方向の回動軸46回りとなる略水平方向に回動操作される回動アーム47と、該回動アーム47によって押引き操作される操作ワイヤ41を介してブレーキ操作ユニット13側の連結機構18側と連係されているため、フロアステップ11下側の平面スペースを効率的に利用して、解除操作ユニット19をよりコンパクトに構成することができる。
また、前記解除ペダル20は、左右一方側(図示する例では右側)に配置された一対のブレーキペダル16,17の左右他方側(図示する例では左側)に配置されるとともに、平面視で上方側から下方に向って延設されたアーム14bに吊下支持した前記クラッチペダル14の内側後方に位置するように設けられているため、解除ペダル20の踏込み操作とクラッチペダル14の踏込み操作とが互いに干渉することを防止できるとともに、クラッチペダル14及び解除ペダル20をより省スペースで設けることができる。また、該解除ペダル20とブレーキペダル16,17とは、両足を用いて同時に操作できるため、上述の小回り旋回操作が容易にできる。
さらに、クラッチペダル14は上下方向に踏込み操作される一方で、解除ペダル20は前後(水平)方向に踏込み操作されるため、左右のブレーキペダルの連結を解除する解除操作を実行することができるように構成されているため、両ペダル14,20の高さ位置が異なるとともに、踏込み操作される方向も異なるため、クラッチペダル14と解除ペダル20との誤操作を効率的に防止できる。
次に、図9に基づいて解除ペダルの別実施例について上述の例とは異なる点を説明する。図9(A)乃至(G)は、解除ペダルの他実施例を示した図である。前記解除ペダル70は、図9(A)乃至(E)に示されるように、前記回動軸46の上端側に嵌込まれて一体回動する筒状部材71と、該筒状部材71に取付けられた支持板72と、該支持板72にボルト固定される板部を備えた支持アーム70bと、該支持アーム70bの端部に設けた踏板70aとから構成されており、前記回動軸46の上端側であって、フロアステップ11の上面側から直接着脱自在に取付けることができる。
前記解除ペダル70は、支持アーム70bの形状を変更したものに取り替えることによって、解除ペダル70の操作位置と、踏込み方向を容易に変更することができる。例えば、前記踏板70aを左右外側に向けるとともに、支持アーム70bを手前方向に延設して、解除ペダル70を左右方向に回動操作できるようにした解除ペダル70を取付けることにより(図9(A)参照)、オペレータが左足の踵をフロアステップ11につけたまま足の側面で解除ペダル70を操作できるように構成できる。
同様にして、支持アーム70bの長さを適宜変更したり、踏板70aの角度を適宜変更したりすることにより、解除ペダルの操作位置や、踏込み操作をする角度をオペレータの好みに応じて変更できる。具体的には、支持アーム70bの長さを短くしてクラッチペダル14との距離を短くしたり(図9(B)及び(C)参照)、踏板70aの角度を手前側に下方傾斜させて足を踏板70aに乗せやすくしたり(図9(B)及び(D)参照)することができる。これにより、解除ペダル70の操作性が向上する。
また、図9(F)及び(G)に示されるように、上述の回動アーム47側に取付けられる解除ペダル20についても、支持アーム20bの長さと踏板20aの角度を適宜オペレータの好みに応じて変更することができる。
2 駆動輪
11 フロアステップ(床面)
16 右ブレーキペダル(ブレーキペダル)
17 左ブレーキペダル(ブレーキペダル)
18 連結機構
19 解除操作ユニット(解除操作具)
20 解除ペダル
41 操作ワイヤ(ワイヤ)
46 回動軸
47 回動アーム
53 規制ピン
50 規制機構

Claims (2)

  1. 左右一対の駆動輪(2,2)と、対応する駆動輪(2)を制動する左右一対のブレーキペダル(16,17)と、左右のブレーキペダル(16,17)が同時に踏込み操作されるように連結する連結機構(18)と、該連結機構(18)による一対のブレーキペダル(16,17)の連結を解除する解除操作具(19)とを備えた作業車両において、前記解除操作具(19)は、床面(11)側に設けられた縦方向の回動軸(46)回りに回動するように踏込み操作される解除ペダル(20)であり、該解除ペダル(20)は、床面(11)下側で水平方向に回動作動する回動アーム(47)と、該回動アーム(47)によって操作されるワイヤ(41)とを介して前記連結機構(18)側と連係するように構成された作業車両。
  2. 前記回動軸(46)は、床面(11)下側のミッションケースの左右側方側に配置されるとともに、左右方向外側に向けて前記回動アーム(47)が延設され、該回動アーム(47)の回動作動を上下方向に進退操作される規制ピン(53)で規制する規制機構(50)を設けた請求項1に記載の作業車両。
JP2015000863A 2015-01-06 2015-01-06 作業車両 Pending JP2016124450A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015000863A JP2016124450A (ja) 2015-01-06 2015-01-06 作業車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015000863A JP2016124450A (ja) 2015-01-06 2015-01-06 作業車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016124450A true JP2016124450A (ja) 2016-07-11

Family

ID=56358732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015000863A Pending JP2016124450A (ja) 2015-01-06 2015-01-06 作業車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016124450A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4504299B2 (ja) 建設機械の操作手段のロック構造
JP6404127B2 (ja) 作業車両
JP5337113B2 (ja) トラクタ
JP2016124450A (ja) 作業車両
JP5884308B2 (ja) 乗用型草刈機
JP5764074B2 (ja) 作業車両のブレーキ操作具
JP2019069708A (ja) トラクタ
JP6578165B2 (ja) 作業車両
JP6398446B2 (ja) トラクター
JP2014031117A (ja) 作業車
JP6898769B2 (ja) 作業車両
WO2006027940A1 (ja) 走行操作装置及び作業車両
JP6849529B2 (ja) 作業車両
JP6793572B2 (ja) 作業車両
JP5274957B2 (ja) ステップステー
JP6374766B2 (ja) 作業車両
JP2012116290A (ja) 作業車両の駐車ブレーキ操作装置
JP6578166B2 (ja) 作業車両
JP6514029B2 (ja) 作業用走行車
JP2019127220A (ja) 作業車両
JP2020104695A (ja) 作業車両
JP7032923B2 (ja) 作業車両
JP6766729B2 (ja) 作業車両
JP2020121681A (ja) 作業車両
JP5668799B2 (ja) 作業車両