JP2016117406A - シートクッションパッドの支持構造 - Google Patents

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和雄 戎本
Kazuo Ebimoto
和雄 戎本
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Abstract

【課題】簡単かつ安価な構成により、シートクッションのパッドの落ち込みを防止できるようにする。【解決手段】シートクッション4のシートクッションフレーム4aの前後にわたり架け渡され左右方向に並んで配列されてパッド4bを下支えする複数のS字ばね5を結合体8により結合し、結合体8の左右の両端部それぞれをパッドの左、右端部の下側にまで延長し、傾斜面をなすパッドの左右端部の下面に沿うように結合体8の延長部分8aを傾斜させる。これより、パッドの左右端部が落ち込んでも、S字ばね5の反発力により、結合体8の延長部分8aに沿ってパッド4bの左右端部持ち上げるように摺動させることができ、パッドを落ち込み前の状態に復元することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートのシートクッションを構成するパッドを支持するシートクッションパッドの支持構造に関する。
従来、自動車用シートのシートクッションにおいて、鋼線を連続するS字に成形されてなる複数のS字ばねが、シートクッションを構成するフレームの前後または左右に架け渡されて左右方向または前後方向に並んで配列され、これら各S字ばねによりシートクッションを構成する発泡ウレタン樹脂等のクッション材からなるパッドを下から支持することが行われている(特許文献1)。
さらに、シートクッションに着座した乗員の荷重により各S字ばねの間隔が広がることによって、各S字ばねの反発力によるパッドの支持力が弱まることがないよう、各S字ばねをスタビライザーと称される線状または平板状等の結合体により結合するのが一般的である。
特開2007−6942号公報(段落0015,0016および図2、図3参照)
ところで、コスト低減のためにS字ばねの個数を減らすことが行われているが、S字ばねの個数を減らすと、各S字ばねによるパッドの支持力が減少するため、パッドの端部に何らかの外力が加わったときにパッドの落ち込みが生じてパッドの端部が落ち込む前の元の状態に戻らないことがある。
このようなパッドの落ち込みを改善するために、図4、図5に示すように、シート51のシートクッションを構成するパッド52の外力がかかって落ち込みが生じやすい端部の下側に、該端部の下面に沿う樹脂製の傾斜板53を配設してシートクッションフレーム54にねじ55により固定し、パッド52が摺れることにより生じる異音を軽減するために、傾斜板53の上面にフェルト56を貼着することが考えられている。
しかし、このようなパッドの落ち込み改善対策では、フェルト56を貼り付けた傾斜板53を準備しなければならず、コストの上昇および組立工数の増加を招くという問題がある。
本発明は、簡単かつ安価な構成により、シートクッションのパッドの落ち込みを防止できるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のシートクッションパッドの支持構造は、車両用シートのシートクッションを構成するパッドを支持するシートクッションパッドの支持構造において、前記シートクッションを構成するフレームの前後にわたり架け渡され左右方向に並んで配列されて前記パッドを下支えする複数のばねと、前記各ばねに結合され、左右の両端それぞれが前記パッドの左、右端部の下側にまで延長された延長部分を有する結合体とを備え、前記パッドの左、右端部が端に向かうに連れて肉薄に形成されて前記パッドの左、右端部の下面が傾斜面をなし、前記結合体の前記延長部分が前記パッドの前記傾斜面に沿うように傾斜していることを特徴としている(請求項1)。
請求項1に係る発明によれば、シートクッションを構成するフレームの前後にわたり架け渡され左右方向に並んで配列されてパッドを下支えする複数のばねを結合体により結合し、結合体の左右の両端部それぞれをパッドの左、右端部の下側にまで延長し、傾斜面をなすパッドの左右端部の下面に沿うように結合体の延長部分を傾斜させたため、パッドの左右端部が落ち込んでも、ばねの反発力により、結合体の延長部分に沿ってパッドの左右端部を摺動させてパッドを引上げて落ち込み前の状態に復元することができ、簡単かつ安価な構成により、シートクッションのパッドの落ち込みを防止することが可能になる。
本発明に係るシートクッションパッドの支持構造の一実施形態におけるシートの斜視図である。 図1のX−X線における断面図である。 図2の一部の斜視図である。 従来のシートの斜視図である。 図4の一部の断面図である。
本発明に係るシートクッションパッドの支持構造の一実施形態について、図1ないし図3を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態でいう前後、左右とはシートに着座した状態で見た前後、左右を意味する。
図1に示すように、シート1のシートバック2には、それぞれ連続したS字を成すように形成された複数のS字ばね3がシートバックフレーム2aの左右にわたって架け渡され、シート1のシートクッション4にも、同様に連続したS字を成すように形成された複数のS字ばね5がシートクッションフレーム4aの前後にわたり架け渡されて左右方向に並んで配列されている。ここで、シートクッションフレーム4aには、図2に示すように、発泡ウレタン樹脂等のクッション材からなるパッド4bが載置される。
そして、シートクッション4に着座した乗員の荷重により各S字ばね5の間隔が広がることによって、各S字ばね5の反発力によるパッド4bの支持力が弱まることがないよう、鋼線等の線状材の結合体(スタビライザー)8が各S字ばね5それぞれの後端部に結合され、さらにこの結合体8の左右の両端それぞれがパッド4bの左、右端部の下側にまで延長されている。
このとき、図2に示すように、パッド4bの左、右端部は、端に向かうに連れて肉薄に形成されているため、パッド4bの左、右端部の下面は傾斜面をなしており、図3に示すように、結合体8の左右の両端部の延長部分8aもパッド4bの傾斜面に沿うように傾斜して形成されている。
このように、傾斜面をなすパッド4bの左右端部の下面に沿うように結合体8の延長部分8aが傾斜しているため、パッド4bの左右端部が落ち込んでも、S字ばね5の反発力(復元力)により、結合体8の延長部分8aに沿ってパッド4bの左右端部が摺動し、パッド4bが引上げられ、パッド4bの落ち込み状態が復元される。
したがって、上記した実施形態によれば、シートクッションフレーム4aの前後にわたり架け渡され左右方向に並んで配列されてパッド4bを下支えする複数のS字ばね5を結合体8により結合し、結合体8の左右の両端部それぞれをパッドの左、右端部の下側にまで延長し、傾斜面をなすパッド4bの左右端部の下面に沿うように結合体8の延長部分8aを傾斜させることにより、パッド4bの左右端部が落ち込んでも、S字ばね5の反発力により、結合体8の延長部分8aに沿ってパッド4bの左右端部持ち上げるように摺動させることができ、パッド4bを落ち込み前の状態に復元することが可能になり、簡単かつ安価な構成により、シートクッション4のパッド4bの落ち込みを未然に防止することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
例えば、上記した実施形態では、結合体(スタビライザー)8を線状材とし、延長部分8aはパッド4bが摺動し易いように幅広に形成した例について説明したが、結合体8は長尺平板状に形成してもよい。
また、上記した実施形態では、各S字ばね5の後端部を1つの結合体8により結合した例を説明したが、このような結合体8を複数設けてもよい。さらに、S字ばね5以外にコ字状等のばねによりパッド4bを下支えする場合であっても、本発明を同様に実施することができる。
1 …シート
4 …シートクッション
4a …シートクッションフレーム
4b …パッド
5 …S字ばね
8 …結合体
8a …延長部分

Claims (1)

  1. 車両用シートのシートクッションを構成するパッドを支持するシートクッションパッドの支持構造において、
    前記シートクッションを構成するフレームの前後にわたり架け渡され左右方向に並んで配列されて前記パッドを下支えする複数のばねと、
    前記各ばねに結合され、左右の両端それぞれが前記パッドの左、右端部の下側にまで延長された延長部分を有する結合体とを備え、
    前記パッドの左、右端部が端に向かうに連れて肉薄に形成されて前記パッドの左、右端部の下面が傾斜面をなし、前記結合体の前記延長部分が前記パッドの前記傾斜面に沿うように傾斜していることを特徴とするシートクッションパッドの支持構造。
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