JP2016107956A - 自転車補助輪 - Google Patents

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宏志 後藤
真也 後藤
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真也 後藤
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良太 後藤
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Abstract

【課題】高齢者のふらふらする自転車運転には補助輪が有効だが、「幼児車のようで恥ずかしい」と普及しない。このため補助輪に歩道の塵を拾う付加機能を付けて、社会貢献で恥ずかしさを払拭し、大人用の補助輪の普及を目指す。【解決手段】棒状の補助輪支柱10を自転車前部のダウンチューブ4に固定し、地面へ垂らした支柱下部に補助輪取り付け台11を取り付け、さらにその両端にフリーキャスター12を付けると、重い大人も支える補助輪となる。付加機能として、この補助輪取り付け台11の下に地面を這う塵取り15を繋ぐと、自転車は走りながら落ち葉など小さな塵を拾う。さらに補助輪取り付け台11の上に足動の蛇腹ポンプ19を取り付けると、風に舞う紙など大きな塵を見つけると自転車を止めて片足立ちし、他方の足で蛇腹ポンプ19を上下に踏んでこれを吸い込んで拾う。(請求項5)【選択図】図5

Description

本発明は自転車補助輪に関する技術であり、より具体的に述べるとその取り付け位置を、従来の車体後部から車体の中央部や前部に、また後輪ハブの低い位置から車体のより高所の位置に取り付ける技術である。これにより走行時はもちろん、押し歩き時の安定性を、従来ものより格段に高めることができる。
またこの補助輪の付加機能として、歩道の塵を拾い集める社会貢献的な機能や、犬と安全に散歩する機能や、重い荷物を地面近くに積んで押し歩きする機能等を付け加える。
自転車の走行を安定にする補助輪の技術では、まず後輪に補助輪を付けることが考えられ、幼児用自転車分野で市場に広く普及している。次に後輪ではなくチェーンステイ(別名リアフレームまたは後輪フォーク)につける技術では、次項の特許文献1のものが見られる。また付加価値として補助輪で集塵する機能では、当出願者が先に出願した文献2のものがある。
特許公報
特許公開2011−63254 転倒しない安全自転車 特許出願2014−43267 自転車の補助輪
齢と共に脚力が落ちて、ふらふらしがちな高齢者の自転車走行には、補助輪をつけることが最も望ましい。前述したように幼児用に開発された後輪補助輪があるが、この方式で大人用は全く普及しない。理由の1としては、後輪は自転車の中央ではないので、体の軽い幼児ならいざ知らず、体重の重い大人用としては走行にたいへん不安定である。理由の2としては、「それは幼児の練習用もので、大人には見苦しいし恥ずかしい。もしどうしても付けるなら、見た人が納得するだけの付加価値が欲しい」がある。
この発明は高齢者や子育て中のママ(2〜3人乗りし走行不安定)用に、体重の重い大人仕様の補助輪を作り、また様々な付加機能で補助輪は幼児用という従来の観念を払拭する補助輪を作る。そのために解決しなければならない次のような具体的課題がある。1から6が現在の補助輪の機能上の課題であり、7から9が現在の補助輪にはなく新しく付けたい機能である。
(1)後輪は自転車の中央ではない。車体の中央や前部で支えて、走行安定性を増したい。
(2)また支点とする後輪ハブは、車体の低い位置にある。より高い位置で支えて、走行安定性を増したい。
(3)駐輪は後輪スタンドだけでは不安定である。中央または前方でも支えて、駐輪中の転倒を減らしたい。
(4)補助輪の地面に接地する車輪は、自転車本体から横に幅を取るほど安定する。補助輪に車輪幅を調整する機能を加えたい。
(5)スピードを上げて走るとき、補助輪は必要でない。補助輪にON/OFF機能を加えたい。
(6)補助輪を前輪に近い位置で付けるほど、ハンドルの左右回転時の負荷が大となる。ハンドルの左右操作と連動する補助輪がほしい。
(7)補助輪付加価値として当出願者が先に出願した「(歩道清掃する)自転車の補助輪」があるが、これも後輪に付けたので集塵が後輪タイヤ分だけできず、清掃部分がまだらになった。まだらなく集塵する補助輪をつくりたい。
(8)よく見かける風景に、犬と走る片手運転で走りよろける自転車がある。この少々危険な運転を、補助輪の活用で安全にしたい。
(9)自転車利用は走行だけに限らない。重い荷物を積んだときや坂道では、高齢者は自転車を押し歩くことが多い。押し歩きにも重点をおいた自転車をつくりたい。
これらの課題を解決するため、補助輪機能のさらなる安定性を求める5発明と、付加価値を高める5発明と、合計10の発明を請求項ごとの手段を要約で述べる。
課題を解決するため請求項1では補助輪の安定のために、「車体中央に付ける補助輪」の手段をとる。
課題を解決するため請求項2では補助輪の安定のために、「車体前部に付ける補助輪」の手段をとる。
課題を解決するため請求項3では補助輪に付加機能を加えるために、「塵取りを付けて歩道清掃する補助輪」の手段をとる。
課題を解決するため請求項4では補助輪に付加機能を加えるために、「吸引ポンプを付けて歩道清掃する補助輪」の手段をとる。
課題を解決するため請求項5では補助輪に付加機能を加えるために、「塵取りと吸引ポンプを付けて歩道清掃する補助輪」の手段をとる。
課題を解決するため請求項6では「補助輪の左右輪の間隔を拡げて、転倒防止機能を高める自転車補助輪」の手段をとる。
課題を解決するため請求項7では補助輪の不使用時のために、「地面に接地/非接地の切り替えをする補助輪」の手段をとる。
課題を解決するため請求項8では補助輪の曲がり角での操縦性を増すために、「ハンドルに連動する補助輪」の手段をとる。
課題を解決するため請求項9では補助輪に付加機能として、「犬の散歩に使うサークルケージ27乗せる自転車補助輪」の手段をとる。
課題を解決するため請求項10では補助輪に付加機能として、「重い荷物を積んで自転車を押し歩きする補助輪」の手段をとる。
この発明は次のような優れた効果を発揮する。
(1)この補助輪は、自転車走行を中央で支えて(請求項1)、あるいは車体前部で支えて(請求項2)、走行安定度を増す。これらは従来の後輪ハブより高い位置で支えて補助輪の効用を増す。さらに駐輪時には後方の既設スタンドだけでなく、中央や前部でも補完スタンドとなって転倒を減らす。
(2)この発明の補助輪を見ると歩道塵を拾う(請求項3、請求項4、請求項5)という社会貢献が一目瞭然で分り、大人の補助輪使用に違和感をなくす。
(3)補助輪の左右輪の間隔を拡げて、走行安定性をより増す。(請求項6)
(4)使用しないときは、簡単に補助輪OFFモード(請求項7)に出来る。
(5)ハンドルの左右操縦が補助輪に伝わり、曲がり角の走行が安定する。(請求項8)
(6)補助輪の上に小型犬用のサークルケージを乗せて犬の運動をしながら、自らも自転車散歩で健康促進する。(請求項9)
(7)自転車利用は走行だけに限らない。重い荷物がある時には地面近くに荷台を用意し、重心を下げて押し歩きに便利な自転車となる。(請求項10)
本発明の、請求項1を示す斜視図 本発明の、請求項2を示す斜視図 本発明の、請求項3を示す斜視図 本発明の、請求項4を示す斜視図 本発明の、請求項5を示す斜視図 本発明の、請求項6を示す斜視図 本発明の、請求項7を示す斜視図 本発明の、請求項8を示す斜視図 本発明の、請求項9を示す斜視図 本発明の、請求項10を示す斜視図 本発明の、請求項1を示す正面図 本発明の、請求項2を示す正面図 本発明の、請求項3を示す正面図 本発明の、請求項4を示す正面図 本発明の、請求項5を示す正面図 本発明の、請求項6を示す正面図 本発明の、請求項7を示す正面図 本発明の、請求項8を示す正面図 本発明の、請求項9を示す正面図 本発明の、請求項10を示す正面図
まず、発明を考えた動機を述べる。自分自身も含めて、これからの高齢化社会を考えるとき、買い物や集まりや通院など近くへの移動手段は、自動車でなく適度の運動を伴う自転車に変えるべきと考えた。そのためには、ゆっくり走っても「ふらふらしない」自転車が必要と考えた。以下、「開発日記」風に経過を記す。
最初に自転車店で、いま普及する電動自転車に試乗してみた。確かに走行が楽になりふらふら感は減るが、交差点や信号などでは停止や減速をしなければならず、ふらふらゼロにはならなかった。それと購買価格が8〜10万円と、年金生活者には手が出なかった。
そこで幼児用の補助輪を参考に、シャフトやタイヤを大きく丈夫にして、大人版の補助輪を試作した。これを友人にも乗ってもらおうとすると、「恥ずかしくって、特段の事由がない限り私は乗らない。自ら老人を宣伝しているようなものだ」であった。
友人の答えにはがっかりしたが、開発への大きなヒントでもあった。そうか、恥ずかしさを凌駕する何かを追加すればいいのだと。ここまで来ると新製品の創出は割と簡単であった。恥ずかしさを払拭させには、補助輪付き自転車に乗りながら役に立つこと、出来れば社会貢献している姿を人に見せるのが一番いい。そして老人の社会貢献で最もポピュラーなのは何かと考えると、答えは歩道清掃であった。こうして先に出願した自転車補助輪の清掃器が生まれた。
以上の背景により、前述の特許文献2(特許出願2014−43267 自転車の補助輪)による自転車補助輪を試作した。しかしこの発明は成功とはいえなかった。課題として残ったのは以下の各点である。▲1▼タイヤや取り付け具を太くしても、後輪に付ける補助輪では、幼児の10〜20kgを大きく上回る大人60kgの体重を支えきれなかった。▲2▼走行方向が直進だけの通常車輪では、ハンドルの左右展開に反応できなかった。▲3▼歩道の大きな石などの障害物に、背後の後輪では見づらくうまく回避できなかった。▲4▼速く走るとき、補助輪は不要であった。▲5▼この発明の塵の清掃では、枯れ葉などの小さな塵でも後輪タイヤのところだけ清掃できず、また紙屑やコンビニ袋などの中型ゴミが拾えなかった。
また、先行出願技術である前述の特許文献1(特許公開2011−63254転倒しない安全自転車)も試しにその位置に補助輪を置いて試走したが、その技術の「リアフレームで補助輪を支える」のは、後輪で支えるのと全く同じ効果でしかなく、むしろ細いリアフレームでは安全性の点で後輪ハブより悪いと思われた。
この補助輪を取り付ける場所、すなわちどこを支点にするとより安定するかを簡潔にのべる。後輪ハブやリアフレームは自転車の中央ではない。中心は前三角フレーム(シートチューブ5、ダウンチューブ4、トップチューブによる三角形。ただしトップチューブは乗降に邪魔になることを考慮して省略されることが多い)にある。この前三角フレームに補助輪を付けることが効率よく、且つ安全である。
以上を念頭に、図面の第1図から第20図までを見ながら、当発明の請求項1から請求項10の実施形態を詳細に説明する。
請求項1を、図面1と図面11を見ながら説明する。請求項1の特徴は、自転車のほぼ中央に補助輪を繋ぐ技術である。
まず、自転車中央のシートチューブ5にについて説明する。シートチューブ5は車体のちょうど中央にあり、運転者の体重が最もかかる部分でチューブも太く、まさに補助輪におけるゴールデンスポットである。このシートチューブ5は前方に傾斜して設置されるがその理由は、自転車は運転者が足を前方に踏み出すペダルの回転で走り、足の力をより強く出せるように傾けるものである。
前記シートチューブ5に繋ぐ、補助輪支柱10について説明する。幼児用の補助輪と異なり、自転車との支点を車体の上の方にとる大人用の補助輪では、このような接合棒が必要となる。補助輪支柱10は棒状で、硬く丈夫な材質で作られる。
この補助輪支柱10をシートチューブ5と平行に地面に向けて置き、上方の先端をサドル24に近いシートチューブ5上部に固定具または熔接9で固定する。人と荷物を積む自転車の荷重を補助輪に繋ぐ支点なので、固定は1か所だけでなく数か所ですることも必要である。このため固定を器具でなく、熔接ですることもある。この固定により補助輪を自転車にしっかり繋ぐ支点ができた。
幼児用補助輪では後輪ハブ26と低い箇所に設けられるこの支点は、この大人用の補助輪では、サドル24近くの高所に取り付けられる。幼児の軽い体重なら低い所で十分であろうが、大人の重い体重は、物理の法則からして出来るだけ上方で支えるべきであって、シートチューブ5の上方すなわちサドル24に近い位置で支えるのは理にかなう。
地面に向けた補助輪支柱10が、地面に届く前に潜るのがチェーンステイ左右間隙間25である。すべての自転車には、後輪7の左右を貫く後輪ハブ26を支えるため、二股のチェーンステイ8(別名後輪フォーク)がある。このチェーンステイ8は、傾斜するシートチューブ5に結ぶので、どうしても4〜5cmほどの台形空間ができる。当発明ではこの隙間をうまく活用する。すなわち、上方で支えている補助輪支柱10を、下方でもこのチェーンステイ左右間隙間25で支えて、自転車との結合をさらに強化する。この補助輪支柱10下部先端は、補助輪取り付け台11と結束するため、チェーンステイ左右間隙間25から少し頭出しする。
頭出しした補助輪支柱10下部先端に、補助輪取り付け台11を取り付ける。この補助輪取り付け台11の横幅寸法について説明する。自転車のペダルが車体中心線から外に露出する長さが約20cmであるように、補助輪取り付け台11も車体中心線から外に露出する横幅は20cmほどにして、自転車走行時に他物との衝突や障害にならないようにする。
以上で出来た補助輪取り付け台11に、仕上げとして補助輪の車輪を付ける。この発明の車輪は、幼児車におけるような平車輪ではなく、フリーキャスター12である。
フリーキャスター12について説明する。試作を重ねたとき、最も苦労したのが車輪で、ハンドル18の左右転回に、いかに補助輪が同調できるかであった。幼児用ではハンドル18と後輪7の補助輪がかなり離れるので、あまり問題として出てこないが、当発明の車体中央や車体前部の補助輪ではこの距離はほとんどない。このため通常の平車輪では左右転回にうまく同調できなかった。この対策として車輪にフリーキャスター12を採用したところ、問題点は大きく改善できた。通常の平車輪では直線の動きしかできないが、フリーキャスター12はどの方向へも自在に進むので、急ハンドルを除けばほぼ対応できる。
以上で請求項1の補助輪は完成した。車体の中央で支えて、重い体重の大人であっても十分に所期の目的を達成する。また取り付け位置がペダルの真下なので補助輪を少し隠すことができ、スマートな構造になる。
請求項2を、第2図と第12図を見ながら説明する。請求項2は、自転車の前部のダウンチューブ4に補助輪を繋ぐ技術である。
ダウンチューブ4を説明する。前に述べたように、最近の自転車ではトップチューブが省略されるのがほとんどであり、その分このダウンチューブ4を太くする、あるいはダブルにするなどするので、ここもとても強固な補助輪の支点となる。
補助輪支柱10をこのダウンチューブ4と交差して置き、先を地面に向けて、ダウンチューブ4をシートチューブ5に固定具または熔接9で固定する。
この後の構成、すなわち補助輪支柱10と補助輪取り付け台11への接合もフリーキャスター12の垂下も、請求項1と全く同様の手順である。
補助輪をこのダウンチューブ4へ繋ぐメリットは、後輪補助輪より安全であることは勿論であるが、一つは補助輪と前輪1が同じ視点内に入るので、歩道の障害物をいち早く発見でき危険を回避できることである。二つはハンドル18下の広いスペースがあるので、様々な機能を付け加えられることなどである。
請求項3を、第3図と第13図を見ながら説明する。請求項3は、自転車で走りながら、取り付けた補助輪で歩道の塵を集める技術である。この技術は、請求項1と2いずれの補助輪に於いても実施できる。
最初に、路上塵とはどんな物が多いか考察してみよう。多い順に並べると、植物の落ち葉や枯れ枝、破り捨てられた包装紙やチラシ、インスタント食品の容器やペットボトル、古雑誌、食べ物の残り、動物のフン、タバコの吸い殻などと多岐にわたる。請求項3ではではこれらのうち、一番その量が多い、植物の落ち葉や紙くずやタバコの吸い殻など、小さいゴミを清掃する。
この目的のため請求項3は、請求項1または2の補助輪取り付け台11に蝶番14を取り付け、それを軸として地面に接するように塵取り15を取り付ける。
蝶番14は、固定されて基幹となる物と動きある物の間に入って、二つを離れ離れにしないよう繋ぐ器具である。請求項3の発明では、基幹となる物を補助輪取り付け台11とし、動きある物は塵取り15である。自転車が走ると、補助輪取り付け台11に取り付けられた塵取り15が歩道を掃くように前後に動いて、路上の塵を拾う。
塵取り15は箱状のものでよく、また材質は地面に接するので硬質プラスティックなどがよい。
塵取り15の使用後、すなわち自転車を走り終えたら、蝶番14で塵取り15を反転させて中の塵を捨てればよい。塵取り15に予めコンビニ袋などセットしておけば、塵を捨てるとき楽である。
なお地面に一番多いのは砂や小石であるので、箱状の塵取り15の先端を櫛状にしておくとよい。塵取り15が地面を這うとき、砂や小石は櫛から抜けて落ちて、集める塵の分別処理が楽になる。
請求項4を、第4図と第14図を見ながら説明する。請求項4は、請求項1と請求項2における補助輪を使い、歩道の中くらいの大きさの塵を拾う補助輪である。自転車で走っていて特に気になるのは、ひらひら舞うコンビニ袋や破り捨てられたチラシの紙などで、請求項3における落ち葉などに比べると捨てられている数はかなり少ない。それらが落ちている場所に自転車で近づいたら、片足ついて立ち止まり、もう一方の足を使って、後述する蛇腹ポンプ19で塵を吸い取る。
そのための蛇腹ポンプ19を説明する。蛇腹ポンプ19は、小田原提灯を逆さまにした状態を思い浮かべてもらえばよい。フレキシブルな蛇腹構造で、使用前は蛇腹を縮めて閉じていて、使用時に蛇腹の底を引っ張るとポンプ内を減圧し、蛇腹の頭から空気を吸い込むが、同時に塵も吸い込む。このため蛇腹ポンプ19の底には塵吸い込み口20と吸気弁21を、蛇腹ポンプ19の頭には排気弁付きケース蓋22と握り23を各々取り付けている。
蛇腹ポンプ19の底の、塵吸い込み口20を説明する。コンビニ袋や包装紙を吸い取るのであるから、吸い口の径は3cmほどがよい。これより大きすぎると吸引力が落ち、小さすぎると塵吸込み口20にゴミが引っかかって吸引できない。
また塵吸込み口20は象の鼻のように適宜な長さを持ち、且つフレキシブルに動いて、落ちている塵に塵吸込み口20を近づけて集塵する。
蛇腹ポンプ19の底の、吸気弁21を説明する。これは吸引した蛇腹ポンプ19の塵を、塵吸い込み口20から外に逆流させない弁である。通常は閉じられていて、蛇腹ポンプ19が空気を吸引する瞬間だけ開き、吸引が終わるとまた閉じるのである。
蛇腹ポンプ19の頭に付ける排気弁付きケース蓋22を説明する。まず排気弁は、ポンプによる集塵では伸びた状態の蛇腹ポンプ19を圧縮するが、その時ポンプ内の空気を逃す弁である。次に蓋は、蛇腹ポンプ19にたまった塵を捨てるときのための開閉扉である。
蛇腹ポンプ19の頭の握り23を説明する。これは蛇腹ポンプ19を上げ下げするためのフックである。路上で塵を見つけたら手または足をこの握り23に差し入れる。縮んだ蛇腹ポンプ19が、握り23をつかんで手前に引かれると中が真空状況になり、吸気弁21から空気が中に流入して同時に塵を流入させる。
先に述べた請求項3の塵取り15では小さな塵を拾うことができたが、この請求項4の蛇腹ポンプ19では、中くらいの塵を拾うことがでる。
請求項5を、第5図と第15図を見ながら説明する。請求項5は、請求項1と請求項2の補助輪に、請求項3における塵取り15機能と、請求項4における蛇腹ポン19機能を、二つ同時に設置するものである。
このため請求項1または2の補助輪取り付け台11の台下に、請求項3における蝶番14を取り付け、そこを軸に、地面に接する塵取り15を取り付ける。
次に、補助輪取り付け台11の台上に、請求項4における蛇腹ポンプ19を取り付け、取付けた蛇腹ポンプ19の底には塵吸い込み口20と吸気弁21を、蛇腹ポンプ19の頭には排気弁付きケース蓋22と握り23を各々取り付ける。
以上の様な構成で、補助輪取り付け台11の上の蛇腹ポンプ19で紙などの中くらいの塵を、補助輪取り付け台11の下の塵取り15で枯れ葉などの小さい塵を、二つの歩道清掃器で歩道に舞ういろいろな塵を集めることができる。
請求項6を、第6図と第16図を見ながら説明する。請求項6は、請求項1から5における補助輪の機能をさらに高める技術である。補助輪は車体から横への広がりが大きいほど、補助輪としての安定性が増す。請求項6はこの機能を実施するための発明である。
その機能を実施するため、補助輪取り付け台11の軸内を空洞にする。請求項6の補助輪取り付け台11は、ここにはフリーキャスター12は取り付けておらず、よって空洞にしても問題はない。
次にこの空洞の補助輪取り付け台11に、伸縮取り付け台13を挿入する。伸縮取り付け台13は補助輪取り付け台11より小さく、しかし補助輪取り付け台11にきっちり収まって、名称の通り自在に空洞内を伸び縮みして出入りする。
前記の伸縮取り付け台13の左右に、フリーキャスター12を取り付けると共に操作レバー兼ストッパー16を取り付ける。
この補助輪で走行するときは、操作レバー兼ストッパー16をつかんで伸縮取り付け台13を外に引きだす。伸縮取り付け台13に付けたフリーキャスター12が、自転車をより遠くの地面上に支えて走行を安定させる。この機能を元に戻したいときは、操作レバー兼ストッパー16のストッパーを外せばよい。
請求項7を、第7図と第17図を見ながら説明する。請求項7は、請求項1から請求項6の補助輪を、地面から浮かして補助輪機能をOFFにして自転車を走らす技術である。自転車で走るとき、すべての道路を補助輪で走行するのがよいとは限らない。下り坂などでは、むしろ補助輪がないほうがよい。そのようなときの補助輪のON/OFF技術である。
その技術を実施するため、請求項1から請求項6で実施した補助輪支柱10の固定具または熔接9による固定を、この請求項7の補助輪においてはしない。
固定は滑り軸受30でする。滑り軸受30は補助輪支柱10を軸内に入れ、軸内で上下動することを妨げない。補助輪支柱10を入れた滑り軸受30をシートチューブ5またはダウンチューブ4に置いた後、固定具または熔接9で固定する。
補助輪機能をON/OFFするため、補助輪支柱10に操作レバー兼ストッパー16を取り付ける。操作レバー兼ストッパー16は、補助輪支柱10に滑り軸受30への出入りを、手動操作でON/OFFし、その状態をロック(ストッパー)する。
下り坂などになってこの補助輪で走行しないときは、操作レバー兼ストッパー16をつかんでOFFにすると、補助輪支柱10は滑り軸受30に挿入され、自転車は補助輪走行を中断する。上り坂にきてまた補助輪機能を使いたいときは、再び操作レバー兼ストッパー16をつかんでONにし、補助輪支柱10を滑り軸受30から出せば、補助輪機能を再開する。
請求項8を、第8図と第18図を見ながら説明する。請求項8は、請求項1から請求項7における補助輪を、曲がり角での右折左折するハンドル18操作に同調させる、すなわちコーナリングの技術である。
コーナリングについて説明する。自転車は曲がり角などで、例えば右にまがるとき、遠心力によって体や車体は左にもっていかれる。これをうまく曲がろうとするには、車体を右に少し倒さないといけない。このため自転車のハンドル18の操縦構造は、右に切ると車体が同時に右傾する仕組みになっている。以上、右折で述べたが左折も同様である。
しかし自転車補助輪では、右折しようと車体が右に傾こうとしたとき、右側の補助輪車輪が傾きの邪魔になる。この補助輪特有の難点が、先行する技術では解決されていなかった。
この課題を解決するため、請求項8の補助輪は、自転車が曲がり角で右折または左折しようとすると、補助輪支柱10を地面から少し上昇させることによって、傾斜する車体の障害にならないようにする。これによって今までの補助輪の大きな課題は全て解決の運びとなった。
この技術を実施するため、請求項1から7のシートチューブ5やダウンチューブ4におく補助輪支柱10は、固定方法を滑り軸受30でする。滑り軸受30はシャフトなど棒状の物体を軸受でしっかり受け止める構造としているが、受け止めた物体が軸内で上下動など反復運動することを妨げない構造の軸受である。よって、補助輪支柱10は、滑り軸受30で軸内を上下できるように固定される。
さて次は、こうして用意した補助輪支柱10を上下動させる動力源であるが、当発明ではこれをハンドル18の左右に振る動力を借りる。詳細に言えば、ハンドル18の動きと全く同じ動きをするフォーク2の動きを、フォーク連結ワイヤー17で補助輪支柱10に伝える。
この動力伝達手段は、自転車のブレーキや変速機を動かすと同じように、ワイヤーにより伝達する。このための2本のフォーク連結ワイヤー17は、滑り軸受30内に挿入された補助輪支柱10の頭を始点として、ダウンチューブ4を経由して、フォーク2の右側と左側に結びつけられる。
こうして自転車は、ハンドル18の左右展開によってフォーク連結ワイヤー17が引っ張られて、補助輪支柱10を地面から浮かして自転車の右傾斜または左傾斜を阻害しない。
請求項9を、第9図と第19図を見ながら説明する。請求項9は、請求項2のダウンチューブ4に付ける補助輪を活用して、自転車を押し歩きして犬と安全に散歩する技術である。紐で散歩すると犬はあらぬほうに走りだしたり、また他の犬を襲ったり襲われたりする。これらの危険をなくす。
その手段は大まかに述べると、自転車補助輪の上に底と天井のない立方体格子柵の犬ケージを搭載し、鎖を外した犬をこのケージ内に放ち、犬は前輪1の横に位置するケージ内で主人と散歩する。犬は小型犬から中型犬を想定しており、犬が歩く範囲を前輪片側の周辺に限定する。この位置は運転する人の目の前で、犬をたいへん制御しやすい。
先に述べた請求項3から請求項5では自転車に乗って歩道の塵拾いで付加価値を付けたが、それはどちらかと言うと高齢者向けの活用法である。そこで頭をひねりながら、全年齢的な、また楽しい活用法を考えた。それが自転車補助輪による犬散歩である。自らも小型犬を飼い、一日1〜2回の散歩が必須となるが、毎日の散歩となると、時には苦痛となる。これも試作して試した。最初は犬も人間ともに不慣れでうまく活用できなかったが、三日ほどすると、大変楽で今までより長距離散歩できるようになった。
構成を述べる。まず犬を入れるサークルケージ27の寸法であるが、前輪1の片側に接近して置くサイズなので、(前輪1に沿わせる寸法100cm)×(補助輪取り付け台11に沿わせる寸法50cm)×(高さ80cm)くらいとする立方体がベストであった。特にサークルケージ27の高さにおいては、犬は猫ほどのジャンプ力はないので、この高さを飛び越すことはない。しかし神経質な犬でこのケージを飛び越す危険があるときは、サークルケージ27に天井を付けることがある。
上記寸法によると、この立方体の接地面積は0.5平方メーターとなり、犬の大きさにもよるが、小型犬や中型犬の散歩には充分である。これより小さいと犬がケージ内で方向転換できず、逆に大きいと歩道を行き交う他の人や自転車の邪魔になる。
サークルケージ27の材質であるが、これは軽いアルミ合金などでつくるとよい。犬を堅固に保護しようなどとして鉄製の柵などにすると、サークルケージ27が重すぎて、自転車の押し歩きやハンドル18の操作が大変になる。
このサークルケージ27のケージ横面36を、左右どちらか片側の前輪1に接近して垂直に立てると共に、ケージ後ろ面37の底を補助輪取り付け台11に置く。
請求項9における補助輪取り付け台11には台上にレール28が敷かれており、後ろ面37の底はレール28を走る形状としているので、サークルケージ27は補助輪取り付け台11の上を滑走するように置かれた。
さらにこのケージ後ろ面37は、補助輪取り付け台11の中央に設置したリターンスプリング32に繋がれる。サークルケージ27がレール上を右または左に動くと、リターンスプリング32がサークルケージ27を元位置に戻す。
最後にケージ前面35の底に、フリーキャスター12を取り付ける。フリーキャスター12がしっかり地面に接地して回転し、サークルケージ27が地面を走るのを先頭で支える。
さてこのサークルケージ27の使い方は、犬をこの中に入れて自転車を押し歩く。犬はがっしりサークルケージ27内でガードされるので、逃げたり襲われたりの心配はない。心配の唯一は自転車の左右旋回で、前輪1がサークルケージ27に当たらないかであった。しかし例えば、サークルケージ27を前輪1の右側に置くとき、ハンドル18を右に切ると前輪1の先端部がサークルケージ27のケージ横面36に当たって、レール28に置いたケージ全体を右に押す。ハンドル18を左に切っても前輪1の後端部がケージ横面36に当たってケージ全体を右に押して、いずれにしても前輪1とサークルケージ27がぶつかることはなかった。サークルケージ27を左側に置くときはこの反対で、ハンドル18を左右どちらに切ってもケージ全体を左に押す。このようにして、サークルケージ27を前輪1に接して置いても、自転車の左右旋回を妨げることはない。
以上のような構成で、サークルケージ27を付けた自転車で、犬をケージに入れて、目の前で犬の走りを制御しながら、楽しく散歩することができる。
なお、サークルケージ27は、車輪取り付け台11に着脱可能に取り付けられており、さらにサークルケージ27自体も四隅に蝶番を付けるなどすれば、簡単に畳んで仕舞うことができる。
また犬との散歩には、犬の大小便を始末するビニール袋やスコップ等の持ち歩きが必要であるが、このケージの一角に収納スペースを設け、これらを始末するビニール袋や洗浄する水ボトルなどの小物を収納すれば、大変スマートな犬の散歩になる。
請求項10を、第10図と第20図を見ながら説明する。請求項10の構成は請求項9の構成の延長で、補助輪に重い荷物を積んで押し歩きする技術である。構成としては請求項9の構成に、底板34とアームレスト33を追加する。
これからますますの高齢化社会を考えると、「もう脚力が落ちて、自転車にはとても乗れない。しかし車椅子を使うほどではない」と言う人が増加する。そうした人たちは「買い物には荷台がある自転車で行くが、転倒が怖いので往きも帰りも引き歩いている」と言う人が多い。
請求項10の技術は、こうした声に2つの構成で対応する。そのための構成の一つは、押し歩きに安全になるよう買い物品で重心を下げることである。二つは、自転車のもう一カ所にサブハンドルを付けることである。
特に二の理由を説明する。自転車を押し歩く人は、ハンドル18に片手を掛けるが、もう一方の手はサドル24に置いて押し歩く人が多い。歳を取って腕の筋力も衰えて、両腕ともハンドル18に手を掛けるのが億劫になることが原因である。そのために、手が届きやすい所にアームレストにもなるサブハンドルを作る。
以上の課題のため、一つ目の対策の具体的な構成として、請求項9では底がないサークルケージ27だったが、請求項10はここに底板34を取付ける。請求項9の例だと、サークルケージ27の容積は(前輪1沿う寸法100cm)×(補助輪取り付け台11に沿う寸法50cm)×(高さ80cm)で、普通の自転車前籠の10倍以上の容量があり、ネギやゴボウなど自転車前籠では飛び出す荷物をここに積むので大変便利である。
二つ目の具体的な構成としては、ダウンチューブ4に付ける補助輪支柱10の頭にアームレスト33を付ける。補助輪支柱10を固定具または熔接9でダウンチューブ4に補助輪支柱10固定するとき、少し頭を出してここにアームレスト33を付ける。自転車を押し歩くときサドル24に遊ぶ手をこのアームレスト33に置く。アームレスト33は補助輪支柱10を介してサークルケージ27の荷物に繋がるので、買った大事な荷物を手で支えながら運ぶという安心感もある。
今まで子供用にしか需要のなかった自転車補助輪を大人用に拡大する。また移動目的でしかなかった自転車に、社会貢献的な歩道清掃や、犬の散歩や、押し歩きが楽という付加機能を創出し、自転車関連産業に新しい需要を喚起する。
1 前輪
2 フォーク
3 ヘッドチューブ
4 ダウンチューブ
5 シートチューブ
6 シートステイ
7 後輪
8 チェーンステイ
9 固定具または熔接
10 補助輪支柱
11 補助輪取り付け台
12 フリーキャスター
13 伸縮取り付け台
14 蝶番
15 塵取り
16 操作レバー兼ストッパー
17 フォーク連結ワイヤー
18 ハンドル
19 蛇腹ポンプ
20 塵吸い込み口
21 吸気弁
22 排気弁付きケース蓋
23 握り
24 サドル
25 チェーンステイ左右間隙間
26 後輪ハブ
27 サークルケージ
28 レール
29 格子柵
30 滑り軸受
31 前輪ハブ
32 リターンスプリング
33 アームレスト
34 底板
35 ケージ前面
36 ケージ横面
37 ケージ後ろ面

Claims (10)

  1. 自転車の補助輪を、車体の中央に置く構成として、
    棒状の補助輪支柱10を、自転車中央のシートチューブ5のサドル24に近い部位から地面に向けて、チューブと平行に置き、
    置いた補助輪支柱10の上部を、シートチューブ5に固定具または熔接9で固定して、ここを自転車への支点とし、
    一方、地面に向けた補助輪支柱10の下部は、チェーンステイ左右間隙間25を潜らせて頭を出し、
    頭を出した補助輪支柱10の下部と、棒状の補助輪取り付け台11とを一体に合体させると共に、
    合体した補助輪取り付け台11の左右先端に、フリーキャスター12を垂下させ取り付ける、
    以上のような構成で、車体中央のシートチューブ5に繋ぐことを特徴とする自転車補助輪
  2. 自転車の補助輪を、車体の前部に置く構成として、
    棒状の補助輪支柱10を、自転車前部のダウンチューブ4のハンドル18に近い部位から地面に向けて、チューブと交差して置き、
    置いた補助輪支柱10の上部を、ダウンチューブ4に固定具または熔接9で固定して、ここを自転車への支点とし、
    一方、地面に向けた補助輪支柱10下部は、棒状の補助輪取り付け台11と一体に合体させると共に、
    合体した補助輪取り付け台11の左右先端に、フリーキャスター12を垂下さ取り付ける、
    以上のような構成で、車体前部のダウンチューブ4に繋ぐことを特徴とする自転車補助輪
  3. 請求項1と請求項2における自転車補助輪に、集塵機能を加える構成として、
    請求項1と請求項2の構成に追加して、
    補助輪取り付け台11に、蝶番14を取り付けると共に、
    取付けた蝶番14を軸として、地面に接する塵取り15を取り付ける、
    以上のような構成で、塵取り15で集塵することを特徴とする請求項1と請求項2の自転車補助輪
  4. 請求項1と請求項2における自転車補助輪に、集塵機能を加える他の構成として、
    請求項1と請求項2の構成に追加して、
    補助輪取り付け台11の台上に、手動または足動の蛇腹ポンプ19を取り付けると共に、
    取付けた蛇腹ポンプ19の底には塵吸い込み口20と吸気弁21を、蛇腹ポンプ19の頭には排気弁付きケース蓋22と握り23を各々取り付ける、
    以上の様な構成で、蛇腹ポンプ19で集塵することを特徴とする請求項1と請求項2の自転車補助輪
  5. 請求項1と請求項2における自転車補助輪に、集塵機能を加えるさらに他の構成として、
    請求項1と請求項2の構成に追加して、
    補助輪取り付け台11の台下に、蝶番14を取り付け、
    取付けた蝶番14を軸として、地面に接する塵取り15を取り付けると共に、
    補助輪取り付け台11の台上に、手動または足動の蛇腹ポンプ19を取り付け、
    取付けた蛇腹ポンプ19の底には塵吸い込み口20と吸気弁21を、蛇腹ポンプ19の頭には排気弁付きケース蓋22と握り23を各々取り付ける、
    以上の様な構成で、補助輪取り付け台11の上下二つの歩道清掃器で集塵することを特徴とする請求項1と請求項2の自転車補助輪
  6. 請求項1から請求項5における自転車補助輪に、補助輪機能を高めるための構成として、
    請求項1から請求項5における補助輪取り付け台11の断面は、棒状の中を空洞として挿入物の出し入れを自在にしており、
    空洞とした補助輪取り付け台11の右と左に、これより口径を小さくした伸縮取り付け台13右と左の二本を挿入すると共に、
    挿入した伸縮取り付け台13の右と左の各々先端に、フリーキャスター12を垂下させて取り付け、且つ操作レバー兼ストッパー16を設ける、
    以上のような構成で、補助輪取り付け台11の台を横に拡げて、転倒防止機能をさらに高めることを特徴とする請求項1から請求項5の自転車補助輪
  7. 請求項1から請求項6における自転車補助輪に、不使用時は補助輪機能を中断するための構成として、
    請求項1から請求項6における補助輪支柱10とシートチューブ5またはダウンチューブ4との固定方法を、挿入物の昇降を自在にする滑り軸受30で軸固定しており、
    この滑り軸受30に、これより口径を小さくした補助輪支柱10を挿入すると共に、
    空洞外の補助輪支柱10に、操作レバー兼ストッパー16を設ける、
    以上のような構成で、不使用時は補助輪支柱10を地面から浮かすことを特徴とする請求項1から請求項6の自転車補助輪
  8. 請求項1から請求項7における自転車補助輪に、コーナリング機能を加えるための構成として、
    請求項1から請求項7における補助輪支柱10と、シートチューブ5またはダウンチューブ4との固定方法を、挿入物の昇降を自在にする滑り軸受30でしており、
    この滑り軸受30に、これより口径の小さい補助輪支柱10を挿入すると共に、
    挿入した補助輪支柱10を始点とする2本のフォーク連結ワイヤー17を、ダウンチューブ4を経由させて、フォーク2の左側と右側に別々に結びつける、
    以上のような構成で、コーナーで操縦性を良くすることを特徴とする請求項1から請求項7の自転車補助輪
  9. 請求項2のダウンチューブ4設置型自転車補助輪に、犬と散歩する補助輪機能を追加する構成として、
    請求項2の補助輪構成に追加して、
    補助輪取り付け台11の台上にレール28を敷いて、補助輪取り付け台11を架台として活用すると共に、
    この架台の上物として、犬が入るサークルケージ27を立方体につくるが、
    前記ケージは、側面4面は格子柵29とするが、底面と天井面はなく、
    前記ケージの、ケージ後ろ面37の底は、レール28の上を動く凹状とし、
    前記ケージの、ケージ後ろ面37の一端にリターンスプリング32を取り付け、
    前記ケージの、ケージ前面35の底にフリーキャスター12を取り付け、
    これら各種の構成を講じたサークルケージ27を、ケージ横面36は自転車の前輪1に出来るだけ接近させながら、ケージ後ろ面37を補助輪取り付け台11に敷いたレール28に載せる、
    以上のような構成で、犬の散歩に使うサークルケージ27を補助輪取り付け台11に載せることを特徴とする、自転車補助輪
  10. 請求項9の自転車補助輪に、重い荷物を積んで押し歩きする機能を加える構成として、
    請求項9の構成に追加して、
    立方体のサークルケージ27の底全体に、底板34を張ると共に、
    ダウンチューブ4への補助輪支柱10の固定を、ダウンチューブ4から頭を出して固定し、
    頭を出した補助輪支柱10上部に、アームレスト33を取り付ける、
    以上のような構成で、重い荷物を積んで自転車を押し歩きすることを特徴とする、自転車補助輪
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