JP2016119981A - 脈波測定装置及び脈波測定方法 - Google Patents

脈波測定装置及び脈波測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】低消費電力化が可能で精度や感度を向上させることができる脈波測定装置及び脈波測定方法を提供する。
【解決手段】脈波測定装置1に備わる演算処理部14は、キャビティ内気圧と外気圧との差圧を求める差圧算出部15と、キャビティ内気圧を算出するキャビティ内気圧算出部16と、外気とキャビティ内部の間の空気流通モル数を算出する空気流通モル数算出部17と、キャビティ内空気モル数を算出する空気モル数算出部18と、キャビティ内体積を算出する体積算出部19と、皮膚の変位量を算出する変位算出部20と、を持つ。
【選択図】図2

Description

本発明は、人体の手首あるいは腕に装着して脈動による皮膚表面の微小な変位を高精度に測定する脈波測定装置及び脈波測定方法に関する。
脈波を測定する装置としては、手首に装着して光を手首に照射し、血管からの反射光の強度の変動を測定する装置や、血圧計のようにカフを腕に巻きつけて押圧し、カフ内の気圧変動を気圧センサで測定する装置が提案されている。たとえば特許文献1では、手首や手指に装着された装置が発光素子と受光素子を持ち、発光素子から光を手首に照射し、受光素子で反射光を受光することで、脈動による反射光強度の変動を測定して脈拍を得る技術が開示されている。また、特許文献2では、腕に巻きつけたカフ内の気圧を圧力センサで測定し、脈動によるカフ内気圧変動を測定して脈波を得る技術が開示されている。
特開2010−017602号公報 特開2004−223044号公報
しかしながら上述した従来の脈波測定装置及び方法には以下のような課題が有った。すなわち、光を照射して反射光を検出する構成の脈波計では発光による消費電力が大きくなり、長時間の使用が困難であった。また、このような脈波計では、装着位置が少しずれただけで検出光の強度が大きく変動してしまうため、測定の精度・安定性にも課題が有った。
そこで本発明の目的は、低消費電力化が可能で精度や感度を向上させることができる脈波測定装置及び脈波測定方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の第1の特徴は、皮膚の時間変位を算出することで脈波を測定する脈波測定装置であって、外部と連通し底面が可撓性を有するキャビティを有し、前記キャビティの底面を前記皮膚に接触させた状態で、前記キャビティの内気圧と外気圧との差圧に関する信号を出力する差圧センサと、前記差圧センサの出力に基づいて、前記皮膚の時間変位を算出する演算処理部と、を備え、前記演算処理部は、前記皮膚が脈動した際に、前記差圧センサの出力信号に基づいて、前記キャビティの内気圧と外気圧との差圧を算出する差圧算出部と、前記差圧算出部により算出した差圧と外気圧に基づいて、前記キャビティの内気圧を算出するキャビティ内気圧算出部と、前記差圧算出部により算出した差圧に基づいて、外部と前記キャビティとの間を流通する空気の流通モル数を算出する空気流通モル数算出部と、前記空気流通モル数算出部により算出した流通モル数に基づいて、前記キャビティ内の空気モル数を算出する空気モル数算出部と、前記空気モル数算出部により算出した空気モル数と前記キャビティ内気圧算出部により算出したキャビティの内気圧に基づいて、前記キャビティ内の体積を算出する体積算出部と、前記体積算出部により算出したキャビティ内の体積に基づいて前記皮膚の時間変位を算出する変位算出部と、を備えるである。
当該発明によると、低消費電力化、精度向上、感度向上が可能な脈波測定装置を提供することができる。
また、本発明の第2の特徴は、前記演算処理部は、前記差圧の大きさに応じた前記空気の流通モル数を予め記憶する流通モル数データベース部を有し、前記空気流通モル数算出部は、前記流通モル数データベース部より、前記差圧算出部により算出した前記差圧の大きさに応じた前記空気流通モル数を抽出することである。
当該発明によると、差圧算出部により差圧を算出した後で、空気流通モル数を繰り返し算出する必要が無く、より短時間で空気流通モル数を得ることができるため、より高速な演算処理が可能となる。
また、本発明の第3の特徴は、前記流通モル数データベース部は、予め、前記キャビティの両端での圧力差と空気の流通量との関係性を数値計算で求め、当該関係性と前記差圧に基づいて、前記空気流通モル数を算出することで生成されたものであることである。
当該発明によると、大量の計算を必要とする数値計算を予め行っておいてデータベースとしておくことで、脈波測定時には短時間で演算処理ができる。
また、本発明の第4の特徴は、前記空気の温度情報を取得する気温取得部を有し、前記空気モル数算出部は、前記温度情報と前記流通モル数に基づいて前記キャビティ内の空気モル数を算出することである。
当該発明によると、空気の温度が高速に変動する場合であっても、常に正確な温度を用いて空気モル数を算出するため、より正確で高精度な脈波測定装置とすることができる。
また、本発明の第5の特徴は、前記外気圧を取得する外気圧取得部を有することである。
当該発明によると、外気圧が高速に変動する場合であっても、常に正確な外気圧を用いてキャビティ内の圧力を算出するため、より正確で高精度な脈波測定装置とすることができる。
また、本発明の第6の特徴は、前記キャビティの側壁の歪みによる変位量を検出する歪み検出部を有し、前記体積算出部は、前記歪み検出部の検出する変位量を用いて前記キャビティ内の体積を算出することである。
当該発明によると、キャビティ内壁が高速に変動する場合であっても、常に正確なキャビティ断面積を算出するため、より正確で高精度な脈波測定装置とすることができる。
また、本発明の第7の特徴は、前記差圧センサは、前記キャビティの上部を塞ぐように設けられ、前記キャビティの内気圧と外気圧との差圧に応じて撓み変形するカンチレバーと、前記カンチレバーの撓み変形に応じた変位を測定する変位測定部と、を有することである。
当該発明によると、皮膚表面のわずかな変位による圧力変動も高感度で検出することで、より正確で高感度な脈波測定装置とすることができる。
また、本発明の第8の特徴は、前記キャビティは、側壁を覆い上下に亘って貫通孔を有する枠体状のセンサフレームと、前記底面に接触させた状態で当該底面を覆う前記皮膚と、により形成されることである。
当該発明によると、皮膚表面のわずかな変位をキャビティ内気圧の変動として検出するため、より高感度な脈波測定装置とすることができる。
また、本発明の第9の特徴は、皮膚の時間変位を算出することで脈波を測定する脈波測定方法であって、 外部と連通し底面が可撓性を有するキャビティを有し、キャビティの底面を皮膚に接触させた状態で、キャビティの内気圧と外気圧との差圧に関する差圧出力信号を出力する差圧出力ステップと、皮膚が脈動した際に、出力された差圧出力信号に基づいて、キャビティの内気圧と外気圧との差圧を算出する差圧算出ステップと、算出された差圧と外気圧に基づいて、キャビティの内気圧を算出するキャビティ内気圧算出ステップと、算出された差圧に基づいて、外部とキャビティとの間を流通する空気の流通モル数を算出する空気流通モル数算出ステップと、算出した流通モル数に基づいて、キャビティ内の空気モル数を算出する空気モル数算出ステップと、算出した空気モル数とキャビティの内気圧に基づいて、キャビティ内の体積を算出する体積算出ステップと、算出したキャビティ内の体積に基づいて皮膚の変位量を算出する変位算出ステップと、を有することである。
当該発明によると、低消費電力化、精度向上、感度向上が可能な脈波測定方法を提供することができる。
また、本発明の第10の特徴は、少なくとも前記差圧出力ステップと、キャビティ内気圧算出ステップと、空気流通モル数算出ステップと、空気モル数算出ステップと、体積算出ステップと、変位算出ステップと、を繰り返し実行する繰り返し処理ステップを有することである。
当該発明によると、所定の時間のあいだ自動的に脈波を測定することができる。
また、本発明の第11の特徴は、繰り返し処理ステップは、設定した所定時間毎に実行することである。
当該発明によると、必要とされる精度を実現しつつ最短時間での演算処理が可能である。
また、本発明の第12の特徴は、差圧算出ステップは、差圧出力ステップにて出力される所定時間毎の差圧出力信号の各々を記憶装置に格納し、格納した差圧出力信号に基づいて、所定時間毎の差圧を求めることである。
当該発明によると、一度に処理できない大量のデータが発生した場合でも演算処理を行うことができる。
また、本発明の第13の特徴は、差圧算出ステップは、差圧出力ステップにて出力される差圧出力信号が所定時間の間、予め定めた信号強度の基準値よりも低い状態が継続した後に実行されることである。
当該発明によると、適切な初期状態を自動的に選択してより正確な脈波測定ができる。
したがって、本発明は、小型低消費電力で高精度高感度な脈波測定装置及び脈波測定方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る脈波測定装置1の概略構成を示す模式図である。 図1の脈波測定装置1のブロック図である。 図1に示す差圧センサ5の断面図を示す。 本発明の第1の実施形態にかかる脈波測定装置の機能の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態にかかる「差圧と空気流入量の参照テーブル」である。 本発明の第2の実施形態に係る脈波測定装置41の構成を示す。 本発明の第3の実施形態にかかる脈波測定装置51の機能の流れを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態にかかる脈波測定装置61の機能の流れを示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態にかかる脈波測定装置71の機能の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る脈波測定装置及び脈波測定方法の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
(全体構成)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る脈波測定装置1の構成を示す。本実施形態では脈波測定装置1は腕時計に類似した形態からなり、装置本体3と、装置本体3の側面に固定されたバンド2と、により構成される。
バンド2は、例えば、環状の弾性材等により構成され、装置本体3をユーザの皮膚4に密着するように装着させる。
装置本体3は、その下部(皮膚4側)に差圧センサ5を持つ。差圧センサ5は、下部が皮膚4に密着し、上部は開口6を介して外気と連通している。当該差圧センサ5の構造については、後段で詳述する。また、装置本体3は、その内部に後述する種々の機能を持つ素子が搭載された制御基板7を持つ。
図2は脈波測定装置1のブロック図を示す。脈波測定装置1は、差圧センサ5の他に、制御基板7に相当する、制御部11と、電源12と、記憶部13と、演算処理部14と、を有する。
制御部11は、例えば、CPUやROM等を含んで構成され、装置本体3の全体の駆動を統括的に制御する。
電源12は、例えば、乾電池などの各種の1次電池やバッテリーなどの2次電池などの電力源であり、装置本体3に備わる各部に対して電力を供給する。
記憶部13は、例えば、各種の不揮発性メモリ等で構成され、制御部11にて実行される駆動プログラムや各種のデータ、後述する参照テーブルを記憶する。
演算処理部14は、差圧センサ5の出力に基づいて差圧を算出する差圧算出部15と、後述の差圧センサ5に備わるキャビティ内部の気圧を算出するキャビティ内気圧算出部16と、上記キャビティに流通する空気のモル数を算出する空気流通モル数算出部17と、上記キャビティ内の空気のモル数を算出する空気モル数算出部18と、上記キャビティの体積を算出する体積算出部19と、脈動による皮膚の変位を算出する変位算出部20と、を有する。なお、演算処理部14に備わる各部の機能については、後段の(変位算出フローについて)で詳述する。
(差圧センサの構成)
次いで、差圧センサ5の構成について説明する。図3は差圧センサ5の断面図を示し、(a)は初期状態を表す時刻T0における断面を、(b)は時刻T0以降で皮膚の脈動が生じた時刻T1における断面を、それぞれ示す。差圧センサ5は、例えば、上下に亘って貫通する貫通穴を有する上面視ロ字状のフレームであるセンサフレーム31と、センサフレーム31の上面を基端として片持ち梁状に突出したカンチレバー32と、を有する。当該差圧センサ5は、ユーザの皮膚のうち脈動によって変位する皮膚部分33に密着させることによって、センサフレーム31(側壁)と皮膚部分33(可撓性を有する底面)とで構成された空間であるキャビティ34を形成する。
なお、図示を略したが、ユーザの皮膚と離間した状態でキャビティ34の下部は必ずしも解放されている必要は無く、皮膚部分33に密着する可撓性の薄い膜をセンサフレーム31の下面に固着しておいてもよい。
ここで、キャビティ34内部の体積、圧力、空気のモル数をそれぞれV、Pin、N、とし、時刻T0とT1における値であることを示すためにそれぞれ、V(0)、Pin(0)、N(0)、V(1)、Pin(1)、N(1)、とする。
(差圧センサの構造と動作)
次に、図3を用いて差圧センサ5の具体的構造を説明する。差圧センサ5はセンサフレーム31に囲まれた貫通穴を持ち、その上部側の口の大部分はカンチレバー32によって覆われる。カンチレバー32はたとえば300nm程度の極めて薄いSiから成る略長方形の板状梁であり、センサフレーム31に一端が固定される。カンチレバー32は一辺がたとえば100ミクロン程度のサイズであり、その上下の気圧にわずかでも差があればその差圧によって撓む。カンチレバー32の固定端付近は上面近傍のみP(リン)などの不純物をドープすることでピエゾ抵抗として機能するので、顕著なピエゾ抵抗効果を発揮する。また、カンチレバー32の側面とセンサフレーム31の間は1ミクロン前後の微小なギャップとなっており、このギャップを介して外気とキャビティ34の間を空気が流通する。カンチレバー32は一端のみが固定されているため、全周囲を固定されるダイヤフラム型のセンサに比べ、わずかな力でも撓むことができ、高感度なセンサとして機能する。
ここで、図3(b)に示すように、時刻T1において皮膚部分33がその下部の動脈が脈動したことで下方へ変位したとする。すると、キャビティ内部の体積Vは増加し、気圧Pinは減少する。その結果、カンチレバー32は気圧Pinと外部の気圧との差圧により下部方向に撓む。すると、差圧センサ5は、カンチレバー32に作りこまれたピエゾ抵抗素子の電気抵抗値が変化するので、図示を略したブリッジ回路を介して、当該カンチレバー32の撓み量に対応した信号を出力する。
ここで、カンチレバー32の撓み量とキャビティ34内外の圧力差(差圧)の関係は、予め実測して「ピエゾ抵抗値と差圧の参照テーブル」として、記憶部13に記憶される。したがって、差圧算出部15は、差圧センサ5の出力信号と記憶部13の参照テーブルとにより差圧を算出できる。
さらに、キャビティ34内の圧力Pinが減少すると、外気からキャビティ34内へ空気が流入する。この際、当該空気の流入量をモル数で表した量をΔNとする。このように、皮膚部分33が変位すると、V、Pin、Nがすべて変化する。なお、差圧とΔNの関係は、脈波測定装置1に流量計を組み込んだ実験や、カンチレバー32の変位と空気流出入の関係を連成解析した計算機シミュレーションによって予め取得しておき、「差圧と空気流入量の参照テーブル」として、記憶部13に記憶される。
(変位算出フローについて)
次いで、本発明の第1の実施形態にかかる脈波測定装置1による皮膚部分33の変位算出の流れについて、図4に示す説明図(フローチャート)に沿って説明する。
まず、初期状態を表す時刻T0において、キャビティ34内の体積V(0)はセンサフレーム31の設計寸法から既知である。また、キャビティ34内の圧力Pin(0)は外気圧と同一である。そのため、空気モル数算出部18は、気体の状態方程式PV=NRKから、気温Kを用いればモル数N(0)=Pin(0)V(0)/RKが得られる(STEP1)。なお、気温Kや外気圧は、制御部11からの制御信号に基づき、脈波測定装置1と接続された又は脈波測定装置1内に備わる気温計(図示省略)や絶対圧測定用の圧力センサ(図示省略)により、演算処理部14(空気モル数算出部18)へ電気信号として伝送される。
次に、脈波測定装置1が変位の測定を開始した後、時刻T1において皮膚部分33が脈動によって変位してカンチレバー32が撓み、差圧センサ5よりピエゾ抵抗値に関する信号が演算処理部14に出力される(STEP2)。
次に、差圧算出部15は、記憶部13に記憶されている「ピエゾ抵抗値と差圧の参照テーブル」を参照して、ピエゾ抵抗値から差圧を算出する。また、キャビティ内気圧算出部16は、外気圧を一定と仮定し、外気圧から上記算出した差圧を減算してキャビティ34内の圧力Pin(1)を算出する(STEP3)。
次に、空気流通モル数算出部17は、記憶部13に記憶されている「差圧と空気流入量の参照テーブル」を参照して、STEP3にて算出した差圧から空気流入量ΔNを算出する(STEP4)。ここで、「差圧と空気流入量の参照テーブル」は、例えば図5に示すように、差圧ΔPの値(Pa)に応じた単位時間当たりの空気流入量Qの値(mol/sec)が、差圧ΔPの大きさに応じてテーブル化されたものである。
次に、空気モル数算出部18は、STEP4にて算出された空気流入量ΔNを時刻T0での空気モル数N(0)に加えることで、時刻T1におけるキャビティ34内部の空気モル数N(1)を算出する(STEP5)。
次に、体積算出部19は、STEP3にて算出したPin(1)とSTEP5にて算出したN(1)とを、再度気体の状態方程式に代入することで、キャビティ34内の体積V(1)を算出する(STEP6)。
次に、変位算出部20は、センサフレーム31自体は変形しないと仮定するとキャビティ34の断面積は変化しないので、体積の変化(V(1)―V(0))をキャビティ34の断面積で除算することで、皮膚部分33の変位を算出する(STEP7)。
そして、制御部11は、測定を継続するかどうかを判断して(STEP8)、継続すると判断した場合(STEP8;Y)、引き続き演算処理部14にステップ2以降の処理を繰り返し実行させ、継続しないと判断した場合(STEP8;N)、本処理を終了する。
なお、STEP4において、空気流通モル数算出部17は、上述の「差圧と空気流入量の参照テーブル」から空気流入量ΔNを算出する際に、単位時間当たりの空気流入量Qときざみ時間(T1−T0)を積算している。このきざみ時間は必要に応じて設定可能であり、短くすると計算量が多くなるが高精度な結果が得られ、長くすると精度は落ちるが短時間で計算できることから、状況に応じて最適な長さを設定する。
また、演算処理部14は、図4に示すフローチャートの処理手順に替えて、ピエゾ抵抗値の取得(STEP2)を先に所定時間のあいだ繰り返し実行し結果データを記憶部13に格納した後で、順次記憶部13からピエゾ抵抗値を読みだして上記STEP3以降の処理を行うようにしてもよい。また、演算処理部14は、ピエゾ抵抗値の取得(STEP2)を行った際に、取得したピエゾ抵抗値が所定値未満となる状態が所定時間継続していると判断した場合、その判断した時点を初期状態を表す時刻T0とし、STEP1以降の処理を実行することとしてもよい。
以上、本実施形態に係る脈波測定装置1によると、皮膚部分33が脈動によってわずかに変位したときに、それをカンチレバー32の撓みから発生するピエゾ抵抗値として取得し、外気とキャビティ34の間の空気の流出入量を考慮に入れた気体の状態方程式を解くことによって、皮膚部分33の変位を算出することができる。また、脈波測定装置1によると、一端のみが固定されたカンチレバー32を利用することにより、わずかな差圧でも大きく撓む高感度検出が可能となり、カンチレバー32とセンサフレーム31の間を介して空気が流出入する影響を考慮に入れながら皮膚部分33の変位を算出することで、高感度で正確なセンシングが実現できる。
(第2の実施形態)
次いで、本発明の第2実施形態に係る脈波測定装置41について、図6を用いて説明する。
図6は本発明の第2の実施形態に係る脈波測定装置41の構成を示す。本実施形態に係る脈波測定装置41は、ユーザの腕42に巻回されたカフ43と、空気チューブ44を介してカフ43に接続された差圧センサ45と、カフ43を押圧するポンプ47と、差圧センサ45及びポンプ47と接続された制御基板48と、を備える。当該脈波測定装置41は、ユーザの腕42にカフ43を巻きつけて押圧し、空気チューブ44によって接続された差圧センサ45によって、カフ43内の気圧変動を検出するように構成される(カフ43,空気チューブ44,差圧センサ45の内部空間を合せた空間がキャビティとして機能する)。
カフ43は、例えば、ユーザの腕42に巻回される袋状の部材であり、内部に空気が封入されることにより腕42を押圧できる。
空気チューブ44は、例えば、カフ43に対して空気を流入出させるための内部が空洞からなるチューブ状の部材である。
差圧センサ45は、センサフレーム31の底面に可撓性の薄膜が形成される以外、第1実施形態に係る差圧センサ5と同一構成からなり、開口46を介して外気に連通している。ポンプ47は、空気チューブ44を介してカフ43に空気を押し入れることでカフ43を押圧する。
制御基板48は、第1実施形態の制御基板7と同様に、制御部11と、電源12と、記憶部13と、演算処理部14と、を有する。ここで、演算処理部14による皮膚部分33の変位算出処理については第1実施形態と同一であるので説明を省略する。
本実施形態に係る脈波測定装置41においては、腕42をカフ43で押圧しながら変位を測定するために、腕42の内部にある血管の運動がカフ内壁の変位を強く引き起こすことができ、高感度な検出が可能となる。また、脈波測定装置41は、差圧センサ45が腕42とは別の場所に配置されているため(カフ43を除く脈波測定装置41が直接人体に装着される構造で無いため)、カフ43を除く脈波測定装置41が大型化してもユーザへの負担とならない。そのため、脈波測定装置41では、感度を向上されるためのカンチレバーの大型化などを比較的容易に実現できる。
(第3の実施形態)
次いで、本発明の第3の実施形態に係る脈波測定装置51について、図7を用いて説明する。
図7は、本発明の第3の実施形態にかかる脈波測定装置51による皮膚部分33の変位算出処理を説明するためのフローチャートである。なお、第1実施形態と同一の処理については同一の名称を付けて説明を省略する。ここで、脈波測定装置51による変位算出処理が第1実施形態における変位算出処理と相違するのは、気温が時間変動する場合であっても正確に脈波を測定できる点である。
まず、演算処理部14は、脈波測定装置1と接続された、又は脈波測定装置1内に備わる温度センサなどによって空気の気温K(0)を取得する(STEP11)。なお、初期状態においてはキャビティ34の体積V(0)はセンサフレーム31の設計で決まっていることと、キャビティ34内の圧力Pin(0)は外気圧と同一であるということは、第1実施形態と同一である。そのため、空気モル数算出部18は、これらV(0)、Pin(0)、K(0)を気体の状態方程式に代入してモル数N(0)を算出する(STEP12)。
この後、ピエゾ抵抗値取得(STEP13)からモル数更新(STEP16)までのステップは第1実施形態における変位算出処理と同一である。
次いで、演算処理部14は、時刻T(1)における気温K(1)を取得して(STEP17)。そして、体積算出部19は、そのK(1)を使って気体の状態方程式から体積V(1)を算出する(STEP18)。その後の処理は第1実施形態と同一である。
本実施形態に係る脈波測定装置51においては、測定中に気温が変動した場合でもそれを継続的に測定して温度を考慮に入れて処理を行うことにより、常に正確で高感度な脈波測定が可能になる。
(第4の実施形態)
次いで、本発明の第4の実施形態に係る脈波測定装置61について、図8を用いて説明する。
図8は、本発明の第4の実施形態にかかる脈波測定装置61による皮膚部分33の変位算出処理を説明するためのフローチャートである。なお、第1実施形態と同一の処理については同一の名称を付けて説明を省略する。ここで、脈波測定装置61による変位算出処理が第1実施形態における変位算出処理との相違するのは、外気圧が時間変動する場合であっても正確に脈波を測定できる点である。
まず、演算処理部14は、脈波測定装置61と接続された、又は脈波測定装置61内に備わる絶対圧を測定可能な圧力センサ(図示省略)などによって、外気圧を取得する(STEP21)。
そして、空気モル数算出部18は、初期状態においてキャビティ34内の圧力Pin(0)は外気圧と同一であるので、STEP21にて測定した外気圧をPin(0)として、モル数N(0)を算出する(STEP22)。
次いで、演算処理部14は、差圧センサ5よりピエゾ抵抗値を取得し(STEP23)、圧力センサにより時刻T(1)における外気圧を取得する(STEP24)。
そして、演算処理部14は、STEP24にて取得した外気圧と、STEP23にて取得したピエゾ抵抗値に基づいて算出される差圧から、キャビティ34内の圧力を更新してPin(1)とする(STEP25)。その後の処理は第1実施形態と同一である。
本実施形態に係る脈波測定装置61おいては、測定中に外気圧が変動した場合でもそれを継続的に測定して外気圧を考慮に入れて処理を行うことにより、常に正確で高感度な脈波測定が可能になる。
(第5の実施形態)
次いで、本発明の第5の実施形態に係る脈波測定装置71について、図9を用いて説明する。
図9は、本発明の第5の実施形態にかかる脈波測定装置71による皮膚部分33の変位算出処理を説明するためのフローチャートである。ここで、脈波測定装置71による変位算出処理が第1実施形態と同一の処理については同一の名称を付けて説明を省略する。ここで、脈波測定装置71による変位算出処理が第1実施形態における変位算出処理と相違するのは、キャビティ34の側壁が時間変位する場合であっても正確に脈波を測定できる点である。
まず、演算処理部14は、脈波測定装置71内に備わる歪センサ(図示省略)などによって、キャビティ34側壁(センサフレーム31の内周面)の変位情報を取得する(STEP31)。
そして、空気モル数算出部18は、この変位情報と、センサフレーム31の設計の両方を用いてキャビティ34の体積V(0)を算出し、それと外気圧とに基づいてキャビティ内のモル数N(0)を求める(STEP32)。その後の処理は、ピエゾ抵抗値取得(STEP33)から体積更新(STEP37)までは第1実施形態と同一である。
次いで、演算処理部14は、歪センサにより時刻T(1)における変位情報を取得し(STEP38)、最新のキャビティ断面積を用いて皮膚表面の変位量を算出する(STEP39)。その後の処理は第1実施形態と同一である。
本実施形態においては、測定中にキャビティ34側壁が変動した場合でもそれを継続的に測定して処理を行うことにより、常に正確で高感度な脈波測定が可能になる。
なお、第3の実施形態、第4の実施形態、第5の実施形態ではそれぞれ温度、外気圧、キャビティ34側壁、が変動する場合について説明したが、これらが同時に変動する場合も同様の扱いで対応可能である。
1,51,61,71 脈波測定装置
2 バンド
3 装置本体
4 皮膚
5 差圧センサ
6 開口
7 制御基板
11 制御部
12 電源
13 記憶部
14 演算処理部
15 差圧算出部
16 キャビティ内気圧算出部
17 空気流通モル数算出部
18 空気モル数算出部
19 体積算出部
20 変位算出部
31 センサフレーム
32 カンチレバー
33 皮膚部分
34 キャビティ
41 脈波測定装置
42 腕
43 カフ
44 空気チューブ
45 差圧センサ
46 開口
47 ポンプ
48 制御基板
V キャビティ34内部の体積
P キャビティ34内部の圧力
N キャビティ34内部の空気モル数
STEP1〜8 本発明の第1の実施形態に係る脈波の測定方法の各段階
STEP11〜20 本発明の第3の実施形態に係る脈波の測定方法の各段階
STEP21〜30 本発明の第4の実施形態に係る脈波の測定方法の各段階
STEP31〜40 本発明の第5の実施形態に係る脈波の測定方法の各段階

Claims (13)

  1. 皮膚の時間変位を算出することで脈波を測定する脈波測定装置であって、
    外部と連通し底面が可撓性を有するキャビティを有し、前記キャビティの底面を前記皮膚に接触させた状態で、前記キャビティの内気圧と外気圧との差圧に関する信号を出力する差圧センサと、
    前記差圧センサの出力に基づいて、前記皮膚の時間変位を算出する演算処理部と、
    を備え、
    前記演算処理部は、
    前記皮膚が脈動した際に、前記差圧センサの出力信号に基づいて、前記キャビティの内気圧と外気圧との差圧を算出する差圧算出部と、
    前記差圧算出部により算出した差圧と外気圧に基づいて、前記キャビティの内気圧を算出するキャビティ内気圧算出部と、
    前記差圧算出部により算出した差圧に基づいて、外部と前記キャビティとの間を流通する空気の流通モル数を算出する空気流通モル数算出部と、
    前記空気流通モル数算出部により算出した流通モル数に基づいて、前記キャビティ内の空気モル数を算出する空気モル数算出部と、
    前記空気モル数算出部により算出した空気モル数と前記キャビティ内気圧算出部により算出したキャビティの内気圧に基づいて、前記キャビティ内の体積を算出する体積算出部と、
    前記体積算出部により算出したキャビティ内の体積に基づいて前記皮膚の時間変位を算出する変位算出部と、を備えることを特徴とする脈波測定装置。
  2. 前記演算処理部は、前記差圧の大きさに応じた前記空気の流通モル数を予め記憶する流通モル数データベース部を有し、
    前記空気流通モル数算出部は、前記流通モル数データベース部より、前記差圧算出部により算出した前記差圧の大きさに応じた前記空気流通モル数を抽出することを特徴とする請求項1に記載の脈波測定装置。
  3. 前記流通モル数データベース部は、予め、前記キャビティの両端での圧力差と空気の流通量との関係性を数値計算で求め、当該関係性と前記差圧に基づいて、前記空気流通モル数を算出することで生成されたものであることを特徴とする請求項2に記載の脈波測定装置。
  4. 前記空気の温度情報を取得する気温取得部を有し、
    前記空気モル数算出部は、前記温度情報と前記流通モル数に基づいて前記キャビティ内の空気モル数を算出することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の脈波測定装置。
  5. 前記外気圧を取得する外気圧取得部を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の脈波測定装置。
  6. 前記キャビティの側壁の歪みによる変位量を検出する歪み検出部を有し、
    前記体積算出部は、前記歪み検出部の検出する変位量を用いて前記キャビティ内の体積を算出することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の脈波測定装置。
  7. 前記差圧センサは、
    前記キャビティの上部を塞ぐように設けられ、前記キャビティの内気圧と外気圧との差圧に応じて撓み変形するカンチレバーと、
    前記カンチレバーの撓み変形に応じた変位を測定する変位測定部と、
    を有することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の脈波測定装置。
  8. 前記キャビティは、側壁を覆い上下に亘って貫通孔を有する枠体状のセンサフレームと、前記底面に接触させた状態で当該底面を覆う前記皮膚と、により形成されることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の脈波測定装置。
  9. 皮膚の時間変位を算出することで脈波を測定する脈波測定方法であって、 外部と連通し底面が可撓性を有するキャビティを有し、前記キャビティの底面を前記皮膚に接触させた状態で、前記キャビティの内気圧と外気圧との差圧に関する差圧出力信号を出力する差圧出力ステップと、
    前記皮膚が脈動した際に、前記出力された差圧出力信号に基づいて、前記キャビティの内気圧と外気圧との差圧を算出する差圧算出ステップと、
    前記算出された差圧と外気圧に基づいて、前記キャビティの内気圧を算出するキャビティ内気圧算出ステップと、
    前記算出された差圧に基づいて、外部と前記キャビティとの間を流通する空気の流通モル数を算出する空気流通モル数算出ステップと、
    前記算出した流通モル数に基づいて、前記キャビティ内の空気モル数を算出する空気モル数算出ステップと、
    前記算出した空気モル数と前記キャビティの内気圧に基づいて、前記キャビティ内の体積を算出する体積算出ステップと、
    前記算出したキャビティ内の体積に基づいて前記皮膚の変位量を算出する変位算出ステップと、を有することを特徴とする脈波測定方法。
  10. 少なくとも前記差圧出力ステップと、前記キャビティ内気圧算出ステップと、前記空気流通モル数算出ステップと、前記空気モル数算出ステップと、前記体積算出ステップと、前記変位算出ステップと、を繰り返し実行する繰り返し処理ステップを有することを特徴とする請求項9に記載の脈波測定方法。
  11. 前記繰り返し処理ステップは、設定した所定時間毎に実行することを特徴とする請求項10に記載の脈波測定方法。
  12. 前記差圧算出ステップは、差圧出力ステップにて出力される所定時間毎の前記差圧出力信号の各々を記憶装置に格納し、格納した前記差圧出力信号に基づいて、前記所定時間毎の前記差圧を求めることを特徴とする請求項9に記載の脈波測定方法。
  13. 前記差圧算出ステップは、前記差圧出力ステップにて出力される前記差圧出力信号が所定時間の間、予め定めた信号強度の基準値よりも低い状態が継続した後に実行されることを特徴とする請求項12に記載の脈波測定方法。
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