JP2016111215A - 機器搭載ラック及び機器搭載方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】保守スペース等の仕様が互いに異なる複数の機器を、マウントフレームに装着することによって機器搭載ラックに搭載する場合に、互いの仕様を考慮した柔軟な搭載を行うことを可能とする。【解決手段】機器搭載ラック3は、機器100及び101の搭載に際して当該機器を挿入する方向である挿入方向に平行又は略平行に沿設されて自筐体に固定され、当該機器が搭載された状態において当該機器の両側面に位置する、固定部材34−1乃至35−8と、固定部材34−1乃至35−8に設けられ、且つ、固定部材34−1乃至35−8に沿って平行又は略平行に移動可能であり、移動後の位置で固定可能な、鉛直又は略鉛直方向に沿設された分割マウントフレーム30−1乃至33−8と、がなす機器固定機構が、鉛直又は略鉛直方向に複数積層された構造を有する。【選択図】 図6

Description

本願発明は、マウントフレームを使用して電子機器等の機器を搭載する機器搭載ラック等に関する。
近年、データセンター等の大規模コンピュータシステムでは、限られた敷地内に多数の電子機器を設置する必要がある。このため、機器搭載ラックにサーバ装置やネットワークスイッチ等の複数の機器を搭載することによって、係る大規模コンピュータシステムを構築している。機器搭載ラックに搭載される機器の大きさ等の仕様は様々であるので、多様な機器を柔軟に機器搭載ラックに搭載する技術が期待されている。
このような技術の一例として、特許文献1には、マウントフレームを止着フレームに対し前後方向の複数個所で着脱可能とする技術が開示されている。この技術によれば、前面パネルの仕様等によって電子機器の前後寸法が異なる場合でも、マウントフレームを前後に移動して、好適な位置で電子機器を止着フレームに止着することができる。これにより、この技術を用いた電子機器用ラックは、前後方向の寸法が異なる複数の電子機器を柔軟に搭載する。
また、特許文献2には、組込み体(搭載機器)を固定する保持体の固定付加部が、前方の桁材において架台フレームの奥行き方向で調節可能であり、かつ、ロック可能であるようにした架台フレームが開示されている。これにより、この架台フレームは、組込み体が共通の背面側の接続平面を成すように、簡単に種々の組込み深さを有する組込み体を固定する。
さらに、特許文献3には、左右にレール部を備え、このレール部の前後端部をラックに連結することによって、ラックの前後を移動できるようにしたラック用補助ファンが開示されている。
特開2010-232481号公報 特開平07-194441号公報 特開2012-235067号公報
機器搭載ラックは、サーバ装置等の精密な電子機器を搭載する場合、一般的にマウントフレームを備え、このマウントフレームに機器を装着して着実に固定することによって機器を搭載する。
一般的なマウントフレームを備えた機器搭載ラック4に関する斜視図を図7に示す。図7に示す機器搭載ラック4は、搭載する機器を装着して固定するフロントマウントフレーム40及び41、及び、リアマウントフレーム42及び43を備えている。これらのマウントフレームは、マウントフレーム固定バー44−1及び44−2、及び、マウントフレーム固定バー45−1及び45−2によって、機器搭載ラック4に固定されている。図7に示す例では、機器搭載ラック4は、機器挿入方向(Y軸方向)について、筐体の長さが互いに異なる機器100及び101を搭載している。
図7に示す機器搭載ラック4を上面側から見た平面図(XY平面)を図8に示す。機器搭載ラック4に搭載された機器100は、例えば、フロント側に、多数のLAN(Local Area Network)コネクタ、あるいは、FC(Fibre Channel)コネクタ等を備えたスイッチである。したがって、図8に示す通り、機器100は、フロント側にケーブル処理等を行うための保守スペースが必要となる。一方、機器搭載ラック4に搭載された機器101は、例えば、リア側に各種ケーブルを接続するサーバ装置である。したがって、図8に示す通り、機器101は、リア側にケーブル処理等を行うための保守スペースが必要となる。図8に示す例では、機器100が必要とするフロント側の保守スペースが十分に確保できていない。
この場合に、機器100が必要とするフロント側の保守スペースを十分に確保するために、例えば特許文献1が示す技術を使用することによって、マウントフレームを移動したのち、機器100及び101を搭載したときの機器搭載ラック4に関する斜視図を図9に示す。図9に示す機器搭載ラック4では、フロントマウントフレーム41及び42が、図7に示す場合と比較して、Y軸正方向に移動している。
図9に示す機器搭載ラック4を上面側から見た平面図(XY平面)を図10に示す。図10に示す通り、フロントマウントフレーム41及び42の移動に伴い、機器100及び101も、Y軸正方向に移動した位置に移動している。この結果、機器100が必要とするフロント側の保守スペースは、十分に確保されている。しかしながら、図10に示す通り、今度は、機器101が必要とするリア側の保守スペースが十分に確保できていないという問題が新たに発生している。
すなわち、特許文献1が開示する技術は、保守スペース等の仕様が互いに異なる複数の機器を、マウントフレームに装着することによって機器搭載ラックに搭載する場合に、互いの仕様を考慮した柔軟な搭載を行うという課題を解決するには不十分である。特許文献2及び3に関しても同様である。
本願発明の主たる目的は、この課題を解決した、機器搭載ラック等を提供することである。
本願発明の一態様に係る機器搭載ラックは、機器の搭載に際して当該機器を挿入する方向である挿入方向に平行又は略平行に沿設されて自筐体に固定され、前記機器が搭載された状態において前記機器の両側面に位置する、少なくとも1組の固定部材と、前記固定部材に設けられ、且つ、前記固定部材に沿って前記平行又は略平行に移動可能であり、移動後の位置で固定可能な、鉛直又は略鉛直方向に沿設された分割マウントフレームと、がなす機器固定機構が、前記鉛直又は略鉛直方向に複数積層された構造を有する。
上記目的を達成する他の見地において、本願発明の一態様に係る機器搭載方法は、機器の搭載に際して当該機器を挿入する方向である挿入方向に平行又は略平行に沿設されて自筐体に固定され、前記機器が搭載された状態において前記機器の両側面に位置する、少なくとも1組の固定部材と、前記固定部材に設けられ、且つ、前記固定部材に沿って前記平行又は略平行に移動可能であり、移動後の位置で固定可能な、鉛直又は略鉛直方向に沿設された分割マウントフレームと、がなす機器固定機構を、前記鉛直又は略鉛直方向に複数積層する。
本願発明は、保守スペース等の仕様が互いに異なる複数の機器を、マウントフレームに装着することによって機器搭載ラックに搭載する場合に、互いの仕様を考慮した柔軟な搭載を行うことを可能とする。
本願発明の第1の実施形態に係る機器搭載ラックの斜視図(初期状態)である。 本願発明の第1の実施形態に係る機器搭載ラックの斜視図(機器を機器搭載ラック挿入方向奥側に移動した状態)である。 本願発明の第1の実施形態に係る機器搭載ラックを上面側から見た平面図(機器搭載ラックが図2に示す状態の場合)である。 本願発明の第2の実施形態に係る機器搭載ラックの斜視図(機器を機器搭載ラック挿入方向奥側に移動した状態)である。 本願発明の第2の実施形態に係る機器搭載ラックを側面側から見た平面図(機器搭載ラックが図4に示す状態の場合)である。 本願発明の第3の実施形態に係る機器搭載ラックの斜視図である。 一般的なマウントフレームを備えた機器搭載ラックの斜視図(マウントフレームを移動する前の状態)である。 一般的なマウントフレームを備えた機器搭載ラックを上面側から見た平面図(機器搭載ラックが図7に示す状態の場合)である。 一般的なマウントフレームを備えた機器搭載ラックの斜視図(マウントフレームを移動した後の状態)である。 一般的なマウントフレームを備えた機器搭載ラックを上面側から見た平面図(機器搭載ラックが図9に示す状態の場合)である。
以下、本願発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の説明においては、説明の便宜上、図面中に3次元(X−Y−Z)座標を適宜示して説明するとことする。以下に説明する各実施形態では、X軸方向及びY軸方向が水平方向であり、Z軸方向が鉛直方向である。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る機器搭載ラック1に関する初期状態の斜視図である。本実施形態に係る機器搭載ラック1は、分割型フロントマウントフレーム10−1乃至10−8、分割型フロントマウントフレーム11−1乃至11−8、リアマウントフレーム12及び13、分割型マウントフレーム固定バー14−1乃至14−8、分割型マウントフレーム固定バー15−1乃至15−8、及び、筐体フレーム16乃至19を備えている。
分割型マウントフレーム固定バー14−1乃至14−8、及び、分割型マウントフレーム固定バー15−1乃至15−8は、例えば、ネジ止めあるいは溶接等によって、順に、筐体フレーム16及び18、及び、筐体フレーム17及び19に水平に固定されている。分割型マウントフレーム固定バー14−1乃至14−8は、順に、分割型フロントマウントフレーム10−1乃至10−8が備える嵌合部(不図示)が嵌合する、Y軸方向に直線状に形成されたガイドを備えている。同様に、分割型マウントフレーム固定バー15−1乃至15−8は、順に、分割型フロントマウントフレーム11−1乃至11−8が備える嵌合部(不図示)が嵌合する、Y軸方向に直線状に形成されたガイドを備えている。
リアマウントフレーム12は、分割型マウントフレーム固定バー14−1乃至14−8が備えるガイドと嵌合する嵌合部を備えている。リアマウントフレーム12は、略鉛直(以降、「略鉛直」には鉛直も含むものとする)を維持した状態で、当該ガイドに沿って図1に矢印で示す如く、Y軸正方向及び負方向に移動可能であり、その移動後の任意の位置で、ネジ止め等によって分割型マウントフレーム固定バー14−1乃至14−8に固定される。同様に、リアマウントフレーム13は、分割型マウントフレーム固定バー15−1乃至15−8が備えるガイドと嵌合する嵌合部を備え、Y軸正方向及び負方向の任意の位置で、分割型マウントフレーム固定バー15−1乃至15−8に固定される。リアマウントフレーム12及び13は、機器搭載ラック1に搭載される機器を装着することによって、当該機器を機器搭載ラック1に固定する。
分割型フロントマウントフレーム10−1乃至10−8は、順に、分割型マウントフレーム固定バー14−1乃至14−8が備えるガイドと嵌合する嵌合部(不図示)を備えている。分割型フロントマウントフレーム10−1乃至10−8は、略鉛直を維持した状態で、当該ガイドに沿ってY軸正方向及び負方向に個別に移動可能であり、その移動後の任意の位置で、ネジ止め等によって、順に、分割型マウントフレーム固定バー14−1乃至14−8に固定される。同様に、分割型フロントマウントフレーム11−1乃至11−8は、分割型マウントフレーム固定バー15−1乃至15−8が備えるガイドと嵌合する嵌合部(不図示)を備え、その移動後の任意の位置で、順に、分割型マウントフレーム固定バー15−1乃至15−8に固定される。分割型フロントマウントフレーム10−1乃至10−8、及び、11−1乃至11−8は、機器搭載ラック1に搭載される機器を装着することによって、当該機器を機器搭載ラック1に固定する。尚、分割型フロントマウントフレーム10−1乃至10−8、及び、11−1乃至11−8の個数は、各々8個に限定されない。分割型フロントマウントフレーム10−1乃至10−8、及び、11−1乃至11−8の略鉛直方向の長さは、互いに等しい場合もあれば、異なる場合もある。尚、嵌合部がガイドと嵌合する技術については、一般的な技術であるため、説明を省略する。
図1に示す例の場合、機器搭載ラック1は、機器100及び101を、これら2つの機器のフロント面が1つの平面内に収まるように搭載している。この場合に、機器搭載ラック1を上面側から見た平面図(XY平面)は、図8と同様である。図1及び図8に示す通り、機器100は、機器101と比較して、Y軸方向の長さが短い機器である。機器100は、LANコネクタあるいはFCコネクタ等をフロント側に備えたスイッチであり、フロント側に保守スペースを必要とする。機器101は、サーバ装置であり、リア側に保守スペースを必要とする。機器100は、分割型フロントマウントフレーム10−3及び11−3に装着されることによって、機器搭載ラック1に固定されている。機器101は、分割型フロントマウントフレーム10−7及び11−7、及び、リアマウントフレーム12及び13に装着されることによって、機器搭載ラック1に固定されている。
図2は、本実施形態に係る機器搭載ラック1に搭載された機器100を、図1に示す搭載位置から、搭載機器を挿入する方向であるY軸正方向に移動したときの、機器搭載ラック1に関する斜視図である。機器101の搭載位置は、図1のときと同様である。図2に示す分割型フロントマウントフレーム10−1乃至10−3、及び、11−1乃至11−3は、順に、分割型マウントフレーム固定バー14−1乃至14−3、及び、15−1乃至15−3が備えるガイドに沿って、図1に示す位置からY軸正方向に特定の距離分移動したのち、固定されている。
図2に示す機器搭載ラック1を上面側から見た平面図(XY平面)を図3に示す。図3に示す通り、機器100の搭載位置がY軸正方向に移動することによって、機器100が必要とするフロント側保守スペースの広さは、図8に示す場合と比較して拡大している。機器101に関しては、その搭載位置が変更されていないため、機器101が必要とするリア側保守スペースの広さは、図8に示す広さを維持している。
本実施形態に係る機器搭載ラック1は、保守スペース等の仕様が互いに異なる複数の機器を、マウントフレームに装着することによって搭載する場合に、互いの仕様を考慮した柔軟な搭載を行うことができる。その理由は、分割型フロントマウントフレーム10−1乃至10−8、及び、11−1乃至11−8が、個別に、Y軸方向に平行又は略平行に位置する任意の固定場所に、順に、分割型マウントフレーム固定バー14−1乃至14−8、及び、15−1乃至15−8に固定されるからである。
サーバ装置等の電子機器は、通常、マウントフレームに装着されることによって着実に固定された状態で、機器搭載ラックに搭載される。マウントフレームは、一般的に、機器搭載ラックの四隅に鉛直方向に配置されたフレームである。近年のコンピュータシステムでは、機器搭載ラックは、機器の大きさや保守スペース等に関する仕様について、多種多様な機器を搭載する。例えば、機器搭載ラックが、フロント側に所定の保守スペースが必要な機器と、リア側に所定の保守スペースが必要な機器とを、同時に搭載する場合ある。この場合、一般的な機器搭載ラックに搭載された特定の機器に関して、フロント側の保守スペースを広くとるために、マウントフレームをリア側に移動すると、機器搭載ラックに搭載された特定の機器以外の機器についても、特定の機器と同様に搭載位置がリア側に移動する。その結果、リア側に保守スペースが必要な機器について、保守スペースが狭くなるという問題が発生する。
これに対して、本実施形態に係る機器搭載ラック1は、フロントマウントフレームが鉛直方向に複数に分割された分割型フロントマウントフレームを備え、分割型フロントマウントフレームごとに、機器挿入方向に関する固定場所を変えることができる。これにより、機器搭載ラック1は、例えば、フロント側に保守スペースが必要な機器を、分割型フロントマウントフレームをリア側に固定することにより搭載し、リア側に保守スペースが必要な機器を、分割型フロントマウントフレームをフロント側に固定することにより搭載することができる。したがって、本実施形態に係る機器搭載ラック1は、保守スペース等の要求仕様が互いに異なる複数の機器を、複数の要求仕様を同時に満たした状態で、これらの機器を柔軟に搭載することができる。
また、本実施形態に係る分割型フロントマウントフレームは、分割型マウントフレーム固定バーが備えるガイドに沿って、機器挿入方向に関する任意の固定場所に固定することができる。これにより、本実施形態に係る機器搭載ラック1は、機器搭載に関する柔軟性をより高めることができる。
また、本実施形態に係る機器搭載ラック1が、鉛直方向(Z軸方向)について筐体の長さが等しい機器を搭載することを前提とする場合、分割型フロントマウントフレームの鉛直方向の長さを等しくしてもよい。これにより、分割型フロントマウントフレームの製造コストを削減することができる。
尚、本実施形態に係る機器搭載ラック1は、フロントマウントフレームについてのみ、分割型のマウントフレームを備えているが、これは一例にすぎない。機器搭載ラック1は、リアマウントフレームについてのみ、分割型のマウントフレームを備えてもよいし、フロントマウントフレーム及びリアマウントフレームの両方について、分割型のマウントフレームを備えてもよい。
<第2の実施形態>
次に上述した第1の実施形態の実施形態を基本とする第2の実施形態について説明する。以下の説明では、第1の実施形態と同様な構成については、説明を省略する。
図4は、第2の実施形態に係る機器搭載ラック2に関する斜視図である。本実施形態に係る機器搭載ラック2は、分割型フロントマウントフレーム20−1乃至20−8、分割型フロントマウントフレーム21−1乃至21−8、リアマウントフレーム22及び23、筐体フレーム26乃至29、及び、筐体側面260及び270を備えている。図4に示す機器搭載ラック2は、図2に示す第1の実施形態に係る機器搭載ラック1と同様の位置に、機器100及び101を搭載している。
図4に示す機器搭載ラック2を側面側から見た平面図(YZ平面)を図5に示す。図5に示す通り、筐体側面270は、ネジ止め部25−1−1乃至25−8−4を備えている。本実施形態では、分割型フロントマウントフレーム21−1は、4個のネジ止め部25−1−1乃至25−1−4のうちの何れかにネジ止めされることによって、機器搭載ラック2に固定される。ネジ止め部25−1−1乃至25−1−4は、搭載機器を挿入する方向であるY軸方向に平行又は略平行な直前上に位置している。
同様に、分割型フロントマウントフレーム21−3は、4個のネジ止め部25−3−1乃至25−3−4のうちの何れかにネジ止めされることによって、機器搭載ラック2に固定される。ネジ止め部25−1−1乃至25−1−4も同様に、Y軸方向に平行又は略平行な直前上に位置している。機器搭載ラック2が図4に示す状態である場合、機器100を装着した分割型フロントマウントフレーム21−3は、ネジ止め部25−3−2にネジ止めされている。機器101を装着した分割型フロントマウントフレーム21−7は、ネジ止め部25−7−1にネジ止めされている。
筐体側面260も、筐体側面270と同様にネジ止め部を備えている。分割型フロントマウントフレーム20−1乃至20−8は、分割型フロントマウントフレーム21−1乃至21−8が筐体側面270にネジ止めされる場合と同様に、筐体側面260にネジ止めされる。
機器搭載ラック2が、図4に示す状態である場合に、機器搭載ラック2を上面側から見た平面図(XY平面)は、図3と同様である。
本実施形態に係る機器搭載ラック2は、保守スペース等の仕様が互いに異なる複数の機器を、マウントフレームに装着することによって搭載する場合に、互いの仕様を考慮した柔軟な搭載を行うことができる。その理由は、分割型フロントマウントフレーム20−1乃至20−8、及び、21−1乃至21−8が、個別に、筐体側面260あるいは270における、Y軸方向に平行又は略平行に位置する複数の固定場所のうちのいずれかに固定されるからである。
本実施形態に係る機器搭載ラック2は、第1の実施形態に係る機器搭載ラック1とは異なり、分割型フロントマウントフレームが、機器挿入方向に関して機器搭載ラック2の任意の場所に固定されるわけではない。このため、本実施形態に係る機器搭載ラック2は、第1の実施形態に係る、ガイドを備えた分割型マウントフレーム固定バーのような部材を備える必要がないので、機器搭載ラック2の構造を簡素化することによりコストを低減できる。
<第3の実施形態>
次に上述した第1の実施形態の実施形態を基本とする第3の実施形態について説明する。以下の説明では、第1の実施形態と同様な構成については、説明を省略する。
図6は、第3の実施形態に係る機器搭載ラック3に関する斜視図である。
本実施形態に係る機器搭載ラック3は、複数の分割マウントフレーム30−1乃至33−8、固定部材34−1乃至35−8、及び、筐体フレーム36乃至39を備えている。
固定部材34−1乃至35−8は、機器(例えば機器100及び101)の搭載に際して当該機器を挿入する方向である挿入方向(Y軸正方向)に平行又は略平行に沿設されて自筐体に固定されている。固定部材34−1乃至35−8は、当該機器が搭載された状態においてこれら機器の両側面に位置する。
分割マウントフレーム30−1乃至33−8は、固定部材34−1乃至35−8に設けられ、且つ、固定部材34−1乃至35−8に沿って平行又は略平行に移動可能である。分割マウントフレーム30−1乃至33−8は、移動後の位置で固定可能であり、鉛直又は略鉛直方向(Z軸正方向)に沿設されている。
機器搭載ラック3は、固定部材34−1乃至35−8及び分割マウントフレーム30−1乃至33−8がなす機器固定機構が、鉛直又は略鉛直方向(Z軸正方向)に複数積層された構造を有する。
本実施形態に係る機器搭載ラック3は、保守スペース等の仕様が互いに異なる複数の機器を、マウントフレームに装着することによって搭載する場合に、互いの仕様を考慮した柔軟な搭載を行うことができる。その理由は、分割マウントフレーム30−1乃至33−8が、個別に、固定部材34−1乃至35−8におけるY軸方向に平行又は略平行に位置するいずれかの固定場所に固定されるからである。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
1 機器搭載ラック
10−1乃至10−8 分割型フロントマウントフレーム
11−1乃至11−8 分割型フロントマウントフレーム
12及び13 リアマウントフレーム
14−1乃至14−8 分割型マウントフレーム固定バー
15−1乃至15−8 分割型マウントフレーム固定バー
16乃至19 筐体フレーム
2 機器搭載ラック
20−1乃至20−8 分割型フロントマウントフレーム
21−1乃至21−8 分割型フロントマウントフレーム
22及び23 リアマウントフレーム
25−1−1乃至25−8−4 ネジ止め部
26乃至29 筐体フレーム
260及び270 筐体側面
3 機器搭載ラック
30−1乃至33−8 分割マウントフレーム
34−1乃至35−8 固定部材
36乃至39 筐体フレーム
4 機器搭載ラック
40及び41 フロントマウントフレーム
42及び43 リアマウントフレーム
44−1及び44−2 マウントフレーム固定バー
45−1及び45−2 マウントフレーム固定バー
100及び101 機器

Claims (7)

  1. 機器の搭載に際して当該機器を挿入する方向である挿入方向に平行又は略平行に沿設されて自筐体に固定され、前記機器が搭載された状態において前記機器の両側面に位置する、少なくとも1組の固定部材と、
    前記固定部材に設けられ、且つ、前記固定部材に沿って前記平行又は略平行に移動可能であり、移動後の位置で固定可能な、鉛直又は略鉛直方向に沿設された分割マウントフレームと、
    がなす機器固定機構が、前記鉛直又は略鉛直方向に複数積層された構造を有する、
    機器搭載ラック。
  2. 前記挿入方向を基準として手前側に位置するフロントマウントフレームと、前記挿入方向を基準として奥側に位置するリアマウントフレームとを含むマウントフレームについて、前記フロントマウントフレーム及び前記リアマウントフレームのうちの少なくともいずれかが、前記分割マウントフレームを有する、
    請求項1に記載の機器搭載ラック。
  3. 前記固定部材は、前記分割マウントフレームが、前記固定部材に沿って前記平行又は略平行に任意の位置に移動可能なガイドを備え、
    前記分割マウントフレームは、前記ガイドに嵌合する嵌合部を備える、
    請求項1又は2に記載の機器搭載ラック。
  4. 前記固定部材は、自機器搭載ラックが備える筐体面であり、前記筐体面にある複数の固定場所のうちのいずれかに、前記分割マウントフレームをネジ止めする、
    請求項1又は2に記載の機器搭載ラック。
  5. 前記複数の分割マウントフレームは、鉛直又は略鉛直方向の長さが互いに等しい、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の機器搭載ラック。
  6. 機器の搭載に際して当該機器を挿入する方向である挿入方向に平行又は略平行に沿設されて自筐体に固定され、前記機器が搭載された状態において前記機器の両側面に位置する、少なくとも1組の固定部材と、
    前記固定部材に設けられ、且つ、前記固定部材に沿って前記平行又は略平行に移動可能であり、移動後の位置で固定可能な、鉛直又は略鉛直方向に沿設された分割マウントフレームと、
    がなす機器固定機構を、前記鉛直又は略鉛直方向に複数積層した、
    機器搭載方法。
  7. ガイドに嵌合する嵌合部を備えた前記分割マウントフレームが、前記固定部材に沿って前記平行又は略平行に任意の位置に移動可能である、
    請求項5に記載の機器搭載方法。
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