JP2016117089A - 扁平状多穴管成形用押出しダイス - Google Patents

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Abstract

【課題】厚肉部を有する扁平状多穴管の厚肉部にヒケなど生じることなく安定した形状に成形可能とする扁平状多穴管成形用押出しダイスを提供する。【解決手段】押出しダイス10は、上流側から送られるメタルを下流側に押出して扁平状多穴管の中空部の内側形状および厚肉部を成形するオス型20と、オス型20を保持しかつ多穴管の外側形状を成形するメス型30とを備え、オス型20は、メタル導入開口部21Aを有する本体部31と、メタル導入開口部21Aを分割するブリッジ部22,22とを備え、ブリッジ部22,22の対向する相互間に各中空部を成形する中空部成形用ベアリング部23および当該中空部成形用ベアリング部23相互間に設けられた仕切り壁成形用メタル導入溝22Aを備え、かつ厚肉部を成形する厚肉部成形用ベアリング部24が、仕切り壁成形用メタル導入溝22Aを介して中空部成形用ベアリング部23と隣接して備えられている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の中空部と厚肉部とを有する扁平状多穴管を成形する際に用いると好適な扁平状多穴管成形用押出しダイスに関する。
一般にアルミニウム合金等の押出し加工は、断面形状の自由度が高く、押出し成形される扁平状多穴管を得るのに優れているため、現在では広く採用されている。
例えば、各種の電気機器や自動車等の機械部品を製造するに際しては、アルミニウム等各種金属による押出し加工が用いられている。
このうち、特にカーエアコン用エバポレーター、コンデンサー、ラジエーター等の熱交換器に用いられるアルミニウム製熱交換器用の扁平状多穴管を製造するにあたっては、素材であるアルミニウムの熱伝導性が高く、且つ加工が容易であることから、上記押出し加工が広く利用されている。
扁平状多穴管を成形するための従来の押出しダイスの一例として、押出し加工用ダイスが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示された押出し加工用ダイスは、オスダイスとメスダイスとを備えて構成され、オスダイスの先端に形成された櫛歯状突起部を、メスダイスに形成されている貫通穴に挿入し、押出素材であるビレットを送り込んで、図18に示すような、偏平多穴チューブ3(扁平状多穴管)を成形するような構成となっている。
そして、この偏平多穴チューブ3は、並列状態で複数の中空部3Cが形成された形状となっている。
上述したアルミニウム製偏平多穴チューブ3は熱伝導率に優れていることから、冷媒を流通させることで熱交換器用として重宝されている。
ところで、前記特許文献1に開示されたような扁平状多穴管を発熱する部品等の所定の位置に設置するには、いわゆるロウ付けで行うことが多い。しかし、このロウ付けの技術はある程度の熟練が必要であり、特に、扁平状多穴管がアルミニウム製の場合、扁平状多穴管の外周壁や仕切り壁が薄いため細心の注意が必要となる。そのため、取付けに多くの時間も掛かることになり、取付け作業の効率が悪いという問題が生じている。
そこで、扁平状多穴管をビス止めで取付けることができるような構成が考えられる。
ところが、特許文献1に開示された扁平状多穴管では、薄板で仕切られた中空部が並列状に並んでいるため、ビスで発熱する部品等の所定位置に止めた場合、扁平状多穴管の外周壁をビスが突き破ってしまい、そこから冷媒等が入り込み、発熱する部品等に滲みこんでしまう、という大きな問題が生じる。そのため、扁平状多穴管をビス止めで取付けることができない。
扁平状多穴管をビス止めで取付けるには、複数の中空部のうち、例えば、一つの中空部を塞いだ状態とし、つまり、その部分を厚肉部とすると共に、その厚肉部をビス止めのために用いる構成とすればよい。
そして、扁平状多穴管に厚肉部を形成する構造として、例えば、図15〜17に示すような構成の押出ダイス110とすることができる。
すなわち、押出しダイス110を構成するオス型120とメス型130とのうち、オス型120には、メタルを導入するメタル中央導入開口部121Bおよびメタル外側導入開口部121Cからなるメタル導入開口部121Aを有する本体部121と、この本体部121に設けられた2個のブリッジ部122,122と、この2個のブリッジ部122,122の対向する相互間に設けられ、図18に示す扁平状多穴管101の複数の中空部101Cの内側形状を形成する幅方向両端側の中空部成形用ベアリング部123,123と、これらのベアリング部123,123の間に配設されると共に前記扁平状多穴管101の中空部101Cを形成する中空部成形用ベアリング部123A,123Aと、扁平状多穴管101の厚肉部101Eを形成する厚肉部成形用ベアリング部124とが設けられている。
中空部成形用ベアリング部123A,123Aと、厚肉部成形用ベアリング部124とは、図16,17に示すように、一体的に形成されている。そして、厚肉部成形用ベアリング部124の流れの下流側には、前記厚肉部101Eを形成するための空間部124Aが形成されている。
中空部成形用ベアリング部123と中空部成形用ベアリング部123Aの間には、仕切り壁成形用メタル導入溝122Aが設けられている。また、メタル導入用ガイド部材125と中空部成形用ベアリング部123との間に外周壁成形用メタル導入溝122Bが設けられている。
これらの中空部成形用ベアリング部123および厚肉部成形用ベアリング部124は、オス型120の本体部121に設けられた2本のブリッジ部122,122の下部先端間にわたって設けられている。そして、2本のブリッジ部122,122間に、前記メタルメタル中央導入部121Bが形成され、各ブリッジ部122,122の外側に前記メタルメタル外側導入部121Cが形成されている。
また、メス型130のメス型本体131の表面には、扁平状多穴管3の外側形状を成形する外側成形用開口部131Aが設けられている。
特開平7−124634号公報
しかし、上記厚肉部を有する扁平状多穴管3を形成する押出しダイス110の構成では、仕切り壁成形用メタル導入溝122Aから厚肉部成形用の空間124Aまでの距離が遠いので、上流側から押出されてくるメタルが厚肉部成形用の空間124Aまで流れ込みにくい。そのため、押出しダイス110にメタルが送り込まれ、扁平状多穴管が押出成形された後、その厚肉部101Eに充分の量のメタルが送り込まれていないので、図18に示すように、中空部101Cの側面にヒケ101Fが生じる、という問題が生じている。
この場合、冷媒の流れが、他の中空部101Cとの間でバランスが悪くなると共に、外部からヒケ101Fの部分が見えるため、見た目も悪く、商品として不良品扱いされる。
ここで、図17の構造において、厚肉部成形用ベアリング部124を切除してメタル導入用の空間を形成することも考えられるが、そうすると、その空間に多くのメタルが流入するため、ダイス全体としてはメタルの流れが不均一になる、すなわち、他の部分にメタルが充分に行きわたらなくなり、その結果、扁平状多穴管が安定して製造できなくなる、という恐れがある。
上記問題点を解決するために、本発明では、メタルの流れの均一化を図り、厚肉部を有する扁平状多穴管の厚肉部にヒケなど生じることなく安定した形状に成形可能とする扁平状多穴管成形用押出しダイスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の扁平状多穴管成形用押出しダイスは、断面幅方向に形成された複数の中空部と当該中空部同士を区画する複数の仕切り壁と、前記複数の仕切り壁の何れより厚く形成してなる厚肉部とを備えて形成される扁平状多穴管成形用押出しダイスであって、
前記ダイス上流側から送られてくるメタルを下流側に押出して前記複数の中空部の内側形状および厚肉部を成形するオス型と、このオス型を保持すると共に前記扁平状多穴管の外側形状を成形するメス型とを備え、
前記オス型は、前記メタルを導入するメタル導入開口部を有する本体部と、前記メタル導入開口部を分割するブリッジ部とを備え、
前記ブリッジ部の対向する相互間に前記各中空部を成形する中空部成形用ベアリング部および当該中空部成形用ベアリング部相互間に設けられ前記仕切り壁を成形する仕切り壁成形用メタル導入溝を備えると共に、
前記厚肉部を成形する厚肉部成形用ベアリング部が、前記仕切り壁成形用メタル導入溝を介して前記中空部成形用ベアリング部と隣接して備えられていることを特徴とする。
本発明の扁平状多穴管成形用押出しダイスは、以上のように構成されており、まず、本体部のメタル導入開口部に導入された押出し材料であるメタルが、仕切り壁成形用メタル導入溝に導入され、押出される。
この仕切り壁成形用メタル導入溝が、仕切り壁成形用メタル導入溝を介して中空部成形用ベアリング部と隣接して設けられており、導入されたメタルが、厚肉部成形用ベアリング部において厚肉部を形成する空間部に直接流れ込めるので、厚肉部成形用として、充分な量のメタルを確保することができ、また、仕切り壁成形用メタル導入溝にも充分な量のメタルが流れるので、メタルの均一な流れを維持できる。
その結果、扁平状多穴管を、その厚肉部にヒケなど生じることなく、また、メタルの均一な流れを維持できることから、安定した形状に成形することができる。さらに、扁平状多穴管を発熱する部品等に取付ける際、厚肉部を利用することができるので、取付けが容易となり、取付け性の向上を図れるようになる。
本願発明に係る扁平状多穴管成形用押出しダイスの第1実施形態を示す縦断面図である。 図1に開示した扁平状多穴管成形用押出しダイスを示す全体平面図である。 図2におけるIII−III線に沿った縦断面図である。 図2におけるIV−IV線に沿った縦断面である。 図1におけるV−V線に沿った矢視図である。 図2におけるVI−VI線に沿った縦断面図で、オス型とメス型とを離した状態を示す縦断面図である。 図6の状態からオス型とメス型とを合わせた状態を示す縦断面図である。 図1〜7に開示した扁平状多穴管成形用押出しダイスで形成される扁平状多穴管を示す斜視図である。 本願発明に係る扁平状多穴管成形用押出しダイスの第2実施形態を示す全体平面図である。 図9におけるX−X線に沿った縦断面図である。 図9におけるXI−XI線に沿った縦断面図である。 図9におけるXII−XII線に沿った縦断面図で、オス型とメス型を合わせた状態を示す縦断面図である。 図6,7の変形形態を示す縦断面図である。 本発明の他の変形形態の扁平状多穴管成形用押出しダイスにより形成される扁平状多穴管を示す斜視図である。 従来の扁平状多穴管成形用押出しダイスを示す全体平面図である。 図15におけるXVI−XVI線に沿った縦断面図であり、図1に相当する図である。 図15におけるXVII−XVII線に沿った縦断面図であり、図7に相当する図である。 図15〜17で示した扁平状多穴管成形用押出しダイスで扁平状多穴管を形成した場合に厚肉部に生じるヒケの状態を示す正面図である。 従来の一般的な扁平状多穴管を示す斜視図である。
以下に、図1〜図7を参照して、本発明の扁平状多穴管成形用押出しダイス(以下、単に押出しダイスという)10の第1実施形態を説明する。
本第1実施形態の押出しダイス10は、例えば図8に示すような、扁平状多穴管1を形成するために用いられるものである。
まず、扁平状多穴管1について説明する。
扁平状多穴管1はアルミ合金製とされ、図8に示すように、長方形の枠状の外周壁1Aを仕切り壁1Bで仕切って形成された複数の中空部1Cと、何れの仕切り壁1Bよりも厚くしてなる厚肉部1Eと、を備えて形成されている。
扁平状多穴管1は、幅寸法W、高さ寸法H、厚肉部1Eの幅寸法W1、外周壁1Aおよび仕切り壁1Bの厚さ寸法がlに、それぞれ設定されている。
そして、この扁平状多穴管1は、前述のように、ラジエーター等の熱交換機用として用いられている。
押出しダイス10は、図3に示すように、押出し方向の上流側から送られてくる扁平状多穴管成形用材料としてのアルミ合金からなるメタルを下流側に押出して扁平状多穴管1の内側形状を成形するオス型20と、扁平状多穴管1の外側形状を成形するメス型30と、このメス型30を保持するバックダイ40とを備えて構成されている。
メタルは、オス型20の上流側に配置されたチャンバー等からなるメタル押出し装置50内に収容され、且つそのメタル押出し装置50により押出されるようになっている。そして、メタルは、メタル押出し装置50内で、例えば、粘土程度の柔らかさにされ、かつその状態が維持されるようになっている。
オス型20とメス型30とバックダイ40とは一体的に連結されている。
すなわち、オス型20とメス型30とが、図略のノックピンや位置決めピン等で位置決めされた後、図略の連結ボルトで連結、固定されている。
また、オス型20、メス型30およびバックダイ40は、図1に示すように円柱状に形成されている。
図1〜図3に示すように、オス型20は、メタルを導入するメタル導入開口部21Aを有する本体部21と、この本体部21に設けられ上記メタル導入開口部21Aを3つに分割する2個のブリッジ部22,22と、この2個のブリッジ部22,22の対向する相互間に設けられ、前記多穴管1の各中空部1Cを成形する中空部成形用ベアリング部23および厚肉部1Eを成形する厚肉部成形用ベアリング部24と、これらの各ベアリング部23,24の相互間にメタルの流れに沿って設けられた仕切り壁成形用メタル導入溝22Aと、最外側の中空部成形用ベアリング部23とその外側(本体部31の内周面側)に形成されたメタル導入用ガイド部材25との間に形成された外周壁成形用メタル導入溝22Bと、を備えて構成されている。
本第1実施形態の押出しダイス10では、厚肉部成形用ベアリング部24のブリッジ部22,22相互間の中央領域の断面厚さtが、当該厚肉部成形用ベアリング部24の下流側を削除した形状とされ、中空部成形用ベアリング部23の厚さt1より薄く形成されている。そして、厚肉部成形用ベアリング部24の下端面と中空部成形用ベアリング部23の下端面との差の分の空間24Aにメタルが導入されることにより、前記扁平状多穴管1の厚肉部1Eが形成されるようになっている。
上記ブリッジ部22,22は、本体部21の中心線を挟んで対称位置に配置され、かつ本体部21の上面部間にわたって互いに平行に架けわたされている。
そして、この2本のブリッジ部22,22によって前記メタル導入開口部21Aが3つに分割されている。
すなわち、メタル導入開口部21Aは、各ブリッジ部22,22の対向面内に形成されたメタル中央導入開口部21Bと、各ブリッジ部22,22の外側に形成されたメタル外側導入開口部21Cとで構成されている。
メタル中央導入開口部21Bは、図3に示すように、各ブリッジ部22,22間の幅方向の上流側の間隔が下流側の間隔より広い上部開口21aと、これに続く下部開口21bとの二段構造となっており、メタルが徐々に絞り込まれるようになっている。その結果、メタルが確実に、かつ効率よく押し出されるようになっている。
そして、下部開口21bの内底面の断面形状が半円形状に形成されている。
メタル外側導入開口部21Cには、各ブリッジ部22,22の外側下端部寄りに、当該各ブリッジ部22,22の外側から内側に向かって傾斜する傾斜ガイド面22Cが設けられている。
すなわち、図3,7等に示すように、傾斜ガイド面22Cは、各ブリッジ部22,22の外側下端部でメス型本体部31のメタル溜り部31Bに近い位置から、中空部成形用ベアリング部23の、前記仕切り壁成形用メタル導入溝22Aに沿った方向の両端部に向けて傾斜している。そのため、メタル外側導入開口部21Cから導入されたメタルは、矢印で示すように、傾斜ガイド面22Cにガイドされて、前記メス型30に形成されている外側成形用開口部31Aに向かって押出されるので、メタルの流れがスムーズとなる。
各ブリッジ部22,22の対向する下端部には、図1,2に示すように、前記複数の(本実施形態では4個)前記中空部成形用ベアリング部23が設けられている。これらのベアリング部23は、ブリッジ部22,22の内側面に沿うと共に、その途中から半円形状に沿って形成されている(図3,4参照)。
各中空部成形用ベアリング部23,23の下端面は、図4に示すように、メス型30に形成されている外側成形用開口部31Aの厚さの下端面と同一面上となるように配設されている。また、各中空部成形用ベアリング部23を中央領域で断面した際の厚さ寸法が、図1,6に示すように、t1となっている。
そして、前記メタル導入開口部21Aから導入されたメタルが、仕切り壁成形用メタル導入溝22A、外周壁成形用メタル導入溝22Bおよび外側成形用開口部31Aから押出されることにより、前記4個の中空部1Cと1個の厚肉部1Eが形成されて扁平状多穴管1が形成されるようになっている。
各中空部成形用ベアリング部23,23同士は、所定の間隔S(図2参照)をおいて配置されており、この間隔Sが前記仕切り壁1Bを形成するための仕切り壁成形用メタル導入溝22Aとなっている。そして、このメタル導入溝22Aに導入されたメタルにより、扁平状多穴管1の仕切り壁1Bが形成されるようになっている。
また、扁平状多穴管1の外周壁1Aおよび仕切り壁1Bの厚さ寸法lと、仕切り壁成形用メタル導入溝22A、外周壁成形用メタル導入溝22Bの間隔Sは等しいものとなっている。
各中空部成形用ベアリング部23,23は、その平面形状が、図2に示すように長方形形状となっており、メタルの流れの方向に沿った先端部の断面形状が、図6,7等に示すように、略正方形形状に形成されている。
また、各中空部成形用ベアリング部23,23の下端面は、前述のように、外側成形用開口部31Aの下端面と同じ高さ位置となるように設定されている。
また、図2,6等に示すように、最外側の中空部成形用ベアリング部23,23の外側には、メタル導入ガイド部25が前記ブリッジ部22と一体に設けられている。
このメタル導入ガイド部25は、厚肉部成形用ベアリング部24の側面形状と略同一形状となって、本体部21の下端面から中空部成形用ベアリング部23側にわずかに突出している。そして、このメタル導入ガイド部25の突出部の厚さ寸法は、厚肉部成形用ベアリング部24の先端の厚さ寸法と略同じ寸法に設定されている。
また、メタル導入ガイド部25と中空部成形用ベアリング部23との間には、扁平状多穴管1の外周壁1Aを形成する外周壁成形用メタル導入溝22Bが形成されている。
ただし、この外周壁成形用メタル導入溝22Bは、扁平状多穴管1の仕切り壁1Bに沿った短辺の外周壁用であり、長辺の外周壁は、メス型本体31に形成されている外側成形用開口部31Aと、各中空部成形用ベアリング部23および厚肉部成形用ベアリング部24の幅方向両端との隙間から押出されるメタルにより成形されるようになっている。
左右の2個づつの中空部成形用ベアリング部23,23のうち、中央側寄りのベアリング部23,23の間には、扁平状多穴管1の厚肉部1Dを形成する前記厚肉部成形用ベアリング部24が設けられている。
この厚肉部成形用ベアリング部24の半円形状の先端部の下端面は、本体部21の下端面と同一面上に配設されている。また、厚肉部成形用ベアリング部24の内底面における中央領域の断面での厚さ寸法tは、前述したように、中空部成形用ベアリング部23,23の厚さ寸法t1より薄く形成されている。
そして、前記メス型30の表面には、凹部状に形成されたメタル溜まり部31Bが形成されていることから、このメタル溜まり部31Bと厚肉部成形用ベアリング部24の下端面との間の隙間からメタルが流れ込むようになっている。
これに対して、厚肉部成形用ベアリング部24と、中央側寄りの中空部成形用ベアリング部23,23との間に形成されている仕切り壁成形用メタル導入溝22Aからもメタルが流れ込むようになっているので、両方から流れ込むメタルにより、対向する中央寄りの中空部成形用ベアリング部23,23間にはメタルが充填され、これにより、充分な量のメタルが充填された厚肉部1Eが形成されることになる。
言い換えれば、厚肉部1Eは、前記一つの仕切り壁1Dを構成しているものであり、他の仕切り壁1Bよりその幅寸法が大きい寸法となっている。
前記メス型30は、図1,6等に示すように、メス型本体部31を備え、このメス型本体部31の上面(オス型20の下端面との当接面)には、中央部が凹んだ前記メタル溜り部31Bが形成されている。
そして、このメタル溜り部31Bの略中央部に、前記外側成形用開口部31Aが形成されており、この外側成形用開口部31Aは、本実施形態では、図8に示す扁平状多穴管1の外形を形成するために、平面形状が、略長方形形状に形成されている。
外側成形用開口部31Aの下流側には、当該外側成形用開口部31Aよりわずかに広くなった基端部からメス型本体部31の外周方向に拡開する排出用穴31Cが形成されている。この排出用穴31Cは、略外側成形用開口部31Aの形状に沿った形状となっている。
そのため、外側成形用開口部31Aから押し出されるメタルが周囲のどこにも接触することなく押し出されることになる。
次に、以上のような構成の押出しダイス10による扁平状多穴管1の成形方法を説明する。
メタルの押出し方向上流側に配設されたメタル押出し装置50からオス型20にメタルが押出されると、そのメタルは、まず、メタル中央導入開口部21B、およびその両側のメタル外側導入開口部21C,21Cに押し出される。
メタル中央導入開口部21Bから押し出されたメタルは、上部開口21aを経由して下部開口21bに導かれ、そこから、各仕切り壁成形用メタル導入溝22Aと外周壁成形用メタル導入溝22Bに流れ込む。
同時に、メタル外側導入開口部21Cから押し出されたメタルは、上部から下部に向かって流れ込むと共に、一部がブリッジ部22の下部に形成されている傾斜ガイド面22Cを経て、また、一部はメタル溜まり部31Cに到達し、そこから、メス型本体部31の外側成形用開口部31Aと、中空部成形用ベアリング部23,23および厚肉部成形用ベアリング部24の端部から押出され、これにより、扁平状多穴管1が成形される。
そして、押出し成形された扁平状多穴管1は、バックダイ40に形成されている形材送出用穴から送り出された後、図示しない保持機構により保持され、且つ所定のストックヤード等に搬入される。
以上のように構成されたダイス10により押出し成形された扁平状多穴管1が図8に示されている。
すなわち、扁平状多穴管1は、前述のように、外周壁1Aと、2本の仕切り壁部1B,1Bと、これらの仕切り壁部1B,1Bで仕切られて形成された4個の中空部1C,1C,1C,1Cとを有する扁平形状となっている。そして、幅方向の中央部には、他の仕切り壁、つまり、上記2本の仕切り壁部1B,1Bの厚さ寸法lよりも厚い寸法W1に形成された一つの仕切り壁1D、言い換えれば、厚肉部1Dが形成されている。
本実施形態の押出しダイス10は以上のように構成されているので、次のような効果を得ることができる。
(1)本体部21のメタル導入開口部21Aに導入されたメタルは、仕切り壁成形用メタル導入溝22A、外周壁成形用メタル導入溝22Bおよびメス型30の外側成形用開口部31Aから押出される。厚肉部成形用ベアリング部24の両側に仕切り壁成形用メタル導入溝22Aが設けられており、導入されたメタルが、仕切り壁成形用メタル導入溝22Aと、厚肉部成形用ベアリング部24において厚肉部を形成する空間部24Aとに直接流れ込むので、メタルの均一な流れを維持でき、厚肉部成形用として、また、仕切り壁成形用として充分な量のメタルを確保することができる。
その結果、扁平状多穴管1の厚肉部1Eにヒケなど生じることなく、均一な安定した形状に成形することができる。
(2)押出しダイス10により、扁平状多穴管1を、その厚肉部1Eにヒケなど生じることなく安定した形状に成形できるので、扁平状多穴管1を発熱する部品等に取付ける際、厚肉部1Eを利用することができるので、取付けが容易となり、取付け性の向上を図れるようになる。
(3)厚肉部成形用ベアリング部24のブリッジ部22,22相互間における中央領域の断面厚さtが、当該厚肉部成形用ベアリング部24の下流側を削除した形状となって、中空部成形用ベアリング部23の厚さt1より薄く形成されており、また、厚肉部成形用ベアリング部24の下端面が、オス型20の本体部21の下端面と同一面上に配設されているので、その差の分の空間24Aにメタルが導入されるので、扁平状多穴管1の厚肉部1Eを容易に、かつ確実に形成することができる。
(4)メタル導入開口部21Aが、2本のブリッジ部22,22によって、メタル中央導入開口部21Bと、その両側のメタル外側導入開口部21C,21Cとで構成されており、扁平状多穴管1の仕切り壁1Bと厚肉部1Eとが、メタル中央導入開口部21Bから導入されるメタルにより充填され、また、扁平状多穴管1の外周壁1Aと厚肉部1Eとが、メタル外側導入開口部21C,21Cから導入されるメタルにより充填される。その結果、外周壁1A等が充分な量のメタルで形成されるので、均一な製品とすることができる。
(5)メタル中央導入開口部21Bが、各ブリッジ部22,22間の幅方向の上部開口21aに対して、これに続く下部開口21bが狭く形成されており、かつ下部開口21bの内底面の断面形状が半円形状とされているので、メタル中央導入開口部21Bから導入されたメタルが下部に行くに従って徐々に絞り込まれる。その結果、メタルを、効率よく、かつ確実に仕切り壁成形用メタル導入溝22Aおよび外周壁成形用メタル導入溝22Bに送り込むことができる。
(6)各ブリッジ部22,22の外側下端部に、当該各ブリッジ部22,22の外側から内側に向かって傾斜する傾斜ガイド面22Cが設けられているので、メタル外側導入開口部21Cから導入されたメタルが、各ブリッジ部22,22の外側下端部において傾斜ガイド面22Cに沿って内側に向かって導入されるので、メタル溜まり部31Bに留まることなく流れる。その結果、効率よく、かつ確実に外周壁成形用メタル導入溝22Bにメタルを押出すことができる。
次に、図9〜図12に基づいて、本発明の押出しダイスの第2実施形態を説明する。
本第2実施形態の押出しダイス10Aは、前記第1実施形態の厚肉部成形用ベアリング部24と略同様の構成の厚肉部成形用ベアリング部240に、前記仕切り壁成形用メタル導入溝22Aのうち、中央部側の導入溝22Aに換えて、長穴22Aa,22Aaを形成したものである。
なお、この第2実施形態においては、上記仕切り壁成形用メタル導入溝22Aと長穴22Aaとが異なるのみで、他の構成はまったく同じなので、同一構造および同一部材には同一符号を付し、異なる部分のみを説明する。
本第2実施形態の押出しダイス10Aでは、厚肉部成形用ベアリング部240と、対向配置された中空部成形用ベアリング部230,230とが一体形成されており、厚肉部成形用ベアリング部240の中空部成形用ベアリング部230,230側の両端部に、上記長穴22Aa,22Aaが形成されている。これらの長穴22Aa,22Aaは、仕切り壁成形用メタル導入溝22Aより短くなっている。
ここで、長穴22Aa,22Aaは、厚肉部成形用ベアリング部240において中空部成形用ベアリング部230,230から、わずかに内側に入り込んだ位置に形成されているので、長穴22Aa,22Aaの長さは、第1実施形態の仕切り壁成形用メタル導入溝22Aに比べて短く形成されているが、厚肉部成形用の空間部の内側と外側とに充分にメタルが行きわたるようになっている。
なお、長穴22Aa,22Aaは、図15〜17に図示されている既存(従来技術)のダイスに機械加工を施すことで設けることができる。
そして、以上のような構成の第2実施形態の押出しダイス10Aでも、図8に示す扁平状多穴管1を形成することができる。
本第2実施形態の押出しダイス10は以上のように構成されているので、これによれば、前記(1)〜(5)と略同様の効果を得ることができる他、次のような効果を得ることができる。
(7)長穴22Aa,22Aaの長さは、第1実施形態の仕切り壁成形用メタル導入溝22Aに比べて短く形成されているが、中空部成形用ベアリング部230,230から、わずかに内側に入り込んだ位置に形成されており、厚肉部成形用の空間部240aの内側と外側とに充分にメタルが行きわたるようになっているので、扁平状多穴管1の厚肉部1Eにヒケなど生じることなく、均一な安定した形状に成形することができる。
(8)長穴22Aa,22Aaは、仕切り壁成形用メタル導入溝22Aよりも小さく形成されている。このことにより、長穴22Aa,22Aaに導入されるメタルは厚肉部1Eを形成するために必要な量に抑えることができ、他の部分のメタル流量に与える影響を最小限に抑え、形材の形状を安定させることができる。
以上、前記各実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は前記各実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細については、当業者が理解し得るさまざまな変更を加えることができる。また、本願発明には、上記各実施形態の構成の一部又は全部を相互に適宜組み合わせたものも含まれる。
例えば、前記第1実施形態では、厚肉部成形用ベアリング部24の形状を、図1,6等に示すように、下流側を削除して断面厚さtの形状に形成されているが、これに限らない。図13に示すように、厚肉部成形用ベアリング部24の仕切り壁成形用ベアリング部23側の端部に、仕切り壁成形用ベアリング部23の厚さt1と略同じ寸法の突片24Aaを設けた形状としてもよい。
このようにした場合、仕切り壁成形用ベアリング部23との間での仕切り壁成形用メタル導入溝22Aを同じような形状に形成できるので、メタルの流れを均一にすることができ、扁平状多穴管1の厚肉部1Eにヒケなど生じることなく、均一な安定した形状に成形することができる。
また、突片24Aaにより、隣接するベアリング23との間に設けられた仕切り壁成形用メタル導入溝22Aを通過するメタルの流れが下方向(下流方向)に安定する。このことにより、厚肉部1Eの形状をより安定させることができる。
また、前記各実施形態では、それぞれの押出しダイス10,10Aで押出成形された扁平状多穴管1が、図8に示すように、幅方向中央部に形成された厚肉部1Eと、その厚肉部1Eの両側に配置されたそれぞれ2つづつの中空部1Bを有する形状となっているが、これに限らず、厚肉部1Eを中央部以外の位置に設けた扁平状多穴管、例えば、図14に示すような扁平状多穴管2を形成することもできる。
この場合、中空部2Cが多いので、中空部成形用のベアリングを多く設けると共に、全体の幅寸法が大きいので、幅方向の両側のそれぞれに厚肉部2Eを設けることができる。このようにした場合、左右の厚肉部2Eを、ビス止め用の取付け部として利用することができるので、扁平状多穴管2をバランスよく取付けることができる。
また、前記各実施形態では、メタル中央導入開口部21Bを、上流側、つまり上部開口21aを広くすると共に、下流側、つまり下部開口21bを狭くした二段形状に形成したが、これに限らず、上部側から下部側に行くに従って狭まる形状の傾斜状に形成してもよい。
さらに、前記第2実施形態では、厚肉部1Eを形成するために厚肉部成形用ベアリング部240に、仕切り壁成形用メタル導入溝22Aと平行な長穴22Aaを設けたが、これに限らず、長穴22Aaを前記ブリッジ部22,22と平行な向きに形成してもよい。
また、長穴でなく、ブリッジ部22,22と平行に所定間隔で配置された、例えば、メタルが流れ込み可能な2個の丸穴を形成してもよい。要するに、厚肉部成形用ベアリング部240の下端面の厚肉部を形成する空間部にメタルが充分に流れ込めるような構成であればよい。
本願発明の扁平状多穴管成形用押出しダイスは、厚肉部を有する扁平状多穴管を成形する際に利用される。
1 扁平状多穴管
8 扁平状多穴管
10 扁平状多穴管成形用押出しダイス(第1実施形態)
10A 扁平状多穴管成形用押出しダイス(第2実施形態)
20 オス型
21 本体部
21A メタル導入開口部
21B メタル中央導入開口部
21C メタル外側導入開口部
21a 上部開口
21b 下部開口
22 ブリッジ部
22A 仕切り壁成形用メタル導入溝
22B 外周壁成形用メタル導入溝
23 中空部成形用ベアリング部
24 厚肉部成形用ベアリング部
25 メタル導入ガイド部
30 メス型
30A 外側成形用開口部

Claims (6)

  1. 断面幅方向に形成された複数の中空部と当該中空部同士を区画する複数の仕切り壁と、前記複数の仕切り壁の何れより厚く形成してなる厚肉部とを備えて形成される扁平状多穴管成形用押出しダイスであって、
    前記ダイス上流側から送られてくるメタルを下流側に押出して前記複数の中空部の内側形状および厚肉部を成形するオス型と、このオス型を保持すると共に前記扁平状多穴管の外側形状を成形するメス型とを備え、
    前記オス型は、前記メタルを導入するメタル導入開口部を有する本体部と、前記メタル導入開口部を分割するブリッジ部とを備え、
    前記ブリッジ部の対向する相互間に前記各中空部を成形する中空部成形用ベアリング部および当該中空部成形用ベアリング部相互間に設けられ前記仕切り壁を成形する仕切り壁成形用メタル導入溝を備えると共に、
    前記厚肉部を成形する厚肉部成形用ベアリング部が、前記仕切り壁成形用メタル導入溝を介して前記中空部成形用ベアリング部と隣接して備えられていることを特徴とする扁平状多穴管成形用押出しダイス。
  2. 請求項1に記載の扁平状多穴管成形用押出しダイスにおいて、
    前記厚肉部成形用ベアリング部の前記ブリッジ部相互間の中央領域の厚さを、当該厚肉部成形用ベアリング部の下流側を削除して前記中空部成形用ベアリング部の厚さより薄くしたことを特徴とする扁平状多穴管成形用押出しダイス。
  3. 請求項1または請求項2に記載の扁平状多穴管成形用押出しダイスにおいて、
    前記厚肉部成形用ベアリング部の下端面を、前記オス型の本体部の下端面と同一面上に配設したことを特徴とする扁平状多穴管成形用押出しダイス。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の扁平状多穴管成形用押出しダイスにおいて、
    前記メタル導入開口部を、前記各ブリッジ部の対向面内に形成されたメタル中央導入開口部と、前記各ブリッジ部の外側に形成されたメタル外側導入開口部とで、構成したことを特徴とする扁平状多穴管成形用押出しダイス。
  5. 請求項4に記載の扁平状多穴管成形用押出しダイスにおいて、
    前記メタル中央導入開口部を、前記各ブリッジ間の幅方向で上流側の上部開口に対して下流側の下部開口の間隔を狭い形状としたことを特徴とする扁平状多穴管成形用押出しダイス。
  6. 請求項4または請求項5に記載の扁平状多穴管成形用押出しダイスにおいて、
    前記各ブリッジ部の外側下端部に当該各ブリッジ部の外側から内側に向かって傾斜する傾斜ガイド面を設けたことを特徴とする扁平状多穴管成形用押出しダイス。
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