JP2016112645A - 産業用ロボットの制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 コストダウン及び設置スペースの縮小を実現し、省エネルギ性の向上にも寄与する。各ロボット間の動作を容易に連携可能にする。【解決手段】 複数の産業用ロボットRv1…における各電動アクチュエータに接続するサーボアンプAv1…とモーションコントローラ3を接続するサーボネットワーク4を備えるとともに、上流情報Duに基づき作業工程単位で標準化した固定サイクルによる複数の定形サブルーチンCc…に係わるロボット動作プログラムを設定し、この複数の定形サブルーチンCc…から選択し、かつ自動修正した一又は二以上の標準サブルーチンCs…に係わるロボット動作プログラム及びマルチタスクマネージャ機能を有するメインルーチンCmに係わる工程動作プログラムをティーチング修正し、このティーチング修正した動作プログラムを用いて複数の産業用ロボットRv1…に対するマルチタスク制御を行うモーションコントローラ3を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、生産ラインに設置する複数の産業用ロボットの動作を制御する際に用いて好適な産業用ロボットの制御システムに関する。
一般に、大量の製品製造を行う生産工場の生産ラインでは、多くの産業用ロボットが配置され、産業用ロボットの連携による一連の生産が行われる。この場合、産業用ロボットは、複数のアクチュエータの動作が複合した動きとなるため、各産業用ロボットが担うそれぞれの作業工程に対応する動きが実現されるように、各産業用ロボットに対応する専用の制御システム(ロボットコントローラ)を接続して正確な制御を行っている。
従来、このような複数の産業用ロボットを制御する制御システムとしては、特許文献1に開示されるロボット制御装置及び特許文献2で開示されるロボットシステムにおける制御システムが知られている。特許文献1に開示されるロボット制御装置は、複数のロボットのうち1台が故障しても他のロボットが支援できるように制御するロボット制御装置の提供を目的としたものであり、具体的には、ワークがコンベヤ装置により搬送される塗装ラインに、複数の塗装用ロボットがブロック化されて設置され、第1ブロックのロボットコントローラは第1のシステムコントローラに管理され、第2ブロックのロボットコントローラは第2のシステムコントローラに管理され、両システムコントローラはホストコンピュータに管理され、一方、塗装用ロボットのうち1台が故障するとプログラム設定器がホストコンピュータとの信号回線を遮断するとともに、同一ブロック内の他のロボットが支援する制御を行うようにしたものである。
また、特許文献2に開示されるロボットシステム(制御システム)は、一連の作業を複数の作業ロボットに作業分割して実行するロボットシステムで、一部の作業ロボットの一部の作業区分に遅延が発生しても、他の作業ロボットに待ち時間が発生することなく生産性を向上させるようにしたことを目的としたものであり、具体的には、アームロボットに設けられたロボットコントローラに、n個の作業区分を割り振るとともに、アームロボットに設けられたロボットコントローラに、n個よりも少ないm個の作業区分を割り振り、他方、いずれかのアームロボットでの作業区分の作業で遅延が生じたときは、遅延が生じたアームロボットよりも下流のアームロボットに設けられたロボットコントローラに、未実施となっている作業区分を割り振りし直す再割り振り処理を実行し、さらに、再割り振り処理を実行する際には、各ロボットコントローラに割り振られる作業区分の数の上限をn個にしたものである。
特開平5−265535号公報 特開2012−218093号公報
しかし、上述した従来における複数の産業用ロボットを制御する制御システムは、次のような問題点があった。
第一に、各ロボットに対応する専用のロボットコントローラを備え、各ロボットコントローラにより、各ロボットが担うそれぞれの作業工程に対応する動きとなるように制御するため、設置するロボット台数に対応する数だけロボットコントローラを必要とする。したがって、大幅なコストアップを招くとともに、各ロボットコントローラを設置する設置スペースの確保も必要になる。なお、各ロボットコントローラを一カ所に集約し、ホストコンピュータと一緒にパッケージングするなどの手法により、見掛け上、ロボットコントローラをロボット本体の近傍から排除することも可能であるが、型式的な変更にすぎないため、結局は、ホストコンピュータ側の大型化に繋がるとともに、ケーブル類の煩雑化を招くことになり、コスト削減及びシステム全体の小型化を実現する観点からの有効性は期待できない。
第二に、各ロボット毎にティーチングを行い、その上で各ロボット間の動作を連携する必要があるため、各ロボットコントローラにおける設定やティーチングに時間がかかるとともに、特に、高速動作に対して正確かつ円滑な連携動作を行わせるには限界がある。例えば、多関節ロボットでは、多関節に対応する複数のアクチュエータを駆動制御し、X方向,Y方向,Z方向,回転方向の動きを複合した動きとなるように、ロボットコントローラによりそれぞれ制御するため、ティーチングの容易化を図り、かつ生産ラインの迅速な立ち上げを実現するのは容易でないとともに、各ロボットにおける正確かつ円滑な連携動作を行わせるのも容易でない。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した産業用ロボットの制御システムの提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、生産ラインに設置する複数の産業用ロボットの動作を制御するリアルタイムオペレーティングシステム(以下、RTOS)を用いたモーションコントローラを有するファクトリオートメーションコンピュータ(以下、FAPC)2を備える産業用ロボットの制御システム1であって、複数の産業用ロボットRv1…,Rh1…における各電動アクチュエータに接続するサーボアンプAv1…,Ah1…と、このサーボアンプAv1…,Ah1…とモーションコントローラ3を接続するサーボネットワーク4とを備えるとともに、上流情報Duに基づき作業工程単位で標準化した固定サイクルによる複数の定形サブルーチンCc…に係わるロボット動作プログラムを設定し、この複数の定形サブルーチンCc…から選択した一又は二以上の定形サブルーチンCc…に係わるロボット動作プログラム及びマルチタスクマネージャ機能を有するメインルーチンCmに係わる工程動作プログラムを用いて複数の産業用ロボットRv1…,Rh1…に対するマルチタスク制御を行うモーションコントローラ3を備えてなることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、産業用ロボットには、生産ラインに設置する、垂直多関節ロボットRv1,Rv2…,水平多関節ロボットRh1,Rh2…,デルタ型ロボットRdの一又は二以上を含ませることができる。また、FAPC2には、ユーザアプリケーションプログラムPuを実行する汎用コンピュータ機能を有するコントローラ5を設けることができる。一方、サーボネットワーク4には、イーサーネットに対して互換性を有するオープンプロトコルを用いたネットワーク4eを設けることができる。さらに、サーボアンプAv1…,Ah1…には、電動アクチュエータに対する制御信号を出力することに加えて、産業用ロボットRv1…,Rh1…に係わるI/Oポートを設けることができる。他方、定形サブルーチンCc…は、上流情報Duにおける、少なくとも、部品情報Fp,ツール情報Ft,ワーク情報Fwの一又は二以上を用いた一次情報を含めて設定することができる。また、複数の定形サブルーチンCc…から選択した一又は二以上の定形サブルーチンCc…は、ティーチング修正した標準サブルーチンCs…として用いることができるとともに、この標準サブルーチンCs…は、上流情報Duにおける、少なくとも、ロボット機構情報Fr,ジグ情報Fjの一方又は双方を含む二次情報により修正することができる。
このような構成を有する本発明に係る産業用ロボットの制御システム1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 複数の産業用ロボットRv1…,Rh1…に対して一台のコントローラ、即ち、一台のFAPC2で足りるため、従来のように、各ロボットRv1…,Rh1…に対してそれぞれ接続するロボットコントローラは不要になる。したがって、ロボットコントローラの台数に対する飛躍的な削減が可能となり、大幅なコストダウン及び設置スペースの縮小を実現できる。しかも、これに伴う省エネルギ性の向上にも寄与できる。
(2) 各ロボットRv1…,Rh1…間の動作(同期)を容易に連携できるとともに、高速動作に対しても正確かつ円滑な連携動作を行わせることができる。特に、ねじ締め作業工程,はめ合い作業工程等で代表される複数の作業工程は、各産業用ロボットRv1…,Rh1…が担う共通の作業工程となるため、各作業工程のルーチンを容易に定形化し、かつ定形化したルーチンを容易に利用できるなど、複数の産業用ロボットRv1…,Rh1…に対するマルチタスク制御を行うゆえの相乗効果を享受できる。
(3) 好適な態様により、産業用ロボットとして、生産ラインに設置する、垂直多関節ロボットRv1,Rv2…,水平多関節ロボットRh1,Rh2…,デルタ型ロボットRdの一又は二以上を含ませれば、生産ラインに必要となる主要な産業用ロボットをほとんど網羅できるため、産業用ロボットを設置する生産ラインにとって最適な制御システム1を構築できる。
(4) 好適な態様により、FAPC2に、ユーザアプリケーションプログラムPuを実行する汎用コンピュータ機能を有するコントローラ5を設ければ、カメラの利用による画像処理やタッチパネルモニタの利用による各種入力処理や表示処理等を実現できるため、生産ラインにおける、より望ましい生産体制を容易に構築できる。
(5) 好適な態様により、サーボネットワーク4を、イーサーネット(登録商標)に対して互換性を有するオープンプロトコルを用いたネットワーク4eにより構成すれば、広く普及しているイーサーネットで接続されるロボットシステムに、本発明に係る制御システム1を適用可能になるため、制御システム1の発展性,応用性及び汎用性を高めることができるとともに、システム構築を容易かつ確実に行うことができる。
(6) 好適な態様により、定形サブルーチンCc…を、上流情報Duにおける、少なくとも、部品情報Fp,ツール情報Ft,ワーク情報Fwの一又は二以上を用いた一次情報を含めて設定すれば、各産業用ロボットRv1…,Rh1…が担う実際の作業工程に係わる定形化を容易に実現できるため、これに伴う各種メリット、具体的には、ティーチングの容易化及び簡略化、更には生産ラインの迅速な立ち上げ等に寄与できるとともに、各ロボットRv1…,Rh1…の正確かつ円滑な連携動作を実現できる。
(7) 好適な態様により、複数の定形サブルーチンCc…から選択した一又は二以上の定形サブルーチンCc…を、ティーチング修正した標準サブルーチンCs…として用いるようにすれば、定形サブルーチンCc…は、基本的に、上流情報Duに基づき作業工程単位で標準化された固定サイクルにより構成されているため、ティーチング修正自体の容易化も実現可能となり、生産ラインでは微調整程度のティーチングで足りる。
(8) 好適な態様により、標準サブルーチンCs…を、上流情報Duにおける、少なくとも、ロボット機構情報Fr,ジグ情報Fjの一方又は双方を含む二次情報により修正するようにすれば、いずれも既知情報の利用となるため、自動修正ツール等を利用することにより、最終的に使用する標準サブルーチンCs…を容易に生成できる。
本発明の好適実施形態に係る制御システムのブロック系統図、 同制御システムの使用態様の一例を示すブロック概要図、 同制御システムの使用態様の他の例を示すブロック概要図、 同制御システムを備える生産ラインに用いた複数の生産用ロボットを示す全体外観図、 同制御システムにおける標準サブルーチンを生成するルーチン生成機能の説明図、 同制御システムにおける標準サブルーチンを生成する基礎となる上流情報(一次情報)の説明図、 同制御システムにおける標準サブルーチンを生成する基礎となる上流情報(二次情報)の説明図、 同制御システムにより生成するねじ締め作業工程に係わる定形サブルーチンの固定サイクルを示すフローチャート、 同制御システムにおける定形サブルーチンの種類の一例を示す表、 同制御システムにおける標準サブルーチンの生成手順を説明するためのフローチャート、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る制御システム1の構成について、図1〜図4を参照して説明する。
最初に、本実施形態に係る制御システム1の理解を容易にするため、制御対象となる産業用ロボットRv1…,Rh1…を含む全体のシステム概要について、図4を参照して説明する。
制御システム1は、工場等の生産ラインに設置する複数の産業用ロボットRv1…,Rh1…を制御するFAPC(ファクトリオートメーションコンピュータ)2を備えて構成する。
図4は、複数の産業用ロボットRv1…,Rh1…として、4台の産業用ロボットRv1,Rv2,Rh1,Rh2を例示する。いずれも設置台21上に配した据置タイプである。具体的には、右端に6軸の垂直多関節ロボットRv1を配し、その隣に5軸の垂直多関節ロボットRv2を配し、さらに、その隣に5軸の水平多関節ロボット(Aタイプ)Rh1を配し、その隣となる左端に5軸の水平多関節ロボット(Bタイプ)Rh2を配している。なお、図4に示した産業用ロボットRv1…,Rh1…は一例であり、その他、デルタ型ロボットRd(図2)や生産ラインに設置して使用する各種タイプの産業用ロボットを適用可能である。また、これらの各ロボットRv1…,Rh1…,Rdには、各軸を回転させる電動アクチュエータを内蔵する。例示の場合、電動アクチュエータはサーボモータである。このサーボモータには、ステッピングモータ等の位置(角度)を制御可能な各種モータを含めることができる。
このように、産業用ロボットとして、生産ラインに設置する、垂直多関節ロボットRv1,Rv2…,水平多関節ロボットRh1,Rh2…,デルタ型ロボットRdの一又は二以上を含ませれば、生産ラインに必要となる主要な産業用ロボットをほとんど網羅できるため、産業用ロボットを設置する生産ラインにとって最適な制御システム1を構築できる利点がある。
さらに、設置台21の各ラック部には、各ロボットRv1,Rv2,Rh1,Rh2に対応したサーボアンプAv1,Av2,Ah1,Ah2を配置するとともに、各サーボアンプAv1,Av2,Ah1,Ah2は、対応する各ロボットRv1,Rv2,Rh1,Rh2にそれぞれ接続する。この場合、サーボアンプAv1には、対応する産業用ロボットRv1に使用するサーボモータの数量に対応した数のサーボアンプ回路を内蔵しており、この構成は、他のサーボアンプAv2,Ah1,Ah2も同じである。また、サーボアンプAv1…,Ah1…には、サーボモータ(電動アクチュエータ)に対する制御信号を出力することに加えて、産業用ロボットRv1…,Rh1…に係わるI/Oポートを設けている。したがって、各サーボアンプAv1…,Ah1…には、従来のような、各ロボットRv1…,Rh1…の制御を行うロボットコントローラに対応するコントローラ機能は備えていない。
一方、設置台21における他のラック部には、一台のFAPC2を配置する。そして、このFAPC2に、上述した各サーボアンプAv1,Av2,Ah1,Ah2を接続する。したがって、各サーボアンプAv1…,Ah1…と一台のFAPC2が本実施形態に係る制御システム1の骨格を構成する。
次に、本実施形態に係る制御システム1の具体的な構成について、図1〜図3を参照して説明する。
制御システム1は、図1に示すFAPC2を備えている。このFAPC2は、大別して、汎用コンピュータ機能を有するWindows(登録商標)等の汎用オペレーションシステムを用いたコントローラ5と、INtime(登録商標)等のRTOS(リアルタイムオペレーティングシステム)を用いたモーションコントローラ3とを備える。
コントローラ5は、汎用コンピュータ機能を有するため、ユーザアプリケーションプログラムPuを実行可能である。このため、例示のコントローラ5には、タッチパネルモニタ11及び監視カメラ12を接続している。この場合、タッチパネルモニタ11におけるディスプレイ部は、HDMI(登録商標)ケーブルを介してコントローラ5に接続するとともに、タッチパネルモニタ11におけるタッチパネル部は、USBケーブルを介してコントローラ5に接続可能である。また、監視カメラ12はイーサーネットを介して画像処理機能部Pvに接続する。この画像処理機能部Pvにより、監視カメラ12からの画像信号に対する画像処理を行うことができる。
このように、FAPC2に、ユーザアプリケーションプログラムPuを実行する汎用コンピュータ機能を有するコントローラ5を設ければ、監視カメラ12の利用による画像処理やタッチパネルモニタ11の利用による各種入力処理や表示処理等を実現できる。この結果、生産ラインにおける、より望ましい生産体制を容易に構築できる利点がある。
一方、モーションコントローラ3は、生産ラインに設置する複数の産業用ロボット、即ち、上述した産業用ロボットRv1,Rv2,Rh1,Rh2の動作を制御する機能を備える。モーションコントローラ3は、INtime等のRTOSを用いて構築するため、インターフェイス13を介して上述したコントローラ5に接続する。これにより、モーションコントローラ3とコントローラ5は共存可能となる。
モーションコントローラ3は、RTOSを用いることにより、マイクロセカンド単位のリアルタイムタスクを実行可能に構成するとともに、特に、ユーザアプリケーションプログラムPuを含むコントローラ5を一つのタスクとして取込むことにより最低の優先度に位置付けて実行可能に構成することが望ましい。したがって、万が一、コントローラ5が停止しても、モーションコントローラ3によるリアルタイムタスクはその影響を受けることなく実行を継続可能となる。
例示のモーションコントローラ3は、8〜16〔ms〕の制御周期により制御軸数が48軸の制御が可能である。したがって、6軸の多関節ロボットでは8台の同時制御が可能である。また、モーションコントローラ3には、ソフトウェアPLC(プログラマブルロジックコントローラ)14を内蔵し、インターフェイス15を介して接続するとともに、通信機能部Ptを内蔵し、この通信機能部Ptを介して、付属のタブレット16を接続する。なお、ソフトPLC14は前述した画像処理機能部Pvと接続する。
他方、モーションコントローラ3は、サーボネットワーク4を介して前述したサーボアンプAv1,Av2,Ah1,Ah2に接続する。この場合、サーボネットワーク4は、イーサーネットに対して互換性を有するオープンプロトコルを用いたネットワーク4eにより構成する。このように、サーボネットワーク4を、イーサーネットに対して互換性を有するオープンプロトコルを用いたネットワーク4eにより構成すれば、広く普及しているイーサーネットで接続されるロボットシステムに、本実施形態に係る制御システム1を適用可能になるため、制御システム1の発展性,応用性及び汎用性を高めることができるとともに、システム構築を容易かつ確実に行える利点がある。
例示のサーボネットワーク4(ネットワーク4e)には、イーサーキャット(登録商標)を用いた。イーサーキャットのネットワークは、制御を司るマスターと入出力スレーブにより構成し、制御信号,I/O信号等を連結したプロセスデータを、IEEE802.3標準イーサーネットのフレームに載せて伝送するリアルタイム通信方式であり、コリジョン,ハンドシェイク,オーバーヘッドが生じない利点があるため、高い帯域利用効率の実現が可能となる。なお、その他のサーボネットワーク4としては、メカトロリンク(登録商標)の利用も可能である。
図2は、種類別の産業用ロボット、即ち、垂直多関節ロボットRv,水平多関節ロボットRh,デルタ型ロボットRdを制御するモーションコントローラ3を機能ブロックにより表現したものであり、全体の制御を行うマルチタスクマネージャ(メインルーチンCm)により、各ロボットRv,Rh,Rdをリアルタイムで制御する複数のタスク処理(サブルーチンCs…)を実行できる。また、図3は、応用形態を示したものであり、例えば、制御対象となる産業用ロボット(Rv,Rh)の台数が少ないときに、産業用ロボット以外の制御対象、具体的には、精密加工機71,検査装置72等と組合わせたシステムを示している。この場合であっても、産業用ロボット(Rv,Rh)に同期したリアルタイム制御が可能である。なお、図3において、図2と同一部分には同一符号を付し、その構成を明確にするとともに、その詳細な説明は省略する。
このように、本実施形態に係る制御システム1によれば、複数の産業用ロボットRv1…,Rh1…に対して一台のコントローラ、即ち、一台のFAPC2で足りるため、従来のように、各ロボットRv1…,Rh1…に対してそれぞれ接続するロボットコントローラは不要になる。したがって、ロボットコントローラの台数に対する飛躍的な削減が可能となり、大幅なコストダウン及び設置スペースの縮小を実現できる。しかも、これに伴う省エネルギ性の向上にも寄与できる。また、各ロボットRv1…,Rh1…間の動作(同期)を容易に連携できるとともに、高速動作に対しても正確かつ円滑な連携動作を行わせることができる。特に、ねじ締め作業工程,はめ合い作業工程等で代表される複数の作業工程は、各産業用ロボットRv1…,Rh1…が担う共通の作業工程となるため、各作業工程のルーチンを容易に定形化し、かつ定形化したルーチンを容易に利用できるなど、複数の産業用ロボットRv1…,Rh1…に対するマルチタスク制御を行うゆえの相乗効果を享受することができる。
次に、本実施形態に係る制御システム1に備える、定形サブルーチン及び標準サブルーチンの生成機能について、図5〜図10を参照して説明する。
制御システム1は、産業用ロボットRv1…,Rh1…に対してマルチタスク制御を行うモーションコントローラ3を備えるため、上述した、ねじ締め作業工程,はめ合い作業工程等で代表される複数の作業工程に係わるサブルーチンを容易に定形化することができる。即ち、各作業工程を、固定サイクルによる定形サブルーチン(ロボット動作プログラム)Cc…として生成するとともに、この定形サブルーチンCc…の修正により標準サブルーチンCs…を生成できる。
まず、上流情報Duに基づき複数の作業工程単位で標準化した固定サイクルによる複数の定形サブルーチンCc…に係わるロボット動作プログラムを設定する。
図5は、上流情報Duを用いたマルチタスク制御を実現するためのルーチン生成ロジックを示している。この場合、上流情報Duには一次情報と二次情報を含む。図5に示すように、一次情報には、部品情報Fp,ツール情報Ft,ワーク情報Fwを含むとともに、二次情報には、ロボット機構情報Fr,ジグ情報(ジグ配置情報を含む)Fjを含む。したがって、これらの各情報に対しては、図5に矢印で示したように、生産ラインに「ライン変更」が生じた場合にはジグ情報Fjを修正し、「新ツール」が追加された場合にはツール情報Ftに追加し、「新部品」が追加された場合には部品情報Fpに追加し、「ワーク変更」が発生した場合にはワーク情報Fwを変更し、「作業改善」があった場合には固定サイクルの作成時に反映可能である。
図6及び図7は、これらの各情報Fp,Ft,Fw,Fr,Fjの基礎なる要素を図で示したものである。図6には、上から、一次情報の要素となる、電動ドライバTd(ツール情報Ft),ねじPd(部品情報Fp),ワークWd(ワーク情報Fw)を示す。また、図7には、二次情報の要素となる、産業用ロボットRv(ロボット機構情報Fr),ジグJd(ジグ情報Fj)を示す。
この場合、図6に示すように、ワーク情報Fwには、位置情報として、X軸位置Xw,Y軸位置Yw,Z軸位置Zwに係わる3Dデータが含まれるとともに、図7に示すように、電動ドライバTdに係わるツール情報Ftには、位置情報として、X軸位置Xt,Y軸位置Yt,Z軸位置Ztに係わる3Dデータが含まれ、ジグ情報Fjには、位置情報として、X軸位置Xj,Y軸位置Yj,Z軸位置Zjに係わる3Dデータが含まれ、ロボット機構情報Frには、位置情報として、X軸位置Xr,Y軸位置Yr,Z軸位置Zrに係わる3Dデータが含まれる。さらに、起点Poの位置情報として、X軸位置Xo,Y軸位置Yo,Z軸位置Zoに係わる3Dデータが含まれる。
以上、位置情報に係わるデータについて記載したが、部品情報Fp,ツール情報Ft,ワーク情報Fw,ロボット機構情報Fr,ジグ情報Fjには、それぞれ、形状,寸法,型式等の様々なディメンションや性能等に係わるデータが含まれる。
次に、このような上流情報Duにおける、少なくとも、部品情報Fp,ツール情報Ft,ワーク情報Fwの一又は二以上を用いた一次情報により定形サブルーチンCcを生成方法について、具体例を挙げて説明する。
図8にフローチャートで例示する作業工程は、ねじ締め作業工程である。以下、このねじ締め作業工程を行う定形サブルーチンの固定サイクルについて、同フローチャートを参照して説明する。
まず、ねじ(部品)Pdを電動ドライバ(ツール)Tdの先端に導入してセットする(ステップS1)。この際、セット位置における、ねじPdの有無を確認し、無い場合にはリトライ又は中断する(ステップS2,S3)。ねじPdを確認し、セットされていれば、電動ドライバTdをワークWdの上方に位置決めする(ステップS2,S4)。次いで、電動ドライバTdを回転動作させるとともに、電動ドライバTdを下降させる(ステップS5,S6)。この際、下降位置を監視し、計測タイミングに達した時点でトルク計測を行う(ステップS7,S8)。そして、計測したトルク値が予め設定したリミット値に達したか否かを判定する(ステップS9)。
判定により、リミット値に達しない場合は、そのまま電動ドライバTdの回転及び下降を継続するとともに、リミット値に達した場合には、電動ドライバTdの回転動作及び下降動作を停止する(ステップS10)。また、この時点における電動ドライバTdの位置(高さ)を判定する。即ち、ねじPdのねじ込み位置が規定の位置範囲に入っているか否かを判定する(ステップS11)。規定の位置範囲に入っていない場合には、所定のエラー処理を行う(ステップS12)。エラー処理において、僅かなズレであって修正可能範囲にあれば、電動ドライバTdを再回転動作させる修正処理を行うとともに、大きなズレであって修正不能範囲にあれば、中断処理等を行う。他方、規定の位置範囲に入っていれば、電動ドライバTdをホームポジションヘ戻す処理を行う(ステップS13)。
以上が、ねじ締め作業工程に係わる定形サブルーチンCcの固定サイクルとなる。一例として、ねじ締め作業工程について説明したが、その他、前述した、はめ合い作業工程やシール作業工程等の様々な作業工程に係わる定形サブルーチンを固定サイクルとして構築し、それぞれデータベースとして内部メモリに設定(登録)する。
図9の表には、2種類のねじ「M3L5」,「M2L5」と、「部品A」の実装に係わる固定サイクルを、ベータベースの一例として示す。各作業工程に係わる固定サイクルは、前述した図5に示すように、部品の種類や寸法により、パラメータ値や作業の詳細を変更し、いわばひな型となる定形サブルーチンCc…として設定できる。
次に、生産ライン上に産業用ロボットRv1…を設置する際の処理手順(作業手順)について、図10を参照して説明する。
まず、生産ラインにおける設定対象の産業用ロボット(例えば、産業用ロボットRv1)の作業工程(例えば、ねじ締め作業工程)に対応する定形サブルーチンCcを選択し、予め設定したデータベースから読出しを行う(ステップSP1)。そして、読出した定形サブルーチンCcに対しては、図5に示すように、二次情報となるロボット機構情報Frに基づいて設定対象の産業用ロボットRv1の姿勢演算を行う(ステップSP2)。即ち、ロボット機構情報Frから機構変換式を用いて電動ドライバTdの基準位置やジグJdの基準位置等を演算する。また、ジグ情報(ジグ位置情報)Fjやワーク情報Fwに基づいてワークWdの作業点の座標を演算する(ステップSP3)。これらの演算は、産業用ロボットRv1に対する制御量の算出であり、この制御量に基づき、産業用ロボットRv1に供給する制御信号が生成される。
このように、定形サブルーチンCc…を、上流情報Duにおける、少なくとも、部品情報Fp,ツール情報Ft,ワーク情報Fwの一又は二以上を用いた一次情報を含めて設定すれば、各産業用ロボットRv1…,Rh1…が担う実際の作業工程に係わる定形化を容易に実現できるため、これに伴う各種メリット、具体的には、ティーチングの容易化及び簡略化、更には生産ラインの迅速な立ち上げ等に寄与できるとともに、各ロボットRv1…,Rh1…の正確かつ円滑な連携動作を実現できる利点がある。
次いで、読出した定形サブルーチンCcと、上述したステップSP2及びSP3により求めた制御信号(制御量)を、自動修正ツール51に付与し、定形サブルーチンCcの設定内容を、生産ラインの状態に合致するように修正処理する(ステップSP4)。即ち、定形サブルーチンCcを、実際のロボット機構情報Frの位置やディメンション、更にはジグJdの基準位置等により修正処理する。
このように、上流情報Duにおける、少なくとも、ロボット機構情報Fr,ジグ情報Fjの一方又は双方を含む二次情報により、定形サブルーチンCc…を修正するようにすれば、いずれも既知情報の利用となるため、自動修正ツール等を利用することにより、最終的に使用する、後述の標準サブルーチンCs…を容易に生成できる利点がある。
この後、自動修正された定形サブルーチンCcに基づくロボット動作プログラムによりシミュレーションを実行する(ステップSP5)。そして、このシミュレーションに基づき、自動ティーチングを実施する(ステップSP6)。これより得られる修正された定形サブルーチンCcが標準サブルーチンCsとなる。さらに、自動ティーチングにより得られた標準サブルーチンCsを使用して実際の生産ラインにおける微調整ティーチングを実施する(ステップSP7)。この際、必要により、マルチタスクマネージャ機能を有するメインルーチンCmに対する調整も合わせて行うことが望ましい。これにより、正規に使用する標準サブルーチンCsが得られる。また、他の作業工程に対しても、同様の処理手順により固定サイクルとした標準サブルーチンCsを求める。
以上により、一又は二以上の標準サブルーチンCs…が得られため、モーションコントローラ3は、この各標準サブルーチンCs…とマルチタスクマネージャ機能を有するメインルーチンCmによるロボット動作プログラムを実行し、複数の産業用ロボットRv1…,Rh1…に対するマルチタスク制御を行うことができる。即ち、メインルーチンCmの実行により作業工程毎に対応する標準サブルーチンCs…を実行し、生産ラインに沿った一連の生産動作を行わせることができる。
以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、FAPC2には、ユーザアプリケーションプログラムPuを実行する汎用コンピュータ機能を有するコントローラ5を設けた場合を例示したが、モーションコントローラ3により本発明に係る制御システム1を機能させることができるものであれば、コントローラ5は必ずしも設ける必要がないとともに、他の処理系により置換可能である。また、サーボネットワーク4として、イーサーキャット,メカトロリンクを例示したが、同様の機能を発揮するものであれば、他の各種ネットワークを利用可能である。さらに、上流情報Duにおける、部品情報Fp,ツール情報Ft,ワーク情報Fw,ロボット機構情報Fr,ジグ情報Fjは、例示である。したがって、他の情報を含ませてもよいし、ジグJdを使用しない場合はジグ情報Fjは除いてもよい。なお、ジグJdに係わるジグ情報Fjには、一つのジグJdのみならず、複数のジグJd…を使用する場合には、それぞれの情報及び相互間の相対情報を含めることができる。
本発明は、各種生産ラインに設置する複数の産業用ロボットの動作を制御する制御システムとして利用できる。
1:制御システム,2:ファクトリオートメーションコンピュータ(FAPC),3:モーションコントローラ,4:サーボネットワーク,4e:ネットワーク,5:コントローラ,Rv1…:産業用ロボット(垂直多関節ロボット),Rh1…:産業用ロボット(水平多関節ロボット),Rd:デルタ型ロボット,Du:上流情報,Cc…:定形サブルーチン,Cs…:標準サブルーチン,Cm:メインルーチン,Pu:ユーザアプリケーションプログラム,Fp:部品情報,Ft:ツール情報,Fw:ワーク情報,Fr:ロボット機構情報,Fj:ジグ情報

Claims (8)

  1. 生産ラインに設置する複数の産業用ロボットの動作を制御するリアルタイムオペレーティングシステムを用いたモーションコントローラを有するファクトリオートメーションコンピュータを備える産業用ロボットの制御システムであって、前記複数の産業用ロボットにおける各電動アクチュエータに接続するサーボアンプと、このサーボアンプとモーションコントローラを接続するサーボネットワークとを備えるとともに、上流情報に基づき作業工程単位で標準化した固定サイクルによる複数の定形サブルーチンに係わるロボット動作プログラムを設定し、この複数の定形サブルーチンから選択した一又は二以上の定形サブルーチンに係わるロボット動作プログラム及びマルチタスクマネージャ機能を有するメインルーチンに係わる工程動作プログラムを用いて複数の産業用ロボットに対するマルチタスク制御を行うモーションコントローラを備えることを特徴とする産業用ロボットの制御システム。
  2. 前記産業用ロボットには、生産ラインに設置する、垂直多関節ロボット,水平多関節ロボット,デルタ型ロボットの一又は二以上を含むことを特徴とする請求項1記載の産業用ロボットの制御システム。
  3. 前記ファクトリオートメーションコンピュータは、ユーザアプリケーションプログラムを実行する汎用コンピュータ機能を有するコントローラを備えることを特徴とする請求項1記載の産業用ロボットの制御システム。
  4. 前記サーボネットワークは、イーサーネットに対して互換性を有するオープンプロトコルを用いたネットワークにより構成することを特徴とする請求項1記載の産業用ロボットの制御システム。
  5. 前記サーボアンプは、前記電動アクチュエータに対する制御信号を出力することに加えて、前記産業用ロボットに係わるI/Oポートを備えることを特徴とする請求項1記載の産業用ロボットの制御システム。
  6. 前記定形サブルーチンは、前記上流情報における、少なくとも、部品情報,ツール情報,ワーク情報の一又は二以上を用いた一次情報を含めて設定することを特徴とする請求項1記載の産業用ロボットの制御システム。
  7. 前記複数の定形サブルーチンから選択した一又は二以上の定形サブルーチンは、ティーチング修正した標準サブルーチンとして用いることを特徴とする請求項1又は6記載の産業用ロボットの制御システム。
  8. 前記標準サブルーチンは、前記上流情報における、少なくとも、ロボット機構情報,ジグ情報の一方又は双方を含む二次情報により修正してなることを特徴とする請求項7記載の産業用ロボットの制御システム。
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