JP2016111923A - Bldcモータ - Google Patents

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    • H02P29/02Providing protection against overload without automatic interruption of supply
    • H02P29/032Preventing damage to the motor, e.g. setting individual current limits for different drive conditions

Abstract

【課題】ブラシレス直流(BLDC)モータの従来の技術的問題点を解決する。【解決手段】BLDCモータは、第1のサブモータ及び第2のサブモータを有する。第1のサブモータ及び第2のサブモータは、独立した入力端子と、共通の出力シャフトを含む共通のロータとを有する。正常動作モードでは、これらの2つのサブモータが1つのモータとして協働してモータの正常な動作力を出力する。1つのサブモータに障害が生じて制動トルクが発生する場合の緊急動作モードでは、正常なサブモータが、障害のあるサブモータによって生成される制動トルクを補償するトルクを生成するように動作する。【選択図】図16

Description

本発明は、ブラシレス直流(BLDC)モータに関し、具体的には、二重ステータを有するBLDCモータ及びこのようなモータの制御方法に関する。
BLDCモータは、巻線を有するステータと、永久磁石を有するロータと、ステータに電力を供給するコントローラとを含む。一般に、従来のBLDCモータは、各々がステータのm相の巻線に電流を入力するように構成されたm相の入力端子の組を含む。従来のBLDCモータには、従来のBLDCモータが機能しなくなるとモータが完全に停止し、モータが負荷を効率的に駆動できず、揺動する制動トルクを発生させることがあるといった欠点がある。例えば、車両の電動式パワーステアリングシステムでは、BLDCモータが巻線又は制御スイッチに短絡を生じた場合、パワーが失われるだけでなく、モータへの負荷を有意に高める制動トルクが発生することがある。深刻な場合には、BLDCモータによって発生した揺動する制動トルクがハンドルに影響を与え、ドライバーによる車両の方向制御を妨げ、従って事故を引き起こす恐れもある。
従って、改善された技術的解決策が望まれている。
従って、本発明は、その1つの態様において、BLDCモータであって、独立した入力端子及び共通する出力シャフトを有する第1のサブモータ及び第2のサブモータを備え、第1のサブモータ及び第2のサブモータには正常動作モード及び緊急動作モードが設定され、正常動作モードでは、2つのサブモータが1つのモータとして協働してブラシレスDCモータの正常な動作力を出力し、2つのサブモータの一方に障害が生じて制動トルクが発生する場合、正常なサブモータが緊急動作モードでの動作を開始し、緊急動作モードにおける正常なサブモータの相電流の波形は、正常動作モードにおける正常なサブモータの相電流の波形と異なる、BLDCモータを提供する。
緊急動作モードにおいて正常なサブモータから出力されるトルクは、障害のあるサブモータによって生成される制動トルクを補償し、結果として正のスムーズなトルクが得られることが好ましい。
正常なサブモータの相電流iqは、公式iq=−T/Ktに従って求められ、式中、Tは、障害のあるサブモータから出力されるトルクであり、Ktは、正常なサブモータのトルク定数であることが好ましい。
第1のサブモータ及び第2のサブモータは3相モータであり、障害は、障害のあるサブモータの2つの相巻線が短絡する障害であることが好ましい。
障害のあるサブモータから出力されるトルクTは、以下の公式に従って求められることが好ましい。
或いは、障害は、障害のあるサブモータの3つの相巻線が短絡する障害である。
この場合、障害のあるサブモータから出力されるトルクTは、以下の公式に従って求められる。
或いは、第1のサブモータ及び第2のサブモータの入力端子にスイッチング素子を介して少なくとも1つのコントローラが接続され、障害は、スイッチング素子の少なくとも1つが短絡する障害である。
この場合、障害のあるサブモータから出力されるトルクTは、以下の公式に従って求められ、
この場合、
である。
第1のサブモータ及び第2のサブモータは、各々が複数の歯及び巻線を有し、第1のサブモータの歯と第2のサブモータの歯は、円周方向に交互配置されることが好ましい。
第1のサブモータの歯と第2のサブモータの歯は、円周方向に均等に交互配置されることが好ましい。
ブラシレスDCモータのステータスロットの数は12であり、第1のサブモータ及び第2のサブモータは、各々が6つの歯を有し、この6つの歯は、2つのU相歯、2つのV相歯及び2つのW相歯を含み、2つの同じ相の歯は、180度対称に分布することが好ましい。
或いは、第1のサブモータ及び第2のサブモータは、各々が複数の歯及び巻線を有し、第1のサブモータの歯及び第2のサブモータの歯は、軸方向に平行に配置される。
第2の態様によれば、本発明は、電動式パワーステアリングシステムであって、ステアリングホイールと、ステアリングホイールに固定して接続されたステアリングコラムと、ステアリングコラムに固定して接続されたステアリングギアと、ステアリングギアに駆動接続されたモータとを備え、モータは、上述したようなBLDCモータである、電動式パワーステアリングシステムを提供する。
さらなる態様によれば、本発明は、ブラシレスDCモータの制御方法であって、ブラシレスDCモータは、独立した入力端子及び共通する出力シャフトを有する第1のサブモータ及び第2のサブモータを備え、この方法は、第1のサブモータ及び第2のサブモータを1つのモータとして協働できるように、又は独立して動作できるように設定するステップと、第1のサブモータ及び第2のサブモータに、2つのサブモータが1つのモータとして協働してブラシレスDCモータの通常動作トルクを出力する正常動作モードを設定するステップと、第1のサブモータ及び第2のサブモータに、2つのサブモータの一方に障害が生じて制動トルクが発生する場合に正常なサブモータが動作を開始する緊急動作モードを設定するステップとを含み、緊急動作モードにおける正常なサブモータの相電流の波形は、正常動作モードにおける正常なサブモータの相電流の波形と異なり、緊急動作モードにおいて正常なサブモータから出力されるトルクは、障害のあるサブモータによって生成される制動トルクを補償する、方法を提供する。
正常なサブモータから出力されるトルクと、障害のあるサブモータから出力されるトルクとを組み合わせることにより、正のスムーズなトルク波形が生成されることが好ましい。
正常なサブモータの相電流iqは、公式iq=−T/Ktに従って求められ、Tは、障害のあるサブモータから出力されるトルクであり、Ktは、正常なサブモータのトルク定数であることが好ましい。
第1のサブモータ及び第2のサブモータは3相モータであり、障害は、障害のあるサブモータの2つの相巻線が短絡する障害であり、障害のあるサブモータから出力されるトルクTは、以下の公式に従って求められることが好ましい。
或いは、第1のサブモータ及び第2のサブモータは3相モータであり、障害は、障害のあるサブモータの3つの相巻線が短絡する障害であり、障害のあるサブモータから出力されるトルクTは、以下の公式に従って求められる。
或いは、第1のサブモータ及び第2のサブモータの入力端子にスイッチング素子を介して少なくとも1つのコントローラが接続され、障害は、スイッチング素子の少なくとも1つが短絡する障害であり、障害のあるサブモータから出力されるトルクTは、以下の公式に従って求められ、
この場合、
である。
従って、BLDCモータが、独立した入力端子及び共通する出力シャフトを有する第1のサブモータ及び第2のサブモータを含む。第1のサブモータ及び第2のサブモータには、正常動作モード及び緊急動作モードが設定される。正常動作モードでは、2つのサブモータが1つのモータとして協働する。モータは、サブモータの一方に障害が生じると緊急動作モードに切り替わる。緊急動作モードでは、正常なサブモータが、障害のあるサブモータによって生成される制動トルクを補償するトルクをもたらすように動作する。
以下、添付図面の図を参照しながら、本発明の好ましい実施形態をほんの一例として説明する。図では、複数の図に出現する同一の構造、要素又は部品には、一般にこれらが出現する全ての図において同じ参照番号を付している。一般に、図に示す構成要素及び特徴部の寸法は、表現の便宜上明瞭にするために選択したものであり、必ずしも縮尺通りではない。以下、各図を列挙する。
本発明によるブラシレスDCモータの概略的なブロック図である。 図1に示すブラシレスDCモータの第1のサブモータの2つの相巻線が短絡した状況を示す図である。 ブラシレスDCモータが図2に示すような障害を有する状況におけるブラシレスDCモータの2つのサブモータのトルク波形を示す図である。 本発明によるブラシレスDCモータが図2に示すような障害を有し、第2のサブモータが緊急動作モードで動作を開始した後の2つのサブモータの相電流波形を示す図である。 本発明によるブラシレスDCモータが図2に示すような障害を有し、第2のサブモータが緊急動作モードで動作を開始した後の2つのサブモータのトルク波形及び結果として得られるトルク波形を示す図である。 図1に示すブラシレスDCモータの第1のサブモータの3つの相巻線が短絡した状況を示す図である。 ブラシレスDCモータに図6が示すような障害を有する状況における2つのサブモータのトルク波形を示す図である。 本発明によるブラシレスDCモータが図6に示すような障害を有し、第2のサブモータが緊急動作モードで動作を開始した後の2つのサブモータの相電流波形を示す図である。 本発明によるブラシレスDCモータが図6に示すような障害を有し、第2のサブモータが緊急動作モードで動作を開始した後の2つのサブモータのトルク波形及び結果として得られるトルク波形を示す図である。 ブラシレスDCモータにおいてコントローラ40を第1のサブモータ接続するスイッチング素子の1つが短絡している状況を示す図である。 ブラシレスDCモータが図10に示すような障害を有する状況における2つのサブモータのトルク波形を示す図である。 本発明によるブラシレスDCモータが図10に示すような障害を有し、第2のサブモータが緊急動作モードで動作を開始した後の2つのサブモータの相電流波形を示す図である。 本発明によるブラシレスDCモータが図10に示すような障害を有し、第2のサブモータが緊急動作モードで動作を開始した後の2つのサブモータのトルク波形及び結果として得られるトルク波形を示す図である。 本発明の実施形態によるブラシレスDCモータの概略ブロック図である。 本発明の実施形態によるブラシレスDCモータを示す図である。 図15に示すブラシレスDCモータのステータ及びロータの概略図である。 本発明の実施形態によるブラシレスDCモータのステータ及びロータの概略図である。 本発明によるブラシレスDCモータを用いた電動式パワーステアリングシステムの概略図である。
図1に示すように、本発明によるブラシレスDCモータ10は、第1のサブモータ20と、第2のサブモータ30と、第1のサブモータ20及び第2のサブモータ30を制御するコントローラ40とを含む。2つのサブモータは、同じロータ及びシャフトを共有し、このシャフトを介してトルクが出力される。
この実施形態によるブラシレスDCモータ10は、3相モータである。第1のサブモータ20は、3つの入力端子U1、V1及びW1を含み、第2のサブモータ30は、3つの入力端子U2、V2及びW2を含む。第1のサブモータ20の入力端子は、第2のサブモータ30の入力端子から独立している。コントローラ40は、スイッチユニット50を介してサブモータ20の入力端子及びサブモータ30の入力端子にそれぞれ接続される。従って、第1のサブモータ20及び第2のサブモータ30は、1つのモータとして協働することも、或いは独立して動作することもできる。
なお、図1は、詳細な回路接続図ではなく概略ブロック図にすぎない。図1では、コントローラ40が、1つのスイッチユニット50を介してモータ10の各入力端子に接続される。実際の回路では、図2、図6及び図10に示すように、2つのスイッチング素子51を用いて各スイッチユニット50を実装することができる。従って、図1に示す各スイッチユニット50は2つのスイッチング素子51を含むと理解されたい。スイッチング素子51は、MOSトランジスタ、バイポーラトランジスタ、又は絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)であることが好ましい。
第1のサブモータ20及び第2のサブモータ30には、コントローラ40の制御下で正常動作モード及び緊急動作モードが設定される。正常動作モードでは、2つのサブモータ20及び30が正常に動作し、ブラシレスDCモータ10の正常な動作トルクをシャフトに出力させる。この場合、サブモータ20及びサブモータ30は、各々がブラシレスDCモータ10のトルクの半分を出力する。サブモータの一方が機能しないシナリオでは、障害のあるサブモータへの電力をコントローラ40が即座に遮断して正常なサブモータを緊急動作モードで動作させることにより、正常なサブモータが緊急動作モードでのトルクを出力して、障害のあるサブモータから出力される異常なトルクを補償し、結果としてスムーズな正のトルクが得られるようにする。
一般に、ブラシレスDCモータの障害は、コントローラの障害又はモータの障害であると考えられる。コントローラの障害としては、スイッチング素子がオフになる障害、スイッチング素子が短絡する障害、プリドライバの障害、及びマイクロプロセッサの障害などが挙げられる。モータの障害としては、モータ内部の回路又は巻線が開く又は短絡する障害が挙げられる。スイッチング素子が短絡する障害、及びモータ内部の回路が短絡する障害では、障害のあるサブモータから、制動トルクである異常なトルクが出力されることがある。短絡した巻線は、例えばモータの回転を制限するブレーキとして作用する。従って、これらの障害は以下のように分析される。
図2に、第1のサブモータ20の、例えば「a」相巻線と「b」相巻線などの2つの相巻線が短絡したシナリオを示す。図3には、第1のサブモータ20が障害を有する場合に第1のサブモータ20から出力されるトルク及び第2のサブモータ30から出力されるトルクを示す。図3に示すように、第1のサブモータ20は、負の揺動するトルクを出力し、第2のサブモータ30は、正常動作モードにおける正のスムーズなトルクを出力する。第1のサブモータ20のトルクの振幅は、第2のサブモータ30のトルクの振幅よりも大きい。従って、結果として得られる第1のサブモータ20と第2のサブモータ30を組み合わせたトルクの波形は、応用分野によっては受け入れ難い正と負が交互する揺動の形状になるはずである。電動式パワーステアリングシステムでは、この出力トルクの変動に起因してドライバーによるステアリングホイールの制御が非常に困難になり、従って事故が起きる可能性がある。
なお、この説明では、モータの出力トルクの状態をマクロ的な視点のみから説明する。正常に動作しているモータから出力されるトルクの波形は、正常又はデフォルト状態としてのスムーズかつ直線的なものであり、すなわち正常に動作しているモータから出力されるトルクは、マクロ的に見て一定値である。
図4及び図5を参照して分かるように、第1のサブモータ20が上述した障害を有するシナリオでは、本発明による以下の技術的解決策を提供する。まず、障害のあるサブモータへの電力をコントローラが遮断し、正常なサブモータが緊急動作モードで動作を開始する。正常なサブモータに、正常動作モードにおける正常なサブモータの相電流の波形とは異なる特定の波形の相電流が供給される。図5から、緊急モードでは、正常なサブモータが、障害のあるサブモータから出力される負のトルクの振幅よりも大きな脈動する正のトルクを出力していることが分かる。従って、正常なサブモータから出力されるトルクは、障害のあるサブモータによって生成される異常なトルクを補償することができ、結果としてスムーズな正のトルクが得られる。電動式パワーステアリングシステムでは、この状況においてブラシレスDCモータが図5に示す結果的なトルクを出力し、電動式パワーステアリングシステムは引き続き補助動力機能を有し、ドライバーは、車両を安全な場所又は修理場所まで安全に運転し、これによって事故を避けることができる。
緊急動作モードにおいてコントローラ40が正常なサブモータに供給する電流iqは、公式iq=−T/Ktに従って求められ、Tは、障害のあるサブモータから出力されるトルクであり、Ktは、正常なサブモータのトルク定数である。障害のあるサブモータによって供給されるトルクTは、以下の公式に従って求められる。
上述の公式では、La及びLbは、障害のあるサブモータの短絡した2つの相巻線のインダクタンスをそれぞれ表し、Ra及びRbは、障害のあるサブモータの短絡した2つの相巻線の抵抗をそれぞれ表し、ea及びebは、障害のあるサブモータの短絡した2つの相巻線の逆起電力をそれぞれ表し、ia、ib及びicは、障害のあるサブモータの短絡した2つの相巻線の相電流をそれぞれ表し、ωは、障害のあるサブモータの回転速度を表す。本発明では、モータのシャフトが第1のサブモータと第2のサブモータとによって共有されているので、障害のあるサブモータの回転速度は、正常なサブモータの回転速度に等しい。
図6に、第1のサブモータ20の3つの相巻線が全て短絡したシナリオを示す。図7には、第1のサブモータ20が障害を有する場合に第1のサブモータ20から出力されるトルク及び第2のサブモータ30から出力されるトルクを示す。図7に示すように、第1のサブモータ20は、制動トルクである負のトルクを出力し、第2のサブモータ30は、正常動作モードにおけるスムーズな正のトルクを出力する。第1のサブモータ20から出力されるトルクの振幅は、第2のサブモータ30から出力されるトルクの振幅よりも大きいので、結果として得られる第1のサブモータ20と第2のサブモータ30とを組み合わせたトルクは負である。この例では、電動式パワーステアリングシステムにおいて、ブラシレスDCモータがステアリングホイールのための制動トルクを発生させ、ドライバーがステアリングホイールに加えるステアリングトルクは制動トルクよりもはるかに小さいので、ドライバーはステアリングホイールを回転させることができず、これによって事故につながる恐れがある。
図8及び図9を参照して分かるように、第1のサブモータ20が上述した障害を有するシナリオでは、本発明による以下の技術的解決策を提供する。障害のあるサブモータへの電力をコントローラが遮断し、正常なサブモータが緊急動作モードで動作を開始する。正常なサブモータに、正常動作モードで動作している時の正常なサブモータの相電流の波形とは異なる特定の波形の相電流が供給される。図9から、緊急動作モードでは、正常なサブモータがスムーズな正のトルクを出力し、このトルクは障害のあるサブモータから出力される負のトルクの振幅よりも大きいことが分かる。従って、正常なサブモータから出力されるトルクは、障害のあるサブモータによって生成される異常なトルクを補償することができ、結果としてスムーズな正のトルクが得られる。電動式パワーステアリングシステムでは、ブラシレスDCモータが、図9に示すような結果として得られるトルクを出力した場合、電動式パワーステアリングシステムは引き続き補助動力機能を有し、ドライバーは、障害のあるサブモータを修理するために車両を安全な場所又は修理場所まで無理なく運転することができる。
緊急動作モードにおいてコントローラ40が正常なサブモータに供給する電流iqは、公式iq=−T/Ktに従って求められ、Tは、障害のあるサブモータから出力されるトルクであり、Ktは、正常なサブモータのトルク定数である。障害のあるサブモータによって供給されるトルクTは、以下の公式に従って求められる。
上述した公式では、La、Lb及びLcは、障害のあるサブモータの相巻線のインダクタンスをそれぞれ表し、Ra、Rb及びRcは、障害のあるサブモータの相巻線の抵抗をそれぞれ表し、ea、eb及びecは、障害のあるサブモータの相巻線の逆起電力をそれぞれ表し、ia、ib及びicは、障害のあるサブモータの短絡した2つの相巻線の相電流をそれぞれ表し、ωは、障害のあるサブモータの回転速度を表す。
図10に、コントローラ40を第1のサブモータ20の入力端子に接続するスイッチング素子51の1つが短絡したシナリオを示す。図11には、第1のサブモータが障害を有する場合の第1のサブモータ20のトルク及び第2のサブモータ30のトルクを示す。図11に示すように、第1のサブモータ20は、負の揺動するトルクを出力し、第2のサブモータ30は、正常動作モードにおける正のスムーズなトルクを出力する。第1のサブモータ20のトルク及び第2のサブモータ30のトルクの結果として得られるトルクは正であるが、揺動している。この例では、電動式パワーステアリングシステムにおいてドライバーがステアリングホイールを制御することはできない。
図12及び図13を参照して分かるように、上述した障害の場合には、本発明による以下の技術的解決策を提供する。障害のあるサブモータへの電力をコントローラが遮断し、正常なサブモータが緊急動作モードで動作を開始し、正常なサブモータに特定の波形の相電流が供給される。緊急動作モードにおける相電流の波形は、正常動作モードにおける正常なサブモータの相電流の波形とは異なる。図13から、緊急モードでは、正常なサブモータから出力されるトルクが、障害のあるサブモータによって生成される異常なトルクを補償することができ、結果としてスムーズな正のトルクが得られることが分かる。電動式パワーステアリングシステムでは、ブラシレスDCモータが、図13に示す結果的なトルクを出力する場合、電動式パワーステアリングシステムは引き続き補助動力機能を有し、ドライバーは、障害のあるモータを用いて車両を安全な場所又は修理場所まで安全に運転することができる。
なお、この実施形態では、第1のサブモータ20自体は障害を有していないが、スイッチング素子51の不具合に起因して負の揺動するトルクを出力するので、第1のサブモータ20も障害のあるサブモータとして見なされる。
緊急動作モードにおいてコントローラ40が正常なサブモータに供給する電流iqは、公式iq=−T/Ktに従って求められ、Tは、障害のあるサブモータから出力されるトルクであり、Ktは、正常なサブモータのトルク定数である。障害のあるサブモータによって供給されるトルクTは、以下の公式に従って求められる。
[数式]
上述の公式では、ea>ebである場合、
であり、ea及びebが上述した関係を満たさない場合、i1=0である。また、ea>ecである場合、
であり、ea及びecが上述した関係を満たさない場合、i2=0である。従って、上述した関係は、以下の公式によって示すことができる。
上述の公式では、ωは、障害のあるサブモータの回転速度を表しLa、Lb及びLcは、障害のあるサブモータの相巻線のインダクタンスをそれぞれ表し、Ra、Rb及びRcは、障害のあるサブモータの相巻線の抵抗をそれぞれ表し、ea、eb及びecは、障害のあるサブモータの相巻線の逆起電力をそれぞれ表し、ia、ib及びicは、障害のあるサブモータの短絡した2つの相巻線の相電流をそれぞれ表し、La、Ra、ea及びiaは、短絡したスイッチング素子に接続されている相巻線の関連するパラメータである。
上述した実施形態では、第1のサブモータ20の機能不全は一例である。第2のサブモータ30が機能しなくなり、第1のサブモータ20が正常なサブモータ20として緊急動作モードで動作を開始することもできると理解されたい。
図14に、本発明の実施形態によるブラシレスDCモータを示す。この実施形態は、2つのコントローラ41及び42が第1のサブモータ20及び第2のサブモータ30をそれぞれ制御するように構成されている点で図1に示す実施形態と異なる。
図15は、組み立てたモータを示す図であり、図16は、本発明の別の実施形態によるブラシレスDCモータの概略的構造図である。図15及び図16では、コントローラを省略している。ブラシレスDCモータ10は、シェル又はハウジング12と、シェル12の内部に収容されたステータ14及びロータ16とを含む。ロータ16は、第1のサブモータ20と第2のサブモータ30とによって共有され、或いはロータの少なくともシャフトが共有される。ステータ14は、第1のサブモータ20のステータ24と、第2のサブモータ30のステータ34とを含む。ステータ24及びステータ34は、複数の歯と、これらの歯に巻き回された複数の巻線とを含む。ステータ24の歯及びステータ34の歯は、円周方向に交互配置される。
ステータ24の歯及び巻線は、U相歯、V相歯及びW相歯、並びにU相巻線、V相巻線及びW相巻線を含む。具体的には、ステータ24は、U相歯Tu1及びTu2、V相歯Tv1及びTv2、並びにW相歯Tw1及びTw2と、対応するU相巻線Cu1及びCu2、V相巻線Cv1及びCv2、並びにW相巻線Cw1及びCw2とを含む。同様に、ステータ34の歯及び巻線は、U相歯、V相歯及びW相歯、並びにU相巻線、V相巻線及びW相巻線を含む。具体的には、ステータ34は、U相歯T’u1及びT’u2、V相歯T’v1及びT’v2、並びにW相歯T’w1及びT’w2と、対応するU相巻線C’u1及びC’u2、V相巻線C’v1及びC’v2、並びにW相巻線C’w1及びC’w2とを含む。
第1のサブモータ20のステータ24における同相の歯は、180度対称に分布する。第2のサブモータ30のステータ34における同相の歯も、180度対称に分布する。ステータ24の歯及びステータ34の歯は、1つずつ交互に配置され、すなわちステータ24の各歯は、ステータ34の隣接する2つの歯間に配置され、ステータ34の各歯は、ステータ24の隣接する2つの歯間に配置される。別の解決策として、ステータ24及びステータ34の歯を2つずつ交互に配置したり、或いは他の角度間隔で交互に配置したりすることもできる。
図17に示すように、別の解決策として、ステータ24及びステータ34を軸方向に平行に配置する。ステータ24は、Tu1〜Tu4、Tv1〜Tv4、及びTw1〜Tw4の12個の歯と、これらの歯にそれぞれ巻き回された12個の巻線とを含む。ステータ34も、T’u1〜T’u4、T’v1〜T’v4、及びT’w1〜T’w4の12個の歯と、これらの歯にそれぞれ巻き回された12個の巻線とを含む。
上述した2つの実施形態では、シェル12及びロータ16が、ステータ24及びステータ34によって共有される。従って、本発明によるブラシレスDCモータの体積はそれほど増加しない。
図18は、本発明によるブラシレスDCモータ10を用いた電動式パワーステアリングシステム60の概略図である。電動式パワーステアリングシステム60は、ステアリングホイール61と、ステアリングホイール61に固定して接続されたステアリングコラム62と、ステアリングコラムに同軸的に固定されたステアリングギア63とを含む。モータ10のシャフトは、モータ10のトルクを出力するように駆動ギア18に駆動接続される。駆動ギア18は、ステアリングラック64を介してステアリングギア63に駆動接続される。モータ10が動作すると、駆動ギア18がステアリングラック64を介してステアリングギア63を回転させ、従ってステアリングコラム62及びステアリングホイール61が回転して、ドライバーによるステアリングホイール61の制御を支援する。電動式パワーステアリングシステム60は、ステアリングホイール61のトルク及びステアリング方向などの信号を生成してコントローラ40に送信するように構成されたステアリングトルクセンサ65及びステアリングホイール角度センサ66をさらに含む。コントローラ40は、これらの信号に基づいて対応する命令をモータ10に送信し、モータ10が、対応する振幅及び方向のステアリングパワートルクを出力し、従って補助動力が生成されるようにする。実際には、モータ10と駆動ギア16の間に減速ギアをさらに設けて出力トルクを高めることができる。
本出願の明細書及び特許請求の範囲では、記述する項目又は特徴の存在を明示する一方でさらなる項目又は特徴の存在を排除しないように、「備える、含む、有する(comprise、include、contain及びhave)」という動詞、並びにその派生形の各々を包括的な意味で使用している。
明確化のために別個の実施形態の文脈で説明した本発明のいくつかの特徴は、単一の実施形態において組み合わせて提供することもできると理解されたい。これとは逆に、簡潔さを期すために単一の実施形態の文脈で説明した本発明の様々な特徴を別個に、又はいずれかの好適な下位の組み合わせで提供することもできる。
上述した実施形態はほんの一例にすぎず、当業者には、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲から逸脱することなく、他の様々な修正が明らかになるであろう。
14、24、34 ステータ
16 ロータ

Claims (20)

  1. BLDCモータであって、
    独立した入力端子及び共通する出力シャフトを有する第1のサブモータ及び第2のサブモータを備え、
    前記第1のサブモータ及び前記第2のサブモータには、正常動作モード及び緊急動作モードが設定され、
    前記正常動作モードにおいて、前記第1のサブモータ及び前記第2のサブモータは、1つのモータとして協働して前記ブラシレスDCモータの正常な動作力を出力し、
    前記第1のサブモータ及び前記第2のサブモータの一方に障害が生じて制動トルクが発生する場合、正常なサブモータが前記緊急動作モードでの動作を開始し、前記緊急動作モードにおける前記正常なサブモータの相電流の波形は、前記正常動作モードにおける前記正常なサブモータの相電流の波形と異なる、
    ことを特徴とするBLDCモータ。
  2. 前記緊急動作モードにおいて前記正常なサブモータから出力されるトルクは、前記障害のあるサブモータによって生成される前記制動トルクを補償し、結果として正のスムーズなトルクが得られる、
    請求項1に記載のBLDCモータ。
  3. 前記正常なサブモータの相電流iqは、公式iq=−T/Ktに従って求められ、式中、Tは、前記障害のあるサブモータから出力されるトルクであり、Ktは、前記正常なサブモータのトルク定数である、
    請求項1又は2に記載のBLDCモータ。
  4. 前記第1のサブモータ及び前記第2のサブモータは3相モータであり、前記障害は、前記障害のあるサブモータの2つの相巻線が短絡する障害である、
    請求項3に記載のBLDCモータ。
  5. 前記障害のあるサブモータから出力されるトルクTは、以下の公式に従って求められる、
    請求項4に記載のBLDCモータ。
  6. 前記第1のサブモータ及び前記第2のサブモータは3相モータであり、前記障害は、前記障害のあるサブモータの3つの相巻線が短絡する障害である、
    請求項3に記載のBLDCモータ。
  7. 前記障害のあるサブモータから出力されるトルクTは、以下の公式に従って求められる、
    請求項6に記載のBLDCモータ。
  8. 前記第1のサブモータ及び前記第2のサブモータの入力端子にスイッチング素子を介して接続された少なくとも1つのコントローラをさらに備え、前記障害は、前記スイッチング素子の少なくとも1つが短絡する障害である、
    請求項3に記載のBLDCモータ。
  9. 前記障害のあるサブモータから出力されるトルクTは、以下の公式に従って求められ、
    この場合、
    である、
    請求項8に記載のBLDCモータ。
  10. 前記第1のサブモータ及び前記第2のサブモータは、各々が複数の歯及び巻線を有し、前記第1のサブモータの前記歯と前記第2のサブモータの前記歯は、円周方向に交互配置される、
    請求項1から9のいずれか1項に記載のBLDCモータ。
  11. 前記第1のサブモータの前記歯と前記第2のサブモータの前記歯は、円周方向に均等に交互配置される、
    請求項10に記載のBLDCモータ。
  12. 前記ブラシレスDCモータのステータスロットの数は12であり、前記第1のサブモータ及び前記第2のサブモータは、各々が6つの歯を有し、該6つの歯は、2つのU相歯、2つのV相歯及び2つのW相歯を含み、2つの同じ相の歯は、180度対称に分布する、
    請求項10に記載のBLDCモータ。
  13. 前記第1のサブモータ及び前記第2のサブモータは、各々が複数の歯及び巻線を有し、前記第1のサブモータの前記歯及び前記第2のサブモータの前記歯は、軸方向に平行に配置される、
    請求項1から9のいずれか1項に記載のBLDCモータ。
  14. 電動式パワーステアリングシステムであって、ステアリングホイールと、該ステアリングホイールに固定して接続されたステアリングコラムと、該ステアリングコラムに固定して接続されたステアリングギアと、該ステアリングギアに駆動接続されたモータとを備え、該モータは、請求項1から13のいずれか1項に記載のBLDCモータである、
    ことを特徴とする電動式パワーステアリングシステム。
  15. ブラシレスDCモータの制御方法であって、該ブラシレスDCモータは、独立した入力端子及び共通する出力シャフトを有する第1のサブモータ及び第2のサブモータを備え、前記方法は、
    前記第1のサブモータ及び前記第2のサブモータを、1つのモータとして協働できるように、又は独立して動作できるように設定するステップと、
    前記第1のサブモータ及び前記第2のサブモータに、該第1のサブモータ及び該第2のサブモータが1つのモータとして協働して前記ブラシレスDCモータの通常動作トルクを出力する正常動作モードを設定するステップと、
    前記第1のサブモータ及び前記第2のサブモータに、該第1のサブモータ及び該第2のサブモータの一方に障害が生じて制動トルクが発生する場合に正常なサブモータが動作を開始する緊急動作モードを設定するステップとを含み、前記緊急動作モードにおける前記正常なサブモータの相電流の波形は、前記正常動作モードにおける前記正常なサブモータの相電流の波形と異なり、前記緊急動作モードにおいて前記正常なサブモータから出力されるトルクは、前記障害のあるサブモータによって生成される前記制動トルクを補償する、
    ことを特徴とする方法。
  16. 前記正常なサブモータから出力される前記トルクと、前記障害のあるサブモータから出力される前記トルクとを組み合わせることにより、正のスムーズなトルク波形が生成される、
    請求項15に記載の方法。
  17. 前記正常なサブモータの相電流iqは、公式iq=−T/Ktに従って求められ、Tは、前記障害のあるサブモータから出力されるトルクであり、Ktは、前記正常なサブモータのトルク定数である、
    請求項15又は16に記載の方法。
  18. 前記第1のサブモータ及び前記第2のサブモータは3相モータであり、前記障害は、前記障害のあるサブモータの2つの相巻線が短絡する障害であり、前記障害のあるサブモータから出力される前記トルクTは、以下の公式に従って求められる、
    請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1のサブモータ及び前記第2のサブモータは3相モータであり、前記障害は、前記障害のあるサブモータの3つの相巻線が短絡する障害であり、前記障害のあるサブモータから出力される前記トルクTは、以下の公式に従って求められる、
    請求項17に記載の方法。
  20. 前記第1のサブモータ及び前記第2のサブモータの入力端子にスイッチング素子を介して接続された少なくとも1つのコントローラがさらに設けられ、前記障害は、前記スイッチング素子の少なくとも1つが短絡する障害であり、前記障害のあるサブモータから出力される前記トルクTは、以下の公式に従って求められ、
    この場合、
    である、
    請求項17に記載の方法。
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