JP2016114315A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷蔵庫の周囲の状況に対応して、予期せずに扉が開かないようにすることができる冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫1は、本体1Aと、本体1Aの冷蔵室2を開閉可能な冷蔵室扉7(8)と、冷蔵室扉7(8)を開ける開扉装置25(26)と、冷蔵室扉7(8)に配置され、冷蔵室扉7(8)を開ける指令を出して開扉装置25(26)を動作させて冷蔵室扉7(8)を開くための自動扉ボタン20(21)と、人の接近を感知する人感センサ40(41)と、人感センサ40(41)が人の接近を感知すると、自動扉ボタン20(21)による指令があっても、開扉装置25(26)による冷蔵室扉7(8)を開く動作を「無効」にする制御部100を備える。【選択図】図2

Description

本発明の実施の形態は、冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫には、自動扉を有するものがあり、使用者が冷蔵庫の自動扉ボタンを押した時には、自動扉は、冷蔵庫の置かれた周囲の状況によらずに、自動で開くようになっている。特許文献1に記載の冷蔵庫では、使用者が冷蔵庫の扉に設けられたボタンをタッチ操作することで、扉を開くことができる。
特開2005−3320号
しかし、従来の冷蔵庫では、使用者が不用意に自動扉ボタンに触れた時に、冷蔵庫の周囲の状況によらずに、扉が予期せずに自動的に開いてしまうおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、冷蔵庫の周囲の状況に対応して、予期せずに扉が開かないようにすることができる冷蔵庫を提供することにある。
本発明の実施の形態の冷蔵庫は、本体と、前記本体の冷蔵室を開閉可能な冷蔵室扉と、前記冷蔵室扉を開ける開扉装置と、前記冷蔵室扉に配置され、前記冷蔵室扉を開ける指令を出して前記開扉装置を動作させて前記冷蔵室扉を開くための自動扉ボタンと、人の接近を感知する人感センサと、前記人感センサが前記人の接近を感知すると、前記自動扉ボタンによる指令があっても、前記開扉装置による前記冷蔵室扉を開く動作を無効にする制御部と、を備える。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫の全体を示す正面図である。 図1に示す冷蔵庫の電気接続ブロック例を示す図である。 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の全体を示す正面図である。 図3に示す冷蔵庫の電気接続ブロック例を示す図である。 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の全体を示す正面図である。 図5に示す冷蔵庫の電気接続ブロック例を示す図である。 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の全体を示す正面図である。 本発明の第5実施形態の冷蔵庫の全体を示す正面図である。 本発明の第6実施形態の冷蔵庫の全体を示す正面図である。 本発明の第7実施形態の冷蔵庫の全体を示す正面図である。 本発明の第8実施形態の冷蔵庫の全体を示す正面図である。 本発明の第9実施形態の冷蔵庫の全体を示す正面図である。 本発明の第10実施形態の冷蔵庫の全体を示す正面図である。 本発明の実施形態について、人感センサにより人の接近を感知するために予め定めた近接距離DDは、冷蔵庫扉の可動範囲RG1、RG2以上の距離であることを示す冷蔵庫の平面図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態の冷蔵庫の全体を示す正面図である。
図1に示す冷蔵庫1は、本体1Aを有している。この冷蔵庫1の本体1Aは、左側面部17と、右側面部18と、上面部19と、底面部15と、背面部16を有している。本体1Aは、外側側板からなる外箱と、内側側板からなる内箱を有し、その外箱と内箱の間には、断熱性を有するキャビネットにより構成されている。この本体1Aの内部には、複数の貯蔵室が形成されている。
貯蔵室としては、例えば上から順に冷蔵室2、野菜室3が設けられ、この野菜室3の下には製氷室4と小冷凍室5が左右の並べて設けられ、最下部に主冷凍室6が設けられている。しかし、貯蔵室が上から下に配置される順番は、特に限定されず、任意に選択できる。
図1に示す冷蔵室2の前面には、冷蔵室2の前面開口部を開閉する左右の扉7,8が設けられている。左右の冷蔵室扉7,8は、観音開き式扉(両開き扉)である。左側の冷蔵室扉7の左端部7Dが、ヒンジHにより回転中心軸CLを中心にして、回動可能に取り付けられている。同様にして、右側の冷蔵室扉8の右端部8Dが、ヒンジHにより回転中心軸CLを中心にして、回動可能に取り付けられている。
また、野菜室3、製氷室4、小冷凍室5、主冷凍室6の各前面には、各前面開口部を開閉する引出し式の扉9,10,11,12が、それぞれ設けられている。
図1に示すように、左右の冷蔵室扉7,8と、引出し式の扉9,10,11,12の各前面には、好ましくは透光性を有するガラス板である前面板7A,8A,9A,10A,11A,12Aが、それぞれ配置されている。左右の扉7,8と、引出し式の扉9,10,11,12は、内部に断熱材を設けることで断熱性を有している。
図1に示すように、左右の冷蔵室扉7と冷蔵室扉8は、それぞれ自動扉ボタン20,21を有している。自動扉ボタン20,21は、例えば使用者が指で触れることでオンすることができるタッチスイッチであり、好ましくは静電スイッチを採用できる。自動扉ボタン20,21の形状は、触れやすいように、縦長の長方形状等を採用できるが、特に形状は限定されず、任意の形状を採用できる。
図1に示すように、自動扉ボタン20は、冷蔵室扉7の前面の内端部7Cの下部の位置に配置されている。この内端部7Cは、ヒンジHが設けられている左端部7Dとは左右が反対側の端部である。同様にして、自動扉ボタン21は、冷蔵室扉8の前面の内端部8Cの下部の位置に配置されている。この内端部8Cは、ヒンジHが設けられている左端部8Dとは左右が反対側の端部である。内端部7C、8Cは、冷蔵室扉7と冷蔵室扉8が冷蔵室2を閉じた状態では、互いに隣り合っている。
図1に示すように、引出し式の扉9は、野菜室3用の扉であり、引出し式の扉9は、冷蔵室扉7と冷蔵室扉8の下部の位置、図1の例では直下に位置されている。
この引出し式の扉9の前面には、その中央位置に、人感センサ30が配置されている。この人感センサ30は、使用者等の大人や子供等の人の接近を感知するためのセンサであり、人の接近をより感知し易くするために、人感センサ30は、好ましくは野菜室3の引出し式の扉9の前面において、その中央位置に配置されている。
人感センサ30としては、例えば5cm〜20cmの比較的近接した感知範囲において、人の存在の有無を感知可能な静電センサを用いることができる。この人感センサ30が可能な比較的近接した感知範囲は、子供が自動扉ボタン20あるいは自動扉ボタン21に触れて押そうする場合に、子供の身体が、閉じた状態の野菜室3の引出し式の扉9に対して近づく範囲である。子供が、野菜室3の引出し式の扉9に対して、5cm〜20cmの比較的近接した感知範囲に近づくと、人感センサ30は、この子供の存在を感知する。
ここで、この人感センサ30の感知範囲の値が、5cmよりも小さいと、子供が引出し式の扉9により過ぎになり好ましくない。また、人感センサ30の感知範囲の値が20cmよりも大きいと、子供が引出し式の扉9から離れすぎてしまうので、好ましくはない。特に、この人感センサ30の比較的近接した感知範囲の値は、例えば好ましくは10cmである。
また、図1に示すように、本体1Aの上面部19には、2つの開扉装置25,26が配置されている。開扉装置25,26としては、例えば電磁ソレノイド等のアクチュエータを用いることができる。
この開扉装置25が作動すると、左側の冷蔵室扉7の内端部7Cを押して、冷蔵室扉7を閉じた状態からヒンジHを中心にして、開けることができる。同様にして、開扉装置26が作動すると、右側の冷蔵室扉8の内端部8Cを押して、冷蔵室扉8を閉じた状態からヒンジHを中心にして、開けることができる。
次に、図2を参照して、冷蔵庫1の電気接続ブロック例を説明する。図2は、図1に示す冷蔵庫1の電気接続ブロック例を示している。
図2に示すように、制御部100は、上述した開扉装置25,26と、自動扉ボタン20,21と、人感センサ30に電気的に接続されている。
使用者が触れて自動扉ボタン20をオンすると、制御部100が自動扉ボタン20から信号S1を受ける。これにより、制御部100は、開扉装置25を動作させて、開扉装置25は、左側の冷蔵室扉7を閉じた状態からヒンジHを中心にして押し出すことで、冷蔵室扉7を開けることができる。
同様にして、使用者が触れて自動扉ボタン21をオンすると、制御部100が自動扉ボタン21から信号S2を受ける。これにより、制御部100は、開扉装置26を動作させて、開扉装置26は、右側の冷蔵室扉8を閉じた状態からヒンジHを中心にして押し出すことで、冷蔵室扉8を開けることができる。
図2に示す人感センサ30が、人(子供)の接近を感知すると、感知信号SSを制御部100に送る。制御部100が人感センサ30から感知信号SSを受けとった場合には、たとえ子供が手指で自動扉ボタン20に触れてオンしたとしても、制御部100は、開扉装置25の動作を「無効」にする。これにより、開扉装置25が左側の冷蔵室扉7を、予期せずに(不用意に)開かないようになっている。
同様にして、図2に示す人感センサ30が、人の接近を感知すると感知信号SSを制御部100に送る。制御部100が人感センサ30から感知信号SSを受けとった場合には、たとえ子供が手指で自動扉ボタン20に触れてオンしたとしても、制御部100は、開扉装置26の動作を「無効」にする。これにより、開扉装置26が右側の冷蔵室扉8を、予期せずに(不用意に)開かないようになっている。
次に、上述した図1と図2に示す冷蔵庫1の使用例を説明する。
図1に示す冷蔵庫1が置かれている場所に、大人や子供等の人が近づき、人が手指で図1に示す左側の冷蔵室扉7を開くために自動扉ボタン20に触れて押そうとする時か、あるいは右側の冷蔵室扉8を開くために自動扉ボタン21に触れて押そうとする時には、野菜室3の引出し式の扉9に中央位置に配置されている人感センサ30は、人や物が例えば好ましくは10cmの範囲の周辺に存在するかしないかを、判断する。すなわち、人感センサ30が、例えば10cmの範囲内に人や物が存在を感知した場合には、人感センサ30は、図2に示す感知信号SSを制御部100に送る。例えば子供が手指で自動扉ボタン20(21)に触れてオンしようとする場合には、子供の背丈によっては、子供の頭部が左右の冷蔵室扉7(8)の下端部の位置に達している場合がある。
制御部100が人感センサ30から感知信号SSを受けると、たとえ子供が手指で自動扉ボタン20に触れてオンしたとしても、制御部100は、開扉装置25の動作を「無効」にする。これにより、左側の冷蔵室扉7は開かない。
同様に、制御部100が人感センサ30から感知信号SSを受けると、たとえ子供が手指で自動扉ボタン21に触れてオンしたとしても、制御部100は、開扉装置26の動作を「無効」にする。これにより、右側の冷蔵室扉8は開かない。
このように、冷蔵庫1の周囲の状況に対応して、すなわち子供が自動扉ボタン20(21)に触れてオンしようとしても、左右の冷蔵室扉7,8は、子供に対して予期せずに左側の冷蔵室扉7や右側の冷蔵室扉8が開かないようにすることができ、安全性を確保できる。
また、引出し式の扉9の前に物が置かれている場合にも、子供の場合と同様にして、物に対して予期せずに左側の冷蔵室扉7や右側の冷蔵室扉8が開かないようにすることができ、安全性を確保できる。
一般的には、使用者である大人が、手指で自動扉ボタン20あるいは自動扉ボタン21に触れて押す時には、大人は、冷蔵庫1の本体1Aからある程度の距離だけ離れた位置で手指を自動扉ボタン20あるいは自動扉ボタン21に対して差し出して触れる。
ところが、左側の冷蔵室扉7の下端部や右側の冷蔵室扉8の下端部の高さまで背丈が届くか届かない程度の子供が、自動扉ボタン20あるいは自動扉ボタン21を押す時には、子供は左側の冷蔵室扉7や右側の冷蔵室扉8の直下の野菜室3の引出し式の扉9に近接した状態で、自動扉ボタン20あるいは自動扉ボタン21に触れて押そうとする。
このように大人に比べて背丈の小さい子供が、冷蔵庫1に近接した状態の時には、子供が手指を伸ばして自動扉ボタン20あるいは自動扉ボタン21に触れて押したとしても、左側の冷蔵室扉7や右側の冷蔵室扉8が予期せずに開かないように、制御部100は、開扉装置25または開扉装置26の動作を「無効」にして、左側の冷蔵室扉7や右側の冷蔵室扉8が開かないようにする。これにより、冷蔵庫1の周囲の状況に対応して、予期せずに左側の冷蔵室扉7や右側の冷蔵室扉8が、確実に開かないように設定できる。
次に、本発明の冷蔵庫の第2実施形態以降の説明を順次する。
本発明の第2実施形態以降の各実施形態の構成要素が、図1と図2に示す第1実施形態の対応する構成要素と実質的に同じである場合には、同じ符号を記してその説明を用いることにする。
<第2実施形態>
次に、図3と図4を参照して、本発明の第2実施形態の冷蔵庫1を説明する。
図3は、本発明の第2実施形態の冷蔵庫1の全体を示す正面図である。
図3に示す第2実施形態の冷蔵庫1は、図1に示す第1実施形態の冷蔵庫1とほぼ同じ構造であるが、さらに2つの人感センサ40,41が、冷蔵庫扉7,8にそれぞれ追加して配置されていることが異なる。
一方の人感センサ40は、冷蔵室扉7の前面の内端部7Cの最も下部の位置に配置されている。この内端部7Cは、ヒンジHが設けられている左端部7Dとは左右が反対側の端部である。同様にして、他方の人感センサ41は、冷蔵室扉8の前面の内端部8Cの最も下部の位置に配置されている。この内端部8Cは、ヒンジHが設けられている左端部8Dとは左右が反対側の端部である。内端部7C、8Cは、冷蔵室扉7と冷蔵室扉8が冷蔵室2を閉じた状態では、互いに隣り合っている。2つの人感センサ40,41も隣り合っている。
図4は、図3に示す冷蔵庫1の電気接続ブロック例を示している。
図4に示す冷蔵庫1では、追加の2つの人感センサ40,41が、制御部100に接続されている。人感センサ40,41は、共にすでに説明した人感センサ30と同じように、例えば5cm〜20cmの比較的近接した感知範囲において、人を感知可能な静電センサを用いることができる。この人感センサ40,41の比較的近接した感知範囲は、例えば好ましくは10cmである。
子供等の人が、左側の冷蔵室扉7や右側の冷蔵室扉8の5cm〜20cmの比較的近接した感知範囲内に近づくと、この子供等の人の存在を感知する。
人感センサ40,41が子供等の人の接近を感知すると、感知信号SR、STを制御部100にそれぞれ送る。制御部100が人感センサ40,41から感知信号SRあるいは感知信号STの少なくとも一方を受けると、自動扉ボタン20が押されても、制御部100は、開扉装置25の動作を「無効」にすることで、左側の冷蔵室扉7は開かないようになっている。
同様に、制御部100が人感センサ40,41から感知信号SRあるいは感知信号STの少なくとも一方を受けると、自動扉ボタン21が押されても、制御部100は、開扉装置26の動作を「無効」にすることで、右側の冷蔵室扉8は開かないようになっている。
子供の背丈によって子供の頭等が、自動で開閉する左側の冷蔵室扉7の下端部や右側の冷蔵室扉8の下端部に接近した位置にあった時には、子供が手指を伸ばして自動扉ボタン20あるいは自動扉ボタン21に触れて押しても、左側の冷蔵室扉7や右側の冷蔵室扉8 が予期せずに開かないように、開扉装置25または開扉装置26の動作を「無効」にする。
これにより、左側の冷蔵室扉7や右側の冷蔵室扉8が確実に開かないようにする。従って、冷蔵庫1の周囲の状況に対応して、すなわち子供等の背丈が低く頭等が左右の冷蔵室扉7,8に接近した位置にあっても、予期せずに左側の冷蔵室扉7や右側の冷蔵室扉8が確実に開かないようにすることができる。
<第3実施形態>
次に、図5と図6を参照して、本発明の第3実施形態の冷蔵庫1を説明する。
図5は、本発明の第3実施形態の冷蔵庫1の全体を示す正面図である。
図5に示す第3実施形態の冷蔵庫1は、図3に示す第2実施形態の冷蔵庫1とほぼ同じ構造であるが、さらに2つの人感センサ50,51が、冷蔵室扉7,8にそれぞれ追加して配置されている。
一方の人感センサ50は、冷蔵室扉7の前面の内端部7Cの最も中央付近の位置に、配置されている。この内端部7Cは、ヒンジHが設けられている左端部7Dとは左右が反対側の端部である。同様にして、他方の人感センサ51は、冷蔵室扉8の前面の内端部8Cの中央付近の位置に、配置されている。この中央付近とは、冷蔵室扉7の上下方向(Z方向)と冷蔵室扉8の上下方向(Z方向)に関して、中央領域であることを意味する。
この内端部7C,8Cは、ヒンジHが設けられている左端部7D,右端部8Dとは、それぞれ左右が反対側の端部である。内端部7C、8Cは、冷蔵室扉7と冷蔵室扉8が冷蔵室2を閉じた状態では、互いに隣り合っている。2つの人感センサ50,51も隣り合っている。2つの人感センサ40,41は、2つの人感センサ50,51の下部に配置されている。2つの人感センサ50,51は、自動扉ボタン20,21の位置よりも上の位置に配置されている。
図6は、図5に示す冷蔵庫1の電気接続ブロック例を示している。
図6に示す冷蔵庫1では、追加の2つの人感センサ50,51が、制御部100に接続されている。人感センサ50,51は、共にすでに説明した人感センサ30,40,41とは異なる種類のセンサを用いることができる。人感センサ50,51としては、例えば20cm〜50cmの比較的遠い感知範囲において、人を感知可能な赤外線センサを用いることができる。人感センサ50,51が設定される床面からの高さは、背丈のある大人が、左右の冷蔵室扉7,8に対面した状態を検知できる値である。
ここで、この人感センサ30の感知範囲の値が、20cmよりも小さいと、背丈のある大人が冷蔵室扉7,8に近づき過ぎになるので好ましくない。また、感知範囲の値が50cmよりも大きいと、背丈のある大人が冷蔵室扉7,8から離れ過ぎになり、大人が手指で引自動扉ボタン20,21に触れる操作がしにくいので、好ましくはない。
この人感センサ50,51は、それぞれ左側の冷蔵室扉7や右側の冷蔵室扉8の中央付近に配置されている。使用者である背丈のある程度ある大人が、自動扉ボタン20,21を触れて操作する時には、制御部100が、左側の冷蔵室扉7や右側の冷蔵室扉8の開扉を「無効」にしてしまって開扉装置20,21を動作させないと、使用者は、自動扉ボタン20,21が故障して反応しないとして、勘違いをするおそれがある。
最も上の位置に配置されている人感センサ50,51が、大人の使用者の近接を感知すると、感知信号SM、SNを制御部100にそれぞれ送る。これにより、制御部100が、人感センサ50,51から感知信号SMあるいは感知信号SNの少なくとも一方を受ける。そして、大人の使用者が自動扉ボタン20に触れてオンすると、制御部100は、開扉装置25の動作を「有効」にすることができる。これにより、制御部100は、開扉装置25を動作させて、左側の冷蔵室扉7は開けることができる。
同様にして、最も上の位置に配置されている人感センサ50,51が、大人の使用者の近接を感知すると、感知信号SM、SNを制御部100にそれぞれ送る。これにより、制御部100が、人感センサ50,51から感知信号SMあるいは感知信号SNの少なくとも一方を受ける。そして、大人の使用者が自動扉ボタン21に触れて押すと、制御部100は、開扉装置26の動作を「有効」にすることができる。これにより、制御部100は、開扉装置26を動作させて、右側の冷蔵室扉8は開けることができる。
これにより、背丈がある大人の使用者が自動扉ボタン20,21を触れて操作すると、左側の冷蔵室扉7や右側の冷蔵室扉8が開くように設定でき、大人の使用者が、自動扉ボタン20,21に触れても反応しないと、勘違いをしてしまうのを防ぐことができる。
<第4実施形態>
次に、図7を参照して、本発明の第4実施形態の冷蔵庫1を説明する。
図7は、本発明の第4実施形態の冷蔵庫1の全体を示す正面図である。
図7に示す第4実施形態の冷蔵庫1は、図3に示す第2実施形態の冷蔵庫1とほぼ同じ構造であるが、次の点が異なる。
図3に示す第2実施形態では、一方の人感センサ40は、冷蔵室扉7の前面の内端部7Cの最も下部の位置に配置され、他方の人感センサ41は、冷蔵室扉8の前面の内端部8Cの最も下部の位置に配置されている。
これに対して、図7の第4実施形態では、人感センサ40,41は、冷蔵室扉7,8と、野菜室3の引出し扉9の間の隙間部分60において、並べて配置されている。すなわち、人感センサ40,41は、冷蔵室扉7,8上には配置されておらず、冷蔵室扉7,8の下部の隙間部分60の位置に配置されている。
このように、人感センサ40,41が隙間部分60に配置されることにより、人感センサ40,41に対する電気配線は、冷蔵庫1の本体1Aの隙間部分60内に、容易に施すことができる。人感センサ40,41が冷蔵室扉7,8にそれぞれ配置されていると、冷蔵室扉7,8内に電気配線を配置する必要があるので、冷蔵室7,8内の配線処理が複雑になるおそれがある。その他の第4実施形態の効果は、第2実施形態の効果と同様である。
<第5実施形態>
次に、図8を参照して、本発明の第5実施形態の冷蔵庫1を説明する。
図8は、本発明の第5実施形態の冷蔵庫1の全体を示す正面図である。
図8に示す第5実施形態の冷蔵庫1は、図5に示す第3実施形態の冷蔵庫1とほぼ同じ構造であるが、図8の冷蔵庫1は、さらに自動扉ボタン60,61,62,63を有している。
図8に示すように、自動扉ボタン60は、引出し式の扉9の表面の中央位置に配置され、この自動扉ボタン60に触れることで、引出し式の扉9を図示しない開扉装置を駆動して開けることができる。同様にして、自動扉ボタン61は、引出し式の扉10の表面の中央位置に配置され、この自動扉ボタン61に触れることで、引出し式の扉10を図示しない開扉装置を駆動して開けることができる。
さらに、自動扉ボタン62は、引出し式の扉11の表面の中央位置に配置され、この自動扉ボタン62に触れることで、引出し式の扉11を図示しない開扉装置を駆動して開けることができる。自動扉ボタン63は、引出し式の扉12の表面の中央位置に配置され、この自動扉ボタン62に触れることで、引出し式の扉12を図示しない開扉装置を駆動して開けることができる。
<第6実施形態>
次に、図9を参照して、本発明の第6実施形態の冷蔵庫1Rを説明する。
図9は、本発明の第6実施形態の冷蔵庫1Rの全体を示す正面図である。
上述した各実施形態の冷蔵庫1は、左側の冷蔵室扉7や右側の冷蔵室扉8を有する両開き扉(観音扉)型である。これに対して、図9に示す冷蔵庫1Rは、冷蔵室2を開閉する1枚の冷蔵室扉70を有している片開き扉型である。この冷蔵室扉70の前面には、透光性を有するガラス板である前面板70Aが配置されている。
冷蔵室扉70は、左端部70Cと右端部70Dを有しており、右端部70Dは、ヒンジHにより回転中心軸CLを中心として回転可能に支持されている。自動扉ボタン21は、冷蔵室扉70の前面の左端部70Cの下部の位置に配置されている。
また、引出し式の扉9は、野菜室3の扉であり、引出し式の扉9は、冷蔵室扉70の下部、特に直下に位置されている。この引出し式の扉9の前面には、その中央位置に、人感センサ30が配置されている。この人感センサ30は、使用者を含めた大人や子供の近接を感知するためのセンサであり、より近接を感知し易くするために、人感センサ30は、野菜室3の引出し式の扉9の前面においてその中央位置に配置されている。
図9に示す冷蔵庫1Rの効果は、片開き扉の冷蔵室扉70であることを以外は、図1に示す冷蔵庫1の効果と同様である。
<第7実施形態>
次に、図10を参照して、本発明の第7実施形態の冷蔵庫1Rを説明する。
図10は、本発明の第7実施形態の冷蔵庫1Rの全体を示す正面図である。
図10に示す冷蔵庫1Rは、冷蔵室2を開閉する1枚の冷蔵室扉70を有している片開き扉型であり、この冷蔵室扉70の前面には、透光性を有するガラス板である前面板70Aが配置されている。自動扉ボタン21は、冷蔵室扉70の前面の左端部70Cの下部の位置に配置されている。
また、引出し式の扉9の前面には、その中央位置に、人感センサ30が配置されている。しかも、人感センサ41は、冷蔵室扉70の前面の左端部70Cの最も下部の位置に配置されている。すなわち、人感センサ41は、自動扉ボタン21のさらに下の位置に配置されている。
図10に示す冷蔵庫1Rの効果は、片開き扉の冷蔵室扉70であること以外は、図3に示す冷蔵庫1の効果と同様である。
<第8実施形態>
次に、図11を参照して、本発明の第8実施形態の冷蔵庫1Rを説明する。
図11は、本発明の第8実施形態の冷蔵庫1Rの全体を示す正面図である。
図11に示す冷蔵庫1Rは、冷蔵室2を開閉する1枚の冷蔵室扉70を有している片開き扉型であり、この冷蔵室扉70の前面には、透光性を有するガラス板である前面板70Aが配置されている。自動扉ボタン21は、冷蔵室扉70の前面の左端部70Cの下部の位置に配置されている。
また、引出し式の扉9の前面には、その中央位置に、人感センサ30が配置されている。しかも、人感センサ41は、冷蔵室扉70の前面の左端部70Cの最も下部の位置に配置されている。すなわち、人感センサ41は、自動扉ボタン21のさらに下の位置に配置されている。
さらに、人感センサ51は、冷蔵室扉70の前面の内端部70Cの中央付近の位置に配置されている。この中央付近とは、冷蔵室扉70の上下方向(Z方向)に関して中央領域であることを意味する。この内端部70Cは、ヒンジHが設けられている左端部70Dとは左右が反対側の端部である。
図10に示す冷蔵庫1Rの効果は、片開き扉の冷蔵室扉70であること以外は、図5に示す冷蔵庫1の効果と同様である。
<第9実施形態>
次に、図12を参照して、本発明の第9実施形態の冷蔵庫1Rを説明する。
図12は、本発明の第9実施形態の冷蔵庫1Rの全体を示す正面図である。
図12に示す冷蔵庫1Rは、冷蔵室2を開閉する1枚の冷蔵室扉70を有している片開き扉型であり、この冷蔵室扉70の前面には、透光性を有するガラス板である前面板70Aが配置されている。自動扉ボタン21は、冷蔵室扉70の前面の左端部70Cの下部の位置に配置されている。
また、引出し式の扉9の前面には、その中央位置に、人感センサ30が配置されている。しかも、人感センサ41は、冷蔵室扉70と、野菜室3の引出し扉9の間の隙間部分80に配置されている。すなわち、人感センサ41は、冷蔵室扉70上には配置されておらず、冷蔵室扉70の下部の位置に配置され、人感センサ41は、自動扉ボタン21のさらに下の位置に配置されている。
このように、人感センサ41が隙間部分80に配置されることにより、人感センサ41に対する電気配線は、冷蔵庫1の本体1Aの隙間部分80内に、容易に施すことができる。人感センサ41が冷蔵室扉70に配置されていると、冷蔵室扉70内に電気配線を配置する必要があるので、冷蔵室70内の配線処理が複雑になるおそれがある。
図12に示す冷蔵庫1Rの効果は、片開き扉の冷蔵室扉70であることを以外は、図7に示す冷蔵庫1の効果と同様である。
<第10実施形態>
次に、図13を参照して、本発明の第10実施形態の冷蔵庫1Rを説明する。
図13は、本発明の第10実施形態の冷蔵庫1Rの全体を示す正面図である。
図13に示す冷蔵庫1Rは、自動扉ボタン60,61,62,63を有している。
自動扉ボタン60は、引出し式の扉9の表面の中央位置に配置され、この自動扉ボタン60に触れることで、引出し式の扉9を図示しない開扉装置を駆動して開けることができる。同様にして、自動扉ボタン61は、引出し式の扉10の表面の中央位置に配置され、この自動扉ボタン61に触れることで、引出し式の扉10を図示しない開扉装置を駆動して開けることができる。
さらに、自動扉ボタン62は、引出し式の扉11の表面の中央位置に配置され、この自動扉ボタン62に触れることで、引出し式の扉11を図示しない開扉装置を駆動して開けることができる。自動扉ボタン63は、引出し式の扉12の表面の中央位置に配置され、この自動扉ボタン62に触れることで、引出し式の扉12を図示しない開扉装置を駆動して開けることができる。
図14は、上述した各実施形態において、人感センサ30が人の接近を感知するために予め定めた近接距離D1、D2は、冷蔵庫7,8の可動範囲RG1、RG2以上の距離であることを示す冷蔵庫1の平面図である。
図14に示すように、人感センサ30が人の接近を感知するために予め定めた近接距離D1、D2は、好ましくは冷蔵庫7,8の可動範囲RG1、RG2以上の距離に設定されている。これにより、人が、可動範囲RG1、RG2の範囲内に入る前の冷蔵庫1から離れた位置で、人感センサ30は、人の接近を確実に感知することができる。
以上説明したように、本発明の実施形態の冷蔵庫は、本体1Aと、本体1Aの冷蔵室2を開閉可能な冷蔵室扉7(8)と、冷蔵室扉7(8)を開ける開扉装置25(26)と、冷蔵室扉7(8)に配置されて、冷蔵室扉7(8)を開ける指令を出して開扉装置25(26)を動作させて冷蔵室扉7(8)を開くための自動扉ボタン20(21)と、人の接近を感知する人感センサ30(40,41)と、人感センサ30(40,41)が人の接近を感知すると、自動扉ボタン20(21)による指令があっても、開扉装置25(26)による冷蔵室扉7(8)を開く動作を「無効」にする制御部100と、を備える。
これにより、例えば人感センサ30(40,41)が人の近接を感知すると、制御部100は、例えば人が自動扉ボタン20(21)を操作して開扉の指令があっても、開扉装置25(26)による冷蔵室扉7(8)を開く動作を「無効」にすることができる。従って、冷蔵庫1(1R)の周囲の状況、例えば人がいたり物が有る状態に対応して、予期せずに冷蔵室扉7(8)が開かないようにすることができる。このため、冷蔵室扉7(8)が、使用者等の人や物に、予期せずに近づくのを防ぐことができる。
例えば人感センサ30が、冷蔵室2よりも下部に位置する別の貯蔵室を開閉する別の扉としての例えば野菜室3の引出し扉9に配置され、制御部100は、人感センサ30が、予め定めた近接距離内に人が接近すると、開扉装置25(26)による冷蔵室扉7(8)を開く動作を「無効」にする。これにより、冷蔵庫1(1R)の周囲の状況に対応して、予期せずに冷蔵室扉7(8)が開かないようにすることができる。
冷蔵室扉7(8)には、人感センサ40(41)が配置され、人感センサ40(41)は、冷蔵室扉7(8)において、ヒンジHの位置とは反対側の位置の下端部に配置され、制御部100は、人感センサ40(41)が、予め定めた近接距離内に人が接近すると、開扉装置25(26)による冷蔵室扉7(8)を開く動作を「無効」にする。これにより、冷蔵庫1(1R)の周囲の状況に対応して、予期せずに冷蔵室扉7(8)が開かないようにすることができる。
例えば人感センサ30が、冷蔵室2よりも下部に位置する別の貯蔵室を開閉する別の扉としての例えば野菜室3の引出し扉9に配置され、制御部100は、人感センサ30が、予め定めた近接距離内に人が接近すると、開扉装置25(26)による冷蔵室扉7(8)を開く動作を「無効」にする。しかも、冷蔵室扉7(8)には、人感センサ40(41)がそれぞれ配置され、人感センサ40(41)は、冷蔵室扉7(8)において、ヒンジHの位置とは反対側の位置の下端部にそれぞれ配置され、制御部100は、人感センサ40(41)が、予め定めた近接距離内に人が接近すると、開扉装置25(26)による冷蔵室扉7(8)を開く動作を「無効」にする。これにより、冷蔵庫1(1R)の周囲の状況に対応して、予期せずに冷蔵室扉7(8)が開かないようにすることができる。
また、冷蔵室扉7(8)は、別の人感センサ50(51)を有し、別の人感センサ50(51)は、冷蔵室扉7(8)において、ヒンジHの位置とは反対側の位置において、上下方向(Z方向)に関して中央領域に配置されている。この別の人感センサ50(51)が、予め定めた近接距離内に大人のような背丈の大きい人が接近したことを感知すると、開扉装置25(26)による冷蔵室扉7(8)を開く動作を「有効」にする。
これにより、使用者である背丈のある程度ある大人等の使用者が、自動扉ボタン20(21)を触れて操作する時には、冷蔵室扉7(8)の開扉動作を「無効」にしてしまって開扉装置20(21)が動作しないと、使用者は、自動扉ボタン20(21)が反応しないと勘違いするおそれがある。
このため、人感センサ50(51)が、予め定めた近接距離内における大人の使用者の接近を感知して、制御部100が人感センサ50(51)から感知信号を受けると、自動扉ボタン20(21)が押された場合には、制御部100は、開扉装置25(26)の動作を「有効」にする。このため、背丈のある大人等の使用者は、冷蔵室扉7(8)はスムーズに開けることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な態様で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。各実施形態は、任意に組み合わせることができる。
図1に示す冷蔵庫1の構造は、一例であり、任意の構造を採用することができる。例えば、図示した本発明の実施形態では、左右の扉7,8,と引出し式の扉9,10,11,12の各前面には、透光性を有するガラス板である前面板7A,8A,9A,10A,11A,12Aが配置されているが、この前面板が配置されていない冷蔵庫であっても良い。
1 冷蔵庫
1A 本体
2 冷蔵室(貯蔵室の例)
3 野菜室(貯蔵室の例)
20 自動扉ボタン
21 自動扉ボタン
25 開扉装置
26 開扉装置
30 人感センサ
40 人感センサ
41 人感センサ
50 人感センサ
51 人感センサ
60〜63 自動扉ボタン
100 制御部

Claims (7)

  1. 本体と、
    前記本体の冷蔵室を開閉可能な冷蔵室扉と、
    前記冷蔵室扉を開ける開扉装置と、
    前記冷蔵室扉に配置され、前記冷蔵室扉を開ける指令を出して前記開扉装置を動作させて前記冷蔵室扉を開くための自動扉ボタンと、
    人の接近を感知する人感センサと、
    前記人感センサが前記人の近接を感知すると、前記自動扉ボタンによる指令があっても、前記開扉装置による前記冷蔵室扉を開く動作を無効にする制御部と、を備える冷蔵庫。
  2. 前記人感センサが、前記冷蔵室よりも下部に位置する別の貯蔵室を開閉する別の扉に配置され、前記制御部は、前記人感センサが、予め定めた近接距離内に前記人が接近したことを感知すると、前記開扉装置による前記冷蔵室扉を開く動作を無効にする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記冷蔵室扉には、前記人感センサが配置され、前記人感センサは、前記冷蔵室扉において、前記ヒンジの位置とは反対側の位置の下端部に配置され、前記制御部は、前記人感センサが、予め定めた近接距離内に前記人が接近したことを感知すると、前記開扉装置による前記冷蔵室扉を開く動作を無効にする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前記人感センサが、前記冷蔵室よりも下部に位置する別の貯蔵室を開閉する別の扉に配置され、前記制御部は、前記人感センサが、予め定めた近接距離内に前記人が接近したことを感知すると、前記開扉装置による前記冷蔵室扉を開く動作を無効にし、
    前記冷蔵室扉には、別の前記人感センサが配置され、別の前記人感センサは、前記冷蔵室扉において、前記ヒンジの位置とは反対側の位置の下端部に配置され、前記制御部は、前記人感センサが、予め定めた近接距離内に前記人が接近したことを感知すると、前記開扉装置による前記冷蔵室扉を開く動作を無効にする請求項1に記載の冷蔵庫。
  5. 前記予め定めた近接距離は前記冷蔵室扉の可動範囲以上の距離である請求項1ないし4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記冷蔵室扉は、別の前記人感センサを有し、別の前記人感センサは、前記冷蔵室扉において、前記ヒンジの位置とは反対側の位置において、上下方向に関して中央領域に配置され、前記制御部は、別の前記人感センサが、予め定めた近接距離内に前記人が接近したことを感知すると、前記開扉装置による前記冷蔵室扉を開く動作を有効にする請求項2ないし5のいずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 前記冷蔵室扉は、前記ヒンジを介して開閉可能な片開き扉、または前記ヒンジを介して開閉可能な両開き扉である請求項1ないし6のいずれかに記載の冷蔵庫。
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