JP2016115577A - 蓄電装置用電極の製造方法、及び蓄電装置用電極 - Google Patents
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Abstract
【課題】活物質層と保護層とが混ざり合うことを抑制することができる蓄電装置用電極の製造方法、及び蓄電装置用電極を提供すること。【解決手段】電極の製造方法は、長尺金属箔16に保護層用合剤を塗布して第1塗工部18を形成する第1塗工工程と、第1塗工部18の表面に活物質層用合剤を塗布して第2塗工部19を形成する第2塗工工程とを、を含む。活物質層用合剤の溶媒を非水系溶媒であるNMPとし、保護層用合剤の溶媒を水系溶媒である水とした。【選択図】図3
Description
本発明は、集電体と、集電体の少なくとも一方の面に設けられた第1層と、第1層の表面に設けられた第2層と、を有する蓄電装置用電極の製造方法、及び蓄電装置用電極に関する。
二次電池やキャパシタのような蓄電装置は再充電が可能であり、繰り返し使用することができるため電源として広く利用されている。従来から、EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug-in Hybrid Vehicle)などの車両に搭載される蓄電装置としては、リチウムイオン二次電池や、ニッケル水素二次電池などがよく知られている。これらの二次電池では、例えば、集電体としての金属箔の表面に活物質を含む活物質層用合剤を塗布して活物質層を形成した正極及び負極の電極を、間に多孔質かつ樹脂製のセパレータを介在させた状態で積層又は捲回するなどして電極組立体を形成するとともに、該電極組立体をケースに収容している。
また、従来より、電極組立体に関し、正極及び負極の電極間の短絡を抑制する絶縁構造について、より耐熱性を向上させる取組みがなされていた。その一つとして、正極と負極の電極との間に、樹脂製セパレータに加え、絶縁性の保護層を配置し、活物質層と保護層の2層構造とすることが提案されている。保護層は、例えば、活物質層上に微小なセラミック粒子からなる層を形成したものである。また、金属箔を保護するために、金属箔の表面に保護層を設け、その保護層の表面に活物質層を設けた電極も提案されている。
こうした保護層を有する電極の製造方法の一例を説明すると、まず、長尺帯状の金属箔上に、その長手方向に連続的又は間欠的に活物質層用合剤を塗布し、金属箔の表面に活物質層用合剤の塗工部(第1塗工部)を形成する。次に、この塗工部の表面に、保護層を形成する保護層用合剤を塗布し、その保護層用合剤の塗工部(第2塗工部)を形成する。その後、保護層用合剤が乾燥すると、活物質層上に保護層が形成される。そして、活物質層の表面に保護層が形成されたものを電極の形状に切断することで、保護層を有する電極が製造される(例えば、特許文献1)。
ところが、上記製造方法の一例において、活物質層用合剤の塗工部に保護層用合剤を塗布した際、又は、逆に保護層用合剤の塗工部に、活物質層用合剤を塗布した際、双方の合剤同士が相溶し、得られる電極において活物質層と保護層とが混ざり合った部位が形成されてしまう場合がある。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、活物質層と保護層とが混ざり合うことを抑制することができる蓄電装置用電極の製造方法、及び蓄電装置用電極を提供することにある。
上記問題点を解決するための蓄電装置用電極の製造方法は、集電体と、該集電体の少なくとも一方の面に設けられた第1層と、前記第1層の表面に設けられた第2層と、を有し、前記第1層が活物質層及び保護層のいずれか一方であり、前記第2層が前記活物質層及び前記保護層のいずれか他方である蓄電装置用電極の製造方法であって、前記活物質層は、活物質層用合剤を乾燥して形成されるとともに、前記保護層は、保護層用合剤を乾燥して形成され、前記集電体の少なくとも一方の面に、前記活物質層用合剤及び前記保護層用合剤のいずれか一方を塗布して、前記第1層の前駆体である第1塗工部を形成する第1塗工工程と、前記第1塗工部の表面に、前記活物質層用合剤及び前記保護層用合剤のいずれか他方を塗布して、前記第2層の前駆体である第2塗工部を形成する第2塗工工程と、を含み、前記活物質層用合剤及び前記保護層用合剤のうち、いずれか一方の溶媒を水系溶媒とし、他方の溶媒を非水系溶媒としたことを要旨とする。
これによれば、活物質層用合剤と保護層用合剤とで溶媒が異なることから、第1塗工部の表面に第2塗工部用の合剤を塗布したとき、双方の合剤が相溶することが抑制される。このため、双方の合剤の成分同士が混ざり合うことを抑制することができる。
また、蓄電装置用電極の製造方法について、前記第1塗工部の厚みは、前記第2塗工部の厚みより薄いのが好ましい。
これによれば、第1塗工部は、第2塗工部より厚みが薄いため、第2塗工部より乾燥しやすくなる。よって、第1塗工部の表面に第2塗工部を形成した際、第1塗工部と第2塗工部が混ざり合うことを抑制することができる。
これによれば、第1塗工部は、第2塗工部より厚みが薄いため、第2塗工部より乾燥しやすくなる。よって、第1塗工部の表面に第2塗工部を形成した際、第1塗工部と第2塗工部が混ざり合うことを抑制することができる。
また、蓄電装置用電極の製造方法について、前記第1塗工部は前記保護層用合剤を塗布して形成され、前記保護層用合剤は保護コート材を水系溶媒に分散させて調整されているとともに、前記第2塗工部は前記活物質層用合剤を塗布して形成され、前記活物質層用合剤は活物質を非水系溶媒に分散させて調整されている。
これによれば、水系溶媒は、非水系溶媒より乾燥しやすい。このため、保護層用合剤を塗布して形成された第1塗工部は、第2塗工部より乾燥しやすくなる。よって、第1塗工部の表面に第2塗工部を形成した際、第1塗工部と第2塗工部が混ざり合うことを抑制することができる。
また、蓄電装置用電極の製造方法について、前記第1塗工工程に並行して行われ、前記第1塗工部を乾燥させる乾燥工程を有していてもよい。
これによれば、第1塗工工程の終了後に、乾燥工程を行う場合と比べると、蓄電装置用電極の製造時間を短縮することができる。また、第1塗工部の乾燥を促進することができ、第1塗工部の表面に第2塗工部を形成した際、第1塗工部と第2塗工部が混ざり合うことを抑制することができる。
これによれば、第1塗工工程の終了後に、乾燥工程を行う場合と比べると、蓄電装置用電極の製造時間を短縮することができる。また、第1塗工部の乾燥を促進することができ、第1塗工部の表面に第2塗工部を形成した際、第1塗工部と第2塗工部が混ざり合うことを抑制することができる。
上記問題点を解決するための蓄電装置用電極は、集電体と、該集電体の少なくとも一方の面に設けられた第1層と、前記第1層の表面に設けられた第2層と、を有し、前記第1層が活物質層及び保護層のいずれか一方であり、前記第2層が前記活物質層及び前記保護層のいずれか他方である蓄電装置用電極であって、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の蓄電装置用電極の製造方法によって製造されていることを要旨とする。
これによれば、活物質層用合剤と保護層用合剤とで溶媒が異なることから、双方の合剤が相溶してしまうことが抑制され、双方の合剤の成分同士が混ざり合うことを抑制することができる。よって、蓄電装置用電極においては、活物質層同士の間でのイオンの移動が、保護層の成分によって妨げられることを抑制できる。
本発明によれば、活物質層と保護層とが混ざり合うことを抑制することができる。
以下、蓄電装置用電極の製造方法、及び蓄電装置用電極を、二次電池用の電極の製造方法、及び二次電池用の電極に具体化した一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
蓄電装置としての二次電池は、図示しないが、外観が角型をなす角型電池であり、リチウムイオン電池である。二次電池は、ケース内に電極組立体を備える。電極組立体は、複数の正極の電極と、複数の負極の電極とが、両者の間に多孔質の樹脂製セパレータを介在し、絶縁した状態で交互に積層された積層タイプである。
蓄電装置としての二次電池は、図示しないが、外観が角型をなす角型電池であり、リチウムイオン電池である。二次電池は、ケース内に電極組立体を備える。電極組立体は、複数の正極の電極と、複数の負極の電極とが、両者の間に多孔質の樹脂製セパレータを介在し、絶縁した状態で交互に積層された積層タイプである。
図1及び図2に示すように、電極10は、集電体としての矩形状の金属箔11と、金属箔11の両面に設けられた、第1層としての矩形状の保護層12と、保護層12の表面の全体を覆う、第2層としての活物質層13とを備えている。
本実施形態では、電極10を正極としており、金属箔11はアルミニウム製である。保護層12は、保護コート材同士がバインダにより相互に固定された状態で構成されている。保護層12は、保護コート材、バインダ、及び水系溶媒を含む保護層用合剤から形成されている。保護コート材としてはカーボン、酸化インジウム、酸化亜鉛、過酸化亜鉛、酸化第一錫(SnO)、酸化第二錫(SnO2)、酸化錫(SnO3)、窒化ゲルマニウム、元素Xドープ酸化インジウム等が挙げられる。バインダとしては、ポリ(メタ)アクリル酸などのアクリル系樹脂(PAAなど)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体(略称FEP)、フッ素ゴム等の含フッ素樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂、ポリイミド、ポリアミドイミド等のイミド系樹脂、アルコキシシリル基含有樹脂、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリアクリロニトリル等が挙げられる。水系溶媒としては、主溶媒としての水の他に消泡剤としてアルコールやエステル、エーテル等を含んでもよい。
活物質層13は、正極の活物質粒子同士が樹脂製のバインダにより相互に固定された状態で構成されている。正極の活物質層13は、正極活物質、導電助剤、バインダ、及び溶媒を含む活物質層用合剤から形成されている。
正極活物質としては、限定されないが、リチウム含有酸化物等が好ましく用いられる。具体例としてはリチウムマンガン酸化物、リチウムニッケル酸化物、リチウムコバルト酸化物、リチウム鉄酸化物等の、リチウムイオン二次電池の正極活物質に用いられている化合物等が挙げられる。また、正極活物質として金属リチウム、硫黄などを用いることもできる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
バインダとしては、限定されないが、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等の含フッ素樹脂、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)等のゴム、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアミドイミドシリカハイブリッド等のイミド系樹脂、アルコキシシリル基含有樹脂、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリイタコン酸などが挙げられる。また、バインダとしては、アクリル酸と、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸などの酸モノマーとの共重合物を用いることもできる。その中でも、結着性に優れた高結着性バインダが好ましく、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアミドイミドシリカハイブリッド、ポリアクリル酸、カルボキシメチルセルロースから選ばれる少なくとも一種が望ましい。その中でも、ポリアミドイミド樹脂あるいはポリアミドイミドシリカハイブリッドが特に望ましい。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。
導電助剤は、限定されないが、例えば、カーボンナノファイバー、アセチレンブラック、カーボンブラック、グラファイト、ケッチェンブラック等が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。
溶媒としては、二次電池の製造時に用いられる溶媒を使用でき、限定されないが、有機溶媒であるN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、メタノール、メチルイソブチルケトン(MIBK)等を使用することができる。なお、これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。
電極10において、金属箔11、保護層12、及び活物質層13が積層された方向を積層方向とし、その積層方向に沿った保護層12及び活物質層13の寸法を厚みとする。保護層12の厚みは、活物質層13の厚みより薄い。保護層12の厚みは、50〜1000nm(ナノメートル)であり、活物質層13の厚みは30〜200μm(マイクロメートル)である。
電極10は、その一辺に沿って、活物質層13が設けられず、金属箔11が露出した未塗工部11aを有する。そして、電極10において、未塗工部11aの一部には、集電タブ14が突出する状態に設けられている。
次に、正極の電極10に関し、その製造方法を説明する。
上記構成の電極10の製造方法は、図3に示すように、長尺状の集電体としての長尺金属箔16の片面に活物質層用合剤を塗布して第1塗工部18を形成する第1塗工工程と、第1塗工部18の表面に保護層用合剤を塗布して第2塗工部19を形成する第2塗工工程と、を含む。第2塗工工程の後には、長尺金属箔16と、第1塗工部18と、第2塗工部19とを含む電極材料17が製造される。さらに、電極10の製造方法は、第1塗工工程の開始直後に、第1塗工工程と並行して行われる第1乾燥工程と、第2塗工工程の開始直後に、第2塗工工程と並行して行われる第2乾燥工程とを含む。加えて、電極10の製造方法は、第1塗工部18及び第2塗工部19に残る溶媒を除去する真空乾燥工程と、電極材料17を電極10の形状に切断する成形工程を含む。
上記構成の電極10の製造方法は、図3に示すように、長尺状の集電体としての長尺金属箔16の片面に活物質層用合剤を塗布して第1塗工部18を形成する第1塗工工程と、第1塗工部18の表面に保護層用合剤を塗布して第2塗工部19を形成する第2塗工工程と、を含む。第2塗工工程の後には、長尺金属箔16と、第1塗工部18と、第2塗工部19とを含む電極材料17が製造される。さらに、電極10の製造方法は、第1塗工工程の開始直後に、第1塗工工程と並行して行われる第1乾燥工程と、第2塗工工程の開始直後に、第2塗工工程と並行して行われる第2乾燥工程とを含む。加えて、電極10の製造方法は、第1塗工部18及び第2塗工部19に残る溶媒を除去する真空乾燥工程と、電極材料17を電極10の形状に切断する成形工程を含む。
電極10を製造するための生産設備20は、長尺金属箔16の片面に第1塗工部18を形成し、その第1塗工部18の表面に第2塗工部19を形成するとともに、両塗工部18,19を乾燥させるための設備である。
第1塗工部18を形成するための保護層用合剤は、保護コート材としての酸化錫と、バインダとしてのポリアクリル酸(PAA)と、水と、を混練して調整したものである。また、そのときの固形分率は5%となるように調整した。第2塗工部19を形成するための活物質層用合剤は、正極活物質としてのリチウムニッケル酸化物、導電助剤としてのアセチレンブラック、バインダとしてのポリフッ化ビニリデン(PVDF)、及び非水系溶媒としてのN−メチル−2−ピロリドン(NMP)を混練し、調整したものである。よって、保護層用合剤と活物質用合剤とは溶媒が異なり、双方の合剤には相溶性がない。
生産設備20において、長尺金属箔16は長手方向が供給ロール21の周方向に延びる状態で供給ロール21に巻装されている。なお、供給ロール21は、図示しない支持装置によって回転可能に支持されている。また、長尺金属箔16は長手方向が巻取ロール22の周方向に延びる状態で巻取ロール22に巻き取られる。巻取ロール22は、図示しない支持装置によって回転可能に支持されている。巻取ロール22は、一定の回転速度で回転し、長尺金属箔16を巻き取る。よって、供給ロール21から供給された長尺金属箔16が、巻取ロール22に巻き取られることにより、長尺金属箔16は搬送方向X1に沿って搬送される。
生産設備20は、搬送される長尺金属箔16の片面に保護層用合剤を塗布する第1塗工装置23を備える。第1塗工装置23は、グラビアコート法を用いて、長尺金属箔16の片面に保護層用合剤を塗布する。第1塗工装置23は、グラビアロール24を備える。グラビアロール24は、表面にグラビアパターンを有する。本実施形態において、グラビアロール24は斜線型のグラビアパターンを備える。このため、グラビアロール24は、グラビアロール24の軸方向に対し斜めに延びる溝24aを、グラビアロール24の周方向に沿って複数備え、グラビアロール24の径方向に沿った断面視では、グラビアロール24の周面は凹凸状である。第1塗工装置23は、保護層用合剤の貯留部25をグラビアロール24の近くに備える。
そして、第1塗工工程では、グラビアロール24が回転方向Yに回転することにより、貯留部25内の保護層用合剤は、グラビアロール24の溝24a内に入り込みつつグラビアパターンの表面に付着する。グラビアパターンの表面に付着した保護層用合剤は、グラビアロール24の回転によって、貯留部25内から長尺金属箔16に向けて搬送される。転写位置において、搬送される長尺金属箔16の表面に保護層用合剤が接触することで、長尺金属箔16の表面に保護層用合剤が転写される。その結果、長尺金属箔16には、第1層である保護層12の前駆体としての第1塗工部18が形成される。第1塗工部18は、長尺金属箔16の長手方向に連続して形成される。第1塗工装置23によって形成される第1塗工部18の厚みは、50〜2000nmである。
生産設備20は、長尺金属箔16をグラビアロール24と挟む位置に第1ヒートロール26を備える。第1ヒートロール26は、長尺金属箔16において保護層用合剤の塗布された面とは反対側の面に接触している。第1ヒートロール26は、保護層用合剤の長尺金属箔16への転写位置よりも、搬送方向X1の上流側から長尺金属箔16に接触している。
そして、第1塗工工程と並行して行われる第1乾燥工程では、第1ヒートロール26は、搬送される長尺金属箔16に摺接して長尺金属箔16を加熱し、その長尺金属箔16を介して、第1塗工装置23から塗工された第1塗工部18を加熱する。
第1ヒートロール26による加熱温度と乾燥時間は、第1塗工部18の厚みに応じて変化する。なお、乾燥時間とは、第1塗工部18の形成直後から、第1塗工部18が乾燥するまでに要する時間である。図4の表に示すように、第1塗工部18の乾燥前厚みを、20μm、30μm、及び40μmに設定し、加熱温度を変更して、その乾燥時間を計測した。
図4の表に示すように、加熱温度が60℃以上になれば、第1塗工部18の乾燥前厚みが20〜40μmであっても乾燥時間は10秒台にまで短くなる。よって、第1ヒートロール26の加熱温度を60℃以上に設定することで、第1塗工部18を速やかに乾燥させることができる。また、長尺金属箔16を、第1塗工部18が形成される前に予め加熱しておくと(100℃加熱済み)、第1塗工部18の厚みに関わらず、第1塗工部18を速やかに乾燥することができる。
図3に示すように、生産設備20は、長尺金属箔16の搬送方向X1において、第1塗工装置23より下流側に第2塗工装置27を備える。第2塗工装置27は、ダイコート法を用いて、第1塗工部18の表面に活物質層用合剤を塗布する。第2塗工装置27は、スリットダイ27aを備え、このスリットダイ27aの吐出口(図示せず)は、長尺金属箔16の片面に対向配置されている。
そして、第2塗工工程では、スリットダイ27aの吐出口から、第1塗工部18の表面に活物質層用合剤が連続的に塗布され、第1塗工部18の表面に、長尺金属箔16の長手方向に延びる長尺状の第2塗工部19が形成される。すなわち、第1塗工部18の表面には、第2層の前駆体である第2塗工部19が形成される。
生産設備20は、長尺金属箔16をスリットダイ27aと挟む位置に第2ヒートロール28を備える。第2ヒートロール28は、長尺金属箔16において活物質層用合剤の塗布された面とは反対側の面に接触している。第2ヒートロール28は、第1ヒートロール26より大径であり、長尺金属箔16への接触面積が第1ヒートロール26より広い。また、第2ヒートロール28は、活物質層用合剤の長尺金属箔16への塗布位置よりも、搬送方向X1の上流側から長尺金属箔16に接触している。
そして、第2塗工工程と並行して行われる第2乾燥工程では、第2ヒートロール28は、搬送される長尺金属箔16に摺接して長尺金属箔16を加熱し、その長尺金属箔16を介して、スリットダイ27aから塗工された直後に第2塗工部19を加熱する。
長尺金属箔16に第1塗工部18と第2塗工部19が形成されて電極材料17が形成される。生産設備20は、真空乾燥装置30を備える。真空乾燥装置30は熱源からの熱により空気を加熱し、熱風を供給する。そして、真空乾燥工程では、真空乾燥装置30の内部に供給された熱風により、真空乾燥装置30を通過する長尺金属箔16上の各塗工部18,19の真空乾燥を行う。これにより、活物質層用合剤及び保護層用合剤に含まれる溶媒が蒸発するとともに、熱によりバインダの硬化が始まり、活物質や保護コート材が相互に固定される。
なお、図示しないが、この真空乾燥工程の後、長尺金属箔16のもう片面にも上記と同様の方法で第1塗工部18及び第2塗工部19を形成し、乾燥する。すると、長尺金属箔16の両面に第1塗工部18及び第2塗工部19を有する電極材料17が形成される。その後、電極材料17は、別工程にて別の巻取ロール22から繰り出され、成形工程によって所定形状に切断される。そして、保護層12及び活物質層13が矩形状に形成されるとともに、未塗工部11a及び集電タブ14が形成され、電極10が製造される。
次に、電極10の製造方法の作用を記載する。
第1塗工工程で塗布される保護層用合剤は、溶媒として水を用いており、第2塗工工程で塗布される活物質層用合剤は、溶媒として非水系溶媒のNMPを用いている。このため、保護層用合剤の層である第1塗工部18の表面に、活物質層用合剤が塗布されたとき、双方の合剤が相溶することが抑制される。
第1塗工工程で塗布される保護層用合剤は、溶媒として水を用いており、第2塗工工程で塗布される活物質層用合剤は、溶媒として非水系溶媒のNMPを用いている。このため、保護層用合剤の層である第1塗工部18の表面に、活物質層用合剤が塗布されたとき、双方の合剤が相溶することが抑制される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)保護層用合剤と活物質層用合剤とで、異なる系の溶媒を用い、双方の合剤が相溶しないようにした。このため、第1塗工部18と第2塗工部19とが混ざり合うことを抑制することができる。その結果として、得られる電極10において、活物質層13に異物が混ざり込んでしまうことを抑制でき、二次電池の電気的な性能が低下することを抑制できる。
(1)保護層用合剤と活物質層用合剤とで、異なる系の溶媒を用い、双方の合剤が相溶しないようにした。このため、第1塗工部18と第2塗工部19とが混ざり合うことを抑制することができる。その結果として、得られる電極10において、活物質層13に異物が混ざり込んでしまうことを抑制でき、二次電池の電気的な性能が低下することを抑制できる。
(2)長尺金属箔16に対し、先に塗布する保護層用合剤の溶媒に水系溶媒を用い、第2塗工部19よりも先に形成される第1塗工部18を乾燥しやすくした。このため、乾燥しやすい第1塗工部18に対して活物質層用合剤を塗布することになり、第1塗工部18と第2塗工部19が混ざり合うことを抑制することができる。
(3)長尺金属箔16に先に塗布する保護層用合剤の厚みを第2塗工部19の厚みより薄くし、第2塗工部19よりも先に形成される第1塗工部18を乾燥しやすくした。このため、乾燥しやすい第1塗工部18に対して活物質層用合剤を塗布することになり、第1塗工部18と第2塗工部19が混ざり合うことを抑制することができる。
(4)第1ヒートロール26を、長尺金属箔16を挟んで第1塗工装置23に対向配置した。そして、保護層用合剤を長尺金属箔16に塗布するのと並行して、第1ヒートロール26によって第1塗工部18を加熱するようにした。このため、保護層用合剤の塗布後に、その乾燥工程を設ける場合と比べて、電極10の製造時間を短縮することができる。
(5)第1ヒートロール26を、長尺金属箔16を挟んで第1塗工装置23に対向配置した。このため、第1ヒートロール26による加熱によって第1塗工部18の乾燥を促進させることができる。よって、第1塗工部18の表面に活物質層用合剤が塗布されたとき、第1塗工部18に含まれる水系溶媒によって活物質層用合剤がゲル化してしまうことを抑制できる。
(6)第1ヒートロール26は、第1塗工装置23による保護層用合剤の転写位置よりも上流側から長尺金属箔16に接触して、長尺金属箔16を予め加熱している。よって、第1ヒートロール26によって、保護層用合剤の乾燥時間を短縮することができる。
(7)第1塗工工程ではグラビアコート法を採用した。このため、保護層用合剤を長尺金属箔16に薄く塗布することができる。
(8)第2ヒートロール28を、長尺金属箔16を挟んで第2塗工装置27に対向配置した。そして、活物質層用合剤を長尺金属箔16に塗布するのと並行して、第2ヒートロール28によって第2塗工部19を加熱するようにした。このため、活物質層用合剤の塗布後に、その乾燥工程を設ける場合と比べて、電極10の製造時間を短縮することができる。
(8)第2ヒートロール28を、長尺金属箔16を挟んで第2塗工装置27に対向配置した。そして、活物質層用合剤を長尺金属箔16に塗布するのと並行して、第2ヒートロール28によって第2塗工部19を加熱するようにした。このため、活物質層用合剤の塗布後に、その乾燥工程を設ける場合と比べて、電極10の製造時間を短縮することができる。
(9)第2ヒートロール28を、長尺金属箔16を挟んで第2塗工装置27に対向配置した。このため、第2ヒートロール28による加熱によって第2塗工部19の乾燥を促進させることができる。
(10)第2ヒートロール28は、第2塗工装置27による活物質層用合剤の塗布位置よりも上流側から長尺金属箔16に接触して、長尺金属箔16を予め加熱している。加えて、第2ヒートロール28を第1ヒートロール26より大径化し、第2ヒートロール28から長尺金属箔16に伝わる熱量を多くしている。よって、第2ヒートロール28によって、厚みの厚い第2塗工部19であっても、その乾燥時間を短縮することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図5に示すように、電極10を負極とした場合、負極の電極10では、金属箔32の両面に第1層としての活物質層33が設けられ、その活物質層33の表面に第2層としての保護層34が設けられる。金属箔32は、矩形シート状の銅箔製である。また、負極の電極10では、負極の活物質層33は、負極活物質、導電助剤、バインダ、及び溶媒を含む活物質層用合剤から形成されている。負極活物質としては、限定されないが、黒鉛等のカーボン、金属化合物、SiOx等の金属酸化物、ホウ素添加炭素等を挙げることができる。負極活物質としては、さらに炭素系粒子を含むことが好ましい。この炭素系粒子としては、天然黒鉛、人造黒鉛、コークス、メソフェーズ炭素、気相成長炭素繊維、ピッチ系炭素繊維、PAN系炭素繊維などが挙げられるが、緩衝性能に優れる黒鉛が好ましい。バインダ及び導電助剤は正極と同じものが使用できる。溶媒としては、非水系溶媒が使用され、正極の活物質層用合剤を調整する場合と同じ溶媒が使用される。
○ 図5に示すように、電極10を負極とした場合、負極の電極10では、金属箔32の両面に第1層としての活物質層33が設けられ、その活物質層33の表面に第2層としての保護層34が設けられる。金属箔32は、矩形シート状の銅箔製である。また、負極の電極10では、負極の活物質層33は、負極活物質、導電助剤、バインダ、及び溶媒を含む活物質層用合剤から形成されている。負極活物質としては、限定されないが、黒鉛等のカーボン、金属化合物、SiOx等の金属酸化物、ホウ素添加炭素等を挙げることができる。負極活物質としては、さらに炭素系粒子を含むことが好ましい。この炭素系粒子としては、天然黒鉛、人造黒鉛、コークス、メソフェーズ炭素、気相成長炭素繊維、ピッチ系炭素繊維、PAN系炭素繊維などが挙げられるが、緩衝性能に優れる黒鉛が好ましい。バインダ及び導電助剤は正極と同じものが使用できる。溶媒としては、非水系溶媒が使用され、正極の活物質層用合剤を調整する場合と同じ溶媒が使用される。
そして、負極の電極10の製造方法では、長尺金属箔に活物質層用合剤が塗布されて第1塗工部が形成され、第1塗工工程が行われる。その後、第1塗工部の表面に保護層用合剤が塗布されて第2塗工工程が行われ、第2塗工部が形成される。
○ 第1塗工工程を行う際の塗工方法は、グラビアコート法ではなく、ダイコート法やスプレーコート法でもよいし、第2塗工工程を行う際の塗工方法は、ダイコート法ではなく、グラビアコート法やスプレーコート法でもよい。
○ 生産設備20から第1ヒートロール26を削除して、第1ヒートロール26による第1塗工部18の乾燥工程は無くしてもよい。また、第2ヒートロール28を削除して、第2ヒートロール28による第2塗工部19の乾燥工程は無くしてもよい。
○ 電極10は、片面だけに保護層12,34及び活物質層13,33が設けられたものであってもよい。
○ 実施形態では、長尺金属箔16の長手方向に連続して第1塗工部18を形成したが、長尺金属箔16の長手方向に間隔を空けて第1塗工部18を形成してもよい。
○ 実施形態では、長尺金属箔16の長手方向に連続して第1塗工部18を形成したが、長尺金属箔16の長手方向に間隔を空けて第1塗工部18を形成してもよい。
○ 集電体は、保護層12,34又は活物質層13,33が形成できるものであれば、長尺金属箔16に限定されるものではない。例えば、織物状や網状のシートを用いてもよい。
○ 蓄電装置はニッケル水素二次電池や、電気二重層キャパシタであってもよい。
10…蓄電装置用電極としての二次電池用の電極、11…集電体としての金属箔、12…第1層としての保護層、13…第2層としての活物質層、18…第1層の前駆体である第1塗工部、19…第2層の前駆体である第2塗工部、33…第1層としての活物質層、34…第2層としての保護層。
Claims (5)
- 集電体と、
該集電体の少なくとも一方の面に設けられた第1層と、
前記第1層の表面に設けられた第2層と、を有し、
前記第1層が活物質層及び保護層のいずれか一方であり、前記第2層が前記活物質層及び前記保護層のいずれか他方である蓄電装置用電極の製造方法であって、
前記活物質層は、活物質層用合剤を乾燥して形成されるとともに、前記保護層は、保護層用合剤を乾燥して形成され、
前記集電体の少なくとも一方の面に、前記活物質層用合剤及び前記保護層用合剤のいずれか一方を塗布して、前記第1層の前駆体である第1塗工部を形成する第1塗工工程と、
前記第1塗工部の表面に、前記活物質層用合剤及び前記保護層用合剤のいずれか他方を塗布して、前記第2層の前駆体である第2塗工部を形成する第2塗工工程と、を含み、
前記活物質層用合剤及び前記保護層用合剤のうち、いずれか一方の溶媒を水系溶媒とし、他方の溶媒を非水系溶媒としたことを特徴とする蓄電装置用電極の製造方法。 - 前記第1塗工部の厚みは、前記第2塗工部の厚みより薄い請求項1に記載の蓄電装置用電極の製造方法。
- 前記第1塗工部は前記保護層用合剤を塗布して形成され、前記保護層用合剤は保護コート材を水系溶媒に分散させて調整されているとともに、前記第2塗工部は前記活物質層用合剤を塗布して形成され、前記活物質層用合剤は活物質を非水系溶媒に分散させて調整されている請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置用電極の製造方法。
- 前記第1塗工工程に並行して行われ、前記第1塗工部を乾燥させる乾燥工程を有する請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の蓄電装置用電極の製造方法。
- 集電体と、
該集電体の少なくとも一方の面に設けられた第1層と、
前記第1層の表面に設けられた第2層と、を有し、
前記第1層が活物質層及び保護層のいずれか一方であり、前記第2層が前記活物質層及び前記保護層のいずれか他方である蓄電装置用電極であって、
請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の蓄電装置用電極の製造方法によって製造されていることを特徴とする蓄電装置用電極。
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---|---|---|---|
JP2014254126A JP2016115577A (ja) | 2014-12-16 | 2014-12-16 | 蓄電装置用電極の製造方法、及び蓄電装置用電極 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018116778A (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | トヨタ自動車株式会社 | 電極の製造方法 |
KR20240046013A (ko) | 2022-09-30 | 2024-04-08 | 후지필름 가부시키가이샤 | 막의 제조 방법 |
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2014
- 2014-12-16 JP JP2014254126A patent/JP2016115577A/ja active Pending
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