JP6446837B2 - 映像信号処理装置及び診断プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、映像信号を信号処理する映像信号処理装置及び診断プログラムに関する。
例えばカメラから入力した映像信号を信号処理する映像信号処理装置においては、機能安全設計を行うに際して、信号処理系の回路が正常に動作していることを保障する必要がある。信号処理系の回路の動作を診断する構成として、信号処理系の回路とは別にテスト回路を設けた構成が開示されている(例えば特許文献1参照)。又、信号処理系の回路が動作中であるときに配線パターンの接続を診断する構成が開示されている(例えば特許文献2参照)。
特許第2677173号公報 特許第3094467号公報
特許文献1に開示されている技術では、信号処理系の回路とテスト回路とを切替える構成であるので、信号処理系の回路が動作中であるときには診断することができない。又、特許文献2に開示されている技術では、信号処理系の回路が動作中であるときに配線パターンの接続を診断する構成であるので、信号処理系の回路の動作を診断することができない。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、信号処理系の回路が動作中であるときに、ユーザに不都合を与えることなく、その動作をリアルタイムに診断することができる映像信号処理装置及び診断プログラムを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、信号処理系の回路は、外部から映像信号を入力すると、その入力した映像信号を信号処理して出力信号を生成し、その生成した出力信号を外部に出力する。合成手段は、黒画の表示タイミングである黒画タイミングを検知したタイミングで映像信号の表示領域の部分にテストパターンを合成することで、出力信号の表示に関与しないように映像信号にテストパターンを合成する。比較手段は、映像信号に合成されたテストパターンと、出力信号から抽出されたテストパターンとを比較し、その比較結果を出力する。
信号処理系の回路が正常に動作していれば、テストパターンは信号処理系の回路を通過する前後で(入力から出力までの処理で)変化することはない。即ち、信号処理系の回路に入力される映像信号に合成されたテストパターンと、信号処理系の回路から出力された出力信号から抽出されたテストパターンとは一致する。一方、信号処理系の回路が正常に動作していなければ(異常が発生していれば)、テストパターンは信号処理系の回路を通過する前後で変化する。即ち、信号処理系の回路に入力される映像信号に合成されたテストパターンと、信号処理系の回路から出力された出力信号から抽出されたテストパターンとは一致しない。これにより、信号処理系の回路に入力される映像信号にテストパターンを合成し、信号処理系の回路を通過する前後でのテストパターンの変化の有無を判定することで、信号処理系の回路が動作中であるときに、その動作をリアルタイムに診断することができる。又、出力信号の表示に関与しないように映像信号にテストパターンを合成することで、ユーザに不都合を与えることもない。
本発明の第1の実施形態を示す機能ブロック図 フローチャート テストパターン領域を示す図 本発明の第2の実施形態を示すフローチャート テストパターン領域を示す図 本発明の第3の実施形態を示すフローチャート テストパターン領域を示す図
(第1の実施形態)
以下、本発明を、車両に搭載される車両用の映像信号処理装置に適用した第1の実施形態について図1から図3を参照して説明する。尚、実施形態では、映像信号処理装置において、外部から入力したRGB信号をMIPI(登録商標)(Mobile Industry Processor Interface)信号にプロトコル変換し、RGB信号をLVDS(Low Voltage Differential Signaling)信号にプロトコル変換して外部に出力する構成を例示するが、外部から入力する信号はRGB信号以外の信号であっても良く、外部に出力する信号はLVDS信号以外の信号であっても良い。又、内部で処理する信号はMIPI信号以外の信号であっても良い。
映像信号処理装置1は、信号処理系の回路2を有する。信号処理系の回路2は、信号入力部3と、フレームメモリ4と、信号出力部5とを有する。又、映像信号処理装置1は、信号処理系の回路2の前段側(入力側)にテストパターン出力部6を有し、信号処理系の回路2の後段側(出力側)にテストパターン入力部7を有する。これら信号入力部3、信号出力部5、テストパターン出力部6及びテストパターン入力部7のそれぞれの機能は、マイクロコンピュータの内部又は外部の回路により実現される。尚、それぞれの機能は、マイクロコンピュータが実行する制御プログラム(診断プログラムを含む)により実現されることも可能である。又、映像信号処理装置1は、車両側のスイッチ(例えばACC(アクセサリ)スイッチ)のオンオフに連動して電源オフ(停止状態)と電源オン(起動状態)とを切替える。電源オフとは、電源オンへの移行を待機している状態であり、通常よりも低い動作電力(低消費電力)で動作する状態である。電源オンとは、カメラ8(撮像手段)から入力するRGB信号を信号処理可能な状態であり、通常の動作電力で動作する状態である。
カメラ8は、映像信号処理装置1とは別体であり、例えば車体後部に取り付けられ、車両後方を撮像するリアカメラである。カメラ8は、車両後方を撮像し、その撮像した映像を含むRGB信号(映像信号、ビデオ信号)を映像信号処理装置1に出力する。
信号入力部3は、第1のプロトコル変換部3aと、第2のプロトコル変換部3bと、補正・変換部3cとを有する。第1のプロトコル変換部3aは、カメラ8からテストパターン出力部6を介してRGB信号を入力すると、その入力したRGB信号をRGBの規格からMIPIの規格にプロトコル変換する。第1のプロトコル変換部3aは、プロトコル変換して生成したMIPI信号を第2のプロトコル変換部3bに出力する。第2のプロトコル変換部3bは、第1のプロトコル変換部3aからMIPI信号を入力すると、その入力したMIPI信号をMIPIの規格からRGBの規格にプロトコル変換する。第2のプロトコル変換部3bは、プロトコル変換して生成したRGB信号を補正・変換部3c又はフレームメモリ4に出力する。補正・変換部3cは、第2のプロトコル変換部3bからRGB信号を入力すると、その入力したRGB信号に補正・変換処理を施してフレームメモリ4に出力する。補正・変換処理とは、例えば映像の明るさや色彩を調整する処理である。
フレームメモリ4は、RGB信号のデータを一時的に記憶するバッファであり、信号入力部3(第2のプロトコル変換部3b又は補正・変換部3c)からRGB信号を入力すると、その入力したRGB信号のデータを一時的に記憶する。
信号出力部5は、面合成部5aと、第3のプロトコル変換部5bとを有する。面合成部5aは、フレームメモリ4からRGB信号を入力すると、その入力したRGB信号に面合成処理を施して第3のプロトコル変換部5bに出力する。面合成処理とは、例えば文字やガイド線等の付加情報を映像に重ねる処理である。第3のプロトコル変換部5bは、面合成部5aからRGB信号を入力すると、その入力したRGB信号をRGBの規格からLVDSの規格にプロトコル変換する。第3のプロトコル変換部5bは、プロトコル変換して生成したLVDS信号(出力信号)を表示装置9(表示手段)及びテストパターン入力部7に出力する。
表示装置9は、車室内に取り付けられ、映像信号処理装置1(信号出力部5)からLVDS信号を入力すると、その入力したLVDS信号が表示領域及び非表示領域の何れに該当するかを判定する。表示装置9は、表示領域に該当すると判定したLVDS信号については、そのLVDS信号を信号処理して映像を画面に描画することで、カメラ8が撮像した車両後方の映像を表示する。即ち、運転者(ユーザ)は、表示装置9に表示される車両後方の映像を目視することで、車両後方の様子(障害物の有無等)を認識することが可能となる。一方、表示装置9は、非表示領域に該当すると判定したLVDS信号については、そのLVDS信号を信号処理せずに破棄する。
テストパターン出力部6及びテストパターン入力部7は、信号処理系の回路2の動作を診断する機能として、上記したようにそれぞれ信号処理系の回路2の前段側及び後段側に設けられている。テストパターン出力部6は、テストパターン格納部(ライブラリ)6a(格納手段)と、テストパターン生成部6b(生成手段)と、テストパターン合成部6c(合成手段)とを有する。テストパターン格納部6aは、複数のテストパターンを格納している。テストパターンは、「0」「1」の所定ビット数のビット列から構成される試験信号である。テストパターン生成部6bは、テストパターン格納部6aに格納されている複数のテストパターンの中から何れかを選択し、テストパターンを生成してテストパターン合成部6c及びテストパターン入力部7に出力する。即ち、映像信号に合成されるテストパターンと同一のテストパターンがテストパターン入力部7に入力される。
テストパターン合成部6cは、テストパターン生成部6bからテストパターンを入力すると、カメラ8から入力したRGB信号にテストパターン生成部6bから入力したテストパターンを合成して(付加して)信号入力部3に出力する。即ち、テストパターン合成部6cがテストパターンの合成を行わないときには、テストパターンが合成されないRGB信号が信号処理系の回路2に入力されるが、一方、テストパターン合成部6cがテストパターンの合成を行うときには、テストパターンが合成されたRGB信号が信号処理系の回路2に入力される。
テストパターン入力部7は、第4のプロトコル変換部7aと、逆補正・逆変換部7bと、テストパターン比較部7cとを有する。第4のプロトコル変換部7aは、信号出力部5からLVDS信号を入力すると、その入力したLVDS信号をLVDSの規格からRGBの規格にプロトコル変換する。第4のプロトコル変換部7aは、プロトコル変換して生成したRGB信号を逆補正・逆変換部7bに出力する。逆補正・逆変換部7bは、第4のプロトコル変換部7aからRGB信号を入力すると、その入力したRGB信号に逆補正・逆変換処理を施してテストパターン比較部7cに出力する。逆補正・逆変換処理とは、補正・変換部3cが施した補正・変換処理とは真逆の処理である。テストパターン比較部7cは、逆補正・逆変換部7bからRGB信号を入力すると、その入力したRGB信号からテストパターンを抽出する。
テストパターン比較部7cは、そのRGB信号から抽出されたテストパターンと、テストパターン出力部6から入力したテストパターンとを比較し、その比較結果を外部に出力する。この場合、テストパターン比較部7cは、RGB信号から抽出されたテストパターンのビット列と、テストパターン出力部6から入力したテストパターンのビット列とが完全一致である場合には比較結果が正である旨を示す信号を出力し、完全一致でない場合には比較結果が否である旨を示す信号を出力する。尚、映像信号処理装置1から出力された比較結果を示す信号は、例えばメータパネルの表示を制御するECU(Electronic Control Unit)に入力される。メータパネルは、映像信号処理装置1から比較結果が否である旨の信号を入力すると、例えば警告灯を点灯させる等して運転者に報知する。
次に、上記した構成の作用について、図2及び図3も参照して説明する。
映像信号処理装置1は、起動状態では、図2に示す映像信号処理の開始を待機している。映像信号処理装置1は、例えば運転者が車両を後退させるべくシフトレバーをリア位置(後退位置)以外からリア位置へと切替えたことで、外部から映像信号処理の開始指令を入力すると、映像信号処理を開始する。映像信号処理装置1は、映像信号処理を開始すると、テストパターンをテストパターン生成部6bにて生成し(S1)、カメラ8から入力するRGB信号の表示領域の部分にテストパターンの合成位置を決定する(S2)。次いで、映像信号処理装置1は、カメラ8からRGB信号を入力すると、その入力したRGB信号に対し、その生成したテストパターンを当該決定した合成位置に合成する(RGB信号にテストパターンを付加する)(S3、第1の手順)。このとき、映像信号処理装置1は、RGB信号の表示領域のデータを構成するビット列の一部(下位ビット)を意図的に書き換え、RGB信号の表示領域のデータをテストパターンで変調する(ディザパターン、電子透かし等の処理を施す)。即ち、映像信号処理装置1は、RGB信号の表示領域のデータを運転者や同乗者が目視しても判別不可能な程度に(出力信号の表示に関与しないように)テストパターンで変調することで、RGB信号の表示領域のデータにテストパターンを合成する。
次いで、映像信号処理装置1は、テストパターンが合成されたRGB信号を、RGBの規格からMIPIの規格に準拠するMIPI信号に第1のプロトコル変換部3aにてプロトコル変換する(S4)。次いで、映像信号処理装置1は、MIPI信号を、MIPIの規格からRGBの規格に準拠するRGB信号に第2のプロトコル変換部3bにてプロトコル変換する(S5)。次いで、映像信号処理装置1は、補正・変換処理が必要なRGB信号に補正・変換処理を補正・変換部3cにて施し(S6)、RGB信号のデータをフレームメモリ4に一時的に記憶する。次いで、映像信号処理装置1は、フレームメモリ4から入力したRGB信号に面合成処理を面合成部5aにて施す(S7)。次いで、映像信号処理装置1は、RGB信号を、RGBの規格からLVDSの規格に準拠するLVDS信号に第3のプロトコル変換部5bにてプロトコル変換する(S8)。このとき、LVDS信号が表示装置9に出力されることで、カメラ8が撮像した車両後方の映像が表示装置9に表示される。
次いで、映像信号処理装置1は、LVDS信号を、LVDSの規格からRGBの規格に準拠するRGB信号に第4のプロトコル変換部7aにてプロトコル変換する(S9)。次いで、映像信号処理装置1は、逆補正・逆変換処理が必要なRGB信号に逆補正・逆変換処理を逆補正・逆変換部7bにて施す(S10)。次いで、映像信号処理装置1は、RGB信号からテストパターンをテストパターン比較部7cにて抽出する(S11)。次いで、映像信号処理装置1は、そのRGB信号から抽出したテストパターンとテストパターン出力部6から入力したテストパターンとをテストパターン比較部7cにて比較する(S12、第2の手順)。
この場合、信号処理系の回路2が正常に動作していれば、RGB信号に合成されたテストパターンは信号処理系の回路2を通過する前後で変化することはない。一方、信号処理系の回路2が正常に動作していなければ(異常が発生していれば)、RGB信号に合成されたテストパターンは信号処理系の回路2を通過する前後で変化する。映像信号処理装置1は、両者のビット列が完全一致であると判定し、比較結果が正であると判定すると(S13:YES)、比較結果が正である旨を示す信号を出力する(S14、第3の手順)。一方、映像信号処理装置1は、両者のビット列が完全一致でないと判定し、比較結果が否であると判定すると(S13:NO)、比較結果が否である旨を示す信号を出力する(S15、第3の手順)。
そして、映像信号処理装置1は、映像信号処理の処理終了条件が成立したか否かを判定する(S16)。映像信号処理装置1は、映像信号処理の処理終了条件が成立していないと判定すると(S16:NO)、ステップS1に戻り、ステップS1以降を繰返して実行する。一方、映像信号処理装置1は、例えば運転者がシフトレバーをリア位置からリア位置以外へと切替えたことで、外部から映像信号処理の終了指令を入力すると、映像信号処理の処理終了条件が成立したと判定し(S16:YES)、映像信号処理を終了する。
以上に説明した映像信号処理では、映像信号処理装置1は、カメラ8から入力するRGB信号の表示領域の部分にテストパターンの合成位置を決定するので、図3に示すように、テストパターンを表示領域に反映することになる。このとき、映像信号処理装置1は、RGB信号の表示領域の部分を運転者や同乗者が目視しても判別不可能な程度にテストパターンで変調するので、運転者や同乗者が画面に違和感を抱くことはない。尚、図3では、テストパターンを表示領域の上左端部に反映した場合を例示しているが、テストパターンを反映する部位は何れの部位であっても良い。又、コンテンツやアイコンを表示する画面であれば、テストパターンをコンテンツやアイコンを避けた部位(背景)に反映しても良い。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、映像信号処理装置1において、RGB信号の表示領域の部分にテストパターンの合成位置を決定し、RGB信号の表示領域のデータを運転者や同乗者が目視しても判別不可能な程度にテストパターンで変調することで、RGB信号にテストパターンを合成するようにした。そして、信号処理系の回路2を通過する前後でのテストパターンの変化の有無を判定することで、信号処理系の回路2の動作を診断するようにした。これにより、信号処理系の回路2が動作中であるときに、運転者や同乗者に不都合を与えることなく、その動作をリアルタイムに診断することができる。
又、RGB信号のデータをフレームメモリ4に一時的に記憶する際に、フレームメモリ4の記憶領域を有効利用すべくRGB信号の非表示領域のデータを破棄することもあり得るが、RGB信号の表示領域の部分にテストパターンの合成位置を決定するようにしたので、RGB信号の非表示領域のデータを破棄したとしても、信号処理系の回路2の動作を好適に診断することができる。又、複数のテストパターンの中から何れかを選択し、テストパターンを生成するようにしたので、テストパターンを変化させることで、診断の内容に変化を持たせることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図4及び図5を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第2の実施形態は、RGB信号の切替タイミングでRGB信号の表示領域のデータにテストパターンを合成する点で第1の実施形態とは異なる。
即ち、映像信号処理装置1は、テストパターンをテストパターン生成部6bにて生成すると(S1)、黒画タイミングを検知することで、RGB信号の切替タイミングを検知する(S21)。黒画タイミングとは、例えばナビゲーションの機能からオーディオの機能に切替える等の機能を切替える際に発生する黒画(図5に示す「BLACK」の画面)の表示タイミングである。次いで、映像信号処理装置1は、そのRGB信号の切替タイミングで、カメラ8から入力するRGB信号の表示領域の部分にテストパターンの合成位置を決定する(S2)。そして、映像信号処理装置1は、カメラ8から入力したRGB信号に対し、その生成したテストパターンを当該決定した合成位置に合成し(S3)、これ以降、第1の実施形態で説明したS4以降を実行する。
以上に説明した映像信号処理では、映像信号処理装置1は、RGB信号の切替タイミングでRGB信号の表示領域の部分にテストパターンの合成位置を決定するので、図5に示すように、テストパターンを表示領域に反映することになる。このとき、RGB信号の切替タイミングで(出力信号の表示に関与しないように)テストパターンを合成するので、第1の実施形態と同様に、運転者や同乗者が画面に違和感を抱くことはない。
以上に説明したように第2の実施形態によれば、映像信号処理装置1において、RGB信号の切替タイミングでRGB信号の表示領域の部分にテストパターンを合成することで、RGB信号にテストパターンを合成するようにした。そして、信号処理系の回路2を通過する前後でのテストパターンの変化の有無を判定することで、信号処理系の回路2の動作を診断するようにした。これにより、第1の実施形態と同様に、信号処理系の回路2が動作中であるときに、運転者や同乗者に不都合を与えることなく、その動作をリアルタイムに診断することができる。又、この場合も、RGB信号の表示領域の部分にテストパターンの合成位置を決定するようにしたので、RGB信号の非表示領域のデータを破棄したとしても、信号処理系の回路2の動作を好適に診断することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について、図6及び図7を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第3の実施形態は、RGB信号の非表示領域のデータにテストパターンを合成する点で第1の実施形態とは異なる。
即ち、映像信号処理装置1は、テストパターンをテストパターン生成部6bにて生成すると(S1)、カメラ8から入力するRGB信号の非表示領域の部分にテストパターンの合成位置を決定する(S31)。そして、映像信号処理装置1は、カメラ8から入力したRGB信号に対し、その生成したテストパターンを当該決定した合成位置に合成し(S3)、これ以降、第1の実施形態で説明したS4以降を実行する。
以上に説明した映像信号処理では、映像信号処理装置1は、カメラ8から入力するRGB信号の非表示領域の部分に(出力信号の表示に関与しないように)テストパターンの合成位置を決定するので、図7に示すように、テストパターンを非表示領域に反映することになり、第1の実施形態と同様に、運転者や同乗者が画面に違和感を抱くことはない。尚、図7では、テストパターンを非表示領域の上左端部に反映した場合を例示しているが、テストパターンを反映する部位は何れの部位であっても良い。
以上に説明したように第3の実施形態によれば、映像信号処理装置1において、RGB信号の非表示領域の部分にテストパターンを合成することで、RGB信号にテストパターンを合成するようにした。そして、信号処理系の回路2を通過する前後でのテストパターンの変化の有無を判定することで、信号処理系の回路2の動作を診断するようにした。これにより、第1の実施形態と同様に、信号処理系の回路2が動作中であるときに、運転者や同乗者に不都合を与えることなく、その動作をリアルタイムに診断することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
車両後方を撮像するリアカメラから入力した映像信号を信号処理する構成を例示したが、車両前方を撮像するフロントカメラや車両側方を撮像するサイドカメラから入力した映像信号を信号処理する構成であっても良い。
車両用の映像信号処理装置に適用する構成を例示したが、車両以外の用途の映像信号処理装置に適用する構成であっても良い。
外部からRGB信号を入力し、LVDS信号を外部に出力する構成を例示したが、外部からYUV信号を入力する構成であっても良いし、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)信号やGVIF(登録商標)(Gigabit Video Interface)信号を外部に出力する構成であっても良い。即ち、外部から入力する映像信号や外部に出力する出力信号はどのようなフォーマットの信号を採用しても良い。又、採用する信号に応じて信号処理系の回路の機能ブロックを構成すれば良い。
図面中、1は映像信号処理装置、2は信号処理系の回路、6aはテストパターン格納部(格納手段)、6bはテストパターン生成部(生成手段)、6cはテストパターン合成部(合成手段)、7cはテストパターン比較部(比較手段)、8はカメラ(撮像手段)、9は表示装置(表示手段)である。

Claims (4)

  1. 外部から入力した映像信号を信号処理して出力信号を生成し、その生成した出力信号を外部に出力する信号処理系の回路(2)と、
    黒画の表示タイミングである黒画タイミングを検知したタイミングで前記映像信号の表示領域の部分にテストパターンを合成することで、前記出力信号の表示に関与しないように前記映像信号にテストパターンを合成する合成手段(6c)と、
    前記映像信号に合成されたテストパターンと、前記出力信号から抽出されたテストパターンとを比較し、その比較結果を出力する比較手段(7c)と、を備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 請求項1に記載した映像信号処理装置において、
    複数のテストパターンを格納する格納手段(6a)と、
    前記格納手段に格納されている複数のテストパターンのうち何れかを選択し、テストパターンを生成する生成手段(6b)と、を備え、
    前記合成手段は、前記映像信号に前記生成手段により生成されたテストパターンを合成することを特徴とする映像信号処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載した映像信号処理装置において、
    前記信号処理系の回路は、車両後方を撮像する撮像手段(8)から入力した映像信号を信号処理して出力信号を生成し、その生成した出力信号を表示手段(9)に出力することを特徴とする映像信号処理装置。
  4. 外部から入力した映像信号を信号処理して出力信号を生成し、その生成した出力信号を外部に出力する信号処理系の回路(2)を備えた映像信号処理装置(1)のマイクロコンピュータに、
    黒画の表示タイミングである黒画タイミングを検知したタイミングで前記映像信号の表示領域の部分にテストパターンを合成することで、前記出力信号の表示に関与しないように前記映像信号にテストパターンを合成する第1の手順と、
    前記映像信号に合成されたテストパターンと、前記出力信号から抽出されたテストパターンとを比較する第2の手順と、
    前記第2の手順の比較結果を出力する第3の手順と、を実行させるための診断プログラム
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