JP2016106569A5 - - Google Patents

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電動リール
本発明は、釣り用リール、特に、釣り糸を巻き取り可能な電動リールに関する。
電動リールは、スプールの回転をモータによって行えるリールである。従来の電動リールは、モータを操作する操作部と、水深表示用のたとえば液晶ディスプレイからなる表示装置と、を有する。表示装置には、仕掛けの水深、モータの調整段階、棚位置などが表示される。表示装置を電動リールに設けると、電動リールが大型化するとともに、重量が増加する。そこで、電動リールの外部に表示装置を設けた電動リールが知られている(たとえば、特許文献1参照)。従来の電動リールは、表示装置は、電動リール専用のものであり、電気ケーブルによって、電動リールに接続される。また、従来の電動リールは、船縁に固定される竿受けに装着されるとともに、表示装置も竿受けに装着される。
特開2002−27878号
従来の電動リールでは、表示装置を電動リールと別に設けたので、電動リールの小型化及び軽量化を図れる。しかし、電動リール及び表示装置が竿受けに装着され、かつ、電動リールの表示装置が電気ケーブルによって接続されるので、釣り竿を握る手で電動リールを持てない。このため、魚の動きに合わせて釣り竿を移動させることができず、電動リールの操作性が十分ではない。
本発明の課題は、電動リールの小型化及び軽量化を図りつつ操作性を向上させることにある。
本発明に係る電動リールは、釣り竿に装着可能であり、釣り糸を巻き取り可能なリールである。電動リールは、リール本体と、スプールと、モータと、操作部と、受電部と、回転検出部と、発信部と、を備える。リール本体は、釣り竿に装着可能な竿装着脚部、フレーム、サムレスト、並びに第1側カバー及び第2側カバー、を有する。フレームは、互いに間隔を隔てて対向する第1側板及び第2側板を含む。サムレストは、第1側板及び第2側板の間でスプールの軸心よりも竿装着脚部から離反して配置され、釣り竿に装着された際に釣り竿を握る手の親指を載置可能な板状に形成される。第1側カバー及び第2側カバーは、第1側板及び第2側板をスプールの軸方向外側から個別に覆う。スプールは、第1側板及び第2側板の間に回転可能に支持され、外周に釣り糸が巻き付けられる。モータは、第1側カバーと第2側カバーによって囲まれた空間内に配置され、スプールを回転駆動する。操作部は、モータを操作するためにリール本体に移動可能に設けられる。受電部は、モータを駆動する電力をリール外部から受ける。回転検出部は、第1側カバー及び第2側カバーのいずれか一方の内部に収容され、スプールの回転を検出する。発信部は、回転検出部の検出結果に関する情報を信号化し、リール外部に無線発信する。
この電動リールでは、発信部が、スプールの回転に関する情報を信号化して無線発信できるので、外部の表示装置に、例えば仕掛けの位置を水深によって表示できる。このため、電動リールの小型化及び軽量化を図ることができる。また、リール本体にサムレストが設けられるので、釣り竿を握った手で電動リールを掴み、その手と反対の手でハンドルの操作を行うことができる。しかも、表示装置とは無線発信が可能であるため、表示装置との間のケーブルがない。このため、電動リールの操作性を向上させることができる。
電動リールは、回転検出部の検出結果から表示情報を生成する表示情報生成部をさらに備えてもよい。発信部は、生成された表示情報を信号化し、リール外部に無線発信してもよい。この場合には、表示情報として、仕掛けの水深、スプールの回転速度、モータの回転速度などを数値で無線発信できるので、外部の表示装置にこれらを表示できる。
電動リールは、第1側カバー及び第2側カバーの一方の内部に設けられ、操作部の操作に応じてモータを制御可能なモータ制御部をさらに備えてもよい。この場合には、モータ制御部をモータの近くに配置できるので、電動リールをさらに小型化できる。
電動リールは、第1側カバー及び第2側カバーの一方の内部に設けられ、パルス幅変調によってモータを駆動するモータ駆動部をさらに備えてもよい。モータ制御部は、操作部の操作に応じて、モータ駆動部をデュティー制御してもよい。この場合には、モータ駆動部もモータの近くに配置できるので、電動リールをさらに小型化できる。また、モータ制御部が、モータ駆動部を操作部の操作に応じてデュティー制御するので、モータの回転を精度よく細かく制御できる。
発信部は、操作部の操作位置を信号化し、リール外部にさらに無線発信してもよい。この場合には、操作部の操作位置をリール外部に無線発信できるので、外部の表示装置に操作位置を表示できる。
本発明によれば、電動リールの小型化及び軽量化を図りつつ操作性を向上させることができる。
本発明の一実施形態による電動リールを含む電動リールシステムの構成を示すブロック図。 電動リールシステムの構成を示す斜視一部正面図。 本発明の一実施形態による電動リールの斜視図。 第1側カバーを外した状態の電動リールの側面図。 図4の切断線V−Vによって切断した断面図。
図1及び図2において、本発明の一実施形態による電動リール8は、釣り糸を前方に繰り出し可能な小型のリールである。なお、以降の電動リール8の説明では、釣り糸の繰り出し方向が前方向であり、左右は、電動リール8を後方から見たときの状態で表す。電動リール8は、表示装置を有しておらず、電動リール8の外部に設けられる汎用の表示装置4に表示情報を発信可能である。汎用の表示装置4は、例えば、スマートフォン、タブレット、及びスマートフォンを介して通信可能なウェラブル端末などの通信端末を含む。表示装置4に、電動リール8から送信される表示情報を表示可能にするアプリケーションをインストールすることによって、携帯端末を電動リール8の表示装置4として機能させる。また、電動リール8は、電動リール8の外部に設けられる給電装置6から電力が供給される。給電装置6は、電動リール8に直接装着可能なものでもよい。本実施形態では給電装置6は、直の電源6aと、電源6aと電動リール8とを電気的に接続するケーブル6bと、を有する。ケーブル6bは、電源6a及び後述する受電部20に着脱可能、かつ電気的に接続可能である。電動リールシステム2は、給電装置6と電動リール8とによって構成される。
図1、図3、図4、及び図5において、電動リール8は、ハンドル10と、リール本体12と、スプール14と、モータ16と、操作部18と、受電部20と、回転検出部22と、制御部24と、モータ駆動部26と、発信部28と、位置検出部30と、を備える。
図3に示すように、ハンドル10は、スプール14を手動で糸巻き取り方向に回転させるために設けられる。本実施形態では、ハンドル10は、リール本体12の右側に設けられる。なお、ハンドルがリール本体の左側に設けられてもよい。
図3、図4及び図5に示すように、リール本体12は、例えば、短繊維のグラスファイバーで強化された合成樹脂製の部材である。リール本体12は、釣り竿RDに装着可能な竿装着脚部32、フレーム34、サムレスト36、並びに第1側カバー38及び第2側カバー40、を有する。竿装着脚部32は、釣り竿RDに装着可能に前後方向に延びる。竿装着脚部32は、例えば、フレーム34と一体的に形成される。フレーム34は、第1側板34a及び第2側板34bと、第1側板34a及び第2側板34bを前後に間隔を隔てて連結する複数の連結部34cと、含む。第1側板34a及び第2側板34bは、互いにスプール14の軸心X方向に間隔を隔てて対向する。サムレスト36は、第1側板34a及び第2側板34bの間で軸心Xよりも竿装着脚部32から離反して配置される。サムレスト36は、釣り竿RDに装着された際に釣り竿RDを握る手の親指を載置可能な板状に形成される。サムレスト36は、リール本体12の糸繰り出し側である前部に設けられる。
第1側カバー38及び第2側カバー40は、第1側板34a及び第2側板34bを、スプール14の軸方向外側から個別に覆う。第1側カバー38と第1側板34aとの間、及び第2側カバー40と第2側板34bとの間には、それぞれ各種の機構を装着するための空間が形成される。
スプール14は、図5に示すように、第1側板34a及び第2側板34bの間に回転可能に支持され、外周に釣り糸が巻き付けられる。スプール14は、中心を貫通するスプール軸42に一体回転可能に連結される。スプール14は、スプール軸42を介してリール本体12に回転自在に支持される。スプール軸42は、第1側板34a及び第2側カバー40に軸受によって回転自在に支持される。スプール14は、一体形成された糸巻き胴部14a、第1フランジ部14b、第2フランジ部14c、及びボス部14d、を有する。第1フランジ部14bは、糸巻き胴部14aの一端に一体形成され、第1側板34aに対向して配置される。第2フランジ部14cは、糸巻き胴部14aの他端に一体形成され、第2側板34bに対向して配置される。ボス部14dは、糸巻き胴部14aとスプール軸42との間に配置され、スプール軸42に一体回転可能に連結される。第1フランジ部14bの第1側板34aと対向する面には、周方向に間隔を隔てて配置され、第1側板34aに向けて突出する複数(例えば2つ)の突起部14eが設けられる。各突起部14eには、回転検出部22によって検出される磁石44が装着される。
モータ16は、第1側カバー38と、第2側カバー40と、によって囲まれた空間内に配置され、スプール14を回転駆動する。具体的には、モータ16は、図4に示すように、スプール14よりも前方に配置される。モータ16は、第1側板34aと第2側板34bとを連結する筒状に形成された前側の連結部34c(図3参照)の内部に収納される。前側の連結部34cは、スプール14よりも前方に配置される。
操作部18は、モータ16を操作するためにリール本体12に設けられる。操作部18はレバー又は円形のダイヤルの形態である。本実施形態では、操作部18は、図3に示すように、第2側板34bと第2側カバー40の間に回動自在に配置されるダイヤルの形態である。操作部18の回動範囲は、例えば120度程度である。操作部18の操作位置(例えば、操作部18の回動位置)は、位置検出部30によって検出される。
受電部20は、モータ16を駆動する電力をリール外部から受ける。本実施形態では、給電装置6から電力を受ける。受電部20は、図4及び図5に示すように、第1側カバー38と第1側板34aとの間に設けられるコネクタ20aを有する。コネクタ20aは、例えばケーブル6bを着脱可能かつ電気的に接続可能な雄コネクタであり、内部に図示しない複数の端子ピンが設けられる。
回転検出部22は、第1側カバー38及び第2側カバー40のいずれか一方の内部に収容され、スプール14の回転を検出する。本実施形態では、図4に示すように、回転検出部22は、第1側カバー38の内部に収容される。具体的には、回転検出部22は、第1側板34aに設けられるセンサケース48内に収容されるセンサ46を有する。センサ46は、例えばホール素子である。センサ46は、第1フランジ部14bに設けられる複数の磁石44の磁力を検出することによって、スプール14の回転方向及び回転位置の変化(例えば、スプール14の回転速度及びスプール14が何回転したかを示す回転数)を検出可能である。センサ46は、ホール素子に限定されず、ロータリエンコーダ又は光センサでもよい。
制御部24は、第1側カバー38及び第2側カバー40のいずれか一方の側カバーの内部に収容される。本実施形態では、制御部24は、回転検出部22と同じ側カバー、すなわち、第1側カバー38の内部に設けられる。具体的には、図4に示すように、制御部24は、第1側板34aの第1側カバー38と対向する面に固定された合成樹脂製の制御ケース50内に収容される。制御部24は、例えば、マイクロコンピュータによって構成される。制御部24は、図1に示すように、ソフトウェアによって実現される機能構成として、モータ制御部24aと、表示情報生成部24bと、を有する。モータ制御部24aは、操作部18の操作に応じてモータ16を制御可能である。モータ制御部24aは、操作部18の操作範囲を複数段階(例えば31段階)に分割して、速度一定モードと、張力一定モードとの二つの制御モードのいずれかでモータ16を制御可能である。速度一定モードでは、スプール14の回転速度を複数段階に設定できる。張力一定モードでは、釣り糸に作用する張力を複数段階に設定できる。表示情報生成部24bは、回転検出部22の検出結果から表示情報を生成する。具体的には、回転検出部22によって検出された回転数からスプール14から繰り出された糸長を算出し、仕掛けの水深の表示情報を生成する。
モータ駆動部26は、パルス幅変調によってモータ16を駆動する。モータ制御部24aは、操作部18の操作の段階に応じてモータ駆動部26をデュティー制御する。モータ駆動部26は、図4に示すように、制御ケース50内に制御部24とともに収容される複数の電界効果トランジスタ26aを含む。
発信部28は、例えば制御ケース50内に制御部24とともに収容される。発信部28は、回転検出部22の検出結果に関する情報を信号化し、リール外部に無線発信する。また、発信部28は、位置検出部30で検出された操作部18の操作位置を信号化し、リール外部にさらに無線発信する。発信部28は、IEEE 802.15.1又はIEEE 802.15.4等で規格化された近距離無線通信規格に準拠した信号を発信する。
図1に示す位置検出部30は、例えば、操作部18に設けられる図示しない検出子を検出するセンサを有する。例えば検出子は磁石であり、センサはホール素子である。なお、センサは、ホール素子に限定されず、ロータリエンコーダ又は光センサでもよい。位置検出部30は、センサから操作部18の回動位置を出力する。
このように構成された電動リール8では、釣りを行うときは、竿装着脚部32に装着された釣り竿RDをリール本体12とともに握る。このときサムレスト36が設けられているので、釣り人は、釣り竿RDを握る手の親指をサムレスト36に載置し、釣り竿RDとともに電動リール8を掴む。本実施形態では、ハンドル10がリール本体12の右側に配置される右ハンドルの電動リール8である。したがって、釣り竿RDを握る手は左手である。左ハンドルの電動リールの場合は、釣り竿RDを握る手は右手である。ここでは、リール本体12にサムレスト36が設けられるので、釣り竿RDを握った手で電動リール8を掴み、その手と反対の手でハンドル10の操作を行うことができる。このため電動リール8の操作性が向上する。
操作部18を操作すると、回動位置に応じてモータ制御部24aがモータ16を制御してスプール14が糸巻き取り方向に回転する。スプール14が回転すると、回転検出部22がスプール14の回転を検出し、表示情報生成部24bが、糸長を算出して表示情報を生成する。生成された表示情報、及び位置検出部30で検出された回動位置は、発信部28によって信号化され発信される。この信号を予めペアリングされた表示装置4が受信する。表示装置4では、回動位置及び表示情報をアプリケーションによって、表示情報を数値及び図形の少なくともいずれかで表示する。また、回動位置を値(例えば、1−39の数値)及び図形の少なくともいずれかで表示する。ここでは、発信部28から表示情報及び回動位置を無線で表示装置4に発信して表示するので、電動リール8の小型化及び軽量化を図れる。さらに、釣り人がすでに使用している汎用の表示装置4で表示情報及び操作情報を表示できるので、電動リール8の外部に表示装置4を設けても、電動リール8のコストが増加しない。
<特徴>
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
(A)電動リール8は、釣り竿RDに装着可能であり、釣り糸を巻き取り可能なリールである。電動リール8は、リール本体12と、スプール14と、モータ16と、操作部18と、受電部20と、回転検出部22と、発信部28と、を備える。リール本体12は、釣り竿RDに装着可能な竿装着脚部32、フレーム34、サムレスト36、並びに第1側カバー38及び第2側カバー40、を有する。フレーム34は、互いに間隔を隔てて対向する第1側板34a及び第2側板34bを含む。サムレスト36は、第1側板34a及び第2側板34bの間でスプール14の軸心Xよりも竿装着脚部32から離反して配置される。サムレスト36は、釣り竿RDに装着された際に釣り竿RDを握る手の親指を載置可能な板状に形成される。第1側カバー38及び第2側カバー40は、第1側板34a及び第2側板34bをスプール14の軸方向外側から個別に覆う。スプール14は、第1側板34a及び第2側板34bの間に回転可能に支持され、外周に釣り糸が巻き付けられる。モータ16は、第1側カバー38と第2側カバー40によって囲まれた空間内に配置され、スプール14を回転駆動する。操作部18は、モータ16を操作するためにリール本体12に移動可能に設けられる。受電部20は、モータ16を駆動する電力を電動リール8の外部から受ける。回転検出部22は、第1側カバー38及び第2側カバー40のいずれか一方の内部に収容され、スプール14の回転を検出する。発信部28は、回転検出部22の検出結果に関する情報を信号化し、電動リール8の外部に無線発信する。
この電動リール8では、発信部28が、スプール14の回転に関する情報を信号化して無線発信できるので、外部の表示装置4に、例えば仕掛けの位置を水深によって表示できる。このため、電動リール8の小型化及び軽量化を図ることができる。また、リール本体12にサムレスト36が設けられるので、釣り竿RDを握った手で電動リール8を掴み、その手と反対の手でハンドル10の操作を行うことができる。しかも、表示装置4とは無線発信が可能であるため、表示装置4との間のケーブルがない。このため、電動リール8の操作性を向上させることができる。
(B)電動リール8は、回転検出部22の検出結果から表示情報を生成する表示情報生成部24bをさらに備えてもよい。発信部28は、生成された表示情報を信号化し、電動リール8の外部に無線発信してもよい。この場合には、表示情報として、仕掛けの水深、スプール14の回転速度、モータ16の回転速度などを数値で無線発信できるので、外部の表示装置4にこれらを表示できる。
(C)電動リール8は、第1側カバー38及び第2側カバー40の一方の内部に設けられ、操作部18の操作に応じてモータ16を制御可能なモータ制御部24aをさらに備えてもよい。この場合には、モータ制御部24aをモータ16の近くに配置できるので、電動リール8をさらに小型化できる。
(D)電動リール8は、第1側カバー38及び第2側カバー40の一方の内部に設けられ、パルス幅変調によってモータ16を駆動するモータ駆動部26をさらに備えてもよい。モータ制御部24aは、操作部18の操作に応じて、モータ駆動部26をデュティー制御してもよい。この場合には、モータ駆動部26もモータ16の近くに配置できるので、電動リール8をさらに小型化できる。また、モータ制御部24aが、モータ駆動部26を操作部18の操作に応じてデュティー制御するので、モータ16の回転を精度よく細かく制御できる。
(E)発信部28は、操作部18の回動位置を信号化し、電動リール8の外部にさらに無線発信してもよい。この場合には、操作部18の回動位置を電動リール8の外部に無線発信できるので、外部の表示装置4に回動位置を表示できる。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
(a)汎用の表示装置4は、上記の通信端末に限定されず、電動リール8と近距離無線通信規格等で通信可能な汎用のものであればどのようなものでもよい。
(b)上記実施形態では、発信部28が信号の発信を行っているが、本発明がこれに限定されない。発信部が信号を受信できるように構成してもよい。この場合には、制御モード及び表示モードの切り換え、魚が群れている棚位置の設定等の操作を表示装置で行える。このため、電動リール8にこれらの操作部を設ける必要がなくなり、電動リール8のさらなる小型化及び軽量化を図れる。
(c)上記実施形態では、発信部28が回転検出部22の検出結果に関する情報として、表示情報生成部24bによって生成された表示情報を信号化して発信したが、本発明はこれに限定されない。発信部28から回転検出部22の検出結果を信号化して送信し、表示装置4側でその信号から表示情報を生成して表示してもよい。
(d)上記実施形態では、モータ16を操作する操作部18が開示されるが、モータ16の操作以外の操作を行う別の操作部を設けてもよい。例えば、モータの制御モードの切り換え、糸長とスプールの回転数との関係の学習、棚位置の設定などのための別の操作部をリール本体12に設けてもよい。この場合、別の操作部は、サムレスト36又は第1側カバー38に設けてもよい。また別の操作部は、一つの操作部の異なる操作方法(例えば、短押し及び長押し、若しくは、シングルクリック又はダブルクリック)によって、複数の操作を実現するようにしてもよい。
8 電動リール
12 リール本体
14 スプール
16 モータ
18 操作部
20 受電部
22 回転検出部
24a モータ制御部
24b 表示情報生成部
26 モータ駆動部
28 発信部
32 竿装着脚部
34 フレーム
34a 第1側板
34b 第2側板
36 サムレスト
38 第1側カバー
40 第2側カバー
X 軸心
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