JP2016111549A - 映像信号処理装置及び映像信号処理プログラム - Google Patents

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Gensyu Sumiya
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Abstract

【課題】カメラから入力した映像信号に含まれている映像を映像処理する構成において、未映像処理の映像及び映像処理後の映像を適切に表示させる。【解決手段】映像信号処理装置1において、FPGA6は、同期信号を生成する機能を有する。FPGA6は、カメラ16からの映像信号を第2のCPU3を経由して入力するまでは、カメラ16から第2のCPU3を経由せずに入力した映像信号を同期信号に追従させて未映像処理の映像を含むLVDS信号を生成し、その後、カメラ16からの映像信号を第2のCPU3を経由して入力した以降では、カメラ16から第2のCPU3を経由して入力した映像信号を同期信号に追従させて映像処理後の映像を含むLVDS信号を生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像手段から入力した映像信号に含まれている映像を映像処理し、その映像処理後の映像を含む表示信号を生成し、映像処理後の映像を表示機に表示させる映像信号処理装置及び映像信号処理プログラムに関する。
従来より、カメラにより取得された車両周囲の映像を表示機に表示させる車両用の映像信号処理装置が供されている。このものでは、例えば運転者の死角となる車両後方の映像を含む映像信号をカメラから入力すると、その入力した映像信号に含まれている映像を映像処理する。そして、その映像処理した映像(映像処理後の映像)を含む表示信号を生成し、映像処理後の映像を表示機に表示させる。映像処理として例えばガイド線(例えば車幅延長線等)や釦キー等をオンスクリーン描画することで、そのオンスクリーン描画後の映像を表示機に表示させる。又、近年では、処理負荷の分散を目的として、サブマイコンとして機能する第1のCPU(Central Processing Unit)と、メインマイコンとして機能する第2のCPUとが設けられ、ACC(アクセサリ)電源がオフからオンに切り替わると、第1のCPUが起動開始し、第1のCPUが起動完了すると、第2のCPUが起動開始する構成が供されている。
上記したような第1のCPUと第2のCPUとが設けられている構成において、映像処理を第2のCPUが行う構成では、ACC電源がオフからオンに切り替わった直後では、映像処理後の映像を表示させることができない。この点に関し、特許文献1には、ACC電源がオフからオンに切り替わると、第2のCPUが起動完了するまでは、映像処理していない映像(未映像処理の映像、生の映像)を表示させ、第2のCPUが起動完了した以降に、映像処理後の映像を表示させる構成が開示されている。
特開2009−284023号公報
特許文献1の構成では、第2のCPUが起動完了すると、表示機に出力する表示信号を、未映像処理の映像を含む表示信号から映像処理後の映像を含む表示信号へと切り替え、未映像処理の映像から映像処理後の映像へと映像の表示を切り替える。ところが、このような構成では、表示機に出力する表示信号を切り替えるタイミング、即ち、未映像処理の映像から映像処理後の映像へと映像の表示を切り替えるタイミングで黒画が表示されてしまうという問題がある。
このような問題に対し、出願人は特願2014−159449号を出願した。特願2014−159449号では、第2のCPUは、起動開始すると、起動完了する前でも同期信号(クロック)をFPGA(Field Programmable Gate Array)に出力する。FPGAは、第2のCPUが起動完了するまでは、カメラから第2のCPUを経由せずに入力した映像信号を、第2のCPUから入力した同期信号に追従させて表示信号を生成する。そして、FPGAは、第2のCPUが起動完了すると、カメラから第2のCPUを経由して入力した映像信号を、第2のCPUから入力した同期信号に追従させて表示信号を生成する。このような構成によれば、FPGAでは、表示機に出力する表示信号を切り替えるタイミングで同期信号を切り替える必要がなくなり、同期を継続したまま(同期が乱れることなく)映像の表示をシームレスに切り替えることができる。その結果、映像の表示を切り替えるタイミングで黒画の表示を回避することができる。
しかしながら、このような構成では、第2のCPUからの同期信号の出力に不具合が発生すると、様々な不具合の発生が懸念される。例えば第2のCPUからの同期信号の出力が遅れてしまうと、未映像処理の映像の表示が遅れてしまう可能性がある。又、第2のCPUからの同期信号の出力が途絶してしまうと、同期が乱れて黒画が表示されてしまう可能性がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、撮像手段から入力した映像信号に含まれている映像を映像処理する構成において、未映像処理の映像及び映像処理後の映像を適切に表示させることができる映像信号処理装置及び映像信号処理プログラムを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、第1の制御手段は、自装置の起動要求が発生すると、起動開始する。第2の制御手段は、第1の制御手段が起動完了すると、起動開始し、起動完了してオフ状態から通常動作状態に移行すると、撮像手段から入力した映像信号に含まれている映像を映像処理し、その映像処理後の映像を含む映像信号を出力する。同期信号生成手段は、第2の制御手段とは別に設けられ、同期信号を生成する。表示信号生成手段は、第1の制御手段が起動完了すると、起動開始し、起動完了してオフ状態から通常動作状態に移行すると、撮像手段から第2の制御手段を経由せずに入力した映像信号を同期信号に追従させて未映像処理の映像を含む表示信号を生成する第1の表示信号生成処理、及び撮像手段から第2の制御手段を経由して入力した映像信号を同期信号に追従させて映像処理後の映像を含む表示信号を生成する第2の表示信号生成処理のうち何れかを選択的に行う。表示信号生成手段は、撮像手段からの映像信号を第2の制御手段を経由して入力するまでは、第1の表示信号生成処理を行い、撮像手段からの映像信号を第2の制御手段を経由して入力した以降では、第2の表示信号生成処理を行う。
即ち、同期信号を生成する同期信号生成手段が第2の制御手段とは別に設けられているので、第2の制御手段の動作に依存せずに、同期信号生成手段からの同期信号が表示信号生成手段に出力される。表示信号生成手段は、撮像手段からの映像信号を第2の制御手段を経由して入力するまでは、第1の表示信号生成処理を行い、撮像手段から第2の制御手段を経由せずに入力した映像信号を同期信号に追従させて未映像処理の映像を含む表示信号を生成する。そして、表示信号生成手段は、撮像手段からの映像信号を第2の制御手段を経由して入力した以降では、第2の表示信号生成処理を行い、撮像手段から第2の制御手段を経由して入力した映像信号を同期信号に追従させて映像処理後の映像を含む表示信号を生成する。
これにより、たとえ第2の制御手段からの同期信号の出力が遅れたとしても、同期信号生成手段からの同期信号が出力されている限りは、未映像処理の映像の表示が遅れてしまうことはなく、未映像処理の映像の表示を速やかに開始することができる。又、たとえ第2の制御手段からの同期信号の出力が途絶したとしても、同期信号生成手段からの同期信号が出力されている限りは、映像処理後の映像から未映像処理の映像へと映像の表示を切り替えることで、未映像処理の映像を表示させることができる。又、映像処理後の映像から未映像処理の映像へと映像の表示を切り替える際に、同期が乱れて黒画が表示されてしまうのを未然に回避することもできる。
本発明の一実施形態を示す機能ブロック図 FPGAの構成を示す機能ブロック図 表示機に表示される未映像処理の映像を示す図 表示機に表示される映像処理後の映像を示す図 第1のCPUが行う処理を示すフローチャート
以下、本発明を、車両に搭載可能な車両用の映像信号処理装置に適用した一実施形態について図面を参照して説明する。映像信号処理装置1は、第1のCPU(Central Processing Unit)2(第1の制御手段に相当)と、第2のCPU3(第2の制御手段に相当)と、第1のデコーダ4と、第2のデコーダ5と、FPGA(Field Programmable Gate Array)6(表示信号生成手段に相当)と、メモリ7と、電源生成回路8と、第1〜第6の電源制御回路9〜14と、水晶発振器15とを有する。これらのうち第1のCPU2と電源生成回路8と第1の電源制御回路9とは、これら以外の機能ブロックとは別の基板に実装されている。
第1のCPU2は、車両制御に関する車両系のデータ処理に特化した特性を有する。第2のCPU3は、例えば画像データや音楽データ等の情報系のデータ処理に特化した特性を有する。第2のCPU3が処理する情報系のデータは、第1のCPU2が処理する車両系のデータよりもデータ容量が相対的に大きい。そのため、後述するように第2のCPU3が起動開始時にロードするOS(Operating System)や制御プログラムは、第1のCPU2が起動開始時にロードするOSや制御プログラムよりもデータ容量が相対的に大きい。
映像信号処理装置1は、カメラ16(撮像手段に相当)を接続しているケーブルのコネクタ17が装置側のコネクタ18に装着されていることで、カメラ16からNTSC(National Television System Committee)信号(映像信号)を入力可能となっている。カメラ16は、例えば車両後方に取り付けられているリアカメラであり、運転者の死角となる車両後方を撮像し、その取得した映像を含むNTSC信号を映像信号処理装置1(第1のデコーダ4)に出力する。
又、映像信号処理装置1は、表示機19を接続しているケーブルのコネクタ20が装置側のコネクタ21に装着されていることで、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)信号(表示信号)を表示機19に出力可能となっている。表示機19は、車室内に設置されている例えば液晶ディスプレイであり、所定の画素数(ピクセル数)を有する。表示機19は、映像信号処理装置1からLVDS信号を入力すると、その入力したLVDS信号を信号処理して映像を表示する(描画する)。
電源生成回路8は、車両バッテリから供給された所定電圧から5Vと3.3Vの動作電圧を生成する。電源生成回路8は、5Vの動作電圧を第2のCPU3、第1の電源制御回路9及び第2の電源制御回路10に供給する。又、電源生成回路8は、3.3Vの動作電圧を第3の電源制御回路11、第4の電源制御回路12、第5の電源制御回路13及び第6の電源制御回路14に供給する。第1の電源制御回路9は、電源生成回路8から供給された5Vの動作電圧からバックアップ用の3.3Vの動作電圧を生成して第1のCPU2に供給する。
第1のCPU2は、映像信号処理装置1においてサブマイクロコンピュータ(サブマイコン)として機能する。第1のCPU2は、ACC(アクセサリ)電源のオンオフを示すACC信号のオフからオンへの切り替えを低消費電力動作状態で監視している。第1のCPU2は、ACC信号のオフからオンへの切り替えを検知すると、ACC電源のオフからオンへの切り替え(運転者によるACC電源のオン操作)を検知する。第1のCPU2は、ACC電源のオフからオンへの切り替えを検知することで、自装置の起動要求が発生したと検知する。
第1のCPU2は、ACC電源のオフからオンへの切り替えを検知すると、起動処理を開始する(起動開始する)。第1のCPU2は、予め規定されている起動手順(OSや制御プログラムのロード等)を開始し、起動手順を正常に完了すると、起動処理を完了し(起動完了し)、低消費電力動作状態から通常動作状態に移行する。そして、第1のCPU2は、通常動作状態に移行すると、電源オン指令を第2〜第6の電源制御回路10〜14に出力する。又、第1のCPU2は、第2のCPU3との間でI2C(Inter-Integrated Circuit)やUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)によるデータ通信線を接続しており、通常動作状態に移行すると、電源オン指令をI2CやUARTによるデータ通信により第2のCPU3に出力する。この場合、第1のCPU2は、起動開始してから例えば200ミリ秒以内に電源オン指令を出力可能となるように設計されている。更に、第1のCPU2は、第2のCPU3から出力されるウォッチドッグ(WD)パルスを入力するWDパルス入力線を接続しており、通常動作状態に移行すると、第2のCPU3からのWDパルスの入力を監視する。
又、第1のCPU2は、通常動作状態に移行すると、シフトレバーが後退位置であるか否かを示すREV(リバース)信号のオフからオンへの切り替えを監視する。第1のCPU2は、REV信号のオフからオンへの切り替えを検知すると、シフトレバーの後退位置への移動(運転者によるシフトレバーの後退位置への操作)を検知する。又、第1のCPU2は、FPGA6との間でI2Cによるデータ通信線を接続しており、通常動作状態では、FPGA6との間でI2Cによるデータ通信を行うことで、FPGA6の動作を制御する。
第2の電源制御回路10は、第1のCPU2から電源オン指令を入力すると、電源生成回路8から供給された5Vの動作電圧から3.3Vの動作電圧を生成して第1のデコーダ4、第2のデコーダ5及びFPGA6に供給する。第3の電源制御回路11は、第1のCPU2から電源オン指令を入力すると、電源生成回路8から供給された3.3Vの動作電圧から1.8Vの動作電圧を生成して第1のデコーダ4、第2のデコーダ5及びFPGA6に供給する。
第4の電源制御回路12は、第1のCPU2から電源オン指令を入力すると、電源生成回路8から供給された3.3Vの動作電圧から1.1Vの動作電圧を生成してFPGA6に供給する。第5の電源制御回路13は、第1のCPU2から電源オン指令を入力すると、電源生成回路8から供給された3.3Vの動作電圧から2.5Vの動作電圧を生成してFPGA6に供給する。第6の電源制御回路14は、第1のCPU2から電源オン指令を入力すると、電源生成回路8から供給された3.3Vの動作電圧から1.5Vの動作電圧を生成してFPGA6及びメモリ7に供給する。
第1のデコーダ4は、第2の電源制御回路10や第3の電源制御回路11から動作電圧が供給されると、オフ状態から通常動作状態に移行する。第1のデコーダ4は、通常動作状態では、カメラ16からNTSC信号を入力すると、その入力したNTSC信号をデコード処理し、BT.656(ITU(International Telecommunication Union)−R)の規格に準拠する映像信号を第2のデコーダ5及びFPGA6に出力する。即ち、カメラ16から出力されて第1のデコーダ4でデコード処理された映像信号がFPGA6に入力される伝送経路として、第2のデコーダ5及び第2のCPU3を経由してFPGA6に入力される伝送経路と、FPGA6に直接入力される伝送経路とが設けられている。
第2のデコーダ5は、第2の電源制御回路10や第3の電源制御回路11から動作電圧が供給されると、オフ状態から通常動作状態に移行する。第2のデコーダ5は、通常動作状態では、第1のデコーダ4からBT.656の規格に準拠する映像信号を入力すると、その入力した映像信号をデコード処理し、MIPI(Mobile Industry Processor Interface)−CSI(Camera Serial Interface)のデータ形式の信号にデータ変換して第2のCPU3に出力する。
第2のCPU3は、電源制御回路8から5Vの動作電圧が直接供給されると、起動処理を開始する(起動開始する)。第2のCPU3は、起動開始すると、予め規定されている起動手順(OSや制御プログラムのロード等)を開始し、起動手順を正常に完了すると、起動処理を完了し(起動完了し)、オフ状態から通常動作状態に移行する。この場合、第2のCPU3は、オフ状態から通常動作状態に移行すると、WDパルスの第1のCPU2への出力を開始する。第2のCPU3は、通常動作状態では、第1のデコーダ4からMIPI−CSIのデータ形式の信号を入力すると、その入力した信号に含まれている映像を映像処理し、その映像処理した映像(映像処理後の映像)を含むeDP(embedded Display Port)の規格に準拠する映像信号をFPGA6に出力する。
具体的には、第2のCPU3は、第1のデコーダ4からMIPI−CSIのデータ形式の信号を入力すると、その入力した信号に含まれている映像データを内蔵メモリに記憶する(書き込む)。内蔵メモリは循環型の記憶領域である。第2のCPU3は、カメラ16の映像を出力する条件が成立している期間では、内蔵メモリに記憶している映像データを読み出し、その読み出した映像データの映像に対する映像処理としてガイド線(例えば車幅延長線等)や釦キー等をオンスクリーン描画する。そして、第2のCPU3は、そのオンスクリーン描画した映像を含むeDPの規格に準拠する映像信号をFPGA6に出力する。
FPGA6は、第4〜第6の電源制御回路12〜14から動作電圧が供給されると、オフ状態から通常動作状態に移行する。FPGA6は、図2に示すように、デジタル信号入力部22と、RGB変換部23と、eDP入力部24と、RGB変換部25と、メモリ制御部26と、I2C通信部27と、PLL(Phase Locked Loop)回路28と、同期信号生成部29(同期信号生成手段)と、LVDS信号生成部30とを有する。
デジタル信号入力部22は、カメラ16からBT.656の規格に準拠する映像信号を入力すると、その入力した映像信号をRGB変換部23に出力する。RGB変換部23は、デジタル信号入力部22からBT.656の規格に準拠する映像信号を入力すると、その入力した映像信号をRGB信号に変換してメモリ制御部26に出力する。eDP入力部24は、第2のCPU3からeDPの規格に準拠する映像信号を入力すると、その入力した映像信号をRGB変換部25に出力する。RGB変換部25は、eDP入力部24からeDPの規格に準拠する映像信号を入力すると、その入力した映像信号をRGB信号に変換してメモリ制御部26に出力する。I2C通信部27は、第1のCPU2との間のI2Cによるデータ通信を制御すると共に、第1のCPU2から入力した制御指令をメモリ制御部26に出力する。
メモリ7は、第6の電源制御回路14から動作電圧が供給されると駆動する。メモリ7は、例えばDDR(Double Data Rate)の規格に準拠するメモリである。メモリ7は、RGB変換部23からのRGB信号に含まれる映像データ(RGBデータ)を記憶する第1の記憶領域7aと、RGB変換部25からのRGB信号に含まれる映像データを記憶する第2の記憶領域7bとを有する。
メモリ制御部26は、映像データのメモリ7への書き込み及びメモリ7からの映像データの読み出しを制御する。具体的に説明すると、メモリ制御部26は、RGB変換部23からのRGB信号に含まれる映像データの第1の記憶領域7aへの書き込みと、RGB変換部25からのRGB信号に含まれる映像データの第2の記憶領域7bへの書き込みとを独立して行う。メモリ制御部26は、メモリ7からの映像データの読み出しを行う場合には、RGB変換部25からの映像データが第2の記憶領域7bに記憶されていないが、RGB変換部23からの映像データが第1の記憶領域7aに記憶されていれば、その第1の記憶領域7aに記憶されている映像データを読み出し、その読み出した映像データを含むRGB信号をLVDS信号生成部30に出力する。一方、メモリ制御部26は、RGB変換部25からの映像データが第2の記憶領域7bに記憶されていれば、その第2の記憶領域7bに記憶されている映像データを読み出し、その読み出した映像データを含むRGB信号をLVDS信号生成部30に出力する。
PLL回路28は、位相比較器と、ループフィルタ(ローパスフィルタ)と、電圧制御発振器とを有する。PLL回路28は、水晶発振器15から基準周波数の入力信号を入力すると、電圧制御発振器からの出力信号をフィードバック制御し、入力信号の位相と出力信号の位相とを同期させる制御を行う。同期信号生成回路29は、PLL回路28から出力信号を入力すると、その入力した出力信号から同期信号を生成してLVDS信号生成部30に出力する。
LVDS信号生成部30は、メモリ制御部26から映像データを含むRGB信号を入力すると、その入力したRGB信号を、同期信号生成回路29から入力している同期信号に追従させてLVDS信号に変換し(LVDS信号を生成し)、LVDS信号を表示機19に出力する。即ち、LVDS信号生成部30は、eDPの規格に準拠する映像信号がFPGA6に入力されていない期間では、BT.656の規格に準拠する映像信号を同期信号に追従させてLVDS信号に変換し、LVDS信号を表示機19に出力する(第1の表示信号生成処理を行う)。一方、LVDS信号生成部30は、eDPの規格に準拠する映像信号がFPGA6に入力されている期間では、eDPの規格に準拠する映像信号を同期信号に追従させてLVDS信号に変換し、LVDS信号を表示機19に出力する(第2の表示信号生成処理を行う)。
上記した構成では、ACC電源がオフからオンに切り替わると、第1のCPU2が起動開始し、第1のCPU2が起動完了すると、第2のCPU3が起動開始する。そのため、ACC電源がオフからオンに切り替わってから第2のCPU3が起動完了するまでの期間では、第2のCPU3が映像処理を行うことができず、映像処理後の映像を表示機19に表示させることができない。
このような事情から、上記した構成では、FPGA6は、オフ状態から通常動作状態に移行すると、第2のCPU3が起動完了するまで、即ち、第2のCPU3からeDPの規格に準拠する映像信号を入力するまでは、第1のデコーダ4からのBT.656の規格に準拠する映像信号を同期信号に追従させてLVDS信号に変換し、LVDS信号を表示機19に出力する。このとき、FPGA6は、図3に示すように、第2のCPU3が映像処理していない映像(未映像処理の映像、生の映像)を表示機19に表示させる。
その後、FPGA6は、第2のCPU3が起動完了した以降、即ち、第2のCPU3からeDPの規格に準拠する映像信号を入力した以降では、第2のCPU3からのeDPの規格に準拠する映像信号を同期信号に追従させてLVDS信号に変換し、LVDS信号を表示機19に出力する。このとき、FPGA6は、図4に示すように、第2のCPU3が映像処理した映像(映像処理後の映像)を表示機19に表示させる。図4では、映像処理としてガイド線や釦キーをオンスクリーン描画することで、そのオンスクリーン描画した映像を表示させている態様を例示している。ガイド線は、例えば車幅を延長した線を示す車幅延長線L1(実線で示す)、現在の操舵角度での進路を予測した線を示す進路予測線L2(破線で示す)、車両後端から例えば約0.5メートル先を示す距離目安線L3(二点鎖線で示す)である。この場合、表示機19は、車幅延長線L1を例えば緑色で表示し、進路予測線L2を例えば黄色で表示し、距離目安線L3を例えば赤色で表示する等してガイド線をカラー表示する。又、釦キーは、運転者が操作可能な「進路線消去」釦キーB1、「縦列駐車ガイド」釦キーB2である。
このようにFPGA6は、ACC電源がオフからオンに切り替わった後に、第2のCPU3からeDPの規格に準拠する映像信号を入力するまでは、未映像処理の映像を表示させ、第2のCPU3が起動完了して第2のCPU3からeDPの規格に準拠する映像信号を入力すると、映像処理後の映像を表示させる。即ち、FPGA6は、第2のCPU3からeDPの規格に準拠する映像信号を入力する前後で、メモリ7における映像データの読み出し先の記憶領域を切り替えることで、未映像処理の映像から映像処理後の映像へと映像の表示を切り替える。このとき、FPGA6において、LVDS信号生成部30は、メモリ制御部26から入力するRGB信号が、BT.656の規格に準拠する映像信号が変換されたRGB信号からeDPの規格に準拠する映像信号が変換されたRGB信号へと切り替わることになるが、何れのRGB信号も同期信号生成部29から入力する同期信号に追従させてLVDS信号に変換するので、同期が乱れることはない。即ち、同期を継続したまま未映像処理の映像から映像処理後の映像へと映像の表示をシームレスに切り替えることができ、映像の表示を切り替えるタイミングで黒画が表示されてしまう事態を未然に回避することができる。
加えて、[発明が解決しようとする課題]で説明したように、第2のCPU3から出力される同期信号を用いる構成では、第2のCPU3からの同期信号の出力に不具合が発生すると、様々な不具合の発生が懸念される。これに対し、本実施形態の構成では、第2のCPU3とは別の構成である同期信号生成部29から出力される同期信号を用いることで、様々な不具合の発生を未然に回避することができる。即ち、第2のCPU3からの同期信号の出力が遅れてしまうと、未映像処理の映像の表示が遅れてしまう可能性があるが、本実施形態の構成では、未映像処理の映像の表示が遅れてしまうことはなく、未映像処理の映像の表示を速やかに開始することができる。又、第2のCPU3からの同期信号の出力が途絶してしまうと、同期が乱れて黒画が表示されてしまう可能性があるが、本実施形態の構成では、同期が乱れて黒画が表示されてしまう事態の発生を未然に回避することができる。
次に、上記した構成の作用について図5を参照して説明する。
第1のCPU2は、本発明に関連して映像信号処理プログラムを実行することで、図5に示す処理を行う。尚、ここでは、運転者がACC電源のオン操作を行って直ぐにシフトレバーの後退位置への操作を行った場合を説明する。
第1のCPU2は、ACC信号のオフからオンへの切り替えを検知し、ACC電源のオフからオンへの切り替え(運転者によるACC電源のオン操作)を検知すると、起動処理を開始し(起動開始し)(S1)、起動完了を待機する(S2)。第1のCPU2は、予め規定されている起動手順を開始し、起動手順を正常に完了すると、起動完了したと判定し(S2:YES)、第2のCPU3からのWDパルスの入力の監視を開始し(S3)、WDパルスの入力の監視を開始した時点から一定時間が経過するまでに第2のCPU3からのWDパルスの入力の有無を判定する(S4、S5)。この場合、第1のCPU2が起動開始して起動完了したが、第2のCPU3が起動完了する前では、カメラ16からのBT.656の規格に準拠する映像信号がFPGA6に入力されているが、第2のCPU3からのeDPの規格に準拠する映像信号がFPGA6に入力されていないので、未映像処理の映像が表示機19に表示される。その後、第2のCPU3が起動完了すると、一定時間が経過する前に第1のCPU2からのWDパルスが第2のCPU3に入力される。この場合、第2のCPU3からのeDPの規格に準拠する映像信号がFPGA6に入力されるので、映像処理後の映像が表示機19に表示される。
第1のCPU2は、一定時間が経過する前に第2のCPU3からのWDパルスの入力が開始したと判定すると(S4:YES)、ACC電源のオンからオフへの切り替え(運転者によるACC電源のオフ操作)を検知するまで第2のCPU3からのWDパルスの入力を監視し続ける(S6、S7、第1の手順を行う)。この場合、第2のCPU3が正常動作している限りは第2のCPU3からのWDパルスが第1のCPU2に入力され続ける。一方、何らかの理由により第2のCPU3が正常動作から異常動作に移行すると(正常動作から異常動作に変化すると)、第2のCPU3からのWDパルスが第1のCPU2に入力されなくなる(途絶する)。
第1のCPU2は、第2のCPU3からのWDパルスの入力が途絶したと判定すると(S6:YES)、映像データの読み出し先を第1の記憶領域7aに切り替える旨の制御指令をI2Cによるデータ通信によりFPGA6に出力する(S8、第2の手順を行う)。FPGA6において、メモリ制御部26は、映像データの読み出し先を第1の記憶領域7aに切り替える旨の制御指令を第1のCPU2から入力すると、メモリ7の第1の記憶領域7aに記憶されている映像データを読み出し、未映像処理の映像の映像データを含むRGB信号をLVDS信号生成部30に出力する。このようにして第1のCPU2は、第2のCPU3の異常の発生を検知すると、BT.656の規格に準拠する映像信号に基づくRGB信号がLVDS信号生成部30に出力されるように制御する。その結果、第2のCPU3に異常が発生しても、映像処理後の映像から未映像処理の映像へと映像の表示が切り替わり、未映像処理の映像が表示機19に表示される。このときも、同期信号生成部29から出力される同期信号を用いるので、同期が乱れて黒画が表示されてしまうことはない。
更に、第1のCPU2は、ACC電源のオンからオフへの切り替えを検知するまで第2のCPU3からのWDパルスの入力を監視し続ける(S9、S10、第3の手順を行う)。この場合、第2のCPU3が異常動作から正常動作に復帰すると(異常動作から正常動作に変化すると)、第2のCPU3からのWDパルスが第2のCPU3に入力される(再開する)。
第1のCPU2は、第2のCPU3からのWDパルスの入力が再開したと判定すると(S9:YES)、映像データの読み出し先を第2の記憶領域7bに切り替える旨の制御指令をI2Cによるデータ通信によりFPGA6に出力する(S11、第4の手順を行う)。FPGA6において、メモリ制御部26は、映像データの読み出し先を第2の記憶領域7bに切り替える旨の制御指令を第1のCPU2から入力すると、メモリ7の第2の記憶領域7bに記憶されている映像データを読み出し、映像処理後の映像の映像データを含むRGB信号をLVDS信号生成部30に出力する。このようにして第1のCPU2は、第2のCPU3の異常の解消(正常への復帰)を検知すると、eDPの規格に準拠する映像信号に基づくRGB信号がLVDS信号生成部30に出力されるように制御する。その結果、第2のCPU3が正常に復帰すると、未映像処理の映像から映像処理後の映像へと映像の表示が切り替わり、映像処理後の映像が表示機19に表示される。このときも、同期信号生成部29から出力される同期信号を用いるので、同期が乱れて黒画が表示されてしまうことはない。
尚、第1のCPU2は、第2のCPU3からのWDパルスを入力が開始する前に一定時間が経過したと判定すると(S5:YES)、第2のCPU3が起動完了していない等を特定してエラー処理を行う(S12)。又、第1のCPU2は、第2のCPU3からのWDパルスの入力を監視し続けている最中にACC電源のオンからオフへの切り替えを判定すると(S7:YES、S10:YES)、第2のCPU3からのWDパルスの入力の監視を終了する(S13、S14)。
以上に説明したように本実施形態によれば、次に示す効果を得ることができる。
映像信号処理装置1において、同期信号を生成する同期信号生成部29が第2のCPU3とは別に設けられているので、第2のCPU3の動作に依存せずに、同期信号生成部29からの同期信号がLVDS信号生成部30に出力される。そして、LVDS信号生成部30は、カメラ16からの映像信号を第2のCPU3を経由して入力するまでは、カメラ16から第2のCPU3を経由せずに入力した映像信号を同期信号に追従させて未映像処理の映像を含むLVDS信号を生成するようにした。その後、LVDS信号生成部30は、カメラ16からの映像信号を第2のCPU3を経由して入力した以降では、カメラ16から第2のCPU3を経由して入力した映像信号を同期信号に追従させて映像処理後の映像を含むLVDS信号を生成するようにした。
これにより、たとえ第2のCPU3からの同期信号の出力が遅れたとしても、同期信号生成部29からの同期信号が出力されている限りは、未映像処理の映像の表示が遅れてしまうことはなく、未映像処理の映像の表示を速やかに開始することができる。又、たとえ第2のCPU3からの同期信号の出力が途絶したとしても、同期信号生成部29からの同期信号が出力されている限りは、映像処理後の映像から未映像処理の映像へと映像の表示を切り替えることで未映像処理の映像を表示させることができる。又、映像処理後の映像から未映像処理の映像へと映像の表示を切り替える際に、同期が乱れて黒画が表示されてしまうのを未然に回避することもできる。
又、同期信号生成部29がFPGA6の内部に設けられている(内蔵されている)ので、同期信号生成部29がFPGA6の外部に設けられている構成よりも、構成を簡素化することができる。又、第1のCPU2がFPGA6の動作を制御可能な構成とし、第2のCPU3に異常が発生すると、映像処理後の映像から未映像処理の映像へと映像の表示を切り替え、第2のCPU3が正常に復帰すると、未映像処理後の映像から映像処理後の映像へと映像の表示を切り替えるようにした。これにより、第2のCPU3の動作を監視する機能をFPGA6に持たせる構成とせずに、第1のCPU2からの制御指令により映像の表示を切り替えることができる。又、運転者の死角となる車両後方を撮像するカメラ16を用い、映像処理としてガイド線や釦キーをオンスクリーン描画するようにしたので、車両後方の映像について未映像処理の映像からガイド線や釦キーをオンスクリーン描画した映像処理後の映像へと映像の表示を切り替えるタイミングで黒画の表示を回避することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
カメラ16は、車両後方を撮像するリアカメラに限らず、車両側方を撮像するサイドカメラであっても良い。
第2のCPU3は、映像処理としてガイド線及び釦キーをオンスクリーン描画することに限らず、ガイド線のみをオンスクリーン描画しても良いし、釦キーのみをオンスクリーン描画しても良い。又、ガイド線をオンスクリーン描画する場合に、車幅延長線、進路予測、距離目安線のうち何れかのみをオンスクリーン描画しても良い。
同期信号生成部29は、FPGA6の外部に設けられていても良い。即ち、同期信号生成部29は、第2のCPU3が生成する同期信号を用いるのではなく、第2のCPU3とは別の機能ブロックが生成する同期信号を用いる構成であれば、同期信号生成部29がどのように設けられていても良い。
図面中、1は映像信号処理装置、2は第1のCPU(第1の制御手段)、3は第2のCPU(第2の制御手段)、6はFPGA(表示信号生成手段)、16はカメラ(撮像手段)、29は同期信号生成部(同期信号生成手段)である。

Claims (8)

  1. 自装置の起動要求が発生すると、起動開始する第1の制御手段(2)と、
    前記第1の制御手段が起動完了すると、起動開始し、起動完了してオフ状態から通常動作状態に移行すると、撮像手段(16)から入力した映像信号に含まれている映像を映像処理し、その映像処理後の映像を含む映像信号を出力する第2の制御手段(3)と、
    前記第2の制御手段とは別に設けられ、同期信号を生成する同期信号生成手段(29)と、
    前記第1の制御手段が起動完了すると、起動開始し、起動完了してオフ状態から通常動作状態に移行すると、前記撮像手段から前記第2の制御手段を経由せずに入力した映像信号を前記同期信号に追従させて未映像処理の映像を含む表示信号を生成する第1の表示信号生成処理、及び前記撮像手段から前記第2の制御手段を経由して入力した映像信号を前記同期信号に追従させて映像処理後の映像を含む表示信号を生成する第2の表示信号生成処理のうち何れかを選択的に行う表示信号生成手段(6)と、を備え、
    前記表示信号生成手段は、前記撮像手段からの映像信号を前記第2の制御手段を経由して入力するまでは、前記第1の表示信号生成処理を行い、前記撮像手段からの映像信号を前記第2の制御手段を経由して入力した以降では、前記第2の表示信号生成処理を行うことを特徴とする映像信号処理装置(1)。
  2. 請求項1に記載した映像信号処理装置において、
    前記同期信号生成手段は、前記表示信号生成手段の内部に設けられていることを特徴とする映像信号処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載した映像信号処理装置において、
    前記第1の制御手段は、前記第2の制御手段が起動完了した後に正常動作から異常動作に変化した旨を判定すると、前記表示信号生成手段が前記第1の表示信号生成処理を行うように当該表示信号生成手段の動作を制御することを特徴とする映像信号処理装置。
  4. 請求項3に記載した映像信号処理装置において、
    前記第1の制御手段は、前記第2の制御手段が異常動作から正常動作に変化した旨を判定すると、前記表示信号生成手段が前記第2の表示信号生成処理を行うように当該表示信号生成手段の動作を制御することを特徴とする映像信号処理装置。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載した映像信号処理装置において、
    前記第2の制御手段は、前記撮像手段が車両後方を撮像して取得した映像を含む映像信号を、当該撮像手段から入力することを特徴とする映像信号処理装置。
  6. 請求項5に記載した映像信号処理装置において、
    前記第2の制御手段は、前記映像処理としてガイド線や釦キーをオンスクリーン描画することを特徴とする映像信号処理装置。
  7. 自装置の起動要求が発生すると、起動開始する第1の制御手段(2)と、
    前記第1の制御手段が起動完了すると、起動開始し、起動完了してオフ状態から通常動作状態に移行すると、撮像手段(16)から入力した映像信号に含まれている映像を映像処理し、その映像処理後の映像を含む映像信号を出力する第2の制御手段(3)と、
    前記第2の制御手段とは別に設けられ、同期信号を生成する同期信号生成手段(29)と、
    前記第1の制御手段が起動完了すると、起動開始し、起動完了してオフ状態から通常動作状態に移行すると、前記撮像手段から前記第2の制御手段を経由せずに入力した映像信号を前記同期信号に追従させて未映像処理の映像を含む表示信号を生成する第1の表示信号生成処理、及び前記撮像手段から前記第2の制御手段を経由して入力した映像信号を前記同期信号に追従させて映像処理後の映像を含む表示信号を生成する第2の表示信号生成処理のうち何れかを選択的に行う表示信号生成手段(6)と、を備え、
    前記表示信号生成手段が、前記撮像手段からの映像信号を前記第2の制御手段を経由して入力するまでは、前記第1の表示信号生成処理を行い、前記撮像手段からの映像信号を前記第2の制御手段を経由して入力した以降では、前記第2の表示信号生成処理を行う映像信号処理装置(1)の前記第1制御手段に、
    前記第2の制御手段が起動完了した後に正常動作から異常動作に変化したか否かを判定する第1の手順と、
    前記第2の制御手段が起動完了した後に正常動作から異常動作に変化した旨を前記第1の手順により判定すると、前記表示信号生成手段が前記第1の表示信号生成処理を行うように当該表示信号生成手段の動作を制御する第2の手順と、実行させることを特徴とする映像信号処理プログラム。
  8. 請求項7に記載した映像信号処理プログラムにおいて、
    前記第2の制御手段が異常動作から正常動作に変化したか否かを判定する第3の手順と、
    前記第2の制御手段が異常動作から正常動作に変化した旨を前記第3の手順により判定すると、前記表示信号生成手段が前記第2の表示信号生成処理を行うように当該表示信号生成手段の動作を制御する第4の手順と、を実行させることを特徴とする映像信号処理プログラム。
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