JP2016113711A - シート製造装置 - Google Patents

シート製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016113711A
JP2016113711A JP2014251804A JP2014251804A JP2016113711A JP 2016113711 A JP2016113711 A JP 2016113711A JP 2014251804 A JP2014251804 A JP 2014251804A JP 2014251804 A JP2014251804 A JP 2014251804A JP 2016113711 A JP2016113711 A JP 2016113711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
sheet manufacturing
discharge
manufacturing apparatus
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014251804A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6508453B2 (ja
Inventor
恵生 藤田
Yoshio Fujita
恵生 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2014251804A priority Critical patent/JP6508453B2/ja
Publication of JP2016113711A publication Critical patent/JP2016113711A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6508453B2 publication Critical patent/JP6508453B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/64Paper recycling

Landscapes

  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

【課題】 部屋の角部などに沿って配置しやすいシート製造装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係るシート製造装置100は、繊維を含む原料を積載し、供給する供給部10と、供給部10で供給された原料の少なくとも一部を用いてシートSを成形する成形部106と、成形されたシートを積載する排出部96と、を備える。成形部106は、直方体の筐体である装置本体150内にあり、供給部10と排出部96は、直方体の装置本体150の同じ面である第4側壁150dに位置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート製造装置に関する。
従来、古紙を原料とし乾式で製紙する技術が開示されている(特許文献1参照)。特許文献1の図1に記載された古紙再生装置は、ターボカッター(繊維粗砕機)と乾式で離解、調整、混合するターボミルと、異物を除去するサイクロンと、未解繊維等を除去するスクリーンと、シートを形成するシート形成装置と、ピックアップ装置と、スムーズプレスと、ドライヤー部と、ポープリールと、を1列に配置した1列構成である。
特開昭50−69306号公報
しかしながら、特許文献1に記載された古紙再生装置は、全ての処理部が1列に配置された1列構成であるため、例えば、古紙再生装置を部屋の角部に配置しようとすると、壁に対して距離を空けないと給紙部や排紙部の操作性が悪くなる。
本発明の幾つかの態様に係る目的の1つは、部屋の角部などに沿って配置しやすいシート製造装置を提供することにある。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することができる。
本発明に係るシート製造装置の一態様は、
繊維を含む原料を積載し、供給する供給部と、
前記供給部で供給された原料の少なくとも一部を用いてシートを成形する成形部と、
成形されたシートを積載する排出部と、
を備えるシート製造装置であって、
前記成形部は、直方体の筐体内にあり、
前記供給部と前記排出部は、直方体の前記筐体の同じ面に位置することを特徴とする。
このようなシート製造装置では、供給部と排出部が筐体の同じ面に位置するので、部屋の角部などに沿ってあまり隙間を空けずに装置を配置することができる。また、このようなシート製造装置では、供給部と排出部が筐体の同じ面にあるので、両者の状況を確認しやすい。
本発明に係るシート製造装置において、
前記筐体と前記供給部及び前記排出部は離接可能であり、
前記筐体の同じ面に、前記供給部から供給された原料が挿通する供給開口と、シートが挿通して前記排出部へ排出される排出開口と、を有してもよい。
このようなシート製造装置では、筐体に対して供給部や排出部が離接可能なので、供給部や排出部の仕様を変更しやすい。また、筐体に供給開口や排出開口を有しているので、
供給部や排出部を筐体に対して離接が可能となる。
本発明に係るシート製造装置において、
前記供給部から前記供給開口への供給時の挿通方向と、前記排出開口から前記排出部への排出時の挿通方向は互いに逆向きとしてもよい。
このようなシート製造装置では、挿通方向と排出方向とを逆向きにすることで、供給部と排出部とを筐体の同じ面に配置することができる。
本発明に係るシート製造装置において、
前記排出部に積載可能なシートの量は、前記供給部に積載可能な原料の量よりも小さくしてもよい。
シート製造装置は、供給された材料の少なくとも一部を用いてシートを製造するので、供給された量よりも排出される量の方が少なくなる。そのため、排出部に積載可能なシートの量を供給部に積載可能な原料の量よりも小さくすることで、供給部よりも排出部を小さくして装置のコストを低く抑えることができる。また、排出部を小さくすることができるので、排出されたシートを積載しやすい。
本発明に係るシート製造装置において、
前記シート製造装置を操作する操作部をさらに有し、
前記シート製造装置において前記操作部がある側を前側としたときに、
前記供給部は後側にしてもよい。
供給部を後側にすることで、大きな供給部で排出部が隠れないので、排出部の積載状態を確認しやすくなる。
本発明に係るシート製造装置において、
前記筐体は、平面視で短辺と長辺とを有する長方形であり、
前記供給部と前記排出部は、一方の前記短辺側に配置してもよい。
このように短辺側に供給部と排出部を配置することで、部屋の壁面からシート製造装置の前端までの距離が小さく、部屋を狭く感じさせない。
本発明に係るシート製造装置の一態様は、
繊維を含む原料を積載し、供給する供給部と、
前記供給部で供給された原料の少なくとも一部を用いてシートを成形する成形部と、
成形されたシートを積載する排出部と、
を備えるシート製造装置であって、
前記成形部は、筐体内にあり、
前記供給部と前記排出部は、前記筐体のいずれか1つの側壁に隣接して位置するとともに、並置されていることを特徴とする。
このようなシート製造装置では、供給部と排出部が筐体の側壁に隣接するとともに、並んで配置されているので、部屋の角部などに沿ってあまり隙間を空けずに装置を配置することができる。また、このようなシート製造装置では、供給部と排出部が筐体の側壁に隣接するとともに、並んで配置されているので、両者の状況を確認しやすい。
本実施形態に係るシート製造装置を模式的に示す図。 本実施形態に係るシート製造装置の平面図。 本実施形態に係るシート製造装置の背面図。 本実施形態に係るシート製造装置の正面図。 本実施形態に係るシート製造装置の装置本体の側面図。 本実施形態に係るシート製造装置のオフィス等の配置を説明する平面図。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
まず、図1を用いて本実施形態に係るシート製造装置における各処理部の詳細について説明し、次に、図2〜図4を用いてシート製造装置における各処理部の配置について説明する。
1.シート製造装置
1.1.構成
まず、本実施形態に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るシート製造装置100を模式的に示す図である。
シート製造装置100は、図1に示すように、供給部10と、製造部102と、制御部140と、を備える。製造部102は、シートを製造する。製造部102は、粗砕部12と、解繊部20と、分級部30と、選別部40と、混合部50と、堆積部60と、ウェブ形成部70と、シート形成部80と、切断部90と、を有している。
供給部10は、粗砕部12に原料を供給する。供給部10は、例えば、粗砕部12に原料を連続的に投入するための自動投入部である。
粗砕部12は、供給部10によって供給された原料を、空気中で裁断して細片にする。細片の形状や大きさは、例えば、数cm角の細片である。図示の例では、粗砕部12は、粗砕刃14を有し、粗砕刃14によって、投入された原料を裁断することができる。粗砕部12としては、例えば、シュレッダーを用いる。粗砕部12によって裁断された原料は、ホッパー1で受けてから管2を介して、解繊部20に移送(搬送)される。
解繊部20は、粗砕部12によって裁断された原料を解繊する。ここで、「解繊する」とは、複数の繊維が結着されてなる原料(被解繊物)を、繊維1本1本に解きほぐすことをいう。解繊部20は、原料に付着した樹脂粒やインク、トナー、にじみ防止剤等の物質を、繊維から分離させる機能をも有する。
解繊部20を通過したものを「解繊物」という。「解繊物」には、解きほぐされた解繊物繊維の他に、繊維を解きほぐす際に繊維から分離した樹脂(複数の繊維同士を結着させるための樹脂)粒や、インク、トナーなどの色剤や、にじみ防止材、紙力増強剤等の添加剤を含んでいる場合もある。解きほぐされた解繊物の形状は、ひも(string)状や平ひも(ribbon)状である。解きほぐされた解繊物は、他の解きほぐされた繊維と絡み合っていない状態(独立した状態)で存在してもよいし、他の解きほぐされた解繊物と絡み合って塊状となった状態(いわゆる「ダマ」を形成している状態)で存在してもよい。
解繊部20は、大気中(空気中)において乾式で解繊を行う。具体的には、解繊部20
としては、インペラーミルを用いる。解繊部20は、原料を吸引し、解繊物を排出するような気流を発生させる機能を有している。これにより、解繊部20は、自ら発生する気流によって、導入口22から、原料を気流と共に吸引し、解繊処理して、排出口24へと搬送することができる。解繊部20を通過した解繊物は、管3を介して、分級部30に移送される。
分級部30は、解繊部20を通過した解繊物を分級する。具体的には、分級部30は、解繊物の中で比較的小さいものや密度の低いもの(樹脂粒や色剤や添加剤など)を分離して除去する。これにより、解繊物の中で比較的大きいもしくは密度の高いものである繊維の占める割合を高めることができる。
分級部30としては、気流式分級機を用いる。気流式分級機は、旋回気流を発生させ、分級されるもののサイズと密度とにより受ける遠心力の差によって分離するものであり、気流の速度および遠心力の調整によって、分級点を調整することができる。具体的には、分級部30としては、サイクロン、エルボージェット、エディクラシファイヤーなどを用いる。特に図示のようなサイクロンは、構造が簡便であるため、分級部30として好適に用いることができる。
分級部30は、例えば、導入口31と、導入口31が接続された円筒部32と、円筒部32の下方に位置し円筒部32と連続している逆円錐部33と、逆円錐部33の下部中央に設けられている下部排出口34と、円筒部32上部中央に設けられている上部排出口35と、を有している。
分級部30において、導入口31から導入された解繊物をのせた気流は、円筒部32で円周運動に変わる。これにより、導入された解繊物には遠心力がかかり、分級部30は、解繊物のうちで樹脂粒やインク粒よりも大きく密度の高い繊維(第1分級物)と、解繊物のうちで繊維よりも小さく密度の低い樹脂粒や色剤や添加剤など(第2分級物)と、に分離することができる。第1分級物は、下部排出口34から排出され、管4を介して、選別部40に導入される。一方、第2分級物は、上部排出口35から管5を介して受け部36に排出される。
選別部40は、分級部30を通過した第1分級物を導入口42から導入し、繊維の長さによって選別する。選別部40としては、例えば、篩(ふるい)を用いる。選別部40は、網(フィルター、スクリーン)を有し、第1分級物に含まれる、網の目開きの大きさより小さい繊維または粒子(網を通過するもの、第1選別物)と、網の目開きの大きさより大きい繊維や未解繊片やダマ(網を通過しないもの、第2選別物)と、を分けることができる。例えば、第1選別物は、ホッパー6で受けてから管7を介して、混合部50に移送される。第2選別物は、排出口44から管8を介して、解繊部20に戻される。具体的には、選別部40は、モーターによって回転することができる円筒の篩である。選別部40の網は、例えば、金網、切れ目が入った金属板を引き延ばしたエキスパンドメタル、金属板にプレス機等で穴を形成したパンチングメタルを用いる。
混合部50は、選別部40を通過した第1選別物と、樹脂を含む添加物と、を混合する。混合部50は、添加物を供給する添加物供給部52と、選別物と添加物とを搬送する管54と、ブロアー56と、を有している。図示の例では、添加物は、添加物供給部52からホッパー9を介して管54に供給される。管54は、管7と連続している。
混合部50では、ブロアー56によって気流を発生させ、管54中において、第1選別物と添加物とを混合させながら、搬送することができる。なお、第1選別物と添加物とを混合させる機構は、特に限定されず、高速回転する羽根により攪拌するものであってもよ
いし、V型ミキサーのように容器の回転を利用するものであってもよい。
添加物供給部52としては、図1に示すようなスクリューフィーダーや、図示せぬディスクフィーダーなどを用いる。添加物供給部52から供給される添加物は、複数の繊維を結着させるための樹脂を含む。樹脂が供給された時点では、複数の繊維は結着されていない。樹脂は、シート形成部80を通過する際に溶融して、複数の繊維を結着させる。
添加物供給部52から供給される樹脂は、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂であり、例えば、AS樹脂、ABS樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、などである。これらの樹脂は、単独または適宜混合して用いてもよい。添加物供給部52から供給される添加物は、繊維状であってもよく、粉末状であってもよい。
なお、添加物供給部52から供給される添加物には、繊維を結着させる樹脂の他、製造されるシートの種類に応じて、繊維を着色するための着色剤や、繊維の凝集を防止するための凝集防止材、繊維等が燃えにくくするための難燃剤が含まれていてもよい。混合部50を通過した混合物(第1分級物と添加物との混合物)は、管54を介して、堆積部60に移送される。
堆積部60は、混合部50を通過した混合物を導入口62から導入し、絡み合った解繊物(繊維)をほぐして、空気中で分散させながら降らせる。さらに、堆積部60は、添加物供給部52から供給される添加物の樹脂が繊維状である場合、絡み合った樹脂をほぐす。これにより、堆積部60は、ウェブ形成部70に、混合物を均一性よく堆積させることができる。
堆積部60としては、回転する円筒の篩を用いる。堆積部60は、網を有し、混合部50を通過した混合物に含まれる、網の目開きの大きさより小さい繊維または粒子(網を通過するもの)を降らせる。堆積部60の構成は、例えば、選別部40の構成と同じである。
なお、堆積部60の「篩」は、特定の対象物を選別する機能を有していなくてもよい。すなわち、堆積部60として用いられる「篩」とは、網を備えたもの、という意味であり、堆積部60は、堆積部60に導入された混合物の全てを降らしてもよい。
ウェブ形成部70は、堆積部60を通過した通過物を堆積して、ウェブWを形成する。ウェブ形成部70は、例えば、メッシュベルト72と、張架ローラー74と、サクション機構76と、を有している。
メッシュベルト72は、移動しながら、堆積部60の開口(網の開口)を通過した通過物を堆積する。メッシュベルト72は、張架ローラー74によって張架され、通過物を通しにくく空気を通す構成となっている。メッシュベルト72は、張架ローラー74が自転することによって移動する。メッシュベルト72が連続的に移動しながら、堆積部60を通過した通過物が連続的に降り積もることにより、メッシュベルト72上にウェブWが形成される。メッシュベルト72は、例えば、金属製、樹脂製、布製、あるいは不織布等である。
サクション機構76は、メッシュベルト72の下方(堆積部60側とは反対側)に設けられている。サクション機構76は、下方に向く気流(堆積部60からメッシュベルト7
2に向く気流)を発生させることができる。サクション機構76によって、堆積部60により空気中に分散された混合物をメッシュベルト72上に吸引することができる。これにより、堆積部60からの排出速度を大きくすることができる。さらに、サクション機構76によって、混合物の落下経路にダウンフローを形成することができ、落下中に解繊物や添加物が絡み合うことを防ぐことができる。
以上のように、堆積部60およびウェブ形成部70(ウェブ形成工程)を経ることにより、空気を多く含み柔らかくふくらんだ状態のウェブWが形成される。メッシュベルト72に堆積されたウェブWは、シート形成部80へと搬送される。
なお、図示の例では、ウェブWを調湿する調湿部78が設けられている。調湿部78は、ウェブWに対して水や水蒸気を添加して、ウェブWと水との量比を調節することができる。
シート形成部80は、メッシュベルト72に堆積したウェブWを加圧加熱してシートSを成形する。シート形成部80では、ウェブWにおいて混ぜ合された解繊物および添加物の混合物に、熱を加えることにより、混合物中の複数の繊維を、互いに添加物(樹脂)を介して結着することができる。
シート形成部80としては、例えば、加熱ローラー(ヒーターローラー)、熱プレス成形機、ホットプレート、温風ブロアー、赤外線加熱器、フラッシュ定着器を用いる。図示の例では、シート形成部80は、第1結着部82と第2結着部84とを備え、結着部82,84がそれぞれ一対の加熱ローラー86を備えている。結着部82,84を加熱ローラー86として構成したことにより、結着部82,84を板状のプレス装置(平板プレス装置)として構成した場合に比べて、ウェブWを連続的に搬送しながらシートSを成形することができる。なお、加熱ローラー86の数は、特に限定されない。
切断部90は、シート形成部80によって成形されたシートSを切断する。図示の例では、切断部90は、シートSの搬送方向と交差する方向にシートSを切断する第1切断部92と、搬送方向に平行な方向にシートSを切断する第2切断部94と、を有している。第2切断部94は、例えば、第1切断部92を通過したシートSを切断する。
以上により、所定のサイズの単票のシートSが成形される。切断された単票のシートSは、排出部96へと排出される。
1.2.配置
図2を用いてシート製造装置100における各処理部の配置について説明する。図2は、本実施形態に係るシート製造装置100の平面図である。なお、図2のシート製造装置100の各処理部については既に上記「1.1.構成」において説明したので、重複する説明については省略する。
図2において、シート製造装置100を操作する操作部141(制御部140)が配置されている側が、シート製造装置100の前側である。操作部141の位置する側を前側としたときに、解繊部20は後側に位置し、成形部106は前側に位置する。
図2に示すように、シート製造装置100は、供給部10及び排出部96を除く装置本体150の平面視における外形が矩形状であり、その四辺に4つの第1〜第4側壁150a〜150dを有する。装置本体150は、成形部106を内部に配置する筐体である。前側の第1側壁150aは、シート製造装置100の正面であって、後側の第2側壁150bと対向して配置される。第1側壁150aの両端部と第2側壁150bの両端部とを
接続するように第3側壁150cと第4側壁150dとが配置される。供給部10及び排出部96は、装置本体150の外側にあって、第4側壁150dに隣接して配置される。本実施の形態では、第1及び第2側壁150a,150bが第3及び第4側壁150c,150dより長く、平面視で装置本体150は長方形である。第1〜第4側壁150a〜150dは、同じ高さを有する略長方形の板状体である。
シート製造装置100は、原料乃至シートSを搬送する2つの搬送ラインA,Bを前後に有する。このように、前後に2列配置した構成とすることで、1列構成よりも装置全体の長さを短くできる。そのため、シート製造装置100がオフィスや倉庫などにも置けるサイズとなる。
供給部10は、第4側壁150dの外面に隣接して第2側壁150b寄りに配置される。供給部10が接続される後側搬送ラインAは、第4側壁150dから第3側壁150cへ向かって第2側壁150b側に粗砕部12、選別部40、分級部30、解繊部20の順に配置される。
前側搬送ラインBは、第3側壁150cから第4側壁150dへ向かって第1側壁150a側に堆積部60、混合部50、シート形成部80(加圧部81、加熱部83)、切断部90の順に配置される。前側搬送ラインBには、排出部96が接続される。排出部96は、第4側壁150dの外面に隣接して第1側壁150a寄りに配置される。
したがって、供給部10と排出部96は、直方体の筐体である装置本体150の同じ面(第4側壁150d)に位置する。このように、供給部10と排出部96が装置本体150の同じ面(第4側壁150d)に位置するので、部屋の角部などに沿ってあまり隙間を空けずにシート製造装置100を配置することができる。また、このように、供給部10と排出部96が装置本体150の同じ面(第4側壁150d)にあるので、両者の状況を確認しやすい。
また、装置本体150は、筐体であれば、直方体に限るものではない。その場合、供給部10と排出部96は、筐体である装置本体150のいずれか1つの側壁(本実施形態では第4側壁150d)に隣接して位置するとともに、並置される。このように、供給部10と排出部96が装置本体150の第4側壁150dに隣接するとともに、並んで配置されているので、部屋の角部などに沿ってあまり隙間を空けずに装置を配置することができる。また、このように、供給部10と排出部96が装置本体150の第4側壁150dに隣接するとともに、並んで配置されているので、両者の状況を確認しやすい。
なお、部屋におけるシート製造装置100の配置については、図5及び図6を用いて後述する。
各処理部の処理の順は、前記「1.1.構成」において説明した通りであり、図2では各処理部を結ぶ実線の矢印で示す。これらの矢印の順に各処理部を説明する。シート製造装置100の後側搬送ラインAでは、原料が供給部10から装置本体150内に供給されて、第4側壁150d側にある粗砕部12で粗砕片となり、粗砕片は第3側壁150c側にある解繊部20へ搬送され、解繊部20で解繊されて解繊物となり、解繊物は装置本体150の中央付近にある分級部30で分級されて第1分級物となり、第1分級物は選別部40で選別されて第1選別物となって前側搬送ラインBへ送られる。そして、シート製造装置100の前側搬送ラインBでは、第1選別物が混合部50で樹脂を含む添加物と混合されて混合物となり、混合物は第3側壁150c側にある堆積部60に搬送されてほぐされてウェブ形成部70に堆積されてウェブとなり、ウェブはシート形成部80に搬送されて連続シートに成形され、連続シートは第4側壁150d側にある切断部90に搬送され
て単票シートに切断されて装置本体150外の排出部96に排出される。
なお、本実施形態では、2列の搬送ラインとする例について説明したが、これに限らず、3列以上の搬送ラインとしてもよいし、前後方向に延びる搬送ラインとしてもよい。
2.後側搬送ライン
図3を用いて、後側搬送ラインAについて詳細に説明する。図3は、本実施形態に係るシート製造装置100の背面図である。
図3に示すように、シート製造装置100の後側搬送ラインAは、繊維を含む原料Rを供給する供給部10と、供給部10で供給した原料Rを粗砕する粗砕部12と、粗砕部12で粗砕した粗砕片を受ける受け部である漏斗状のホッパー1と、粗砕片を解繊物に解繊する解繊部20と、ホッパー1から解繊部20に粗砕片を搬送する搬送部である管2と、を備える。
供給部10は、装置本体150の第4側壁150dに対して接離可能であって、第4側壁150dに設けられた開口である供給開口152から原料Rを挿通して装置本体150内へ供給する。供給部10は、シート製造装置100のなるべく下側に配置することが好ましい。このようにすることで、シート製造装置100のメンテナンスが容易になるからである。例えば、給紙中に紙詰まりが発生した場合に、供給部10の位置が低い方が詰まった原料を供給部10から取り除き易い。また、供給部10の位置が低ければ、例えば、供給部10を設置床面上を図示しないキャスターによってスライド移動することで、装置本体150側で詰まった原料への対応も容易である。
供給部10は、箱状体であって、図3ではその縦断面を模式的に示しており、内部に原料Rを多数積載できる。また、供給部10は、内部に積載した原料R、例えばA4版の紙を1枚ずつ装置本体150内へ供給できる。供給部10は、図示しない4つのキャスターを底面に有していてもよく、キャスターを用いることで装置本体150に対して容易に離接することができる。
装置本体150は、シート製造装置100が設置されるオフィス等の部屋のフロア面に対向して配置される機台150eを有し、機台150eの両端から立ち上がるように第1側壁150a〜第4側壁150d(第1、第2側壁150a、150bについては図1を参照)が固定されている。したがって、装置本体150は、機台150eを底面としてその周囲を4枚の側壁150a〜150dで囲む筐体である。筐体である装置本体150は、直方体である。なお、「直方体」は、全体として直方体であればよく、略直方体を含むものであり、例えば、筐体の表面に出っ張りや凹み、あるいは筐体の一部が傾斜面となるようなものも含む。
機台150e上には、図示しない複数の支持台を介して、第4側壁150dから順に、ホッパー1、選別部40、ブロアー37及び解繊部20が設置される。
また、操作部141を前側として説明したが、これに限らず、シート製造装置100の設置範囲における短い方向を前後方向(奥行)として、後側に供給部10を配置してもよい。通常、装置をオフィス等に設置する場合には、短辺を奥行きとして長辺の一方をオフィス等の壁面に沿って設置することが多いからである。
シート製造装置100は、シート製造装置100の第4側壁150d側に解繊部20を配置し、シート製造装置100の第3側壁150c側にホッパー1を配置する。粗砕片の搬送方向において、解繊部20の上流における管2は、消音部21を有する。消音部21
を有することで、解繊部20で発生した騒音を低減できる。
管2は、ホッパー1の下方から解繊部20の上方へ向けて傾斜して配置される。管2を傾斜させて配置することで、装置本体150内において管2の長さを長くすることができ、騒音をより減衰することができる。また、管2を傾斜して配置することで、管2の一部に解繊部20から上方に延びる部分を設けることができるので、その上方に延びる部分に消音部21を配置することができる。
管2の傾斜はなるべく緩やかに(勾配を小さく)することが好ましい。管2における原料の搬送が解繊部20で発生する風力によって行われるため、管2の勾配を小さくすることで原料を容易に搬送することができる。管2の勾配を小さくするために、解繊部20はシート製造装置100のなるべく下側、例えば機台150e上に配置することが好ましい。解繊部20は、機台150e上に防振用のゴムを介して設置される。防振用のゴムを用いることにより、解繊部20の振動を減衰し、振動が機台150eに伝わることによる騒音も減少することができる。また、管2の勾配を小さくするためには、ホッパー1をシート製造装置100の上側に配置することが好ましいが、上述した供給部10の配置の理由により、ホッパー1の高さは必然的に低い位置になる。
ブロアー37は、管3内に発生させた送風により、解繊部20から解繊物を吸気して分級部30へと搬送する。分級部30は、サイクロン形状の円筒部32と、円筒部32の上部排出口35に接続し、上部排出口35から排出された排出物(第2分級物)を捕獲する受け部36と、を有する。分級部30で分級された解繊物(第1分級物)は、管4を介して選別部40へと搬送される。
選別部40は篩45を有する。選別部40は、解繊部20で解繊処理された解繊物を、篩45を通過する通過物と、篩45を通過しない非通過物とに選別する。選別部40は下方にホッパー6を有し、選別された第1選別物を前側にある混合部50へと管54を介して搬送される。
また、選別部40は、通過しない非通過物を排出する排出部である排出口44及び管8を有する。排出口44は選別部40の第4側壁150d側に開口し、管8は排出口44に一端を接続し、他端をホッパー1上に開口する。ホッパー1は、排出口44から自重で非通過物が落下する位置に位置している。
3.前側搬送ライン
図4を用いて、前側搬送ラインBについて詳細に説明する。図4は、本実施形態に係るシート製造装置100の正面図である。
図4に示すように、前側搬送ラインBは、解繊物の少なくとも一部を用いてシートSを成形する成形部106を備える。このようにすることで、成形部106でシートSの搬送不良が起こったとしても、成形部106が前側にあるので処理しやすい。
前側搬送ラインBは、後側搬送ラインAからブロアー56で送られた第1解繊物を混合する混合部50が装置本体150の幅方向の中央付近の機台150e上に設置され、混合部50に対して第3側壁150c側の上方に堆積部60が配置され、堆積部60の下から第4側壁150d側へウェブW及びシートSが成形されて搬送される。ウェブW及びシートSの搬送方向に沿って、堆積部60の下から順にウェブ形成部70、調湿部78、シート形成部80、切断部90と並ぶ。
排出部96は、装置本体150の外側であって第4側壁150dに隣接して配置され、
第4側壁150dに開口する排出開口154を挿通して排出されたシートSを受ける。排出部96も供給部10と同様の理由により、シート製造装置100のなるべく下側に配置することが好ましい。排紙中に紙詰まりが発生する場合があるからである。
排出部96は、装置本体150の第4側壁150dに対して接離可能である。排出部96は、箱状体であって、図4ではその縦断面を模式的に示しており、内部に排出開口154から排出されたシートSを多数積載できる。排出部96は、図示しない4つのキャスターを底面に有していてもよく、キャスターを用いることで装置本体150に対して容易に離接することができる。
供給部10から供給開口152への原料供給時の挿通方向と、排出開口154から排出部96へのシート排出時の挿通方向は互いに逆向きである。このように、挿通方向と排出方向とを互いに逆向きとすることで、供給部10と排出部96とを同じ面(第4側壁150d)に配置することができる。
堆積部60及びウェブ形成部70を第3側壁150c側に配置し、排出部96を第4側壁150d側に配置することにより、第3側壁150cから第4側壁150dまでの装置本体150内の長手方向全体をウェブW及びシートSの成形に利用することができる。
成形部106は、解繊物の少なくとも一部を堆積する堆積部60と、堆積した堆積物を加熱する加熱ローラー86と、堆積物を加圧する加圧ローラー85と、を有する。加熱ローラー86は温度がかかることで所定の使用量で交換を必要とする。また、加圧ローラー85も大きく加圧するので所定の使用量で交換を必要とする。このようなローラー85,86を有する成形部106が前側にあることで交換の際の作業性がよい。
操作部141は、装置本体150の前側の第1側壁150aの中央領域上部に位置しており、シート製造装置100を操作する作業者がアクセスしやすい位置に配置されている。操作部141は、図4では省略した第1側壁150aに配置され、例えば、各種処理条件や各処理部の状態を示す表示部と、作業者が各種条件等を入力する入力手段とを有する。
図3及び図4に示すように、供給部10よりも排出部96が小さい。供給された原料Rの少なくとも一部を用いてシートSを製造するので、供給された量よりも排出される量の方が少なくなるためである。供給部10よりも排出部96を小さくすることで排出部96の製造コストを低く抑えることができる。排出部96に積載可能なシートSの量は、供給部10に積載可能な原料Rの量よりも小さい。排出部96を小さくすることで、排出されたシートSが排出開口154から排出部96内に積層されたシートSの上までの落差を小さくして、シートSを積載しやすくすることができる。
シート製造装置100において排出部96より大きな供給部10は後側(奥側)にあるので、供給部10によって排出部96が隠れることを防止し、排出部96の積載状態が確認しやすい。
4.部屋における配置
図5及び図6を用いて、部屋等におけるシート製造装置100の配置の例について説明する。図5は、本実施形態に係るシート製造装置100の装置本体150の側面図である。
図5に示すように、装置本体150は、オフィス等の室内に配置された状態を示している。装置本体150は、部屋の壁面Tからわずかな間隔を隔てた位置にあり、壁面Tと第
2側壁150bが向かい合うように配置される。供給部10及び排出部96は装置本体150から離れた位置に図示しないキャスターで移動させている。
装置本体150の第4側壁150dには、供給開口152と排出開口154とが並んで開口する。すなわち、筐体である装置本体150の同じ面(第4側壁150d)に供給部10から供給された原料が挿通する供給開口152と、シートが挿通して排出部96へ排出される排出開口154と、を有する。このように、装置本体150に供給開口152や排出開口154を有しているので、装置本体150に対して供給部10や排出部96の離接が可能となる。また、装置本体150と供給部10や排出部96とが離接可能なので、供給部10や排出部96の仕様、例えば内部に積載できる容量などを変更しやすい。
図6は、本実施形態に係るシート製造装置100のオフィス等の配置を説明する平面図である。なお、装置本体150の内側の各処理部については省略している。
シート製造装置100は、部屋の壁面Tの角部Uに合わせて設置されている。装置本体150の第2側壁150b及び第3側壁150cは、部屋の2つの壁面Tとわずかな間隔を隔てた位置にある。シート製造装置100の操作部がある第1側壁150a(正面)は部屋の内側を向いている。
図6のように、供給部10と排出部96が同じ面(第4側壁150d)に位置するので、装置を設置する部屋の壁面Tや角部Uなどに沿ってあまり隙間を空けずにシート製造装置100を配置することができる。また、同じ面(第4側壁150d)に供給部10と排出部96があるので、両者の状況を確認しやすい。
また、この実施形態のように、装置本体150が平面視で短辺と長辺とを有する長方形である場合、その短辺側に供給部10と排出部96を配置してもよい。このように短辺側に供給部10と排出部96を配置することで、部屋の壁面Tからシート製造装置100の前端(正面)までの距離が小さく、部屋を狭く感じさせない。ここで「長方形」は、略長方形を含む。
なお、上記の例では、乾式の態様であったが、本発明に係るシート製造装置は、湿式の態様であってもよい。例えば、解繊部20の代わりに離解部(パルパー)を、分級部30の代わりに脱墨具を、シート形成部80の代わりに抄紙部を用いてもよい。
また、本発明に係るシート製造装置によって製造されるシートSは、シート状にしたものを主に指す。しかしシート状ものに限定されず、ボード状、ウェブ状であってもよい。本明細書におけるシートは、紙と不織布に分けられる。紙は、パルプや古紙を原料とし薄いシート状に成形した態様などを含み、筆記や印刷を目的とした記録紙や、壁紙、包装紙、色紙、画用紙、ケント紙などを含む。不織布は紙より厚いものや低強度のもので、一般的な不織布、繊維ボード、ティッシュペーパー(清掃用ティッシュペーパー)、キッチンペーパー、クリーナー、フィルター、液体(廃インクや油)吸収材、吸音材、断熱材、緩衝材、マットなどを含む。なお、原料としてはセルロースなどの植物繊維やPET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリエステルなどの化学繊維や羊毛、絹などの動物繊維であってもよい。
また、上記の例では、第4側壁に供給部及び排出部を位置させたが、これに限らず、他の側壁(第1側壁〜第3側壁)に供給部及び排出部を位置させてもよい。
本発明は、本願に記載の特徴や効果を有する範囲で一部の構成を省略したり、各実施形態や変形例を組み合わせたりしてもよい。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(機能、方法および結果が同一の構成、あるいは目的および効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1…ホッパー、2,3,4,5…管、6…ホッパー、7,8…管、9…ホッパー、10…供給部、12…粗砕部、14…粗砕刃、20…解繊部、21…消音部、22…導入口、24…排出口、30…分級部、31…導入口、32…円筒部、33…逆円錐部、34…下部排出口、35…上部排出口、36…受け部、37…ブロアー、40…選別部、42…導入口、44…排出口、45…篩、50…混合部、52…添加物供給部、54…管、56…ブロアー、60…堆積部、62…導入口、70…ウェブ形成部、72…メッシュベルト、74…張架ローラー、76…サクション機構、78…調湿部、80…シート形成部、81…加圧部、81a…第1加圧部、81b…第2加圧部、82…第1結着部、83…加熱部、84…第2結着部、85…加圧ローラー、86…加熱ローラー、90…切断部、92…第1切断部、94…第2切断部、96…排出部、100…シート製造装置、102…製造部、106…成形部、140…制御部、141…操作部、150…装置本体、150a〜150d…第1〜第4側壁、150e…機台、152…供給開口、154…排出開口、A…後側搬送ライン、B…前側搬送ライン、R…原料、S…シート、T…壁面、U…角部、W…ウェブ

Claims (7)

  1. 繊維を含む原料を積載し、供給する供給部と、
    前記供給部で供給された原料の少なくとも一部を用いてシートを成形する成形部と、
    成形されたシートを積載する排出部と、
    を備えるシート製造装置であって、
    前記成形部は、直方体の筐体内にあり、
    前記供給部と前記排出部は、直方体の前記筐体の同じ面に位置することを特徴とする、シート製造装置。
  2. 前記筐体と前記供給部及び前記排出部は離接可能であり、
    前記筐体の同じ面に、前記供給部から供給された原料が挿通する供給開口と、シートが挿通して前記排出部へ排出される排出開口と、を有することを特徴とする、請求項1に記載のシート製造装置。
  3. 前記供給部から前記供給開口への供給時の挿通方向と、前記排出開口から前記排出部への排出時の挿通方向は互いに逆向きであることを特徴とする、請求項2に記載のシート製造装置。
  4. 前記排出部に積載可能なシートの量は、前記供給部に積載可能な原料の量よりも小さいことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート製造装置。
  5. 前記シート製造装置を操作する操作部をさらに有し、
    前記シート製造装置において前記操作部がある側を前側としたときに、
    前記供給部は後側にすることを特徴とする、請求項4に記載のシート製造装置。
  6. 前記筐体は、平面視で短辺と長辺とを有する長方形であり、
    前記供給部と前記排出部は、一方の前記短辺側に配置することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のシート製造装置。
  7. 繊維を含む原料を積載し、供給する供給部と、
    前記供給部で供給された原料の少なくとも一部を用いてシートを成形する成形部と、
    成形されたシートを積載する排出部と、
    を備えるシート製造装置であって、
    前記成形部は、筐体内にあり、
    前記供給部と前記排出部は、前記筐体のいずれか1つの側壁に隣接して位置するとともに、並置されていることを特徴とする、シート製造装置。
JP2014251804A 2014-12-12 2014-12-12 シート製造装置 Active JP6508453B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014251804A JP6508453B2 (ja) 2014-12-12 2014-12-12 シート製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014251804A JP6508453B2 (ja) 2014-12-12 2014-12-12 シート製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016113711A true JP2016113711A (ja) 2016-06-23
JP6508453B2 JP6508453B2 (ja) 2019-05-08

Family

ID=56141153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014251804A Active JP6508453B2 (ja) 2014-12-12 2014-12-12 シート製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6508453B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018037843A1 (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
CN112442916A (zh) * 2019-08-30 2021-03-05 精工爱普生株式会社 薄片制造装置
JP2021037642A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 セイコーエプソン株式会社 小片供給装置および繊維体成形装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05502A (ja) * 1991-06-25 1993-01-08 Sony Corp 印刷装置
JP2007106609A (ja) * 2002-12-04 2007-04-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010275672A (ja) * 2009-05-31 2010-12-09 Seed:Kk 古紙再生装置
JP2012007246A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Duplo Seiko Corp 古紙処理装置
JP2012144819A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Seiko Epson Corp 紙再生装置及び紙再生方法
JP2014006365A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Sharp Corp 画像形成装置
JP2014208924A (ja) * 2013-03-27 2014-11-06 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05502A (ja) * 1991-06-25 1993-01-08 Sony Corp 印刷装置
JP2007106609A (ja) * 2002-12-04 2007-04-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010275672A (ja) * 2009-05-31 2010-12-09 Seed:Kk 古紙再生装置
JP2012007246A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Duplo Seiko Corp 古紙処理装置
JP2012144819A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Seiko Epson Corp 紙再生装置及び紙再生方法
JP2014006365A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Sharp Corp 画像形成装置
JP2014208924A (ja) * 2013-03-27 2014-11-06 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018037843A1 (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
JPWO2018037843A1 (ja) * 2016-08-23 2018-10-11 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
TWI649645B (zh) * 2016-08-23 2019-02-01 精工愛普生股份有限公司 Sheet manufacturing device
CN112442916A (zh) * 2019-08-30 2021-03-05 精工爱普生株式会社 薄片制造装置
JP2021038477A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
JP2021037642A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 セイコーエプソン株式会社 小片供給装置および繊維体成形装置
US11834782B2 (en) 2019-08-30 2023-12-05 Seiko Epson Corporation Sheet manufacturing apparatus
JP7395884B2 (ja) 2019-08-30 2023-12-12 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
JP7447410B2 (ja) 2019-08-30 2024-03-12 セイコーエプソン株式会社 小片供給装置および繊維体成形装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6508453B2 (ja) 2019-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6485124B2 (ja) シート製造装置
JP6455660B2 (ja) シート製造装置
CN108699741B (zh) 薄片制造装置
JP6677162B2 (ja) シート製造装置およびシート製造方法
JP6589298B2 (ja) シート製造装置およびシート製造方法
US11261565B2 (en) Defibration processing device, and fibrous feedstock recycling device
JP2016124211A (ja) シート製造装置およびシート製造方法
JP2016113712A (ja) シート製造装置
JP6508453B2 (ja) シート製造装置
JP6507617B2 (ja) シート製造装置及びシート製造方法
JP6544077B2 (ja) シート製造装置
JP6508452B2 (ja) シート製造装置
JP6436299B2 (ja) シート製造装置
JP6638196B2 (ja) シート製造装置及びシート製造方法
WO2017135050A1 (ja) 搬送装置およびシート製造装置
JP7183660B2 (ja) 解繊処理装置、および、シート製造装置
JP6702459B2 (ja) シート製造装置
JP6759558B2 (ja) シート製造装置、紙供給装置、紙細断装置
JP2016113735A (ja) シート製造装置
WO2018100979A1 (ja) シート製造装置
JP6311431B2 (ja) シート製造装置
JP6455161B2 (ja) シート製造装置及びシート製造方法
JP2020122254A (ja) シート製造装置
JP2019173201A (ja) 解繊処理装置、および、繊維原料再生装置
JP2017094525A (ja) シート製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6508453

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150