JP2016110161A - 売上処理装置、および売上処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像認識による商品登録時に、合わせて客層の情報の登録を簡易に行えるようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明は、画像撮影により商品を認識することによって当該商品の売上登録処理を行う売上処理装置1であって、顧客に提供される客層識別用物品毎に、客層の情報を対応付けて記憶する記憶部104と、前記画像撮影時に商品を認識する際に、前記客層識別用物品がその撮影画像内にあれば、記憶部104を参照して当該客層識別用物品に対応する客層の情報を取得し、前記認識した商品の売上登録処理を行うと共に、前記取得した客層の情報の登録処理を行うCPU101と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、オブジェクト認識を利用した売上処理装置、および売上処理方法に関する。
自家製のパンを販売するベーカリー(パン屋)において顧客は、トングを用いてパンの陳列台から所望のパンをトレーに取り、トレーにパンを載せた状態で、POS端末(レジ)で代金の精算を受ける。ここでPOSとは、販売時点情報管理(Point Of Sale system)の略称である。このようなベーカリーでは、自家製のパンを袋詰めせず、陳列台にそのまま陳列することが多い。これにより、出来たてのパンをそのまま味や食感を落とすことなしに顧客に提供でき、かつパンの包装の工数を省略することができる。その反面、パンを袋詰めしないことにより、パンをバーコードで管理できないという問題がある。
自家製のパンの種類は多種・多様であり、同一種類であっても外観が完全に同一とは限らない。従来、ベーカリーの店員は、トレー上のパンの種類を正確に見分けて手作業でPOS端末に入力する必要があった。よって、店員に対する所定の訓練期間が必要であった。
このため近年では、トレー上のパンをカメラで撮影し、この画像情報からトレー上のパンの種類と数量とを画像認識(オブジェクト認識)して、商品登録を自動化するベーカリー用のPOS端末が出現している。これにより、ベーカリーの店員の訓練期間を短縮することができる。
そのような従来技術の一例である特許文献1においては、課題として「画像認識によりパンの種類を正確に識別する。」という旨が記載され、構成として「パンのカラー画像を内側領域のカラー画像と外側領域のカラー画像とに分割する。パンの画像からパンの輪郭に関する特徴量と、パンのテクスチャーに関する特徴量と、パンの内側領域のカラースペース内での特徴量と、パンの外側領域のカラースペース内での特徴量とを求め、パンの種類を識別する。」という旨が記載されている。
また、ベーカリー等においては、マーケティング等のために、レジでの精算時に購入者の客層(性別/年代)登録を行う場合がある。この客層登録の方法としては、例えば、特許文献2に開示されているような店員が客の容姿(顔など)を見て客層を判断してレジにおける客層ボタンを操作する方法(以下、「手動客層登録方法」という。)や、特許文献3に開示されているような固定カメラによって撮影した顧客の顔によって客層を自動判別して登録する方法(以下、「自動客層登録方法」という。)がある。
特開2011−170745号公報 特開平7−37164号公報 特開2010−55248号公報
しかしながら、手動客層登録方法では、顧客は、店員が自分の容姿(顔など)を見て客層登録をしていることを知覚しうるので、不愉快に感じる可能性がある。また、自動客層登録方法でも、顧客は、自分の顔を固定カメラで撮影されていることを知覚しうるので、不愉快に感じる可能性があると共に、個人情報保護の観点からも好ましくない。したがって、従来技術では、売上処理時に客層の情報の登録を簡易に行うことができないという問題があった。
そこで、本発明は、画像認識による商品登録時に、合わせて客層の情報の登録を簡易に行えるようにすることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、
画像撮影により商品を認識することによって当該商品の売上登録処理を行う売上処理装置であって、
顧客に提供される客層識別用物品毎に、客層の情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
前記画像撮影時に商品を認識する際に、前記客層識別用物品がその撮影画像内にあれば、前記記憶手段を参照して当該客層識別用物品に対応する客層の情報を取得し、前記認識した商品の売上登録処理を行うと共に、前記取得した客層の情報の登録処理を行う制御手段と、
を備えたことを特徴とする売上処理装置である。
本発明は、上記目的を達成するため、
画像撮影により商品を認識することによって当該商品の売上登録処理を行う売上処理装置のコンピュータを制御する売上処理方法であって、
前記コンピュータを、
顧客に提供される客層識別用物品毎に、客層の情報を対応付けて記憶する記憶手段、
前記画像撮影時に商品を認識する際に、前記客層識別用物品がその撮影画像内にあれば、前記記憶手段を参照して当該客層識別用物品に対応する客層の情報を取得し、前記認識した商品の売上登録処理を行うと共に、前記取得した客層の情報の登録処理を行う制御手段、
として機能させるようにした売上処理方法である。
本発明によれば、画像認識による商品登録時に、合わせて客層の情報の登録を簡易に行うことができる。
本実施形態における売上処理装置を示す外観斜視図である。 本実施形態における売上処理装置を示す構成概略図である。 本実施形態における売上処理装置を示す論理ブロック図である。 本実施形態における客層識別用付属品としてのコースターの例を示す図である。 本実施形態における画面遷移の例の1画面目を示す図である。 本実施形態における画面遷移の例の2画面目を示す図である。 本実施形態における画面遷移の例の3画面目を示す図である。 本実施形態における画面遷移の例の4画面目を示す図である。 本実施形態における売上処理装置の動作を示すアクティビティ図である。 本実施形態におけるオブジェクト認識用データの例を示す図である。 本実施形態における商品内容データの例を示す図である。 本実施形態における売上マスタの例を示す図である。 本実施形態における商品等認識処理を示すフローチャートである。 本実施形態における客層別分析レポート出力処理を示すフローチャートである。 本実施形態における客層別分析レポートの例を示す図である。 本実施形態の変形例における客層識別用付属品としてのトレーを示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。なお、複数の図面において、同一の要素には同一の符号を付与し、重複する説明を適宜省略する。また、本実施形態では、売上処理装置をベーカリーに導入した場合を例にとって説明する。
図1は、本実施形態における売上処理装置1を示す外観斜視図である。
図1に示すように、売上処理装置1は、顧客用ディスプレイ11と、タッチディスプレイ12と、キャッシュドロワ13と、プリンタ14と、撮影装置15と、撮影台16とを備えており、ベーカリーにおいて商品の会計を行うカウンタ台2に設置される。なお、商品の会計を行う際、売上処理装置1を扱うオペレータ(店員)は、カウンタ台2の図面手前側に立つ。顧客は、カウンタ台2の図面奥側に立つ。
売上処理装置1は、POS端末として機能し、画像撮影により商品を認識することによって商品登録して売上処理を行う。
顧客用ディスプレイ11は、例えば液晶表示装置であり、顧客側である図面奥側を向いている。顧客用ディスプレイ11は、顧客に対して商品の会計に関する情報(商品名、金額等)を表示する。
タッチディスプレイ12は、例えば液晶表示装置であるディスプレイ12A(図2参照)の表面にタッチパネル12B(図2参照)が積層されたものであり、オペレータ側である図面手前側を向いている。このタッチディスプレイ12は、オペレータに対して撮影画像や各種情報(商品名、金額等)を表示すると共に、オペレータによるタッチ操作入力を受け付ける。
キャッシュドロワ13は、商品の会計時に扱われる紙幣、貨幣、金券等を保管する引出しであり、タッチディスプレイ12の直下に位置している。
プリンタ14は、タッチディスプレイ12の左下に位置しており、商品の会計時に会計の内容(商品名、金額等)をレシートに印字する。
撮影装置15は、撮影台16における撮影装置15によって撮影可能な領域である撮影領域151内の商品または/および付属品を真上から撮影する。撮影台16は、商品を購入する顧客が会計時に商品を載せたトレー3を置く台である。照明装置(不図示)は、この撮影装置15に隣接して取り付けられており、撮影装置15による撮影領域151を照明する。商品とは、例えば自家製のパンである。また、付属品とは、例えば、トレー3、カゴ、コースター4(飲料容器の下に敷く台)、スプーン、フォーク、箸、ストロー、ナプキン、砂糖袋、ガムシロップ容器、ミルク容器等であり、商品の購入時に顧客によって使用されるものである。以下、商品と付属品のことを、「商品等」と記載する場合がある。また、付属品において、例えば、トレー3、カゴ、コースター4、スプーン、フォーク、箸、ストロー、ナプキン、トング、食器のうち少なくとも1種類以上を客層識別用付属品(客層識別用物品)として使用することができ、本実施形態ではコースター4を客層識別用付属品として使用する(図4で後記)。
撮影装置15が撮影する際、撮影領域151には照明装置から照明光が照射され、トレー3の下からはバックライト光源17からのバックライトが上向きに照射される。このトレー3は、透明ではないものの、上下方向に光を透過するよう半透明で、かつ、模様等のない単一色に形成されている。トレー3の色は半透明の白色または淡色とすることが望ましい。更にトレー3は、その上面に微細なマット加工を付すことが望ましい。これにより、照明装置からの照明光の反射を抑止することができる。
顧客は、トレー3に商品である任意数のパン5を載せて、このトレー3を撮影台16に載せる。オペレータ(店員)は、顧客から飲み物の注文を受けると、このトレー3に客層識別用付属品であるコースター4を載せる。図1の例では1個のパン5と1枚のコースター4とがトレー3の上に載せられている。その後、オペレータ(店員)は、商品である飲み物をキッチンから受け取り、コースター4の上に載せる。
バックライト光源17は、撮影台16の内部に収容されており、撮影装置15によって撮影領域151内の商品等を撮影する際に撮影画像がより鮮明になるように、トレー3の下からバックライトを上向きに照射する。バックライト光源17は、例えば、LED(Light Emitting Diode)で実現することができるが、これに限定されない。
トレー3は、前記したように半透明である。そして、トレー3に載った状態のパン5を撮影装置15により撮影する際には、そのトレー3の背後である裏面側に、バックライト光源17からバックライトを照射する。これにより、照明装置からの照明光によってパン5の周囲に形成される影を可及的に排除し得る。撮影装置15により撮影する際にバックライト光源17からバックライトが照射された状態にするには、例えば、常にバックライト光源17を点灯させる。しかし、これに限られず、バックライト光源17の点灯と撮影装置15の撮影とを同期させてもよい。これを実現するためには、売上処理装置1が撮影装置15とバックライト光源17を統括して制御し、撮影装置15の撮影時にバックライト光源17が同期して点灯するようにすればよい。
売上処理装置1は、撮影装置15によって撮影された画像を処理することで、トレー3の上の商品を特定(認識)する。売上処理装置1は更に、客層識別用付属品であるトレー3、カゴ、コースター4、スプーン、フォーク、箸、ストロー、ナプキンのうち少なくとも1種類以上に基づいて、客層を識別し、その客層の情報を売上マスタ107(図3参照)に登録(売上登録)する。本実施形態の売上処理装置1は、コースター4によって客層を特定する。これにより、売上処理装置1は、売上登録時に、販売した商品と共に、購入した客層も合わせて登録することができる。
図2は、本実施形態における売上処理装置1を示す構成概略図である。
売上処理装置1は、図1で示した構成以外に、CPU(Central Processing Unit)101と、RAM(Random Access Memory)102と、ROM(Read Only Memory)103と、記憶部104と、スピーカ18とを備えている。なお、各構成は、内部バスや各入出力回路(不図示)を介して互いに通信可能に接続されている。
CPU101は、中央制御装置であり、売上処理装置1全体の制御を司る制御手段である。
RAM102は、CPU101によって使用される一時記憶手段であり、CPU101が実行するプログラムに係る画像データや各種変数等を一時的に記憶する。
ROM103は、不揮発性の記憶手段であり、CPU101によって実行されるプログラム等を記憶する。
顧客用ディスプレイ11は、CPU101によって制御され、顧客に対して商品等の撮影画像や商品の会計に関する情報(商品名、金額等)を表示する表示手段である。
ディスプレイ12Aは、CPU101によって制御され、オペレータに対して商品等の撮影画像や商品の会計に関する情報(商品名、金額等)を表示する表示手段である。
タッチパネル12Bは、ディスプレイ12Aに表示した情報に対するオペレータのタッチ操作入力を受け付ける。
記憶部104は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等によって構成され、各種プログラムや各種ファイルを記憶する記憶手段である。記憶部104に記憶されている各種プログラムや各種ファイルは、売上処理装置1の起動時に、その全部または一部がRAM102にコピーされてCPU101により実行される。この記憶部104には、各種のデータが記憶されているが、少なくとも、顧客に提供(譲渡、または、貸し渡し)される客層識別用付属品毎に、客層の情報が対応付けて記憶されている(詳細は後記)。
撮影装置15は、カラーCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやカラーCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等から構成される。撮影装置15は、CPU101の制御の下で撮影を行う撮影手段である。撮影装置15は、例えば30fps(frame per second)の動画像の撮影を行う。撮影装置15が所定のフレームレートで順次撮影したフレーム画像(撮影画像)は、RAM102に保存される。
バックライト光源17は、CPU101の制御の下で、撮影装置15によってトレー3やトレー3の上の商品等を撮影する際に撮影画像がより鮮明になるように、トレー3の下からバックライトを上向きに照射する。これにより、照明装置からの照明光や店内の他の照明によって形成される撮影領域151内の影を薄くし、画像処理の精度を高めることができる。
キャッシュドロワ13は、CPU101の指示により開放制御される。
プリンタ14は、例えば熱転写プリンタであり、レシートを印字する。具体的には、プリンタ14は、商品の会計時にCPU101の指示により、会計の内容をレシートに印字する。
スピーカ18は、予め設定された報知音等を発生する。スピーカ18は、CPU101の制御の下で警告音や音声による報知を行う。
図3は、本実施形態における売上処理装置1を示す論理ブロック図である。
売上処理装置1のCPU101(図2参照)は、ROM103(図2参照)に格納された不図示のプログラムを実行することにより、処理部9を具現化する。処理部9は、画像記憶部91と、オブジェクト認識処理部92と、確定通知部93と、候補商品提示部94と、入力取得部95と、売上登録部96と、情報出力部97と、レポート出力部98と、を含んで構成される。このオブジェクト認識処理部92は、物体検出部921と、類似度演算部922と、類似度判断部923とを備えている。
処理部9は、画像撮影時に商品を認識する際に、客層識別用付属品の有無を判別し、客層識別用付属品があれば記憶部104を参照して対応する客層の情報を取得し、認識した商品の売上登録処理(売上マスタ107への登録処理)を行うと共に、取得した客層の情報の登録処理(売上マスタ107への登録処理)を行う。
処理部9は、記憶部104に格納されたオブジェクト認識用データ105と、商品内容データ106と、売上マスタ107とを参照する。
オブジェクト認識用データ105は、商品等(パンや付属品)の種類毎にモデル化された特徴量を組み合わせたテンプレート情報等で構成される。これらの情報は、オブジェクト認識用データ105に予め登録されている。オブジェクト認識用データ105は、店舗に陳列して販売する商品等の各々について、商品等の名称またはID(IDentifier)と、その商品等の特徴量との関連付けが設定されたデータファイルであり、商品等の認識用の辞書データとして機能する(図7で後記)。
商品内容データ106は、商品の内容情報が設定されたデータファイルである。商品内容データ106には、商品の内容情報として、商品の名称またはID、単価等が設定される(図8で後記)。
売上マスタ107は、商品の売上登録を記録するファイルであり、販売日時、販売商品、売上金額等のほかに、顧客の客層が記録される(図9で後記)。
画像記憶部91は、撮影装置15が撮影したフレーム画像(カラーデジタル画像)を順次取り込んで記憶する。
物体検出部921は、エッジ検出等を用いて、取り込んだフレーム画像における商品等の候補となる画像を背景から分離する、すなわち識別対象の物体だけを切り出して検出する。具体的には、顧客がトレー3を撮影台16に載せて、オペレータが撮影を指示すると、処理部9は、撮影装置15によって撮影台16上の撮影領域151を撮影する。物体検出部921は、取り込まれたフレーム画像を二値化して輪郭線を抽出する。次いで物体検出部921は、前回のフレーム画像から抽出された輪郭線と、今回のフレーム画像から抽出された輪郭線とを比較して、画像を輪郭線に囲まれた各領域に分離して、物体を検出する。
類似度演算部922は、個々の商品等の種類を、検出された各物体の分離画像に基づいて識別する。類似度演算部922は、各分離画像について、大きさ、形状、色、絵柄のうち少なくとも1つ以上の状態を特徴量として演算する。類似度演算部922は更に、各分離画像の特徴量と、オブジェクト認識用データ105に記録された商品等の各特徴量とをそれぞれ比較することで、各分離画像とオブジェクト認識用データ105に記録された商品等との類似度をそれぞれ算出する。
ここで、類似度とは、オブジェクト認識用データ105に記録されている商品等がリファレンスとして想定する物体(画像)の特徴量を100%の類似度とした場合に、各分離画像の特徴量がどの程度まで類似しているかを示すものである。なお、類似度演算部922は、特徴量が複数種類ある場合には複数の特徴量に基づいて総合評価をするが、そのとき、特徴量ごとに重み付けをしてもよい。
このように、画像中に含まれる物体を認識することは一般物体認識(generic object recognition)と呼ばれている。例えば、下記の柳井啓司著の「一般物体認識の現状と今後」では、一般物体認識の研究のサーベイを手法に加えて、データセット、評価ベンチマークを行い、更にその今後について展望している。
柳井啓司,「一般物体認識の現状と今後」,[online]、情報処理学会論文誌,2007年11月15日,Vol.48,No.SIG16、1-24頁,[平成26年10月31日検索],インターネット<URL:http://mm.cs.uec.ac.jp/IPSJ-TCVIM-Yanai.pdf>
また、画像をオブジェクト(物体)ごとに領域分割することによって一般物体認識を行う技術は、例えば、下記の文献において解説されている。
Jamie Shottonら,“Semantic Texton Forests for Image Categorization and Segmentation”, Computer Vision and Pattern Recognition, 2008. CVPR 2008. IEEE Conference on,[平成26年10月31日検索],インターネット<URL:http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.145.3036&rep=rep1&type=pdf>
なお、撮影画像の特徴量と、オブジェクト認識用データ105に記録された商品等の特徴量との類似度の算出方法は特に問わないものとする。例えば、撮影画像の特徴量と、オブジェクト認識用データ105に記録された各商品等の特徴量との類似度を絶対評価として算出してもよいし、相対評価として算出してもよい。
類似度を絶対評価として算出する場合には、分離画像の特徴量と、オブジェクト認識用データ105として記憶された商品等の特徴量とを1対1で比較し、この比較の結果算出される類似度(0〜100%)をそのまま採用すればよい。
また、類似度を相対評価として算出する場合には、各商品等との類似度の総和が1.0(100%)となるよう算出する。例えば、オブジェクト認識用データ105として商品A,B、付属品M,Nの特徴量が記憶されていたとする。このとき分離画像について、例えば、商品Aに対して類似度が0.65、商品Bに対しては類似度が0.2、付属品Mに対しては類似度が0.1、付属品Nに対しては類似度が0.05、等のように算出する。
類似度判断部923は、物体の分離画像ごとに、所定のアルゴリズムにより、類似度演算部922が算出した類似度に基づいて、例えば、対応する商品等に関して次の3択で判断する。
(1)分離画像に対応する商品等(商品、付属品)が一意に決定された。
(2)分離画像に対応する商品等(商品、付属品)の候補が1つ以上存在する。
(3)分離画像に対応する商品等(商品、付属品)が無いと決定する。
この判断のための条件として、例えば、記憶部104は、次に説明する条件X,Yを予め記憶している。以下、類似度の算出方法が絶対評価の場合を例にとって説明する。
条件Xは、充足すれば上記(1)と判断するための条件である。条件Xは、例えば、「類似度の一番大きい商品等の類似度が90%以上」、かつ、「類似度の一番大きい商品等の類似度と、類似度の二番目に大きい商品等の類似度の差が20%以上」である。具体的には、例えば、ある分離画像の物体について、類似度の一番大きい商品等が類似度95%の商品Aで、その次が類似度60%の商品Bであったとする。このとき条件Xを満たすので、分離画像に対応する商品Aが一意に決定される。
条件Xを満たさない場合、条件Yが用いられる。
条件Yは、充足すれば上記(2)と判断するための条件である。条件Yは、例えば、「類似度60%以上の商品等が1つ以上あること」である。具体的には、例えば、ある分離画像の物体について、類似度の一番大きい商品等が類似度80%の商品Aで、二番目が類似度75%の商品Bで、三番目が類似度65%の商品Cで、四番目が類似度55%の商品Dであったとする。このとき条件Yを満たすので、分離画像に対応する候補として類似度60%以上の対象である商品A,B,Cが存在すると判断する。
条件X,Yを両方とも満たさない場合、上記(3)と判断する。なお、上記した条件X,Yは一例であり、これらに限定されない。
また、類似度の算出方法が相対評価の場合も、同様にして条件を設定すればよい。
確定通知部93は、類似度判断部923が上記(1)と判断した分離画像の物体について、商品等が一意に確定されたことを、ディスプレイ12Aや顧客用ディスプレイ11による表示やスピーカ18による音声出力等によってオペレータや顧客に報知する。
より詳細には、確定通知部93は、類似度判断部923が上記(1)と判断した分離画像を、例えば、緑の枠線と共に顧客用ディスプレイ11やディスプレイ12Aに表示することで、分離画像に対応した商品等が一意に確定されたことを示す。
候補商品提示部94は、類似度判断部923が上記(2)と判断した分離画像を、例えば、黄色の枠線と共にディスプレイ12Aや顧客用ディスプレイ11に表示することで、分離画像に対応した商品等の候補が1つ以上存在することを示す。更に、この分離画像をオペレータがタッチパネル12Bを介してタッチすることで、ディスプレイ12Aには、商品等の候補である写真画像および商品名が、類似度の高いものから順に表示される。
このとき候補商品提示部94は、条件Yを満たした商品等の写真画像および商品名をオブジェクト認識用データ105および商品内容データ106から読み出し、類似度演算部922が算出した類似度の高いものから、ディスプレイ12Aに順次表示させる。
なお、ディスプレイ12Aに商品等の候補の写真画像が表示されていても、これら商品等の候補に対する選択操作がない場合には、撮影装置15による撮影と、画像記憶部91による画像の記憶処理と、物体検出部921による物体の検出処理と、類似度演算部922による類似度の演算処理とは継続される。
入力取得部95は、タッチパネル12Bを介してディスプレイ12Aの表示に対応する各種入力操作を受け付ける。例えば、上記(2)と判断され、黄色の枠線と共にディスプレイ12Aに分離画像が表示された場合、入力取得部95は、オペレータによるタッチパネル12Bを用いた分離画像の選択のタッチ入力操作を受け付ける。更に、商品等の候補の1つ以上の画像がディスプレイ12Aに表示された場合、オペレータによるタッチパネル12Bを用いた商品選択のタッチ入力操作を受け付ける。
売上登録部96は、商品等の名称またはIDに基づいて、オブジェクト認識用データ105、商品内容データ106を参照し、その商品等の売上登録を行う。具体的には、売上登録部96は、例えば、販売日時、販売商品、売上金額等に加えて、顧客の客層を一時的にRAM102等に記録して売上の仮登録を行う。売上登録部96は更に、RAM102等に記録した売上の仮登録情報を売上マスタ107等に記録して、売上登録を行う。
情報出力部97は、上述のようにして確定された確定商品等の商品IDと、これに対応する商品分類、商品名、単価、販売個数等を顧客用ディスプレイ11、ディスプレイ12Aに表示し、プリンタ14に出力する。
レポート出力部98は、売上マスタ107を参照し、売上情報に基づいて商品別の売上レポートを出力し、また、客層別の情報に基づいて客層別の分析処理を実行し、その分析処理に基づいた客層別分析レポートを出力する(詳細は図11、図12で後記)。
図4は、本実施形態における客層識別用付属品としてのコースター4の例を示す図である。本実施形態では、説明を簡潔にするために、客層を、成人男性、成人女性、男児、女児の4種類に分けている。
図4(a)に示すように、成人男性用コースター4A(4)は、円形で青色無地のコースターである。
図4(b)に示すように、成人女性用コースター4B(4)は、輪郭が花柄イメージで波打った形状の略円形で赤色無地のコースターである。
図4(c)に示すように、男児用コースター4C(4)は、円形で青色無地の背景にロケットの絵柄を施したコースターである。
図4(d)に示すように、女児用コースター4D(4)は、輪郭が花柄イメージで波打った形状の略円形で赤色無地の背景にウサギの絵柄を施したコースターである。
このように、4種類のコースター4(4A〜4D)は、青色が男性用、赤色が女性用、そして、絵柄無しが成人用、絵柄有りが子供用となっているので、オペレータ(店員)にとってわかりやすい。したがって、オペレータ(店員)は、顧客から飲み物の注文を受けたとき、その顧客の容姿(顔など)を見て、成人男性、成人女性、男児、女児のいずれの客層であるかを認識し、その客層に対応するコースター4(4A〜4Dのいずれか)を容易に選び、トレー3に載せることができる。
図5A〜図5Dは、本実施形態における画面遷移の例を示す図である。この画面は、タッチディスプレイ12(図2参照)に表示される。また、顧客が男児である場合を例にとって説明する。
図5Aは、メロンパン5A(5)を載せたトレー3が撮影台16に置かれたときの画面の例を示す図である。
当初、タッチディスプレイ12には、撮影装置15によるスルー画が表示される。顧客(男児)は、トレー3に商品であるメロンパン5A(5)を載せて、このトレー3を撮影台16に載せる。その後、顧客(男児)は、所望の飲み物をオペレータである店員に注文する。
オペレータは、画面右下の撮影ボタンにタッチして撮影を開始すると共に、顧客(男児)からアイス紅茶・Sサイズの注文を受けると、このトレー3に客層識別用付属品である男児用コースター4C(4)と付属品であるストロー6を載せる。これにより、タッチディスプレイ12には、図5Bの画面が表示される。
図5Bは、トレー3に、メロンパン5A(5)に加えて男児用コースター4C(4)とストロー6とが置かれたときの画面の例を示す図である。この画面で、メロンパン5A(5)には緑の輪郭(破線で図示)が付与され、メロンパン5A(5)の分離画像に対応した商品等が一意に確定されたことを示す。また、メロンパン5A(5)に対応して、商品の内容を示す「メロンパン・180円」のウインドウが表示される。また、この画面で、男児用コースター4C(4)とストロー6にも緑の輪郭(破線で図示)が付与され、それぞれの分離画像に対応した商品等が一意に確定されたことを示す。
次に、オペレータは、アイス紅茶・Sサイズ7をトレー3に載せる。これにより、タッチディスプレイ12には、図5Cの画面が表示される。図5Cは、トレー3の上のコースター4にアイス紅茶・Sサイズ7が更に置かれたときの画面の例を示す図である。この画面で、更にアイス紅茶・Sサイズ7にも緑の輪郭(破線で図示)が付与され、アイス紅茶・Sサイズ7の分離画像に対応した商品等が一意に確定されたことを示す。また、アイス紅茶・Sサイズ7に対応して、商品の内容を示す「アイス紅茶S・130円」のウインドウが表示される。
この後、オペレータ(店員)は、画面右下の確定ボタンをタッチする。これにより、タッチディスプレイ12には、図5Dの画面が表示される。図5Dは、精算画面の例を示す図である。
タッチディスプレイ12には、商品名と単価と個数とが列挙して表示され、更に合計金額が表示される。オペレータが画面右下の精算ボタンにタッチして精算を実行すると、これらの商品の販売に関する情報が客層情報と共に売上マスタ107に登録される。
図6は、本実施形態における売上処理装置1の動作を示すアクティビティ図である。
売上処理装置1は、電源がオンされると、モードM10のスルー画表示モードに遷移する。
モードM10は、スルー画表示モードである。このとき売上処理装置1は、撮影装置15のスルー画をそのままタッチディスプレイ12に表示する。具体的には、このスルー画とは、図5Aに例示した画面である。モードM10において画面上の撮影ボタンがタッチされると、売上処理装置1はモードM11に遷移する。
モードM11は、商品等認識処理モードである。このとき売上処理装置1は、撮影装置15による撮影画像にオブジェクト認識処理を行い、商品等を認識する。商品等認識処理の詳細は、後記する図10で詳細に説明する。モードM11において商品等認識処理が終了すると、売上処理装置1はモードM12に遷移する。
モードM12は、認識結果表示モードである。このとき売上処理装置1は、商品等認識処理の結果を表示する。具体的には、この商品等認識処理の結果の表示とは、図5B、5Cに例示した画面である。なお、モードM11、モードM12では、類似度判断部923が前記した「(2)分離画像に対応する商品等(商品、付属品)の候補が1つ以上存在する。」と判断した場合の各処理、すなわち、分離画像を黄色の枠線で囲った表示や、候補である写真画像等の表示およびその選択入力受付等も行う。モードM12において画面上の確定ボタンがタッチされると、売上処理装置1はモードM13に遷移する。
モードM13は、精算画面表示モードである。このとき売上処理装置1は、精算画面を表示してオペレータに確認を促す。具体的には、この精算画面表示とは、図5Dに例示した画面である。モードM13において画面上の精算ボタンがタッチされると、売上処理装置1はモードM14に遷移する。
モードM14は、売上マスタ登録処理モードである。このとき売上処理装置1は、販売日時、販売商品、売上金額等のほかに、顧客の客層を売上マスタ107に登録する。
モードM14の後、売上処理装置1は、一連の処理を終了する。
図7は、本実施形態におけるオブジェクト認識用データ105の一例を示す図である。
オブジェクト認識用データ105は、商品等に係る特徴量欄105aと、画像リンク欄105bと、種別欄105cと、対応する商品等名称欄105dと、客層欄105eと、を含んで構成される。なお、オブジェクト認識用データ105は、これらの欄に限定されず、オブジェクト認識に係る任意のデータの欄を含んでもよい。
特徴量欄105aは、この商品等(パンや付属品)の種類毎にモデル化された特徴量を格納する。
画像リンク欄105bは、この商品等に係るリファレンス画像のリンクを格納する。特徴量欄105aに格納された特徴量は、このリファレンス画像の大きさ、形状、色、絵柄の状態等を示す情報である。類似度判断部923は、特徴量欄105aを参照することにより、分離画像に係る物体がどの商品等と類似度が高いかを判断することができる。
種別欄105cは、この商品等が、商品そのもの、客層識別用付属品、客層識別用付属品以外の付属品のいずれであるかの種別を格納する。本実施形態において、客層識別用付属品は、コースター4であるが、これに限定されず、トレー3、カゴ、スプーン、フォーク、箸、ストロー、ナプキン等であってもよい。
商品等名称欄105dは、この商品等の名称を格納する。種別欄105cに「商品」が格納されているとき、商品等名称欄105dには、商品の商品名が格納される。また、種別欄105cに「客層識別用付属品」が格納されているとき、商品等名称欄105dには、この客層識別用付属品に対応する名称が格納される。
客層欄105eは、種別欄105cに「客層識別用付属品」が格納されている場合に、その客層識別用付属品に対応する客層が格納される。処理部9は、一意に確定した商品等に係る種別欄105cが「客層識別用付属品」であるとき、この客層欄105eを参照することで、対応する客層を認識することができる。具体的には、処理部9は、種別欄105cが「客層識別用付属品」で、客層欄105eが「成人男性」であるとき、対応する客層が「成人男性」であることを認識することができる。
図8は、本実施形態における商品内容データ106の一例を示す図である。
商品内容データ106は、商品名欄106aと、画像リンク欄106bと、単価欄106cとを含んで構成される。なお、商品内容データ106は、これらの欄に限定されず、商品に係る任意の内容データの欄を含んでもよい。
商品名欄106aには、商品の商品名が格納される。
画像リンク欄106bには、商品の画像リンクが格納される。
単価欄106cには、商品の単価が格納される。売上処理装置1の売上登録部96は、この単価欄106cを参照して、売上を算出する。
図9は、本実施形態における売上マスタ107の例を示す図である。
売上マスタ107は、顧客No.欄107aと、販売日時欄107bと、販売商品欄107cと、売上金額欄107dと、客層欄107eと、を含んで構成される。なお、売上マスタ107は、これらの欄に限定されず、売上に係る任意のデータの欄を含んでもよい。
顧客No.欄107aには、商品を購入した顧客毎のシリアルナンバーが格納される。
販売日時欄107bには、販売日時が格納される。
販売商品欄107cには、販売商品の名称が格納される。
売上金額欄107dには、売上金額が格納される。
客層欄107eには、商品を購入した顧客の客層が格納される。売上処理装置1の売上登録部96は、オブジェクト認識用データ105(図7)の種別欄105c、客層欄105eを参照し、客層識別用付属品(コースター4A〜4D)に対応する客層をこの客層欄107eに登録する。
図10は、本実施形態における商品等認識処理(図6のモードM11)を示すフローチャートである。
顧客がトレー3を撮影台16に載せて、オペレータがタッチディスプレイ12上の撮影ボタンをタッチすると(図5A参照)、処理部9は、一連の処理を開始する。
ステップS1において、処理部9は、撮影装置15に撮影オン信号を出力して画像のキャプチャ(撮影)を開始する。画像記憶部91は、撮影装置15が撮影したフレーム画像(撮影画像)をRAM102に記憶する。
ステップS2において、オブジェクト認識処理部92は、画像記憶部91が記憶したフレーム画像に対して、一連のオブジェクト認識処理を行う。この処理において、物体検出部921は、商品等である物体の分離画像の認識(検出)を試みる。類似度演算部922は、検出した分離画像から特徴量を演算し、各商品等との類似度を算出する。更に類似度判断部923が、前記所定のアルゴリズムにより、対応する商品等を判定する。
具体的には、トレー3にメロンパン5A(5)と男児用コースター4C(4)とストロー6とが載っているとき(図5B参照)、物体検出部921は、メロンパン5A(5)の分離画像と、男児用コースター4C(4)の分離画像と、ストロー6の分離画像とを検出する。類似度演算部922は、メロンパン5A(5)の分離画像と、男児用コースター4C(4)の分離画像と、ストロー6の分離画像とから、それぞれの特徴量を読み取り、各商品等との類似度を算出する。類似度判断部923は、前記所定のアルゴリズムにより、メロンパン5A(5)の分離画像のオブジェクトがメロンパンであり、男児用コースター4C(4)の分離画像のオブジェクトが男児用コースターであり、ストロー6の分離画像のオブジェクトがストローであると判定する。
同様に、トレー3にアイス紅茶・Sサイズ7が追加されたとき(図5C参照)、物体検出部921は、アイス紅茶・Sサイズ7の分離画像を検出する。類似度演算部922は、アイス紅茶・Sサイズ7の分離画像から、特徴量を読み取り、各商品等との類似度を算出する。類似度判断部923は、前記所定のアルゴリズムにより、アイス紅茶・Sサイズ7の分離画像のオブジェクトがアイス紅茶・Sサイズであると判定する。
次に、処理部9は、認識したオブジェクト分、ステップS3〜S10の処理を繰り返す。この繰り返し処理により、商品販売情報と客層情報の仮登録が行われる。ここで、商品販売情報と客層情報の仮登録とは、売上マスタ107以外の任意の記憶領域(例えばRAM102)に、それら情報を一時的に格納することをいう。
ステップS4において、売上登録部96は、客層識別用付属品を検出したか否かを判定し、Yesの場合はステップS5に進み、Noの場合はステップS7に進む。具体的には、売上登録部96は、オブジェクト認識用データ105の種別欄105c(図7)を参照し、認識したオブジェクトであるメロンパン5A(5)、男児用コースター4C(4)、ストロー6、アイス紅茶・Sサイズ7のうち、「種別」が「客層識別用付属品」になっている男児用コースター4C(4)についてだけ「Yes」なのでステップS5に進み、残り3つのメロンパン5A(5)とストロー6とアイス紅茶・Sサイズ7については「No」なのでステップS7に進む。
ステップS5において、売上登録部96は、客層を検索する。具体的には、売上登録部96は、オブジェクト認識用データ105の客層欄105e(図7参照)を検索し、男児用コースター4C(4)に対応する客層が「男児」であることを特定する。ステップS5の後、ステップS6に進む。
ステップS6において、売上登録部96は、この客層を売上に仮登録する。具体的には、売上登録部96は、この販売に関する顧客の客層が「男児」であることを一時的にRAM102等に記録して売上の仮登録を行う。ステップS6の後、ステップS7に進む。
ステップS7において、売上登録部96は、商品を検出したか否かを判定し、Yesの場合はステップS8に進み、Noの場合はステップS10に進む。具体的には、売上登録部96は、オブジェクト認識用データ105の種別欄105c(図7)を参照し、認識したオブジェクトであるメロンパン5A(5)、男児用コースター4C(4)、ストロー6、アイス紅茶・Sサイズ7のうち、「種別」が「商品」になっているメロンパン5A(5)とアイス紅茶・Sサイズ7について「Yes」なのでステップS8に進み、残り2つの男児用コースター4C(4)とストロー6については「No」なのでステップS10に進む。なお、ストロー6の「種別」は「付属品(客層識別用付属品以外の付属品)」である。
ステップS8において、売上登録部96は、商品を検索する。具体的には、売上登録部96は、オブジェクト認識用データ105の商品等名称欄105d(図7参照)を検索し、メロンパン5A(5)に対応する商品が「メロンパン」で、アイス紅茶・Sサイズ7に対応する商品が「アイス紅茶・Sサイズ」であることを特定する。ステップS8の後、ステップS9に進む。
ステップS9において、売上登録部96は、この商品を売上に仮登録する。具体的には、売上登録部96は、販売した商品が「メロンパン」と「アイス紅茶・Sサイズ」であることを一時的にRAM102等に記録して売上の仮登録を行う。
処理部9は、認識したオブジェクト分、ステップS3〜S10の処理を繰り返した後、処理を終了する。
なお、図6のアクティビティ図からわかるように、図10のモードM11において仮登録した販売商品情報と客層情報は、最終的に、モードM14の売上マスタ登録処理モードにおいて、売上登録部96によって売上マスタ107に反映(登録)される。
このように、本実施形態の売上処理装置1によれば、トレー3上の商品(パン5など)と一緒に客層識別用付属品(コースター4)もオブジェクト認識させることで、客層の情報の登録を簡易に行うことができる。
そして、このように客層の情報を登録(収集)することで、ベーカリー等の商品販売店において、マーケティング等を戦略的に行い、売上や顧客満足度の向上等を図ることができる。具体的には、例えば、客層別分析レポートを出力することで、客層別に売れ筋の商品を調べ、それを元に効率的に商品発注や新商品開発等を行うことができる。この客層別分析レポートの出力の例について、図11、図12を参照して説明する。
図11は、本実施形態における客層別分析レポート出力処理を示すフローチャートである。ここで、記憶部104の売上マスタ107には、売上登録処理に基づいて各商品の売上情報を収集して記憶する売上情報収集メモリ(売上情報記憶手段)や、客層登録処理に基づいて客層別の情報(客層別の総客数、客層別の総売上数、客層別の総売上金額、商品毎の客層別客数、商品毎の客層別売上数、商品毎の客層別売上金額等)を収集して記憶する客層別収集メモリ(客層別記憶手段)が設けられている。そして、レポート出力部98は、それらの各メモリの内容に基づいて、日々の商品別売上レポートや期間別レポート等に加えて、客層別分析レポートを出力することができる。
ステップS11において、レポート出力部98は、売上マスタ107の売上情報収集メモリから売上情報を読み出す。
次に、ステップS12において、レポート出力部98は、売上マスタ107の客層別収集メモリを参照し、客層別の分析処理を実行し、客層別に、商品毎の客数、売上数、売上金額を集計する。
次に、ステップS13において、売上マスタ107の客層別収集メモリを参照すると共に、ステップS12における集計結果を用いて、客層別の分析処理を実行し、客層別に、総客数、総売上数、総売上金額およびそれらの比率を算出する。
次に、ステップS14において、レポート出力部98は、所定のフォーマットを用いて、ステップS12、S13での処理結果に基づいた客層別分析レポートを出力(例えばタッチディスプレイ12に表示)する。
図12は、本実施形態における客層別分析レポートの例を示す図である。図12に示すように、客層別分析レポートでは、分析対象日に関して、客層別に、上から順に、総客数およびその比率、総売上数およびその比率、総売上金額およびその比率、ならびに、商品毎(商品別)の客数、売上数、売上金額の情報が表示される。
ベーカリー等の商品販売店の経営者やスタッフ等は、この客層別分析レポートを見ることで、客層別の売れ筋の商品等を知ることができ、それを元に効率的に商品発注や新商品開発等を行うことができる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(g)のようなものがある。
(a)上記実施形態では、客層識別用付属品としてコースター4を採用した。しかし、これに限られず、例えば、客層識別用付属品としてトレー3を採用してもよい。図13は、客層識別用付属品としてのトレー3を示す図である。
図13(a)に示すように、成人男性用トレー3A(3)は、半透明の水色のトレーである。
図13(b)に示すように、成人女性用トレー3B(3)は、半透明のピンク色のトレーである。
図13(c)に示すように、男児用トレー3C(3)は、半透明の水色で、成人男性用トレー3A(3)よりも小さなトレーである。
図13(d)に示すように、成人女性用トレー3D(3)は、半透明のピンク色で、成人女性用トレー3B(3)よりも小さなトレーである。
このように、4種類のトレー3(3A〜3D)は、水色が男性用、ピンク色が女性用、そして、小さいサイズが子供用となっているので、オペレータ(店員)にとってわかりやすい。したがって、オペレータ(店員)は、顧客にトレー3を渡すとき、その顧客の容姿(顔など)を見て、成人男性、成人女性、男児、女児のいずれの客層であるかを認識し、その客層に対応するトレー3(3A〜3Dのいずれか)を容易に選び、その顧客に渡すことができる。
(b)上記実施形態および上記変形例(a)では、客層識別用付属品(コースター4、トレー3)を店員が選んで顧客に渡すものとした。しかし、これに限られず、顧客が自分の客層に合った客層識別用付属品を自分で選んで取るようにしてもよい。つまり、客層識別用付属品は、売上登録処理の対象の商品に対応する付属品等として店員から提供される物品あるいは顧客自ら取得する物品であり、複数の客層毎に予め店内に用意されていればよい。
(c)上記実施形態および上記変形例(a)では、客層を、成人男性、成人女性、男児、女児の4種類に分けた。しかし、これに限られず、例えば、男女それぞれを年齢層毎に区分して、9歳以下、10歳〜19歳、20歳〜29歳、30歳〜39歳、40歳〜49歳、50歳〜59歳、60歳〜69歳、70歳以上に分け、それぞれの客層に対応する客層識別用付属品を用いるようにしてもよい。
(d)上記実施形態では、商品をパンと飲料とした。しかし、それら以外のもの、例えば、キャベツやにんじん等に代表される野菜や、リンゴや梨等に代表される果物や、ちくわ・天ぷら等に代表される調理品や、手作りのぬいぐるみ、こけし等の物品等を商品としてもよい。つまり、形態として完全な同一物ではないが、同じような似通った形態を有する製造物・生産品が、オブジェクト認識を利用した売上処理装置1の認識対象となり得る。したがって、ベーカリー以外のスーパー、コンビニエンスストア、玩具店、土産販売店等に売上処理装置1を用いてもよい。
(e)上記実施形態では、バックライトによって半透明なトレー上のパンやコースター等を照らして撮影している。しかし、これに限られず、不透明なトレーを使い、上方からの照明によってトレー上のパンやコースター等を照らして撮影してもよい。
(f)上記実施形態および上記変形例(a)では、客層毎に、客層識別用付属品(コースター4、トレー3)を、大きさ、色、形状、絵柄の違いを利用して対応させた。しかし、これに限られず、例えば、客層毎に、それら以外に客層識別用付属品の数量の違いも利用して対応させてもよい。例えば、ナプキンを客層識別用付属品として、成人男性には水色のナプキンを1枚、成人女性にはピンク色のナプキンを1枚、男児には水色のナプキンを2枚、女児にはピンク色のナプキンを2枚、をそれぞれ対応させるようにしてもよい。
(g)客層識別用付属品は、上記したもののほかに、顧客に提供される景品(おもちゃ等)、リーフレット、広告チラシ、ポイントカード、クーポン、スクラッチカードなどであってもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
画像撮影により商品を認識することによって当該商品の売上登録処理を行う売上処理装置であって、
顧客に提供される客層識別用物品毎に、客層の情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
前記画像撮影時に商品を認識する際に、前記客層識別用物品がその撮影画像内にあれば、前記記憶手段を参照して当該客層識別用物品に対応する客層の情報を取得し、前記認識した商品の売上登録処理を行うと共に、前記取得した客層の情報の登録処理を行う制御手段と、
を備えたことを特徴とする売上処理装置。
<請求項2>
前記記憶手段には、前記客層識別用物品毎に、大きさ、形状、色、絵柄のうち少なくとも1つ以上の特徴量が、前記客層の情報に対応付けて記憶されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の売上処理装置。
<請求項3>
前記客層識別用物品は、登録対象の前記商品に対応する付属品として店員から提供される物品あるいは顧客自ら取得する物品であり、複数の客層毎に予め店内に用意される物品である、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の売上処理装置。
<請求項4>
前記売上登録処理に基づいて各商品の売上情報を収集して記憶する売上情報記憶手段と、
前記客層登録処理に基づいて客層別の情報を収集して記憶する客層別記憶手段と、
前記売上情報記憶手段に記憶された売上情報に基づいて商品別の売上レポートを出力し、また、前記客層別記憶手段に記憶された客層別の情報に基づいて客層別の分析処理を実行し、その分析処理に基づいた客層別分析レポートを出力するレポート出力手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の売上処理装置。
<請求項5>
画像撮影により商品を認識することによって当該商品の売上登録処理を行う売上処理装置のコンピュータを制御する売上処理方法であって、
前記コンピュータを、
顧客に提供される客層識別用物品毎に、客層の情報を対応付けて記憶する記憶手段、
前記画像撮影時に商品を認識する際に、前記客層識別用物品がその撮影画像内にあれば、前記記憶手段を参照して当該客層識別用物品に対応する客層の情報を取得し、前記認識した商品の売上登録処理を行うと共に、前記取得した客層の情報の登録処理を行う制御手段、
として機能させるようにした売上処理方法。
1 売上処理装置
101 CPU (制御手段の一例)
102 RAM
103 ROM
104 記憶部 (記憶手段の一例)
105 オブジェクト認識用データ
106 商品内容データ
107 売上マスタ
11 顧客用ディスプレイ
12 タッチディスプレイ
12A ディスプレイ
12B タッチパネル
13 キャッシュドロワ
14 プリンタ
15 撮影装置 (撮影手段の一例)
151 撮影領域
16 撮影台
17 バックライト光源
18 スピーカ
2 カウンタ台
3、3A〜3D トレー (客層識別用物品の一例)
4、4A〜4D コースター (客層識別用物品の一例)
5 パン (商品の一例)
5A メロンパン (商品の一例)
6 ストロー
7 アイス紅茶・Sサイズ
9 処理部
91 画像記憶部
92 オブジェクト認識処理部
921 物体検出部
922 類似度演算部
923 類似度判断部
93 確定通知部
94 候補商品提示部
95 入力取得部
96 売上登録部
97 情報出力部
98 レポート出力部(レポート出力手段の一例)

Claims (5)

  1. 画像撮影により商品を認識することによって当該商品の売上登録処理を行う売上処理装置であって、
    顧客に提供される客層識別用物品毎に、客層の情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記画像撮影時に商品を認識する際に、前記客層識別用物品がその撮影画像内にあれば、前記記憶手段を参照して当該客層識別用物品に対応する客層の情報を取得し、前記認識した商品の売上登録処理を行うと共に、前記取得した客層の情報の登録処理を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする売上処理装置。
  2. 前記記憶手段には、前記客層識別用物品毎に、大きさ、形状、色、絵柄のうち少なくとも1つ以上の特徴量が、前記客層の情報に対応付けて記憶されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の売上処理装置。
  3. 前記客層識別用物品は、登録対象の前記商品に対応する付属品として店員から提供される物品あるいは顧客自ら取得する物品であり、複数の客層毎に予め店内に用意される物品である、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の売上処理装置。
  4. 前記売上登録処理に基づいて各商品の売上情報を収集して記憶する売上情報記憶手段と、
    前記客層登録処理に基づいて客層別の情報を収集して記憶する客層別記憶手段と、
    前記売上情報記憶手段に記憶された売上情報に基づいて商品別の売上レポートを出力し、また、前記客層別記憶手段に記憶された客層別の情報に基づいて客層別の分析処理を実行し、その分析処理に基づいた客層別分析レポートを出力するレポート出力手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の売上処理装置。
  5. 画像撮影により商品を認識することによって当該商品の売上登録処理を行う売上処理装置のコンピュータを制御する売上処理方法であって、
    前記コンピュータを、
    顧客に提供される客層識別用物品毎に、客層の情報を対応付けて記憶する記憶手段、
    前記画像撮影時に商品を認識する際に、前記客層識別用物品がその撮影画像内にあれば、前記記憶手段を参照して当該客層識別用物品に対応する客層の情報を取得し、前記認識した商品の売上登録処理を行うと共に、前記取得した客層の情報の登録処理を行う制御手段、
    として機能させるようにした売上処理方法。
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