JP2016115424A - プリント基板 - Google Patents

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岳彦 山根
Takehiko Yamane
岳彦 山根
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Abstract

【課題】より効果的に放電が行われるプリント基板を提供する。
【解決手段】接続部311は電子部品の端子に接続される。一つの接続部311に対応して複数の導体部32が形成される。複数の導体部32は、対応する接続部311の周りにおいて、当該接続部311と間隔を空けて設けられる。また複数の導体部32は、対応する接続部311を囲む周方向において互いに間隔を空けて設けられる。複数の導体部32は、接続部311との間で放電経路を形成する。複数の導体部32は接地されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリント基板に関し、特に静電気を放電する構造に関する。
特許文献1には、ESD(静電気放電:ElectroStatic Discharge)対策が施されたプリント基板が記載されている。特許文献1では、当該プリント基板には、回路パターンと接地パターンとが形成されている。回路パターンには第1突出部が形成され、接地パターンには第2突出部が形成されている。この第1突出部は第2突出部に向かって突出し、第2突出部は第1突出部に向かって突出する。第1突出部および第2突出部は、間隙を空けて互いに対向する。また第1突出部は、第2突出部に向かうにしたがって先細となる先鋭形状を有しており、第2突出部は第1突出部へと向かうにしたがって先細となる先鋭形状を有している。
これにより、回路パターンの静電気を、第1突出部および第2突出部を介して、接地パターンへと放電しやすくしている。
特開2014−90042号公報
より効果的に放電が行われるプリント基板が望まれている。
そこで、本発明は、より効果的に放電が行われるプリン基板を提供することを目的とする。
本発明にかかるプリント基板の第1の態様は、電子部品の端子に接続される第1接続部と、各々が接地され、前記第1接続部の周りにおいて互いに間隔を空けるとともに、前記第1接続部とも間隔を空けて設けられて、前記第1接続部との間で放電経路を形成する複数の導体部とを備える。
本発明にかかるプリント基板の第2の態様は、第1の態様にかかるプリント基板であって、前記複数の導体部は、前記第1接続部の周りにおいて互いに等間隔に設けられる。
本発明にかかるプリント基板の第3の態様は、第1または第2の態様にかかるプリント基板であって、電子部品の端子と接続される第2接続部を備え、前記複数の導体部の一つは、前記第1接続部と前記第2接続部との間に介在し、第2接続部とも放電経路を形成する。
本発明にかかるプリント基板の第4の態様は、第1から第3のいずれか一つの態様にかかるプリント基板であって、前記複数の導体部の各々は、前記第1接続部に近づくにつれて先細になる第1部分と、前記第1部分に対して前記第1接続部とは反対側において、前記第1接続部から遠ざかるにつれて先細となる第2部分とを有する。
本発明にかかるプリント基板の第1および第4の態様によれば、放電箇所が複数存在するので、より効果的に放電が行われる。
また、放電箇所が複数存在するので、分散して放電を行うことができる。よって各導体部における放電量を低減でき、導体部に生じるダメージを低減できる。
本発明にかかるプリント基板の第2の態様によれば、放電について、より分散させやすい。
本発明にかかるプリント基板の第3の態様によれば、製造コストおよび回路規模を低減できる。
プリント基板の構成の一例を概略的に示す平面図である。 プリント基板の構成の一例を概略的に示す平面図である。 プリント基板の構成の一例を概略的に示す平面図である。 プリント基板の構成の一例を概略的に示す平面図である。
図1は、この実施の形態にかかるプリント基板の一部を概略的に例示する図である。図1では、平面視におけるプリント基板の構成が示されている。このプリント基板が採用される装置は特に限定されないものの、例えば自動車に搭載される電子装置に採用可能である。またこのプリント基板を、例えば特許文献1の電子制御ユニットに採用することもできる。
図1に例示するように、プリント基板は基板1を有している。基板1は絶縁性の基板であり、この基板1には、複数の配線31と複数の導体部(以下、アレスタとも呼ぶ)32とが形成されている。
配線31は例えば金属で形成されており、その一端には、接続部311が形成される。接続部311は例えば電子部品(不図示)の端子に接続される。例えば半田により、接続部311と当該端子とが互いに電気的に接続される。このような接続部311は例えばランドあるいはパッドとも呼ばれる。図1の例示では、接続部311は、配線31の一端において、配線31の幅よりも広い直径を有する略円形の形状を有している。
配線31の他端(不図示)は、不図示の回路(あるいは電子部品の端子など)に適宜に接続される。配線31は、一端側の電子部品(接続部311に接続される電子部品)と、他端側の当該回路(あるいは電子部品)とを電気的に接続する。
複数の配線31にそれぞれ設けられる接続部311は、互いに間隔を空けて配置されている。図1の例示では、複数の接続部311は紙面左右方向において互いに間隔を空けて配置されている。図1の例示では、配線31はそれぞれ接続部311から例えば紙面上方に向けて延在している。
本プリント基板においては、一つの接続部311に対応して複数のアレスタ32が形成される。複数のアレスタ32は、対応する接続部311の周りにおいて、当該接続部311と間隔を空けて設けられる。また複数のアレスタ32は、対応する接続部311を囲む周方向において互いに間隔を空けて設けられる。図1の例示では、複数のアレスタ32は接続部311よりも配線31とは反対側に設けられている。より具体的には、接続部311を通り、配線31に垂直な仮想線A1に対して、配線31とは反対側の領域に、複数のアレスタ32が設けられている。
複数のアレスタ32は例えば金属で形成され、接地される。例えば本プリント基板は多層基板であって、配線31、接続部311およびアレスタ32は第1層に形成される。また第1層は絶縁層を介して第2層に対向しており、この第2層には、接地導体(例えばグランドパターン、あるいはグランドプレーン)が形成される。この接地導体は接地されている。複数のアレスタ32は、絶縁層に形成されるビアを介して、この接地導体に接続される。
複数のアレスタ32の各々と接続部311との間には絶縁体(例えば空気)が介在しており、アレスタ32は接続部311との間において放電経路を形成する。つまり、接続部311に大きな静電気が発生してアレスタ32と接続部311との間の電圧が高まると、これらの間で放電が発生する。これにより、接続部311からアレスタ32へと電流を流すことができ、接続部311に生じた静電気量を低減することができる。言い換えれば、接続部311の電圧を低減することができる。
しかも、本プリント基板によれば、一つの接続部311に対して複数のアレスタ32が設けられている。よって、接続部311からアレスタ32への放電経路が複数存在することになり、より効率的に放電が行われる。したがって、接続部311の静電気量をより速やかに低減することができる。
逆に言えば、複数のアレスタ32を設けることで、放電を分散して生じさせることができる。これによれば、アレスタ32の一つ一つにおける放電量を低減することができるので、各アレスタ32に生じるダメージを低減することができる。
なお、上述の例では、アレスタ32は、自身が形成される第1層とは異なる第2層における接地導体に接続されているものの、必ずしもこれに限らない。アレスタ32と同じ層に接地導体を形成し、この接地導体に複数のアレスタ32を接続させてもよい。
一方で、アレスタ32が第2層における接地導体と接続される場合には、アレスタ32の平面視の形状を、接地導体に依らずに決定することができる。よってアレスタ32の形状の自由度を向上することができる。
また図1の例示では、一つの接続部311に対応して3つのアレスタ32が設けられているものの、必ずしもこれに限らない。一つの接続部311に対応して2つ以上のアレスタ32が設けられていればよい。
また複数のアレスタ32は、接続部311の周りで互いに等間隔に設けられてもよい。これにより、より均一に分散して放電が行われる。逆に言えば、いずれかのアレスタ32に放電が集中することを抑制でき、そのアレスタ32のダメージを低減できる。
図1の例示では、複数のアレスタ32は例えば第1部分321と第2部分322とを備えている。第1部分321は第2部分322に対して接続部311に近い側に位置している。言い換えれば、第2部分322は第1部分321に対して接続部311とは反対側に位置している。第1部分321および第2部分322は互いに連続している。
図1の例示では、第1部分321は接続部311に近づくにつれて先細となる形状を有している。例えば第1部分321は略三角形状を有している。一方で第2部分322は接続部311から遠ざかるにつれて先細となる形状を有している。例えば第2部分322も略三角形状を有している。
図1の例示では、アレスタ32は全体として略菱形の形状を有しており、その対角線の一つが接続部311を囲む周方向に沿うように、アレスタ32が配置されている。言い換えれば、対角線の他の一つが、接続部311の中心についての径方向DRに沿うように、アレスタ32が配置されている。
以上のように、図1の例示では、第1部分321が接続部311側で先細となる先細形状となっている。よって、電圧は第1部分321の先端部に集中し、より放電が行われやすい。
また図1の例示では、第2部分322が接続部311とは反対側で先細となる先細形状を有している。
図2は、プリント基板の構成の一例を概略的に示す図である。図2の例示では、アレスタ32の一つ(以下、アレスタ320と呼ぶ)が、互いに隣り合う2つの接続部311の間に介在している。このアレスタ320は当該2つの接続部311の一方と放電経路を形成するとともに、他方とも放電経路を形成する。
つまり、このアレスタ320は当該2つの接続部311の一方に対応して設けられるとともに、他方にも対応して設けられることになる。よって、当該2つの接続部311の一方に対応するアレスタ32と、他方に対応するアレスタ32とを別々に設ける構造に比して、製造コストおよび回路規模を低減することができる。
図2の例示では、アレスタ320は、2つの接続部311の一方に近づくにつれて先細になるとともに、他方に近づくにつれて先細となる形状を有している。図2の例示では、アレスタ320は、隣り合う2つの接続部311の中心同士を結ぶ直線の上に位置しており、例えば略菱形の形状を有している。アレスタ320は、その対角線の一つが2つの接続部311の中心を繋ぐ直線に沿うように、設けられる。
図3は、プリント基板の構成の一例を概略的に示す図である。図3の例示では、接続部311の各々には、複数の突出部312が設けられている。複数の突出部312は、複数のアレスタ32に対応して設けられている。図3の例示では、一つの接続部311に対応して5つのアレスタ32(アレスタ320を含む)が設けられているので、当該一つの接続部311には、5つの突出部312が設けられる。つまり、突出部312はアレスタ32と同じ個数設けられる。突出部312は、接続部311の外周部において、自身に対応するアレスタ32に向かって突出する。また突出部312は、対応するアレスタ32に近づくにつれて先細となる形状を有している。
これによれば、接続部311(より具体的には突出部312)はより小さい面積でアレスタ32と対面するので、電圧がより集中しやすく、放電が行われやすい。よって接続部311の静電気量をより速やかに低減することができる。
図4は、プリント基板の構成の一例を概略的に示す図である。図4の例示では、接続部311が形成される第1層において、配線31が形成されていない。ここでは、配線31(不図示)は接続部311とは異なる層に形成される。よって接続部311はビア33を介して配線31に接続される。
これによれば、アレスタ32(アレスタ320を含む、以下同様)を、接続部311の全周に亘って設けることができる。図4の例示では、8個のアレスタ32が一つの接続部311に対応して設けられており、これらは当該一つの接続部311の全周に亘って設けられる。これにより、放電箇所の数を増大できる。
図4の例示では、アレスタ32は例えば略等間隔で設けられている。また図4の例示では、接続部311には、アレスタ32に対応して突出部312が設けられている。図4の例示では、一つの接続部311に対応して8個のアレスタ32が設けられているので、一つの接続部311に対応して8個の突出部312が設けられている。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 基板
31 接続部
32,320 導体部

Claims (4)

  1. 電子部品の端子に接続される第1接続部と、
    各々が接地され、前記第1接続部の周りにおいて互いに間隔を空けるとともに、前記第1接続部とも間隔を空けて設けられて、前記第1接続部との間で放電経路を形成する複数の導体部と
    を備える、プリント基板。
  2. 請求項1に記載のプリント基板であって、
    前記複数の導体部は、前記第1接続部の周りにおいて互いに等間隔に設けられる、プリント基板。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプリント基板であって、
    電子部品の端子と接続される第2接続部を備え、
    前記複数の導体部の一つは、前記第1接続部と前記第2接続部との間に介在し、第2接続部とも放電経路を形成する、プリント基板。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプリント基板であって、
    前記複数の導体部の各々は、前記第1接続部に近づくにつれて先細になる第1部分と、前記第1部分に対して前記第1接続部とは反対側において、前記第1接続部から遠ざかるにつれて先細となる第2部分とを有する、プリント基板。
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