JP2016113845A - エアリフトポンプ装置および水中汚濁成分の除去方法 - Google Patents

エアリフトポンプ装置および水中汚濁成分の除去方法 Download PDF

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【課題】エアリフトポンプ装置のライザー管内に噴射した噴射ノズル1本あたりのエアをより細分化することにより、水中汚濁成分を効率的に除去することができるエアリフトポンプ装置および水中汚濁成分の除去方法を提供する。【解決手段】水中に立設状態に配置されるライザー管2の下端部に、噴射ノズル7から高圧のエアAを噴射し、このエアAをライザー管2の内部に配置された多孔フィルタ6を通じて、ライザー管2の内部に形成された上下に連通する排出路5に供給して、エアAを細分化させ、この細分化によって生じる微小なエアバブルBの膨張を伴う浮力により、ライザー管2の下端部から排出路5を通じて水中の汚濁成分Dを上方移動させて除去する。【選択図】図2

Description

本発明は、エアリフトポンプ装置および水中汚濁成分の除去方法に関し、さらに詳しくは、エアリフトポンプ装置のライザー管内に噴射した噴射ノズル1本あたりのエアをより細分化することにより、水中汚濁成分を効率的に除去することができるエアリフトポンプ装置および水中汚濁成分の除去方法に関するものである。
水中地盤を掘削する等の工事を行うと、これに伴って周辺水域が汚濁する。或いは、陸上で地盤を掘削した場合に、掘削孔には地下水に土砂等が混合した汚濁水が溜まることがある。このような工事で、発生した水中汚濁成分を除去する必要がある場合には、例えば、ポンプ等を用いて汚濁水と水上に吸引して水中汚濁成分を除去する。また、水底に堆積した土砂や汚泥等を除去するために、エアリフトポンプ装置が使用されることがある(例えば、特許文献1、2参照)。
エアリフトポンプ装置では、噴射ノズルからライザー管の下端部に高圧のエアが噴射される。噴射されたエアにより水底土砂が掘削されて、掘削された土砂はエアバブルの膨張を伴う浮力によってライザー管の内部を上方移動して水上に回収される。例えば、エアリフトポンプ装置を用いて、水中に浮遊している汚濁成分を除去する場合、ライザー管の下端部に噴射されたエアが、ライザー管の内部で広範囲に分散して細分化されているほど汚濁成分を上方移動させ易く、効率的に除去することができる。
従来のエアリフトポンプ装置は、噴射ノズルから噴射されたエアを細分化させることが十分に考慮されていなかった。そのため、汚濁成分の除去効率を向上させるには、噴射ノズルの数を増やす等の対策が必要であった。ところが、噴射ノズルを多数設けると、装置が複雑になるとともに、装置コストが増大する等の問題がある。
特開2004−110839号公報 特開2005−306549号公報
本発明の目的は、エアリフトポンプ装置のライザー管内に噴射した噴射ノズル1本あたりのエアをより細分化することにより、水中汚濁成分を効率的に除去することができるエアリフトポンプ装置および水中汚濁成分の除去方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のエアリフトポンプ装置は、水中に立設状態に配置されるライザー管と、このライザー管の下端部にエアを噴射する噴射ノズルとを備えたエアリフトポンプ装置において、前記ライザー管の内部に形成された上下に連通する排出路と、前記ライザー管の内部に配置される多孔フィルタとを設け、前記噴射ノズルから噴射したエアを前記多孔フィルタを通じて前記排出路に供給する構成にしたことを特徴とする。
本発明の別のエアリフトポンプ装置は、水中に立設状態に配置されるライザー管と、このライザー管の下端部にエアを噴射する噴射ノズルとを備えたエアリフトポンプ装置において、前記ライザー管の内部に形成された上下に連通する排出路と、前記排出路にある収容物を上方に吸引するポンプとを設け、前記ライザー管の周壁に、このライザー管の外部と前記排出路とを連通させる孔が多数形成された多孔部を設けたことを特徴とする。
本発明の水中汚濁成分の除去方法は、水中に立設状態に配置されるライザー管の下端部にエアを噴射して、この噴射したエアによって生じたエアバブルの膨張を伴う浮力により、前記ライザー管の下端部からこのライザー管を通じて水中汚濁成分を上方移動させて除去する水中汚濁成分の除去方法において、前記ライザー管の内部に上下に連通する排出路を形成するとともに、前記ライザー管の内部に配置される多孔フィルタを設け、前記噴射ノズルから噴射したエアを前記多孔フィルタを通じて前記排出路に供給して前記排出路を通じて前記水中汚濁成分を上方移動させることを特徴とする。
本発明の別の水中汚濁成分の除去方法は、水中に立設状態に配置されるライザー管の下端部にエアを噴射して、この噴射したエアによって生じたエアバブルの膨張を伴う浮力により、前記ライザー管の下端部からこのライザー管を通じて水中汚濁成分を上方移動させて除去する水中汚濁成分の除去方法において、前記ライザー管の内部に上下に連通する排出路を形成するとともに、前記ライザー管の周壁にこのライザー管の外部と前記排出路とを連通させる孔が多数形成された多孔部を設け、前記排出路にある収容物をポンプにより上方に吸引して、前記多孔部を通じて前記ライザー管の外部から前記排出路に水を吸入しつつ前記排出路を通じて前記水中汚濁成分を上方移動させることを特徴とする。
本発明の前者のエアリフトポンプ装置および前者の水中汚濁成分の除去方法によれば、前記ライザー管の内部に配置される多孔フィルタを設けて、前記噴射ノズルから噴射したエアを前記多孔フィルタを通じて前記排出路に供給することで、前記多孔フィルタを通過するエアが細分化される。これにより、前記排出路の内部に、一段と微細なエアバブルをより広範囲に発生させることができるので、汚濁成分を効率的に上方移動させて除去することができる。
本発明の後者のエアリフトポンプ装置および後者の水中汚濁成分の除去方法によれば、前記ライザー管の周壁にこのライザー管の外部と前記排出路とを連通させる孔が多数形成された多孔部を設け、前記排出路にある収容物をポンプにより上方に吸引して、前記多孔部を通じて前記ライザー管の外部から前記排出路に水を吸入することで、前記排出路の内部では、噴射ノズルから噴射したエアが、多孔部を通じて吸入された水と合流してエアが細分化される。これにより、前記排出路の内部に、一段と微細なエアバブルをより広範囲に発生させることができるので、汚濁成分を効率的に上方移動させて除去することができる。
本発明のエアリフトポンプ装置を例示する説明図である。 図1のライザー管の下端部の内部構造を例示する説明図である。 図2のライザー管の下端部の部品を分解して例示する説明図である。 図2の噴射ノズルの配置を平面視で例示する説明図である。 エアリフトポンプ装置の別の実施形態を例示する説明図である。 図5のライザー管の下端部の内部構造を例示する説明図である。 図5のライザー管の下端部を側面視で例示する説明図である。
以下、本発明のエアリフトポンプ装置および水中汚濁成分の除去方法を、図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1〜図4に例示する本発明のエアリフトポンプ装置1(以下、ポンプ装置1という)は、水中に立設状態に配置されるライザー管2と、エアAを噴射する噴射ノズル7と、ライザー管2の内部に配置される多孔フィルタ6とを備えていて、ライザー管2の内部には上下に連通する排出路5が形成されている。ライザー管2は、クレーン等によって水中に吊り下げられている。
ライザー管2は例えば、複数本の円管体2A、2B、2Cを長手方向に接続することにより必要な長さに設定される。この実施形態ではライザー管2が3本の円管体2A、2B、2Cを接続して形成されている。最下段の円管体2Aは、外管3と、外管3の下端部の内部に長手方向中途まで埋入された内管4とで構成されている。円管体2Aを構成する外管3は、下側部分3Aと、下側部分3Aが内嵌される上側部分3Bとで構成されている。
噴射ノズル7は、エア供給ライン8を介して地上に設置されたコンプレッサ9に接続されている。噴射ノズル7の噴射口7aは、外管3の周壁に開口している。この噴射ノズル7は、エア供給ライン8を通じてコンプレッサ9から圧送される高圧のエアAを噴射口7aからライザー管2の下端部内側に噴射する。
噴射口7aは単数でもよいが複数設けられることが好ましく、複数の場合は、周方向に間隔をあけて配置されるとよい。複数の噴射口7aは、周方向に等間隔で配置されることがより好ましい。この実施形態では図4に例示するように、噴射口7aからのエアAの噴射方向が、ライザー管2の内部でライザー管2の管軸中心に対して旋回流を生じさせる向きに設定されている。
多孔フィルタ6は、噴射口7aの上方位置に配置されていて、噴射口7aと排出路5との間に介在している。この実施形態では、多孔フィルタ6が筒状体になっている。この多孔フィルタ6の下端部が、外管3の内周面と内管4の外周面との間に嵌められた状態で多孔フィルタ6が外管3の内周面に沿って配置されている。
詳述すると、外管3の下側部分3Aの内周面から内周側に突出する環状の支持突起3cの上に、多孔フィルタ6の下端面の外周部が当接して多孔フィルタ6が載置されている。この多孔フィルタ6の上端面は、外管3の上側部分3Bの内周面から内周側の突出する環状の押え蓋3dによって押さえられている。
多孔フィルタ6は、微小な孔6aが多数形成された部材であり、例えば、多孔質セラミックスや金属等を用いることができる。或いは、孔6aとして連続気泡が多数形成された硬質樹脂等を用いることができる。孔6aの大きさは例えば、0.01mm〜5mmである。多孔フィルタ6の大きさ(内径、外径、長さ)は、後述するエアバブルBの必要量等に基づいて決定される。
内管4の内側空間と、筒状の多孔フィルタ6の内側空間と、この上側に繋がる円管体2A、2B、2Cの内側空間とが上下に連通して排出路5を形成している。
以下に、このポンプ装置1を用いた本発明の水中汚濁成分の除去方法を説明する。
図1に例示するように、ポンプ装置1のライザー管2を水中に立設状態で設置して、その下端開口を水底地盤から離した上方位置に配置する。そして、その下端開口を、除去対象となる汚濁成分D(土砂、シルト分等)が浮遊している範囲またはその近傍にセットする。
次いで、ライザー管2の下端部に噴射ノズル7によりエアAを噴射する。エアAの噴射圧力は従来のエアリフトポンプ装置の場合と同様である。噴射口7aから噴射されたエアAは、まず、多孔フィルタ6の下方に形成されている外管3の内周面と内管4の外周面とのすき間に注入される。その後、多孔フィルタ6を通じて排出路5に供給される。
図2に例示するように、エアAは多孔フィルタ6を通過することにより細分化されて、排出路5の内部にはより微小なエアバブルBが発生する。このエアバブルBは上方移動するに連れて、作用する水圧の低下に伴って膨張して大きくなる。エアバルブBが過大であると汚濁水に含まれる汚濁成分Dが、エアバブルBとエアバルブBとのすき間から落下するので上方移動させ難くなる。ところが本発明では、エアAが多孔フィルタ6を通過しない従来装置に比してエアバブルBが微小になり、その数も増加する。
そのため本発明では、エアバブルBとエアバブルBとのすき間が極めて小さくなる。それ故、この微小のエアバブルBの膨張を伴う浮力によって、ライザー管2の下端部から排出路5を通じて汚濁成分Dを効率的に上方移動させて除去することが可能になっている。即ち、本発明では従来に比して、噴射ノズル7の1本あたりから噴射するエアAをより細分化することができる。したがって、本発明では噴射ノズル7を多数設けなくてもエアAを細分化でき、ポンプ装置1の複雑化を回避することができる。上方移動させた汚濁成分Dは、搬送装置によって水上の別の場所に移送される。
さらに、この実施形態では筒状体の多孔フィルタ6を用いているので、微小なエアバブルBが多孔フィルタ6の内周面全体(即ち、排出路5の外周面全体)から排出路5の内部に供給される。そのため、排出路5の内部の広範囲に微小なエアバブルBが高密度で発生し、汚濁成分Dを効率よく上昇移動させるには益々有利になっている。
噴射口7aからのエアAの噴射方向は任意に設定できるが、ライザー管2の内部にライザー管2の管軸中心に対して旋回流を生じさせる向きに設定するとよい。この設定にすると、排出路5の内部の広範囲に微小なエアバブルBを発生させ易くなり、一段と効率よく汚濁成分Dを上方移動させて除去できる。
上述した実施形態では、噴射ノズル7および多孔フィルタ6を、ライザー管2の下端部のみに設けているが、ライザー管2の上下方向に間隔をあけた複数位置にそれぞれ噴射ノズル7および多孔フィルタ6を同様に設置することもできる。例えば、ライザー管2が長い場合(例えば、20m以上の場合)に、このような構成にすると、円滑に汚濁成分Dを水上に移動させ易くなる。
図5〜図7に例示するポンプ装置1の別の実施形態は、先の実施形態に対してポンプ10が備わるとともに、ライザー管2の仕様が異なっていて、その他の構成は同じである。ポンプ10は地上に設置されて、ライザー管2の上端部が接続されている。ポンプ10は、排出路5に存在している汚濁成分Dを含む汚濁水などの収容物を上方に吸引するように機能する。
ライザー管2(外管3)の下端部の周壁には、ライザー管2(外管3)の外部と排出路5とを連通させる孔3bが多数形成された多孔部3aが設けられている。孔3bの大きさは例えば、0.1mm〜5mmである。孔3bは外管3の周方向に満遍なく形成されることが好ましい。外管3の一部をメッシュ材によって構成して、メッシュの目を孔3bとして多孔部3aを設けた構成にすることもできる。尚、この実施形態ではポンプ10が必須になるが、多孔フィルタ6は必要に応じて任意で設けることができる。
以下に、このポンプ装置1を用いた本発明の水中汚濁成分の除去方法を説明する。
ポンプ装置1のセッティングは先の実施形態と同じである。次いで、ライザー管2の下端部に噴射ノズル7によりエアAを噴射する。エアAの噴射圧力は従来のエアリフトポンプ装置の場合と同様である。噴射口7aから噴射されたエアAは、多孔フィルタ6を通じて排出路5に供給される。また、ポンプ10を作動させることにより、ポンプ10によって排出路5の内部を上方に吸引する。
図6に例示するように、エアAは多孔フィルタ6を通過することにより細分化されて、排出路5の内部には微小なエアバブルBが多数発生する。さらに、この実施形態では、排出路5の内部をポンプ10により上方に吸引するので、多孔部3aを通じて外管3の外部から排出路5に水Wが吸入される。排出路5の内部では、噴射ノズル7から噴射したエアAが、多孔部3aを通じて吸入された水Wと合流する。
微小な多孔部3aを通過した水Wは、周囲の水Wに比して相対的に流速が速いので、この水Wとの合流(衝突)によってエアA(エアバブルB)がさらに細分化される。そのため、排出路5の内部には一段と微小なエアバブルBをより広範囲に発生させることができる。したがって、汚濁成分Dを効率的に上方移動させて除去するには益々有利になる。
上述したように、噴射ノズル7から噴射したエアAが、多孔部3aを通じて吸入された水Wと合流、衝突してさらに細分化される。そのため、噴射ノズル7から噴射したエアAを多孔フィルタ6を通過させて細分化させなくても、従来装置に比して微小なエアバルブBを発生させることができる。そのため、施工現場の状況によっては、多孔フィルタ6を省略することができる。
先の実施形態で説明した種々の構成を、この実施形態でも採用することができる。例えば、ライザー管2の上下方向に間隔をあけた複数位置に多孔部3aを設けることもできる。尚、先の実施形態においても、ライザー管2の周壁に上述した孔3bが多数形成された多孔部3aを設けることもできる。
本発明は、例えば、地盤を掘削して地中連壁を構築する施工に用いることができる。この施工の場合、掘削孔には地下水に土砂等が混合して汚濁水が溜まる。この掘削孔には鉄筋かごを建て込んだ後にコンクリートを打設してコンクリート壁を形成する。この時、掘削孔に汚濁水が残留していると、汚濁成分がコンクリートの品質に悪影響を与える。そのため、いわゆるスライム処理を行って汚濁水を除去する。このスライム処理に本発明を適用することができる。
本発明は上述したスライム処理に限らず、その他、海等の水中の汚濁水、土砂等を除去する場合に適用することができる。海中の汚濁成分Dを除去する場合は、ポンプ装置1を作業船等に搭載し、ライザー管2を作業船等から水中に吊り下げて設置する。
1 エアリフトポンプ装置
2 ライザー管
2A、2B、2C 円管体
3(3A、3B) 外管
3a 多孔部
3b 孔
3c 支持突起
3d 押え蓋
4 内管
5 排出路
6 多孔フィルタ
6a 孔
7 噴射ノズル
7a 噴射口
8 エア供給ライン
9 コンプレッサ
10 ポンプ
A エア
B エアバブル
D 汚濁成分
W 水

Claims (9)

  1. 水中に立設状態に配置されるライザー管と、このライザー管の下端部にエアを噴射する噴射ノズルとを備えたエアリフトポンプ装置において、
    前記ライザー管の内部に形成された上下に連通する排出路と、前記ライザー管の内部に配置される多孔フィルタとを設け、前記噴射ノズルから噴射したエアを前記多孔フィルタを通じて前記排出路に供給する構成にしたことを特徴とするエアリフトポンプ装置。
  2. 水中に立設状態に配置されるライザー管と、このライザー管の下端部にエアを噴射する噴射ノズルとを備えたエアリフトポンプ装置において、
    前記ライザー管の内部に形成された上下に連通する排出路と、前記排出路にある収容物を上方に吸引するポンプとを設け、前記ライザー管の周壁に、このライザー管の外部と前記排出路とを連通させる孔が多数形成された多孔部を設けたことを特徴とするエアリフトポンプ装置。
  3. 前記ライザー管の内部に配置される多孔フィルタを設け、前記噴射ノズルから噴射したエアを前記多孔フィルタを通じて前記排出路に供給する構成にした請求項2に記載のエアリフトポンプ装置。
  4. 前記多孔フィルタが、前記噴射ノズルの噴射口の上方位置で、前記ライザー管の内周面に沿って配置される筒状体である請求項1または3に記載のエアリフトポンプ装置。
  5. 前記ライザー管が、外管と、この外管の下端部の内部に長手方向中途まで埋入された内管とで構成され、前記多孔フィルタの下端部が前記外管の内周面と内管の外周面との間に嵌められて、前記多孔フィルタが前記外管の内周面に沿って配置されて、前記噴射ノズルの噴射口が前記外管の周壁に開口する請求項4に記載のエアリフトポンプ装置。
  6. 前記噴射ノズルの噴射口が前記ライザー管に対して周方向に間隔をあけて複数配置される請求項1〜5のいずれかに記載のエアリフトポンプ装置。
  7. 水中に立設状態に配置されるライザー管の下端部にエアを噴射して、この噴射したエアによって生じたエアバブルの膨張を伴う浮力により、前記ライザー管の下端部からこのライザー管を通じて水中汚濁成分を上方移動させて除去する水中汚濁成分の除去方法において、
    前記ライザー管の内部に上下に連通する排出路を形成するとともに、前記ライザー管の内部に配置される多孔フィルタを設け、前記噴射ノズルから噴射したエアを前記多孔フィルタを通じて前記排出路に供給して前記排出路を通じて前記水中汚濁成分を上方移動させることを特徴とする水中汚濁成分の除去方法。
  8. 水中に立設状態に配置されるライザー管の下端部にエアを噴射して、この噴射したエアによって生じたエアバブルの膨張を伴う浮力により、前記ライザー管の下端部からこのライザー管を通じて水中汚濁成分を上方移動させて除去する水中汚濁成分の除去方法において、
    前記ライザー管の内部に上下に連通する排出路を形成するとともに、前記ライザー管の周壁にこのライザー管の外部と前記排出路とを連通させる孔が多数形成された多孔部を設け、前記排出路にある収容物をポンプにより上方に吸引して、前記多孔部を通じて前記ライザー管の外部から前記排出路に水を吸入しつつ前記排出路を通じて前記水中汚濁成分を上方移動させることを特徴とする水中汚濁成分の除去方法。
  9. 前記ライザー管の内部に配置される多孔フィルタを設け、前記噴射ノズルから噴射したエアを前記多孔フィルタを通じて前記排出路に供給する請求項8に記載の水中汚濁成分の除去方法。
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