JP2016107474A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016107474A
JP2016107474A JP2014245873A JP2014245873A JP2016107474A JP 2016107474 A JP2016107474 A JP 2016107474A JP 2014245873 A JP2014245873 A JP 2014245873A JP 2014245873 A JP2014245873 A JP 2014245873A JP 2016107474 A JP2016107474 A JP 2016107474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding
light emitting
image forming
medium
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014245873A
Other languages
English (en)
Inventor
英嗣 立花
Hidetsugu Tachibana
英嗣 立花
松本 和悦
Kazuyoshi Matsumoto
和悦 松本
智志 上野
Satoshi Ueno
智志 上野
近藤 和芳
Kazuyoshi Kondo
和芳 近藤
徳和 柳瀬
Norikazu Yanase
徳和 柳瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2014245873A priority Critical patent/JP2016107474A/ja
Publication of JP2016107474A publication Critical patent/JP2016107474A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coloring (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】サイズや画像を形成する部位が異なる媒体を保持部材に適切にセットできるようにする。【解決手段】被捺染物11に画像を形成する記録ヘッド2と、被捺染物11を保持して回転する保持ドラム5を有し、保持ドラム5の周面には、矩形状に配置された複数の発光体201によって構成され、被捺染物11をセットするときの目安となる目安領域20を示すマーク手段200が設けられ、マーク手段200が点灯されることで被捺染物11の保持ドラム5上における画像形成領域に対する概略位置を認識できる。【選択図】図11

Description

本発明は画像形成装置に関する。
画像形成装置として、保持部材に保持された被捺染物(媒体)に対して画像を形成(捺染)する捺染装置が知られている。
例えば、被捺染材を載置する載置台と、載置台に載置された被捺染材の捺染側の面に向けてインクを吐出して所望の捺染を実行する捺染ヘッドを備えた捺染実行部と、捺染実行部による捺染実行に先立って被捺染材に対して前処理を実行する前処理部とを備え、前処理部は、被捺染材の捺染側の面に対して熱を加える熱供給手段と、被捺染材の捺染側の面を押圧するローラとを備え、ローラと載置台との相対的な移動により、載置台上の被捺染材がローラにより押圧される構成としたものが知られている(特許文献1)。
特開2013−19083号公報
上述したような画像形成装置において、例えばシャツなどの個別に裁断された布地を媒体として使用する場合、シャツのサイズや画像形成位置、例えば襟口、胸元ワンポイント、腹部プリントなどに応じて、画像を形成する部位が異なる。
そこで、媒体の所望の部位に画像が形成されるように、媒体を保持する載置台などの保持部材に媒体をセットしなければならない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、保持部材への媒体のセットが容易になるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
媒体に画像を形成する画像形成手段と、
セットされる前記媒体を保持する保持部材と、を備え、
前記保持部材には、前記媒体をセットするときのセット位置の目安となる目安領域を示すマーク手段を有し、
前記マーク手段は光を発する発光部である
構成とした。
本発明によれば、保持部材への媒体のセットが容易になる。
本発明に係る画像形成装置の一例の斜視説明図である。 同じく側面説明図である。 保持手段による被捺染物の保持構造の説明に供する斜視説明図である。 同じく分解斜視説明図である。 同じく保持手段の側面説明図である。 同装置の媒体保持手順の説明に供する側面説明図である。 同じく側面説明図である。 同じく側面説明図である。 同じく側面説明図である。 同じく側面説明図である。 本発明の第1実施形態の説明に供する説明図である。 同じく斜視説明図である。 同実施形態の作用説明に供する斜視説明図である。 本発明の第2実施形態の説明に供する説明図である。 同実施形態の作用説明に供する説明図である。 印刷画像データや印刷を指示する装置の画面表示の一例の説明に供する説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供する説明図である。 同実施形態の制御部の説明に供するブロック説明図である。 同制御部の説明に供するテーブルの説明図である。 本発明の第4実施形態の説明図である。 同実施形態の制御部の説明に供するブロック説明図である。 同実施形態の作用説明に供する説明図である。 本発明の第5実施形態の説明に供する説明図である。 同じく媒体をセットしたときの要部説明図である。 本発明の第6実施形態におけるマーク手段の説明に供する説明図である。 本発明の第7実施形態におけるマーク手段の説明に供する説明図である。 本発明の第8実施形態におけるマーク手段の説明に供する説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る画像形成装置の一例について図1及び図2を参照して説明する。図1は同装置の斜視説明図、図2は同じく側面説明図である。
この画像形成装置は、インクジェット捺染装置であり、画像形成手段として、液滴を吐出する液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッド2を搭載したキャリッジ4を備えている。キャリッジ4は、ガイド部材3によって主走査方向(矢印A方向)に往復移動される。
また、媒体である被捺染物11を保持する保持部材としての回転体である筒状(中空状)の保持ドラム5を備えている。保持ドラム5は駆動部8によって送り方向(矢印B方向)に回転される。なお、保持ドラム5を往復回転させて画像を形成することもできる。
そして、被捺染物11の画像を形成する領域より保持ドラム回転方向で上流側の任意の位置を保持ドラム5に保持可能な第1の保持手段6と、被捺染物11の画像を形成する領域より保持ドラム回転方向で下流側を保持ドラム5に保持可能な第2の保持手段7とを備えている。
また、この保持ドラム5の外周面に対向して、保持ドラム5に保持される被捺染物11を押える押さえローラ9を備えている。押さえローラ9はスプリング21で押さえ方向に付勢されている。また、押さえローラ9は開閉可能な上前カバー12に保持されている。上前カバー12を開閉することで、押さえローラ9が被捺染物11を押える押さえ位置と保持ドラムの周面から離間する離間位置との間で移動可能である。
また、保持ドラム5の外周面に対向して、加熱手段であるヒータ10を備えている。ヒータ10は開閉可能な下前カバー13に保持されている。下前カバー13を開閉することで、ヒータ10が被捺染物11を加熱する加熱位置と保持ドラム5の周面から離間する離間位置との間で移動可能である。
次に、保持ドラムに被捺染物を保持する構成について図3ないし図5も参照して説明する。図3は保持手段による被捺染物の保持構造の説明に供する斜視説明図、図4は同じく分解斜視説明図、図5は同じく保持手段の側面説明図である。
保持ドラム5の外周面には、側面で見て一部を切り欠いた形状とすることで、被捺染物11を保持した第1の保持手段6を嵌め込んで取付ける取り付け部51と、被捺染物11を押さえる第2の保持手段7を嵌め込んで取り付ける取り付け部52を形成している。
保持ドラム5は、内部に空間50を有する部材であり、上記取り付け部51、52には、保持ドラム5の軸方向に沿って、内外を通じる開口部53、54が設けられている。この開口部53、54を通じて被捺染物11の余剰部分11a、11bを内部の空間50に差し入れて収容することができる。なお、余剰部分11a、11bは、少なくとも被捺染物11のうちの画像を形成する領域以外の領域の一部である。
第1の保持手段6は、2つに分割されたベース部材6aと蓋部材6bとで構成され、凹凸で嵌め合わせる形状としている。蓋部材6bは、保持手段6を保持ドラム5の取り付け部51に取り付けた状態で、蓋部材6bの外周が、保持ドラム5の回転軌跡に沿う形状又は回転軌跡よりも内側(回転中心側)になる形状としている。
第1の保持手段6は、ベース部材6aと蓋部材6bとの間に、被捺染物11の画像を形成する領域以外の領域の任意の位置を挟むことができ、この状態で保持ドラム5の取り付け部51に嵌め込むことで、被捺染物11を第1の保持手段6によって保持ドラム5に保持することができる。つまり、第1の保持手段6は、被捺染物11の画像を形成する領域より保持ドラム5の回転方向で上流側の任意の位置を保持ドラム5に保持できる。
第2の保持手段7は、蓋部材6bとほぼ同じ外形状を有し、保持ドラム5の取り付け部52に取り付けた状態で、外周が、保持ドラム5の回転軌跡に沿う形状又は回転軌跡よりも内側(回転中心側)になる形状としている。
そして、この第2の保持手段7は、ベース部材6aと同様な外形状を有する保持ドラム5の取り付け部52に嵌め込むことで、被捺染物11を保持ドラム5に保持することができる。
次に、この画像形成装置における媒体の保持手順について図6ないし図10を参照して説明する。図6ないし図10は同説明に供する側面説明図である。
まず、前述した図3ないし図5に示すように、被捺染物11の画像を形成しない領域の上流側(回転方向)の任意の位置を第1の保持手段6で挟んで保持する。一方、図6に示すように、上前カバー12及び下前カバー13を開いて、保持ドラム5の取り付け部51へのアクセスが可能な状態にする。
そして、図7及び図8に示すように、被捺染物11を保持した第1の保持手段6を保持ドラム5の取り付け部51に嵌め込んで取付ける。このとき、被捺染物11の第1の保持手段6で保持している部分よりも上流側の余剰部分11aは、保持ドラム5の開口部53から差し込んで内部の空間50に収容する。
次いで、図8に示すように、上前カバー12を閉じることで、押さえローラ9が保持ドラム5の周面に押し付けられて、被捺染物11を押さえる。この状態のまま保持ドラム5を矢印B方向に徐々に回転させることで、被捺染物11は皺を伸ばされながら保持ドラム5の周面に巻きついて行く。
その後、図9及び図10に示すように、被捺染物11が保持ドラム5の外周をほぼ一周した状態で、被捺染物11の後端側の余剰部分11bを取り付け部52の開口部54から内部の空間50に差し入れて収容する。
そして、第2の保持手段7を取り付け部52に嵌め込んで被捺染物11の画像を形成する領域の下流側を保持ドラム5に保持する。
次いで、図10に示すように、下前カバー13を閉じることで、ヒータ10が保持ドラム5の周面に対向した位置に移動する。
このようにして、被捺染物11を保持ドラム5の外周にセット(保持)することで、被捺染物11の画像を形成する領域は保持ドラム5の外周面に皺がなく伸びが抑えられた状態で密着する。なお、図面上は見易くするために保持ドラム5の周面などと被捺染物11との間に隙間を設けて図示している。
そして、被捺染物11の余剰部分11a、11bは保持ドラム5の内部空間50に収容され、保持手段6、7の表面は保持ドラム5の表面とほぼ同一表面を形成し、凹凸が無くスムーズな面となる。
これにより、保持ドラム5を一方向に回転させながら記録ヘッド2によって液滴を吐出して被捺染物11に安定して品質の高い画像を形成することができる。このとき、被捺染物11の表面や第1の保持手段6及び第2の保持手段7の外周面は保持ドラム5の周面に倣っているので、他のローラ等の部品に干渉すること無く、安定して画像を形成することができる。
また、下前カバー13には、被捺染物11を加熱するヒータ10が設けられており、ヒータ10によって加熱しつつ、押さえローラ9で押さえながら、保持ドラム5を回転させることにより、アイロンを掛けるがごとく皺を伸ばし、浮きを防止することができる。
また、上述したように、被捺染物11の余剰部分は、内部空間50内に収容することができる。これにより、被捺染物11のサイズに合わせて直径の異なる保持ドラムを交換する必要がなく、被捺染物の段取りに時間が掛からず、多品種少量生産を短時間で行うことができる。
また、内部空間50内に収容する余剰部分11a、11bの量を画像形成位置に合わせて調整することにより、保持ドラムを大きくすることなく被捺染物のどのような位置にでも画像を形成することができ、装置本体のサイズの小型化を図ることができる。
なお、ここでは、媒体である被捺染物を保持する保持部材として回転体を使用する例で説明している、保持部材として被捺染物を載置する載置面を有する載置台を使用する画像形成装置にも本発明は適用することができる。
次に、本発明の第1実施形態について図11ないし図13を参照して説明する。図11は同実施形態の説明に供する説明図、図12は同じく斜視説明図、図13はその作用説明に供する斜視説明図である。なお、図11では保持ドラムの周面を展開した展開図で示している(以下の実施形態における説明図も同様に展開図とする。)。
図11では保持ドラムを展開図で示している。
本実施形態では、保持部材として保持ドラム5の周面に、被捺染物11をセットするときの目安となる目安領域20を示すマーク手段200が設けられている。なお、「被捺染物をセットするときの」とは、被捺染物を画像形成開始時点の状態にするまでを意味する。
ここで、目安領域20は、キャリッジ4に搭載された記録ヘッド2などの画像形成手段によって画像を形成する領域(印刷領域)に概ね対応する領域であり、印刷可能領域、最大印刷可能領域などと正確に対応している必要はない。目安領域は、概ね当該領域内に画像が形成されることをユーザーに示すものである。
マーク手段200は、矩形状に配置された複数の発光部201で目安領域20を示している。
発光部201は、保持ドラム5の周面に埋め込まれたLEDや電球などの発光体と、発光体の光を保持ドラム5の外部から確認するための開口とから構成される。
発光部201の発光量は、使用が予定される被捺染物11の材質などに基づいて、被捺染物11を介して発光部201の光を視認できる量とする。被捺染物11の光透過量に応じて発光部201の発光量を変化させる制御を行うこともできる。
なお、図12における目安領域20を示す各発光部201を結ぶ線は、本明細書において目安領域20の把握を容易にするための説明上のものであり、保持ドラム5の周面に付記されているものでない。もっとも、各発光部201を結ぶ線を保持ドラム5の周面に付記することもできる(以下の実施形態でも同じである。)。
このように構成したので、図13に示すように被捺染物11を保持ドラム5の周面(保持面)にセットするとき、マーク手段200の各発光部201を発光させた状態にする。
この状態で、被捺染物11を保持ドラム5の周面に倣わせると、各発光部201の光が被捺染物11を透過し、ユーザーは被捺染物11のマーク手段200に対する相対位置を視認することができる。これにより、保持ドラム5上での画像形成位置に対する被捺染物11の概略位置を認識できるようになる。
そこで、被捺染物11の画像を形成したい部分(部位)がマーク手段200で示される目安領域20になるように被捺染物11を保持ドラム5に保持させる。
これにより、被捺染物11の画像を形成したい部分を保持ドラム5上の印刷領域に合わせて被捺染物11をセットすることができる。
このように、媒体を保持部材にセットするときに、保持部材上での印刷領域に相当する目安領域を媒体の表面から視認することができるので、媒体のセット時の傾きや印刷領域からのはみ出しを低減することができる。特に、媒体をセットしたときに位置が変わりやすい、搬送方向(矢印B方向)における印刷開始位置を確認しながら媒体を保持部材にセットすることができる。
これによって、保持部材への媒体のセットを容易に行うことができる。
なお、マーク手段200の発光部201のオン/オフ(点灯/消灯)は、例えば、カバー12の開閉に連動させることができる。カバー12を開いたときにマーク手段200が発光することで、ユーザーに媒体のセット位置を容易に認識させることができる。そして、カバー12が閉じられたときにマーク手段200を消灯させる。
次に、本発明の第2実施形態について図14及び図15を参照して説明する。図14は同実施形態の説明に供する説明図、図15は同じく作用説明に供する説明図である。
本実施形態では、マーク手段200は、目安領域20を示す矩形状に配置した複数の発光部201からなる発光部群202Aと、目安領域20の中心位置を示す十字線状に配置した複数の発光部201からなる発光部群202Bとで構成されている。発光部群202Bで中心マーク手段を構成している。
この場合、目安領域20の中心位置に発光部201aを配置するために、発光部群202Bの縦及び横に配置する発光部201の個数は奇数個とすることが好ましい。
このように構成したので、図15に示すように、前記第1実施形態と同様に、被捺染物11を保持ドラム5の周面にセットするとき、マーク手段200のすべての発光部201を発光させることで、被捺染物11側からマーク手段200を視認することができる。
この場合、被捺染物11がシャツなどのように左右対称の外形状を有する媒体であるときには、特に搬送方向と直交する矢印A方向(主走査方向)については、中心位置を目安に、セット位置を調整する方が容易である。
したがって、十字線状に配置された中心マーク手段としての発光部群202Bを有することで、セット位置の調整が容易になる。
また、発光部群201Bの中心発光部201aによって搬送方向(矢印B方向)の中心位置も示されているので、印刷する予定の画像と被捺染物11との配置関係も把握し易くなる。
さらに、図16に示すように、印刷画像データや印刷を指示するパーソナルコンピュータなどの画面上に、印刷画像のプレビュー画像300と、保持ドラム上の発光部201に対応する形状の印刷領域及び中心位置を示した線302A、302Bを表示する。
これにより、媒体のセット位置をより一層容易に把握できるようになる。
次に、本発明の第3実施形態について図17を参照して説明する。図17は同実施形態の説明に供する説明図である。
本実施形態では、サイズの異なる目安領域20S、20M、20Lを示す発光部201が矩形状に配置された3つの発光部群202S,202M,202Lを備えている。
すなわち、被捺染物11が例えばシャツなどである場合、サイズ違いや形状の違いによって、印刷画像は同じでも、画像の大きさを変えることがある。
そこで、使用する被捺染物11のサイズに応じて、点灯させる発光部群202S,202M,202Lを変えるようにすることで、サイズに応じたセットの目安領域20S、20M、20Lを示すことができ、セット性が更に向上する。
ここで、本実施形態における点灯制御に係わる制御部の概要について図18のブロック図及び図19の説明図を参照して説明する。
この制御部は、主制御部301と、ヘッド駆動制御部302、主走査駆動部303、ドラム駆動部305、点灯制御部310、記憶部311、操作部320などとを備えている。
主制御部301は、CPU,ROM及びRAM、I/Oなどのマイクロコンピュータ、VRAM、ASIC(特定用途集積回路)などで構成される。
主制御部301には、ホスト400のプリンタドライバ401側から与えられる印刷情報(画像データ)、媒体サイズ(被捺染物サイズ)情報、画像形成モード情報などの各種情報が入力される。
主制御部301は、印刷情報に応じた画像を被捺染物上に形成するため、ドラム駆動部305を介してモータ306を駆動制御し、保持ドラム5を間欠的に回転させる。また、主制御部301は、主走査駆動部303を介して主走査モータ304を駆動制御して、キャリッジ4を主走査方向(矢印A方向)に移動走査させる。そして、ヘッド駆動制御部302を介して記録ヘッド2を駆動制御して、記録ヘッド2から所要の液体を吐出させ、画像を形成する。
点灯制御部310は、発光部群202S、202M、202Lを構成する各発光体201の情報を保持し、主制御部301から点灯を指示された発光体部群を構成する発光体201を点灯させる制御をする。
記憶部311には、図19にも示すように、媒体サイズ、目安領域、発光部群を対応付けたテーブルが格納保持されている。なお、媒体サイズと発光部群(点灯させる発光部)の対応付けだけでもよい。
主制御部301は、ホスト400側から受領した媒体サイズ情報、或いは、操作部320から受領した媒体サイズ情報に基づいて、記憶部311に格納されたテーブルから、媒体サイズに対応させて発光部群202S、202M、202Lの内の点灯させる発光体群を指示する情報を点灯制御部210に与える。
そこで、点灯制御部310は、指定された発光部群202S、202M、202Lの肯定する発光体201を点灯させる。
次に、本発明の第4実施形態について図20を参照して説明する。図20は同実施形態の説明図である。
本実施形態では、複数の発光部201がマトリクス状に配置されている。ここでは前記第3実施形態と同様に、中心位置の発光部201aを中心として3つの矩形状をなすように配置しているが、これに限定されない。このマトリクス配置において、最も大きな矩形を外枠210Aとし、中心位置の発光部201aを通過して互い直交する線を中心線210B1、210B2とする。
次に、本実施形態の制御部について図21のブロック説明図を参照して説明する。
この制御部は、主制御部501と、ヘッド駆動制御部502、主走査駆動部503、ドラム駆動部505、目安領域設定部509、点灯制御部510、操作部520などとを備えている。
主制御部501は、CPU,ROM及びRAM、I/Oなどのマイクロコンピュータ、VRAM、ASIC(特定用途集積回路)などで構成される。
主制御部501には、ホスト400のプリンタドライバ401側から与えられる印刷情報(画像データ)、画像を印字する位置を示す印刷位置データ、画像の大きさを示す印刷領域サイズデータなどの各種情報が入力される。
主制御部501は、印刷情報に応じた画像を被捺染物上に形成するため、ドラム駆動部505を介してモータ506を駆動制御し、保持ドラム5を間欠的に回転させる。また、主制御部501は、主走査駆動部503を介して主走査モータ504を駆動制御して、キャリッジ4を主走査方向(矢印A方向)に移動走査させる。そして、ヘッド駆動制御部502を介して記録ヘッド2を駆動制御して、記録ヘッド2から所要の液体を吐出させ、画像を形成する。
目安領域設定部509は、印刷位置データと印刷領域サイズデータに基づいて保持ドラム5上に配置されている複数の発光部201の内の点灯させる発光部201を指定するデータを点灯制御部510に与える。
点灯制御部510は、目安領域設定部509から指定された発光部201を点灯させる制御をする。
次に、本実施形態の作用について図22を参照して説明する。図22は同作用説明に供する説明図である。なお、図22(a)はホスト側のプレビュー画面、(b)は保持ドラムの一部を展開した説明図、(c)は保持ドラムに被捺染物をセットした状態の説明図である。
まず、図22(a)に示すように、ホスト(外部情報処理装置)400の画面上に、プレビュー画面として、中心位置の発光部201aに対応する中心点411と、外枠210Aに対応する枠線410A、中心線210B、210Cに対応する中心線410B、410Cが表示される。
そこで、ユーザーがプレビュー画面で画像を印刷する位置と印刷領域サイズを設定して印刷指示を行うことで、画像データと印刷位置データと印刷領域サイズデータを含む印刷指示命令がホスト400から主制御部501に送られる。
ここで、印刷位置データは、例えば、中心点411(中心位置の発光部201a)と中心線410B、410C(210B、201C)を基準にした座標平面での第1象限、第2象限、第3象限、第4象限のいずれかに対応するデータとする。
また、印刷領域サイズデータは、画像を印字するために必要な領域のサイズに関するデータである。
画像形成装置の主制御部501はホスト側から受領した印刷位置データと印刷領域サイズデータを目安領域設定部509に与える。目安領域設定部509は、印刷位置データと印刷領域サイズデータから、保持ドラム5上で目安領域を示すために点灯させる複数の発光部201を選択して、点灯させる発光部201を指定するデータを点灯制御部510に与える。
そこで、点灯制御部510は、目安領域設定部509で選択した複数の発光部201を点灯させることで目安領域220を示す(表示する)制御を行う。
これにより、例えば図22(a)に示すように印刷画像300の印刷位置データと印刷領域サイズデータが与えられると、図22(b)に示すように保持ドラム5上の複数の発光部201が点灯する(点灯を黒丸で、消灯を白丸で図示している。)ことで目安領域220が表示される。この保持ドラム5に被捺染物11をセットすると、図22(c)に示すように、被捺染物11上から点灯している発光部201を視認することができる。
このように、印刷位置やサイズに応じて目安領域を示す発光部を選択的に点灯させることで、保持部材の媒体のセット性が向上する。
なお、この第4実施形態を前記第3実施形態と組み合わせて、第3実施形態のように複数のサイズに応じたセットの目安領域20S、20M、20Lを示すように発光部201を配置したうえで、その一部の発光部201を任意に選択発光させることもできる。
以上の実施形態では、印刷指示によって媒体のセット前にマーク手段200などによって目安領域を示すようにしているが、媒体を保持ドラム5にセットした後に、画像形成装置に取り付けられた操作部などでユーザーが目安領域を選ぶことができるようにすれば、印刷指示のやりや押しや、媒体のセットのやり直しを防ぐことができる。
次に、本発明の第5実施形態について図23及び図24を参照して説明する。図23は同実施形態の説明に供する説明図、図24は同じく媒体をセットしたときの要部拡大説明図である。
本実施形態では、前記第2実施形態の構成において、図23(b)の拡大図に示すように、目安領域の中心位置から搬送方向におけるずれ量を示す目盛り線211及びずれ量に相当する数値212(これらを合わせて「調整量指標」という。)を付記している。
これにより、図24に示すように、ユーザーは被捺染物11を保持ドラム5にセットした後、操作部などから目盛り線211の数値を入力することによって、装置側で画像形成位置を調整するように構成できる。
なお、目盛り線211及び数値211は、図24に示すように、被捺染物11を保持ドラム5にセットした状態でも目視できる位置に設けることが好ましい。
このように、媒体を保持ドラムにセットした後に、印刷位置を見ながら調整することができるので、媒体を保持ドラムに再セットする手間を省くことができる。
なお、本実施形態は、搬送方向の目盛り線を設けている例であるが、搬送方向と直交する方向(矢印B方向)や傾きについても視認できる目盛り線を設けることができる。
次に、本発明の第6実施形態について図25を参照して説明する。図25は同実施形態におけるマーク手段の説明に供する説明図である。
本実施形態では、媒体をセットする保持面105aが平面となった保持部材105を備えている。
保持部材105には、媒体をセットするときの目安領域を示すマーク手段として、各実施形態で説明したような発光部201の配置位置に相当する位置に貫通穴からなる開口221が形成されている。
そして、保持部材105の保持面105aと反対側に開口221に入射する光を発生する発光手段222を配置している。ここでは、発光手段222を点灯することによってすべての開口221に光が入射するようにしている。
このように構成したので、発光手段222をON状態にして点灯することで、開口221を光が通過して開口221が点灯したと同様の状態になる。
これにより、前記各実施形態と同様に、媒体のセットが容易になる。
次に、本発明の第7実施形態について図26を参照して説明する。図26は同実施形態におけるマーク手段の説明に供する説明図である。
本実施形態は、前記第6実施形態において、保持部材105の媒体をセットする面である保持面105aには、光を透過可能なフィルム部材224を貼り付けて、開口221の保持面側を塞いでいる。
これにより、開口によって媒体の平面性が損なわれることがなくなる。
なお、上記第6実施形態、第7実施形態のマーク手段を、前記第3実施形態に適用する場合には、マーク手段202S、202M、202Lそれぞれに対応するマーク手段を有する構成としても良い。つまり、マーク手段202Sの発光部群に対応する複数の開口221と各開口221に共通の発光手段222とで構成されるマーク手段S、マーク手段202Mの発光部群に対応する複数の開口221と各開口221に共通の発光手段222とで構成されるマーク手段M、マーク手段202Lの発光部群に対応する複数の開口221と各開口221に共通の発光手段222とで構成されるマーク手段Lを有する構成とすればよい。
次に、本発明の第8実施形態について図27を参照して説明する。図27は同実施形態におけるマーク手段の説明に供する説明図である。
本実施形態においては、発光手段225で発する光をファイバ226によって開口221に導くようにしている。
このようにすれば、発光手段を複数に分けることで、光を発する開口221を選択することができ、例えば前記第3実施形態のような構成も実現できる。
上記の各実施形態においては、媒体が被捺染物である例で説明しているが、これに限らず、保持部材に保持できる媒体であれば、シート用紙などでも適用することができ、媒体が限定されるものではない。
2 記録ヘッド
5 保持ドラム(保持手段、回転体)
6 第1の保持手段
7 第2の保持手段
11 被捺染物(媒体)
20 目安領域
105 保持部材
200 マーク手段
201 発光部
201A 発光部群
201B 発光部群(中心マーク手段)
221 開口
222 発光手段

Claims (8)

  1. 媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    セットされる前記媒体を保持する保持部材と、を備え、
    前記保持部材には、前記媒体をセットするときのセット位置の目安となる目安領域を示すマーク手段を有し、
    前記マーク手段は光を発する発光部である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記発光部は、前記保持部材に設けられた発光体を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記発光部は、
    前記保持部材に設けられた開口と、
    前記開口に入射する光を発生する発光手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記保持部材の前記媒体をセットする面側には、前記開口を塞ぐ光を透過可能な部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記マーク手段は、前記目安領域の中心を示す中心マーク手段を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 異なる大きさの複数の前記目安領域を示す複数のマーク手段を有している
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記保持部材は、回転体である
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    セットされる前記媒体を保持する保持部材と、を備え、
    前記保持部材には、光を発する複数の発光部を有し、
    前記複数の発光部の内の所要の発光部を発光させて、前記媒体をセットするときのセット位置の目安となる目安領域を示す制御をする制御手段を備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP2014245873A 2014-12-04 2014-12-04 画像形成装置 Pending JP2016107474A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014245873A JP2016107474A (ja) 2014-12-04 2014-12-04 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014245873A JP2016107474A (ja) 2014-12-04 2014-12-04 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016107474A true JP2016107474A (ja) 2016-06-20

Family

ID=56122850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014245873A Pending JP2016107474A (ja) 2014-12-04 2014-12-04 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016107474A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019131909A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 株式会社リコー 布地をセットする方法、位置出し用治具、布地保持部材、印刷装置、印刷対象をセットする方法
JP2019206132A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 株式会社リコー 位置出し用部材、画像付与装置、印刷対象をセットする方法、プログラム
JP2020051002A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 株式会社リコー 印刷対象保持部材、印刷装置、加熱装置、画像付与装置、プログラム
EP3715135A1 (en) * 2019-03-29 2020-09-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Non-transitory computer-readable medium, print image control device, and control method of print image control device
US11167567B2 (en) 2019-03-15 2021-11-09 Ricoh Company, Ltd. Printing device

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019131909A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 株式会社リコー 布地をセットする方法、位置出し用治具、布地保持部材、印刷装置、印刷対象をセットする方法
JP7043857B2 (ja) 2018-01-30 2022-03-30 株式会社リコー 布地をセットする方法、位置出し用治具、布地保持部材、印刷装置、印刷対象をセットする方法
JP2019206132A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 株式会社リコー 位置出し用部材、画像付与装置、印刷対象をセットする方法、プログラム
CN110549750A (zh) * 2018-05-30 2019-12-10 株式会社理光 找位用构件、图像赋予装置、印刷对象设置方法及记录介质
CN110549750B (zh) * 2018-05-30 2021-09-10 株式会社理光 找位用构件、图像赋予装置、印刷对象设置方法及记录介质
JP7031497B2 (ja) 2018-05-30 2022-03-08 株式会社リコー 位置出し用部材、画像付与装置、印刷対象をセットする方法、プログラム
JP2020051002A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 株式会社リコー 印刷対象保持部材、印刷装置、加熱装置、画像付与装置、プログラム
JP7172379B2 (ja) 2018-09-28 2022-11-16 株式会社リコー 印刷方法、印刷対象保持部材、印刷装置、加熱装置、画像付与装置、プログラム
US11167567B2 (en) 2019-03-15 2021-11-09 Ricoh Company, Ltd. Printing device
EP3715135A1 (en) * 2019-03-29 2020-09-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Non-transitory computer-readable medium, print image control device, and control method of print image control device
US11042337B2 (en) 2019-03-29 2021-06-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Print image control device, method and computer product for projecting an overlap deleted print image onto an object to be printed
US11354075B2 (en) 2019-03-29 2022-06-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Non-transitory computer-readable medium storing computer-readable instructions that cause processor of print image control device to set print position, print image control device that sets print position, and control method of print image control device that sets print position

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016107474A (ja) 画像形成装置
US9340038B2 (en) Drawing apparatus and method for controlling drawing in drawing apparatus
CN103459155B (zh) 用于印刷片材的离线检查以及颜色测量以生产纸币以及类似印刷证券的装置
JP6596922B2 (ja) 画像形成装置
JP2016193560A (ja) 印刷装置および印刷方法
JP7056487B2 (ja) 印刷装置、印刷制御装置、及び、印刷装置の制御方法
US11338595B2 (en) Print apparatus, method for controlling the same, and storage medium
KR100646623B1 (ko) 양면실사 출력장치
US11642904B2 (en) Electronic hand stamp
JP2012166444A (ja) 印刷制御装置、方法及びプログラム
JP2020029098A (ja) 画像形成装置
WO2018139356A1 (ja) プログラム及び印刷システム
JP5272145B2 (ja) 側面着色装置
US10434799B2 (en) Systems and methods for reducing banding artefacts of an image on a substrate
JP2021016958A (ja) 印刷装置
CN214727577U (zh) 印刷装置
JP2012040703A (ja) インクジェットプリンタ
US12005702B2 (en) Suction apparatus and printing apparatus
JP7321326B2 (ja) インクジェット記録装置及びその制御方法
JP2017170761A (ja) 印刷装置、印刷方法及びプログラム
JP2005212300A (ja) 印刷色修正方法
JP2018129934A (ja) 搬送速度制御装置
JP2010165038A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2009274385A (ja) 熱転写印画方法
KR20170094868A (ko) 필름용 열전사 프린터