JP2016121923A - 自動分析装置 - Google Patents

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尚人 佐藤
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Abstract

【課題】測定データの悪化と、洗浄液の洗浄槽外部への飛び散りの要因となるオーバーシュートの発生と、装置破損の要因となるウォーターハンマー現象の発生とを防ぐことができる自動分析装置を提供する。【解決手段】洗浄水を用いてプローブを洗浄する洗浄ユニットと、洗浄ユニットに洗浄水を供給するポンプと、洗浄水の流路に設けられた電磁弁と、電磁弁に印加されるパルス電圧の繰り返し周期に対するパルス幅の比率を示すデューティ比を段階的に変化させることにより、電磁弁の弁開度を制御する制御部とを備える。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、例えば、被検体の血液および尿等の試料を試薬と反応させて、試料を化学的に分析する自動分析装置に関する。
自動分析装置は、試料および試薬の吸引・吐出用プローブ(S/Rプローブ)の洗浄機能を実現するために、プローブ洗浄槽と、洗浄液供給部と、電磁弁と、制御部とを備えている。従来の自動分析装置においては、電磁弁と洗浄槽との設置間隔が離れていることにより発生する接続配管の収縮や重力によるたるみ・応答遅れ等の影響と、前記電磁弁の単純な開閉制御による圧力変動の影響等が重なって、洗浄槽内に吐出される洗浄液の流れが一様にならず、プローブ外壁洗浄能力低下による測定データのばらつきや洗浄槽からの洗浄液の飛び散りが発生していた。
また、従来の自動分析装置では、上記電磁弁の単純な開閉制御、例えば、電磁弁を全開および全閉する制御を実行しているため、流路内の水圧が急激に変動する。流路内の水圧が急激に変動することにより、流路内における洗浄液の脈動と、流路の膨張および収縮とが発生するため、当該流路内での洗浄液の流れが不定となる。洗浄液の流れが不定となることにより、プローブ洗浄能力が低下し、残液による測定データの悪化の要因となっていた。例えば、洗浄液の流れが不安定になることにより、洗浄終了時の水切れが早まることがある。水切れが早まることにより、プローブの先端部が十分に洗浄されず、残液による測定データの悪化の要因となっていた。
さらに、流路内の水圧が急激に変動することで発生する多量の洗浄水がプローブ洗浄槽に吐出されるオーバーシュートにより、プローブ洗浄槽内に吐出された洗浄液が跳ねて洗浄槽外部に飛び散ってしまっていた。また、流路内の水圧が急激に変動することで発生する流路で大きな衝撃および高水圧が発生するウォーターハンマー現象により、装置が破損する可能性があった。
平7−253433
本実施形態の目的は、プローブ洗浄能力を改善し、例えば、測定データの悪化と、洗浄液の洗浄槽外部への飛び散りの要因となるオーバーシュートの発生と、装置破損の要因となるウォーターハンマー現象の発生とを防ぐことができる自動分析装置を提供することにある。
実施形態によれば、自動分析装置は、洗浄水を用いてプローブを洗浄する洗浄ユニットと、前記洗浄ユニットに前記洗浄水を供給するポンプと、前記洗浄水の流路に設けられた電磁弁と、前記電磁弁に印加されるパルス電圧の繰り返し周期に対するパルス幅の比率を示すデューティ比を段階的に変化させることにより、前記電磁弁の弁開度を制御する制御部とを具備する。
第1の実施形態に示す自動分析装置の一例を示すブロック図。 図1に示す反応機構の外観を示す斜視図。 図1および図2に示すプローブ洗浄部の一例を示すブロック図。 図3に示す洗浄ユニットの一例を示す模式図。 第1の実施形態に係る自動分析装置によるプローブ洗浄の流れを示すフローチャート。 段階的に変化させるデューティ比の一例を示す模式図。 開栓期間および閉栓期間において、デューティ比を段階的に変化させた場合の時間tに対するパルス電圧Vのパルス幅の変化と、デューティ比を段階的に変化させた場合の時間tに対する洗浄水の流量Qとを示す図。 第1の実施形態の効果を説明するための図。 第2の実施形態に示す自動分析装置の一例を示すブロック図。 第2の実施形態に係る自動分析装置によるプローブ洗浄の流れを示すフローチャート。 第3の実施形態に示す自動分析装置の一例を示すブロック図。 実施形態に係る自動分析装置の変形例1を示すブロック図。 流路Aおよび流路Bにおけるデューティ比を段階的に変化させた場合の時間tに対する洗浄水の流量QおよびQを示す図。 実施形態に係る自動分析装置の変形例2を示すブロック図。
以下、本実施形態に係る自動分析装置について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能および構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る自動分析装置の一例を示す図である。図1に示すように、自動分析装置100は、反応機構10、分析部50、出力部60、入力部70、システム制御部80、インターフェース(以降、I/Fと記載)90を備える。
図2は、反応機構10の外観を示す斜視図である。反応機構10は、サンプラ部34、サンプルプローブ334、サンプルアーム336、第1試薬庫350、第2試薬庫370、第1試薬プローブ354、第1試薬アーム356、第2試薬プローブ374、第2試薬アーム376、攪拌部320、洗浄部325、プローブ洗浄部310、測光部32等を有する。
サンプラ部34は、複数のサンプル容器を収容したサンプルラック340を、サンプル容器内のサンプルを吸引するための位置(以降、サンプル吸引位置と記載)へ移動する。サンプルラック340は、複数のサンプル容器3400を保持する。以下サンプルラックは、5つのサンプル容器を保持するものとして説明する。サンプラ部34は、トレイ341、ラック引き込み装置343、ラック横移動装置345、ラック押し出し装置347を有する。
トレイ341には、トレイの長手方向である第1の方向349に沿って、複数のサンプルラック340が並列して載置される。トレイ341は、載置された複数のサンプルラック340を、第1の方向349に沿って移動する。ラック引き込み装置343、ラック横移動装置345、ラック押し出し装置347各々は、サンプルラック340を移動するためのモータを有する。ラック引き込み装置343は、反応機構制御部36の制御のもとで、引き込み地点202にあるサンプルラックを、第2の方向201に沿ってトレイ341からラック引き込みレーン200に引き込む。ラック横移動装置345は、ラック引き込みレーン200に位置するサンプルラック3401を、第1の方向349に沿ってサンプリングレーン204に横移動する。ラック押し出し装置347は、サンプリングレーン204にあるサンプルラック3402を、サンプル吸引位置に、第2の方向201の反対方向に沿ってピッチ移動する。なお、本実施形態において、サンプラ部34はラックサンプラとして説明したが、ディスクサンプラであってもよい。
サンプルプローブ334は、サンプルアーム336の先端に取り付けられている。サンプルアーム336は、サンプルプローブ334を回動可能に支持する。サンプルプローブ334は、サンプリングレーン204上におけるサンプル吸引位置にあるサンプル容器から、サンプル分注ポンプによりサンプルを吸引する。サンプルプローブ334は、吸引したサンプルを、サンプルが吐出される位置にある反応容器312に吐出する。
第1試薬庫350は、複数の測定項目に対応する複数の第1試薬容器352を保持する。第2試薬庫370は、複数の測定項目に対応する複数の第2試薬容器372を保持する。第1試薬容器352および第2試薬容器372には、各検査項目の成分と反応する試薬が納められている。第1試薬庫350および第2試薬庫370は、反応機構制御部36の制御のもとで、所定のタイミングで所定の角度で回転する。なお、反応機構10は、第1試薬庫350および第2試薬庫370に加えて、さらに他の試薬庫を有していてもよい。第1試薬庫350および第2試薬庫370は、保持した複数の試薬容器を保冷する。第1試薬庫350および第2試薬庫370は、複数の試薬容器を保持するための複数の区画を有する。
第1試薬プローブ354は、第1試薬アーム356の先端に取り付けられている。第1試薬アーム356は、第1試薬プローブ354を回動可能および上下動可能に支持する。第1試薬プローブ354は、待機位置から、第1試薬庫350上における第1試薬を吸引する位置にある第1試薬容器352内へ降下する。第1試薬プローブ354は、第1試薬分注ポンプにより、第1試薬容器352から第1試薬を所定量だけ吸引する。第1試薬プローブ354は、所定量の吸引を終えると上記待機位置まで上昇する。第1試薬プローブ354は、吸引した第1試薬を、第1試薬が吐出される位置にある反応容器312に吐出する。
第2試薬プローブ374は、第2試薬アーム376の先端に取り付けられている。第2試薬アーム376は、第2試薬プローブ374を回動可能および上下動可能に支持する。第2試薬プローブ374は、待機位置から、第2試薬庫370上における第2試薬を吸引する位置にある第2試薬容器372内へ降下する。第2試薬プローブ374は、第2試薬分注ポンプにより、第2試薬容器372から第2試薬を所定量だけ吸引する。第2試薬プローブ374は、所定量の吸引を終えると上記待機位置まで上昇する。
攪拌部320は、攪拌アーム322と攪拌子324とを有する。攪拌子324は、攪拌アーム322の先端に取り付けられている。攪拌アーム322は、攪拌子324を回動可能および上下動可能に支持する。攪拌アーム322は、反応容器312内の被検混合物を攪拌する位置に停止した反応容器312内に、攪拌子324を待機位置から下降させて挿入する。攪拌子324の先端が反応容器312の内底面の近傍まで下降すると、攪拌アーム322は、攪拌子324の下降を停止させる。攪拌子324の停止後、攪拌子324は、反応機構制御部36の制御により振動する。攪拌子324が振動することにより、反応容器312内の混合液(サンプルと第1試薬、サンプルと第2試薬、サンプルと第1試薬と第2試薬など)は、攪拌される。攪拌後、攪拌アーム322は、攪拌子324を待機位置まで上昇させる。
洗浄部325は、図示していない支持機構と洗浄ノズルと乾燥ノズルとを有する。支持機構は、洗浄ノズルと乾燥ノズルとを、それぞれ上下移動可能に支持する。洗浄ノズルは、反応容器312を洗浄する位置にある反応容器312から、洗浄ポンプにより混合液を吸引する。混合液を吸引後、洗浄ノズルは純水を吐出して、反応容器312内を洗浄する。乾燥ノズルは、反応容器312を乾燥する位置にある反応容器312内を、乾燥ポンプにより乾燥させる。
プローブ洗浄部310は、第1試薬プローブ354と、第2試薬プローブ374と、サンプルプローブ334との回転可動領域に各々設けられる。プローブ洗浄部310は、第1試薬の吸入動作および分注動作を終えた第1試薬プローブ354と、第2試薬の吸入動作および分注動作を終えた第2試薬プローブ374と、サンプルの吸入動作および分注動作を終えたサンプルプローブ334とを洗浄水により洗浄する。一般に、プローブを洗浄する洗浄水として、純水が用いられている。なお、プローブ洗浄部310の構成については、後で詳しく説明する。
測光部32は、被検試料と試薬の混合物(以降、被検混合物と記載)に光を照射する。測光部32は、被検混合物を透過した光を吸光度に変換し、被検試料に関する吸光度のデータを発生する。測光部32は、発生した吸光度のデータをデータ記憶部52へ出力する。測光部32は、標準物質と試薬の混合物(以降、標準混合物と記載)に光を照射する。標準物質とは、測定する物質と同じか共通の性質を有する物質または、試薬との反応に共通性のある物質のことである。測光部32は、標準混合物を透過した光を吸光度に変換し、標準物質に関する吸光度のデータを発生する。測光部32は、標準物質に関する吸光度のデータをデータ記憶部52へ出力する。
反応機構制御部36は、入力部70を介して操作者により入力された分析項目、分析手順等に関するシステム制御部80からの信号に基づいて、図2に示す反応機構10の各要素に対してシーケンスを組む。反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、第1試薬庫350、第2試薬庫370をそれぞれ所定のタイミングで所定の角度で回転させる。
反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、図2に示すトレイ341に配列された複数のサンプルラック340を第1の方向349に沿ってラック引き込みレーン200に接続された地点(以降、引き込み地点202と記載)まで移動させるために、トレイ341の動作を制御する。反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、引き込み地点202にあるサンプルラックを第2の方向201に沿ってラック引き込みレーン200に移動させるために、ラック引き込み装置343を制御する。反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、ラック引き込みレーン200にあるサンプルラック3401を第1の方向349に沿ってサンプリングレーン204に横移動させるために、ラック横移動装置345を制御する。反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、第2の方向201の反対方向に沿ってサンプリングレーン204上で横移動されたサンプルラックをピッチ移動させるために、ラック押し出し装置347を制御する。具体的には、反応機構制御部36は、サンプル吸引位置にサンプリングされるサンプル容器を移動させるために、ラック押し出し装置347を制御する。
反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、図2に示すサンプルプローブ334、第1試薬プローブ354、第2試薬プローブ374をそれぞれ回動および上下動させる。反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、図2に示す攪拌子324、洗浄部325の洗浄ノズルおよび乾燥ノズルをそれぞれ上下動させる。反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、図示していないサンプル分注ポンプ、第1試薬分注ポンプ、第2試薬分注ポンプ、洗浄ポンプ、乾燥ポンプをそれぞれ駆動する。反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、図2に示す攪拌子324を振動させる。
分析部50は、試料分析部51とデータ記憶部52とを有する。試料分析部51は、データ記憶部52に記憶された吸光度のデータと分析項目とに基づいて、検量線のデータを発生する。発生された検量線のデータは、データ記憶部52に記憶されるとともに、出力部60へ出力される。試料分析部51は、当該検量線のデータとデータ記憶部52に記憶された被検試料に関する吸光度のデータとに基づいて、検査項目に対応する成分の濃度および活性値などに関する分析データを発生する。発生された分析データは、データ記憶部52に記憶されるとともに、出力部60へ出力される。
データ記憶部52は、ハードディスク等の記憶媒体を有する。データ記憶部52は、反応機構10の測光部32により発生された吸光度のデータを記憶する。データ記憶部52は、試料分析部51により発生された検量線のデータを、標準物質ごとに記憶する。データ記憶部52は、試料分析部51により発生された分析データを、被検試料ごとに記憶する。
入力部70は、キーボード、マウス、各種ボタン、タッチキーパネル等の入力デバイスを有する。入力部70は、入力デバイスを介して操作者により入力された各測定項目の分析条件、被検試料ごとに測定する測定項目などを、操作信号としてシステム制御部80へ出力する。また、入力部70を介して操作者により入力された情報は、図示していない記憶部に記憶されてもよい。
システム制御部80は、CPU(Central Processing Unit)を有する。システム制御部80は、自動分析装置100における各部を統括して制御する。システム制御部80は、入力部70から供給される操作信号等に基づいて、各部を制御する。例えば、システム制御部80は、後述するポンプ制御部3および電磁弁制御部6を統括して制御する。
I/F90には、例えばネットワークが接続される。ネットワークを介して自動分析装置100は、PACS(Arrture Archiving and Communication System)等に接続されてもよい。
図3は、図1および図2に示すプローブ洗浄部310の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、プローブ洗浄部310は、洗浄ユニット1と、ポンプ2と、ポンプ制御部3と、タンク4と、電磁弁5と、電磁弁制御部6と、調圧弁7とを有する。
図4は、図3に示す洗浄ユニット1の一例を示す模式図である。洗浄ユニット1は、第1試薬プローブ354、第2試薬プローブ374、又はサンプルプローブ334に対して洗浄水を吐出するための少なくとも1つの吐出管と、第1試薬プローブ354、第2試薬プローブ374、又はサンプルプローブ334を洗浄した洗浄水を即座に排水する排水路とを有する。第1の実施形態では、洗浄ユニット1は、2つの吐出管がそれぞれ対向に設けられている。洗浄ユニット1は、それぞれ対向に設けられた2つの吐出管から吐出される洗浄水により、第1試薬プローブ354、第2試薬プローブ374、又はサンプルプローブ334を洗浄する。
ポンプ2は、洗浄ユニット1に洗浄水を供給する。ポンプ制御部3は、常時洗浄水を流路に循環させておくように、ポンプ2の動作を制御する。これにより、流路内の水圧Pを一定に保ち、洗浄水供給開始の応答(立ち上がり)を良くする。タンク4は、ポンプ2から洗浄ユニット1へ供給される洗浄水を溜める。
電磁弁5は、洗浄ユニット1とポンプ2とを接続する洗浄水の流路に設けられる。電磁弁5は、当該流路の中点よりも洗浄ユニット1に近い側の流路に設けられる。第1の実施形態では、電磁弁5として二方弁を使用している。調圧弁7は、流路内の水圧Pが一定となるように、流路を流れる洗浄水の一部をタンク4へ戻す。また、調圧弁7は、電磁弁5が全閉状態の場合、流路を流れる洗浄水をすべてタンク4へ戻す。すなわち、調圧弁7は、プレッシャーレギュレータとして動作する。
電磁弁制御部6は、電磁弁5に印加されるパルス電圧の繰り返し周期に対するパルス幅の比率を示すデューティ比を段階的に変化させることにより、電磁弁5の弁開度を制御する。電磁弁制御部6は、電磁弁5の開栓開始から電磁弁5の弁開度が所定の弁開度に到達するまでの開栓期間Tと所定の弁開度から電磁弁5の閉栓完了までの閉栓期間Tとの少なくとも1つの期間において、デューティ比を段階的に変化させる。電磁弁制御部6は、例えば、開栓期間Tにおいて、デューティ比を0から所定の弁開度に対応した所定のデューティ比まで段階的に増加させる。電磁弁制御部6は、閉栓期間Tにおいて、デューティ比を所定のデューティ比から0まで段階的に減少させる。ここで、所定の弁開度とは、例えば、電磁弁5が全開となる弁開度である(図6参照)。
図5は、第1の実施形態に係る自動分析装置100によるプローブ洗浄の流れを示すフローチャートである。
図5に示すように、電磁弁制御部6は、プローブ洗浄開始まで待機している(ステップST11)。プローブ洗浄を開始してから(ステップST11のYes)、電磁弁制御部6において、デューティ比が段階的に変化する。図6は、段階的に変化させるデューティ比の一例を示す模式図である。図6に示すように、電磁弁制御部6は、例えばデューティ比を3パターン用いる。なお、上記第1の実施形態において、段階的に変化させるデューティ比を3パターン使用しているが、適宜増やしてもよい。電磁弁制御部6は、3パターンのデューティ比を電磁弁5の開栓開始から電磁弁5の弁開度が所定の弁開度に到達するまでの開栓期間Tと所定の弁開度から電磁弁5の閉栓完了までの閉栓期間Tとの少なくとも1つの期間において、段階的に変化させる。
図7は、開栓期間および閉栓期間において、デューティ比を段階的に変化させた場合の時間tに対するパルス電圧Vのパルス幅の変化と、デューティ比を段階的に変化させた場合の時間tに対する洗浄水の流量Qとを示す図である。図7に示すように、上記開栓期間Tにおいて、デューティ比を段階的に増加させることにより、流路を流れる洗浄水の流量Qが、緩やかに増加する。また、上記閉栓期間Tにおいて、デューティ比を段階的に減少させることにより、流路を流れる洗浄水の流量Qが緩やかに減少する。また、上記第1の実施形態において、上記開栓期間Tおよび閉栓期間Tにおけるデューティ比の変化を対称としているが、非対称であってもよい。電磁弁制御部6は、例えば、上記開栓期間のみにおいて、デューティ比を段階的に変化させるようにしてもよい。
上記構成によれば、第1の実施形態に係る自動分析装置100では、電磁弁制御部6は、開栓期間Tおよび閉栓期間Tの少なくとも1つの期間において、デューティ比を段階的に変化させることにより、電磁弁5の弁開度を制御する。これにより、上記開栓期間Tにおいて、流路を流れる洗浄水の流量Qが、緩やかに増加するため、流路内の水圧Pが緩やかに変動する。すなわち、流路内の圧力が急激に変動することにより発生する流路内における洗浄液の脈動と流路の膨張および収縮との発生を防ぐことが可能なため、当該流路内での洗浄水の流れが一定となる。よって、第1の実施形態に係る自動分析装置100は、プローブ洗浄能力の低下を防ぐことが可能となる。
また、上記閉栓期間Tにおいて、デューティ比を段階的に減少させることにより、流路を流れる洗浄水の流量Qが緩やかに減少するため、流路内の水圧Pが緩やかに変動する。すなわち、流路内の圧力が急激に変動することにより発生する流路内における洗浄液の脈動と流路の膨張および収縮との発生を防ぐことが可能なため、当該流路内での洗浄水の流れが一定となる。よって、第1の実施形態に係る自動分析装置100は、プローブ洗浄能力の低下を防ぐことが可能となる。
したがって、第1の実施形態に係る自動分析装置100は、測定データの悪化と、洗浄液の洗浄槽外部への飛び散りの要因となるオーバーシュートの発生と、装置破損の要因となるウォーターハンマー現象の発生とを防ぐことができる。
図8は、第1の実施形態の効果を説明するための図である。なお、図8は、従来の電磁弁5に対する開閉制御を実行した場合の時間tに対する洗浄水の流量Qを示す図である。
図8に示すように、流量Qが急峻に増加および減少している。すなわち、流路内の水圧Pが急激に変動することにより、流路内における洗浄液の脈動と流路の膨張および収縮とが発生してしまう。一方、図7に示すように、洗浄水の流量Qが、緩やかに増加および減少するため、流路内の水圧Pが緩やかに変動する。すなわち、第1の実施形態に係る自動分析装置100は、流路内の圧力が急激に変動することにより発生する流路内における洗浄液の脈動と流路の膨張および収縮との発生を防ぐことが可能なため、当該流路内での洗浄水の流れが一定となる。よって、第1の実施形態に係る自動分析装置100は、プローブ洗浄能力の低下を防ぐことが可能となる。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態に係る自動分析装置100に備えられるプローブ洗浄部310の一例を示すブロック図である。なお、第1の実施形態に係る自動分析装置100と共通する点については、詳しい説明を省略する。
図9に示すように、自動分析装置100は、第1の実施形態に示す構成の他に、検出部8と、決定部9とをさらに備える。
検出部8は、流路を流れる洗浄水の流量Qおよび水圧Pの少なくとも1つを検出する。
決定部9は、デューティ比と洗浄水の流量Qおよび水圧Pの少なくとも1つを対応づけた対応表を有する。また、決定部9は、複数の検査項目各々に洗浄水の流量Qおよび水圧Pの少なくとも1つを対応づけた複数の対応表を有する。さらに、決定部9は、第1試薬プローブ354、第2試薬プローブ374、およびサンプルプローブ334における洗浄が必要な領域を示す洗浄対象領域の長さと、電磁弁5から洗浄ユニット1に設けられる洗浄水吐出口までの流路の長さと、流路の断面形状と、検査に用いられる試薬または試料に応じた洗浄時間と、試薬または前記試料の粘性とに応じて、上記複数種の対応表を有する。決定部9は、上記複数種の対応表のいずれかと検出部8からの出力とを用いて、デューティ比を決定する。
電磁弁制御部6は、決定部9で決定されたデューティ比により、電磁弁の弁開度を制御する。
図10は、第2の実施形態に係る自動分析装置100によるプローブ洗浄の流れを示すフローチャートである。
図10に示すように、電磁弁制御部6は、プローブ洗浄開始まで待機している(ステップST21)。プローブ洗浄を開始してから(ステップST21のYes)、検出部8において、流路の流量Qおよび水圧Pの少なくとも1つが検出される(ステップST22)。決定部9において、対応表を参照して、デューティ比が決定される(ステップST23)。
上記構成によれば、第2の実施形態に係る自動分析装置100では、電磁弁制御部6は、開栓期間Tおよび閉栓期間Tの少なくとも1つの期間において、デューティ比を段階的に変化させることにより、電磁弁5の弁開度を制御する。これにより、上記開栓期間Tにおいて、流路を流れる洗浄水の流量Qが、緩やかに増加するため、流路内の水圧Pが緩やかに変動する。すなわち、流路内の圧力が急激に変動することにより発生する流路内における洗浄液の脈動と流路の膨張および収縮との発生を防ぐことが可能なため、当該流路内での洗浄水の流れが一定となる。よって、第2の実施形態に係る自動分析装置100は、プローブ洗浄能力の低下を防ぐことが可能となる。
また、上記閉栓期間Tにおいて、デューティ比を段階的に減少させることにより、流路を流れる洗浄水の流量Qが緩やかに減少するため、流路内の水圧Pが緩やかに変動する。すなわち、流路内の圧力が急激に変動することにより発生する流路内における洗浄液の脈動と流路の膨張および収縮との発生を防ぐことが可能なため、当該流路内での洗浄水の流れが一定となる。よって、第2の実施形態に係る自動分析装置100は、プローブ洗浄能力の低下を防ぐことが可能となる。
また、電磁弁制御部6は、開栓期間Tおよび閉栓期間Tの少なくとも1つの期間において、検出部8により洗浄水の流量Qおよび水圧Pを検出し、決定部9により対応表を参照して決定されたデューティ比で電磁弁5の弁開度を制御する。これにより、検出部8による検出結果を電磁弁5の弁開度の制御に反映させて、洗浄水の流量Qを微調整することが可能となる。
したがって、第2の実施形態に係る自動分析装置100は、測定データの悪化と、洗浄液の洗浄槽外部への飛び散りの要因となるオーバーシュートの発生と、装置破損の要因となるウォーターハンマー現象の発生とを防ぐことができる。
なお、上記第2の実施形態において、段階的に変化させるデューティ比を3パターン使用しているが、適宜増やしてもよい。
また、上記第2の実施形態において、上記開栓期間Tおよび閉栓期間Tにおけるデューティ比の変化を対称としているが、非対称であってもよい。電磁弁制御部6は、例えば、上記開栓期間において、デューティ比を段階的に変化させるようにしてもよい。
(第3の実施形態)
図11は、第3の実施形態に示す自動分析装置100の一例を示すブロック図である。なお、第2の実施形態に係る自動分析装置100と共通する点については、詳しい説明を省略する。
図11に示すように、自動分析装置100は、第1、第2の実施形態に示す構成の他に、判定部11をさらに備える。
判定部11は、検出部8からの出力により、洗浄動作における異常の有無を判定する。判定部11は、例えば、理想的な洗浄水流量の時間的変化を示す基準曲線を有する。判定部11は、当該基準曲線から大きく外れた流量Qが流路を流れた場合、洗浄動作に異常があると判定する。判定部11は、例えば、流量Qが基準曲線よりも多すぎる場合または少なすぎる場合(すなわち、上限閾値を上回る場合または下限閾値を下回る場合等)、洗浄動作に異常があると判定し、その結果を後段の出力部60に出力する。
出力部60は、当該洗浄動作に異常があれば、異常が発生したことを示す異常発生通知を出力する。出力部60は、例えば、異常を通知する情報を映像にて出力してもよい。また、出力部60は、音声出力手段(図示せず)を有し、異常を通知する音声を出力してもよい。
上記構成によれば、第3の実施形態に係る自動分析装置100では、電磁弁制御部6は、開栓期間Tおよび閉栓期間Tの少なくとも1つの期間において、デューティ比を段階的に変化させることにより、電磁弁5の弁開度を制御する。これにより、上記開栓期間Tにおいて、流路を流れる洗浄水の流量Qが、緩やかに増加するため、流路内の水圧Pが緩やかに変動する。すなわち、流路内の圧力が急激に変動することにより発生する流路内における洗浄液の脈動と流路の膨張および収縮との発生を防ぐことが可能なため、当該流路内での洗浄水の流れが一定となる。よって、第3の実施形態に係る自動分析装置100は、プローブ洗浄能力の低下を防ぐことが可能となる。
また、上記閉栓期間Tにおいて、デューティ比を段階的に減少させることにより、流路を流れる洗浄水の流量Qが緩やかに減少するため、流路内の水圧Pが緩やかに変動する。すなわち、流路内の圧力が急激に変動することにより発生する流路内における洗浄液の脈動と流路の膨張および収縮との発生を防ぐことが可能なため、当該流路内での洗浄水の流れが一定となる。よって、第3の実施形態に係る自動分析装置100は、プローブ洗浄能力の低下を防ぐことが可能となる。
また、電磁弁制御部6は、開栓期間Tおよび閉栓期間Tの少なくとも1つの期間において、検出部8により洗浄水の流量Qおよび水圧Pを検出し、決定部9により対応表を参照して決定されたデューティ比で電磁弁5の弁開度を制御する。これにより、検出部8による検出結果を電磁弁5の弁開度の制御に反映させて、洗浄水の流量Qを微調整することが可能となる。
また、自動分析装置100は、判定部11により、検出部8からの出力により、洗浄動作における異常の有無を判定し、出力部60により、洗浄動作に異常があれば、異常が発生したことを示す異常発生通知を出力している。これにより、ユーザは、自動分析装置100の異常発生を把握することが可能となる。
したがって、第3の実施形態に係る自動分析装置100は、測定データの悪化と、洗浄液の洗浄槽外部への飛び散りの要因となるオーバーシュートの発生と、装置破損の要因となるウォーターハンマー現象の発生とを防ぐことができる
なお、上記第3の実施形態において、段階的に変化させるデューティ比を3パターン使用しているが、適宜増やしてもよい。
また、上記第3の実施形態において、上記開栓期間Tおよび閉栓期間Tにおけるデューティ比の変化を対称としているが、非対称であってもよい。電磁弁制御部6は、例えば、上記開栓期間において、デューティ比を段階的に変化させるようにしてもよい。
(変形例1)
第1乃至第3の実施形態に係る自動分析装置100において、電磁弁5として二方弁を使用しているが、これに限定されない。図12は、実施形態に係る自動分析装置100の変形例1を示すブロック図である。
図12に示すように、自動分析装置100は、二方弁および調圧弁7の代わりに、三方弁を用いている。図13は、流路Aおよび流路Bにおけるデューティ比を段階的に変化させた場合の時間tに対する洗浄水の流量QおよびQを示す図である。なお、流路Aは、電磁弁5から洗浄ユニット1の洗浄水吐出口までの流路である。また、流路Bは、電磁弁5からタンク4までの流路である。
電磁弁5の開閉動作は、電磁弁制御部6による通電によって制御される。図12中の三方に付した記号は、それぞれ以下の意味を有する。
NO(ノーマリーオープン)…通電時において開状態、非通電時において閉状態
NC(ノーマリークローズ)…通電時において閉状態、非通電時において開状態
C(共通孔) …常に開状態
つまり、開栓期間における電磁弁5の開閉動作により、洗浄水の流路を流路Bから流路Aへ切り替えられる。上記洗浄水の流路を流路Bから流路Aへ切り替える場合、流路Aの流量Qは増加し、流路Bの流量Qは減少する。また、閉栓期間における電磁弁5の開閉動作により、洗浄水の流路を流路Aから流路Bへ切り替えられる。上記洗浄水の流路を流路Aから流路Bへ切り替える場合、流路Bの流量Qは増加し、流路Aの流量Qは減少する。
(変形例2)
第1乃至第3の実施形態に係る自動分析装置100において、電磁弁5が設けられているが、これに限定されない。図14は、実施形態に係る自動分析装置100の変形例2を示すブロック図である。
図14に示すように、自動分析装置100は、電磁弁5を吐出管に設けている。これにより、開栓開始から洗浄水吐出までの期間、および閉栓開始から洗浄水吐出停止までの時間的応答性を向上させることが可能となる。また、電磁弁5を直接洗浄ユニット1に取り付け、流路の簡素化を図ることで洗浄ユニット1の流路が電磁弁5内部の流路を兼ねるため、流路の脈動や収縮の影響をより受けにくくなる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…反応機構、32…測光部、34…サンプラ部、36…反応機構制御部、50…分析部、51…試料分析部、52…データ記憶部、60…出力部、61…印刷部、62…表示部、70…入力部、80…システム制御部、90…インターフェース(I/F)、100…自動分析装置、200…ラック引き込みレーン、201…第2の方向、202…引き込み地点、204…サンプリングレーン、310…プローブ洗浄部、1…洗浄ユニット、2…ポンプ、3…ポンプ制御部、4…タンク、5…電磁弁、6…電磁弁制御部、7…調圧弁、8…検出部、9…決定部、11…判定部、312…反応容器、320…攪拌部、322…攪拌アーム、324…攪拌子、325…洗浄部、330…検出器、331…照射部、333…受光部、334…サンプルプローブ、335…センサライン、336…サンプルアーム、337…ケーブル、340…サンプルラック、341…トレイ、343…ラック引き込み装置、345…ラック横移動装置、337…ラック押し出し装置、349…第1の方向、350…第1試薬庫、352…第1試薬容器、354…第1試薬プローブ、356…第1試薬アーム、370…第2試薬庫、372…第2試薬容器、374…第2試薬プローブ、376…第2試薬アーム、3400…サンプル容器、3401…サンプルラック、3402…サンプルラック。

Claims (11)

  1. 洗浄水を用いてプローブを洗浄する洗浄ユニットと、
    前記洗浄ユニットに前記洗浄水を供給するポンプと、
    前記洗浄水の流路に設けられた電磁弁と、
    前記電磁弁に印加されるパルス電圧の繰り返し周期に対するパルス幅の比率を示すデューティ比を段階的に変化させることにより、前記電磁弁の弁開度を制御する制御部と
    を具備する自動分析装置。
  2. 前記制御部は、前記電磁弁の開栓開始から前記弁開度が所定の弁開度に到達するまでの開栓期間と前記所定の弁開度から前記電磁弁の閉栓完了までの閉栓期間との少なくとも1つの期間において、前記デューティ比を段階的に変化させる請求項1記載の自動分析装置。
  3. 前記制御部は、前記開栓期間において、前記デューティ比を0から前記所定の弁開度に対応した所定のデューティ比まで段階的に増加させる請求項2記載の自動分析装置。
  4. 前記制御部は、前記閉栓期間において、前記デューティ比を前記所定のデューティ比から0まで段階的に減少させる請求項2又は3記載の自動分析装置。
  5. 前記流路を流れる前記洗浄水の流量および水圧の少なくとも1つを検出する検出部と、
    前記検出部からの出力に応じて、前記デューティ比を決定する決定部と
    をさらに具備する請求項1記載の自動分析装置。
  6. 前記決定部は、前記デューティ比に対する前記流路を流れる前記洗浄水の流量の対応表を有する請求項5記載の自動分析装置。
  7. 前記決定部は、複数の検査項目各々に対応付けて記憶される複数の前記対応表を有する請求項6記載の自動分析装置。
  8. 前記複数の前記対応表は、前記プローブにおける洗浄が必要な領域を示す洗浄対象領域の長さと前記電磁弁から前記洗浄ユニットに設けられる洗浄水吐出口までの前記流路の長さと前記流路の断面形状と検査に用いられる試薬または試料に応じた洗浄時間と前記試薬または前記試料の粘性とに応じて決定される請求項7記載の自動分析装置。
  9. 前記検出部からの出力に基づいて、洗浄動作における異常の有無を判定する判定部と、
    前記異常があれば、前記異常が発生したことを示す異常発生通知を出力する出力部と
    をさらに具備する請求項5記載の自動分析装置。
  10. 前記洗浄ユニットは、
    前記プローブに対して前記洗浄水を吐出するための少なくとも1つの吐出管と、
    前記プローブを洗浄した前記洗浄水を常時排水する排水路と
    を備える請求項1乃至9のうちいずれか一項記載の自動分析装置。
  11. 前記複数の吐出管は、それぞれ対向する請求項10記載の自動分析装置。
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