JP2016109036A - 内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システム、及び内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断方法 - Google Patents

内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システム、及び内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断方法 Download PDF

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【課題】吸気酸素濃度センサが正常であるか否かをより正確に診断することができる内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システム及び内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断方法を提供する。【解決手段】システム100は、内燃機関1と、吸気通路11と、排気通路21と、過給機30と、EGR装置40と、吸気酸素濃度センサ16と、コントローラ80と、を備える。コントローラ80は、内燃機関1の運転状態が、EGR停止領域に設定された第1の運転領域にある場合に、第1の判定を行う。そして、第1の判定の判定結果を示す第1のフラグがONである場合に、吸気酸素濃度センサ16は正常であると診断する。【選択図】図1

Description

本発明は内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システム、及び内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断方法に関する。
特許文献1には、内燃機関の吸気通路においてEGRポート及びPCVポートの上流に酸素濃度センサを配置する技術が開示されている。
特開2003−3879号公報
ところで、EGR、すなわち排気再循環を行う内燃機関では、内燃機関の吸気酸素濃度が、EGR率に応じて変化する。EGR率は、吸気に占めるEGRガスの割合であり、EGRガスは、EGRで吸気通路に還流される排気である。このため、吸気酸素濃度センサは、EGR率を検出するのに用いることができる。
しかしながら、吸気酸素濃度センサが異常である場合には、EGR率を正しく検出することができない。このため、吸気酸素濃度センサが正常であるか否かをより正確に診断する技術が望まれる。
本発明は上記に鑑みてなされてものであり、吸気酸素濃度センサが正常であるか否かをより正確に診断することができる内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システム及び内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断方法を提供することを目的とする。
本発明のある態様の内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システムは、内燃機関と、前記内燃機関に導入する吸気を流通させる吸気通路と、前記内燃機関から排出される排気を流通させる排気通路と、前記吸気通路及び前記排気通路に設けられ、前記内燃機関に吸気を圧縮して供給する過給機と、前記排気通路のうち前記過給機よりも下流の部分から前記吸気通路のうち前記過給機よりも上流の部分に排気を還流するEGR装置と、前記吸気通路のうち前記過給機よりも下流の部分に設けられた吸気酸素濃度センサと、を備える。そして、前記内燃機関の運転状態が、前記EGR装置を介して排気を還流するEGRが行われない第1の運転領域にある場合に、前記吸気酸素濃度センサの出力が、前記第1の運転領域において前記内燃機関に導入される吸気に応じた正常出力の範囲として設定される第1の所定範囲内にあるか否かを判定する第1の判定部と、前記第1の判定部が、前記吸気酸素濃度センサの出力が前記第1の所定範囲内にあると判定した場合に、前記吸気酸素濃度センサが正常であると診断する診断部と、をさらに備える。
上記態様のシステムによれば、EGR停止時に吸気酸素濃度センサの出力が正常である場合に、吸気酸素濃度センサが正常であると診断するので、EGRの影響を受けることがない分、吸気酸素濃度センサが正常であるか否かをより正確に診断することができる。
内燃機関の概略構成図である。 コントローラが行う制御の一例をフローチャートで示す図である。 第1の運転領域及び第2の運転領域の設定を示す図である。 診断方法の一例をタイミングチャートで示す図である。 第2実施形態で行う制御の一例をフローチャートで示す図である。 第1の所定範囲及び第2の所定範囲の補正例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は、同一又は対応する構成を示す。
(第1実施形態)
図1は、内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システム100の概略構成図である。以下では、内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システム100を単にシステム100と称す。システム100は、内燃機関1と、吸気系10と、排気系20と、過給機30と、EGR装置40と、第1の供給通路50と、第2の供給通路60と、排気バイパス通路70及びウェイストゲートバルブ71と、コントローラ80と、を備える。
吸気系10は、吸気通路11と、エアフロメータ12と、スロットルバルブ13と、コレクタ14と、コンプレッサ31と、を備える。吸気通路11は、内燃機関1に導入する吸気を流通させる。吸気通路11には、エアフロメータ12、コンプレッサ31、スロットルバルブ13及びコレクタ14が上流側からこの順に設けられる。エアフロメータ12は、吸気の流量を計測する。スロットルバルブ13は、内燃機関1に導入する吸気の量を調節する。コレクタ14は、容積室である。コンプレッサ31は、過給機30のコンプレッサであり、吸気を圧縮する。
吸気系10には、湿度センサ15と、吸気酸素濃度センサ16と、圧力センサ17とが設けられる。湿度センサ15は吸気の湿度を検出する。湿度センサ15は具体的には、エアフロメータ12に内蔵されるかたちで設けられる。このため、湿度センサ15は新気の湿度を検出する。吸気酸素濃度センサ16は、吸気の酸素濃度を検出する。
吸気酸素濃度センサ16は、吸気通路11のうちコンプレッサ31よりも下流の部分に設けられる。吸気酸素濃度センサ16は具体的には、吸気通路11のうちコンプレッサ31及びスロットルバルブ13間の部分に設けられる。圧力センサ17は、吸気の圧力を検出する。圧力センサ17は、吸気通路11のうちスロットルバルブ13よりも下流の部分に設けられる。圧力センサ17は具体的には、コレクタ14に設けられる。
排気系20は、排気通路21と、上流触媒22と、下流触媒23と、消音器24と、タービン32と、を備える。排気通路21は、内燃機関1から排出される排気を流通させる。排気通路21には、タービン32、上流触媒22、下流触媒23及び消音器24が上流側からこの順に設けられる。上流触媒22及び下流触媒23は、排気を浄化する。消音器24は、排気音を低減する。タービン32は、過給機30のタービンであり、排気からエネルギーを回収する。
過給機30はターボチャージャであり、コンプレッサ31と、タービン32と、シャフト33と、を備える。過給機30は、コンプレッサ31が吸気通路11に、タービン32が排気通路21にそれぞれ設けられることで、吸気通路11及び排気通路21に設けられる。過給機30では、タービン32が排気によって回転することで、シャフト33を介してコンプレッサ31が回転し、吸気を圧縮する。過給機30は、このようにして吸気を圧縮し内燃機関1に供給する。
EGR装置40は、EGR通路41と、EGRクーラ42と、EGRバルブ43と、を備える。EGR装置40は、排気通路21のうち過給機30よりも下流の部分から吸気通路11のうち過給機30よりも上流の部分に排気を還流する。
EGR通路41は、排気通路21と吸気通路11とを接続する。EGR通路41は、排気通路21を流通する排気の一部をEGRガスとして吸気通路11に還流する。EGRクーラ42は、EGR通路41を流通するEGRガスを冷却する。EGRバルブ43は、EGR通路41を流通するEGRガスの流量を調節する。
EGR装置40、具体的にはEGR通路41は、排気通路21のうちタービン32よりも下流の部分と、吸気通路11のうちコンプレッサ31よりも上流の部分とを接続する。このように吸気通路11と排気通路21とを接続するEGR通路41は、LPLすなわちロープレッシャーループのEGR経路を形成する。
EGR通路41はさらに具体的には、排気通路21のうち上流触媒22及び下流触媒23間の部分と、吸気通路11のうちエアフロメータ12及びコンプレッサ31間の部分とを接続する。EGR通路41には、差圧センサ44が設けられる。差圧センサ44は、EGR通路41におけるEGRバルブ43の前後差圧を検出する。
第1の供給通路50は、内燃機関1から吸気通路11のうち過給機30よりも上流の部分にブローバイガスを供給する。具体的には、第1の供給通路50は、内燃機関1から吸気通路11のうちエアフロメータ12及びコンプレッサ31間の部分にブローバイガスを供給する。当該部分はさらに具体的には、吸気通路11のうちEGR通路41が接続する部分よりも上流の部分となっている。
第2の供給通路60は、内燃機関1から吸気通路11のうちスロットルバルブ13よりも下流の部分にブローバイガスを供給する。具体的には、第2の供給通路60は、吸気通路11のうちコレクタ14及び内燃機関1間の部分にブローバイガスを供給する。
第1の供給通路50及び第2の供給通路60は、吸気通路11のうち第1の供給通路50が接続する部分11Aと第2の供給通路60が接続する部分11Bとの差圧に応じて、ブローバイガスを供給する。具体的には、部分11Aの圧力である第1の圧力P1が、部分11Bの圧力である第2の圧力P2よりも高い場合に、第2の供給通路60を介してブローバイガスを供給する。また、第1の圧力P1が第2の圧力P2よりも低い場合に、第1の供給通路50を介してブローバイガスを供給する。
第1の供給通路50及び第2の供給通路60は具体的には、内燃機関1のクランクケース内の換気を行うことで、内燃機関1から当該クランクケース内のブローバイガスを含むガスを排出する。また、排出したガスを吸気通路11に供給することで、当該ガスに含まれた状態でブローバイガスを吸気通路11に供給する。
排気バイパス通路70は、排気通路21に設けられる。排気バイパス通路70は、排気通路21のうちタービン32よりも上流及び下流の部分を接続する。排気バイパス通路70は、タービン32を迂回するように排気を流通させる。
ウェイストゲートバルブ71は、排気バイパス通路70に設けられる。ウェイストゲートバルブ71は、排気バイパス通路70を流通する排気の流量を調節する。ウェイストゲートバルブ71は排気の流量を調節することで、タービン32及びコンプレッサ31の回転速度、すなわち過給機30の回転速度を調整する。
コントローラ80は、電子制御装置であり、コントローラ80には、各種センサ・スイッチ類として、エアフロメータ12や、湿度センサ15や、吸気酸素濃度センサ16や、圧力センサ17や、差圧センサ44のほか、クランク角センサ91やアクセルペダルセンサ92からの信号が入力される。
クランク角センサ91は、所定クランク角ごとにクランク角信号を生成する。クランク角信号は、内燃機関1の回転速度を代表する信号として用いられる。アクセルペダルセンサ92は、システム100を備える車両のアクセルペダルの踏込量を検出する。アクセルペダルの踏込量は、内燃機関1の負荷を代表する信号として用いられる。
コントローラ80は、上述した各種センサ・スイッチ類からの入力信号に基づいて、スロットルバルブ13や、EGRバルブ43や、ウェイストゲートバルブ71を制御する。また、次に説明するように吸気酸素濃度センサ16が正常であるか否かを診断する。
図2は、コントローラ80が行う制御の一例をフローチャートで示す図である。コントローラ80は、図2に示すフローチャートの処理を所定期間毎に繰り返し実行することができる。ステップS1で、コントローラ80は内燃機関1の運転状態を検出する。内燃機関1の運転状態は例えば、内燃機関1の回転速度及び負荷であり、クランク角センサ91及びアクセルペダルセンサ92の出力に基づき検出することができる。
ステップS5で、コントローラ80は、内燃機関1の運転状態が第1の運転領域にあるか否かを判定する。そして、ステップS5で否定判定であれば、ステップS6で、内燃機関1の運転状態が第2の運転領域にあるか否かを判定する。ステップS6で否定判定であれば、本フローチャートの処理を一旦終了する。第1の運転領域及び第2の運転領域は、次に説明するように設定される。
図3は、第1の運転領域及び第2の運転領域の設定を示す図である。図3では、後述するように第1の運転領域及び第2の運転領域を過給機30が過給を行わない非過給域に設定した場合の条件を示す。
第1の運転領域は、EGR通路41を介して排気を還流するEGRが行われない運転領域、すなわちEGR停止領域に設定される。第1の運転領域はさらに、第1の供給通路50を介したブローバイガスの供給、換言すれば部分11Aへのブローバイガスの供給が行われない運転領域に設定される。第1の運転領域は、吸気が新気となる運転領域に設定される。
第2の運転領域は、EGR通路41を介して排気を還流するEGRが行われる運転領域、すなわちEGR実行領域に設定される。第2の運転領域はさらに、部分11Aへのブローバイガスの供給が行われない運転領域に設定される。
部分11Aへのブローバイガスの供給は、第1の圧力P1が第2の圧力P2よりも高い場合に行われない。このため、第1の運転領域及び第2の運転領域は具体的には、第1の圧力P1が第2の圧力P2よりも高くなる運転領域に設定することができる。
過給機30が過給を行わない場合、第2の圧力P2は負圧となり、第1の圧力P1よりも低くなる。すなわち、第1の圧力P1が第2の圧力P2よりも高くなる。このため、第1の運転領域及び第2の運転領域は、非過給領域に設定することができる。第1の運転領域及び第2の運転領域は、内燃機関1の運転状態に応じた領域として実験等に基づき予め設定することができる。
図2に戻り、ステップS5で肯定判定であれば、処理はステップS11に進む。この場合、コントローラ80は、第1の判定として、吸気酸素濃度センサ16の出力が第1の所定範囲R1内にあるか否かを判定する。第1の所定範囲R1は、第1の運転領域において内燃機関1に導入される吸気に応じた正常出力の範囲として設定される。このため、第1の所定範囲R1は具体的には、新気に応じた正常出力の範囲として設定される。
ステップS11で肯定判定であれば、処理はステップS12に進む。ステップS12で、コントローラ80は、第1のフラグをONにする。第1のフラグは、第1の判定で吸気酸素濃度センサ16が正常であると判定したか否かを示すフラグである。ステップS12の後には、処理はステップS31に進む。ステップS31については後述する。
ステップS6で肯定判定であれば、処理はステップS21に進む。ステップS21で、コントローラ80は、EGR率αを算出する。EGR率αは、吸気に占めるEGRガスの割合であり、次の式(1)及び式(2)によって求めることができる。
[数1]
EGR=QALL−QAIR ・・・(1)
[数2]
α=QEGR/QALL ・・・(2)
流量QALLは、内燃機関1に導入される吸気の総流量である。流量QAIRは、新気の流量である。流量QEGRは、EGRガスの流量である。流量QALLは、圧力センサ17の出力に基づき検出することができる。流量QAIRは、エアフロメータ12の出力に基づき検出することができる。流量QEGRは、差圧センサ44の出力に基づき検出されてもよい。EGR率αは、公知技術を含むその他の方法で算出されてもよい。
ステップS21に続きステップS22で、コントローラ80は、算出したEGR率αに基づき第2の所定範囲R2を決定する。第2の所定範囲R2は、EGR率αに応じた正常出力の範囲として設定される。第2の所定範囲R2は、EGR率αに応じて予め設定することができ、ステップS22ではこのように設定された第2の所定範囲R2それぞれのうちから、算出したEGR率αに対応する第2の所定範囲R2を選択することで、第2の所定範囲R2を決定する。
ステップS23で、コントローラ80は、第2の判定として、吸気酸素濃度センサ16の出力が第2の所定範囲R2内にあるか否かを判定する。ステップS23で肯定判定であれば、処理はステップS24に進む。
ステップS24で、コントローラ80は、第2のフラグをONにする。第2のフラグは、第2の判定で吸気酸素濃度センサ16が正常であると判定したか否かを示すフラグである。ステップS24の後には、処理はステップS31に進む。
ステップS31で、コントローラ80は、第1のフラグ及び第2のフラグがONであるか否かを判定する。すなわち、第1の判定で吸気酸素濃度センサ16の出力が第1の所定範囲R1内にあると判定し、且つ第2の判定で吸気酸素濃度センサ16の出力が第2の所定範囲R2内にあると判定したか否かを判定する。否定判定であれば、本フローチャートの処理を一旦終了する。肯定判定であれば、処理はステップS32に進む。この場合、コントローラ80は、吸気酸素濃度センサ16は正常であると診断する。そして、続くステップS33で、第1のフラグ及び第2のフラグをOFFにする。
ステップS11又はステップS23で否定判定であれば、処理はステップS41に進む。この場合、コントローラ80は、異常があると診断する。異常は、吸気酸素濃度センサ16の異常以外の異常を含んでもよい。ステップS33又はステップS41の後には、本フローチャートの処理を終了する。
他の制御例として、コントローラ80は例えば、ステップS31で第1のフラグ又は第2のフラグがONであるか否かを判定してもよい。この場合、第1の判定で吸気酸素濃度センサ16の出力が第1の所定範囲R1内にあると判定した場合、又は第2の判定で吸気酸素濃度センサ16の出力が第2の所定範囲R2内にあると判定した場合に、吸気酸素濃度センサ16は正常であると診断することができる。
図4は、吸気酸素濃度センサ16の診断方法の一例をタイミングチャートで示す図である。図4では、吸気酸素濃度センサ16の正常時の出力変化をEGR率αの変化とともに示す。また、吸気酸素濃度センサ16の出力を当該出力に応じた酸素濃度βで示す。また、第1の運転領域及び第2の運転領域を非過給域に設定した場合を示す。この例では、第1の所定範囲R1及び第2の所定範囲R2を酸素濃度の範囲として示す。
タイミングT0からタイミングT1までは、内燃機関1の運転状態が第1の運転領域に含まれる。このため、タイミングT0からタイミングT1までは、EGR率αがゼロになる。このときには、第1の判定が行われる。この例では、吸気酸素濃度センサ16が正常であるため、酸素濃度βは、第1の所定範囲R1内に収まる。
タイミングT1からは、内燃機関1の運転状態が過給域に移行する。過給域では、EGRが実行される。このため、EGR率αは上昇し、酸素濃度βは低下する。EGR率α及び酸素濃度βは、内燃機関1の運転状態が過給域に移行した後に安定し、タイミングT2まで維持される。
タイミングT2からは、内燃機関1の運転状態が第2の運転領域に移行する。そして、これに応じて、EGR率αは低下し、酸素濃度βは上昇する。内燃機関1の運転状態は、タイミングT3で第2の運転領域に含まれる。タイミングT1及びタイミングT3間では、EGRが実行されるため、第1の判定は行われない。また、内燃機関1の運転状態が過給域に含まれるか、過渡状態であるため、第2の判定も行われない。
タイミングT3からは、第2の判定が行われる。この例では、吸気酸素濃度センサ16が正常であるため、酸素濃度βは、第2の所定範囲R2内に収まる。
次に、システム100の主な作用効果について説明する。システム100は、内燃機関1と、吸気通路11と、排気通路21と、過給機30と、EGR装置40と、吸気酸素濃度センサ16と、コントローラ80と、を備える。コントローラ80は、内燃機関1の運転状態が、EGR停止領域に設定された第1の運転領域にある場合に、第1の判定を行う。そして、第1の判定の判定結果を示す第1のフラグがONである場合に、吸気酸素濃度センサ16は正常であると診断する。
このようなシステム100によれば、EGR停止時に吸気酸素濃度センサ16の出力が正常である場合に、吸気酸素濃度センサ16が正常であると診断するので、診断結果がEGRの影響を受けることがない。したがって、EGRの影響を受けることがない分、吸気酸素濃度センサが正常であるか否かをより正確に診断することができる。
システム100では、コントローラ80はさらに、EGR実行領域に設定された第2の運転領域にある場合に、第2の判定を行う。そして、第1の判定の判定結果を示す第1のフラグ、及び第2の判定の判定結果を示す第2のフラグがONである場合に、吸気酸素濃度センサ16は正常であると診断する。
このように構成されたシステム100によれば、EGRの実行時及び停止時に吸気酸素濃度センサ16の出力がともに正常である場合に、吸気酸素濃度センサ16が正常であると診断するので、次に説明するようにさらに正確な診断を行うことができる。
すなわち、ここでEGR率αに応じた吸気酸素濃度センサ16の出力特性は具体的には、EGR率αに応じて出力がリニアに変化する特性となる。そして、上記のように構成されたシステム100によれば、出力特性のリニアリティが確保されているか否かを判定することができる。このため、上記のように構成されたシステム100によれば、出力特性のリニアリティが確保されているか否かをさらに判定することができる分、吸気酸素濃度センサ16が正常であるか否かをさらに正確に診断することができる。
システム100は、スロットルバルブ13と、第1の供給通路50と、第2の供給通路60と、をさらに備える。そして、第1の運転領域及び第2の運転領域はさらに、第1の供給通路50を介したブローバイガスの供給が行われない運転領域となっている。
このように構成されたシステム100によれば、第1の供給通路50を介したブローバイガスの供給を行う場合にさらに、ブローバイガスの影響を受けることなく、吸気酸素濃度センサ16が正常であるか否かを診断することができる。
システム100において、第1の運転領域は、吸気が新気となる運転領域となっている。このように構成されたシステム100によれば、判定タイミングを設定し易く、また酸素濃度を把握し易い新気を判定に利用することができる。このため、吸気酸素濃度センサ16の出力として意図通りの出力を検出し易くなる分、また第1の所定範囲R1を的確に設定し易くなる分、吸気酸素濃度センサ16が正常であるか否かを好適に診断することができる。
システム100では、次のようにして吸気酸素濃度センサ16が正常であると診断する内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断方法が実現される。すなわち、この診断方法では、内燃機関1の吸気通路11及び排気通路21に過給機30を設ける。また、排気通路21のうち過給機30よりも下流の部分から吸気通路11のうち過給機30よりも上流の部分に排気を還流するEGR装置40を設ける。さらに吸気通路11のうち過給機30よりも下流の部分に吸気酸素濃度センサ16を設ける。そして、内燃機関1の運転状態が第1の運転領域にある場合に第1の判定を行い、第1の判定の判定結果を示す第1のフラグがONである場合に、吸気酸素濃度センサ16は正常であると診断する。
このような診断方法によれば、EGR停止時に吸気酸素濃度センサ16の出力が正常である場合に、吸気酸素濃度センサ16が正常であると診断するので、診断結果がEGRの影響を受けることがない。したがって、EGRの影響を受けることがない分、吸気酸素濃度センサが正常であるか否かをより正確に診断することができる。
(第2実施形態)
本実施形態のシステム100は、コントローラ80がさらに、以下で説明するように第1の所定範囲R1を変更するように構成される点以外、第1実施形態のシステム100と実質的に同一である。
図5は、第2実施形態でコントローラ80が行う制御の一例をフローチャートで示す図である。本フローチャートは、ステップS3がさらに追加される点以外、図2に示すフローチャートと同じである。このため、以下では主にステップS3について説明する。
コントローラ80は、ステップS1に続きステップS3で、吸気の湿度に応じて、第1の所定範囲R1及び第2の所定範囲R2を補正することで、第1の所定範囲R1及び第2の所定範囲R2を変更する。吸気の湿度は具体的には、新気の湿度であり、湿度センサ15の出力に基づき検出することができる。ステップS3の後には、処理はステップS5に進む。
図6は、第1の所定範囲R1及び第2の所定範囲R2の補正例を示す図である。ラインL1は、吸気の湿度に応じて補正した場合及び補正しない場合に共通の第1の所定範囲R1及び第2の所定範囲R2の上限を示す。ラインL2は、吸気の湿度に応じて補正した場合の第1の所定範囲R1及び第2の所定範囲R2の下限を示す。ラインL2´は、吸気の湿度に応じて補正しない場合の第1の所定範囲R1及び第2の所定範囲R2の下限を示す。ラインL3は、吸気酸素濃度センサ16の理想的な出力特性を示す。
図6において、吸気の湿度に応じて補正した場合の第1の所定範囲R1は、EGR率αがゼロである場合のラインL1及びラインL2間の範囲で示される。また、吸気の湿度に応じて補正しない場合の第1の所定範囲R1は、EGR率αがゼロである場合のラインL1及びラインL2´間の範囲で示される。
図6において、吸気の湿度に応じて補正した場合の第2の所定範囲R2は、EGR率αがゼロ以外の値である場合のラインL1及びラインL2間の範囲で示される。また、吸気の湿度に応じて補正しない場合の第2の所定範囲R2は、EGR率αがゼロ以外の値である場合のラインL1及びラインL2´間の範囲で示される。
この例に示すように、コントローラ80は、吸気の湿度に応じて具体的には、第1の所定範囲R1及び第2の所定範囲R2の下限を変更することができる。さらに具体的には、第1の所定範囲R1及び第2の所定範囲R2を変更しない場合と比較して、第1の所定範囲R1及び第2の所定範囲R2の下限を上昇させることができる。
この例において、EGRで用いるEGR率αの使用領域は、20%以下の領域となっている。このような使用領域において、第1の所定範囲R1及び第2の所定範囲R2を吸気の湿度に応じて補正しない場合、第1の所定範囲R1は、EGR率αがゼロである場合のおよそ17.5%から22%に設定される。ところが、このように設定される第1の所定範囲R1と、EGR率αが15%以下の場合の第2の所定範囲R2との間では、重なり合いが生じることになる。
したがってこの場合には、EGR率αが15%以下の範囲において、吸気酸素濃度センサ16の出力によって、吸気が新気であるかEGRガスを含むかの識別ができなくなる。換言すれば、吸気酸素濃度センサ16の出力によって、吸気が新気であるかEGRガスを含むかを識別可能なEGR率αの識別可能範囲が、およそ15%から20%までとなる。
第1の所定範囲R1及び第2の所定範囲R2を吸気の湿度に応じて変更する場合、第1の所定範囲R1は、およそ19%から22%に設定される。この場合、第1の所定範囲R1は、EGR率αがおよそ9%以上であれば、第2の所定範囲R2と重ならない。
すなわちこの場合には、第1の所定範囲R1及び第2の所定範囲R2を変更しない場合と比較して、吸気酸素濃度センサ16の出力によって、吸気が新気であるかEGRガスを含むかを識別可能なEGR率αの範囲を拡大することができる。このため、本実施形態のシステム100によればさらに、吸気酸素濃度センサ16の出力の識別性を高めることができる分、判定及び診断の信頼性を高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上述した実施形態では、コントローラ80が第1の判定及び第2の判定それぞれにつき、ブローバイガスや吸気の湿度を考慮した判定を行う場合について説明した。しかしながら、コントローラ80は、第1の判定及び第2の判定のうちいずれか一方のみを行う場合に、ブローバイガスや吸気の湿度を考慮した判定を行ってもよい。
この場合でも、システム100は、ブローバイガスの影響を受けることなく、吸気酸素濃度センサ16が正常であるか否かを診断することができる。また、吸気酸素濃度センサ16の出力の識別性を高めることができる分、判定及び診断の信頼性を高めることができる。
上述した実施形態では、第1の判定部や第2の判定部や診断部や変更部などの機能部が、コントローラ80で実現される場合について説明した。しかしながら、これら機能部は例えば、複数のコントローラで実現されてもよい。
1 内燃機関
11 吸気通路
13 スロットルバルブ
15 湿度センサ
16 吸気酸素濃度センサ
21 排気通路
30 過給機
41 EGR通路
43 EGRバルブ
50 第1の供給通路
60 第2の供給通路
80 コントローラ
100 システム

Claims (8)

  1. 内燃機関と、
    前記内燃機関に導入する吸気を流通させる吸気通路と、
    前記内燃機関から排出される排気を流通させる排気通路と、
    前記吸気通路及び前記排気通路に設けられ、前記内燃機関に吸気を圧縮して供給する過給機と、
    前記排気通路のうち前記過給機よりも下流の部分から前記吸気通路のうち前記過給機よりも上流の部分に排気を還流するEGR装置と、
    前記吸気通路のうち前記過給機よりも下流の部分に設けられた吸気酸素濃度センサと、
    前記内燃機関の運転状態が、前記EGR装置を介して排気を還流するEGRが行われない第1の運転領域にある場合に、前記吸気酸素濃度センサの出力が、前記第1の運転領域において前記内燃機関に導入される吸気に応じた正常出力の範囲として設定される第1の所定範囲内にあるか否かを判定する第1の判定部と、
    前記第1の判定部が、前記吸気酸素濃度センサの出力が前記第1の所定範囲内にあると判定した場合に、前記吸気酸素濃度センサが正常であると診断する診断部と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システム。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システムであって、
    前記吸気通路のうち前記過給機よりも下流の部分に設けられ、前記内燃機関に導入する吸気の量を調節するスロットルバルブと、
    前記内燃機関から前記吸気通路のうち前記過給機よりも上流の部分にブローバイガスを供給する第1の供給通路と、
    前記内燃機関から前記吸気通路のうち前記スロットルバルブよりも下流の部分にブローバイガスを供給する第2の供給通路と、
    をさらに備え、
    前記第1の運転領域はさらに、前記第1の供給通路を介したブローバイガスの供給が行われない運転領域である、
    ことを特徴とする内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システム。
  3. 請求項1又は2に記載の内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システムであって、
    前記内燃機関に導入される吸気の湿度に応じて、前記第1の所定範囲を変更する変更部、
    をさらに備えることを特徴とする内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システム。
  4. 請求項1に記載の内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システムであって、
    前記内燃機関の運転状態が、前記EGR装置を介して排気を還流するEGRが行われる第2の運転領域にある場合に、前記吸気酸素濃度センサの出力が、EGR率に応じた正常出力の範囲として設定される第2の所定範囲内にあるか否かを判定する第2の判定部をさらに備え、
    前記診断部が、前記吸気酸素濃度センサの出力が前記第1の所定範囲内にあると判定し、且つ前記第2の判定部が、前記吸気酸素濃度センサの出力が前記第2の所定範囲内にあると判定した場合に、前記吸気酸素濃度センサが正常であると診断する、
    ことを特徴とする内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システム。
  5. 請求項4に記載の内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システムであって、
    前記吸気通路のうち前記過給機よりも下流の部分に設けられ、前記内燃機関に導入する吸気の量を調節するスロットルバルブと、
    前記内燃機関から前記吸気通路のうち前記過給機よりも上流の部分にブローバイガスを供給する第1の供給通路と、
    前記内燃機関から前記吸気通路のうち前記スロットルバルブよりも下流の部分にブローバイガスを供給する第2の供給通路と、
    をさらに備え、
    前記第1の運転領域及び前記第2の運転領域はさらに、前記第1の供給通路を介したブローバイガスの供給が行われない運転領域である、
    ことを特徴とする内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システム。
  6. 請求項4又は5に記載の内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システムであって、
    前記内燃機関に導入される吸気の湿度に応じて、前記第1の所定範囲及び前記第2の所定範囲を変更する変更部、
    をさらに備えることを特徴とする内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システム。
  7. 請求項1から6いずれか1項に記載の内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システムであって、
    前記第1の運転領域は、吸気が新気となる運転領域である、
    ことを特徴とする内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断システム。
  8. 内燃機関の吸気通路及び排気通路に過給機を設けるとともに、前記排気通路のうち前記過給機よりも下流の部分から前記吸気通路のうち前記過給機よりも上流の部分に排気を還流するEGR装置を設け、さらに前記吸気通路のうち前記過給機よりも下流の部分に吸気酸素濃度センサを設け、
    前記内燃機関の運転状態が、前記EGR装置を介して排気を還流するEGRが行われない第1の運転領域にある場合に、吸気酸素濃度センサの出力が、前記第1の運転領域において内燃機関に導入される吸気に応じた正常出力の範囲として設定される第1の所定範囲内にあるか否かを判定し、
    前記吸気酸素濃度センサの出力が前記第1の所定範囲内にあると判定した場合に、前記吸気酸素濃度センサが正常であると診断する、
    ことを特徴とする内燃機関の吸気酸素濃度センサ診断方法。
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