JP2016120784A - 鞍乗型車両及び車輪 - Google Patents

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Abstract

【課題】鞍乗型車両の車輪において、タイヤへのエア注入時の作業性を向上する。【解決手段】鞍乗型車両は、車輪2と車輪近接部品6とを備える。車輪は、タイヤが取り付けられるリム部を含むホイール21と、リム部に固定されてタイヤの内部空間へエアを注入するため注入口22cが形成されるエアバルブ22と、を有する。車輪は、注入口の軸線が、リム部の軸線方向に関してリム部から遠ざかるにつれて、リム部の周方向一方に進むように傾斜配置される。車輪近接部品は、車輪に対して、前記リム部の軸線方向に間隔をあけて配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、鞍乗型車両及び車輪に関する。
自動二輪車では、タイヤに空気を注入するためのエアバルブが、ホイールのリムの内周面に設けられている。エアバルブは、リムの内周面から軸方向に向けて突出する態様が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭61−133408号公報
しかしながら、ホイールの周辺には他の部品、例えば、ブレーキディスク、スプロケット、マフラー等が配置される。タイヤに空気を注入する作業を行う際、エア注入装置のノズルがエアバルブの注入口に接続される。ここで、他の部品がエアバルブの近傍に配置されていると、ノズルを注入口に接続するためのスペースが狭い場合があり、ノズルを注入口に接続しにくく、使用するノズルの種類も制限されるため、作業性が悪化するという課題があった。
そこで本発明は、鞍乗型車両の車輪において、タイヤへのエア注入時の作業性を向上することを目的としている。
本発明の一形態に係る鞍乗型車両は、タイヤが取り付けられるリム部を含むホイールと、前記リム部に固定されてタイヤの内部空間へエアを注入するため注入口が形成されるエアバルブと、を有し、前記注入口の軸線が、前記リム部の軸線方向に関して前記リム部から遠ざかるにつれて、前記リム部の周方向一方に進むように傾斜配置される車輪と、前記車輪に対して、前記リム部の軸線方向に間隔をあけて配置される車輪近接部品と、を備える。
車輪に対して車軸方向に間隔をあけて車輪近接部品が配置される場合、車軸に垂直な平面に関して、エアバルブと車輪近接部品との間のスペースが小さい場合がある。前記構成によれば、エアバルブを傾斜配置することで、車輪近接部品と車輪との間において車軸方向に間隔があいている分、注入口の軸線に垂直な平面に関して、エアバルブと車輪近接部品との間のスペースが大きくなり得る。このことから、本発明では、エア注入装置のノズルを注入口の軸線方向に近づけるにあたって、車輪近接部品との干渉を防いで、ノズルを注入口に接続し易くでき、作業性を向上することができる。
前記形態において、前記ホイールは、車軸に取り付けられるハブ部と、前記リム部と前記ハブ部とを接続する複数のスポーク部とを更に含み、前記エアバルブは、前記リム部の周方向に関して、2つの前記スポーク部の周方向間の位置であって、前記エアバルブから前記周方向一方のスポーク部までの周方向距離が、前記エアバルブから前記周方向他方のスポーク部までの周方向距離よりも大きい位置に配置されていてもよい。
前記構成によれば、タイヤへのエア注入時に、エアバルブの注入口にエア注入装置のノズルを接続するためのスペースが確保され、当該ノズルがスポーク部と干渉するのを抑制でき、作業性をより向上することができる。
前記形態において、自立駐車状態で、前記リム部の軸線方向一方に傾斜する鞍乗型車両であって、前記注入口の軸線が、前記リム部から前記リム部の軸線方向他方に突出していてもよい。
前記構成によれば、自立駐車状態において、車体と地面とで囲まれた領域が広い側からノズルをエアバルブに近づけやすく、ノズルを注入口に接続し易くすることができる。
前記形態において、前記リム部の軸線方向一方から前記車輪に駆動力が伝達され、前記注入口の軸線が、前記リム部から前記リム部の軸線方向他方に突出していてもよい。
前記構成によれば、駆動力が伝達される側と反対側からノズルをエアバルブに近づけやすく、ノズルを注入口に接続し易くすることができる。
前記形態において、前記注入口の軸線が、前記リム部の軸線方向に関して、前記リム部から遠ざかるにつれて、前記リム部の回転方向と反対方向に進むように傾斜配置されていてもよい。
前記構成によれば、車輪が前輪として用いられた場合に、エアバルブを車軸に対して前方に配置した状態で、ノズルを注入口に接続するにあたって、ノズルを注入口に対して上方から下方に近づけることになり、作業をし易くすることができる。
前記形態において、前記注入口の軸線は、前記リム部の軸線方向に関して前記リム部から遠ざかるにつれて、径方向内方に傾いていてもよい。
前記構成によれば、注入口の軸線が径方向内方に傾くことで、更にノズルをエアバルブの注入口に接続し易くすることができる。
前記形態において、タイヤが取り付けられるリム部を含むホイールと、前記リム部に固定されて前記タイヤの内部空間へエアを注入するため注入口が形成されるエアバルブと、を備え、前記注入口の軸線が、前記リム部の軸線方向に関して前記リム部から遠ざかるにつれて、前記リム部の周方向一方に進むように傾斜配置されていてもよい。
前記構成によれば、車体に車輪を装着した状態で、車輪近接部品との干渉を防いで、エア注入装置のノズルを注入口に接続し易くでき、作業性を向上することができる。
本発明によれば、鞍乗型車両の車輪において、タイヤへのエア注入時の作業性を向上することができる。
図1は、実施形態に係る鞍乗型車両の一例である自動二輪車の右側面図である。 図2は、図1の自動二輪車の前輪周辺を右側上方から見た斜視図である。 図3は、図1の自動二輪車の前輪からタイヤを取り外した状態のエアバルブ周辺をリム部の径方向内方から見た平面図である。 図4は、エアバルブ周辺を注入口の軸線方向(図2に示すIII方向)から見た斜視図である。 図5は、図1の自動二輪車の後輪周辺を右側上方から見た斜視図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について説明する。なお、同一の又は対応する要素にはすべての図を通じて同一の符号を付して重複する詳細説明を省略する。以下の説明における方向の概念は、自動二輪車に騎乗した運転者が見る方向を基準としている。
図1は、本実施形態に係る自動二輪車1の右側面図である。図1に示すように、自動二輪車1は、車輪としての前輪2及び後輪3と、前輪2と後輪3との間に配置される車体フレーム4を備えている。前輪2は、略上下方向に延びるフロントフォーク5の下端部にて回転可能に接続されている。前輪2は、自動二輪車1の走行時に、車軸2aを回転中心として時計回りに回転する。フロントフォーク5の上端部には、左右方向に延びるハンドル6が、ブラケット及びステアリングシャフト(図示せず)を介して回転可能に取り付けられている。
前輪2の側方には、円板状のブレーキディスク6が配置されている。ブレーキディスク6は、前輪2に対して、車軸方向に間隔をあけて配置される車輪近接部品である。ブレーキディスク6には、ブレーキキャリパー8に収容された摩擦材のブレーキパッドが左右からそれぞれ対向している。ブレーキキャリパー8は、車軸2aに対して後方に位置している。運転者がハンドルのブレーキレバーを把持すると、当該ブレーキレバーに設けられたマスターシリンダから発生する油圧が、油圧ホース7を介してブレーキキャリパー8内部のピストンに伝達される。そして、ブレーキパッドがブレーキキャリパー8内部のピストンにより押圧されることで、ブレーキディスク6を左右から挟み込み、前輪2に制動力を付与することで、前輪2が減速又は停止される。
車体フレーム4は、ヘッドパイプ9と、ヘッドパイプ9から後方に延びる前側フレーム10と、前側フレーム10の後端から後方に延びる後側フレーム(図示せず)とを有している。後輪3は、スイングアーム11を介して、車体フレーム4に支持されている。スイングアーム11は、その前端部において車体フレーム4の前側フレーム10に回動可能に接続され、当該前側フレーム10との接続箇所を揺動支点として上下揺動可能な状態で後輪3を支持する。
自動二輪車1には、後輪3を回転駆動する動力源の一例として、エンジン12が前輪2と後輪3との間に配置されている。エンジン12は、車体フレーム4の前側フレーム10に支持されている。本実施形態では、エンジン12には、当該エンジン12に供給する空気を圧縮する過給機30が取り付けられている。過給機30が自動二輪車1に搭載されることにより、圧縮された空気がエンジン12に供給されるため、エンジン12の出力がより大きくなる。このように、エンジン12の出力が大きい自動二輪車1においては、制動性能を高めることが要求される。
前輪2に制動力が付与される際には、車軸中心に支点が設定され、ブレーキパッドとブレーキディスク6との摩擦面に力点が設定され、前輪2のタイヤ20の外周に作用点が設定されている。そのため、ブレーキディスク6において、車軸中心から径方向外側に離れた部分でディスクパッドを押圧すると、前輪2の回転を止める力が大きくなる。よって、高出力の自動二輪車1においては、低出力の自動二輪車に比べて、制動性能を高めるために前輪2に外径の大きいブレーキディスク6が取り付けられている。
エンジン12の駆動力は、クラッチ及び変速機13を経た後、車体左側に配置された動力伝達機構14を介して、後輪3に伝達される。動力伝達機構14は、変速機13の出力軸に固定された駆動スプロケット(図示せず)と、後輪3の車軸3aに固定された従動スプロケット14a(図4参照)と、駆動スプロケットと従動スプロケット14aとの間に巻き掛けられたチェーン14bとを有している。また、動力伝達機構14と同様に車体左側には、サイドスタンド15が配置されている。
さらに、自動二輪車1には、マフラー取付ブラケット17を介して、エンジン12の排気音を減少させるマフラー18が支持されている。本実施形態のように、過給機30を搭載しエンジン12の出力が大きい自動二輪車1においては、消音性能を高めることも要求され、そのためにマフラー18の大きさも大きくする必要がある。本実施形態では、マフラー18は、その後端部が後輪3と車幅方向において対向するように前後方向に延びており、また、マフラー18の上下方向寸法は後方にいくにつれて大きくなるように変化している。
図2は、図1の自動二輪車1の前輪2周辺を右側上方から見た斜視図である。図2に示すように、前輪2は、タイヤ20と、ホイール21と、エアバルブ22とを有している。ホイール21は、リム部21aと、ハブ部21bと、複数(本実施形態では、5本)のスポーク部21cとを含んでいる。リム部21a,ハブ部21b及び複数のスポーク部21cは、金属材料で一体に形成されている。これより、本実施形態の前輪2のホイール21は、ソリッドスポーク型である。
リム部21aは、筒状に形成されている。リム部21aには、タイヤ20が嵌まり込む溝が形成されている。また、リム部21aの内周面において、エアバルブ22が固定される箇所には径方向内方に突出するエアバルブ取付座面21aaが形成されている。エアバルブ取付座面21aaには、リム部21aの径方向に貫通する貫通孔21abが形成されており、エアバルブ22は当該貫通孔21abに嵌合されている。エアバルブ22を介してエアが注入されると、タイヤ20とリム部21aとで規定されたリング状の空間にエアが蓄えられる。タイヤ20とリム部21aとで規定された空間に適切な圧力のエアが蓄えられ、走行中に路面からの衝撃を受けたタイヤ20が変形することで、車軸2aに伝わる衝撃が適切に吸収される。
ハブ部21bは車輪の車軸に支持される部分であって、リム部21aよりも小径の筒状に形成されている。前輪2側の車軸2aは、ハブ部21bの車軸支持部分に固定される。したがって、前輪2側のハブ部21bは、前輪2の車軸2aに回転可能に支持されている。
スポーク部21cは、リム部21aとハブ部21bとを連結している。本実施形態では、スポーク部21cは、リム部21aから径方向に延びてハブ部21bに接続されている。スポーク部21cは、リム部21aの周方向に間隔をあけて複数配置され、リム部21aの軸線方向に貫通する空間が形成されている。スポーク部21cは、車軸方向に関して、リム部21aの寸法よりも小さい寸法を有している。
また、ハブ部21bには、一対のブレーキディスク6a,6bが締結部材(例えば、ボルトとナット)を介して固定されている。即ち、前輪2には、車軸方向両側にブレーキディスク6が配置されている。なお、図2において、ハブ部21bの右側に固定されたブレーキディスク6aは、説明のために二点鎖線にて示している。ブレーキディスク6a,6bの外径が大きくなると、ブレーキパッドが収容されたブレーキキャリパー8がリム部21aの内周面の端縁に近づくように配置される。そのため、ブレーキキャリパー8をフロントフォーク5から取り外す際にブレーキキャリパー8がホイール21のリム部21aと干渉しないように、ブレーキディスク6a,6bとリム部21aとの間の車軸方向寸法も大きく設定されている。
リム部21aには、エアバルブ22が固定されている。エアバルブ22は、ブレーキディスク6aに対して車軸方向内側に配置されている。また、エアバルブ22は、側面視において、ブレーキディスク6とリム部21aとの間から露出している(図1参照)。本実施形態では、エアバルブ22は、金属材料(例えば、アルミ合金)により形成されたベンドタイプのバルブである。
ベンドタイプのエアバルブ22は、エアバルブ取付座面21aaに形成された貫通孔21abに嵌合される基部22aと、当該基部22aから折り曲げられるように突出する突出部22bとを有して、L字状に形成されている。エアバルブ22の基部22aは、車軸中心に向かってリム部21aの径方向に延びている。エアバルブ22の基部22aの外周にはネジ溝が設けられており、エアバルブ22をリム部21aのエアバルブ取付座面21aaに固定する際、当該基部のネジ溝にナットを螺合させることでエアバルブ22がリム部21aに固定される。エアバルブ22をリム部21aに固定するナットは、タイヤ20の内部空間(リム部21aの外周面)に配置されており、外部からは視認できない。また、エアバルブ22をリム部21aに固定する際、エアバルブ22とリム部21aのエアバルブ取付座面21aaとの間に金属製のシール部材が介在している。金属製のシール部材は、締結部材(例えば、ネジ)によって、エアバルブ22及びエアバルブ取付座面21aaに密着するように固定される。
突出部22bは、リム部21aの径方向に対して傾斜して延びている。突出部22bの先端には、タイヤ20の内部空間へエアを注入するため注入口22cが形成されている。注入口22cには、エア以外の気体が注入されてもよい。例えば、水分が除去された気体若しくは窒素が注入されてもよい。
注入口22cの軸線Pは、突出部22bの軸線と同軸に延びている。本実施形態では、前輪2において、エアバルブ22が車軸2aに対して前方に位置した場合に、注入口22cが上方を向くように配置されている。タイヤ20へのエア注入時、作業者はエア注入装置のノズルを注入口22cの軸線方向に沿って近づけて、エアバルブ22の注入口22cに差し込む。ここで、作業者とは、自動二輪車1の運転者、同乗者に加えて、自動二輪車1を整備する整備者を総称した者をいう。一般的に、自動二輪車のタイヤへのエア注入時には、主に自動車用のエア注入装置が用いられ、当該エア注入装置のホース先端部は金属製で棒状のノズルである場合が多い。
エアバルブ22の注入口22cの軸線Pは、リム部21aの軸線方向に関してリム部21aから右側(ブレーキディスク6a側)に遠ざかるにつれて、リム部21aの周方向一方(本実施例では、直進走行時におけるリム部21aの回転方向と反対となる周方向)に進むように傾斜配置されている。即ち、エアバルブ22は、リム部21aの周方向及びリム部21aの周方向に直交する幅方向に対してそれぞれ傾斜している。ここで、リム部21aの回転方向とは、直進走行時におけるリム部21aが回転する周方向をいう。本実施形態において、リム部21aの軸線方向とは、ハブ部21bが設けられるリム部21aの中心を通り、車軸方向と平行に延びている方向をいう。また、リム部21aの周方向に直交する幅方向とは、車軸方向と平行でリム部21aの内周面の幅方向をいう。
図3は、図1の自動二輪車1の前輪2からタイヤ20を取り外した状態のエアバルブ22周辺をリム部21aの径方向内方から見た平面図である。図3に示すように、注入口22cの軸線Pがリム部21aの周方向一方に傾斜する角度θは、45度である。言い換えると、エアバルブ取付座面21aaに形成された貫通孔21abの軸線に垂直な平面において、注入口22cの軸線Pは車軸2aに平行な仮想線L1に対して角度θだけ傾斜しており、例えば、当該角度θは45度である。なお、エアバルブ22において、注入口22cの軸線Pが傾斜する角度θは、エアバルブ22をリム部21aに固定する際に任意に調整可能である。
上述の通り、本実施形態では、自動二輪車1は、車体の車幅方向一方(本実施形態では、左側)にサイドスタンド15を備えている。サイドスタンド15の利用時、自動二輪車1は、自立駐車状態で車幅方向一方(本実施形態では、左側)に傾斜する。ここで、車軸2aが車体前後中心線に垂直な状態で、エアバルブ22の注入口22cの軸線Pが、リム部21aからサイドスタンド15と反対側(本実施形態では、右側)に突出している。
また、自動二輪車1は、車体の車幅方向一方(本実施形態では、左側)において、動力伝達機構14を介してエンジン12からの駆動力が後輪3に伝達するが、エアバルブ22の注入口22cの軸線Pは、リム部21aから動力伝達機構14と反対側(本実施形態では、右側)に突出している。
また、エアバルブ22の突出部22bは、リム部21aの内周面に対して径方向内方に傾いた状態で基部から延びているため、注入口22cの軸線Pは、リム部21aの軸線方向に関してリム部21aから遠ざかるにつれて、径方向内方に傾いている(図2参照)。具体的には、注入口22cは、リム部21aのエアバルブ取付座面21aaを含む仮想平面に対して径方向内方に傾斜する角度αは、10度である。
図4は、エアバルブ22周辺を注入口22cの軸線方向(図2に示すIII方向)から見た斜視図である。図4に示すように、上述の通り、本実施形態では、注入口22cの軸線Pは、に傾斜配置されている。そのため、エアバルブの注入口がリム部の周方向に直交する幅方向を向いている構成と比較して、注入口22cの軸線Pに垂直な平面に関して、注入口22cの軸線Pとブレーキディスク6aの周縁とを結ぶ距離Sを離すことができる。これにより、タイヤ20へのエア注入時に外部から、ノズルを注入口に接続するためのスペースが確保されやすくなる。
図5は、自動二輪車1の図1の自動二輪車1の後輪3周辺を右側上方から見た斜視図である。図5に示すように、後輪3の車軸3aにおいて、車体左側には従動スプロケット14aが固定されており、車体右側にはブレーキディスク16が固定されている。また、後輪3の車軸3aには、前輪2と同様に、ハブ部が支持されている。後輪3側の車軸3aは、ハブ部の車軸支持部分に対して回転可能に支持されている。したがって、後輪3側のハブ部は、後輪3の車軸3aに固定される。後輪3において、ホイール21及びエアバルブ22の構造、配置は前輪2と同様であり、本実施形態の自動二輪車1では、前輪2及び後輪3の双方において、エアバルブ22の注入口22cの軸線Pが、リム部21aの軸線方向に関してリム部21aから遠ざかるにつれて、リム部21aの周方向一方に進むように傾斜配置されている。
また、後輪3の車軸3aは、スイングアーム11の後端部により支持されている。本実施形態では、スイングアーム11は、前側フレーム10との接続箇所から車体後部の車軸3aの車幅方向両側に向けて、前後方向に延びる一対のアーム部材11a,11bを有している。これにより、後輪3の車軸3aは、スイングアーム11により両持ち支持される。後輪3の車軸3aに取り付けられるブレーキディスク16の外径は、前輪2の車軸2aに固定されるブレーキディスク6の外径よりも小さいが、後輪3のタイヤ20へのエア注入時においても、作業性向上の点から、エア注入装置のノズルを注入口22cに接続するためのスペースは大きい方が好ましい。また、上述の通り、本実施形態では、自動二輪車1の消音性能を高めるために、マフラー18の大きさを大きくしており、その後端部が後輪3と対向している(図1参照)。したがって、後輪3に対しては、マフラー18が車軸方向に間隔をあけて配置されているため、マフラー18が後輪3に対しての車輪近接部品に相当する。
以上のように構成された鞍乗型車両の一例である自動二輪車1は、以下の効果を奏する。
自動二輪車1の制動性能を高めるために、前輪2に対して車軸方向に間隔をあけて配置されるブレーキディスク(車輪近接部品)6の外径を大きくすると、車軸2aに垂直な平面に関して、エアバルブ22とブレーキディスク6との間のスペースが小さくなる。本実施形態では、前輪2において、エアバルブ22の注入口22cの軸線Pが、ホイール21のリム部21aの軸線方向に関してリム部21aから遠ざかるにつれて、リム部21aの周方向一方に傾斜配置されることによって、ブレーキディスク6と前輪2との間において車軸方向に間隔が広がる分、注入口22cの軸線Pに垂直な平面に関して、エアバルブ22とブレーキディスク6との間のスペースが大きくなる。このことから、エア注入装置のノズルを注入口22cの軸線方向に近づけるにあたって、ブレーキディスク6との干渉を防いで、ノズルを注入口22cに接続し易くでき、タイヤ20にエアを注入する作業がし易くなる。
また、自動二輪車1の駐車時、タイヤ20にエアを注入する作業を行う際には、エア注入装置のノズルとブレーキディスク6との干渉を防ぐことにより、注入口22cに対する姿勢を調整しにくい金属製で棒状のノズルを用いても、注入口22cに差し込み易い。また、後輪3に対して車軸方向に間隔をあけて配置されるマフラー18の大きさを大きくすると、後輪3において、車軸3aに対するエアバルブ22の位置によって、マフラー18がエアバルブ22の近傍に配置されることがある。本実施形態では、後輪3においては、エアバルブ22が前輪2と同様の構造、配置となっているため、マフラー18と後輪3との間において車軸方向に間隔が広がる分、注入口22cの軸線Pに垂直な平面に関して、エアバルブ22とマフラー18との間のスペースが大きくなる。これにより、後輪3において、ノズルを注入口22cの軸線方向に近づけるにあたって、マフラー18との干渉を防ぐことができる。これにより、前輪2及び後輪3いずれにおいても、ノズルを注入口22cに接続し易くでき、タイヤ20にエアを注入する作業がし易くなる。
また、車輪である前輪2及び後輪3において、エアバルブ22の注入口22cの軸線Pが傾斜配置されることによって、エアバルブの注入口がリム部の周方向と平行に向いている構成及びリム部の周方向に直交する幅方向に向いている構成と比べて、車輪2,3と車輪近接部品6,18との間において車軸方向に間隔が広がる分、外部から注入口22cを視認し易くなる。
また、エアバルブ22から周方向一方のスポーク部21caまでの周方向距離が、エアバルブ22から周方向他方のスポーク部21cbまでの周方向距離よりも大きい位置にエアバルブ22が配置されていることによって、タイヤ20へのエア注入時に、エアバルブ22の注入口22cにエア注入装置のノズルを接続するためのスペースが確保され、当該ノズルがスポーク部21cと干渉するのを抑制でき、作業性をより向上することができる。
また、車軸2aが車体前後中心線に垂直な状態で、エアバルブ22の注入口22cの軸線Pが、リム部21aからサイドスタンド15と反対側(本実施形態では、右側)に突出していることによって、車体と地面とで囲まれた領域が広い側からエア注入装置のノズルをエアバルブ22に近づけやすく、当該ノズルを注入口22cに接続し易くすることができる。
また、エアバルブ22の注入口22cの軸線Pが、リム部21aから動力伝達機構14と反対側(本実施形態では、右側)に突出している。これにより、動力伝達機構14と反対側からエア注入装置のノズルをエアバルブ22に近づけやすく、当該ノズルを注入口22cに接続し易くすることができる。
また、エアバルブ22の注入口22cの軸線Pが、走行時、リム部21aの回転方向と反対方向に進むように傾斜して配置されていることによって、エアバルブ22を備える車輪が前輪2として用いられた場合に、エアバルブ22が車軸2aに対して前方に位置した状態で、エア注入装置のノズルを注入口22cに接続するにあたって、当該ノズルを注入口22cに対して上方から下方に近づけることになり、作業性を向上することができる。
エアバルブ22の注入口22cの軸線Pは、リム部21aの軸線方向に関してリム部21aから遠ざかるにつれて径方向内方に傾いていることによって、さらにエアバルブ22と他部品との干渉も防ぐことができる。
また、リム部21aのエアバルブ取付座面21aaに形成された貫通孔21abの軸線に垂直な平面において、エアバルブ22の注入口22cの軸線Pが、車軸2aに平行な仮想線L1に対して45度傾斜している。ここで、注入口22cの軸線Pが仮想線L1に対して傾斜する角度は、0度を超えて90度未満、好ましくは、30度以上60度以下が好ましく、更に45度が好ましい。エアバルブ22の注入口22cの軸線Pの傾斜角度が大きくなりすぎると、タイヤ20へのエア注入時にノズルとリム部21aとが干渉し、当該傾斜角度が小さすぎると、ノズルとブレーキディスク6とが干渉する。上述の通り、注入口22cの軸線Pの傾斜角度を設定することで、タイヤ20へのエア注入時に、ノズルがリム部21a又はブレーキディスク6と干渉するのを防ぐことができる。
前輪2において、エアバルブ22は、注入口22cの軸線Pとブレーキディスク6aの周縁とを結ぶ距離が離れる方向に傾斜していることによって、エア注入装置のノズルをエアバルブ22に接続するためのスペースが大きくなるため、当該ノズルを注入口22cに接続し易く、作業性を向上することができる。
また、エアバルブ22は、金属製のシール部材を介してリム部21aに固定されており、当該シール部材が締結部材を介してエアバルブ22及びリム部21aに対して密着するように固定されている。これにより、車輪2,3の高速回転時において、エアバルブ22にリム部21aから離れる向きに遠心力が作用しても、締結部材によりエアバルブ22及びリム部21aに対するシール部材の密着が維持され、エアバルブ22とリム部21aとの間からエアが漏れることを防止できる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲でその構成を変更、追加又は削除することができる。前述の実施形態では、前輪2及び後輪3の両方で、エアバルブ22が傾斜配置されていたが、いずれか一方の車輪のエアバルブ22が傾斜配置されていてもよい。即ち、駆動輪と従動輪のいずれか一方のエアバルブが傾斜配置されてもよい。また、前述の実施形態では、車輪2,3のホイール21はそれぞれ、ソリッドスポーク型であったが、ワイヤにより連結されるワイヤースポーク型であってもよく、車輪2,3はホイール21のスポーク部の構造には限定されない。
前述の実施形態では、後輪3の車軸3aが一対のスイングアーム11に両持ち支持される実施例を開示したが、1つのスイングアーム11に片持ち支持されていてもよい。後輪の車軸がスイングアームに片持ち支持される構成の場合、エアバルブの注入口の軸線は、スイングアーム側とは反対側に傾斜させるのが好ましい。また、後輪3側のハブ部21bは、前輪2側のハブ部21bと同様に、後輪3の車軸3aに対して回転可能に支持されてもよい。
また、前述の実施形態では、後輪3において、前輪2と同様にエアバルブ22が車軸3aに対して前方に位置した場合に、注入口22cが上方を向くように位置しているが、後輪3に関しては、エアバルブ22が車軸3aに対して後方に位置した場合に注入口22cが上方を向いていてもよい。また、前輪2のエアバルブ22は、リム部21aの回転方向と反対側に傾斜配置し、後輪3のエアバルブ22は、リム部21aの回転方向に傾斜配置していてもよい。後輪3のエアバルブ22が回転方向に傾斜配置することで、後輪3に関してもノズルを注入口22cに対して上方から下方に近づけることになり、作業性を向上することができる。また、前述の実施形態では、注入口22cの軸線Pがリム部21aからリム部21aの軸線方向に遠ざかるにつれて、リム部21aの回転方向と反対側となる周方向に進んでいたが、これに限られない。即ち、注入口22cの軸線Pがリム部21aからリム部21aの軸線方向に遠ざかるにつれて、リム部21aの回転方向となる周方向に進む構造であってもよい。
また、前述の実施形態では、過給機30が搭載されて、制動性能が要求されるエンジン出力が大きい自動二輪車1を例に説明したが、過給機は搭載されていなくてもよく、比較的にエンジン出力が小さい自動二輪車であってもよい。エンジン出力が小さい自動二輪車1に本発明を適用することで、メンテナンス性を向上することができるという効果を達成することができる。また、自動二輪車1は、原動機として電気モータを搭載した電動車両であってもよい。更に、自動二輪車1は、ロードスポーツタイプ、アメリカンタイプ等いずれのカテゴリーであってもよいし、スクータータイプであってもよい。そして、鞍乗型車両は自動二輪車1に限らず、例えば、ATV(All Terrain Vehicle:不整地走行車両)あるいは小型運搬車等であってもよい。好ましくは、エア注入装置のノズルをエアバルブの注入口に挿入する際に、障害となりやすいブレーキディスクを備える車両が好ましい。また、車輪2,3のタイヤ20は、チューブ入りタイヤあるいはチューブレスタイヤのいずれであってもよい。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
2 前輪(車輪)
3 後輪(車輪)
6 ブレーキディスク(車輪近接部品)
18 マフラー(車輪近接部品)
20 タイヤ
21 ホイール
21a リム部
21b ハブ部
21c スポーク部
22 エアバルブ
22c 注入口

Claims (7)

  1. タイヤが取り付けられるリム部を含むホイールと、前記リム部に固定されて前記タイヤの内部空間へエアを注入するため注入口が形成されるエアバルブと、を有し、前記注入口の軸線が、前記リム部の軸線方向に関して前記リム部から遠ざかるにつれて、前記リム部の周方向一方に進むように傾斜配置される車輪と、
    前記車輪に対して、前記リム部の軸線方向に間隔をあけて配置される車輪近接部品と、を備える、鞍乗型車両。
  2. 前記ホイールは、車軸に取り付けられるハブ部と、前記リム部と前記ハブ部とを接続する複数のスポーク部とを更に含み、
    前記エアバルブは、前記リム部の周方向に関して、2つの前記スポーク部の周方向間の位置であって、前記エアバルブから前記周方向一方のスポーク部までの周方向距離が、前記エアバルブから前記周方向他方のスポーク部までの周方向距離よりも大きい位置に配置される、請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 自立駐車状態で、前記リム部の軸線方向一方に傾斜する鞍乗型車両であって、
    前記注入口の軸線が、前記リム部から前記リム部の軸線方向他方に突出する、請求項1又は2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記リム部の軸線方向一方から前記車輪に駆動力が伝達され、
    前記注入口の軸線が、前記リム部から前記リム部の軸線方向他方に突出する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記注入口の軸線が、前記リム部の軸線方向に関して、前記リム部から遠ざかるにつれて、前記リム部の回転方向と反対方向に進むように傾斜配置される、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記注入口の軸線は、前記リム部の軸線方向に関して前記リム部から遠ざかるにつれて、径方向内方に傾いている、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  7. タイヤが取り付けられるリム部を含むホイールと、前記リム部に固定されて前記タイヤの内部空間へエアを注入するため注入口が形成されるエアバルブと、を備え、
    前記注入口の軸線が、前記リム部の軸線方向に関して前記リム部から遠ざかるにつれて、前記リム部の周方向一方に進むように傾斜配置される、車輪。
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