JP2016116130A - 送受信システム - Google Patents

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和宏 戸田
Kazuhiro Toda
和宏 戸田
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Abstract

【課題】無線信号を暗号化して、送信する情報の漏えいを防止する技術を提供する。【解決手段】電子装置が、無線信号を送信する送信手段と、利用者を識別する識別情報を記憶する記憶手段と、所定のタイミングで変更される暗号鍵によって前記識別情報を暗号化する暗号化手段と、所定の第1条件が充足されたときに前記暗号化された識別情報を無線信号として前記送信手段により送信を開始させ、第2条件が充足されたときに前記送信手段からの無線信号の送信を停止させる制御手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本件は、無線信号の送受信システムを提供する技術に関する。
近年、インターネットの普及に伴い、あらゆるものをネットワークに接続するIoT(Internet of Things)といった概念が提案されている。例えば、プリンター、デジタルカメラ、テレビといったコンピュータ以外の電子機器をネットワークに接続し、これらの電子機器に情報配信を行うサービスや、これらの電子機器から情報を受けて集約する等のサービスが知られている。更に、通信や汎用的な情報処理を行うプロセッサーを有していない歩数計や心拍計等の機器、また、搭乗券や手荷物といった電子機器以外のものについても、情報を送受信する装置を付加することで、ネットワークに接続できるようにすることが提案されている。
このように、多くのものがネットワークに接続した状況では、ユーザが全てのものについて、逐次送受信の操作を行うのは困難になってくる。この場合、ユーザの操作によらず、常時通信を行うことも考えられるが、携帯するものや、小型のものには、電池交換や充電を頻繁に行えないものもあるので、必要な時だけ自律的に送受信を行えるようにすることが望ましい。
特許文献1には、「無線通信機能をオンにするタイミングを容易に設定できるようにした情報処理システム」が開示されている。また、特許文献2には、「商店の敷地への入口がRFID検出ゾーン(例えばRFIDループ)を含むことができ、ユーザが敷地に入るとそのゾーンが移動通信機器に検出され、移動通信機器のMCDアプリケーションを起動させること」が開示されている。
特許文献3には、本人認証が、所定の会議室への入室の際に、無線通信端末を入退室管理装置の近距離通信部のアンテナの近傍(NFC通信可能な位置)にかざすことにより行われることが記載されている。また、特許文献4には、「デバイスが局の有効距離にもたらされるか、又は局の有効距離を離れるというような有効な事象(イベント)(significant event)が発生したとき、ユーザデバイスは局とのメッセージ処理
を開始する」ことが開示されている。
国際公開第2012/160673号 特表2013−534653号公報 特開2009−278396号公報 特表2006−510266号公報
上記のように無線通信を行う場合、無線信号は、通信相手以外でも受信可能であるので、無線信号に利用者を識別できる識別情報が含まれていると、当該利用者が無線通信を行っていることや当該無線通信を用いたサービスを利用していることが特定できてしまい、個人情報の漏えいにつながるという問題があった。このため、無線信号を暗号化することが考えられるが、例えば、無線LANのビーコンや、Bluetooth(登録商標)のアドバタイジングパケットのように暗号化できない信号もある。即ち、これらの信号を位
置ビーコン等のようにブロードキャストして用いる場合には、無線信号を暗号化することができず、前記識別情報が第三者に傍受される可能性があった。
そこで、本発明は、無線信号を暗号化して、送信する情報の漏えいを防止する技術の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の電子装置は、
無線信号を送信する送信手段と、
利用者を識別する識別情報を記憶する記憶手段と、
所定のタイミングで変更される暗号鍵によって前記識別情報を暗号化する暗号化手段と、
所定の第1条件が充足されたときに前記暗号化された識別情報を無線信号として前記送信手段により送信を開始させ、第2条件が充足されたときに前記送信手段からの無線信号の送信を停止させる制御手段と、
を備える。
前記電子装置は、計時手段を更に備え、
前記制御手段が、前記計時手段で計時された時刻情報を基に所定のタイミングで変更される暗号鍵によって前記識別情報を暗号化しても良い。
前記電子装置は、無線信号を受信する受信手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記受信手段を介して所定エリアに配置された通信装置からの無線信号の受信によって前記第1条件が充足されたと判定し、前記所定エリアに配置された第2通信装置からの無線信号の受信によって前記第2条件が充足されたと判定しても良い。
前記電子装置は、無線信号を受信する受信手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記受信手段を介して所定エリアに配置された通信装置からの無線信号の受信によって前記第1条件が充足されたと判定し、前記無線信号の受信から所定期間の経過によって前記第2条件が充足されたと判定しても良い。
前記制御手段は、交通機関の出発日時から所定時間前の日時となったときに前記第1条件が充足されたと判定し、前記交通機関の出発日時となったとき、または前記出発日時から所定時間経過したときに前記第2条件が充足されたと判定しても良い。
前記電子装置は、生体情報を検出する生体情報検出手段を更に備え、
前記暗号化手段が、前記生体情報を所定の暗号鍵で暗号化し、
前記制御手段が、前記暗号化された識別情報及び前記暗号化された生体情報を無線信号として前記送信手段により送信させても良い。
上記課題を解決するため、本発明の送受信システムは、
無線信号を送信する電子装置と前記無線信号を受信する管理装置とを有する送受信システムであって、
前記電子装置が、
無線信号を送信する送信手段と、
利用者を識別する識別情報を記憶する記憶手段と、
所定のタイミングで変更される暗号鍵によって前記識別情報を暗号化する暗号化手段と、
所定の第1条件が充足されたときに前記送信手段を通じて前記暗号化された識別情報を無線信号として前記送信手段による送信を開始させ、第2条件が充足されたときに前記
送信手段からの無線信号の送信を停止させる制御手段と、を備え、
前記管理装置が、
前記無線信号を受信する受信手段と、
前記無線信号として受信した前記暗号化された識別情報を前記暗号鍵で復号化する復号化手段と、を備える。
本発明は、本発明は、無線信号を暗号化して、送信する情報の漏えいを防止する技術を提供できる。
図1は、搭乗者情報管理システムの概略図である。 図2は、無線タグの概略構成図である。 図3は、第一アクセスポイントの概略構成図である。 図4は、第二アクセスポイントの概略構成図である。 図5は、管理サーバの概略図である。 図6は、搭乗者情報テーブルの一例を示す図である。 図7は、エリアテーブルの一例を示す図である。 図8は、データベースの一例を示す図である。 図9は、無線信号として送信するアドバタイジングパケットの構成を示す図である。 図10は、コンピュータ(情報処理装置)の一例を示す装置構成図である。 図11は、無線タグから無線信号を送信するフローを示す図である。 図12は、無線タグから送信された無線信号に基づいて搭乗者が存在するエリアを記録するフローを示す図である。 図13は、チェックイン端末や搭乗口端末から搭乗者の存在するエリアを照会する処理のフローを示す図である。 図14は、地図上に特定の期間の所在情報をプロットした例を示す図である。 図15は、本変形例の無線タグ1の構成を示す図である。 図16は、本発明の送受信システムを病院に適用した例を示す図である。 図17は、本実施形態2の無線タグの構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。以下の実施の形態の構成は例示であり、本発明は実施の形態の構成に限定されない。
〈実施形態1〉
《システム構成》
図1は、本発明に係る搭乗者情報管理システムの概略図である。本例の搭乗者情報管理システム10は、空港等において、飛行機の搭乗者(ユーザ)が有する無線タグ(電子装置)1から識別情報を含む無線信号を受信し、この識別情報によって特定される利用者の位置などを管理する。本実施形態1の搭乗者情報管理システム10は、送受信システムの一形態である。
搭乗者情報管理システム10は、無線タグ1や、第一アクセスポイント(第一通信装置)2a〜2k、チェックイン端末3、搭乗口端末4、第二アクセスポイント5、管理サーバ7を有している。
無線タグ1は、ユーザが携帯する電子装置であり、本実施形態1では搭乗券と一体となった航空券に備え付けられている。図2は、無線タグ1の概略構成図である。無線タグ1は、図2に示すように、送信部11や、記憶部12、暗号化部13、制御部14、計時部15、電源16を備えている。
送信部11は、制御部14の制御により、無線信号を送信する送信手段である。本実施形態1では、無線信号をIEEE802.15.1に従い2.4GHz帯を用いたアドバタイズパケット、即ちBluetoothのアドバタイジングパケットとして送信する。
記憶部12は、利用者を識別する識別情報を記憶する記憶手段であり、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。また、記憶部12は、第一条件及び第二条件が格納される。
暗号化部13は、所定のタイミングで変更される暗号鍵によって識別情報を暗号化する暗号化手段である。例えば、送信する際に計時部15から時刻を取得し、この時刻(送信時刻)に基づいて暗号鍵を求める。例えば、送信時刻を所定の関数に代入して演算することにより暗号鍵を求める。或は、疑似乱数等の数列から送信時刻に基づいて数値を抽出して暗号鍵とする。これにより時刻によって暗号鍵が異なることになる。この暗号化に用いる時刻は、20ミリ秒毎、1秒毎、30秒毎など、求める精度に応じて任意のタイミングを定めることができる。そして、この暗号鍵を用いて識別情報を暗号化する。従って、暗号鍵を所定のタイミングで変更させ、暗号化の結果を所定のタイミングで異ならせる。例えば、アドバタイズパケットの送信間隔が20ミリ秒であれば、暗号鍵を20ミリ秒以下で変更すれば、アドバタイズパケットを送信する毎に暗号化の結果を異ならせることができる。
制御部14は、所定の第1条件が充足されたときに前記暗号化された識別情報を無線信号として前記送信手段により送信を開始させ、第2条件が充足されたときに前記送信手段からの無線信号の送信を停止させる制御手段である。本実施形態1では、航空券の発行時に第1条件となる時刻及び第2条件となる時刻が設定され、記憶部12に記憶されている。例えば、第1条件となる時刻を出発時刻の1時間前、第2条件となる時刻を到着時刻の30分後とする。
計時部15は、タイマICや水晶振動子、クロックモジュール等により時間を計測する手段である。また、計時部15は、設定した日時から経過した時間をカウントすることによって、日時や時刻を求める。例えば、暗号鍵とするための時刻の取得や、無線信号の送信間隔のカウントを行う。
電源16は、無線タグ1の各部11〜14へ電力を供給する手段であり、例えばボタン型電池やフィルム型電池等の小型、薄型の電池である。
第一アクセスポイント2a〜2kは、無線タグ1から無線信号を受信して、第二アクセスポイント5へ送信する第一通信装置である。第一アクセスポイント2a〜2kは、夫々所定のエリアに設置されている。図1の例では、第一アクセスポイント2a,2bが出発ロビー61に設置され、第一アクセスポイント2cが保安検査場63に設置され、第一アクセスポイント2d,2eが搭乗エリア64に設置され、第一アクセスポイント2f,2g,2hが夫々ゲートエリア65〜67に設置され、第一アクセスポイント2i,2j,2kが夫々飛行機68〜70内に設置されている。なお、図1では、第一アクセスポイント2a〜2kは、前記エリアに一つ又は二つ設置した例を示したが、これに限らず各エリアに一つ又は複数設置しても良い。
図3は、第一アクセスポイント2a〜2kの概略構成図である。第一アクセスポイント2a〜2kは、第一無線モジュール21と、第二無線モジュール22とを有する。第一無線モジュール21は、無線タグ1から無線信号を受信する手段であり、本実施形態1では、IEEE802.15.1に従い2.4GHz帯を用いたアドバタイズパケットを受信する。また、第二無線モジュール22は、第一無線モジュール21で受信した無線信号を920MHz帯を用いて第二アクセスポイント5へ送信する。このとき受信した無線信号に受信時刻や、受信した際の電波強度、受信した第一アクセスポイントを示す情報等を付加して送信しても良い。第二無線モジュール22は、第一無線モジュールの同じIEEE802.15.1に従って第二アクセスポイント5と通信するものでも良いし、無線LANやZigBee(登録商標)等の他の方式で第二アクセスポイント5と通信するものでも良い。
第二アクセスポイント5は、第一アクセスポイント2a〜2kから無線信号を受信し、インターネット等のネットワークNを介して管理サーバ7へ送信する。
図4は、第二アクセスポイント5の概略構成図である。第二アクセスポイント5は、無線モジュール51と、通信モジュール52とを有する。無線モジュール51は、第一アクセスポイント2a〜2kから無線信号を受信する通信手段であり、本実施形態1では、920MHz帯を用いている。また、通信モジュール52は、各第一アクセスポイント2a〜2kから収集した無線信号を電気信号に変換し、収集データとしてネットワークNを介して管理サーバ7へ送信する。
図5は、管理サーバ7の概略図である。管理サーバ7は、図5に示すように、通信部71や、復号化部72、収集情報格納部73、収集情報管理部74を備えている。
通信部71は、ネットワークNを介して第二アクセスポイント5と通信し、例えば、第二アクセスポイント5から収集データを受信する。復号化部72は、前記暗号化された識別情報を前記暗号鍵で復号化する復号化手段である。
収集情報格納部73は、識別情報と搭乗者の情報を対応付けて記憶した搭乗者情報テーブルや、第一アクセスポイント2a〜2k毎の設置エリアを記憶したエリアテーブル、搭乗者が存在したエリアを記憶したデータベースを格納している。
収集情報管理部74は、復号化した識別情報と対応する搭乗者を搭乗者情報テーブルから特定する。また、収集情報管理部74は、当該識別情報を受信した第一アクセスポイント2a〜2kの設置エリアをエリアテーブルから特定し、この設置エリアを搭乗者の存在した位置(以下、所在位置とも称す)とし、特定した搭乗者と所在位置とを対応付けてデータベースに記憶させる。これにより例えば、搭乗者Aの識別情報が、第一アクセスポイント2cによって受信されていた場合、搭乗者Aが第一アクセスポイント2cの設置エリアである保安検査場にいることが記憶される。なお、出発ロビー61等のように、複数の第一アクセスポイント2a,2bが設けられている場合には、出発ロビー東、出発ロビー西などのように第一アクセスポイント2a,2bの設置位置に応じてエリアを細分化して、所在位置を示しても良い。
《データ構成》
図6は、搭乗者情報テーブルの一例を示す図である。搭乗者情報テーブルは、図6に示すように、搭乗者に割り当てられた識別情報と、搭乗者の氏名や年齢、性別、航空券番号等の情報を対応付けて記憶している。図7は、エリアテーブルの一例を示す図である。エリアテーブルは、図7に示すように、第一アクセスポイント2a〜2kのIDと、当該第一アクセスポイント2a〜2kの設置エリアを対応付けて記憶している。図8は、データ
ベースの一例を示す図である。データベースは、図8に示すように、搭乗者毎に、搭乗者が存在したエリア、即ち、搭乗者の識別情報を含む無線情報(アドバタイジングパケット)の受信が確認されたエリアと、その時刻とを記憶している。
チェックイン端末3は、搭乗券の発行等の搭乗手続きを行う端末であり、搭乗口端末4は、ゲートを通り搭乗が済んだ搭乗者を管理する端末である。チェックイン端末3及び搭乗口端末4は、管理サーバ7から搭乗者が存在するエリアの情報を取得することができる。例えば、搭乗者が空港内で迷ったり、保安検査場が混雑して待たされたりして、搭乗時間が迫っても搭乗口に現れない場合、搭乗口端末4から当該搭乗者の存在するエリアを管理サーバ7から取得する。これにより、当該搭乗者を探したり、保安検査を優先的に行ったりといった対応を速やかにとることができる。
図9は、無線信号として送信するアドバタイジングパケットの構成を示す図である。アドバタイジングパケットは、図9に示すように、プリアンブル81、アクセスアドレス82、PDU83、検査符号84を有している。プリアンブル81は、アドバタイジングパケットを受信した際に読み込むタイミングを調整するための信号である。アクセスアドレス82は、通信時にその接続を区別する識別子であるが、アドバタイジングパケットについては、アドバタイジングパケットであることを示す特定の値(0x8E89BED6)である。
PDU83は、送信するデータであり、本実施形態1では識別子を含むデータである。検査符号84は、データが誤って受信された場合に、これを検出するための符号である。
《装置構成》
図10は、コンピュータ(情報処理装置)の一例を示す装置構成図である。管理サーバ7やチェックイン端末3、搭乗口端末4は、例えば図10に示すようなコンピュータである。図10に示すコンピュータ1000は、CPU(Central Processing Unit)100
1、主記憶装置1002、補助記憶装置(外部記憶装置)1003、通信IF(Interface)1004、入出力IF(Interface)1005、ドライブ装置1006、通信バス1007を備えている。CPU1001は、プログラムを実行することにより本実施の形態に係る処理等を行う。主記憶装置1002は、CPU1001が読み出したプログラムやデータをキャッシュしたり、CPUの作業領域を展開したりする。主記憶装置は、具体的には、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等である。補助記憶装置1003は、CPU1001により実行されるプログラムや、搭乗者情報などを記憶する。補助記憶装置1003は、具体的には、HDD(Hard-disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、eMMC(embedded Multi-Media Card)、フラッシュメモリ等であ
る。主記憶装置1002や補助記憶装置1003は、管理サーバ7において収集情報格納部73として働く。通信IF1004は、他のコンピュータとの間でデータを送受信する。管理サーバ7やチェックイン端末3、搭乗口端末4は、通信IF1004を介してネットワークに接続される。通信IF1004は、具体的には、有線又は無線のネットワークカード等である。入出力IF1005は、入出力装置と接続され、ユーザから入力を受け付けたり、ユーザへ情報を出力したりする。入出力装置は、具体的には、キーボード、マウス、ディスプレイ、タッチパネル、加速度センサ等である。ドライブ装置1006は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク等の記憶媒体に記録されたデータを読み出したり、記憶媒体にデータを書き込んだりする。そして、以上のような構成要素が、通信バス1007で接続されている。なお、これらの構成要素はそれぞれ複数設けられていてもよいし、一部の構成要素(例えば、ドライブ装置1006)を設けないようにしてもよい。また、入出力装置がコンピュータと一体に構成されていてもよい。また、ドライブ装置1006で読み取り可能な可搬性の記憶媒体や、フラッシュメモリのような可搬性の補助記憶装置1003、通信IF1004などを介して、本実施の形態で実行されるプログラムが提供されるようにしてもよい。そして、CPU1001がプログラムを実行することにより、図10に示すようなコンピュータを図1に示した管理サーバ7やチェックイン端
末3、搭乗口端末4として働かせる。
《管理方法》
図11は、無線タグ1から無線信号を送信するフローを示す図である。無線タグ1は、図11の処理を定期的に実行し、先ず第一条件が充足されたか否かを判定する(ステップS10)。例えば、出発時刻の1時間前の時刻が第一条件として設定されている場合には、この時刻に達したか否かを判定する。第一条件が充足されていなければ(ステップS10,No)、図11の処理を終了し、第一条件が充足されていれば(ステップS10,Yes)、ステップS20へ移行する。
ステップS20において無線タグ1は、第二条件が充足されたか否かを判定する。例えば、到着時刻の30分後の時刻が第二条件として設定されている場合には、この時刻に達したか否かを判定する。第二条件が充足されていれば(ステップS20,Yes)、図11の処理を終了し、第二条件が充足されていなければ(ステップS20,No)、ステップS30へ移行する。
ステップS30において無線タグ1は、計時部15により、前回アドバタイジングパケットを送信してからの経過時間を求め、所定の送信間隔に達しているかを判定する。この経過時間が送信間隔に達していなければ(ステップS30,No)、図11の処理を終了し、この経過時間が送信間隔に達していれば(ステップS30,Yes)、ステップS40へ移行する。なお、送信間隔は、例えば、20ミリ秒から1時間等の任意の値を設定する。
ステップS40において無線タグ1は、記憶部12から識別情報を読み出す。次に無線タグ1は、計時部15により時刻を取得し、この時刻に基づいて暗号鍵を生成する(ステップS50)。例えば、この時刻を所定の関数に従って演算処理して暗号鍵を算出する。次に無線タグ1は、この暗号鍵を用いてステップS40で読み出した識別情報を暗号化する(ステップS60)。
そして、無線タグ1は、この暗号化した識別情報を所定形式の送信情報、本実施形態1ではIEEE802.15.1に従うアドバタイジングパケットとし(ステップS70)、送信する(ステップS80)。なお、ステップS80で、アドバタイジングパケットを送信する際、アドバタイジングパケットを所定間隔で複数回送信しても良い。なお、送信回数は、例えば、2〜10回である。また、送信間隔は、例えば、20ミリ秒から10.24秒までの、0.625ミリ秒の整数倍の値である。また、この送信間隔に0ミリ秒から10ミリ秒のランダムな値を加えて、近接する他の無線タグ1と同じ周期で送信し続けることを防止しても良い。
図12は、無線タグ1から送信された無線信号に基づいて搭乗者が存在するエリアを記録するフローを示す図である。
先ず第一アクセスポイント2a〜2kが、無線タグ1から無線信号(アドバタイジングパケット)を受信する(ステップS110)。次に、第一アクセスポイント2a〜2kは、受信したアドバタイジングパケットに、受信した日時や、受信した第一アクセスポイント2a〜2kを示す情報を対応付けて所定形式の情報(以下収集情報とも称す)を生成し(ステップS120)、920MHz帯の無線通信で第二アクセスポイント5へ送信する(ステップS130)。
第二アクセスポイント5は、第一アクセスポイント2a〜2kから収集情報を受信すると(ステップS140)、ネットワークNを介して管理サーバ7へ送信する。
管理サーバ7は、第二アクセスポイント5から収集情報を受信し(ステップS150)、この収集情報から、第一アクセスポイント2a〜2kがアドバタイジングパケットを受信した時刻、即ち、無線タグ1からアドバタイジングパケットが送信された時刻を読み出し、この時刻を無線タグ1と同じ手法で処理することにより、同じ暗号鍵を求める(ステップS160)。管理サーバ7は、この暗号鍵で、アドバタイジングパケットのデータを復号化し、搭乗者の識別番号を取得する(ステップS170)。
また、管理サーバ7は、搭乗者情報テーブルを参照して、ステップS170で取得した搭乗者の識別情報と対応する搭乗者の氏名や性別等の情報を抽出する(ステップS180)。
そして、管理サーバ7は、エリアテーブルを参照して、アドバタイジングパケットを受信した第一アクセスポイント2a〜2kが設置されているエリアを取得し(ステップS190)、このエリアと、ステップS170で取得した搭乗者の情報と、第一アクセスポイント2a〜2kがアドバタイジングパケットを受信した時刻とを対応付けてデータベースへ登録する(ステップS195)。
図13は、チェックイン端末3や搭乗口端末4から搭乗者の存在するエリアを照会する処理のフローを示す図である。
チェックイン端末3又は搭乗口端末4は、先ず、照会を要求する搭乗者の氏名や航空券番号を入力し、第二アクセスポイント5を介して管理サーバ7に照会を要求する(ステップS210)。
管理サーバ7は、照会の要求を受信すると(ステップS220)、データベースを参照し、要求を受けた搭乗者の氏名や航空券番号と対応するエリアとその時刻を読み出し(ステップS230)、搭乗者の所在を示す情報(所在位置)として要求元のチェックイン端末3又は搭乗口端末4へ送信する(ステップS240)。
チェックイン端末3又は搭乗口端末4は、管理サーバ7から所在情報を受信し(ステップS250)、要求した搭乗者の氏名や航空券番号と存在したエリアと時刻とを対応付けてディスプレイ等に出力する(ステップS260)。なお、この出力は、表示出力に限らず、印刷出力や、音声出力、記録媒体への記録等でも良い。また、この出力は、単にテキストで出力しても良いし、各エリアを示す地図上に搭乗者の所在を示すマークを重ねて示す、即ちマッピングして出力するものでも良い。また、所在情報は、最新のもののみでも、特定の時刻や特定の期間の所在情報であっても良い。
このように、アドバタイジングパケットを受信したエリアを搭乗者の所在位置として示すので、第一アクセスポイント2a〜2kを密に配置すれば、それだけ細かく搭乗者の所在位置を示すことができる。図1の例では、簡単のため、各エリアに1〜2個の第一アクセスポイントを配置したが、これに限らず、求める精度に応じて多数の第一アクセスポイントを配置しても良い。また、第一アクセスポイントを密に配置すると、一つのアドバタイジングパケットを複数の第一アクセスポイント2a〜2kで受信することがあるが、この場合最も受信強度の高い第一アクセスポイント2a〜2kの設置位置を所在位置とする。また、一つのアドバタイジングパケットを3つ以上の第一アクセスポイント2a〜2kで受信した場合、受信強度に基づいて各第一アクセスポイント2a〜2kからの距離を求め、この各第一アクセスポイント2a〜2kからの距離を満たす位置を所在位置としても良い。
図14は、地図上に特定の期間の所在情報をプロットした例を示す図である。図14では、所在位置を円形のマーク91で示し、各マークと共に受信時刻92を示している。また、各マーク91を線でつないで移動経路93を示し、この移動経路上に受信時刻の早い所在位置から受信時刻の遅い所在位置へ向かう矢印を付して移動方向94を示している。
なお、上記実施形態1では、搭乗者が乗客の例を示したが、搭乗者は乗務員であっても良い。また、図1では、出発地の空港の例を示したが、到着地の空港にも第一アクセスポイント及び第二アクセスポイントを設置しておくことで、上記と同様に搭乗者の所在位置を管理できる。また、無線タグ1は、航空券に限らず、航空会社の会員カードや荷物に設けられたものでも良い。
《作用効果》
上記のように、本実施形態1の搭乗者情報管理システムによれば、搭乗者の携帯する無線タグ(電子装置)1から送信するアドバタイジングパケットを受信した第一アクセスポイント2a〜2kの設置位置から搭乗者の所在位置を求めることができる。
本実施形態1の搭乗者情報管理システムは、無線タグ1からアドバタイジングパケットを一方的に送信する構成であり、受信手段を必要としないので、簡素な構成とすることができる。
本実施形態1の搭乗者情報管理システムは、第1条件が充足されたときにアドバタイジングパケットを送信し、第2条件が充足されたときにアドバタイジングパケットの送信を停止させることにより、必要な期間だけ送信を行うことができ、消費電力が抑えられ、電池等の小型化を図ることができる。
そして、本実施形態1の搭乗者情報管理システムは、所定のタイミングで変更される暗号鍵によって識別情報を暗号化することにより、識別番号が第三者に知られることを防止できる。
〈変形例〉
上記実施形態1では、無線タグ(電子装置)1が、受信手段を有していない例を示したが、これに限らず、無線タグ1が、受信手段を備えても良い。本変形例は、前述の実施形態1と比較して無線タグ1が受信手段を備えた構成が異なり、その他の構成は同じである。このため、前述の実施形態1と同一の要素には同符号を付して再度の説明を省略している。
図15は、本変形例の無線タグ1の構成を示す図である。図15に示すように、本変形例の無線タグ1は、受信部(受信手段)17を備えている。
受信部17は、有線又は無線で信号を受信する。例えば、空港の入り口に設けられた第一アクセスポイントからアドバタイジングパケットを受信し、この受信により、図12の処理において第一条件が充足したものとしてアドバタイジングパケットの送信を開始する。
また、搭乗口や、到着地の空港の出口に設けられた第一アクセスポイントからアドバタイジングパケットを受信した場合に第二条件を充足したものとして、アドバタイジングパケットの送信を停止する。更に、空港内の第一アクセスポイントからのアドバタイジングパケットを受信してから所定時間経過した場合や、第一条件が充足してから所定時間経過した場合、空港内の第一アクセスポイントからのアドバタイジングパケットを受信できなくなった場合に、第二条件を充足したものとして、アドバタイジングパケットの送信を停
止しても良い。
これに限らず、受信部17は、チェックインカウンタ62で有線又は無線でチェックイン端末3からチェックインした旨の信号を受信し、これにより第一条件が充足したものとしてアドバタイジングパケットの送信を開始しても良い。また、受信部17は、チェックインカウンタ62で有線又は無線でチェックイン端末3により、出発時間及び到着時間が書き込まれ、この出発時間及び到着時間に基づいて図12の処理を行うものでも良い。
なお、本変形例の無線タグ1が、図5の復号化部72と同様の復号化手段を更に備え、第一アクセスポイントが暗号化したアドバタイジングパケットを送信し、これを受信した無線タグ1がアドバタイジングパケットを復号化して用いる構成でも良い。
〈実施形態2〉
前述の実施形態1では、空港において搭乗者の所在位置を管理する例を示したが、これに限らず病院における情報の管理にも適用できる。本実施形態2は、前述の実施形態1と比較して本システムを病院の情報管理に適用した構成が異なり、その他の構成は同じである。このため、前述の実施形態1と同一の要素には同符号を付して再度の説明を省略している。図16は、本発明の送受信システムを病院に適用した例を示す図である。図16の例では、第一アクセスポイント2a,2bが待合室31に設置され、第一アクセスポイント2cが診察室33に設置され、第一アクセスポイント2dが検査室34に設置され、第一アクセスポイント2e,2fが病室35,36に設置され、第一アクセスポイント2gがトイレ37に設置され、第一アクセスポイント2hが浴室38に設置されている。また、受付32には、受付端末8が備えられている。
無線タグ1は、例えば、患者や医療スタッフが身に着ける名札やブレスレット、アンクレット、医療機器等に備えられる。また、無線タグ1は、診察券に備えられても良い。
図17は、本実施形態2の無線タグ1の構成を示す図である。本実施形態2の無線タグ1は、図15に示した変形例の無線タグ1と比較して、センサー39から入力を受ける入力部18を備えた構成が異なっている。なお、受信部17で受信した情報を第一条件及び第二条件としない場合には、受信部17を省略しても良い。
センサー39は、例えば体温計、血圧計、心拍計、オキシメータ(血中の酸素飽和度の測定器)、輸液ポンプ等の医療機器から情報を検出して入力部18に入力する。
本実施形態2の無線タグ1は、センサー39から取得した体温、血圧、心拍数、酸素飽和度、輸液ポンプの動作状態等の情報を患者の識別情報と共に、前述のように時刻によって異なる暗号鍵で暗号化し、アドバタイジングパケットとして送信する。
本実施形態2の管理サーバ7は、前述の実施形態1の管理サーバ7が搭乗者の情報を管理しているのに代えて、病院内の患者や医療スタッフ等の情報を管理する。即ち、管理サーバ7は、無線タグ1から受信したアドバタイジングパケットを復号化して医療機器から検出した情報や、患者又は医療スタッフの識別情報を取得し、収集情報格納部73に格納する。
本実施形態2において、第一条件は、例えば、第一アクセスポイント2a〜2hからアドバタイジングパケットを受信したこととし、第二条件は、第一アクセスポイント2a〜2hからアドバタイジングパケットを所定時間以上受信しなくなったこととする。これにより、患者が病院内にいるときには情報を送信し、病院外にいるときには不必要に情報を送信しないようにすることができる。
また、無線タグ1が、情報を送信する場合に、図12のステップS30で判定する送信間隔をセンサ39から入力される情報に応じて異ならせても良い。例えば、入力された情報が体温計からの入力であれば10分毎、血圧計からの入力であれば1時間毎、オキシメータや心拍計からの入力であれば10秒毎などとする。
本実施形態2においても、管理サーバ7は、無線タグ1からのアドバタイジングパケットを受信した第一アクセスポイント2a〜2hの設置位置に応じて、患者や医療スタッフの所在位置を求めて記録する。これにより例えば、受付端末8から、管理サーバ7へ患者の所在位置の照会を要求し、患者が診察室33に居るのか検査室34に居るのか等を確認できる。
なお、前述の実施形態1においても、本実施形態2と同様に、無線タグ1が入力部18を備え、センサー39から体温や血圧、心拍等の情報の入力を受けて、これを識別情報と共に暗号化して送信する構成としても良い。これにより、実施形態1のシステムにおいても、例えば飛行機内等で搭乗者(乗客や乗務員)の健康状態を管理できる。
〈実施形態3〉
前述の実施形態2では、病院において患者や医療スタッフの情報を管理する例を示したが、これに限らず介護施設における情報の管理にも適用できる。本実施形態3は、前述の実施形態2と比較して本システムを介護施設の情報管理に適用した構成が異なり、その他の構成は同じである。このため、前述の実施形態2と同一の要素には同符号を付して再度の説明を省略している。
本実施形態3において、無線タグ1は、例えば、要介護者が身に着ける名札やブレスレット、アンクレット等に備えられる。
本実施形態3の管理サーバ7は、前述の実施形態2の管理サーバ7が患者の情報を管理しているのに代えて、介護施設内の要介護者の情報を管理する。即ち、管理サーバ7は、無線タグ1から受信したアドバタイジングパケットを復号化してセンサー39で検出した情報や要介護者の識別情報を取得し、収集情報格納部73に格納する。
本実施形態3において第一条件は、例えば、当該要介護者の自室に設置された第一アクセスポイント2a〜2hからアドバタイジングパケットを所定時間以上受信しなくなったこと、又は自室以外に設置された第一アクセスポイント2a〜2hからアドバタイジングパケットを受信したこととし、第二条件は、自室に設置された第一アクセスポイント2a〜2hからアドバタイジングパケットを受信したこととしする。これにより、要介護者が自室から出たときには情報を送信し、自室内にいるときには情報を送信しないようにし、自室外に居る要介護者の所在位置を確認することができる。
また、本実施形態3においても、前述の実施形態2と同様に、無線タグ1が入力部18を備え、センサー39から体温や血圧、心拍等の情報の入力を受けて、これを識別情報と共に暗号化して送信する構成としても良い。これにより、本実施形態3のシステムにおいても、要介護者の健康状態を管理できる。
また、寝たきりの要介護者の姿勢の状態を加速度センサー等のセンサー39で検出して、これを定期的に管理サーバに送信して記録する。この記録を参照することにより、要介護者の姿勢の状態を知ることができ、所定時間以上姿勢が変わっていなければ、姿勢を変えて褥瘡の発生を抑えるといった介護を行うことができる。
上記の例では、無線タグ1を備えたブレスレットや名札を要介護者(ユーザ)が装着したか否かをセンサ39で検出し、要介護者が無線タグ1を備えたブレスレットや名札を装着した場合に第一条件が充足したものとしてアドバタイジングパケットの送信を開始し、要介護者が無線タグ1を備えたブレスレットや名札を外した(装着していない)場合に第二条件を充足したものとして、アドバタイジングパケットの送信を停止しても良い。
〈その他〉
本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上述の各要素を組み合わせて用いることができる。また、スマートフォン等の携帯端末がアプリケーションソフトウェアに従って前記無線タグ1の機能を実現することによって、前記無線タグ1に代えて携帯端末を用いることもできる。
また、前記実施形態ではブルートゥースのアドバタイジングパケットを送信する例を示したが、これに限らずWiFi(登録商標)やZigBeeのビーコンを用いても良い。
1 無線タグ
2a〜2k 第一アクセスポイント
3 チェックイン端末
4 搭乗口端末
4 検査室
5 第二アクセスポイント
7 管理サーバ
8 受付端末

Claims (7)

  1. 無線信号を送信する送信手段と、
    利用者を識別する識別情報を記憶する記憶手段と、
    所定のタイミングで変更される暗号鍵によって前記識別情報を暗号化する暗号化手段と、
    所定の第1条件が充足されたときに前記暗号化された識別情報を無線信号として前記送信手段により送信を開始させ、第2条件が充足されたときに前記送信手段からの無線信号の送信を停止させる制御手段と、
    を備える電子装置。
  2. 計時手段を更に備え、
    前記制御手段が、前記計時手段で計時された時刻情報を基に所定のタイミングで変更される暗号鍵によって前記識別情報を暗号化する請求項1に記載の電子装置。
  3. 無線信号を受信する受信手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記受信手段を介して所定エリアに配置された通信装置からの無線信号の受信によって前記第1条件が充足されたと判定し、前記所定エリアに配置された第2通信装置からの無線信号の受信によって前記第2条件が充足されたと判定する請求項1又は2に記載の電子装置。
  4. 無線信号を受信する受信手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記受信手段を介して所定エリアに配置された通信装置からの無線信号の受信によって前記第1条件が充足されたと判定し、前記無線信号の受信から所定期間の経過によって前記第2条件が充足されたと判定する請求項1又は2に記載の電子装置。
  5. 前記制御手段は、交通機関の出発日時から所定時間前の日時となったときに前記第1条件が充足されたと判定し、前記交通機関の出発日時となったとき、または前記出発日時から所定時間経過したときに前記第2条件が充足されたと判定する請求項2に記載の電子装置。
  6. 生体情報を検出する生体情報検出手段を更に備え、
    前記暗号化手段が、前記生体情報を所定の暗号鍵で暗号化し、
    前記制御手段が、前記暗号化された識別情報及び前記暗号化された生体情報を無線信号として前記送信手段により送信させる請求項1から4の何れか1項に記載の電子装置。
  7. 無線信号を送信する電子装置と前記無線信号を受信する管理装置とを有する送受信システムであって、
    前記電子装置が、
    無線信号を送信する送信手段と、
    利用者を識別する識別情報を記憶する記憶手段と、
    所定のタイミングで変更される暗号鍵によって前記識別情報を暗号化する暗号化手段と、
    所定の第1条件が充足されたときに前記送信手段を通じて前記暗号化された識別情報を無線信号として前記送信手段による送信を開始させ、第2条件が充足されたときに前記送信手段からの無線信号の送信を停止させる制御手段と、を備え、
    前記管理装置が、
    前記無線信号を受信する受信手段と、
    前記無線信号として受信した前記暗号化された識別情報を前記暗号鍵で復号化する復号化手段と、を備える、
    送受信システム。
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